JPS5988762A

JPS5988762A - 静電記録装置

Info

Publication number: JPS5988762A
Application number: JP19904182A
Authority: JP
Inventors: Junichi Koiso; 順一小磯; Takashi Ito; 伊藤　丘; Sanji Nemoto; 根本　三次; Yuko Fujima; 藤間　祐子; Masakazu Fukuchi; 真和福地; Kunio Ito; 国雄伊藤
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1982-11-15
Filing date: 1982-11-15
Publication date: 1984-05-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（１）本発明は、像形成体上に形成した静電潜像を磁気ブラシ
現像装置によってトナー像に現像し、該トナー像を記録
紙に転写して定着する記録装置の改良に関する。

従来、電子写真複写機等の静電記録装置において、機内
に紙粉や粉塵等の夾雑物が増加して、そのために下記の
様なトラブルが発生することがあった。

■夾雑物が像形成体に静電的に付着し画質を低下させる
、■像形成体の残留トナーを除去するクリーニング装置
がスクレーバブレードを用いたものである場合に、夾雑
物がスクレーバブレードの像形成体との当接部の未りＩ
Ｊ　　＝ング側に堆積し、その一部がブレードと像形成
体の当接部に入り込み、クリーニング不良を引き起す、
■クリーニング装置のスクレーバブレードが像記録の休
止時に像形成体から離間せしめられるようなものでは、
上記クリーニング不良の発生が一層頻繁に起る、■夾雑
物が現像部において像形成体から掻き取られて現像装置
内に入り込み、現像剤と混合して現ｌ　９　）伸性を低下させ、濃度ムラや黒縁あるいはカブリ等を生
ぜしめたり、像形成体の表面に傷を付けたりする、■像
形成体の残留トナーをクリーニング装置から現像装置に
リサイクルして使用するものにあっては、上記現像性低
下等のトラブルが一層顕著となって画質をさらに低下さ
せ、また、現像剤の凝集等も引き起す、■現像装置が一
成分磁性トナーを用いる磁気ブラシ現像装置で、磁気ブ
ラシ形成における穂切り板の穂切り間隙をＱ、５＋ａｍ
以下としたような場合は、夾雑物や凝集した現像剤が穂
切り間隙部に詰って、現像剤の搬送性がｌＡすれ、記録
画像に白筋が現われだりする、■夾雑物が像形成体の周
囲に設けられている帯電装置、転写装置１分離装置、除
電装置等のコロナ発生装置のワイヤ電極等に付着して、
放電性能を低下させ、画質を低下させる、■夾雑物がミ
ラー、レンズ等の光学系に付着して像形成を妨げたり、
その他機内に付着して機内汚れの原因となる。

そこで、このようなトラブルの発生を防１ヒする方法と
して、像形成体へと記録紙を送り込む搬送手段の距てて
設けた搬送ローラの間に、記録紙の表面を摺擦する回転
ブラシと、該ブラシによって取られた紙粉等を吸引除去
するサクションとを設けるようにした方法が特開昭５３
−５５１．２８号公報により知られており、寸た、クリ
ーニング装置から回収トナーを現像装置に戻すリサイク
ル系路中にフィルタを設けて回収トナーから夾雑物を除
去するようにした方法が特開昭５４−４．３７４５号、
実開昭５５−１２８０６０号各公報に上り知られており
、さらに、現像装置内で一部の現像剤を分流１〜てフィ
ルタ手段をｉ［Ｔ（すことにより、あるいは気流を利用
して紙粉等を飛ばすことにより、現像剤中の夾雑物を除
去する方法が実開昭５６−６９７５０号、実開昭５７−
９０４５０号各公報号各り知られている。

このうち、回転ブラシを用いて記録紙から紙粉等を除去
する方法は、装置が大型化するばかりでなく、記録紙の
搬送の安定性と同期とを保つために装置が複雑となり、
しかも記録紙から無理に紙粉等を発生させると云う問題
があり、回収トナーのリサイクル系路中にフィルタを設
ける方法は、リサイクル系路に特別の余裕を持たせるよ
うにしないと十分な夾雑物の除去がなされないと云う問
題があり、現像装置内で現像剤を分流してフィルタを通
す方法は、特別の分流回路を設ける必要があるし、気流
で紙粉等を飛ばす方法は、現像剤と共に凝集した夾雑物
の除去が難しいと云った問題がある０本発明は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、特
に、現像装置内で現像剤中から夾雑物の除去が行われて
、前記した様なトラブルの発生が防止される静電記録装
置を提供するものである。

本発明の静電記録装置は、磁気ブラシ現像装置を用いた
静電記録装置であって、現像装置の磁気ブラシの穂の高
さを規制する穂切り部材の背面側に接して飛散した現像
剤等が堆積する受は部を設けたことを特徴とし、この特
徴によって、特別の分流回路を設けることなく、紙粉は
勿論のこと、現像剤と結合したような夾雑物も正常な現
像剤から除去して、前記■〜■のトラブルの発生を防Ｉ
卜するものである。

以下、本発明を図面に基いて説明する。

第１図は本発明に係る静電記録装置の一例を示す概要断
面図、第２図は現像装置部分の断面図、第３図は第２図
の部分詳細図である。

第１図の静電記録装置は、像形成体である感光体ドラム
１が矢印方向に回転し、その表面がスクレーバブレード
を用いたクリーニング装置２によってクリーニングされ
、クリーニングされた表面が帯電装置３によって一様帯
電され、その帯電面に像露光装置４による原稿画像の投
影光５を照射されて静電潜像が形成され、その静電潜像
が磁気ブラシ現像装置６によってトナー像に現像され、
一方、給紙手段７または８あるいは９によって記録紙が
送り込み搬送手段１０に送り込まれ、送り込み搬送手段
１０が記録紙を前記トナー像の転写位置に達する時期に
合わせて感光体ドラム１の表面に接するように送υ込み
、そこで感光体ドラム１上のトナー像が転写装置１１に
よって記録紙に転写され、転写された記録紙が分離装置
１２によって感光体ドラム１の表面から分離されて・送
り出し搬送手段１３により定着装置１４に送られ、定着
装置１４で転写されたトナー像を定着されて、排出搬送
手段１５により機外に排出されることによって複写即ち
、記録を行うものである。なお、１６は、トナー像が記
録紙に転写され易いように、感光体ドラム１の表面を露
光する転写前露光ランプである。

この記録装置の磁気ブラシ現像装置６け、第２図に示し
たように、現像剤補給装置１７の下部を形成する補給壁
部６ａを通して補充現像剤とクリーニング装置２からの
回収トナーを供給され、その供給された現像剤が攪拌装
置６ｂによって現像装置内の現像剤と混合１〜、混合し
た現像剤が現像スリーブ６ｃ内のマグネットロール６ｄ
の磁力によって現像スリーブ６Ｃ上に磁気ブラシを形成
し、その磁気ブラシの穂の高さが穂切り部材６ｅによっ
て規制され、そして、高さを規制された磁気ブラシの穂
が感光体ドラム１の表面を摺擦することによって静電潜
像をトナー像に現像するものであるが、穂切り部材６ｅ
の背面側に金網からなる衝立壁６ｆを設けて、穂切り部
材６ｅの背面と、衝立壁６ｆの現像スリーブ側の反対面
とで、穂切り部材６ｅを通過して起き上ろうとする磁気
ブラシの穂の運動で飛散させられる現像剤等の堆積受は
部Ａを形成している。なお、１８は補給トナーの搬送混
合スクリューで、図示例では、これによってクリーニン
グ装置２から回収トナーが送られ、そして現像剤補給装
置１７内の補給現像剤と混合されて、補給壁部６ａの孔
から混合した現像剤が現像装置内に落下する。

クリーニング装置２からの回収トナーに混じって現像装
置６内に入り込んだ夾雑物や、現像部側から現像装置６
内に入り込んだ夾雑物は、トナー粒子に比較すると一片
の体積が大きくて密度が小さく、しかも非磁性体である
ため、現像剤と共に穂切り部材６ｅの位置を通過したと
きに起き上ろうとする磁気ブラシの穂の運動で飛散し易
い。１〜かも現像装置６内に入り込んだ夾雑物は、遅か
れ早かれ現像剤と共に現像スリーブ６ｃによって運ばれ
て穂切り部材６ｅを通過するようになる。

したがって、穂切り部材６ｅの背面側に接１〜て堆積受
は部Ａを設けたことにより、この堆積受は部Ａに効果的
に夾雑物が堆積捕捉されて、現像部に夾雑物が到達する
ことを防１１ニすると共に、現像装置内に夾雑物が蓄積
増加することを防ｆ１〕するから、前記した様な夾雑物
によるトラブルの発生が防止される。

第３図はこの堆積受は部Ａの設けられている部分の詳細
を示し、堆積受は部Ａを形成する金網からなる衝立壁６
ｆは、穂切り部材６ｅの直後に位置するマグネットロー
ル６ｄの磁極Ｎのはソ上方に位置するように穂切り部材
６ｅの背面側に取付はられていて、このような位置を占
めることによって舞い上っだ紙粉等の異物の堆積捕集効
果が−）々と向上することが判明した。

なお、堆積受は部Ａを形成する衝立壁６ｆに金網を用い
たことで、夾雑物と共に堆積受は部Ａに堆積した現像剤
は衝立壁６ｆの網目を通して現像スリーブ６Ｃ側に還元
されるから、堆積受は部Ａには夾雑物と夾雑物に現像剤
が付着した結合物と（９）が篩分けられた形で溜才ることになる。

寸だ、金網の衝立壁６ｆが、第３図に示したように、断
面り型の一辺が衝立して他辺が穂切り部材６ｅの背面に
沿って取付られたようなものであると、穂切り部材６ｅ
の背面上においても、夾雑物は金網の目によって留めら
れて現像剤のみが背面に沿って現像スリーブ６ｃ側に流
れ落ちるようになると云う効果が得られる。金網には、
最小開口径乃至は開口の一辺の長さが、例えば紙粉等の
夾雑物の大きさが差渡しで２００μ〜１ｃｌＩＬ　程度
であるから、２００μ以下で現像剤の粒径よりも大きい
ものが用いられ、したがって１００〜２００μのものが
適当に用いられる。金網に限らず孔あき板等の多孔部材
も用いられることは勿論である。しかし、堆積受は部Ａ
Ｋ堆積した現像剤等の機外への搬送手段を設けた場合や
、堆積受は部Ａの容積を大きく取れる場合等においては
、衝立壁６ｆに、金網の如き多孔部材を用いなくても、
単なる板材を用いてもよくなる。また、衝立壁６ｆと穂
切り部材６ｅが一体のものであってもよいことは勿論（
１０）である。

以」二述べたように、本発明によれば、磁気ブラシ現像
装置の穂切り部材の背面側に飛散した現像剤等の堆積受
は部を設けると云う簡単な手段で、夾雑物による前記■
〜■のトラブルの発生を軽減ｉ〜得ると云う優れた効果
が得られ、現像剤の寿命も、キャリヤを用いた現像剤に
おいて従来Ｍε集等のために１００００コピー程度で交
換を必要と１〜でいたのが、キャリヤの劣化が目立つよ
うになる３００００コピー甘で交換を必要としない上下
台に、著しく延びると云う効果が得られる。しかし、本
発明は現像剤がキャリヤを用いる二成分現像剤に限らず
、−成分現像剤であっても適用し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る静電記録装置の一例を示す概要断
面図、第２図は現像装置部分の断面図、第３図は第２図
の部分詳細図である。１・・・感光体ドラム、　　　２・・・クリーニング装
置、３・・・帯電装置、　　　　　４・・・像露光装置
、５・・・投影光、　　　　　　６・・・磁気ブラシ現
像装置、６Ｃ・・・現像スリーブ、６ｄ・・・マグネッ
トロール、６ｅ・・・わＪＪ切り部材、　　　６ｆ・・
・衝立壁、７〜９・・・給紙手段、　　１０・・・送り
込み搬送手段、１１・・・転写装置、　　　　１２・・
・分離装置ａ１１３・・・送り出し搬送手段、１４・・
・定着装置、１５・・・排出搬送手段、　　１６・・・
転写前露光ランプ、１７・・・現像剤補給装置、　１８
・・・搬送混合スクリュー。特許出願人　小西六写真工業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】（１）　　像形成体上に形成した静電潜像を磁気ブラシ
現像装置によってトナー像に現像し、該トナー像を記録
紙に転写して定着する記録装置において、前記現像装置
の磁気ブラシの穂の高さを炉側する穂切り部材の背面側
に接ｌ〜て飛散した現像剤等が堆積する受は部を設けた
ことを特徴とする静電記録装置。（２）　　像形成体上に残留したトナーがクリーニング
装置によって除かれて現像装置に送られ再使用される特
許請求の範囲第１項記載の静電記録装置。（５）　前記受は部の器壁に堆積した現像剤等を篩分け
する多孔部材が用いられている特許請求の範囲第１項ま
たは第２項記載の静電記録装置。