JPH0635084B2 - 2主軸旋回主軸台付nc旋盤 - Google Patents

2主軸旋回主軸台付nc旋盤

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JPH0635084B2
JPH0635084B2 JP1480587A JP1480587A JPH0635084B2 JP H0635084 B2 JPH0635084 B2 JP H0635084B2 JP 1480587 A JP1480587 A JP 1480587A JP 1480587 A JP1480587 A JP 1480587A JP H0635084 B2 JPH0635084 B2 JP H0635084B2
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日出晴 山中
和生 森田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 改良された主軸台を有する2主軸NC旋盤に関する。
従来技術 自動車のアルミホイールを加工するNC旋盤では工作物
のチャックへの着脱は取付け時の振れの確認や取外し時
の工作物内にたまった切粉の排出等があり、自動化が難
しいので人力で行っている。従ってこれらの着脱時間は
すべて正味加工時間外のアイドルタイムとなり機械稼動
率が低下するので切削加工中に工作物の着脱を行うこと
が考えられていた。このことを可能とする方法として2
軸ロータリ主軸台が考えられるが公知の多軸ロータリ主
軸台としては例えば特公昭60-59083号のようにインデッ
クステーブル上垂直に複数のチャックユニットを備えチ
ャックユニットが加工位置とワーク着脱位置に順次旋回
されるようにすると共に加工位置のスピンドルユニット
のみに回動駆動が与えられるようになったものがある。
また特公昭58-18161号のように複数の主軸を複雑に組合
わせたロータリ主軸台を備えた多軸自動盤や特開昭58-2
02740 号のように複数の主軸が割出軸線と45゜の角度で
同一点において互いに交叉する複数の主軸を有するロー
タリ主軸台を備えた多軸自動盤等がある。
発明が解決しようとする問題点 工作物(アルミホイール)は重さが15kg前後あり従来の
NC旋盤の工作物着脱位置では作業者は前のめりの所謂
および腰姿勢で着脱作業を行うので腰痛を引き起こす原
因となっていた。従って作業し易い着脱位置で、機械稼
動率向上のため旋削加工時間中に着脱及び振れの検査確
認ができ、更に工作物内にたまった切粉や切削油剤の大
半が排出された好ましい状態で着脱位置に工作物が回動
されて来るという条件を満足させる必要がある。これに
対し特公昭60-59083号は平行する複数の主軸を有するチ
ャックユニットであって、作業し易い着脱位置が得にく
い構造であり、また特公昭58-18161号は複数の主軸が同
時に切削加工に使用されるように考案された多軸自動盤
であって問題点の解決手段とはならない。また特開昭58
-202740 号は2本の主軸軸心線が平面交叉をする直交主
軸であって振れ検査用の低速回転のできない構造であ
り、何れも上述の条件を満たす構造ではない。
問題点を解決するための手段 右前側面がZ軸方向とX軸方向に対し45゜の方向を向く
垂直平面3aに形成された主軸台3と、該垂直面3aに
直交する旋回軸心線15の回りで180 ゜ごとに時計回り
に旋回割出可能に設けられた旋回主軸台4と、該旋回主
軸台4にそれぞれ回転可能に軸承され旋回主軸台4の割
出し位置で1本が前記旋回軸心線の上部位で軸心を水平
且つZ軸方向で右を向き他の1本が前記旋回軸心線の下
部位で軸心を水平且つX軸方向で前を向き互いに旋回軸
心線の上下で直角に立体交叉し180 ゜毎の旋回でZ軸方
向の切削位置とX軸方向の着脱位置とに交互に割出され
る2本の主軸A,主軸Bと、Z軸方向に割出された前記
主軸を切削回転する主軸駆動軸ユニット25と、X軸方
向に割出された前記主軸を把持工作物の振れ検査のため
低速駆動する低速駆動ユニット40を含んでなり、旋削
加工中に工作物Wの着脱及び振れ検査を可能となしたも
のである。
実施例 以下本発明の実施例を図面にもとづき説明する。床上に
設けられたベース1上に上面及び前面に左右(Z軸)方
向の摺動案内面2a,2bを有するベッド2が固設され
ベッド2の左側に主軸台3が固設されている。主軸台3
は前右側がベッドのZ軸摺動案内面2a,2bに対し45
゜の角度をなす垂直平面3aに形成されており、この45
゜の垂直平面3aの中央に穿設された丸穴の円周が軸受摺
動案内面3bに形成されている。この軸受摺動面3bに旋
回主軸台4が嵌挿され旋回主軸台に固着された摺動リン
グ4aが軸受摺動面3bの側面を挟む旋回摺動面を形成
し旋回のみ可能に軸承され、主軸台3内に設けられた旋
回用油圧モータ5の出力軸に嵌着される歯車6,摺動リ
ング4aの背面に同心に固定され歯車6に噛合する歯車
7を介し時計回りに旋回が行われる。そして第5,6,
7図のように主軸台3の摺動案内面3bの内側に円周方
向均等に複数の長方形の溝3cが穿設されており、これ
と対となる複数の溝4cが旋回主軸台4の摺動リング4
aの取付面4bに穿設されている。溝3C,4Cにそれ
ぞれカービックギャ片8A,8Bが歯面を上にし歯山を
揃えて同心に埋設されている。このカービックギャ片8
A,8Bに対応して摺動リング4aに油路9aを有する
複数の油圧シリンダ9が穿設されており、この油圧シリ
ンダ9に嵌挿されるピストン10の先端に刻設されたカ
ービックギャ歯形10aがカービックギャ片8A,8B
に噛合圧接されて180 ゜ごとの割出しの位置決めがなさ
れる。またピストン10に穿設された中心穴内にシリン
ダ9に同心に固着さればね支軸11が嵌挿され、ばね支
軸11の鍔部とピストン10の中心穴端面の間にばね1
2が介装されピストン10が常時引込勝手に付勢されて
いる。
旋回主軸台4には旋回軸心線15の上方で旋回軸心線に
対し反時計回り方向45゜即ちベッドのZ軸方向摺動案内
面2a,2bと平行で摺動案内面2a,2b側を向く主
軸Aが複数の軸受16によって回転のみ可能に軸承さ
れ、主軸Aの先端に把持爪17aを有し動力で把持爪1
7aが開閉するAチャック17が嵌着され、後端にはク
ラッチ付歯車13が同心に嵌着されている。このクラッ
チ付歯車13に噛合する中間歯車14が旋回主軸台4に
植設された支軸により回転可能に枢支されている。更に
旋回軸心線15の下方で旋回軸心線15に対し時計回り
45゜即ち前後(X軸)方向で前を向く主軸Aと同一の主
軸Bが複数の軸受18によって回転のみ可能に軸承さ
れ、主軸Bの先端に把持爪19aを有し動力で把持19
aが開閉するBチャック19が固着され、後端にはクラ
ッチ歯車13と同一のクラッチ付歯車20が嵌着され、
中間歯車14と同一の中間歯車27が回転可能に枢支さ
れている。
そして主軸Aと主軸Bは旋回軸心線15の上下で互いの
主軸の後部位が立体交叉し、旋回主軸台4の180 ゜の旋
回割出しで交互にZ軸方向の旋削位置とX軸方向の工作
物W着脱位置とに割出されるようになっている。旋削位
置に割出された主軸と同心に主軸駆動ユニット25の駆
動軸21が主軸台3の左側面に固設されたブラケット2
2に複数の軸受23によって回転可能に軸承されてい
る。そして駆動軸21の後端にプーリ24が嵌着され、
前部にはスプライン21aが刻設されておりクラッチ2
8が軸方向に移動可能に設けられている。
シフト用油圧シリンダ31は油路31a,31bを有
し、主軸台3の左側面に駆動軸心と平行に固着されてお
り、油圧シリンダ31に嵌挿されるピストン32の主軸
側のピストンロッド33の先端に固着されたシフタ34
の先端がクラッチ28の溝28aと係合し、クラッチ2
8が移動して主軸後端のクラッチ付歯車のクラッチ部と
係合するようになっている。更にピストン32の外方の
ピストンロッド35にはドッグ36が2個並んで移動可
能に嵌着されており、これに対応する主軸台3に固着さ
れたリミットスイッチLS1,LS2によってクラッチ
28の係合状態をNC装置37に出力するようになって
いる。
一方前後方向の工作物着脱位置に割出された主軸Aまた
は主軸Bを工作物の振れ確認のため低速回転する低速駆
動ユニット40の枠体41は主軸台3の後側面に固着さ
れ、中心穴がスプライン穴に形成された歯車42が複数
の軸受43によって回転可能に軸承され、歯車42と噛
合する歯車44は枠体41に固着される油圧モータ45
の出力軸先端に固着されている。そして歯車42のスプ
ライン穴にスプライン軸46が軸方向に移動可能に嵌挿
されスプライン軸46の先端に溝47aを有する歯車4
7が固着されている。更に枠体41にスプライ軸46と
平行に油路50a,50bを有する油圧シリンダ50が
固着されており、油圧シリンダ50に嵌挿されるピスト
ン51の主軸側のピストンロッド52の先端に歯車47
の溝47aと係合するシフタ53が固着され、歯車47
が前後方向に移動して中間歯車27又は14との噛合い
のかけ外しが行われる。更にピストン51の外方のピス
トンロッド54の先端にドッグ55が固着されており対
応するリミットスイッチLS3,LS4によって歯車4
7の中間歯車27又は14との噛合状態をNC装置37
に出力する。更に第2図に示すように旋回主軸台4の後
部に旋回軸心線15と同心に圧油及び圧力空気用の回転
接手ユニット62の旋回バルブ58が固設されている。
そして主軸台3の左後側に旋回軸心線15と同心に穿設
された取付穴3dに嵌着される接手枠体59の中心穴内
に旋回バルブ58が嵌挿されAチャック17,Bチャッ
ク19,油圧シリンダ9及び図示しないチャック把持爪
清掃用エアブロ等に油圧及び圧力空気を供給する流路の
接手が形成されている。ベース1の左側にNC制御で回
転変速される主軸モータ60が軸心をZ軸方向にして固
着され、主軸モータ60の出力軸に嵌着される図示しな
いプーリと主軸駆動軸ユニット25のプーリ24間にベ
ルト61が張設されている。
ベッド2上面のZ軸方向の摺動案内面2a上には傾斜す
る上面にX軸方向の摺動案内面63aが削設された上部
往復台63が図示しないNC制御のサーボモータにより
回転されるボールねじによって移動位置決め可能に載置
され、摺動案内面63a上に上部刃物台64がNC制御
のサーボモータ65によって回転される図示しないボー
ルねじによってX軸方向に移動位置決め可能に載置され
ている。上部刃物台64には複数の軸受により旋回可能
に軸承される図示しない旋回軸の先端に工具ホルダを着
脱可能に装着する上部タレット刃物台66がNC制御で
旋回割出可能に固着されている。ベッド2前面の摺動案
内面2bに上面には傾斜する上面にX軸方向の摺動案内
面69aが削設された下部往復台69が図示しないNC
制御のサーボモータにより回転されるボールねじによっ
てZ軸方向に移動位置決め可能に載置され、摺動案内面
69a上に図示しないNC制御のサーボモータにより回
転されるボールねじによってX軸方向に移動位置決め可
能に下部刃物台70が載置されている。下部刃物台70
には下部タレット刃物台71がNC制御で旋回割出可能
に設けられている。
作用 工作物W(アルミホイール)の加工手順は第1工程用の
把持爪19aを有するBチャック19で工作物Wの外周
部を把持し主軸Bを低速で回転して把持工作物Wの振れ
状態を検査し、振れが誤差以内であれば切削位置に旋回
し第1工程の内面及び片側の加工を行い、一旦Bチャッ
ク19から取外して鋳物巣等の材料疵の有無を調べ良品
のみ本機近くの待機場所に置かれる。この第1工程の終
わった工作物Wは再び第1工程で加工された内径を基準
とする把持爪17aを有するAチャック17に把持し、
主軸Aを低速で回転して振れの状態を検査し、誤差以内
であれば切削位置に旋回し第2工程で片側が加工されて
加工完了となる。
今工作物W(アルミホイール)を旋削中のNC旋盤は旋
回主軸台4の切削位置に割出されたAチャック17に把
持された工作物Wの第2工程が開始され、前面の着脱位
置に割出されたBチャック19に第1工程の終わった工
作物Wが把持されている。作業者の操作によってBチャ
ックに供給される圧油が切換えられ第1工程用把持爪1
9aが開かれ第1工程の終わった工作物Wが取外され本
機近くに設けられた素材置場にある素材が作業者によっ
て把持爪19a内に挿入されBチャックに供給される圧
油が切換えられて把持爪19aが閉じ工作物WがBチャ
ック19に把持される。続いて作業者の操作で低速駆動
ユニット40の油圧シリンダ50に供給される圧油が切
換えられて油路50bから供給されピストン51が移動
しシフタ53を介して歯車47が前進し中間歯車27と
噛合され同時にドッグ55がリミットスイッチLS4に
接近してNC装置37に信号を出力する。次いで油圧モ
ータ45に圧油が供給されて回転し歯車44,42,4
7を介して中間歯車27が回転されクラッチ付歯車20
が回転して主軸Bが低速に回転し把持工作物Wの振れの
検査確認が行われる。振れが誤差以内であることが確認
されると油圧モータ45の圧油の供給が停止され図示し
ない主軸割出し装置によって主軸Bが所定位置に停止
し、油圧シリンダ50に供給される圧油が切換えられて
油路50aから供給されピストン51が移動して歯車4
7が後退し噛合が外されドッグ55がリミットスイッチ
LS3に接近し信号をNCに出力する。
一方Aチャック17に把持された工作物Wは第2工程の
旋削加工が終わるとNC装置37の指令で主軸モータ6
0が停止され図示しない主軸割出し装置によって主軸A
が所定位置に停止する。次いで主軸駆動軸ユニット25
の油圧シリンダ31に供給される圧油が切換えられて油
路31bから供給されピストン31が後退しピストンロ
ッド33に固着されるシフタ34を介してクラッチ28
が後退されクラッチ付歯車13のクラッチ部との係合が
外され、ピストンロッド35に固着されたドッグ36が
リミットスイッチLS1に当接してNC装置37に信号
を出力する。同時に第2工程用の工具を装着する上部タ
レット刃物台66及び下部タレット刃物台71はNC装
置37の指令でX軸方向及びZ軸方向に移動し所定の待
機位置に戻され停止する。続いて旋回主軸台4の摺動リ
ング4aに設けられた複数のクランプ用油圧シリンダ9
への圧油の供給が停止され複数のピストン10がばね1
2によって後退し先端のカービックギャ歯形10aが後
退して内外2列のカービックギャ片8A,8Bとの噛合
が外されたのち旋回用油圧モータ5に圧油が供給されて
旋回主軸台4が時計回りに旋回し始める。この旋回でA
チャック17に把持され第2工程の終わった工作物Wは
主軸Aの時計回り旋回で斜め下向きの姿勢となり工作物
内に溜まった切粉や切削油剤の殆どが排出されたのち水
平方向前向きの工作物着脱位置に割出され、同時に素材
を把持したBチャック19は旋削位置に割出される。そ
して主軸台3の割出位置の検出により油圧モータ5の圧
油の供給が停止され、油圧シリンダ9に圧油が供給され
てピストン先端のカービックギャ歯形10aがカービッ
クギャ片8A,8Bに噛合圧接されて位置決めされると
同時にクランプが行われる。続いて主軸駆動軸ユニット
25の油圧シリンダ31の油路31aから圧油が供給さ
れてピストン32が移動しシフタ34を介してクラッチ
28が前進しクラッチ付歯車13のクラッチ部と係合
し、ドッグ36がリミットスイッチLS2に当接してN
C装置37に信号を送りNC制御の主軸モータ60が回
転して主軸Bが回転される。第1工程用の工具を備え所
定の待機位置で停止中の上部タレット刃物台66及び下
部タレット刃物台71は必要工具を加工位置に割出した
のち、同時又は別々にX軸方向及びZ軸方向を工作物W
側へ移動し、加工開始位置に位置決めされたのち切削送
りが与えられ旋削加工が開始される。第1工程が終わる
と再び上部タレット刃物台66及び下部タレット刃物台
71は所定の待機位置に戻され、主軸Bが定位置に停止
されたのち油圧シリンダ31の圧油が切換えられて油路
31bから供給されシフタ34を介してクラッチ28が
後退し、ドッグ36がリミットスイッチLS1に当接し
てNC装置37に信号を出力する。工作物着脱位置に割
出されたAチャック17に把持され第2工程が終わり成
品となった工作物Wはこの第1工程加工時間中に作業者
の操作によって圧油が切換えられ第2工程用の把持爪1
7aが緩み工作物Wが取外され替わってAチャック17
に第1工程が終わり本機近くの待機場所にある工作物W
が把持され、低速回転で振れが検査され誤差以内の確認
が行われ、主軸が停止された状態で旋削加工中のBチャ
ック19の把持工作物Wの第1工程が終わるまで待機す
る。
Bチャック19の把持工作物Wの第1工程の旋削が終わ
ると再び旋回主軸台4が旋回され第1加工の終わった工
作物Wは旋回途中で切粉及び切削油剤が排出されて工作
物着脱位置に割出され、Aチャック17に把持された工
作物Wは切削位置に割出される。切削位置に割出された
工作物Wは第2工程用の工具を備える上部タレット刃物
台66及び下部タレット刃物台71の同時又は別々のX
軸方向及びZ軸方向の移動位置決めで旋削加工が行われ
る。この旋削加工中に着脱位置に割出されたBチャック
19に把持された第1工程の加工の終わった工作物Wは
把持爪19aから取外される。この取外された第1工程
の加工の終わった工作物Wは加工面の材料疵の有無が調
べられて、良品のみが本機近くの所定待機場所で第2工
程待ちとなりBチャック19には新しい工作物W(素
材)が把持爪19aに把持され,低速駆動ユニット40
によって主軸Bが低速に回転され振れの検査確認が行わ
れる。尚主軸A,主軸B共にBチャック19を装着して
第1工程を連続加工し、或いは主軸A,主軸B共にAチ
ャック17を装着して第2工程を連続加工することも可
能である。
効果 以上詳述したように本発明はZ軸方向に対し45゜の旋回
軸心線を有する旋回主軸台に旋回軸心線の上下で主軸後
部位が立体交叉し位置決め時にZ軸方向タレット側を向
く主軸とX軸方向前側を向く2本の主軸を設け、旋回主
軸台の旋回割出しで交互に旋削位置と工作物着脱位置と
に割出可能となしたので、旋削加工中に工作物の着脱並
びに取付の振れの確認ができ機械稼動時間が大幅に向上
する効果を有し、更に旋回途中に工作物内に溜まった切
粉や切削油剤の排出ができる利点を有し、着脱作業に適
した工作物着脱位置が得られるので作業者の無理な姿勢
がなくなり腰痛が防止でき作業者の衛生管理上にも効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は旋削位置に割出された主軸Aの軸心で切断し回
転接手ユニットを除く2主軸にタレット主軸台の上視断
面図、第2図は回転接手ユニットを表した説明用上視断
面図、第3図は主軸台,旋回台を仮想線で表し2主軸旋
回主軸台内の配置を表す説明用斜視姿図、第4図は2主
軸旋回主軸台付NC旋盤の全体斜視姿図、第5図は第1
図の旋回主軸台の旋回位置決め機構を表す部分拡大図、
第6図は第5図のA−A線断面図、第7図は旋回主軸台
の位置決め機構の説明図である。 2……ベッド、3……主軸台 4……旋回主軸台 8A,8B……カービックギャ片 17……Aチャック、19……Bチャック 25……主軸駆動軸ユニット 28……クラッチ、31……油圧シリンダ 34,53……シフタ、37……NC装置 40……低速駆動ユニット 45……油圧モータ、50……油圧シリンダ 58……旋回バルブ、59……接手枠体 62……回転接手ユニット 63……上部往復台、64……上部刃物台 A,B……主軸、W……工作物 LS1,LS2……リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2主軸NC旋盤において、右前側面がZ軸
    方向とX軸方向に対し45゜の方向を向く垂直平面に形成
    された主軸台と、該垂直平面に直交する旋回軸心線の回
    りで180 ゜ごとに時計回りに旋回割出可能に設けられた
    旋回主軸台と、該旋回主軸台にそれぞれ回転可能に軸承
    され旋回主軸台の割出し位置で1本が前記旋盤軸心線の
    上部位で軸心を水平且つZ軸方向で右を向き他の1本が
    前記旋回軸心線の下部位で軸心を水平且つX軸方向で前
    を向き互いに旋回軸心線の上下で直角に立体交叉し180
    ゜毎の旋回でZ 軸方向の切削位置とX軸方向の着脱位置
    とに交互に割出される2本の主軸A,主軸Bと、Z軸方
    向に割出された前記主軸を切削回転する主軸駆動軸ユニ
    ットと、X軸方向に割出された前記主軸を把持工作物の
    振れ検査のため低速駆動する低速駆動ユニットを含んで
    なり、旋削加工中に工作物の着脱及び振れ検査を可能と
    したことを特徴とする2主軸旋回主軸台付NC旋盤。
JP1480587A 1987-01-23 1987-01-23 2主軸旋回主軸台付nc旋盤 Expired - Lifetime JPH0635084B2 (ja)

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JPS5898569A (ja) * 1981-12-03 1983-06-11 日本電気硝子株式会社 建材石板の施工方法
JPH047308Y2 (ja) * 1985-03-13 1992-02-26

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