JP4788486B2 - 色域外郭作成装置及び色域外郭作成プログラム - Google Patents

色域外郭作成装置及び色域外郭作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、色域外郭作成装置び色域外郭作成プログラムに係り、より詳しくは、特に、入力側デバイスと出力側デバイスのカラー画像信号の色再現可能領域が異なる場合にカラー画像信号に対して色変換処理を行う際に用いる色域外郭を作成する色域外郭作成装置び色域外郭作成プログラムに関する。
シミュレーション対象デバイスから出力対象デバイスへの色変換パラメータの算出やICCプロファイルにおけるBtoAxタグのカラールックアップテーブル(CLUT)の算出には、シミュレーション対象デバイスのデバイス色信号(例えば、CMYK色信号)やデバイスに依存しないデバイス独立色信号(PCS:Profile Connection Space)からデバイス色信号への色変換パラメータの算出が必須となる。
そして、この色変換パラメータの算出の際には、出力対象デバイスの色再現範囲外にある色を再現できるようにデバイス独立色信号を出力対象デバイスの色再現範囲内に写像するGamutマッピングを施す必要がある。ここで、対象とする色変換パラメータとは、例えば、多次元テーブルを構成する、色空間をグリッド状に分割した際の各グリッドに対して決定された出力対象デバイスのデバイス色信号群がひとつの例として挙げられる。このGamutマッピングを実施する際には、一般に、出力対象デバイスの色域(色再現域)外郭を算出する(若しくはしておく)必要があり、このための種々の方法が従来から知られている。
これらの多くの手法の中で、色域外郭を精度よく、かつ、容易に算出でき、さらに、出力対象デバイスの色材総量制限値などにもフレキシブルに対応できる方法として、特許文献1に記載された方法がある。この方法は、ポリゴンにより色域外郭を近似するものであり、1次色の階調に相当する稜線及び各色相角における最大彩度点であるCUSPなど色域外郭形状の特徴とも言うべき特徴点群を高精度に表現できる。
しかしながら、特許文献1に記載された方法は、出力対象デバイスの色空間で構成した色域のポリゴンの頂点に相当するデバイス色信号を、何らかのデバイスモデルによりデバイス独立色信号に変換して色域外郭を算出する方法であり、利用するデバイスモデルによっては、デバイス色信号をデバイス独立色信号に変換する際に誤差が発生し、この誤差によって色域外郭表面上に比較的微小な凹凸ができてしまい、任意のデバイス独立色信号を前記の比較的微小な凹凸を持つ色域外郭表面に写像すると、写像されたデバイス独立色信号の階調性の悪化につながる場合がある、という問題があった。これは、前記デバイスモデルとして、ニューラルネットワークモデルや回帰モデルを利用する場合やデバイスモデルを使用せずに色域外郭を表すポリゴンのすべての頂点に相当する出力対象デバイスのデバイス色信号を実際に出力してすべて測色する場合に、測色する色パッチの色再現ばらつきや測色誤差などにより、この問題が発生しやすくなる。
特に大きな問題としては、Gamutマッピングのマッピングルールが色域外郭の表面状態に依存する場合が挙げられる。例えば、任意のデバイス独立色信号から色差が最小となるような出力対象デバイスの色域外郭表面上の点へ写像する場合、色域外郭表面上に比較的微小な凹凸が存在すると、その影響により階調性が低下してしまう。また、その凹凸の程度が若干大きい場合には、階調ジャンプや擬似輪郭が発生してしまう場合がある、という問題があった。
このような色域外郭表面の凹凸を解消する方法として、特許文献2に記載された方法がある。この方法は、色域外郭と任意の色相角断面との交線として取得できる色域境界線を平滑化する方法である。しかしながら、この方法は色相角断面における色域境界のギャップを低減する方法であるため、前述したような色域外郭の表面状態に依存するマッピングに利用することが困難である、という問題があった。処理コストを無視して探索的に候補点ごとに色相角断面の色域境界取得、ギャップ低減、評価を順に実施すれば可能ではあるが、現実的ではない。
一方で、階調ジャンプや擬似輪郭の発生原因は異なるが、色変換パラメータに平滑化を施す、若しくは、色変換パラメータにより補間した値に対して平滑化することにより擬似輪郭の発生を抑える方法が、特許文献3に記載されている。この方法によれば、最終的に得られた色変換パラメータに対して平滑化することにより階調ジャンプや擬似輪郭の発生を低減することができると考えられるが、その代償として、色再現性、換言すれば、色再現精度が低下してしまう。また、色域外郭表面上の比較的微小な凹凸に起因した色域外郭の表面状態に依存するマッピングにより発生する階調性の低下、言い換えると、階調特性の粗密の発生は、色変換パラメータを構成する多次元テーブルにおける表面に相当する部分の2次元の平滑化で解消することは困難である。さらには、多次元テーブル上の基準ラインからの距離に応じて平滑化係数を制御しても、色再現精度の低下は回避できない、という問題があった。
特開2000−63093号公報 特開2000−253264号公報 特開2003−116016号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、色域外郭表面の比較的微小な凹凸を低減することができ、階調性の悪化や色再現性の低下を抑えることができる色域外郭作成装置、色域外郭作成方法、及び色域外郭作成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明の色域外郭作成装置は、出力側デバイスの所定の色空間における色再現域の色域外郭を複数のポリゴンに分割した時の各ポリゴンの各頂点を外郭構成点とし、当該外郭構成点の前記色空間内における位置に基づいて、色域外郭データを生成する色域外郭作成手段と、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線内に含まれる外郭構成点を仮想的に規則的に配置して平滑化処理を行うことにより、前記色域外郭を平滑化した色域外郭の平滑化色域外郭データを生成する色域外郭平滑化手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、色域外郭作成手段が、出力側デバイスの所定の色空間における色再現域の色域外郭を複数のポリゴンに分割した時の各ポリゴンの各頂点を外郭構成点とし、当該外郭構成点の前記色空間内における位置に基づいて、色域外郭データを生成し、色域外郭平滑化手段が、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線内に含まれる外郭構成点を仮想的に規則的に配置して平滑化処理を行うことにより、色域外郭を平滑化した色域外郭の平滑化色域外郭データを生成する。
このように出力側デバイスの色再現域を平滑化するので、平滑化色域外郭データに基づいて色変換対象の色信号を平滑化された色域内の色信号に変換した際に、階調性が悪化したり色再現性が低下したりするのを抑えることができる。
また、請求項2に記載したように、前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭データに基づいて、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち予め定めた平滑化対象の外郭構成点の彩度値を、当該平滑化対象の外郭構成点の周囲の外郭構成点の彩度値と、フィルタを構成する予め定めた複数のフィルタ係数と、に基づいて変換することにより、前記平滑化色域外郭データを生成するようにしてもよい。
また、請求項3に記載したように、前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点について、前記フィルタとして1次元のフィルタを用いて平滑化処理を行うようにしてもよい。
また、請求項4に記載したように、前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点を除いた外郭構成点について、前記フィルタとして2次元のフィルタを用いて平滑化処理を行うようにしてもよい。
また、請求項5に記載したように、前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点について、前記フィルタとして1次元のフィルタを用いて平滑化処理を行った後に、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、前記稜線上の外郭構成点を除いた外郭構成点について、前記フィルタとして2次元のフィルタを用いて平滑化処理を行うようにしてもよい。
また、請求項6に記載したように、前記色域外郭作成手段は、前記出力側デバイスの色材総量が制限された場合の色域外郭を表す色域外郭データを生成し、前記色域外郭平滑化手段は、前記色域総量が制限されることにより発生した擬似稜線上の外郭構成点について平滑化処理を行うようにしてもよい。
また、請求項7に記載したように、前記色域外郭平滑化手段は、前記擬似稜線上の外郭構成点について他の外郭構成点の平滑化処理よりも強い平滑化処理を行うようにしてもよい。
また、請求項8に記載したように、前記色域外郭平滑化手段は、前記色再現域の少なくとも一部の頂点を除いて平滑化処理するようにしてもよい。
この発明によれば、出力側デバイスの色再現域を平滑化するので、平滑化色域外郭データに基づいて色変換対象の色信号を平滑化された色域内の色信号に変換した際に、階調性が悪化したり色再現性が低下したりするのを抑えることができる。
請求項9記載の発明の色域外郭作成プログラムは、出力側デバイスの所定の色空間における色再現域の表面である色域外郭を複数のポリゴンに分割した時の各ポリゴンの各頂点を外郭構成点とし、当該外郭構成点の前記色空間内における位置に基づいて、色域外郭データを生成するステップと、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点を仮想的に規則的に配置して平滑化処理を行うことにより、前記色域外郭を平滑化した平滑化色域外郭の平滑化色域外郭データを生成するステップと、を含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
この発明によれば、出力側デバイスの色再現域を平滑化するので、平滑化色域外郭データに基づいて色変換対象の色信号を平滑化された色域内の色信号に変換した際に、階調性が悪化したり色再現性が低下したりするのを抑えることができる。
以上説明したように、本発明によれば、色域外郭表面の比較的微小な凹凸を低減することができ、階調性の悪化や色再現性の低下を抑えることができる、という効果を有する。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
先ず、はじめに、色変換装置の概略構成を説明する。図1は、本発明に係る色変換装置の概略構成例を示すブロック図である。ここで説明する色変換装置は、ディジタル複写機やプリンタ等といった画像出力装置に搭載され、若しくはその画像出力装置に接続するサーバ装置に搭載され、またはその画像出力装置に動作指示を与えるコンピュータ(ドライバ装置)に搭載されて用いられるもので、図例のように、入力部1と、出力部2と、ユーザインタフェース( 以下「UI」と略す)部3と、色空間信号変換部4と、を備えたものである。
入力部1は、入力側デバイスからの入力画像信号を取得するためのものである。入力画像信号としては、例えば、CRT等に表示させるためのRGB色空間におけるカラー画像信号が挙げられる。本実施形態では、入力画像信号はRGB色空間のカラー画像信号である場合について説明する。
出力部2は、出力側デバイスに出力画像信号を出力するためのものである。出力画像信号としては、例えば、プリンタ等に印刷させるためのYMC色空間あるいはYMCK色空間のカラー画像信号が挙げられる。本実施形態では、出力画像信号はYMCK色空間のカラー画像信号である場合について説明する。
UI部3は、ユーザーが操作することによって、色空間信号変換部4に対する各種設定を行うためのものである。
色空間信号変換部4は、入力部1が取得した入力画像信号を、出力部2で出力する出力画像信号に変換するためのものである。色空間信号変換部4では、入力画像信号に対して変換処理を行うことにより、入力画像信号を出力画像信号へ変換する。また、色空間信号変換部4では、色変換後に階調ジャンプ等が発生しないように、出力側デバイスの色再現域の外郭を平滑化してから色変換を行う。
ここで、この色空間信号変換部4について、さらに詳しく説明する。図2は、色空間信号変換部の概略構成例を示すブロック図である。図例のように、色空間信号変換部4 は、入力色空間変換部11、色域外郭作成部12、色域外郭平滑部13、色再現域圧縮部14、出力色空間変換部15、及びメモリ16と、を備えたものである。
入力色空間変換部11は、入力画像信号の色空間が後段で用いる色空間と異なる場合に、後段で用いる色空間への色空間変換処理を行うものである。例えば、入力画像信号がRGB色空間の信号であるのに対して、色再現域圧縮部14での処理が装置に依存しない色空間、例えばCIE−L色空間で行われる場合であれば、入力色空間変換部11は、RGB色空間からL色空間への変換を行う。本実施形態では、装置に依存しない色空間としてCIE−L色空間を用いた場合について説明するが、これに限らず、Jch等の装置に依存しない他の色空間を用いてもよい。
なお、入力画像信号が装置に依存しない色空間の信号である場合には、入力色空間変換部11における処理は必要ないため、この入力色空間変換部11を設けなくても構わない。
色域外郭作成部12は、出力側デバイスの色再現域の色域外郭を表す色域外郭データを生成する。
色域外郭平滑部13は、色域外郭作成部12で作成された出力側デバイスの色域外郭データに基づいて、出力側デバイスの色域外郭を平滑化し、平滑化した色域外郭の平滑化色域外郭データをメモリ16に記憶する。
色再現域圧縮部14は、入力色空間変換部11から出力された入力画像信号を、色域外郭平滑部13で平滑化した出力側デバイスの色再現域内の信号にマッピングし、出力画像信号へ変換するものである。
出力色空間変換部15は、出力画像信号の色空間がこの出力画像信号を受け取る出力側の画像出力装置で用いる色空間と異なる場合に、その画像出力装置で用いる色空間への色空間変換処理を行うものである。例えば画像出力装置がプリンタ等の場合、その画像出力装置は、YMC色空間またはYMCK色空間の画像信号を取り扱うものが殆どである。このような場合に、出力色空間変換部15は、装置に依存しない色空間、例えばCIE−L色空間からYMC色空間またはYMCK色空間への色空間変換処理を行う。もちろん、装置に依存しない色空間のまま出力してもよく、この場合には出力色空間変換部15における処理は不要なため、この出力色空間変換部15を設けないで画像信号処理装置を構成してもよい。
メモリ16は、入力側デバイスの色再現域を表す色再現域データや出力側デバイスの色再現域を表す色再現域データ、後述する処理ルーチンのプログラム等が記憶されている。
これらの各部11〜16は、例えば画像出力装置、サーバ装置またはドライバ装置が具備するもので、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等の組み合わせからなるコンピュータが、所定プログラムを実行することによって、それぞれ実現されたものであることが考えられる。
次に、色空間信号変換部4で実行される処理ルーチンについて、図3に示すフローチャートを参照して説明する。なお、図3に示す処理は、例えばユーザーのUI部3の操作により色変換が指示されると実行される。
まず、ステップ100では、色域外郭作成部12が出力側デバイスの色再現域の色域外郭を作成し、この色域外郭を表す色域外郭データを生成する。作成する色域外郭は、デバイスに依存しない色空間、例えばCIE−L色空間において求めておくとよい。なお、以下の説明では内部の処理はCIE−L色空間において行うものとする。色域外郭の作成については、公知の手法を用いることができ、例えば特許文献1に記載された方法等を用いることができる。
図4は、色再現域の一例を示す概念図である。一般に、色再現域は一様ではなく、図例のような複雑な3次元形状を有している。図に示した立体の内側が、色再現が可能な領域であり、その外側は色を再現できない領域である。したがって、色再現域を求めるにあたっては、色再現が可能な領域と色を再現できない領域との境界を示す面(外郭面)の情報(色域外郭データ)を求めておく。上述のようにこの外郭面の形状は一様ではないので、例えば三角形などの多角形(ポリゴン)に分割して表現しておくとよい。図例では、外郭面の一部のみ、三角形状に分割して図示しているが、このような分割を外郭面の全面について行うことになる。色域外郭データは、各ポリゴンの頂点を外郭構成点として、その外郭構成点のCIE−L色空間内の位置に関する情報とすることができる。例えば外郭面を三角形に分割した場合には、色域外郭データは、各三角形の頂点の明度、彩度、及び色相角の対応関係を示す外郭面ルックアップテーブルとすることができる。
求めた出力側デバイスの色再現域の外郭を表す外郭データは、色域外郭平滑部13に出力される。
ステップ102では、ステップ100で作成した色域外郭を平滑化する平滑化処理を色域外郭データに基づいて行い、平滑化色域外郭データを生成する。平滑化方法としては公知の種々の方法を用いることができ、例えば画像解析ハンドブック(東京大学出版会)の538頁〜548頁(以下、非特許文献1という)に記載された方法を用いることができる。
以下、平滑化処理の概略について説明する。例えば出力側デバイスの色再現域が図4に示すようなものであった場合において、図4に示す色再現域を構成する面、例えば主要色であるW(白)、C(シアン)、B(青)、M(マゼンダ)を結んでできる面上の各外郭構成点18(図4に示す三角形状の各ポリゴンの頂点)を仮想的に図5に示すように規則的に配置し、平滑化対象の外郭構成点が平滑化用の3×3マトリクスで構成されたフィルタ20の中心のマトリクスに対応するようにフィルタ20を配置する。なお、フィルタ20としては、例えば上記非特許文献1に記載された局所加重平均フィルタを用いることができるが、これに限られるものではない。
フィルタ20は、図6に示すように3×3マトリクスの各マトリクスにα1〜α9までのフィルタ係数が予め定められており、このフィルタ係数をパラメータに含む所定の変換式によって、各マトリクス(各フィルタ係数)に対応する外郭構成点の彩度値を各々変換する。次に、フィルタ20を図5において矢印A方向に外郭構成点1つ分ずらす。すなわち平滑化対象の外郭構成点を外郭構成点1つ分ずらす。そして、上記と同様に各マトリクスに対応する外郭構成点の彩度値を変換する。これを1行分の外郭構成点について行った場合には、フィルタ20を図5において矢印B方向に外郭構成点1つ分ずらして上記と同様に各マトリクスに対応する外郭構成点の彩度値を変換する。これを面内全てについて行うことにより、その面の形状を平滑化することができる。そして、他の面についても同様の平滑化処理を行う。これにより、出力側デバイスの色再現域の外郭全体を平滑化することができる。
なお、図4において色再現域の白(W)の部分は先が尖った形状となっており、平滑化しない方が好ましいため、平滑化対象の面の頂点が白(W)を含んでいる場合には、その頂点を除いた外郭構成点について平滑化処理することが好ましい。また、白に限らず、平滑化処理をしない方が好ましい頂点がある場合には、その頂点を除いて平滑化処理をするようにしてもよい。また、特許文献3に記載されたように、フィルタ20の係数を色域外郭表面の凹凸の状態に合わせて変更するようにしても良い。例えば、平滑化対象の外郭構成点の彩度とその周辺の外郭構成点の彩度との彩度差の分散を求め、求めた分散に応じてフィルタ20のフィルタ係数のパターンを選択するようにしてもよい。また、上記の平滑化処理を1回だけでなく繰り返し実行するように構成しても良い。例えば、平滑化対象の外郭構成点の彩度とその周辺の外郭構成点の彩度との彩度差の分散が閾値以下になるまで平滑化処理を繰り返すようにしてもよい。
そして、ステップ104では、所定の色変換方法により、入力画像信号を、平滑化した出力側デバイスの色再現域内の出力画像信号に変換する。なお、色変換方法は、種々公知の色変換方法、例えば特開2000−184221号公報、特開2005−184601号公報、特開2005−184602号公報等に記載されたものを用いることができる。
このように、本実施形態では、平滑化処理によって出力側デバイスの色再現域の外郭表面の滑らかさを向上させることができ、色再現域の外郭表面の状態に依存するようなマッピングを行っても階調性が低下するのを抑えることが可能になる。また、色再現域の外郭表面を平滑化するだけの比較的少ない量の補正しか行わないため、出力側デバイスの色再現域の外郭上にマッピングされる色の再現性をほぼ保つことができ、かつ、色再現域内の色再現性に悪影響が及ぶのを防ぐことが可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態では、出力側デバイスに色材総量制限が課せられている場合について説明する。
装置構成は図2と同一であるため、色空間信号変換部4で実行される処理ルーチンについて図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7に示すように、ステップ200では、色域外郭作成部12が出力側デバイスの色再現域の色域外郭を作成し、この色域外郭を表す色域外郭データを生成するが、本実施形態では、出力側デバイスに色材総量制限が課せられた場合の色域外郭を作成する。この色材総量制限が課せられた場合の色域外郭の作成方法としては、例えば前述した特許文献1に記載された方法を用いることができる。出力側デバイスで扱う色材がYMCKの4色であれば、色材総量に制限が課されない場合の色材総量は400%であるが、色材総量を250%にするように制限が課された場合には、色材総量が250%となるような色域外郭が作成される。すなわち、色材総量の制限が課された分だけ色域が削られる。
図8には、色材総量制限が課せられた場合の出力側デバイスの色域外郭の一部を平面に展開した展開図の一例を示した。
同図において、W(白)、C(シアン)、B(青)、M(マゼンダ)の1次色及び2次色の各頂点を結ぶ線で囲まれた外郭面30、W(白)、M(マゼンダ)、R(赤)、Y(イエロー)の1次色及び2次色の各頂点を結ぶ線で囲まれた外郭面32が図4に示す色再現域の上側部分の外郭面の一部に相当する。また、外郭面34、36、38が図4に示す色再現域の下側部分の外郭面の一部に相当する。外郭面34、36は1次色(Y,M,C)及び2次色(R,G,B)に墨(K)を加えていった際に構成される外郭面であり、外郭面38が墨100%で構成される外郭面である。なお、各稜線上及び各外郭面内の外郭構成点は図を簡略化するために省略している。
外郭面34は、B、M、MK(M100%、K100%)、MKC50(M100%、K100%、C50%)、BK50(C100%、M100%、K50%)の各頂点を結ぶ線で囲まれた面である。
外郭面36は、M、R、RK50(M100%、Y100%、K50%)、MKY50(M100%、K100%、Y50%)、MK(M100%、K100%)の各頂点を結ぶ線で囲まれた面である。
外郭面38は、MK(M100%、K100%)、MKY50(M100%、K100%、Y50%)、MKC50(M100%、K100%、C50%)の各頂点を結ぶ線で囲まれた面である。
なお、色材総量制限によりMKC50とMKY50とを結ぶ稜線70、BK50とMKC50を結ぶ稜線52、RK50とMKY50を結ぶ稜線60が新たに形成される。これらの稜線は、色材総量制限により削られる色域外郭の境界部分(すなわち、色域外郭表面において色材総量制限値と一致する色域外郭点から構成される面とそれ以外の面との境界部分)に発生するものであり、色材総量制限が課されない色域外郭には存在しない稜線であることから、このような稜線を擬似稜線と呼ぶこととする。
そして、ステップ202では、色域外郭データに基づいて図9に示すような平滑化処理を行い、平滑化色域外郭データを生成する。図9に示すように、ステップ300では、1次元平滑化処理を行う。
具体的には、平滑化対象の外郭構成点を白色点(W)と1次色100%の点であるY,M,Cとを結ぶ各稜線、これら1次色100%の点と2次色200%の点であるR,G,Bとを結ぶ各稜線上に存在する外郭構成点のうち、主要色である白色点WとY,M,C,R,G,Bを除く外郭構成点、すなわち、図8の太線(WとCを結ぶ稜線40WC、CとBを結ぶ稜線40CB、BとMを結ぶ稜線40BM、WとMを結ぶ稜線40WM、WとYを結ぶ稜線40WY、YとRを結ぶ稜線40YR、MとRを結ぶ稜線40MR)上に存在する外郭構成点とする。これらの平滑化対象の外郭構成点に対して1次元の平滑化処理を施す。
この1次元の平滑化処理は、第1実施形態と同様に公知の方法を用いることができる。例えば、フィルタ係数を(β, α, β)とした長さ3の1次元フィルタを使用し、図8の太線上の外郭構成点について第1実施形態と同様の平滑化処理を1次元で行う。
なお、1次元の平滑化処理を行う際、平滑化対象の外郭構成点から除外した白色点Wと1次色100%の点であるY,M,C、2次色200%の点であるR,G,B(以下、平滑化除外点という)を跨いで1次元フィルタを使用した平滑化処理をしないようにすることが好ましい。このため、例えば、長さが5以上の1次元フィルタを使用して1次元平滑化処理する場合でも、平滑化除外点に隣接する平滑化対象の外郭構成点については例えば長さが3の平滑化フィルタを使用するようにしたほうがよい。
また、本実施形態では、作成した色域はCIELab空間の色域であるので、1次元平滑化処理は、L,a,bの各要素に対してそれぞれ行う。
次に、ステップ302では、2次元平滑化処理を行う。具体的には、平滑化除外点と1次元平滑化処理した外郭構成点、擬似稜線上の外郭構成点を除くすべての外郭構成点に対して2次元の平滑化処理を行う。すなわち、図8の外郭面30、32,34,36,38内の外郭構成点、図8において細線で示すBとBK50を結ぶ稜線50、MKC50とMKを結ぶ稜線54、MKとMを結ぶ稜線56、MKとMKY50を結ぶ稜線58、RK50とRを結ぶ稜線62上に存在する外郭構成点に対して2次元の平滑化処理を施す。
この2次元の平滑化処理は、第1実施形態と同様の方法により行うことができる。例えば、外郭面30内の平滑化対象の外郭構成点に対しては、CからWへ向かう方向とCからBへ向かう方向へ3×3の2次元フィルタを移動させながら平滑化処理を行うことができる。
また、他の方法として、ある平滑化対象の外郭構成点に注目した場合、注目した外郭構成点に隣接する複数の外郭構成点を抽出し、抽出した外郭構成点群それぞれに対して注目している外郭構成点からの距離が近いほど大きくなるように正規化された重み(重みの総和が1になるように正規化された重み)を算出して、この重みを使用した重み付き平均を算出することで注目している外郭構成点の平滑化を行うようにしてもよい。
なお、2次元平滑化処理についても、1次元平滑化処理と同様に、L,a,bの各要素に対してそれぞれ行う。
次に、ステップ304では、擬似稜線の平滑化処理を行う。色材総量制限値と一致する出力側デバイスの色信号に対応する外郭構成点は色材総量制限により削減された境界となる面もしくはエッジ上の点とみなすことができる。図8の場合は、点線で示すMKC50とMKY50を結ぶ稜線70、BK50とMKC50を結ぶ稜線52、RK50とMKY50を結ぶ稜線60が擬似稜線となる。従って、ここでは、擬似稜線上の外郭構成点や擬似稜線の周辺の外郭構成点に対して、例えばステップ302と同様に3×3のフィルタを用いて2次元平滑化処理を行う。ただし、このような擬似稜線上の外郭構成点や擬似稜線周辺の外郭構成点に対しては強い平滑化を適用したほうが階調ジャンプなどの発生を抑えることができる。このため、フィルタの中央のフィルタ係数(図6の場合はα5)の周囲のフィルタ係数(図6の場合はα1〜α4、α6〜α9)の値を、通常の平滑化処理で用いるフィルタ、例えばステップ302で用いるフィルタ係数よりも大きい値に設定したものを用いる。これにより、ステップ302における2次元平滑化処理よりも強い平滑化処理が施される。なお、通常の平滑化処理で用いるフィルタを用いて擬似稜線に対して複数回平滑化処理を実施するようにしてもよい。これにより通常の場合よりも強い平滑化処理を行うことができる。また、擬似稜線上の外郭構成点についてのみ上記の強い平滑化処理を適用するようにしてもよい。
この擬似稜線平滑化処理についても、1次元平滑化処理及び2次元平滑化処理と同様に、L,a,bの各要素に対してそれぞれ行う。
そして、図8のステップ204では、図3のステップ104と同様に、所定の色変換方法により、入力画像信号を、平滑化した出力側デバイスの色再現域内の出力画像信号に変換する。
このように、本実施形態では、平滑化処理によって出力側デバイスの色再現域の外郭表面の滑らかさを向上させることができ、色再現域の外郭表面の状態に依存するようなマッピングを行っても階調性が低下するのを抑えることが可能になる。また、色再現域の外郭表面を平滑化するだけの比較的少ない量の補正しか行わないため、出力側デバイスの色再現域の外郭上にマッピングされる色の再現性をほぼ保つことができ、かつ、色再現域内の色再現性に悪影響が及ぶのを防ぐことが可能となる。
また、色材総量制限により色再現域が削られたことにより発生する擬似稜線については、色再現域がある程度狭くなっても色域外郭表面形状の滑らかさが重要になるため、強い平滑化を施す。これにより、擬似稜線を滑らかにすることができ、階調ジャンプや擬似輪郭が発生するのを抑えることができる。
なお、上記各実施形態では、出力側デバイスの色再現域の外郭を作成し、平滑化してから色変換するようにしているが、外郭の作成及び平滑化処理を予め行っておき、色変換時には色変換処理のみを行うようにしてもよい。
本発明に係る色変換装置の概略構成例を示すブロック図である。 色変換装置における色空間信号変換部の概略構成例を示すブロック図である。 第1実施形態における色空間信号変換部で実行される処理のフローチャートである。 色再現域の一例を示す概念図である。 2次元平滑化処理について説明するための概念図である。 フィルタのフィルタ係数について説明するための概念図である。 第2実施形態における色空間信号変換部で実行される処理のフローチャートである。 色材総量が制限された場合の出力側デバイスの色再現域の一部を展開した展開図である。 平滑化処理のフローチャートである。
符号の説明
1 入力部
2 出力部
4 色空間信号変換部
11 入力色空間変換部
12 色域外郭作成部(色域外郭作成手段)
13 色域外郭平滑部(色域外郭平滑化手段)
14 色再現域圧縮部
15 出力色空間変換部
16 メモリ
18 外郭構成点
20 フィルタ

Claims (9)

  1. 出力側デバイスの所定の色空間における色再現域の色域外郭を複数のポリゴンに分割した時の各ポリゴンの各頂点を外郭構成点とし、当該外郭構成点の前記色空間内における位置に基づいて、色域外郭データを生成する色域外郭作成手段と、
    前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線内に含まれる外郭構成点を仮想的に規則的に配置して平滑化処理を行うことにより、前記色域外郭を平滑化した色域外郭の平滑化色域外郭データを生成する色域外郭平滑化手段と、
    を備えたことを特徴とする色域外郭作成装置。
  2. 前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭データに基づいて、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち予め定めた平滑化対象の外郭構成点の彩度値を、当該平滑化対象の外郭構成点の周囲の外郭構成点の彩度値と、フィルタを構成する予め定めた複数のフィルタ係数と、に基づいて変換することにより、前記平滑化色域外郭データを生成することを特徴とする請求項1記載の色域外郭作成装置。
  3. 前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点について、前記フィルタとして1次元のフィルタを用いて平滑化処理を行うことを特徴とする請求項2記載の色域外郭作成装置。
  4. 前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点を除いた外郭構成点について、前記フィルタとして2次元のフィルタを用いて平滑化処理を行うことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の色域外郭作成装置。
  5. 前記色域外郭平滑化手段は、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点について、前記フィルタとして1次元のフィルタを用いて平滑化処理を行った後に、前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、前記稜線上の外郭構成点を除いた外郭構成点について、前記フィルタとして2次元のフィルタを用いて平滑化処理を行うことを特徴とする請求項2記載の色域外郭作成装置。
  6. 前記色域外郭作成手段は、前記出力側デバイスの色材総量が制限された場合の色域外郭を表す色域外郭データを生成し、
    前記色域外郭平滑化手段は、前記色域総量が制限されることにより発生した擬似稜線上の外郭構成点について平滑化処理を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の色域外郭作成装置。
  7. 前記色域外郭平滑化手段は、前記擬似稜線上の外郭構成点について他の外郭構成点の平滑化処理よりも強い平滑化処理を行うことを特徴とする請求項6記載の色域外郭作成装置。
  8. 前記色域外郭平滑化手段は、前記色再現域の少なくとも一部の頂点を除いて平滑化処理することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の色域外郭作成装置。
  9. 出力側デバイスの所定の色空間における色再現域の表面である色域外郭を複数のポリゴンに分割した時の各ポリゴンの各頂点を外郭構成点とし、当該外郭構成点の前記色空間内における位置に基づいて、色域外郭データを生成するステップと、
    前記色域外郭を構成する外郭構成点のうち、予め定めた複数の主要色同士を結ぶ稜線上の外郭構成点を仮想的に規則的に配置して平滑化処理を行うことにより、前記色域外郭を平滑化した平滑化色域外郭の平滑化色域外郭データを生成するステップと、
    を含む処理をコンピュータに実行させるための色域外郭作成プログラム。
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