JPH06350425A - ローサイドドライバー段の遅れのコントロール回路及び方法 - Google Patents

ローサイドドライバー段の遅れのコントロール回路及び方法

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JPH06350425A
JPH06350425A JP6095882A JP9588294A JPH06350425A JP H06350425 A JPH06350425 A JP H06350425A JP 6095882 A JP6095882 A JP 6095882A JP 9588294 A JP9588294 A JP 9588294A JP H06350425 A JPH06350425 A JP H06350425A
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STMicroelectronics SRL
CORIMME Consorzio per Ricerca Sulla Microelettronica nel Mezzogiorno
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KONSORUTSUIO PERU LA RISERUKA SUTSURA MIKUROERETSUTORONIKA NERU METSUTSUOJIYORUNO
STMicroelectronics SRL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチングの遅れを減少させ出力シグナル
のターンオンとターンオフの遅れを実質的に同一にでき
るコントロール回路を提供する。 【構成】 パワートランジスターの駆動ノードをチャー
ジする第1電流発振器I1 、該駆動ノードをディスチャ
ージする第2電流発振器I2 を含み、更に該ノードのデ
ィスチャージするための第3電流発振器I3 を有するコ
ントロール回路。第3電流発振器によるディスチャージ
をシグナルによりコントロールしてターンオフ遅れ時間
とターンオン遅れ時間を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチングの遅れを
減少させかつコントロールする手段を有しかつ出力シグ
ナルのターンオンとターンオフの遅れを実質的に同一に
する出力パワートランジスター(ローサイドドライバ
ー)用のコントロール回路に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】多くのパワーICsはサプ
ライラインに接続された外部負荷(ローサイドドライバ
ー)を駆動することが要求される。製造技術が許容する
際は常にこれらのICs中で共通して使用されるパワー
スイッチは、それが類似のパワー速度のバイポーラトラ
ンジスターと比較して多くの利点を有するため、集積D
MOSトランジスターである。DMOSのゲートを駆動
することにより、そのドレーン電圧がつまりローサイド
ドライバー段の出力ノードの電圧(シグナル)がVds
=Rdson×IdとVds=H.V.の間で変化し、
ここでIdはパワートランジスターを通って流れる電流
であり、H.V.は外部負荷のサプライ電圧である。
【0003】それが導電しているときにパワートランジ
スターを通って消費される電力を最小にするためには、
そのRdsonを最小にすることが必要である。これ
は、約10V(過駆動電圧)に等しい良好に限定された量
だけパワートランジスターの接地されたソースポテンシ
ャルより高い電圧をゲートに加えることにより得られ
る。実際には頻繁に集積回路のサプライ電圧Vccが導
電フェーズの間に出力パワートランジスターのゲートに
印加される。出力パワーDMOSトランジスターを駆動
するために通常使用されるコントロール回路が図1に概
略的に示されている。
【0004】互いに逆フェーズのスイッチングシグナル
1 及びS2 により駆動される電流発振器I1 及びI2
はパワーDMOSの駆動ノード(ゲート)のキャパシタ
ンスをそれぞれチャージ及びディスチャージする機能を
有する。図2は、ターンオンフェーズ及びターンオフフ
ェーズの間のパワートランジスターのゲート及びドレー
ン電圧の時間ダイアグラムを示す。3種類の別個の特性
動作領域が両フェーズで見られる。前記特性の第1のゾ
ーンIのターンオンの間、ゲート電圧はVgs=0Vか
らVgs=Vthまで上昇する。この特性領域では、パ
ワートランジスターを通る電流の流れはなく、電流I1
はゲートキャパシタンスCgs+Cgdをチャージす
る。
【0005】前記第2の特性領域IIでは、出力パワート
ランジスターが通電を開始し、そのドレーン電圧がVd
s=H.V.からVds=Von=Rdson×Idへ
降下し、電流I1 はこのフェーズではCgs+Cgd
(ΔVds/ΔVgs)で与えられるゲートキャパシタ
ンスをチャージし続け、ここでCgd(ΔVds/ΔV
gs)は所謂ミラー効果に起因するものである。飽和ゾ
ーンとしても参照されるこの特性ゾーンでは、ミラー効
果に起因する入力キャパシタンスへの寄与がトランジス
ターのゲートとソース間の物理的キャパシタンスCgs
に対して優勢である。
【0006】「トリオード動作」ゾーンとしても知られ
る第3ゾーンIII では、出力パワートランジスターは完
全にオンであり、その入力キャパシタンスは最大駆動電
圧(Vcc)まで完全にチャージされる。この領域で
は、ドレーン電圧Vdsは大きくは変化しない。Vcc
はパワートランジスターのRdsonを最小にする役割
を果たす過駆動電圧を表す。その間にトランジスターが
特性曲線の第2ゾーンIIで機能するインターバルは出力
トランジスターのドレーンノードに存在する出力シグナ
ルの所謂降下時間(Tf)を決定し、他方トランジスタ
ーが特性曲線の第1ゾーンIで機能するインターバルは
入力シグナルとして参照される所謂ターンオン遅れ時間
を限定する。
【0007】「ターンオフ」フェーズの出力DMOSの
挙動は「ターンオン」フェーズ間のその挙動に類似して
いる。つまりゲートキャパシタンスが3個の別個のフェ
ーズを通してディスチャージする。パワーDMOSのス
イッチングフェーズの定性的な分析から、I1 =I2
あると上昇時間は降下時間に等しく、駆動(入力)シグ
ナルとして参照されるターンオフとターンオンの遅れは
互いに異なっていることが明らかである。
【0008】これは次のように説明できる。つまりDM
OSをオフ状態(飽和ゾーンIIの開始時に)に導くため
にはゲート電圧の変化はΔVgs1 =Vthであり、一
方所謂「トリオード」動作ゾーンをミラー効果が起こる
ゾーンまで移すためには、ゲート電圧の変化はΔVgs
2 =(Vcc−Vgson)であり、ここでVgson
はDMOSが完全にオンになると考えられるゲート電圧
である。ΔVgs2 >ΔVgs1 とすることにより発振
器I1 及びI2 が同じ値を有するとすると、ターンオフ
遅れ時間はターンオン遅れ時間より大きくなる。回路の
多くの実用的な用途において、出力パワートランジスタ
ーの出力シグナルがつまりドレーン電圧(Vds)が駆
動シグナルの「長さ2」と同一の「長さ」を有してい
る。これは両条件Tr=Tf及びTphl=Tplhが
同時に起こることが必要である。
【0009】
【発明の構成】本発明の主目的は、上昇及び降下時間だ
けでなくスイッチング遅れをコントロールすることを許
容する出力パワートランジスター用の駆動回路を提供す
ることである。本発明は特に遅れ時間を最小にしかつ対
称とすることを意図している。この目的は本発明のドラ
イバー回路により十分に達成され、本発明は、第3のシ
グナルにより駆動される補助の第3の電流発振器を使用
して、ディスチャージプロセスの第1フェーズの間及び
出力パワートランジスターが飽和状態近くに達するま
で、出力パワートランジスターの駆動ノードキャパシタ
ンスの付加的なディスチャージ電流を与えることを特徴
としている。これにより第3のつまり補助電流発振器の
作用(時間的に制限されている)を通して上昇時間及び
降下時間のコントロールを保持しかつ望ましくは変化せ
ず互いに同一のまま維持し(この目的のために同一の電
流発振器I1 =I2 を使用することにより)、ターンオ
フ遅れ(Tplh)は効果的にコントロールされかつ最
終的にターンオン遅れ時間(Tphl)と等しくされ
る。
【0010】添付図面を参照しながら行う引き続く本発
明の重要な態様の説明により本発明は更に良好に理解さ
れるであろう。図1は既述の通り、従来技術による駆動
回路の機能的ダイアグラムである。図2は図1に示した
駆動回路の場合のターンオフフェーズ及びターンオンフ
ェーズの間の出力パワートランジスターのドレーン/ソ
ース及びゲート/ソース電圧の時間ダイアグラムであ
る。図3は本発明による駆動回路の機能的ダイアグラム
である。図4は本発明の駆動回路により得られる出力パ
ワートランジスターのドレーン/ソース及びゲート/ソ
ース電圧の時間ダイアグラムである。図5は本発明の第
1の態様による駆動回路のダイアグラムである。図6は
本発明の駆動回路の第2の態様の回路ダイアグラムであ
る。
【0011】本発明に従って形成された駆動回路の基本
的ダイアグラムが図3に概略的に示されている。本発明
では、駆動回路に第3のスイッチングシグナルS3 によ
りコントロールされる第3の定電流発振器I3 が設置さ
れている。基本的に本発明は、所望時間(Tplh)中
にパワーDMOSのゲートキャパシタンスをディスチャ
ージするために、ターンオフフェーズの同じ瞬間に電流
発振器I2 及びI3 がS2 及びS3 によりアクティベー
トされることを特徴としている。
【0012】DMOSが飽和状態(ゾーンII)に入ると
第3の電流発振器I3 がS3 によりディスアクティベー
トされる。その後ゲートキャパシタンスはI2 発振器に
より生ずる電流によってのみディスチャージされ続け
る。これにより上昇時間は電流I2 によってのみ決定さ
れ続け、従ってI1 =I2 とすることにより降下時間と
同一に維持される。逆にターンオフ遅れ(Tplh)が
2 及びI3 電流の合計(I2 +I3 )により決定さ
れ、「付加的な」ディスチャージ電流I3 の大きさを適
切に決定することにより、上述の理由に従って、前記タ
ーンオフ遅れをより短くなってしまうターンオン遅れ時
間(Tphl)と同一にすることができる。出力パワー
トランジスターDMOSのゲート及びドレーン電圧の時
間を基礎とするダイアグラムが図4に示されている。
【0013】本発明の駆動回路の実際的なダイアグラム
が図5に示されている。この態様によると、パワートラ
ンジスターが「トリオード」としての機能を停止し飽和
状態に入ったときに、ターンオフプロセスの第1フェー
ズの間に付加的なディスチャージ電流を提供する第3
(補助)の定電流発振器I3 の「ディスアクティベーシ
ョン」がターンオフフェーズの間に出力パワートランジ
スター(POWER DMOS)のゲート電圧の降下に
起因して自動的に生ずる。この好ましい態様によると、
後に詳述するように、最早専用コントロールシグナルS
3 を発生する必要はなくなる。
【0014】パワーDMOSのゲートキャパシタンスの
ディスチャージはトランジスターQにより構成される増
幅段を通して起こる。トランジスターQである増幅段は
プロセススプレッドと温度に依存しないゲインを有する
ことが望ましい。トランジスターQはS2 シグナルによ
りコントロールされる第2の定電流発振器I′2 により
駆動される。S2 シグナルはシグナルS1 と相補的であ
り、これは既知の機能ダイアグラムに従ってターンオン
フェーズの間にゲートキャパシタンスのチャージをコン
トロールする。この第2の電流発振器I′2 は、βQ
I′2 で与えられる駆動ノードキャパシタンスディスチ
ャージ電流Idischarge への寄与が電流発振器I1 によ
り生ずる電流に等しい電流を伝達する。
【0015】本発明によると、増幅トランジスターQの
駆動電流へ、「過駆動」電流I4 が加えられる(抵抗R
を流れる電流は無視できるため、トランジスターQのベ
ースに完全に加えられる)。図示の態様によると、この
ような「過駆動」電流I4 は、第2の電流発振器I′2
をコントロールする「同じ」シグナルS2 によりコント
ロールされる第3の定電流発振器I′3 の使用により発
生する。第3の電流発振器I′3 はあるミラー比(N)
を有する1対のトランジスターM1及びM2から構成さ
れる電流ミラーを駆動する。
【0016】抵抗Rを通る電流を無視できるため、実際
にM1−M2電流ミラーの出力電流は完全にQのベース
へ加えられる。大きなミラー比を設定することにより、
第3の定電流発振器により発生する電流I′3 は、出力
パワートランジスター(POWER DMOS)の駆動
ノード(ゲート)のディスチャージ電流
(Idischarge )への他の寄与と比較して無視できる値
を有している。パワーDMOSが「トリオード」動作ゾ
ーンから出る直前のディスチャージトランジスターQへ
の付加的な駆動電流I4 の遮断は(出力シグナルの上昇
時間に影響をあたえないように)、トランジスターM3
を使用することにより達成される。M3トランジスター
はローサイドドライバー段で使用されるパワートランジ
スターと類似の構造を有することが好ましい。これによ
りトランジスターM3はパワートランジスターと同じプ
ロセススプレッドと温度に起因するそのスレッショルド
電圧の変化特性を有する。図示の例では両者ともDMO
Sトランジスターである。
【0017】ターンオフフェーズの間はパワーDMOS
トランジスター用の駆動ノード(ゲート)キャパシタン
スは当初多数の寄与の合計に等しい電流でディスチャー
ジする。 Idischarge =βQ I′2 +βQ 4 +I′3 +I4 +I′2 (1) ここでβQ はプロセススプレッドと温度に依存しないと
考えられるディスチャージトランジスターQの電流ゲイ
ンであり、電流I4 はトランジスターM1及びM2によ
り形成される電流ミラーの比のI′3 倍で与えられる。
【0018】従って式(1)では項βQ (I′2 +I4
が他の項と比較して優勢であり、他の項は第1次近似で
は無視できる。パワーDMOSトランジスターの駆動ノ
ードに存在するゲート/ソース電圧は次の式により与え
られる。 Vgs(DMOS)=Rdson(M2)×I4 +Vgs(M3)+Vbe (2) Vgs(M3)がスレッショルドVth(M3)に等し
いとM3トランジスターが通電を停止する。これが起こ
るVgs(DMOS)電圧は、実際にパワーDMOSト
ランジスターが既に飽和に達していると考えられる電圧
の前後である。この事実は多少上昇時間に影響を与え
る。それにもかかわらず、電流I′3 を適切に調節する
ことにより、ディスチャージプロセスを「加速」してタ
ーンオフ遅れをターンオン遅れと等しくする(Tphl
=Tplh)ことが可能である。
【0019】図6に示された本発明の回路の代替態様に
よると、シグナルの先端の正確なコントロール(等化)
を確保することも可能である。未だ飽和ゾーンには入っ
ていないがパワーDMOSにより「トリオード」動作領
域からの確実に生ずる出口と一致する「僅かに高い」電
圧でM3トランジスターのターンオフを確保する問題
は、電流I4 をグラウンドへ逸らせるために適したサイ
ズを有する付加的なトランジスターM4を導入すること
により効果的に解決される。図6を参照すると、そのソ
ース電圧がそのゲート電圧未満であるため付加的なトラ
ンジスターM4を通して電流は流れない。実際回路のノ
ードA及びBの電圧は次の式により与えられる。 V(A)=Vgs(M3)+Vbe(Q) V(B)=Vgs(DMOS)−Vgs(M2)
【0020】パワーDMOSトランジスターの駆動ノー
ド(ゲート)の電圧が減少するとV(B)電圧も減少
し、一方電流I4 が一定であるためV(A)電圧は一定
に維持される。次の条件が生ずると、 V(B)≦V(A)−Vth トランジスターM4がターンオンし、M3トランジスタ
ーを流れる電流I4 の一部が逸れて流れる。トランジス
ターM4が完全にオンで従ってそれを直接グラウンドへ
逸らせることにより全電流I4 を引くことができる電圧
は次の関係で与えられる。 (Vgs(M4)−Vth(M4))=√(I4 /(k×W/L)=Vgs( M3)+Vbe(Q)−〔Vgs(DMOS)−Vgs(M1)〕
【0021】「トリオード」動作ゾーンからの出口に対
応するパワーDMOSトランジスターのゲート電圧の値
を知り、電流I′3 の値からVgs(M1)を設定し、
かつM1とM2の間のエリア比を設定することにより、
上記式からトランジスターM4の所謂「縦横比」(W/
L)(チャンネルの幅/長さ)を決定できる。M3トラ
ンジスターの正確なディメンジョン設定は、ターンオフ
フェーズ間のパワーDMOSが飽和に入る直前にM3ト
ランジスターの正確なカットオフの瞬間を確保する。実
際に本発明の駆動回路は、電流I′3 を適切に調節する
ことによりターンオフ遅れ時間を調節し最終的にそれを
ターンオン遅れ時間と等しくするだけでなく、コントロ
ールされた上昇及び降下時間を得るためにパワートラン
ジスターのゲートのチャージ及びディスチャージ電流レ
ベルを別個にセットできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による駆動回路の機能的ダイアグラ
ム。
【図2】図1に示した駆動回路の場合のターンオフフェ
ーズ及びターンオンフェーズの間の出力パワートランジ
スターのドレーン/ソース及びゲート/ソース電圧の時
間ダイアグラム。
【図3】本発明による駆動回路の機能的ダイアグラム。
【図4】本発明の駆動回路により得られる出力パワート
ランジスターのドレーン/ソース及びゲート/ソース電
圧の時間ダイアグラム。
【図5】本発明の第1の態様による駆動回路のダイアグ
ラム。
【図6】本発明の駆動回路の第2の態様の回路ダイアグ
ラム。
【符号の説明】
POWER DMOS・・・パワートランジスター I1 ・・・第1電流発振器 I2 、I′2 ・・・第2電流発振器 I3 、I′3 ・・・第3電流発振器 Q・・・トランジスター(キャパシタンスディスチャー
ジ電流増幅器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594044794 コンソルツィオ・ペル・ラ・リセルカ・ス ッラ・ミクロエレットロニカ・ネル・メッ ツォジョルノ イタリア国 カターニア 95121 ストラ ダーレ・プリモソーレ 50 (72)発明者 グレゴリオ・ボンテンポ イタリア国 バルセロナ・ポッツォ・デ ィ・ゴット 98051 ヴィア・ヴィットリ オ・マディア 11 (72)発明者 パトリツィア・ミラッツォ イタリア国 メッシーナ 98100 ヴィ ア・ボットネ 42 (72)発明者 アンジェロ・アルツァーティ イタリア国 ボラーテ 20021 ヴィア・ ヴィットリオ・ヴェネト 114

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワートランジスターの駆動ノードのキ
    ャパシタンスをチャージするための電流を発生する第1
    のスイッチングシグナルによりコントロールされる第1
    の電流発振器、及び第1のスイッチングシグナルの相補
    シグナルによりコントロールされかつ前記パワートラン
    ジスターの駆動ノードキャパシタンスをディスチャージ
    するための電流を発生する第2の電流発振器を含んで成
    る前記パワートランジスターを通して負荷をグラウンド
    方向へスイッチするためのコントロール回路において、 第3のスイッチングシグナルによりコントロールされ、
    かつ前記パワートランジスターが飽和に近い状態に達す
    るまでターンオフプロセスの第1のフェーズ間に前記キ
    ャパシタンスをディスチャージするための付加的な電流
    を発生させることのできる第3の電流発振器を更に含ん
    で成ることを特徴とするコントロール回路。
  2. 【請求項2】 前記パワートランジスターの駆動ノード
    と回路のグラウンドノード間に接続され、かつ前記第2
    のシグナルによりコントロールされる前記第2の電流発
    振器により発生する第1の電流と、パワートランジスタ
    ーの前記駆動ノードとグラウンド間に接続されかつ前記
    第2のシグナルのレプリカによりコントロールされる前
    記第3の電流発振器により駆動される電流ミラーの出力
    ブランチを通して発生する付加電流の合計である電流に
    より駆動されるキャパシタンスディスチャージ電流増幅
    器、及び、 パワートランジスターの前記駆動ノードの電圧がパワー
    トランジスターの飽和の値に近づく値に降下したとき
    に、前記キャパシタンスディスチャージ電流増幅器の前
    記付加駆動電流を遮断できる手段を含んで成ることを特
    徴とする請求項1に記載のコントロール回路。
  3. 【請求項3】 前記付加電流を遮断できる前記手段が前
    記電流ミラーの出力ブランチに接続されたダイオード形
    態のトランジスターにより構成されている請求項2に記
    載のコントロール回路。
  4. 【請求項4】 前記パワートランジスター及びダイオー
    ド形態のトランジスターの両者がDMOSトランジスタ
    ーである請求項3に記載のコントロール回路。
  5. 【請求項5】 前記電流ミラーの出力ノードとグラウン
    ド間に接続され、かつ前記電流ミラーを形成する1対の
    トランジスターのコントロールターミナルと共通接続さ
    れたコントロールターミナルを有し、更にパワートラン
    ジスターの駆動ノードの電圧が予備設定された値に降下
    したときにターンオンするような値を有し、これにより
    前記電流ミラーの出力電流をグラウンドへ流すようにで
    きるトランジスターを含んで成る請求項3に記載のコン
    トロール回路。
  6. 【請求項6】 その駆動ノードが互いに逆フェーズでコ
    ントロールされるチャージ及びディスチャージ電流発振
    器によりそれぞれチャージ又はディスチャージされるパ
    ワートランジスターのターンオフ遅れ時間の減少方法に
    おいて、 第2の電流発振器と同一フェーズでコントロールされる
    第3の電流発振器により付加ディスチャージ電流を発生
    し、 パワートランジスターの前記駆動ノードの電圧が飽和値
    に近い値に達したことを検知し、かつパワートランジス
    ターが飽和になる前に前記付加ディスチャージ電流を遮
    断することを含んで成ることを特徴とする方法。
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