JP4492704B2 - エッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
エッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4492704B2 JP4492704B2 JP2008009167A JP2008009167A JP4492704B2 JP 4492704 B2 JP4492704 B2 JP 4492704B2 JP 2008009167 A JP2008009167 A JP 2008009167A JP 2008009167 A JP2008009167 A JP 2008009167A JP 4492704 B2 JP4492704 B2 JP 4492704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- degree
- enhancement
- image
- pixels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims description 103
- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims description 7
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims description 48
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 29
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 18
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 15
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 claims description 7
- 235000019557 luminance Nutrition 0.000 description 33
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 13
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 13
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 230000004580 weight loss Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T5/00—Image enhancement or restoration
- G06T5/73—Deblurring; Sharpening
- G06T5/75—Unsharp masking
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/10—Segmentation; Edge detection
- G06T7/12—Edge-based segmentation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10016—Video; Image sequence
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/20—Special algorithmic details
- G06T2207/20172—Image enhancement details
- G06T2207/20192—Edge enhancement; Edge preservation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
前者のものでは、作業者の目視による確認が必要であるため、自動的に適当な強調具合を設定することができない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、より簡易な手法で画像のシャープさを判定して自動的に最適なエッジの強調処理を行なうことが可能なエッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体の提供を目的とする。
上記のように構成した発明においては、上記集計処理手段が変化度合いを集計するにあたり、上記ベクトル値が大きいものほど重み付けを上げている。むろん、変化度合いの小さいものほど重み付けを小さくして集計することも含まれる。そして、いずれの場合においても被写体のようなシャープな部分が大きく考慮された上で画像のシャープ度合いが判定されることになる。
また、この例では重み付けを変えることにより実質的に変化度合いが大きい画素について集計するようにしているが、これに限られるものではない。その一例として、本発明では、上記集計処理手段は、上記ベクトル値が大きい輪郭画素について集計する構成としてもよい。
なお、画像が大きくなるにつれてエッジの強調程度を強めていくことにより、画質を向上させうるという意味では、画像のシャープさを各画素のベクトル値から算出しなければならないわけではない。従って、請求項1にかかる発明は、画像をドットマトリクス状の画素で多階調表現した画像データを取得する画像データ取得手段と、上記画像データを構成する画素と周囲の画素との輝度の差をベクトル値として算出し、上記算出されたベクトル値が所定の値より大きいものを集計し、上記集計結果をもとにエッジの強調程度を取得するエッジ強調程度取得手段と、画像の大きさが大きいものほど上記エッジの強調程度を大きくするよう、上記画像データの大きさに応じた係数を上記取得されたエッジの強調程度に乗算し、上記エッジの強調程度を修正するエッジ強調程度修正手段と、上記エッジ強調程度修正手段により修正された上記エッジの強調程度に基づいて上記画像のエッジを強調処理する修正強調程度対応エッジ強調手段とを具備する構成としてある。
ところで、上述したように画像のシャープ度合いを判断してエッジ強調処理を行なうエッジ強調処理装置は単独で存在する場合もあるし、ある機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としては各種の態様を含むものである。また、ハードウェアで実現されたり、ソフトウェアで実現されるなど、適宜、変更可能である。
その一例として、本発明は、画像をドットマトリクス状の画素で多階調表現した画像データに対してコンピュータにてエッジ強調処理を行うエッジ強調処理プログラムを記録した媒体であって、各画素ごとに変化度合いを周囲の画素との輝度の差あるいは輝度の代替値の差をベクトル値として算出し、当該ベクトル値の大きい画素について同ベクトル値を集計するステップと、この集計処理結果に基づいて画像のシャープ度合いを判定しつつエッジの強調要素を決定するステップと、この決定された強調要素に基づいて各画素のエッジを強調処理するステップとを具備する構成としてもよい。
さらに、本発明によれば、重み付けを変えることによって各画素の影響度を調整し、最適なエッジ強調要素を決定可能となる。
さらに、本発明によれば、画像の変化度合いの大きな輪郭部分だけで画像のシャープ度合いを判定するため、背景の大きさなどの影響を受けることなく最適なエッジ強調程度を設定可能となる。
さらに、本発明によれば、画像全体での変化度合いの大きい画素の割合いに基づいてしきい値を設定するため、画像全体でシャープであればしきい値を下げてより多くの画素をエッジ強調処理して画質を向上できるし、画像全体があまりシャープでなければしきい値を上げてエッジ強調処理されにくくすることによりエッジでない画素までエッジ強調されてしまうことを防止できる。
さらに、本発明によれば、アンシャープマスクの大きさを変更して比較的容易にエッジ強調程度を調整することができる。
さらに、本発明によれば、同様の効果を奏することが可能なエッジ強調処理方法を提供することができ、本発明によれば、エッジ強調処理プログラムを記録した媒体を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかるエッジ強調処理装置を適用した画像処理システムをブロック図により示しており、図2は具体的ハードウェア構成例を概略ブロック図により示している。
図1において、画像入力装置10は写真などをドットマトリクス状の画素として表した画像データを画像処理装置20へ出力し、同画像処理装置20は所定の強調度でエッジ強調処理する画像処理を実行する。同画像処理装置20は同エッジ強調処理した画像データを画像出力装置30へ出力し、画像出力装置30はエッジ強調処理された画像をドットマトリクス状の画素で出力する。ここにおいて、画像処理装置20が出力する画像データはシャープさの鈍い画像のエッジを強調することによりシャープな感じとなるように修正された画像データであり、画像入力装置10から画像データを取得する画像データ取得手段と、各画素ごとに輝度の階調値に基づくベクトルの変化度合いを算出して集計する集計処理手段と、この集計処理結果に基づいてエッジの強調要素を決定するエッジ強調要素決定手段と、この決定された強調要素に基づいて各画素のエッジを強調処理して画像出力装置30へ出力するエッジ強調手段とを備えている。
画像データがドットマトリクス状の画素から構成されるものとすると、各画素ごとに上述したRGBの輝度を表す多階調データで表されており、画像のエッジ部分では隣接する画素間での同データの差分は大きくなる。この差分は輝度勾配であり、これをエッジ量と呼ぶことにし、図7に示すようにして画像を構成する各画素について走査しながらエッジ量を集計する。
図9に示すものにおいて、X方向の差分値fxとY方向の差分値fyは、
fx=f(x+1,y)−f(x,y) …(2)
fy=f(x,y+1)−f(x,y) …(3)
のように表される。従って、これらを成分とするベクトルの大きさ|g(x,y)|がベクトル値であり、
|g(x,y)|=(fx**2+fy**2)**(1/2)
…(4)
のように表される。むろん、エッジ量はこの|g(x,y)|で表される。なお、本来、画素は図10に示すように縦横に升目状に配置されており、中央の画素に注目すると八つの隣接画素がある。従って、同様にそれぞれの隣接する画素との画像データの差分をベクトルで表し、このベクトルの和を画像の変化度合いと判断しても良い。むろん、比較する画素の数は少ないほど演算量が少ないと言える。また、少なくとも直線方向に並ぶ隣接画素については対象画素が移動していくときに相互に反対に作用することになるので、省略することも有用である。さらに、最も演算量を少なくするには単に横並びの画素間でのみ輝度の差を算出するようにしても良い。以上の演算では、輝度を利用するようにしているが、簡易な演算式を用いることも含めて輝度の代替値であっても実質的に同様と言えることはいうまでもない。
以上のようにしてエッジ量の集計処理を行ったら、ステップS200にてエッジ強調要素決定処理を行う。図14はこのエッジ強調要素決定処理のより詳細なフローを示している。
先ず、ステップS210ではエッジ画素の割合を計算する。ステップS130では輪郭画素数(edge_pixel)を積算しており、全画素数(total_pixel)との割合(edge_rate)を計算する。
edge_rate=edge_pixel/total_pixel
この割合(edge_rate)が「1」に近いほどエッジ画素の多い画像であると言える。図11と図12に示す画像においては同じシャープさの飛行機が写っている一方、背景の画素数は異なる。背景の画素ではぼけた感じとなっているのは否めないが、敢えてシャープでなければならない理由もない。すなわち、このような背景画素についてはエッジの強調処理は行われない方が好ましいのである。そのようなものとしては青空のグラデーション部分であるとかポートレートの肌色部分などが該当する。
ST=K/edge_rate
なお、ここで「K」は定数である。図15はエッジ量の分布としきい値STの対応関係を示している。同図(a)では全体的にエッジ量が大きい場合であり、輪郭が素数が多いと判断される結果、しきい値ST0は小さくなる。また、同図(c)は全体的にエッジ量が小さい場合であり、しきい値ST2は大きめとなる。なお、同図(b)はその中間の場合のしきい値ST1を示している。すなわち、シャープな画素が少ない場合にしきい値STが高めに設定され、エッジでない画素であるか否かを判定する際により多めに判定するように調整でき、これによって肌色部分などのノイズまで強調してしまわないようにすることができる。
Eenhance =KS・(SLopt−SL)**(1/2)…(6)
として求める。ここにおいて、係数KSは画像の大きさに基づいて変化するものであり、画像データが図7に示したように、縦横方向にそれぞれheightドットとwidthドットからなる場合、
KS=min(height,width)/A …(7)
のようにして求めている。ここにおいて、min(height,width)はheightドットとwidthドットのうちのいずれか小さい方を指し、Aは定数で「768」としている。むろん、これらは実験結果から得られたものであり、適宜変更可能であることはいうまでもない。ただし、基本的には画像が大きいものほど強調度を大きくするということで良好な結果を得られている。
ただし、ステップS310では上述したしきい値STと各画素のエッジ量とを比較してエッジ強調処理対象の画素であるか否かを判定し、同しきい値よりも大きい場合にはエッジ強調処理対象の画素であると判定してステップS320にて各画素毎にエッジ強調処理をする。
Y’=Y+Eenhance ・(Y−Yunsharp ) …(8)
として演算される。ここで、Yunsharp は各画素の画像データに対してアンシャープマスク処理を施したものであり、ここでアンシャープマスク処理について説明する。図18〜図20は三つの大きさの異なるアンシャープマスク40(41〜43)を示している。このアンシャープマスク40は、中央の「100」の値をマトリクス状の画像データにおける処理対象画素Y(x,y)の重み付けとし、その周縁画素に対して同マスクの升目における数値に対応した重み付けをして積算するのに利用される。今、図19に示すアンシャープマスク42を利用するのであれば、
アンシャープマスク40は図からも明らかなように、中央部にて最も重み付けが大きく、周縁に向かうにつれて徐々に重み付けの数値が小さくなっている。この変化具合は必ずしも固定的なものではなく、適宜変更可能である。むろん、その名称の如何も問わないし、サイズについても例示的なものにすぎず、「6×6」の升目数であっても良いし、「8×8」の升目数であっても良い。
ところで、これまでは理解の簡易のために各画素の輝度と呼んで説明したが、実際には各画素はRGBの階調データを有しており、輝度Yは(1)式に示すように、RGBの階調データの単純な重み付け加算で変換している。
delta=Y−Y’ …(10)
と置き換えれば、変換後のR’G’B’は、
R’=R+delta
G’=G+delta
B’=B+delta …(11)
のように演算可能となる。このようにすれば乗算と加算は1/3となるので、全体の処理時間としても50〜70%程度の減少が可能となる。また、変換結果は色ノイズの強調がなくなり、画質が向上した。なお、輝度Yを求めるときに必ずしも(1)式のように厳格な重み付けを行う必要もない。例えば、(12)式のように単純な平均値でもさほど大きな誤差は出ない。
さらに簡易にするならば、(1)式において最も輝度Yに対する貢献値の大きいG成分だけで輝度Yとみなしてしまっても必ずしも大きな誤差は出ない。
以上のように、ステップS110〜S150の部分は画像のシャープ度合いを判定するためにエッジ量を集計するので集計処理手段を構成するし、ステップS210〜S250ではエッジ強調処理の強調程度や強調処理対象となる画素を判定するためのしきい値を設定するのでエッジ強調要素決定手段を構成するし、ステップS310〜S340ではエッジ強調処理対象の画素についてエッジ強調演算をするのでエッジ強調処理手段を構成することになる。むろん、エッジ強調処理を行う上で前提となる画像データを取得するハードウェア及びソフトウェア上の処理が画像データ取得手段を構成する。
次に、上記構成からなる本実施形態の動作を順を追って説明する。
写真画像をスキャナ11で読み込み、プリンタ31にて印刷する場合を想定する。すると、まず、コンピュータ本体21にてオペレーティングシステム21aが稼働しているもとで、画像処理アプリケーション21dを起動させ、スキャナ11に対して写真の読み取りを開始させる。
読み取られた画像データが同オペレーティングシステム21aを介してアプリケーション21dに取り込まれたら、処理対象画素を設定してから、ステップS110にて(2)式〜(4)式に基づいてエッジ量を判定し、ステップS120では同エッジ量に基づいて当該処理対象画素が輪郭部分であるか否かを判定する。そして、輪郭部分である場合にのみそのエッジ量を積算するとともに輪郭部分の画素数を加算する。
この後、エッジ強調された画像データをディスプレイドライバ21cを介してディスプレイ32に表示し、良好であればプリンタドライバ21bを介してプリンタ31にて印刷させる。すなわち、同プリンタドライバ21bはエッジ強調されたRGBの階調データを入力し、所定の解像度変換を経てプリンタ31の印字ヘッド領域に対応したラスタライズを行なうとともに、ラスタライズデータをRGBからCMYKへ色変換し、その後でCMYKの階調データから二値データへ変換してプリンタ31へ出力する。
このように、エッジ強調処理の中枢をなすコンピュータ本体21はステップS110にて隣接する画素間のデータの差分値からベクトル化しつつその変化度合いであるエッジ量を求め、ステップS120,S130にてエッジ量の大きい画像のみ選択して積算し、ステップS230にて平均値を求めることにより、画像の変化度合いの大きい画素に着目して当該画像のシャープ度合いを求めることになり、このようにして求めた画像のシャープ度合いに基づいてエッジ強調度Eenhance を決定して自動的に最適な強調度でエッジ強調処理を実行する。
20…画像処理装置
21…コンピュータ
21a…オペレーティングシステム
21b…プリンタドライバ
21c…ディスプレイドライバ
21d…画像処理アプリケーション
22…ハードディスク
23…キーボード
24…CD−ROMドライブ
25…フロッピーディスクドライブ
26…モデム
30…画像出力装置
40…アンシャープマスク
41〜44…アンシャープマスク
Claims (5)
- 画像をドットマトリクス状の画素で多階調表現した画像データを取得する画像データ取得手段と、
上記画像データを構成する画素と周囲の画素との輝度の差をベクトル値として算出し、上記算出されたベクトル値が所定の値より大きいものを集計し、上記集計結果をもとにエッジの強調程度を取得するエッジ強調程度取得手段と、
画像の大きさが大きいものほど上記エッジの強調程度を大きくするよう、上記画像データの大きさに応じた係数を上記取得されたエッジの強調程度に乗算し、上記エッジの強調程度を修正するエッジ強調程度修正手段と、
上記エッジ強調程度修正手段により修正された上記エッジの強調程度に基づいて上記画像のエッジを強調処理する修正強調程度対応エッジ強調手段とを具備することを特徴とするエッジ強調処理装置。 - 請求項1に記載のエッジ強調処理装置において、
上記エッジ強調程度修正手段は、上記画像データの垂直方向の画素数および水平方向の画素数のうち、画素数が小さい方向の画素数に基づいて上記画像の大きさを算出することを特徴とするエッジ強調処理装置。 - 画像をドットマトリクス状の画素で多階調表現した画像データを取得する画像データ取得手段と、
上記画像データを構成する画素と周囲の画素との輝度の差をベクトル値として算出し、上記算出されたベクトル値が所定の値より大きいものを集計し、上記集計結果をもとにエッジの強調程度を取得するエッジ強調程度取得手段と、
画像の大きさが大きいものほど上記エッジの強調程度を大きくするよう、上記画像データの大きさに応じた係数を上記取得されたエッジの強調程度に乗算し、上記エッジの強調程度を修正するエッジ強調程度修正手段と、
上記エッジ強調程度修正手段により修正された上記エッジの強調程度に基づいて上記画像のエッジを強調処理する修正強調程度対応エッジ強調手段と、
上記修正強調程度対応エッジ強調手段によりエッジが強調された画像を出力する出力手段とを具備することを特徴とする出力装置。 - 画像をドットマトリクス状の画素で多階調表現した画像データに対してエッジ強調処理を行うエッジ強調処理方法であって、
上記画像データを取得する画像データ取得工程と、
上記対象画像データを構成する画素と周囲の画素との輝度の差をベクトル値として算出し、上記算出されたベクトル値が所定の値より大きいものを集計し、上記集計結果をもとにエッジの強調程度を取得するエッジ強調程度取得工程と、
画像の大きさが大きいものほど上記エッジの強調程度を大きくするよう、上記画像データの大きさに応じた係数を上記取得されたエッジの強調程度に乗算し、上記エッジの強調程度を修正するエッジ強調程度修正工程と、
上記エッジ強調程度修正工程により修正された上記エッジの強調程度に基づいて上記画像のエッジを強調処理する修正強調程度対応エッジ強調工程とを具備することを特徴とするエッジ強調処理方法。 - 画像をドットマトリクス状の画素で多階調表現した画像データに対してエッジ強調処理を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータに、
上記画像データを取得する画像データ取得機能と、
上記対象画像データを構成する画素と周囲の画素との輝度の差をベクトル値として算出し、上記算出されたベクトル値が所定の値より大きいものを集計し、上記集計結果をもとにエッジの強調程度を取得するエッジ強調程度取得機能と、
画像の大きさが大きいものほど上記エッジの強調程度を大きくするよう、上記画像データの大きさに応じた係数を上記取得されたエッジの強調程度に乗算し、上記エッジの強調程度を修正するエッジ強調程度修正機能と、
上記エッジ強調程度修正機能により修正された上記エッジの強調程度に基づいて上記画像のエッジを強調処理する修正強調程度対応エッジ強調機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008009167A JP4492704B2 (ja) | 1997-06-02 | 2008-01-18 | エッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14405997 | 1997-06-02 | ||
JP2008009167A JP4492704B2 (ja) | 1997-06-02 | 2008-01-18 | エッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10990198A Division JP4161141B2 (ja) | 1997-06-02 | 1998-04-20 | エッジ強調処理装置、エッジ強調処理方法およびエッジ強調処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008167461A JP2008167461A (ja) | 2008-07-17 |
JP4492704B2 true JP4492704B2 (ja) | 2010-06-30 |
Family
ID=15353362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008009167A Expired - Fee Related JP4492704B2 (ja) | 1997-06-02 | 2008-01-18 | エッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6392759B1 (ja) |
EP (2) | EP1365355B1 (ja) |
JP (1) | JP4492704B2 (ja) |
DE (1) | DE69822923T2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0891075A3 (en) | 1997-06-09 | 2002-03-06 | Seiko Epson Corporation | An image processing apparatus and method, and an image evaluation device and method |
US6774943B1 (en) | 1998-09-01 | 2004-08-10 | Ess Technology, Inc. | Method and apparatus for edge enhancement in digital images |
EP1079601B1 (en) * | 1999-03-05 | 2008-06-18 | Seiko Epson Corporation | Image data correcting device, image data correcting method, medium on which image data correcting program is recorded |
JP3736219B2 (ja) | 1999-08-13 | 2006-01-18 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像処理装置及び方法 |
US6721457B1 (en) * | 1999-08-27 | 2004-04-13 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method for enhancing digital images |
US20020061062A1 (en) * | 2000-11-22 | 2002-05-23 | O'brien Royal | Filtering system and method for digital interactive streams |
EP1446768A1 (de) * | 2001-11-19 | 2004-08-18 | Siemens Aktiengesellschaft | Zeitliche rauschminderung und lokale kontrastverstärkung |
US7119854B2 (en) * | 2001-12-28 | 2006-10-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method for deriving an objective sharpness metric |
JP3863808B2 (ja) * | 2002-05-27 | 2006-12-27 | 三洋電機株式会社 | 輪郭強調回路 |
JP4228641B2 (ja) * | 2002-09-20 | 2009-02-25 | セイコーエプソン株式会社 | 出力対象画像データ選択 |
GB0224357D0 (en) * | 2002-10-19 | 2002-11-27 | Eastman Kodak Co | Image processing |
US7149354B2 (en) * | 2002-12-12 | 2006-12-12 | Intel Corporation | Extraction of a scene structure based on gradient runs analysis |
JP4258385B2 (ja) * | 2004-01-14 | 2009-04-30 | 株式会社デンソー | 路面反射検出装置 |
DE102004034532B4 (de) * | 2004-07-16 | 2009-05-28 | Audi Ag | Verfahren zur Kennzeichnung von Bildinformationen in der Darstellung eines mit einer fahrzeugseitigen Bildaufnahmeeinrichtung aufgenommenen Nachtsichtbildes und zugehöriges Nachtsichtsystem |
KR100647955B1 (ko) * | 2004-12-03 | 2006-11-23 | 엘지전자 주식회사 | 디포커스 현상을 보정하는 영상처리장치 |
JP4992212B2 (ja) * | 2005-09-06 | 2012-08-08 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像判定方法及びプログラム |
JP4637063B2 (ja) * | 2006-07-04 | 2011-02-23 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム |
JP4677376B2 (ja) * | 2006-07-07 | 2011-04-27 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体 |
JP2008107557A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Nikon Corp | 顕微鏡装置および顕微鏡画像の解像方法 |
US8180167B2 (en) * | 2008-07-16 | 2012-05-15 | Seiko Epson Corporation | Model-based error resilience in data communication |
JP5412791B2 (ja) * | 2008-10-27 | 2014-02-12 | 株式会社ニコン | デジタルカメラ、および画像処理プログラム |
JP2013218281A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-10-24 | Seiko Epson Corp | 表示システム、表示プログラム及び表示方法 |
JP5514344B2 (ja) * | 2012-05-15 | 2014-06-04 | シャープ株式会社 | 映像処理装置、映像処理方法、テレビジョン受像機、プログラム、及び記録媒体 |
JP5975215B2 (ja) | 2012-11-14 | 2016-08-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置及び画像処理プログラム、画像調整装置及び画像調整プログラム |
KR102016424B1 (ko) * | 2013-04-12 | 2019-09-02 | 삼성디스플레이 주식회사 | 데이터 처리 장치 및 이를 갖는 디스플레이 시스템 |
JP6924896B2 (ja) | 2018-03-30 | 2021-08-25 | 富士フイルム株式会社 | 画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体 |
CN118334492B (zh) * | 2024-06-14 | 2024-08-16 | 山东科技大学 | 边缘检测模型训练方法、边缘检测方法、设备及存储介质 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03278284A (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像の鮮鋭度強調方法及びその装置 |
JPH0799575A (ja) * | 1993-05-07 | 1995-04-11 | Ricoh Co Ltd | 画情報の処理方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02202175A (ja) | 1989-01-30 | 1990-08-10 | Dainippon Screen Mfg Co Ltd | 画像走査記録装置における鮮鋭度強調方法 |
US5513016A (en) * | 1990-10-19 | 1996-04-30 | Fuji Photo Film Co. | Method and apparatus for processing image signal |
US5271064A (en) * | 1991-06-14 | 1993-12-14 | University Of Cincinnati | Apparatus and method for smoothing regions and enhancing edges in gray scale images |
JP2692531B2 (ja) | 1992-06-18 | 1997-12-17 | 日本電気株式会社 | 画像の鮮鋭化方法及び装置 |
US6075926A (en) * | 1997-04-21 | 2000-06-13 | Hewlett-Packard Company | Computerized method for improving data resolution |
-
1998
- 1998-05-28 US US09/085,111 patent/US6392759B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-28 EP EP03077304.8A patent/EP1365355B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-28 DE DE69822923T patent/DE69822923T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-05-28 EP EP98304240A patent/EP0883086B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2008
- 2008-01-18 JP JP2008009167A patent/JP4492704B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03278284A (ja) * | 1990-03-28 | 1991-12-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像の鮮鋭度強調方法及びその装置 |
JPH0799575A (ja) * | 1993-05-07 | 1995-04-11 | Ricoh Co Ltd | 画情報の処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1365355A2 (en) | 2003-11-26 |
EP0883086A2 (en) | 1998-12-09 |
DE69822923T2 (de) | 2005-04-28 |
EP1365355B1 (en) | 2016-03-16 |
EP0883086A3 (en) | 1999-01-13 |
EP1365355A3 (en) | 2004-08-11 |
EP0883086B1 (en) | 2004-04-07 |
JP2008167461A (ja) | 2008-07-17 |
DE69822923D1 (de) | 2004-05-13 |
US6392759B1 (en) | 2002-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4492704B2 (ja) | エッジ強調処理装置、出力装置、エッジ強調処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3925588B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理制御プログラムを記録した媒体 | |
JP5595121B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム | |
EP1139284B1 (en) | Method and apparatus for performing local color correction | |
JP4381360B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
JP4243362B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラムを記録した記録媒体 | |
JP4161141B2 (ja) | エッジ強調処理装置、エッジ強調処理方法およびエッジ強調処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP3921737B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理制御プログラムを記録した媒体 | |
JP4019239B2 (ja) | 画像鮮鋭化方法および画像鮮鋭化装置 | |
JP2006155572A (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム | |
JP4067538B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体 | |
JP3702956B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理制御プログラムを記録した媒体 | |
JPH10200756A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録した媒体 | |
JP3918924B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP4053362B2 (ja) | 補間処理方法、補間処理プログラムおよびこれを記録した記録媒体ならびに画像処理装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP2000285232A5 (ja) | ||
JP3501151B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理制御プログラムを記録した媒体 | |
JP3702957B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理制御プログラムを記録した媒体 | |
JP2003102027A5 (ja) | ||
JP3981785B2 (ja) | 画像鮮鋭化プログラムを記録した媒体、画像鮮鋭化装置および画像鮮鋭化方法 | |
JP4475316B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理プログラムを記録した記録媒体および画像処理方法 | |
JP3731573B2 (ja) | 画像処理装置、画像評価装置、画像処理方法、画像評価方法および画像処理プログラムを記録した記録媒体 | |
JP4557087B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、および記録媒体 | |
JP4941575B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理プログラムを記録した媒体および画像処理装置 | |
JP5029779B2 (ja) | 画像処理方法、画像処理プログラムを記録した媒体および画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090930 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100316 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |