JP2006343657A - 電子写真記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
飛散キャリアによる印刷品質低下を防止し、特に、用紙サイズを幅狭用紙から、幅広用紙に換えた直後の印刷であっても、高品質な画像印刷を可能とした電子写真記録装置を提供する。
【解決手段】
感光体と、現像機、転写装置、定着器を有し、前記現像機は固定磁石と回転する外周からなるキャリア回収部材を有する、二成分現像剤を用いて現像を行う電子写真記録装置において、前記キャリア回収部材の下流である現像機下部に、落下キャリア捕集部材を設けた。
【選択図】 図1
飛散キャリアによる印刷品質低下を防止し、特に、用紙サイズを幅狭用紙から、幅広用紙に換えた直後の印刷であっても、高品質な画像印刷を可能とした電子写真記録装置を提供する。
【解決手段】
感光体と、現像機、転写装置、定着器を有し、前記現像機は固定磁石と回転する外周からなるキャリア回収部材を有する、二成分現像剤を用いて現像を行う電子写真記録装置において、前記キャリア回収部材の下流である現像機下部に、落下キャリア捕集部材を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は電子写真記録装置に関し、詳しくは同装置の印刷品質維持に関するものである。
キャリアとトナーを主成分とする二成分現像剤による現像方式は、電子写真記録装置に従来より用いられている。該方式では、現像マグネットローラ上の現像剤からなる穂立ちから、トナーを感光体に付着させ現像が行われるが、この時、感光体に付着するキャリアもある。また、回転する現像マグネットローラ上や、現像機の隙間より漏れ出し飛散するキャリアも存在する。これら現像機内に回収されなかったキャリアは、装置内を汚染し、印刷品質の低下をもたらす。
記録媒体としてカット紙を用いる電子写真記録装置の場合、搬送される用紙と用紙との間に隙間が生じる。その為、用紙間にキャリアが落下、堆積することになり、その上を用紙が通過することで、印刷面のみならず、裏面の汚れも生じる。両面印刷を行う場合は、用紙裏面の汚れは、即ち印刷面の汚れを招くことにもなる。また、幅狭用紙を連続印刷した後、幅広用紙で印刷を行う場合は、連続印刷中、幅狭用紙にひろわれず、幅狭用紙領域外に落下堆積し続けたキャリア上を幅広用紙が通過することとなり、通紙初期の印刷では、落下キャリアによる黒点や白抜が多数発生し、顕著な印刷品質低下を招くことにもなる。
以上、記録媒体としてカット紙を用いる電子写真記録装置の場合について述べたが、連続紙を用いた電子写真記録装置においても、用紙幅を幅狭用紙から幅広用紙に切替えた場合、同様な理由により、印刷品質に不具合が現れる。
そこで、これら現像機内に回収されないキャリアによって生じる印刷品質の低下を防止するため、各種方法が提案されている。
例えば、現像領域下流の感光体近傍にキャリア捕集マグネットを設け、感光体上のキャリアを吸着、捕集し、更に、捕集マグネットより大きな磁力をもつ、現像機の現像マグネットローラの磁気ブラシに引き込まれ、現像機内の現像剤中に回収する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、現像機下流に設けたマグネットローラにより、感光体に付着したキャリアを捕集する方法が提案されている(例えば、特許文献2、3参照)。他に、磁性体を構成要素に持つキャリア回収部材によって感光体表面に付着したキャリアを回収する方法が示されている(例えば、特許文献4、5、6参照)。
これら各方法で示されたキャリア回収部材により、感光体上に付着したキャリア、あるいは、現像機から飛散するキャリアの回収がなされる。しかしながら、全ての飛散キャリアの回収は難しく、特に大量印刷時にあっては、多量の飛散キャリアが生じ、現像機下部に堆積することになる。この為、幅狭用紙を通紙した後、幅広用紙を印刷すると、用紙搬送パス上に落下し堆積したキャリアを用紙が拾い、印刷面上に白抜け等の不具合が現れる。
また、高速機では、低速機に比べ飛散するキャリア量も多くなり、従って、これら飛散キャリアを回収する為には、捕集部材の大型化、多数化、回転の高速化、高磁力化等の対策が必要になってくる。しかしながら、捕集部材の大型化、多数化には広いスペースを必要とし、装置の大型化を招く。また、回転の高速化は、その遠心力により逆に捕集部材からキャリアを再飛散させることとなる。捕集部材からの再飛散を防止する為、高磁力化を行うと、転写前の感光体上の画像を乱す等の悪影響を及ぼす。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、飛散キャリアによる印刷品質低下を防止し、特に、用紙サイズを幅狭用紙から、幅広用紙に換えた直後の印刷であっても、高画質を維持可能とした電子写真記録装置を提供することを課題とするものである。
上記課題は、感光体と、現像機、転写装置、定着器を有し、前記現像機は固定磁石と回転する外周からなるキャリア回収部材を有する、二成分現像剤を用いて現像を行う電子写真記録装置において、前記キャリア回収部材の下流である現像機下部に、落下キャリア捕集部材を設けることによって解決される。
本発明によれば、キャリア回収部材を有する現像機の下部にキャリア捕集部材を設け、飛散キャリアを捕集する構成としたので、転写前の用紙上にキャリアが落下することはなく、また、用紙搬送系上への落下キャリアの堆積も生ぜず、従って、落下キャリアによる白抜け等の不具合が発生せず、印刷品質低下を防止することができる。
飛散キャリアによる印刷品質低下を防止するという目的を、キャリア回収部材をもつ現像機の下部にキャリア捕集部材を設け、転写前の用紙上へのキャリア落下を防止することで実現した。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明からなる電子写真記録装置を示す図である。感光体1の周辺には、帯電器2、現像機3、転写装置4、イレーズランプ5、クリーニング装置6等が配置されている。
感光体1は、帯電器2によって一様に帯電され、光学ユニット7から記録情報に従って発生されるレーザー光によって露光され、静電潜像が形成される。その後、トナーとキャリアを主成分とする二成分現像剤が収容された現像機3によって静電潜像は現像され、感光体1上にトナー像が形成される。トナー像は、転写装置4通過時に記録媒体8上に転写され、定着器15によって記録媒体8上に画像が定着される。また、記録媒体8上に転写されず、感光体1上に残留したトナーは、イレ−ズランプ5によって除電され、クリーニング装置6で除去される。
本実施例においては、現像機3は、2本の現像マグネットローラ9を有し、下段の現像マグネットローラ9の下流に、キャリア回収部材10が設けられており、該キャリア回収部材10は、固定磁石と回転する外周から構成されている。
図2は、キャリア回収部材10周辺の部分拡大図であり、各々の回転方向は矢印で示されている。2本の現像マグネットローラ9は、現像機3内部から現像機3外部へ現像剤を噴出するかの如く、各々が逆方向に回転する。キャリア回収部材10の外周は、上側の現像マグネットローラ9と同方向に回転し、キャリア回収部材10の外周上に捕集されたキャリアは、再び現像機3内部に回収されることとなる。
このようにして、現像機3内部から飛散するキャリアの大部分は、キャリア回収部材10によって回収されるが、上部の現像マグネットローラ9の回転方向に従って飛散するキャリアや、現像機端部方向から飛散するキャリア等については、キャリア回収部材10の効果は及ばない。
これら回収しきれなかった飛散キャリアは、装置内部を汚染することとなり、多くは、装置下部に落下していく。しかし、同サイズの用紙を連続して両面印刷する場合においては、用紙が落下キャリアを拾っていくので、最下部に位置する両面印刷搬送系11に落下キャリアが多量に堆積することはない。しかし、幅狭用紙を印刷すると、特に用紙通過領域外で落下キャリアの堆積が生じる。このため、次に幅広用紙を通紙すると、幅狭用紙通過領域外に堆積した落下キャリアを拾うことになり、特に初期通紙分で白抜け等の画質低下が発生する。
本実施例においては、キャリア回収部材10で回収できなかった飛散キャリアは、キャリア回収部材10の下流に設けられたキャリア捕集部材12上に落下、堆積していく。このため、転写前の用紙上にキャリアが落下することも無く、また、幅狭用紙通過領域外の両面印刷搬送系11に落下キャリアが堆積し、幅広用紙通紙時に堆積した落下キャリアを拾うことも無い。
また、キャリア捕集部材12は、図1に示すように扁平な形状とすることが可能であり、現像機3下の僅かな隙間に設けることが出来る。更に、本実施例のキャリア捕集部材12においては、着脱可能な捕集キャリア貯留部13が設けられているため、捕集キャリアを清掃廃棄する頻度が少なくなる。
キャリア捕集部材12としては、一部を凹ませる等して捕集キャリア貯留部13を一体とすることも可能であり、また、キャリア捕集部のみとし、専用の貯留部分を設けずとも良い。更に、捕集キャリアをチューブ等を経由し移送させることで、捕集キャリア貯留部13をキャリア捕集部から離れた位置に独立に設けることも可能である。
図3は、キャリア捕集部材12を両面印刷搬送系11の上部に設けた、本発明の他の実施例を示す。この場合も、キャリア捕集部材12をキャリア回収部材10の下流に設けた場合と同様、両面印刷搬送系11への落下キャリアの堆積防止の効果が得られる。
以上説明したように上記の構成とすることで、転写前の用紙上にキャリアが落下することはなく、また、用紙搬送系上への落下キャリアの堆積も生ぜず、従って、落下キャリアによる白抜け等の不具合が発生せず、印刷品質低下を防止することが可能である。
1は感光体、2は帯電器、3は現像機、4は転写装置、5はイレーズランプ、6はクリーニング装置、7は光学ユニット、8は記録媒体、9は現像マグネットローラ、10はキャリア回収部材、11は両面印刷搬送系、12はキャリア捕集部材、13は捕集キャリア貯留部、14は搬送ローラ、15は定着器である。
Claims (4)
- 感光体と、現像機、転写装置、定着器を有し、前記現像機は固定磁石と回転する外周からなるキャリア回収部材を有する、二成分現像剤を用いて現像を行う電子写真記録装置において、前記キャリア回収部材の下流である現像機下部に、落下キャリア捕集部材を設けたことを特徴とする電子写真記録装置。
- 感光体と、現像機、転写装置、定着機を有し、前記現像機は固定磁石と回転する外周からなるキャリア回収部材を有する、二成分現像剤を用いて現像を行う電子写真記録装置において、落下キャリア捕集部材を、両面印刷搬送系の上部に設けたことを特徴とする電子写真記録装置。
- 前記キャリア回収部材が、内部の回転駆動する磁石と固定された外周からなることを特徴とする請求項1、2の何れかに記載の電子写真記録装置。
- 前記キャリア捕集部材には、着脱可能なキャリア貯留部が設けられていることを特徴とする請求項12、3の何れかに記載の電子写真記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005170980A JP2006343657A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005170980A JP2006343657A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 電子写真記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006343657A true JP2006343657A (ja) | 2006-12-21 |
Family
ID=37640656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005170980A Pending JP2006343657A (ja) | 2005-06-10 | 2005-06-10 | 電子写真記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006343657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11300915B2 (en) | 2020-07-31 | 2022-04-12 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport guide device, sheet-shaped object processing apparatus, and powder using apparatus |
-
2005
- 2005-06-10 JP JP2005170980A patent/JP2006343657A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11300915B2 (en) | 2020-07-31 | 2022-04-12 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Transport guide device, sheet-shaped object processing apparatus, and powder using apparatus |
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