JPH06350767A - ファクシミリ装置の日時設定方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の日時設定方法

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JPH06350767A
JPH06350767A JP16497593A JP16497593A JPH06350767A JP H06350767 A JPH06350767 A JP H06350767A JP 16497593 A JP16497593 A JP 16497593A JP 16497593 A JP16497593 A JP 16497593A JP H06350767 A JPH06350767 A JP H06350767A
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Tetsuya Kagawa
哲也 香川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示器がなく、かつ、キーが少ない装置でも
日時調整ができるため生産効率が向上する。 【構成】 マスタ機Aは、被設定機Bを起動して、日時
設定プロトコル通信を行い、被設定機からの日時設定要
求信号によって時計モジュールから日時データを読み出
し、時計動作停止データと時計動作開始データとを付加
した日時調整データを作成し、日時調整データを被設定
機へ送信する。被設定機は、マスタ機へ日時設定要求信
号を送信すると共に、日時調整データを受信し、受信さ
れた時計動作停止データによって時計モジュールの時計
を停止し、日時データを時計モジュールに格納し、時計
動作開始データによって時計モジュールの時計の動作を
開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日時設定に好適なファ
クシミリ装置の日時設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置に装備される
時計の時刻調整は、ファンクションキーの操作やマーク
シートによって行われる。例えば、工場の調整工程で
は、LCDとファンクションキー操作によって内部メモ
リを書き換え正確な時刻に合わせていた。また、ユーザ
の都合によって時刻の調整や変更をするとき、マークシ
ートによって入力して正確な時刻調整をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法は、次のような種々の問題があった。
【0004】まず、第一には、LCDが装備されてな
く、キーの数の少ないファクシミリ装置では、工場で時
刻調整する際、特殊な治具がないと、時刻調整ができな
かった。また、ユーザがマークシートによってファクシ
ミリ装置の時刻調整するとき、複雑な操作を要してい
た。
【0005】第二には、海外でファクシミリ装置を使用
するとき、たとえば、日本にあるマスタ機に対して海外
の被設定機がアクセスして日時設定しようとしても設置
地域に時差があるため時刻調整ができないという問題が
あった。特に、ポータブルのファクシミリ装置が普及
し、ファクシミリ装置を海外に持って行って利用する機
会も多くなっており、このようなとき極めて不便であっ
た。
【0006】そこで、本発明は、これらの欠点を解決す
るために、正確な日時設定を簡単にできるファクシミリ
装置の日時設定方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、マス
タ機のファクシミリ装置から日時を被設定機のファクシ
ミリ装置に設定するため前記被設定機が日時設定要求信
号を前記マスタ機へ送信し、前記日時設定要求信号が前
記マスタ機により受信されると、前記マスタ機は自己の
時計モジュールの日時データに時計動作停止データと時
計動作開始データとを付加した日時調整データを作成し
て前記被設定機へ送信する一方、前記被設定機が前記日
時調整データを受信すると、被設定機は前記時計動作停
止データによって自己の時計モジュールの時計を停止さ
せると共に、前記日時データを前記時計モジュールに格
納し、前記時計動作開始データによって前記時計モジュ
ールの動作を開始させ前記マスタ機の日時データに基づ
いて前記被設定機に日時を設定するようにしたものであ
る。
【0008】請求項2の発明は、日時調整データの通信
時間を1秒未満するようにしたものである。
【0009】請求項3の発明は、マスタ機のファクシミ
リ装置から日時を被設定機のファクシミリ装置に設定す
るため前記被設定機が日時設定要求信号を前記マスタ機
へ送信し、前記日時設定要求信号が前記マスタ機により
受信されると、前記マスタ機は自己の時計モジュールの
現在の日時データを第1日時データとしてこの第1日時
データに所定の設定時間を加算した第2日時データに時
計停止データを付加した日時調整データを作成して前記
被設定機へ送信し、さらに、前記時計モジュールの現在
の日時データが前記第2日時データとなったとき、時計
動作開始データを前記被設定機へ送信する一方、前記日
時調整データが前記被設定機により受信されると、前記
被設定機は自己の時計モジュールを前記時計停止データ
によって停止させると共に、前記時計モジュールに前記
第2日時データを格納し、前記時計動作開始データが前
記被設定機により受信されると、前記被設定機は前記時
計動作開始データによって自己の時計モジュールの時計
の動作を開始させ前記マスタ機の日時データに基づいて
前記被設定機に日時を設定するようにしたものである。
【0010】請求項4の発明は、前記マスタ機と前記被
設定機との設置地域に時差がある場合に、前記マスタ機
から受信した日時データを修正して前記被設定機の設置
地域に対応する日時を設定するようにしたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明は、マスタ機と被設定機との間
で時刻設定プロトコル通信が行われマスタ機の正確な日
時データが被設定機に自動的に設定される。従って、L
CD等の表示器がなく、かつ、キーが少ないファクシミ
リ装置でも簡単に人手を煩わすことなく日時調整ができ
るため生産効率が向上する。また、マスタ機をサービス
センタ等に配置すれば、ユーザが被設定機からマスタ機
にアクセスして被設定機の日時調整が簡単にできる。従
って、ユーザがファクシミリ装置の時刻調整のためのマ
ークシート等による煩雑な手間を要することがない。
【0012】請求項2の発明は、日時調整データの信号
の通信時間を1秒以内とするようにしたため日時を正確
に合わせることができる。
【0013】請求項3の発明は、マスタ機の現在の第1
日時データに所定の設定の時刻を加算した後の時刻であ
る第2日時データが被設定機の時計モジュールに格納さ
れる。そして、マスタ機の現在時刻が第2日時データと
なったとき、被設定機の時計動作が開始される。従っ
て、予め被設定機の時計モジュールに先の日時データを
格納し、その時刻となったとき時計モジュールの時計動
作を開始させるため生産効率の向上と共に、時刻の設定
が正確にできる。また、マスタ機をサービスセンタ等に
配置すれば、ユーザが被設定機からマスタ機にアクセス
して被設定機の日時調整が簡単にできる。従って、ユー
ザはファクシミリ装置の時刻調整のためのマークシート
等による煩雑な手間を要することがない。
【0014】請求項4の発明は、マスタ機と被設定機と
の設置地域に時差があっても、その地域に対応して日時
調整機能を発揮されるようになるため時差のある地域で
も簡単に日時調整ができる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の実施
例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施例を示すファク
シミリ装置のシステム構成を示し、図2は、図1に示す
マスタ機および被設定機の構成を示している。
【0017】図1において、マスタ機Aは日付・時刻の
日時が調整されており、被設定機Bは日付・時刻が調整
されておらず、マスタ機Aによって日付・時刻の調整が
されるものであり、両者は回線で接続されている。ま
た、マスタ機Aと被設定機Bのハードウエアの構成はほ
ぼ同じである。
【0018】図2において、スキャナ1は、所定の解像
度で原稿画像を読み取るためであり、プロッタ2は、受
信した画像を印字するためのものである。符号化復号化
部3は、画信号を符号化圧縮すると共に、符号化圧縮さ
れている画情報を元の画情報に復号化するものである。
【0019】通信制御部4は、所定のファクシミリの通
信プロトコルを実行すると共に、時刻設定プロトコルの
実行するものであり、モデム5は、画像やプロトコルの
通信データを変復調するものであり、網制御部6は、フ
ァクシミリ装置を公衆電話回線に接続するためであり、
リンキング信号の検出やフック信号の検出等の制御を行
うものである。
【0020】システム制御部7は、所定のファクシミリ
装置の制御や時計情報の制御を行うものであり、操作表
示部8は、オペレータとのインタフェイスとなり、表示
器やキーが装備されたものであり、時計モジュール9
は、電池が内蔵されてファクシミリ装置の電源がOFF
でも正確に時刻を刻むことができるようにしたものであ
る。
【0021】これらスキャナ1とプロッタ2と符号化復
号化部3と通信制御部4とシステム制御部7と操作表示
部8と時計モジュール9とはシステムバス10に接続さ
れて、これらの各部間のデータのやりとりは、主として
システムバス10を介して行われる。
【0022】なお、時計モジュール9は、システム制御
部7に組み込まれている場合もある。また、マスタ機A
は、時計モジュール9の日付・時刻調整をオペレータに
よって容易にできるようにキーやLCD表示器を備えて
いる。
【0023】次に、マスタ機Aと被設定機Bとの動作に
ついて図3に示す通信フローを参照して説明すると、本
実施例では、被設定機Bが被呼側で、マスタ機Aが発呼
側となっている。
【0024】まず、発呼側のマスタ機Aから被呼側の被
設定機Bに対して起動がされる。これにより、被設定機
Bでは、CED信号、NSF信号、DIS信号がマスタ
機Aへ送信される。これに対してマスタ機Aは、NSS
信号を被設定機Bへ送信し、これによって被設定機Bか
らMCF信号の送信を受け取ると、被設定機BへDCN
信号が送信される。
【0025】ここで、被設定機Bの処理を図4を参照し
て詳細に説明する。
【0026】被設定機Bは、マスタ機Aによって起動さ
れると、日時設定要求としてCED信号、NSF信号、
DIS信号を回線を介してマスタ機Aに送信する(10
1)。その後、マスタ機AからDCS信号またはNSS
信号を受信したとき、このNSS信号が画情報通信の場
合、画情報通信モジュール処理に移行する(102)
(103)(104)。
【0027】受信したNSS信号が画情報通信ではな
く、日時調整データで、かつ、時計停止のビットONの
とき、被設定機Bの時計モジュール9の時刻停止をする
(103)(105)(106)(107)。そして、
プロトコル信号の日時調整データから日付・時刻データ
を取り出して、これらのデータを時計モジュールに格納
する。(108)。
【0028】時刻開始のビットONになると、被設定機
Bの時計動作を開始し、MCF信号をマスタ機Aに送出
する(109)(110)(111)。そして、マスタ
機AからDCN信号を受信して処理が終了する(11
2)。
【0029】次に、上記した被設定機Bの処理に対応す
るマスタ機Aの処理を図5を参照して説明する。
【0030】まず、マスタ機Aは被設定機Bを起動し
て、これに対して被設定機BからNSF信号を受信する
と、マスタ機Aでは、時刻設定モードの有無の確認がさ
れ、時刻設定可能か否かが判断される(201)(20
2)。この判断で、時刻設定可能とされると、NSS信
号のフレームに後述する図6に示す如くの「時刻設定モ
ードビット」「時刻停止ビット」「現在の日付・時刻」
「時計動作開始ビット」を日時調整データとしてセット
する(203)。
【0031】上記セットがされると、NSS信号を被設
定機Bへ送出する(204)。そして、被設定機Bから
MCF信号を受信すると、被設定機BへDCN信号を送
出して処理を終了する(205)(206)。
【0032】なお、ステップ205で被設定機BからM
CF信号を受信しないとき、ステップ203〜205の
処理を3回繰り返して行う(206)。
【0033】ところで、上記した通信フローで用いるプ
ロトコル信号のフォーマットの例を図6に示す。
【0034】図示するように、信号フォーマットのDA
TA部分には、「時刻」が「1993年1月1日15:
30分」の場合「時刻設定モードビット」が「11
H」、「時計停止ビット」が「22H」、「日付・時刻
データ」が「19H」「93H」「01H」「01H」
「15H」「30H」「00H」、「時計開始ビット」
が「44H」となっている。
【0035】この場合、図7に示すように時刻データを
送信するために500msecが必要とすると、フレー
ムの先端のプリアンプルの部分は、CCITTによって
1secとなっているため、全体で信号長が1、5se
cとなってしまう。これに対して本実施例では、全体の
信号長を短縮するために、図8に示すように、フレーム
の先端のプリアンプルの部分を短縮して200msec
とし、後半部分の時刻データを送信するに必要とする部
分を500msecとしているので全体では700ms
ecの信号長で済むようになっている。これによって、
通信時間の遅れが最小限に押さえられて設定時間の精度
が高められる。
【0036】このように、第1実施例では、マスタ機A
の正確な日付・時刻データを時刻設定プロトコルによっ
て被設定機Bに対して送信することができるため被設定
機Bに取り込んだ時刻を調整することが可能である。従
って、LCDが無い機種やキーが少ない機種においても
時刻の調整が容易であるので操作性、生産効率が向上す
る。また、時刻設定プロトコルで使用する信号の通信時
間を1秒以内にしているため、時刻を正確に合わせら
れ、設定時刻の信頼性が向上する。
【0037】次に、本発明の第2実施例を図9乃至図1
1を参照して説明する。
【0038】第2実施例は、第1実施例で説明したマス
タ機Aから被設定機Bへ送信する時刻設定プロトコル信
号の時刻データを実際の時刻より後の時刻とし、さら
に、実際の時刻と等しくなるまで冗長なプロトコル信号
を送信し、被設定機Bの時計モジュールを停止させてお
き、実際の時刻となったとき、マスタ機Aから時計モジ
ュール動作開始のプロトコル信号を送信する手段を備え
ている。
【0039】第2実施例の通信フローは、図9に示すよ
うに被設定機Bを被呼側として、マスタ機Aを発呼側と
している。まず、マスタ機Aが被設定機Bを起動する
と、被設定機BはCED信号、NSF信号、DIS信号
を送信する。これに対して、マスタ機AがNSS信号を
送信する。その後、設定した時刻になるまで冗長な信号
を通信して待ち設定した時刻となると、時計を動作させ
る。
【0040】次に、マスタ機Aの処理を図10を参照し
て説明する。なお、被設定機Bの処理は、図4で説明し
た処理とほぼ同様である。
【0041】まず、マスタ機Aは、被設定機Bを起動し
て、被設定機BからNSF信号を受信すると、時刻設定
モードの有無の確認がされ、時刻設定可能か否かが判断
される(301)(302)。この判断で時刻設定可能
とされると、NSS信号のフレームを後述する図11に
示すフォーマットとして被設定機Bへ送信する(30
3)。
【0042】すなわち、このときのNSS信号のフォー
マットのDATA部分には、「時刻」が「1993年1
月1日15:30分」の場合、「時刻設定モード」が
「11H」、「時刻停止ビット」が「22H」、「日付
・時刻データ」が「19H」「93H」「01H」「0
1H」「15H」「30H」「00H」、「時刻開始ビ
ット」が「40H」となっており、この「40H」では
時計動作を開始させないようにしている。
【0043】被設定機Bでは、図4に示す処理がされ、
NSS信号を受信して、時刻設定モードビットおよび時
計停止ビットを検出すると、被設定機Bの時計モジュー
ル9の時刻を停止して日付と時刻データからなる日時調
整データを時計モジュール9に格納する。
【0044】次に、マスタ機Aは、被設定機BからMC
F信号を受信すると、現在の時刻が設定され被設定機B
へ送信された日時データの時刻になったか判断する。こ
の判断で未だ現在時刻が設定された時刻に達しないと
き、被設定機BからMCF信号を受信する間冗長信号を
繰り返して送信する(306)(307)(308)。
【0045】一方、現在時刻が設定された時刻になった
と判断されると、図12に示すように信号フォーマット
の「時刻開始ビット」を「44H」として時計動作開始
信号が被設定機Bへ送信される(306)。これに対応
する被設定機Bでは、時計開始ビットを検出して被設定
機Bの時計モジュール9の動作を開始し、MCF信号を
送信する(109)(110)(111)。そして、マ
スタ機Aは、被設定機BからMCF信号を受信すると、
被設定機BへDCN信号を出力して処理を終了する(3
10)(311)。また、DCN信号を受信して処理を
終了する(112)。
【0046】このように、時刻設定プロトコルで設定す
る時間を少し先にして被設定機の時計モジュールを止め
ておき、現在時刻が設定された時刻になるまで冗長な信
号を通信して時刻合わせをしているので設定時間の信頼
性が向上する。
【0047】次に、本発明の第3実施例を説明する。
【0048】第3実施例は、ユーザーが自己のファクシ
ミリ装置の時刻調整をするとき、ユーザーがサービスセ
ンタ等に設置されたマスタ機に電話をしてアクセスして
自動的に日時調整をするようにしたものである。
【0049】本実施例の通信フローは、図13に示すよ
うに、図1に示すマスタ機Aが被呼側でサービスセンタ
等に配置され、被設定機Bが発呼側でユーザ側に配置さ
れている。ユーザは、被設定機Bについて、日時合わせ
をしたいときに、例えば、被設定機Bからサービスセン
タのマスタ機Aに電話する。そして、自動着呼状態のマ
スタ機Aに電話がつながったら、ユーザは被設定機Bに
送信原稿をセットしないでスタートボタン押す。このよ
うにすれば、図13に示すように被設定機BからCED
信号、NSF信号、DIS信号がマスタ機Aへ送信され
る。この結果、第1実施例または第2実施例と同様に処
理がされる。このようにサービスセンタ等に配置される
マスタ機にユーザが被設定機からアクセスして被設定機
の日時調整をするようにしたためファクシミリ装置の時
刻調整のためのマークシート等による煩雑な手間から開
放される。
【0050】次に、本発明の第4実施例を説明すると、
第3実施例では、ユーザーがサービスセンタ等のマスタ
機へ電話して時刻調整するものであったが、ユーザーの
居る場所が日本以外の、例えば、イギリス、フランス等
で、日本のサービスセンタのマスタ機へ電話して時刻調
整をしようとすると、マスタ機と被設定機の時間に時差
があるため一般のファクシミリ装置の時刻調整機能だけ
では対応できない。そこで、ユーザーの居る地域に対応
する時刻合わせをするようにしたものである。
【0051】このような場合、ファクシミリ装置では、
プログラミングシートからデータを読み取り、データに
応じて被設定機の設置されている地域の時刻に設定でき
る構成にする。例えば、図14に示すようにプログラミ
ングシートにユーザーの居る地域の国名、例えば、イギ
リスをマークしてファクシミリ装置のスキャナにセット
してデータを読み込ませる。そして、操作表示部に装備
される専用スイッチの操作をすると、ファクシミリ装置
は、該当する地域に対応する時刻調整機能が設定された
装置となる。
【0052】このように、被設定機を使用するユーザー
が、時差のある地域において時刻調整したい場合に、プ
ログラミングシートで設定したうえでサービスセンタに
電話することで時刻を調整することができる。
【0053】なお、本発明のファクシミリ装置では、通
信レポートの出力機能を利用して時刻設定の通信結果と
設定時刻等をレポートとして出力することもできる。
【0054】レポートには、例えば、図15に示すよう
に日付・時刻の設定結果「OK」設定時刻「1993,
1,1,15:00」が印字され、マスタ機Aと被設定
機Bの両方に出力される。
【0055】このように、時刻設定プロトコルによる通
信をした場合には、必ず設定時の時刻と調整結果につい
てオペレータに対して通知するようにすれば信頼性が向
上する。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明よれ
ば、マスタ機の正確な日時データが被設定機に自動的に
設定される。従って、LCD等の表示器がなく、かつ、
キーが少ないファクシミリ装置でも簡単に人手を煩わす
ことなく日時調整ができるため生産効率が向上する。ま
た、マスタ機をサービスセンタ等に配置するようにすれ
ば、マスタ機にユーザが被設定機からアクセスして被設
定機の日時調整をすることができるためファクシミリ装
置の時刻調整のためのマークシート等による煩雑な手間
から開放される。
【0057】請求項2の発明は、日時調整データの信号
の通信時間を1秒以内とするようにしたため日時を正確
に合わせることができる。
【0058】請求項3の発明は、予め被設定機の時計モ
ジュールに先の日時データを格納し、その時刻となった
とき時計モジュールの時計動作を開始させるため時刻の
設定が正確にできる。また、サービスセンタ等にマスタ
機を設置するようにしてユーザが被設定機からマスタ機
にアクセスすれば、被設定機の日時調整をすることがで
きるためファクシミリ装置の時刻調整のためのマークシ
ート等による煩雑な手間が不要となる。
【0059】請求項4の発明は、時差がある地域でも、
外部から地域を選択して入力すると、その地域に対応し
て日時調整機能を発揮されるようにしたため時差のある
地域でも日時調整ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すファクシミリ装置の
システム構成図。
【図2】図1のファクシミリ装置のマスタ機または被設
定機を示す構成図。
【図3】図1のファクシミリ装置のシステムのプロトコ
ルを示す説明図。
【図4】図1のファクシミリ装置の被設定機側の処理を
示すフローチャート。
【図5】図1のファクシミリ装置のマスタ機側の処理を
示すフローチャート。
【図6】図1の信号フォーマットを示す説明図。
【図7】図6の信号フォーマットにおいて通常時信号長
を示す説明図。
【図8】図6の信号フォーマットにおいて時刻データの
場合の信号長を示す説明図。
【図9】本発明の第2実施例を示すファクシミリ装置の
システムのプロトコルを示す説明図。
【図10】図9のファクシミリ装置のシステムのマスタ
機の処理手順を示すフローチャート。
【図11】図9のファクシミリ装置のシステムの信号フ
ォーマットの第1の例を示す説明図。
【図12】図9のファクシミリ装置のシステムの信号フ
ォーマットの第2の例を示す説明図。
【図13】本発明の第3実施例を示すプロトコルを示す
説明図。
【図14】本発明の第4実施例を示すプログラミングシ
ートの説明図。
【図15】日付・時刻調整レポートを示す説明図。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 3 符号化復号化部 4 通信制御部 5 モデム 6 網制御部 7 システム制御部 8 操作表示部 9 時計モジュール 10 システムバス A マスタ機 B 被設定機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ機のファクシミリ装置から日時を
    被設定機のファクシミリ装置に設定するため前記被設定
    機が日時設定要求信号を前記マスタ機へ送信し、前記日
    時設定要求信号が前記マスタ機により受信されると、前
    記マスタ機は自己の時計モジュールの日時データに時計
    動作停止データと時計動作開始データとを付加した日時
    調整データを作成して前記被設定機へ送信する一方、前
    記被設定機が前記日時調整データを受信すると、被設定
    機は前記時計動作停止データによって自己の時計モジュ
    ールの時計を停止させると共に、前記日時データを前記
    時計モジュールに格納し、前記時計動作開始データによ
    って前記時計モジュールの動作を開始させ前記マスタ機
    の日時データに基づいて前記被設定機に日時を設定する
    ことを特徴とするファクシミリ装置の日時設定方法。
  2. 【請求項2】 前記日時調整データの通信時間を1秒未
    満としたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置の日時設定方法。
  3. 【請求項3】 マスタ機のファクシミリ装置から日時を
    被設定機のファクシミリ装置に設定するため前記被設定
    機が日時設定要求信号を前記マスタ機へ送信し、前記日
    時設定要求信号が前記マスタ機により受信されると、前
    記マスタ機は自己の時計モジュールの現在の日時データ
    を第1日時データとしてこの第1日時データに所定の設
    定時間を加算した第2日時データに時計停止データを付
    加した日時調整データを作成して前記被設定機へ送信
    し、さらに、前記時計モジュールの現在の日時データが
    前記第2日時データとなったとき、時計動作開始データ
    を前記被設定機へ送信する一方、前記日時調整データが
    前記被設定機により受信されると、前記被設定機は自己
    の時計モジュールを前記時計停止データによって停止さ
    せると共に、前記時計モジュールに前記第2日時データ
    を格納し、前記時計動作開始データが前記被設定機によ
    り受信されると、前記被設定機は前記時計動作開始デー
    タによって自己の時計モジュールの時計の動作を開始さ
    せ前記マスタ機の日時データに基づいて前記被設定機に
    日時を設定することを特徴とするファクシミリ装置の日
    時設定方法。
  4. 【請求項4】 前記マスタ機と前記被設定機との設置地
    域に時差がある場合に、前記マスタ機から受信した日時
    データを修正して前記被設定機の設置地域に対応する日
    時を設定することを特徴とする請求項1乃至請求項3記
    載のファクシミリ装置の日時設定方法。
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