JPS5990872A

JPS5990872A - 静電記録装置

Info

Publication number: JPS5990872A
Application number: JP19976882A
Authority: JP
Inventors: Junichi Koiso; 順一小磯; Takashi Ito; 伊藤　丘; Sanji Nemoto; 根本　三次; Yuko Fujima; 藤間　祐子; Masakazu Fukuchi; 真和福地; Kunio Ito; 国雄伊藤
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1982-11-16
Filing date: 1982-11-16
Publication date: 1984-05-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、像形成体上に形成した静電潜像を磁気ブラシ
現像装置によってトナー像に現像し、該トナー像を記録
紙に転写して定着する記録装置の改良に関する。

従来、電子写真複写機等の静電記録装置において、機内
に紙粉や粉塵等の夾雑物が増加して、そ、のために下記
の様なトラブルが発生することがあった。

■夾雑物が像形成体にＩ＃也的に付着し画質を低下させ
る、■像形成体の残留トナーを除失するクリーニング装
置がスクレーパブレードを用いたものである場合に、夾
雑物がスクレーパブレードの像形成体への当接部の未ク
リーニング餌に堆積し、その一部がブレードと像形成体
の当接部に入り込み、クリーニング不良を引き起す、■
クリーニング装置のスクレーパブレードが像記録の休止
時に像形成体から離間せしめられるようなものでは、上
記クリーニング不良の発生が一層頻繁に起る、■夾雑物
が現像部において像形成体から掻き取られて現像装置内
に入り込み、現像剤と混合して現像性を低下させ、濃度
ムラや黒かφあるいはカブリ等を生ぜしめたり、像形成
体の表面に傷を＋ｊけたすする、■像形成体の残留トナ
ーをクリーニング装置から現像装置にリサイクルして使
用するものにあっては、上記現像性低下等のトラブルが
一層顕著となって画質をさらに低下させ、まだ、現像剤
の凝集等も引き起す、■現像装置が一成分磁性トナーを
用いる磁気ブラシ現像装置で、磁気ブラシ形成における
穂切り板の穂切り間隙を０．５−闘以下としたような場
合は、夾雑物や凝集した現像剤が穂切り間隙部に詰って
、現像剤の搬送性が乱れ、記録画像に白筋が現われたり
する、■夾雑物が像形成体の周囲に設けられている帯電
装置、転写装置９分離装置、除電装置等のコロナ発生装
置のワイヤ電極等に付着して、放電性能を低下させ、画
質を低下させる、■夾雑物がミラー、レンズ等の光学系
に付着して像形成を妨げたり、その他機内に付着して機
内汚れの原因となる。

そこで、このようなトラブルの発生を防止する方法とし
て、像形成体へと記録紙を送り込む搬送手段の距てて設
けた搬送ローラの間に、記録紙の表面を摺擦する回転ブ
ラシと、該ブラシによって取られた紙粉等を吸引除去す
るサクションとを設けるようにした方法が特開昭５３−
５５１．２８号公報により知られており、また、クリー
ニング装置から回収トナーを現像装置に戻すリサイクル
系路中。

にフィルタを設けて回収トナーから夾雑物を除去するよ
うにした方法が特開昭５４−４３７４５号、実開昭５５
−１２８０６０号各公報に１り知られており、さらに、
現像装置内で一部の現像剤を分流してフィルタ手段を通
すことにより、あるいは気流を利用して紙粉等を飛ばす
ことにより、現像剤中の夾雑物を除去する方法が実開昭
５６−６９７５０号。

実開昭５７−９０４５０号各公報Ｋ１り知られている。

このうち、回転ブラシを１．１４いて記録紙から紙粉等
を除去する方法は、装置が大型化するばかりでなく、記
録紙の搬送の安定性と同期とを保つために装置が複雑と
なり、しかも記録紙から無理に紙粉等を発生させると云
う問題があり、回収トナーのリサイクル系路中にフィル
タを設ける方法は、リサイクル系路に特別の余裕を持た
せるようにしないと十分な夾雑物の除去がなされないと
云う間４ｉがあり、現像装置内で現像剤を分流してフィ
ルタを通ず方法は、特別の分流回路を設ける必要がある
し、気流で紙粉等を飛ばす方法は、現像剤と共に凝集し
た夾雑物の除去が９！Ｉｌｌ　Ｌいと云った問題がある
。

本発明は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、特
に、現像装置内で現像剤中から夾雑物の除去が行われて
、前記した様なトラブルの発生が防止される静電記録装
置を提供するものである。

本発明の静電記録装置は、磁気ブラシ現像装置を用いた
静電記録装置であって、現像装置内の現像剤が回転攪拌
手段の周りを流動する経路に夾雑物を受は止める受は部
材を固定して設けたことを特徴とし、この特徴によって
１、特別の分流回路を設ける仁となく、紙粉等の夾雑物
は勿論のこと、現像剤と結合したような夾雑物も正常な
現像剤から除去して、前記■〜■のトラブルの発生を防
止したものである。

以下、本発明を図面に基いて説明する。

第１図は本発明に係る静電記録装置の一例を示す概要断
面図、第２図は現像装置部分の断面図である。

第１図の静電記録装置ｔよ、像形成体である感光体ドラ
ム１が矢印方向に回転し、その表面がスクーレーパブレ
ードを用いたクリーニング装置２によってクリーニング
され、クリーニングさ才した表面が帯電装置３によって
一様帯′市され、その帯電面に像露光装置４によるｙｌ
、Ｍｉｆｉｉ像の投影光５を照射されて静電潜像が形成
され、その静電潜像が磁気ブラシ現像装置６によってト
ナー像に現像され、一方、給紙手段７捷たは８あるいは
９によって記録紙が送り込み搬送手段ｌＯに送り込まれ
、送り込み搬送手段１０が記録紙を前記トナー像の転写
位置に達する時期に合わせて感光体ドラム１の表面に接
するように送り込み、そこで感光体ドラム１上のトナー
像が転写装置１１によって記録紙に転写され、転写され
た記録紙が分離装置１２によって感光体ドラム１の表面
から分に［Ｅされて、送り出し搬送手段１３に′１り定
着装置１４に送られ、定着装置１４で転写されたトナー
像を定着されて、排出搬送手段１５によυ機外に刊出さ
れることによって複写即ち、記録を行うものである。な
お、１６は、トナー像が記録紙に転写され易いように、
感光体ドラム１の表面を露光する転写前露光ランプであ
る。

この記録装置の磁気ブラシ現像装置６は、第２図に詳細
を示したように、現像剤補給装置１７の下部を形成する
補給壁部６ａを通して補充現像剤とクリーニング装置２
からの回収トナーを搬送混合スクリュー１８によって混
合した状態で供給され、その供給された現像剤が矢印方
向に回転する攪拌手段６ｂによって現像装置内の現像剤
と混合し、混合した現像剤が現像スリーブ６ｃ内のマグ
ネｙトａ−ル６ｄの磁力によって現像スリーブ６ｃ上に
磁気ブラシを形成し、穂切シ板６ｅによって高さを規制
された磁気ブラシの穂が感光体ドラム１の表面を摺擦す
ることによって静′屯潜像をトナー像に現像するもので
あるが、この現像装置内の攪拌手段６ｂによってその周
りを現像剤が流動する経路には、クリーニング装置２か
らの回収トナーと共に送り込凍れ、あるいは現像部から
取り込まれて混入した夾雑物を受は止める受は部材６ｆ
が装置壁に固定して設けられている。この受は部材６ｆ
には、トナーやキャリヤ等の現像剤は通過。

させて、現像剤粒子よりも大きな体積の夾雑物や夾雑物
と現像剤との凝集物をｆ別する金網等の多孔部材を用い
ることが好ましい。受は部材６ｆには、紙粉等の夾雑物
の大きさが差渡しで２００μ〜１儒程度であり、現像剤
の粒径が１００μ以下であることから、網目の最小開口
径乃至は開口の一辺の長さが１１）０〜２００μの範囲
の金網あるいは同等の開口を有するバー７オレートプレ
ート等が適当に用いられる。しかし、受は部材６ｆの設
置位置を現像剤粒子よりも密度が小さくて飛赦し易い夾
雑物の割合が多くなる撹拌手段６ｂから離れた上方とし
た場合や、受は部材６ｆ土に堆積する夾雑物等の搬出手
段を設けるようにした場合などには、受は部材６ｆに必
ずしも多孔部材を用いなくても、単なるプレート状のも
のも用いられるようになる。

現像装置内の現像剤は殆んど全部が攪拌手段６ｂの周り
を流動するようになるから、上述のように受は部材６ｆ
ｔ設けたことによって、混入した夾雑物は効果的に受は
部材６ｆに捕捉されることになり、したがって現像装置
内で現像剤に対する夾雑物の割合が高くなることが防止
され、それによって前記■〜■のトラブルの発生も軽減
すると云う効果が得られる。

なお、図示例の磁気ブラシ現像装置６においては、穂切
り板６ｅの背面側にも受は部材６ｆにおける金網の如き
多孔部材からなる衝立壁６ｇを設けて、衝立壁６ｇの現
像スリーブ側の反対面と穂切り板６ｅの背面とで形成さ
れる堆積骨は部Ａに夾雑物が捕捉されるようにしている
。即ち、夾雑物は体積が大で密度が小さく、シかも非磁
性であるため、磁気ブラシと共に穂切り板６ｅを通過す
るものがあっても、それは穂切り板通過後の起き上ろう
とする磁気ブラシの穂の運動で飛ばされ易く、そして堆
積骨は部Ａに堆積して捕捉されるようＫなる。この堆積
骨は部Ａにおいても、衝立壁６ｇを多孔部材としたこと
で夾雑物と共に堆積する現像剤は衝立壁６ｇの網目を通
して磁気ブラシに還元されるが、堆積骨は部Ａの容積が
大きい場合や堆積物の搬出手段を設けた場合には、働立
壁６ｇに必ずしも多孔部材を用いなくてもよくなる。

このような堆積骨は部Ａを設けたことで、現像部に夾雑
物が到達することが大幅に減少して、一層前記■〜■の
トラブルの発生が防止された。

また、図示していないが、回転軸に円形状の板を傾斜し
て並設した構成よりなる攪拌手段６ｂの円形状の板の両
面や現像装置の内壁等にパイル布やモルトプレーン等の
スポンジなどを貼付すると、パイルやスポンジ表面に夾
雑物か捕捉されて、一層現像剤に対する夾雑物の割合が
減少し、前記■〜■のトラブルの発生が軽減するように
なる。

しかし、本発明は、このような柚切り板の背向に堆積骨
は部を設けたり、攪拌手段等にパイル布等を貼付したり
する例に限定されるものでないことは勿論であり、また
現像剤がトナーとキャリヤから二成分現像剤に限定され
るものでないことも勿論である。そして本発明によれば
、前記■〜■のトラブルが防止されて鮮明な画像記録が
行われるだけでなく、現像剤の寿命も著しく延びると云
う優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る静電記録装置の一例を示す概要断
面図、第２図は現像装置部分の断面図である。１・・・感光体ドラム、　　２・・・クリーニング装置
、３・・・帯電装置、　　　　４・・・像露光装置、５
・・・投影光、　　　　　６・・・磁気ブラシ現像装置
、６ｂ・・・攪拌手段、　　　　６Ｃ・・・現像スリー
ブ、６ｅ・・・積切り板、６ｆ・・・受は部材、６ｇ・
・・衝立板、　　　　　７〜９・・・給紙手段、１０・
・・送り込み搬送手段、１１・・・転写装置■、１２・
・・分離装置、　　　　１３・・・送り出し搬送手段、
１４・・・定着装置Ｉ、１！５・・・排出搬送手段、１
６・・・転写前露光ランプ、１７・・・現像剤補給装置
、１８・・・搬送混合スクリュー。特許出１人　　小西六写真工業株式会社も１　図５８４− 躬２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）像形成体上に形成した静電潜像を磁気ブラシ現像
装置によってトナー像に現像し、該トナー像を記録紙に
転写して定着する記録装置において、前記現像装置内の
現像剤が回転攪拌手段の周りを流動する経路に夾雑物を
受は止める受は部材を固定して設けたことを特徴とする
静電記録装置冴。
（２）　　前記受は部材に現像剤の通過を許す多孔部材
を用いた特許請求の範囲第１項記載の静電記録装置。