JPS5898569A - 建材石板の施工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建物の垂直壁面に石板を装着する方法の改良に
関するものである。此の種の施工方法には各種あって、
特にダポニ法が多く採用されている０ 本発明はグボピンを要しない施工法であり、ビンで支え
るのではなく、躯体との結合が面接触であるから強度が
大きい。更に石板の端面にダボ孔をあける必要がないか
ら、薄い石板、特にガラス・セラミック等の薄板の施工
に好適である。

以下図面を用いて説明すれば次の通りである。

図面はいずれも本発明の施工例を示し、第１図は背面か
ら見た石板の正面図、第２図は石板の斜視図、第３図は
支持金具の斜視図、第４図はチャンネルの正面図、第５
図は施工の仕上りを示す側面図である。まず石板Ｐ□（
ｐｍも同様）の裏面の所定位置に、一方の面１１が広く
他方の面１２が狭い台形状の取付部材ｌＯを、その狭い
面１２に接着剤を塗付して固定する。

第４図に示すように、建物の躯体に水平にチャンネル２
０を取り付け、このチャンネル２０の開口部２１に、ネ
ジ２２を一体に溶着した長方形の座金２３を挿入する。

座金２８の両端２４．２５がチャンネル２０にひっかか
るように回転した状態で、支持金具８０をネジ２２で仮
りに取り付ける。

支持金具３０は、第３図に示すように、チャンネル２０
に接する面に縦長のスリブ）３１を設け、その両端３２
．３３を折り曲げて台形状に傾斜させである。取付部材
１０と支持金具３０の台形は同じ角度にしである。

次に、支持金具３０の下側の端面３２に接着剤８４を塗
付する鼻チャンネル２０に仮りに取付けた支持金具３０
を、取付部材１０の位置へ移動させ、両者の面を合せて
、支持金具３０をチャンネル２０に固定する。

次いで、石板Ｐ１の上縁にミ目地具１３をのせて目地幅
を一定に保つようにし、その上に石板Ｐ、を積み上げる
。このとき支持金具３０の上側の端面３３に接着剤３５
を塗付しておき、石板Ｐ、の取付部材１０の面と接触さ
せる。このようにして順次施工する。

台形状の取付部材ｌＯは石板の細片で作ってもよいが、
膨張係数の近似したセラミ、り等で形成し焼成して製作
すれば量産できる。石板への接着は有機接着剤でもよく
、ハンダガラスを用いてもよい。

本発明方法において、支持金具３０の固定位置の調整は
、上下方向については、チャンネル２０の開口部２１及
び支持金具３０に設けた縦長のスリブ）３１によって行
ない、前後方向については、種々の厚さのスペーサ２６
を準備しておき、第５図に示すように、チャンネル２０
と支持金具３０の間にスペーサ２６を挿入して行なう。

躯体にチャンネル２０を取り付けることができず、コン
クリート面に直接支持金具３０を取り付ける場合は、ア
ンカボルトを植え込み、アンカボルトにスペーサ２６を
介して支持金具３０を固定する。

上述したように本発明は、細くて曲りやすいダボピンで
支えるのではなく、面で支えるために強度が大きい。従
って、キルタルを用いて、石板を躯体を接着させる必要
がなＩ、ｓので、躯体の収縮、変形等によって石板が割
れるということはない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明にかかる施工方法を説明するためのもので
、第１図は背面から見た石板の正面図、第２図は背面か
ら見た部分の斜視図、第３図は支持金具の斜視図、第４
図はチャンネルの正面図、第５図は施工の仕上りを示す
側面図である。 ＰＩＰ！は石板、１０は取付部材、２ｏはチャンネル、
３０は支持金具。 特許出願人　日本電気硝子株式会社 代表者　長　崎　準　− ４５図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一方の面が広く、他方の面が狭い台形状の取付部材を、
   その狭い面を石板裏面の所定位置に固着する工程と、建
   物の躯体に前記取付部材と係合する台形状に末広がりの
   支持金具を取付ける工程と、支持金具の傾斜面と取付部
   材の傾斜面を合せる工程と、支持金具を固定する工程と
   からなる建材石板の施工方法。