JPH06348842A - ノイズ低減フィルター - Google Patents

ノイズ低減フィルター

Info

Publication number
JPH06348842A
JPH06348842A JP5140334A JP14033493A JPH06348842A JP H06348842 A JPH06348842 A JP H06348842A JP 5140334 A JP5140334 A JP 5140334A JP 14033493 A JP14033493 A JP 14033493A JP H06348842 A JPH06348842 A JP H06348842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
smoothing
magnitude
density change
matrix size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5140334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3472596B2 (ja
Inventor
Kunihiko Kido
邦彦 木戸
Koichi Sano
耕一 佐野
Junichi Taguchi
順一 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP14033493A priority Critical patent/JP3472596B2/ja
Priority to US08/258,382 priority patent/US5561724A/en
Publication of JPH06348842A publication Critical patent/JPH06348842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3472596B2 publication Critical patent/JP3472596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/20Image enhancement or restoration by the use of local operators

Abstract

(57)【要約】 【目的】 S/Nの低い画像に対して、エッジのぼけや
濃度むらを最小限に抑えながら、ノイズ低減画像を高速
に得る。 【構成】 入力される画像の各画素に対して、各1次方
向ごとに濃度変化の大きさEを計算するステップ101
と、各画素ごとステップ101で計算された1次方向の
濃度変化の大きさのうち最小な方向を局所構造の1次方
向成分と決定するステップ102と、各画素ごとステッ
プ102で検出された1次方向に平滑化処理を行うステ
ップ103からなる処理を行いノイズ低減画像を得る。 【効果】画像の局所構造のうち1次方向成分を検出し
て、その方向に平滑化処理を行うので、エッジ部のぼけ
や濃度むらを最小限に抑えながらノイズを効果的にしか
も高速に低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理分野のノイズ
低減処理において、画像のぼけや濃度むらを引き起こさ
ずにノイズ低減させるフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】ノイズ低減処理は、基本的に濃度の急激
な変動を滑らかにする働きがあるため、図形の輪郭線を
ぼかす効果を持つ。そこで、図形の輪郭線を何らかの方
法で大まかに推定し、それを損なわないやり方で平滑化
を施す、エッジ保存平滑化と呼ばれるノイズ低減処理が
ある。この種のノイズ低減処理は、従来から色々な方法
が考案されており、代表的なものとして以下のような方
法がある。
【0003】(1) ε-分離非線形フィルター (原島博、小田島薫、鹿喰善明,ε-分離非線形ディジ
タルフィルタとその応用、信学論(A)、J65−A、
4、pp297−304(昭57−04)) (2) Anisotropic Diffusion 法 (P.Perona and J.Malik,Scale-Space and Edge Detect
ion UsingAnisotoropic Diffusion,IEEE,Trans on Patt
ern Anal.Machine Intell.Vol.12,No.7,July, 1990) (3) LLSE法 (J-S.Lee,Digital Image Enhancement and Noise Filt
ering by Use of LocalSatistics,IEEE,Trans on Patte
rn Anal.Machine Intell.,Vol.PAMI-2 No.2,March,198
0) 以上の方法は、微分値や局所分散値により局所領域にお
いてエッジ構造があるかどうかの度合いを定義して、そ
のエッジ構造の度合いに応じて平滑化の効果を調節する
ものであり、局所構造の認識の仕方はエッジであるかど
うかだけであり、その方向性などは考慮していない。従
って、S/Nの悪い画像に対してノイズ低減効果を強め
ると、エッジ部にぼけが発生したり濃度むらなどが発生
しやすいという問題点がある。そこで、画像の局所構造
をもう少し精密に考慮したうえで、平滑化を行う方法と
しては次のような方法がある。
【0004】(4) 局所テンプレートマッチングを利
用した方法 (鳥脇純一郎著 「画像理解のためのディジタル画像処
理〔I〕昭晃堂、平成元年11月30日 pp112〜
114) この方法は、画像の局所領域におけるエッジや線の典型
的なパターンをテンプレートに用意しておき、画像の各
画素(i,j)の近傍U((i,j))の入力濃度値と
テンプレートマッチングを行い、近傍U((i,j))
の局所構造に適合したテンプレートを重み関数として平
滑化処理を行う方法である。もう少し詳しく説明する
と、まずあらかじめいくつかの部分画像のサンプル(テ
ンプレート)を用意しておく。一方、画素(i,j)の
近傍U((i,j))の入力濃度値を一定の順序で並べ
たものを1次元ベクトルとみなし、Fijと表す。テンプ
レートの方も同様な順序で1次元ベクトル化されている
とし、それを、A1,A2,…,Amとする。このとき、
(i,j)における各テンプレートの適合度を表す関数
Sにたいして、 k0=minS(Fij,Ak) を計算して、テンプレートAk0を重み関数として画素
(i,j)の近傍U((i,j))に含まれる画素値か
ら平滑化処理を行う。ここで、適合度を表す関数Sの具
体的な形は多種多様なものが、特にパターン認識や統計
学における数値分類の分野で工夫されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に複雑な
構造を有する画像では、テンプレートを細かく分類する
にしたがって、単純な適合度を表す関数でその局所構造
に適合したパターンを正確に選びだすことは難しくなっ
てくる。この時、パターン検出のエラーは、画像の濃度
むらやエッジ部のぼけとして現われる。また、パターン
を細かく分類し過ぎると、ノイズによる偽構造に適合し
てしまうパターンが存在してしまうためノイズ低減効果
が弱くなる。このように細かくパターンを分類し過ぎる
と、ノイズに安定なパターン適合度を表す関数を定義す
ることが難しくなりノイズ低減効果が弱くなると同時
に、適合するパターンを検索するための検索時間がかか
るという問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、テンプレートと
して注目画素を通る直線を表すものに限定する。すなわ
ち、画像の局所構造がどちらの方向を向いているかを検
出し、その1次方向成分に適合するテンプレートを重み
関数として平滑化処理を行う。
【0007】
【作用】本発明では、各画素ごとに局所構造がどちらの
方向を向いているかだけに着目するのでパターンの適合
度を表す関数は明確に定義できる。例えば、各方向の線
上にある隣接画素どうし濃度差の絶対値の和を計算し、
その値が最も小さい方向とすれば良いすればよい。この
時、局所構造の1次方向成分の検出だけなので、ノイズ
によるパターン検出の失敗が少なくなると同時に、たと
え検出に失敗しても平滑化処理は1次元なので画像がぼ
けることが少ない。また分類したパターンの中に折線状
の物があると、画像のエッジ部などにおいて、ノイズに
よる境界線の凹凸を真の境界線と認識してしまうことが
あり平滑化後にこの凹凸が残ってしまう場合があるが、
本発明のようにパターンを直線に限定すれば、エッジの
境界線を直線にあわせ込むことになり、ノイズによる凹
凸が抑えられエッジが鮮明になる。そして、テンプレー
トを直線だけに絞っているので、適合するパターンの検
索時間は少なくてすむ。
【0008】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の実施例1を図1を用いて説明す
る。ここで入力画像I(i,j)は、MRI画像やCT画像
などの医用画像、衛星画像、写真など適当な階調(例え
ば256)を持つ濃淡画像とする。また、カラー画像に
おいても、RGB各画像に対して本発明を適用すれば良
い。実施例1では図2が示すような、マトリクスサイズ
を3*3、1次方向成分として45度単位の4方向とし
た。また1次方向成分(4方向)の濃度変化の大きさd4
(k)(k=1〜4)を、各1次方向成分の線上にある3*3の
マトリクス内3点に対して、隣接画素どうし濃度差の絶
対値の和とする。具体的には以下のようになる。
【0009】(1)入力画像Iの各画素(i,j)ごと
に、隣接する8点における濃度差の絶対値を計算: Δk,l(i,j)=|I(i+k,j+l)-I(i,j)| (k,l=-1〜1) (2)注目画素と点対称な位置どうしの濃度差の絶対値
の和を計算: d4(1)=Δ-1,-1(i,j)+Δ1,1(i,j) d4(2)=Δ-1,1(i,j)+Δ1,-1(i,j) d4(3)=Δ-1,0(i,j)+Δ1,0(i,j) d4(4)=Δ0,-1(i,j)+Δ0,1(i,j) ここで、d4(k)(k=1〜4)はそれぞれテンプレート20
1、202、203、204の適合度に対応し、d4(k)
の値が最も小さいテンプレートが、その局所構造に最も
適したものとなる。
【0010】〔ステップ101〕 入力画像Iの各画素
(i,j)ごとに、1次方向成分の濃度変化の大きさd4
(k)(k=1〜4)を計算する。
【0011】〔ステップ102〕 各画素(i,j)ご
とに、1次方向成分の濃度変化の大きさd4(k)(k=1〜4)
が最小になる方向を決定する。
【0012】〔ステップ103〕 各画素(i,j)ご
とに、ステップ102で検出した方向に適合するテンプ
レートを重み関数として濃度値の3点単純平均O(i,
j)を計算する。
【0013】〔ステップ104〕 フィルター処理画像
として、Oを出力する。
【0014】ステップ103の平滑化処理では検出方向
に単純平均を計算したが、処理画像のぼけを防ぐために
図3のようなテンプレートにより、重み付平均を計算し
てもよい。また実施例1では、マトリクスサイズを3*
3にしたが、平滑化の効果を強めたい時にはマトリクス
サイズを大きくしてもよい。例えば、マトリクスサイズ
を5*5にした場合のテンプレートを図4に示す。ここ
では、1次方向成分の検出方向は8方向とした。ただ
し、8方向のうちの4方向のパターン405、406、
407、408は、折線であり厳密な意味での1次方向
成分ではない。しかし、実際の画像データにおいてこの
ような折線で1次方向成分を近似してもさしつかえない
場合が多い。もし、厳密に1次方向成分を計算したい場
合には、隣接画素から補間計算により求めればよい。ま
た、マトリクスサイズを5*5とした場合の濃度変化の
大きさd8(k)(k=1〜8)は、3*3の場合と同様に各方向
(k=1〜8)の線上にある隣接画素どうし濃度差の絶対値の
和として計算すればよい。
【0015】〔実施例2〕実施例2を図5を用いて説明
する。実施例1において、平滑化の効果を強めるために
マトリクスサイズを5*5に大きくすると、穴や尖点な
どの方向性のない構造はぼけてしまう。そこでこのよう
な構造をぼかさないために、平滑化処理を行う範囲を各
画素ごと局所構造に応じて変えることを考える。例え
ば、フラットな構造に近い領域では平滑化のためのマト
リクスサイズを大きくして平滑化の効果を強くし、構造
のある領域では平滑化のためのマトリクスサイズを小さ
くして、方向性のない構造をぼかすことを抑える。ここ
で、構造の有無を判定する手段として、各1次方向成分
iの濃度変化の大きさEiの最小値Eminにもとずいて、
minの値が小さいときにはフラットに近い領域とし、
minの値が大きいときには、その1次方向成分上に構
造のある領域と判定する。実施例2では、1次方向成分
の検出のためのマトリクスサイズを5*5、平滑化のた
めのマトリクスサイズを濃度変化の大きさEiの最小値
minの値にしたがって、5*5〜1*1に調整する。
【0016】〔ステップ501〕 入力画像Iの各画素
(i,j)ごとに、1次方向成分の濃度変化の大きさd8
(k)(k=1〜8)を計算する。
【0017】〔ステップ502〕 各画素(i,j)ご
とに、1次方向成分の濃度変化の大きさd8(k)(k=1〜8)
が最小になる方向を決定する。
【0018】〔ステップ503〕 各画素(i,j)ご
と、ステップ502で検出した方向の濃度変化の大きさ
minに対して、しきい値E2>E1により、 (1) E1>Emin のとき サイズ5*5 (2) E2≧Emin≧E1 のとき サイズ3*3 (3) Emin>E2 のとき サイズ1*1
(画素値) として平滑化のためのマトリクスサイズを決定する。
【0019】〔ステップ504〕 各画素(i,j)ご
と、ステップ503で決定した平滑化のためのマトリク
スサイズでステップ502で決定した方向により単純平
均値O(i,j)を以下のように計算する。
【0020】(1) 平滑化範囲5*5のとき 検出方向に適合するテンプレートを重み関数として、5
点単純平均O(i,j)を計算する。
【0021】(2) 平滑化範囲3*3のとき 検出方向がパターン401、405、407のとき、平
滑化のテンプレートはパターン201とし、検出方向が
パターン402、406、408のとき、平滑化のテン
プレートはパターン202とし、検出方向がパターン4
03のとき、平滑化のテンプレートはパターン203と
し、検出方向がパターン404のとき、平滑化のテンプ
レートはパターン204として、3点単純平均O(i,
j)を計算する。
【0022】(3) 平滑化範囲が1*1のとき 注目画素I(i,j)の濃度値をそのままO(i,j)
の値とする。
【0023】〔ステップ505〕 フィルター処理画像
として、Oを出力する。
【0024】構造のないフラットな領域のノイズ低減効
果を更に強めたい場合に、Eminが十分小さいとき(ノ
イズレベル程度)、その画素付近はノイズの振幅を除い
て全く構造がないと考えられるので、この画素(i,
j)に関しては面平滑(2次元平滑化)を行ってしま
う。具体的には、ステップ503、504でしきい値E
0(<E1)よりEminの値が小さいとき、その画素で
マトリクスサイズ3*3もしくは5*5の全ての画素を
使って、9点または25点の単純平均値(画像にぼけが
発生するようなら重み付け平均としもよい)をO(i,
j)とすれば良い。
【0025】〔実施例3〕実施例3を図6を用いて説明
する。実施例2では、方向検出を5*5のマトリクスで
行った後、方向性の強さに応じて平滑化のためのマトリ
クスサイズを変化させ平滑化処理を行った。本実施例に
おいては、各画素ごとの局所構造における1次方向性が
明確に現われるマトリクスサイズを検出し、そのサイズ
のマトリクスで方向を検出して、平滑化処理を行うこと
を考える。
【0026】〔ステップ601〕 入力画像Iの各画素
(i,j)ごとに、マトリクスサイズ5*5で1次方向
成分の濃度変化の大きさd8(k)(k=1〜8)を計算する。
【0027】〔ステップ602〕 各画素(i,j)ご
と、以下で述べる局所構造性の判定ルーチンに行き、マ
トリクスサイズ5*5での1次方向性の有意を判定。
【0028】方向性がないならば、ステップ603へ 方向性があるならば、ステップ607へ 〔ステップ603〕 注目画素(i,j)において、マ
トリクスサイズ3*3で1次方向成分の濃度変化の大き
さd4(k)(k=1〜4)を計算する。
【0029】〔ステップ604〕 注目画素(i,j)
において、以下で述べる局所構造性の判定ルーチンに行
き、マトリクスサイズ3*3での1次方向性の有意を判
定。
【0030】方向性がないならば、ステップ605へ 方向性があるならば、ステップ606へ 〔ステップ605〕 注目画素(i,j)に対して、 O(i,j)=I(i,j) 〔ステップ606〕 注目画素(i,j)に対して、1
次方向成分の濃度変化の大きさd4(k)(k=1〜4)の最小な
方向に対応するサイズ3*3のテンプレートを重み関数
として、3点単純平均値をO(i,j)とする。
【0031】〔ステップ607〕 注目画素(i,j)
に対して、1次方向成分の濃度変化の大きさd8(k)(k=1
〜8)の最小な方向に対応するサイズ5*5のテンプレー
トを重み関数として、5点単純平均値をO(i,j)と
する。
【0032】〔ステップ608〕 フィルター処理画像
として、O(i,j)を出力する。
【0033】〔局所構造性(局所方向性)の判定ルーチ
ン〕まず最初に、本発明のおいて画像の局所構造は1次
方向性だけを考えているので、局所領域における構造の
有無とその領域における方向性の有無とは同じ意味であ
る。ここで、構造の有無を判定する手段として、各1次
方向成分iの濃度変化の大きさEiの最小値Eminに着目
して、Eminの値が小さいときにはフラットに近い領域
とし、Eminの値が大きいときにはその方向に構造のあ
る領域であると判断する方法について述べる。
【0034】〔ステップ701〕 マトリクスサイズn
*nにおいて、各1次方向成分i=1〜mの濃度変化の
大きさEiに対して、最小値Eminを求める。
【0035】〔ステップ702〕 あらかじめ定められ
たしきい値Tに対して、 Emin<T ならば、構造があると判定 Emin≧T ならば、構造がないと判定 構造性(方向性)の有無の判定に関するもう1つの手段
として、次のような方法がある。n*nのマトリクスに
おいて各1次方向成分の濃度変化の大きさEi(i=1
〜m)とする。図8は、Ei(i=1〜m)を数直線上
に並べたものであるが、もし注目画素のn*n領域に方
向性がないときは図8(1)が示すように、各1次方向
成分の濃度変化の大きさEi(i=1〜m)を比べても
あまり変化がなく、Ei(i=1〜m)は数直線上1つ
の塊りを作る。しかし、注目画素のn*n領域に方向性
があるときは図8(2)が示すように、濃度変化の少な
い方向と濃度変化の大きい方向の少なくとも2つの塊が
できる。そして、その2つの塊は方向性が明確なほどそ
の距離が離れてくる。このような性質を利用して、方向
性を検出する方法について述べる。
【0036】〔ステップ901〕 マトリクスサイズn
*nにおいて、各1次方向成分i=1〜mの濃度変化の
大きさEiの最大値Emaxと最小値Eminを求める。
【0037】〔ステップ902〕 D=Emax−Emin
対して、 D>T ならば、方向性があると判定 D≦T ならば、方向性がないと判定 濃度値が大きい構造物は、平滑化処理によりぼけると非
常に目立つ。従って、濃度値が大きい画素において、大
きいサイズのマトリクスでは明確に方向性のある場合以
外は方向性は無いと判定した方が良い場合もある。この
ように、注目画素の濃度値に応じて、局所構造の判定を
行うことも考えられる。以下、このような方法について
説明する。
【0038】〔ステップ1001〕 各1次方向成分i
=1〜nの濃度変化の大きさEiに対して、最大値Emax
と最小値Eminを求める。
【0039】〔ステップ1002〕 Emin<0.4*Emax ならば、方向性があると判定 Emin≧0.4*Emax ならば、方向性がないと判定 この処理は、Emax値が方向性の判定に影響する。すな
わち、濃度値が高いほどEmaxと0.4*Emaxの幅が広
くなり、Emin<0.4*Emaxとなりにくく、各1次方
向成分の濃度変化の大きさが多少揺らいでも、その領域
に方向性があると判断しない。逆に、濃度値が低いほど
maxと0.4*Emaxの幅が狭くなり、Emin<0.4
*Emaxとなりやすく、その領域に方向性があると判定
する頻度が多くなる。
【0040】〔実施例5〕実施例5を図11を用いて説
明する。実施例1では、3*3のマトリクスで局所構造
の方向を検出し、平滑化処理を行った。本実施例では、
構造のぼけを防ぎながら、3*3における平滑化の効果
を強めるために、まず各画素ごと3*3のマトリクスで
濃度変化の最小な方向を検出したのち、3*3のマトリ
クスの検出方向両端点における画素で、再び濃度変化の
最小な方向を求め平滑化領域を5*5に広げることを考
える。図12を使って説明すると、3*3で方向を検出
してテンプレートの1201、1202、1203、1
204のいずれかになったとき、それぞれのテンプレー
トにおいて、濃度変化の最小な丸印および丸印’の番号
の方向に平滑化領域を拡張する。実施例1において、5
*5のマトリクスで局所構造の方向を検出する場合、濃
度変化が最小な方向においても検出方向の端点の画素で
無視できない構造物を拾ってしまい、この方向に平滑化
処理を行うことによって画像がぼけるということがあ
る。しかし本実施例では、3*3のマトリクスの領域で
局所構造の直線性を検出したのち、平滑化によって最も
影響の少ない方向に平滑化領域を拡大するのでこのよう
な問題は緩和される。
【0041】〔ステップ1101〕 入力画像Iの各画
素(i,j)ごとに、マトリクスサイズ3*3で1次方
向成分の濃度変化の大きさd4(k)(k=1〜4)を計算する。
【0042】〔ステップ1102〕 各画素(i,j)
ごとに、1次方向成分の濃度変化の大きさd4(k)(k=1〜
4)が最小な1次方向成分を求める。
【0043】〔ステップ1103〕 ステップ1102
における検出方向に応じて、以下のように各テンプレー
ト1201、1202、1203、1204における丸
印および丸印’の各番号の方向への濃度差の絶対値d1
(k),d2(k)を計算する。そして、濃度差の絶対値d1(k),d
2(k)が最小な方向に平滑化領域を拡張する。
【0044】検出方向が1201のとき、 d1(1)=|I(i+1,j-1)-I(i,j-2)| ' d2(1)=|I(i-1,j+1)-I(i-2,j)| d1(2)=|I(i+1,j-1)-I(i+1,j-2)| ' d2(2)=|I(i-1,j+1)-I(i-2,j+1)| d1(3)=|I(i+1,j-1)-I(i+2,j-2)| ' d2(3)=|I(i-1,j+1)-I(i-2,j+2)| d1(4)=|I(i+1,j-1)-I(i+2,j-1)| ' d2(4)=|I(i-1,j+1)-I(i-1,j+2)| d1(5)=|I(i+1,j-1)-I(i+2,j)| ' d2(5)=|I(i-1,j+1)-I(i,j+2)| 検出方向が1202のとき、 d1(1)=|I(i-1,j-1)-I(i,j-2)| ' d2(1)=|I(i+1,j+1)-I(i,j+2)| d1(2)=|I(i-1,j-1)-I(i-1,j-2)| ' d2(2)=|I(i+1,j+1)-I(i+1,j+2)| d1(3)=|I(i-1,j-1)-I(i-2,j-2)| ' d2(3)=|I(i+1,j+1)-I(i+2,j+2)| d1(4)=|I(i-1,j-1)-I(i-2,j-1)| ' d2(4)=|I(i+1,j+1)-I(i+2,j+1)| d1(5)=|I(i-1,j-1)-I(i-2,j)| ' d2(5)=|I(i+1,j+1)-I(i+2,j)| 検出方向が1203のとき、 d1(1)=|I(i-1,j)-I(i-2,j-1)| ' d2(1)=|I(i+1,j+1)-I(i+2,j-1)| d1(2)=|I(i-1,j)-I(i-2,j)| ' d2(2)=|I(i+1,j+1)-I(i+2,j)| d1(3)=|I(i-1,j)-I(i-2,j+1)| ' d2(3)=|I(i+1,j+1)-I(i+2,j+1)| 検出方向が1204のとき、 d1(1)=|I(i,j-1)-I(i-1,j-2)| ' d2(1)=|I(i,j+1)-I(i-1,j+2)| d1(2)=|I(i,j-1)-I(i,j-2)| ' d2(2)=|I(i,j+1)-I(i,j+2)| d1(3)=|I(i,j-1)-I(i+1,j-2)| ' d2(3)=|I(i,j+1)-I(i+1,j+2)| 〔ステップ1104〕各画素(i,j)ごと、ステップ
1103で決定された平滑化領域にしたがって、5点単
純平均O(i,j)を計算する。
【0045】〔ステップ1105〕 フィルター処理画
像として、Oを出力する。
【0046】〔実施例6〕本実施例を図13を用いて説
明する。本実施例では、局所構造の方向性の解析にウェ
ーブレット変換を利用する。ウェーブレット変換は、実
空間上局在する関数のシフト変換、スケール変換からな
る基底関数によって、データを解析する手法であり、そ
の基底関数の局在性からデータの突発的な変化の解析に
優れている。本実施例では、2次元画像データのウェー
ブレット変換として、Mallatのサブバンドコーディング
(Mallat.S.G.,IEEE Trans.on PAMI,vol.11,No.7,pp674-
693,1989.)利用する。Mallatのサブバンドコーディング
は、画像の解像度を1/2ずつ落しながら画像の縦、
横、斜めという構造成分を表す3つの詳細画像と低解像
度画像に分離していく方法である。またそこで使われる
high-pass,low-pass フィルターは、Daubechiesの4tap
正則フィルター(I D-aubechies,Commun.Pure Appl.Mat
h.,vol.41,pp.909-996,November 1988)を使う。図14
はサブバンドコーディングによるウェーブレット表現を
示す図である。D2,ifは、縦方向にhigh-passフィルタ
ー、横方向にlow-passフィルターがかかっているので、
解像度を1/2に落した画像の横方向の構造が現われ
る。同様に、D1,ifは、横方向にhigh-passフィルタ
ー、縦方向にlow-passフィルターがかかっているので、
解像度を1/2に落した画像の縦方向の構造が現われ
る。最後に、D3,ifは、横方向にhigh-passフィルタ
ー、縦方向にhigh-passフィルターがかかっているの
で、解像度を1/2に落した画像の斜め方向の構造が現
われる。この詳細画像の性質を利用して、局所構造の方
向成分の解析を行う。
【0047】〔ステップ1301〕 画像データIをウ
ェーブレット変換し、詳細画像D3,iI、D2,iI、D
1,iIと低解像度画像A1,iIに分解する。
【0048】〔ステップ1302〕 全ての画素(i,
j)に対して、 D'3,iI(i,j)=0、D'2,iI(i,j)=0、
D'1,iI(i,j)=0 〔ステップ1303〕 各画素(i,j)ごとに、あら
かじめ定められたしきい値T3,i、T2,i、T1,iに対し
て、 |D3,iI(i,j)|>T3,iのとき D'3,iI(i+k,j+l)=D3,iI(i+k,j+
l) (k,l=−3〜3) |D2,iI(i,j)|>T2,iのとき D'2,iI(i+k,j+l)=D2,iI(i+k,j+
l) (k,l=−3〜3) |D1,iI(i,j)|>T1,iのとき D'1,iI(i+k,j+l)=D1,iI(i+k,j+
l) (k,l=−3〜3) 〔ステップ1304〕 ステップ1303で処理した
D'3,iI、D'2,iI、D'1,iIとA1,iIから、逆ウェ
ーブレット変換による再生画像をOとする。
【0049】〔ステップ1305〕 フィルター処理画
像として、Oを出力する。
【0050】
【発明の効果】本発明により、S/Nの低い画像に対し
てエッジのぼけや濃度むを最小に抑えながら、高速にノ
イズを低減することができる。特に、エッジ部の境界線
が強調され鮮明になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図2】本発明の実施例1における1次方向成分の例を
示す図である。
【図3】本発明の実施例1における1次方向成分の例を
示す図である。
【図4】本発明の実施例1における1次方向成分の例を
示す図である。
【図5】本発明の1実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の1実施例の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の実施例4における局所方向性の判定ル
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施例4における局所方向性の判定ル
ーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の局所方向性の判定の1例を説明する図
である。
【図10】本発明の実施例4における局所方向性の判定
ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の1実施例の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】本発明の実施例5における、マトリクスサイ
ズ3*3から5*5に拡張するパターンを示す図であ
る。
【図13】本発明の1実施例の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】サブバンドコーディングによるウェーブレッ
ト表現を示す図である。
【符号の説明】
101…各画素ごとに、各1次方向成分の濃度変化の大
きさを計算するステップ、 102…各画素ごとに、濃度変化の大きさが最小な方向
を検出するステップ、 103…検出した方向に平滑化処理を行うステップ。 201…マトリクスサイズ3*3のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 202…マトリクスサイズ3*3のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 203…マトリクスサイズ3*3のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 204…マトリクスサイズ3*3のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 401…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 402…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 403…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 404…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 405…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 406…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 407…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 408…マトリクスサイズ5*5のときの局所方向性の
方向成分の一つ、 501…各画素ごとに、各1次方向成分の濃度変化の大
きさをマトリクスサイズ5*5で計算するステップ、 502…各画素ごとに、濃度変化の大きさが最小になる
方向を検出するステップ、 503…しきい値処理により、平滑化のためのマトリク
スサイズを決定するステップ、 504…ステップ503で決定されたマトリクスサイズ
に従って、平滑化処理を行うステップ、 601…各画素ごとに、各1次方向成分の濃度変化の大
きさをマトリクスサイズ5*5で計算するステップ、 602…しきい値処理により、マトリクスサイズ5*5
で平滑化するか、方向検出をマトリクスサイズ3*3で
やり直すかを決定するステップ、 603…注目画素において、濃度変化の大きさが最小に
なる方向を検出するステップ、 604…しきい値処理により、マトリクスサイズ3*3
で平滑化するか、注目画素をそのまま埋め込むかの決定
するステップ、 605…注目画素をそのまま埋め込むステップ、 606…マトリクスサイズ3*3で平滑化処理を行うス
テップ、 607…マトリクスサイズ5*5で平滑化処理を行うス
テップ、 1101…各画素ごとに、各1次方向成分の濃度変化の
大きさをマトリクスサイズ3*3で計算するステップ、 1102…各画素ごとに、濃度変化の大きさが最小にな
る方向を検出するステップ、 1103…各画素ごとに、検出方向に応じて濃度変換の
最小な方向に平滑化領域を拡張するステップ、 1104…各画素ごと決定された平滑化領域(5*5)
に従って、平滑化処理を行うステップ、 1201…マトリクスサイズを3*3から5*5に拡張
する方法、 1202…マトリクスサイズを3*3から5*5に拡張
する方法、 1203…マトリクスサイズを3*3から5*5に拡張
する方法、 1204…マトリクスサイズを3*3から5*5に拡張
する方法、 1301…画像データをウェーブレット変換するステッ
プ、 1302…ゼロクリアーされた詳細画像を用意するステ
ップ、 1303…各詳細画像に対して、あらかじめ定められた
しきい値より大きい画素値の絶対値を持つ画素周辺をス
テップ1302で用意した詳細画像に埋め込む、 1304…ステップ1303で処理した詳細画像と低解
像度画像から逆ウェーブレット変換するステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 順一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データの各画素に対して、濃度変化の
    大きさEiを各1次方向成分iごとに計算するステップ
    と、各画素において濃度変化の大きさEiが最小になる
    方向に平滑化処理を行うステップを持つことを特徴とす
    るノイズ低減フィルター。
  2. 【請求項2】濃度変化の大きさEiを、各1次方向成分
    iの線上にある隣接画素どうし濃度差の絶対値の和とし
    て計算する請求項1のノイズ低減フィルター。
  3. 【請求項3】濃度変化の大きさEiを3*3のマトリク
    スに含まれる画素値から求める請求項1のノイズ低減フ
    ィルター。
  4. 【請求項4】濃度変化の大きさEiを3*3のマトリク
    スに含まれる画素値から求めるとき、1次方向成分iを
    45度単位の4方向(i=1〜4)とする請求項3のノ
    イズ低減フィルター。
  5. 【請求項5】濃度変化の大きさEiを5*5のマトリク
    スに含まれる画素から求めることを特徴とする請求項1
    のノイズ低減フィルター。
  6. 【請求項6】濃度変化の大きさEiを5*5のマトリク
    スに含まれる画素から求めるとき、1次方向成分iを8
    方向(i=1〜8)とする請求項5のノイズ低減フィル
    ター。
  7. 【請求項7】各画素ごとに、各1次方向成分iごとに計
    算された濃度変化の大きさEiが最小になる方向及びそ
    の最小値Eminから平滑化のためのマトリクスサイズを
    決定するステップと、決定された平滑化のためのマトリ
    クスサイズに従って検出された方向に平滑化処理を行う
    請求項1のノイズ低減フィルター。
  8. 【請求項8】各1次方向成分iごとに計算された濃度変
    化の大きさEiの最小値Eminに対して、Eminが小さい
    ほど平滑化のためのマトリクスサイズを大きくする請求
    項7のノイズ低減フィルター。
  9. 【請求項9】画像データの各画素に対して、濃度変化の
    大きさEiを各1次方向成分iごとに計算するステップ
    と、各画素ごとに濃度変化の大きさEiが最小な方向及
    びその最小値Eminから、2次元平滑化を行うか1次元
    平滑化を行うかの平滑化次元の決定及び平滑化のための
    マトリクスサイズを決定するステップと、各画素ごとに
    決定された平滑化のためのマトリクスサイズ及び平滑化
    次元に従い、2次元平滑化の場合は面平滑化処理を、1
    次元平滑化の場合は平滑化のためのマトリクスサイズに
    従って検出された方向に平滑化処理を行うステップを持
    つことを特徴とするノイズ低減フィルター。
  10. 【請求項10】各画素において、各1次方向成分iごと
    に計算された濃度変化の大きさEiの最小値Eminが、あ
    らかじめ定められたしきい値以下のときその画素におい
    て2次元平滑化を行う請求項9のノイズ低減フィルタ
    ー。
  11. 【請求項11】画像データの各画素に対して、濃度変化
    の大きさEiを各1次方向成分iごとに計算するステッ
    プと、各画素ごとに濃度変化の大きさEiが最小な方向
    及びその最小値Eminからマトリクスサイズを決定する
    ステップと、決定された方向のマトリクスの端点からマ
    トリクスの外部に向かって、濃度変化の大きさEiが最
    小な方向に平滑化領域を拡大するステップと、各画素に
    おいて決定された平滑化領域において平滑化処理を行う
    ステップを持つことを特徴とするノイズ低減フィルタ
    ー。
  12. 【請求項12】画像データの各画素に対して、マトリク
    スサイズを単調に減少させながら各マトリクスサイズで
    局所構造の方向性の有無を判定するとき、注目画素にお
    いて局所構造に方向性が有ると判定される最初のマトリ
    クスサイズを求めるステップと、各画素ごと決定された
    マトリクスサイズで濃度変化の大きさEiが最小な1次
    方向成分の検出を行うステップと、各画素ごとに決定さ
    れたマトリクスサイズに従って検出された方向に平滑化
    処理を行うことを特徴とするノイズ低減フィルター。
  13. 【請求項13】マトリクスサイズ5*5、3*3、1*
    1により、各マトリクスサイズで局所構造の方向性の有
    無を判定する請求項12のノイズ低減フィルター。
  14. 【請求項14】マトリクスサイズ3*3、1*1によ
    り、各マトリクスサイズで局所構造の方向性の有無を判
    定する請求項12のノイズ低減フィルター。
  15. 【請求項15】画像データの各画素に対して、マトリク
    スサイズn*nの領域において、各1次方向成分(i=
    1〜m)の濃度変化の大きさEiを計算するステップ
    と、各画素ごと濃度変化の大きさEi(i=1〜m)の
    最大値Emaxと最小値Eminを求めるステップと、各画素
    ごとD=Emax−Eminの値が、あらかじめ定められたし
    きい値Tよりも大きい場合には注目画素におけるマトリ
    クスサイズn*nの領域で局所構造に方向性が有ると判
    定し、しきい値Tよりも小さい場合には注目画素におけ
    るマトリクスサイズn*nの領域で局所構造に方向性が
    無いと判定する請求項12のノイズ低減フィルター。
  16. 【請求項16】画像データの各画素に対して、マトリク
    スサイズn*nの領域において、各1次方向成分(i=
    1〜m)の濃度変化の大きさEiを計算するステップ
    と、各画素ごと濃度変化の大きさEi(i=1〜m)の
    最大値Emaxと最小値Eminを求めるステップと、あらか
    じめ定められたしきい値p(0<p≦1)により、E
    min<p*Emaxならば注目画素におけるマトリクスサイ
    ズn*nの領域で局所構造に方向性が有ると判定し、E
    min≧p*Emaxならば注目画素におけるマトリクスサイ
    ズn*nの領域で局所構造に方向性が無いと判定する請
    求項12のノイズ低減フィルター。
  17. 【請求項17】画像データの各画素に対して、マトリク
    スサイズn*nの領域において、各1次方向成分(i=
    1〜m)の濃度変化の大きさEiを計算するステップ
    と、各画素ごと濃度変化の大きさEi(i=1〜m)の
    最小値Eminを求めるステップと、あらかじめ定められ
    たしきい値Tにより、Emin<Tならば注目画素におけ
    るマトリクスサイズn*nの領域で局所構造に方向性が
    有ると判定し、Emin≧Tならば注目画素におけるマト
    リクスサイズn*nの領域で局所構造に方向性が無いと
    判定する請求項12のノイズ低減フィルター。
JP14033493A 1993-06-11 1993-06-11 ノイズ低減フィルター Expired - Lifetime JP3472596B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14033493A JP3472596B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ノイズ低減フィルター
US08/258,382 US5561724A (en) 1993-06-11 1994-06-10 Method conducting smoothing processing in a linear direction having a minimized magnitude of density change

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14033493A JP3472596B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ノイズ低減フィルター

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000179376A Division JP2001014461A (ja) 2000-01-01 2000-06-09 画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06348842A true JPH06348842A (ja) 1994-12-22
JP3472596B2 JP3472596B2 (ja) 2003-12-02

Family

ID=15266414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14033493A Expired - Lifetime JP3472596B2 (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ノイズ低減フィルター

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5561724A (ja)
JP (1) JP3472596B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10276987A (ja) * 1997-04-03 1998-10-20 Sony Corp 視線位置検出装置
JP2000003454A (ja) * 1998-04-14 2000-01-07 General Electric Co <Ge> 構造画像成分を識別する方法及び装置
US6785415B1 (en) 1997-04-07 2004-08-31 Hitachi Medical Corporation Image processing method, an image processing apparatus, and a recording media on which an image processing program is recorded
JP2005275900A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Noritsu Koki Co Ltd 粒子状ノイズ抑制のための画像処理方法及びプログラム及びこの方法を実施する画像処理装置
JP2005318498A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Sanyo Electric Co Ltd ノイズ低減装置及びノイズ低減方法及び撮像装置
WO2005111933A1 (ja) * 2004-05-19 2005-11-24 Sony Corporation 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2006087030A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Olympus Corp ノイズ低減装置
JP2007149092A (ja) * 2005-11-23 2007-06-14 Sonosite Inc 複数解像度適応フィルタリング
JP2008252558A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Toshiba Corp 撮像装置
JP2009516882A (ja) * 2005-11-23 2009-04-23 セダラ ソフトウェア コーポレイション ディジタル画像を強調する方法及びシステム
JP2010246130A (ja) * 2003-08-27 2010-10-28 Panasonic Corp フィルタ装置、フィルタリング方法、およびフィルタリングプログラム
JP2011125757A (ja) * 2011-03-30 2011-06-30 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波画像データ処理装置
US8030924B2 (en) 2006-05-11 2011-10-04 Hitachi, Ltd. Magnetic resonance imaging system
JP2012507773A (ja) * 2008-11-06 2012-03-29 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ブロックノイズ減少システムおよび方法
JP2014106909A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Jvc Kenwood Corp 画像拡大装置、画像拡大方法、及び画像拡大プログラム
JP2015219791A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 ブラザー工業株式会社 画像処理装置およびコンピュータプログラム

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5710839A (en) * 1994-04-20 1998-01-20 Eastman Kodak Company Method and apparatus for obscuring features of an image
EP0709809B1 (en) * 1994-10-28 2002-01-23 Oki Electric Industry Company, Limited Image encoding and decoding method and apparatus using edge synthesis and inverse wavelet transform
GB2297450B (en) * 1995-01-18 1999-03-10 Sony Uk Ltd Video processing method and apparatus
US5933540A (en) * 1995-05-11 1999-08-03 General Electric Company Filter system and method for efficiently suppressing noise and improving edge definition in a digitized image
JPH09168083A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Murata Mach Ltd 画像処理装置
US5818973A (en) * 1996-01-11 1998-10-06 Umax Data Systems Inc. Apparatus for digital correction in an image system
DE19616390C2 (de) * 1996-04-24 2002-05-29 Siemens Ag Verfahren zur Identifikation von Spikes in MR-Signalen
US6639945B2 (en) 1997-03-14 2003-10-28 Microsoft Corporation Method and apparatus for implementing motion detection in video compression
US6173317B1 (en) 1997-03-14 2001-01-09 Microsoft Corporation Streaming and displaying a video stream with synchronized annotations over a computer network
US5802481A (en) * 1997-03-20 1998-09-01 Motorola, Inc. Adaptive filtering for use with data compression and signal reconstruction
US6281942B1 (en) * 1997-08-11 2001-08-28 Microsoft Corporation Spatial and temporal filtering mechanism for digital motion video signals
US6404781B1 (en) 1997-09-02 2002-06-11 Hitachi, Ltd. Data transmission method for embedded data, data transmitting and reproducing apparatuses and information recording medium therefor
DE69822950T2 (de) 1997-09-03 2009-09-24 Hitachi, Ltd. Verfahren und System zum Einbetten von Information in Daten
JP3902863B2 (ja) 1997-09-03 2007-04-11 株式会社日立製作所 データ重畳方法とデータ再生方法、及び、情報埋め込み方法と情報読みだし方法
SG70120A1 (en) 1997-09-17 2000-01-25 Hitachi Ltd Recording/reproducing method and apparatus processing apparatus and recording medium for video signal having copy control information
US6546405B2 (en) 1997-10-23 2003-04-08 Microsoft Corporation Annotating temporally-dimensioned multimedia content
US7280704B2 (en) * 1997-11-13 2007-10-09 The Schepens Eye Research Institute, Inc. Wide-band image enhancement
JP3925588B2 (ja) * 1997-11-25 2007-06-06 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理制御プログラムを記録した媒体
JP3570213B2 (ja) 1998-03-27 2004-09-29 株式会社日立製作所 電子透かし画像処理方法
US6208763B1 (en) * 1998-04-14 2001-03-27 General Electric Company Method and apparatus for enhancing discrete pixel images
US6108455A (en) 1998-05-29 2000-08-22 Stmicroelectronics, Inc. Non-linear image filter for filtering noise
JP3075269B2 (ja) * 1998-10-13 2000-08-14 セイコーエプソン株式会社 画像データ補間方法、画像データ補間装置および画像データ補間プログラムを記録した媒体
US6768518B1 (en) * 1998-12-16 2004-07-27 Xerox Corporation Method and apparatus for removing a checkerboard-like noise artifact from a captured composite NTSC video frame
NL1012198C2 (nl) * 1999-05-31 2000-12-01 Essential Resource B V Werkwijze voor het verwerken van data.
JP4626007B2 (ja) 1999-06-14 2011-02-02 株式会社ニコン 画像処理方法、画像処理プログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体、および画像処理装置
US6594391B1 (en) * 1999-09-03 2003-07-15 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for texture analysis and replicability determination
JP4112762B2 (ja) * 1999-10-05 2008-07-02 株式会社東芝 画像処理装置およびx線診断装置
US7177482B2 (en) * 1999-12-16 2007-02-13 Sony Corporation Boundary line detection apparatus and method, and image processing apparatus and method as well as recording medium
JP2002099896A (ja) * 2000-09-22 2002-04-05 Fuji Photo Film Co Ltd 異常陰影候補検出方法および装置
US6731821B1 (en) * 2000-09-29 2004-05-04 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method for enhancing compressibility and visual quality of scanned document images
JP2002262094A (ja) * 2001-02-27 2002-09-13 Konica Corp 画像処理方法及び画像処理装置
US7003161B2 (en) * 2001-11-16 2006-02-21 Mitutoyo Corporation Systems and methods for boundary detection in images
JP2004362395A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 画像処理方法および装置
US7430334B2 (en) * 2003-07-31 2008-09-30 Hewlett Packard Development Company, L.P. Digital imaging systems, articles of manufacture, and digital image processing methods
JP4350468B2 (ja) * 2003-09-08 2009-10-21 富士フイルム株式会社 画像処理方法および装置ならびにプログラム
US7388621B2 (en) 2004-11-30 2008-06-17 Mediatek Inc. Systems and methods for image processing providing noise reduction and edge enhancement
DE102005032287B4 (de) * 2005-07-11 2010-11-11 Siemens Ag Bearbeitungsverfahren für ein zweidimensionales Anfangsbild und hiermit korrespondierende Gegenstände
JP4788486B2 (ja) * 2006-06-13 2011-10-05 富士ゼロックス株式会社 色域外郭作成装置及び色域外郭作成プログラム
US20100061650A1 (en) * 2008-09-05 2010-03-11 Barinder Singh Rai Method And Apparatus For Providing A Variable Filter Size For Providing Image Effects
TWI456982B (zh) * 2010-03-30 2014-10-11 Realtek Semiconductor Corp 影像處理裝置與空間影像雜訊消除方法
US8824826B2 (en) * 2011-02-24 2014-09-02 Foveon, Inc. Methods for performing fast detail-preserving image filtering
CN109716387B (zh) 2016-09-21 2023-05-23 株式会社岛津制作所 图像处理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133179A (en) * 1979-04-03 1980-10-16 Ricoh Co Ltd Picture processing system
JPH01222575A (ja) * 1988-03-01 1989-09-05 Nec Corp 画像信号の2値化回路
JPH02162475A (ja) * 1988-12-15 1990-06-22 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像輪郭修正方法
JPH03193472A (ja) * 1989-12-25 1991-08-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH04188283A (ja) * 1990-11-22 1992-07-06 Canon Inc 画像処理方法および装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3092024B2 (ja) * 1991-12-09 2000-09-25 松下電器産業株式会社 画像処理方法
JP3222183B2 (ja) * 1992-02-19 2001-10-22 株式会社リコー 画像処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133179A (en) * 1979-04-03 1980-10-16 Ricoh Co Ltd Picture processing system
JPH01222575A (ja) * 1988-03-01 1989-09-05 Nec Corp 画像信号の2値化回路
JPH02162475A (ja) * 1988-12-15 1990-06-22 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 画像輪郭修正方法
JPH03193472A (ja) * 1989-12-25 1991-08-23 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH04188283A (ja) * 1990-11-22 1992-07-06 Canon Inc 画像処理方法および装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10276987A (ja) * 1997-04-03 1998-10-20 Sony Corp 視線位置検出装置
US6785415B1 (en) 1997-04-07 2004-08-31 Hitachi Medical Corporation Image processing method, an image processing apparatus, and a recording media on which an image processing program is recorded
JP2000003454A (ja) * 1998-04-14 2000-01-07 General Electric Co <Ge> 構造画像成分を識別する方法及び装置
JP2010246130A (ja) * 2003-08-27 2010-10-28 Panasonic Corp フィルタ装置、フィルタリング方法、およびフィルタリングプログラム
JP2005275900A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Noritsu Koki Co Ltd 粒子状ノイズ抑制のための画像処理方法及びプログラム及びこの方法を実施する画像処理装置
JP2005318498A (ja) * 2004-03-29 2005-11-10 Sanyo Electric Co Ltd ノイズ低減装置及びノイズ低減方法及び撮像装置
US7884864B2 (en) 2004-03-29 2011-02-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Noise reduction device, noise reduction method and image capturing device
JP4534594B2 (ja) * 2004-05-19 2010-09-01 ソニー株式会社 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体
US7567724B2 (en) 2004-05-19 2009-07-28 Sony Corporation Image processing apparatus, image processing method, program of image processing method, and recording medium in which program of image processing method has been recorded
JP2005332130A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体
WO2005111933A1 (ja) * 2004-05-19 2005-11-24 Sony Corporation 画像処理装置、画像処理方法、画像処理方法のプログラム及び画像処理方法のプログラムを記録した記録媒体
JP2006087030A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Olympus Corp ノイズ低減装置
JP2012228572A (ja) * 2005-11-23 2012-11-22 Sonosite Inc 複数解像度適応フィルタリング
JP2009516882A (ja) * 2005-11-23 2009-04-23 セダラ ソフトウェア コーポレイション ディジタル画像を強調する方法及びシステム
JP2007149092A (ja) * 2005-11-23 2007-06-14 Sonosite Inc 複数解像度適応フィルタリング
US8030924B2 (en) 2006-05-11 2011-10-04 Hitachi, Ltd. Magnetic resonance imaging system
JP2008252558A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Toshiba Corp 撮像装置
JP4686496B2 (ja) * 2007-03-30 2011-05-25 株式会社東芝 撮像装置
US8644639B2 (en) 2008-11-06 2014-02-04 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for reduction of block noise
JP2012507773A (ja) * 2008-11-06 2012-03-29 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド ブロックノイズ減少システムおよび方法
JP2014139786A (ja) * 2008-11-06 2014-07-31 Samsung Electronics Co Ltd ブロックノイズ減少システムおよび方法
JP2011125757A (ja) * 2011-03-30 2011-06-30 Hitachi Aloka Medical Ltd 超音波画像データ処理装置
JP2014106909A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Jvc Kenwood Corp 画像拡大装置、画像拡大方法、及び画像拡大プログラム
JP2015219791A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 ブラザー工業株式会社 画像処理装置およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US5561724A (en) 1996-10-01
JP3472596B2 (ja) 2003-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3472596B2 (ja) ノイズ低減フィルター
Wan et al. Joint exact histogram specification and image enhancement through the wavelet transform
JP4492704B2 (ja) エッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
Wei et al. Contrast-guided image interpolation
CN111080661B (zh) 基于图像的直线检测方法、装置以及电子设备
CN109377450B (zh) 一种边缘保护的去噪方法
CN108038833B (zh) 一种梯度相关性检测的图像自适应锐化方法和存储介质
US10026154B2 (en) System and method for supporting image denoising based on neighborhood block dimensionality reduction
CN104463814B (zh) 基于局部纹理方向性的图像增强方法
CN103839234A (zh) 一种基于可控核的双几何非局部均值图像去噪方法
WO2006132633A1 (en) Content-based gaussian noise reduction for still image, video and film
Lee et al. Two-stage false contour detection using directional contrast and its application to adaptive false contour reduction
CN116468641A (zh) 一种红外血管图像增强处理方法
JP3438440B2 (ja) 画像処理装置
CN111290582B (zh) 一种基于改进型直线检测的投影交互区域定位方法
CN113344810A (zh) 基于动态数据分布的图像增强方法
JP3462917B2 (ja) 画像処理方式
TWI783721B (zh) 決定去模糊化濾波器係數的方法
CN114662519B (zh) 基于位置探测图形梯度和强度先验的qr码盲去模糊方法
Shu et al. Side window weighted median image filtering
CN111429383B (zh) 图像降噪方法及装置、计算机可读存储介质
JP2001014461A (ja) 画像処理方法
JP4161141B2 (ja) エッジ強調処理装置、エッジ強調処理方法およびエッジ強調処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN113763380A (zh) 基于矢量梯度的无参考图像清晰度评价方法
CN112614100A (zh) 海洋浮游生物图像分割方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term