JP6924896B2 - 画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6924896B2
JP6924896B2 JP2020509812A JP2020509812A JP6924896B2 JP 6924896 B2 JP6924896 B2 JP 6924896B2 JP 2020509812 A JP2020509812 A JP 2020509812A JP 2020509812 A JP2020509812 A JP 2020509812A JP 6924896 B2 JP6924896 B2 JP 6924896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
blur
layout size
value
blur value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020509812A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019188167A1 (ja
Inventor
野口 幸典
幸典 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Publication of JPWO2019188167A1 publication Critical patent/JPWO2019188167A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924896B2 publication Critical patent/JP6924896B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/393Enlarging or reducing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1203Improving or facilitating administration, e.g. print management
    • G06F3/1208Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in improved quality of the output result, e.g. print layout, colours, workflows, print preview
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1242Image or content composition onto a page
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1244Job translation or job parsing, e.g. page banding
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/125Page layout or assigning input pages onto output media, e.g. imposition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/73Deblurring; Sharpening
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

この発明は,画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体に関する。
フォト・アルバムなどでは大量の画像の中からアルバムに使用する画像が選択され,選択された画像がレイアウトされる(特許文献1)。そのようなレイアウトにおいてユーザのアシストが行われている。また,複数の画像データの要否を判断する装置(特許文献2),画像を出力する際に出力サイズを変更する装置(特許文献3),実際に現れる出力画像上での画像の大きさを換算するもの(特許文献4)なども考えられている。さらに,入力画像とその出力サイズ・形式をチェックし,必要に応じて入力画像そのものに対して解像度・画素数を縮小するもの(特許文献5),リフォーカス画像においてピントが合っている被写体以外の被写体のぼけを強調するもの(特許文献6),画像のぼけ状態を評価するもの(特許文献7)なども考えられている。さらに,解像度に応じてサムネイル画像を分類して表示することによりプリントサイズにあった画像を容易に選択するものもある(特許文献8)。
特開2014-199641号公報 特開2013-143661号公報 特開2005-236808号公報 特開2003-250040号公報 特開2004-23322号公報 特開2016-24489号公報 特開2015-156189号公報 特開2001-36843号公報
画像の印刷,表示などのように画像を出力する場合に原画像を出力するのに想定している大きさと比べて拡大しすぎてしまうと,原画像がぼけていないにも関わらず出力された画像がぼけてしまうことがある。
この発明は,出力された画像がぼけないようなレイアウト・サイズを算出できるようにすることを目的とする。
この発明による画像のレイアウト・サイズ算出装置は,ぼけの程度を表すぼけ値であって,画像部分ごとのぼけ値のうち,第1のしきい値以下のぼけ値を,1枚の画像の中から決定するぼけ値決定手段,およびぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と画像の画素数と画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる画像のレイアウト・サイズを算出するレイアウト・サイズ算出手段を備えていることを特徴とする。
この発明は,画像のレイアウト・サイズ算出方法も提供している。すなわち,この方法は,ぼけ値決定手段が,ぼけの程度を表すぼけ値であって,画像部分ごとのぼけ値のうち,第1のしきい値以下のぼけ値を,1枚の画像の中から決定し,レイアウト・サイズ算出手段が,ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と画像の画素数と画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる画像のレイアウト・サイズを算出することを特徴とする。
また,この発明は,画像のレイアウト・サイズ算出装置のコンピュータを制御するコンピュータが読み取り可能なプログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体(可搬型記録媒体)を提供している。
さらに,画像のレイアウト・サイズ算出装置が,プロセッサを備え,そのプロセッサが,ぼけの程度を表すぼけ値であって,画像部分ごとのぼけ値のうち,第1のしきい値以下のぼけ値を,1枚の画像の中から決定し,決定されたぼけ値と画像の画素数と画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる画像のレイアウト・サイズを算出するようにしてもよい。
画像のシャープネスを強調するシャープネス強調手段をさらに備えてもよい。この場合,レイアウト・サイズ算出手段は,たとえば,ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と画像の画素数と画像の出力装置とシャープネス強調手段におけるシャープネスの強調度とにもとづいて,画像のぼけ値が第2のしきい値以下となる画像の大きさを算出する。
レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に画像を収めて出力装置から画像を出力させる出力制御手段をさらに備えてもよい。
出力制御手段は,たとえば,レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に画像を収め,かつ画像の解像度を観察距離において区別できる解像度以下として出力装置から画像を出力させる。
画像を出力する枠を指定する枠指定手段,枠指定手段によって指定された枠の大きさがレイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズよりも大きいことに応じて警告する警告手段,および出力指令を入力する出力指令入力手段をさらに備えてもよい。この場合,出力制御手段は,たとえば,警告手段における警告後に出力指令入力手段から出力指令が入力されたことに応じて,枠指定手段によって指定された枠に画像を収めて出力装置から出力させる。
第2のしきい値を入力するしきい値入力手段をさらに備えてもよい。この場合,レイアウト・サイズ算出手段は,たとえば,ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と画像の出力装置の解像度とにもとづいて,しきい値入力手段から入力された第2のしきい値以下となるレイアウト・サイズを算出する。
ぼけの程度が異なる複数のサンプル画像の中から,ぼけの程度を許容する画像を選択する画像選択手段をさらに備えてもよい。この場合,しきい値入力手段は,たとえば,画像選択手段によって選択された画像に対応する第2のしきい値を入力する。
ぼけ値決定手段は,画像の中から,最も小さなぼけ値を,1枚の画像の中から決定してもよい。
レイアウト・サイズ算出手段は,たとえば,ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と画像の画素数と画像の出力装置の解像度とにもとづいて,画像のぼけが無くなるレイアウト・サイズを算出する。
レイアウト・サイズ算出手段は,たとえば,ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と画像の画素数と画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる最大のレイアウト・サイズを算出する。
画像の主要被写体の画像部分のぼけの程度を表すぼけ値と主要被写体を除く画像部分のぼけの程度を表すぼけ値とを算出するぼけ値算出手段,およびレイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に収められる画像について,ぼけ値算出手段によって算出された主要被写体の画像部分のぼけの程度を表すぼけ値と主要被写体を除く画像部分のぼけの程度を表すぼけ値との関係を維持させる画像処理を行う画像処理手段をさらに備えてもよい。この場合,出力制御手段は,たとえば,画像処理手段において画像処理が行われた画像を,レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に収めて出力装置から出力させる。
この発明によると,ぼけ値が第2のしきい値以下となる画像のレイアウト・サイズが算出できるので,算出されたレイアウト・サイズ以下で画像を出力することによりぼけの程度が少ない,あるいは,ぼけていない画像が得られる。
画像のレイアウト・サイズ算出装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像のレイアウト・サイズ算出装置の処理手順を示すフローチャートである。 画像の一例である。 複数の画像部分に分割された画像の一例である。 ぼけ値と拡縮率との関係を示している。 画像挿入枠に画像を挿入する様子を示している。 ぼけ値と拡縮率との関係を示している。 画像出力処理手順を示すフローチャートである。 レイアウト・サイズ算出処理手順を示すフローチャートである。 画像出力処理手順を示すフローチャートである。 レイアウト・サイズ算出処理手順を示すフローチャートである。 ぼけ値設定ウインドウの一例である。 ぼけ値設定ウインドウの一例である。 ぼけ値設定ウインドウの一例である。 画像割合設定ウインドウの一例である。 アルバムの大きさ設定ウインドウの一例である。 画像のレイアウト・サイズ算出装置の処理手順の一部を示すフローチャートである。 画像の一例である。
[第1実施例]
図1は,この発明の実施例を示すもので,画像のレイアウト・サイズ算出装置1の電気的構成を示すブロック図である。
画像のレイアウト・サイズ算出装置1の全体の動作は,CPU(Central Processing Unit)2によって統括される。
画像のレイアウト・サイズ算出装置1には,画像その他の情報を表示画面に表示する表示装置3およびインターネットその他のネットワークに接続して画像のレイアウト・サイズ算出装置1以外の装置等と通信する通信装置4が含まれている。また,画像のレイアウト・サイズ算出装置1には,ハード・ディスク5,ハード・ディスク5にアクセスするハード・ディスク・ドライブ6,データ等を記憶するメモリ7,コマンド等を入力するキーボード8およびマウス9も含まれている。さらに,画像のレイアウト・サイズ算出装置1には,コンパクト・ディスク11にアクセスするコンパクト・ディスク・ドライブ10ならびにメモリ・カード13へのデータの書き込みおよびメモリ・カード13に記録されているデータの読み取りを行うメモリ・カード・リーダ・ライタ12も含まれている。さらに,画像をプリントするプリンタ14も画像のレイアウト・サイズ算出装置1に含まれている。
後述する画像のレイアウト・サイズ算出装置1の動作プログラムは,インターネットを介して通信装置4において受信される。受信された動作プログラムが画像のレイアウト・サイズ算出装置1にインストールされる。動作プログラムはインターネットなどのようなネットワークを介して画像のレイアウト・サイズ算出装置1に受信されて画像のレイアウト・サイズ算出装置1にインストールされずに,コンパクト・ディスク11などの可搬型記録媒体に記録され,その可搬型記録媒体から読み取られてもよい。その場合には,可搬型記録媒体から読み取られた動作プログラムが画像のレイアウト・サイズ算出装置1にインストールされる。動作プログラムは,画像のレイアウト・サイズ算出装置1のCPU2(コンピュータ)が読み取り可能であることは言うまでもない。
図2は,画像のレイアウト・サイズ算出装置1の処理手順を示すフローチャートである。図2に示す処理は画像のレイアウト・サイズ算出装置1のCPU2によって実施される。
この実施例においては,画像を出力(表示,プリントなど)する場合に,ぼけの程度を表すぼけ値が所定のしきい値(後述する第2のしきい値)以下となるように画像のレイアウト・サイズが決定される。画像が拡大されて出力されることにより,ぼけが目立ってしまうことが未然に防止される。
メモリ・カード13などに格納されている画像を表す画像データの中から所望の画像データが読み取られてCPU2に入力する(ステップ21)。図3は,入力した画像データによって表される画像I1の一例である。
画像データが読み取られると,読み取られた画像データによって表される画像I1がCPU2によって複数の画像部分に分割される(ステップ22)。
図4は,画像I1が分割された様子を示している。
図4を参照して,画像I1が横方向に4個縦方向に6個の合計24個の画像部分B1からB24に分割されている。画像I1は必ずしも24個の画像部分B1からB24に分割されなくともよい。画像I1が複数個の画像部分に分割されれば良い。もっとも,次に述べるように第1のしきい値以下の画像部分が分かればよいので,画像I1を複数の画像部分に分割する必要もない。
図2に戻って,画像I1が複数の画像部分B1からB24に分割されると,分割された画像部分B1からB24のそれぞれの画像部分ごとにぼけ値がCPU2によって算出される(ステップ23)。ぼけ値とは,画像のぼけの程度を表すもので,画像に含まれる被写体の境目の濃淡の変化の程度をいう。画像に含まれる被写体の境目の濃淡の変化の程度が小さいほど,その画像部分のぼけの程度が大きくなり,ぼけ値は大きくなる。ぼけ値は画像部分についてエッジ強度を検出することにより,そのエッジ強度からわかる(エッジ強度の値が大きいほどぼけ値は小さく,エッジ強度の値が小さいほどぼけ値は大きい。たとえば,エッジ強度の値の逆数をぼけ値とすればよい)。エッジ強度は,画像部分について,所定量の輝度変化(0〜255の256段階(8ビット)で記録されている場合は例えば50段階など。R(赤),G(緑),B(青)の3チャンネルからなるカラー画像においては,それぞれの輝度変化のうち最大のものとして良い。)を起こすのに注目画素を何インチ移動すればよいか(ピクセル単位で計算して出力解像度により除してもよいし,最初から画像データをインチ単位にして計算してもよい)を求めることにより算出できる。
分割された画像部分B1からB24のそれぞれの画像部分ごとに算出されたぼけ値のうち,第1のしきい値以下のぼけ値がCPU2(ぼけ値決定手段)によって決定される(ステップ24)。第1のしきい値は,あらかじめ決定されていてもよいし,ユーザによって入力されてもよい。たとえば,分割された画像部分B1からB24のそれぞれの画像部分ごとに算出されたぼけ値のうち最小のぼけ値を第1のしきい値としてもよい。第1のしきい値以下のぼけ値が複数あった場合には,最小のぼけ値を決定するとよいが,第1のしきい値以下の他のぼけ値を決定してもよい。第1のしきい値以下のぼけ値が無かった場合には,第1のしきい値を上げて,第1のしきい値以下のぼけ値が見つかるまで繰り返してもよいし,ぼけ過ぎている画像であるとしてユーザに報知してもよい。
つづいて,画像I1をプリントするプリンタ14の解像度を表すデータがプリンタ14から読み取られる(ステップ25)。画像のレイアウト・サイズ算出装置1に含まれているプリンタ14と異なるプリンタによって画像I1をプリントする場合には,画像I1をプリントするプリンタの解像度を表すデータがCPU2に入力する。
画像I1の画素数,決定したぼけ値およびプリンタの解像度から,画像I1をプリンタ14においてプリントした場合に,第2のしきい値以下のぼけ値となる画像のレイアウト・サイズがCPU2(レイアウト・サイズ決定手段)によって決定される(ステップ26)。たとえば,画像I1の横方向(水平方向)の画素数がPx画素,縦方向(垂直方向)の画素数がPy画素,プリンタ14を用いて画像I1を印刷するものとし,プリンタ14の解像度をn[dpi] (dots per inch),決定したぼけ値がV1,第2のしきい値がV2であったとする。
決定したぼけ値V1が第2のしきい値V2以下の場合には,画像I1の画素数とプリンタ14の解像度とで決定される画像I1の大きさを縮小せずに印刷すればよい。このために,画像I1の横方向のレイアウト・サイズはPx/n[dpi],画像I1の縦方向のレイアウト・サイズはPy/n[dpi]によって表される。たとえば,画像I1の横方向(水平方向)の画素数が2560画素,縦方向(垂直方向)の画素数が1920画素の合計約500万画素,画像I1をプリンタ14を用いて印刷するものとし,プリンタ14の解像度が300dpi(dots per inch)であったとする。印刷される画像のぼけ値が第2のしきい値V2以下となる画像のレイアウト・サイズは,横方向がPx/n[dpi]=2560画素/300[dpi]=8.5[インチ],縦方向がPy/n[dpi]=1920画素/300[dpi]=6.4[インチ]となる。
決定したぼけ値V1が第2のしきい値V2より大きい場合には,画像I1の画素数とプリンタ14の解像度とで決定される画像I1の大きさを縮小せずに印刷してしまうと,印刷した画像のぼけ値は決定したぼけ値V1と変わらないので,印刷した画像のぼけ値が第2のしきい値V2よりも大きくなってしまう。このために,決定したぼけ値V1と第2のしきい値V2との比率に応じて画像I1の画素数とプリンタ14の解像度とで決定される画像I1の大きさを縮小して印刷する。
図5は,ぼけ値と画像の拡縮率(拡大率および縮小率)との関係を示している。図5において横軸は,ぼけ値を示し,縦軸は,拡縮率を示している。
グラフy=f(x)は,拡縮率が100%(拡縮率が100%とは拡大も縮小もしないことをいう)の場合の画像のぼけ値をx0としたときに,同じ画像のぼけ値がx0よりも大きい場合にどの程度の縮小率にすれば縮小後の画像のぼけ値がx0になるかを示している。グラフy=f(x)は,ぼけ値が異なる多数の画像について実際に拡大,縮小しながら決定できる。図5においては,ぼけ値x0<x1<x2<x3<x4<x5<x6の関係にある。たとえば,ぼけ値がx2の場合には50%の縮小率にすれば縮小後の画像のぼけ値はx0となり,ぼけ値がx4の場合には25%の縮小率にすれば縮小後の画像のぼけ値はx0となる。縮小率(または拡大率)は,画像の一辺の長さの縮小率(または拡大率)をいう。なお,x0ないしx6は説明のために設けた値にすぎず,ぼけ値が離散値であることを必要とせず,離散値を取っても連続値を取ってもよい。
たとえば,決定したぼけ値V1がx2に対応し,第2のしきい値V2がx0に対応するとすると,画像I1の画素数とプリンタ14の解像度とで決定される画像I1の大きさを50%の縮小率で縮小すれば,縮小後の画像のぼけ値は第2のしきい値V2以下となる。たとえば,画像I1の横方向(水平方向)の画素数が2560画素,縦方向(垂直方向)の画素数が1920画素の合計約500万画素,プリンタ14を用いて画像I1を印刷するものとし,プリンタ14の解像度が300dpi(dots per inch)であったとする。拡縮率100%によって印刷される画像の大きさは,横方向がPx/n[dpi]=2560画素/300[dpi]=8.5[インチ],縦方向がPy/n[dpi]=1920画素/300[dpi]=6.4[インチ]となる。このような大きさの画像を50%の縮小率によって縮小すると,縮小後の画像のぼけ値は第2のしきい値V2以下となる。縮小後の画像のレイアウト・サイズは横方向が8.5[インチ]×1/2=4.25[インチ],縦方向が6.4[インチ]×1/2=3.2[インチ]となる。
決定したレイアウト・サイズ以下の大きさによって画像をプリンタ14においてプリントすると,プリントされた画像のぼけ値は第2のしきい値V2以下となる。もっとも,第2のしきい値V2以下となるような画像のレイアウト・サイズを算出するのではなく,ぼけが無くなるような画像のレイアウト・サイズを算出してもよい。第2のしきい値V2を,画像のぼけが無くなる値に設定すればよい。
また,第2のしきい値V2以下となるようなレイアウト・サイズのうち,最大のレイアウト・サイズを算出するようにしてもよいし,そのような最大のレイアウト・サイズでなくとも,最大のレイアウト・サイズよりも小さなレイアウト・サイズを算出してもよい。なお,上記のように,決定したぼけ値V1と第2のしきい値V2とは,同じ解像度で出力する値として比較を行う必要がある。同じ解像度とは例えば出力するプリンタの解像度であるが,算出の途中過程においては必ずしもプリンタの解像度そのものによりぼけ値算出を行う必要はない。例えば,画像I1のExif(Exchangeable image file format)領域に,推奨出力解像度として96dpiと記録されていた際に,96dpiとの記録は無視して300dpiにおけるぼけ値V1を直接算出してもよいが,一旦96dpiにおけるぼけ値を算出してから,300dpiにおけるぼけ値V1に変換し(96dpiにおけるぼけ値を300/96倍すればよい),第2のしきい値V2と比較してもよい。
図6は,画像I1を配置する様子を示している。
フォト・アルバムを構成するページ30が図示されている。ページ30には,画像挿入枠31から36が規定されている。画像挿入枠31から36のうち,上述したようにして算出されたレイアウト・サイズ以下の画像挿入枠に画像が拡大または縮小されてCPU2(出力制御手段の一例である)によって挿入される。たとえば,画像挿入枠36の大きさが算出されたレイアウト・サイズよりも大きい場合には,画像I1は画像挿入枠36には挿入されない。画像挿入枠36に収まるように拡大して画像I1を挿入すると,挿入後の画像のぼけ値が第2のしきい値V2より大きくなってしまうからである。画像挿入枠31から35のうちのいずれの枠も算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさであれば,画像挿入枠31から35のうちいずれかの枠に画像I1が収められる。画像I1のぼけ値は第2のしきい値V2以下となる。
この実施例によると,画像をプリンタ14などにより出力した場合,画像のぼけ値を第2のしきい値V2以下に抑えることができる。
[その他の実施例]
図7は,図5に対応するもので,画像にシャープネス処理(エッジ強調処理を行った場合)のぼけ値と画像の拡縮率(拡大率および縮小率)との関係を示している。図7においても横軸は,ぼけ値を示し,縦軸は,拡縮率を示している。
グラフy=fsharp(x)は,グラフy=f(x)のぼけ値と拡縮率との関係があった場合に,シャープネス処理を行うことによりオフセットΔoffが生じ拡縮率が変更することを示している。グラフy=fsharp(x)もグラフy=f(x)と同様に,ぼけ値が異なる多数の画像ついて実際に拡大縮小およびシャープネスを行うことにより得ることができる。
たとえば,拡縮率が100%の場合の画像のぼけ値がx0であった場合に,シャープネス処理が行われることにより,拡縮率を200%としても画像のぼけ値はx0で変わらない。また,上述のように,シャープネス処理をしない場合には,たとえば,ぼけ値がx2の場合には50%以下の拡縮率にすれば縮小後の画像のぼけ値はx0となるが,シャープネス処理をする場合には拡縮率が100%の状態でぼけ値はx0となる。同様に,シャープネス処理が行われない場合には,ぼけ値がx4のときには25%以下の拡縮率によって縮小しなければぼけ値がx0を維持できないが,シャープネス処理が行われる場合には50%以下の拡縮率によって縮小するだけでぼけ値がx0に維持できる。
画像にシャープネス処理が行われることにより,画像のレイアウト・サイズを小さくすることなくぼけの程度を維持できる。シャープネス処理は,CPU2(シャープネス強調手段)によって行われるが,専用の装置等を利用してもよい。
図8は,画像出力の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順も画像のレイアウト・サイズ算出装置1のCPU2によって行われる。
キーボード8などから観察距離が入力される(ステップ41)。観察距離とは,画像などを閲覧する場合に,閲覧するユーザ(の目)から画像までの距離をいう。たとえば,フォト・アルバムなどであれば観察距離30cm程度である。ビルの壁面等に画像などがポスターなどにより貼り付けられている場合には観察距離は10m程度となる。観察距離は閲覧する画像が印刷される媒体,その媒体が置かれる場所に応じて定められる。
観察距離が入力されると,その観察距離において区別できる解像度以下の解像度によって画像がCPU2(出力制御手段)の制御のもとに出力される(ステップ42)。観察距離において区別できる解像度は,次のようにして得られる。正弦波の1[cycle]を白と黒との2画素によって表した場合,2から6[cycle/deg]において最大感度となり,1度の視角当たりの画素数は4から12[画素/deg]となる。フォト・アルバムなどのプリント物では観察距離は30[cm]程度であり,1度の視角において観察距離30[cm]における幅は0.3sin1°=0.5[mm]なので,0.5[mm]あたりに4[画素]から12[画素]あれば感度が最大となる。このことから30[cm]の観察距離における解像度は約203[dpi]から610[dpi]となる。ビルの壁面などに画像が貼り付けられる場合には,観察距離が10[m]とすると,観察距離10[m]における幅は10sin1°=17[cm]となり,17[cm]あたりに4[画素]から12[画素]あれば感度が最大となる。10[m]の観察距離における解像度は約3[dpi]から18[dpi]となる。
図9は,レイアウト・サイズ算出処理手順(図2ステップ26の処理手順)を示すフローチャートである。
上述したのと同様に観察距離が入力される(ステップ51)。画像の画素数,決定したぼけ値V1,プリンタ14の解像度(プリンタ以外の出力装置により画像が出力される場合には,その出力装置の解像度),観察距離において区別できる解像度(neとする)から,第2のしきい値V2以下のぼけ値となるレイアウト・サイズがCPU2によって算出される(ステップ52)。
観察距離において区別できる解像度neがプリンタ14の解像度nよりも高い場合には,プリンタ14の解像度nが用いられる。画像I1の横方向のレイアウト・サイズはPx/n[dpi],画像I1の縦方向のレイアウト・サイズはPy/n[dpi]によって表される。逆に観察距離において区別できる解像度neがプリンタ14の解像度nよりも低い場合には,観察距離において区別できる解像度neが用いられる。画像I1の横方向のレイアウト・サイズはPx/ne[dpi],画像I1の縦方向のレイアウト・サイズはPy/ne[dpi]によって表される。
上述したように,決定したぼけ値V1が第2のしきい値V2以下の場合には,画像I1の画素数とプリンタ14の解像度nまたは観察距離において区別できる解像度neとで決定される画像I1の大きさを縮小せずに印刷すればよい。決定したぼけ値V1が第2のしきい値V2より大きい場合には,上述のように縮小して印刷すればよい。
ユーザが区別できる解像度で画像を出力できるようになる。
図10は,画像出力の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順も画像のレイアウト・サイズ算出装置1のCPU2によって行われる。
この実施例は,画像を挿入する枠をユーザが指定するものである。図6に示したように,ページ30が表示装置3の表示画面に表示され,ページ30に含まれる画像挿入枠31から36の中から画像Iを挿入する画像挿入枠をユーザが指定することとする(ステップ61)。たとえば,画像挿入枠31から36のうち,いずれかの挿入枠にマウス9(枠指定手段の一例である)を用いて画像Iをドラッグすることにより,画像Iを挿入する画像挿入枠を指定する。
指定された画像挿入枠の大きさが,算出されたレイアウト・サイズよりも大きいと(ステップ62でYES),その指定された画像挿入枠に画像Iが収まるように拡大等されると画像挿入枠に挿入後の画像Iのぼけ値は,プリンタ14などによりプリントすると第2のしきい値V2を超えてしまう。このためにCPU2(警告手段)によってユーザに警告が行われる(ステップ63)。たとえば,表示画面に「画像のぼけが目立つかもしれません」などの表示が行われよう。表示装置3の表示画面に表示される決定ボタンなどがマウス9(出力指令入力し手段)によって押されると貼り付け指令(出力指令)がCPU2に与えられ(ステップ64でYES),指定された画像挿入枠に画像Iが貼り付けられてプリンタ14によってプリンタされることとなる。表示装置3の表示画面に表示されるキャンセル・ボタンなどが押されると,キャンセル指令がCPU2に与えられ(ステップ64でNO),他の画像挿入枠がユーザによって指定される(ステップ61)。
指定された画像挿入枠の大きさが,算出されたレイアウト・サイズ以下であると(ステップ62でNO),指定された画像挿入枠に画像Iが貼り付けられても貼り付け後の画像のぼけ値はプリンタ14などによりプリントされても第2のしきい値V2を超えない。このためにステップ63および64の処理はスキップされ,指定された画像挿入枠に画像Iが貼り付けられる(ステップ65)。
画像がぼけてしまう場合でもユーザの了承のもとに,ユーザが指定した画像指定枠に画像を貼り付けることができる。
図11は,レイアウト・サイズ算出処理手順(図2ステップ26の処理手順)を示すフローチャートである。
この実施例は,第2のしきい値V2をユーザが設定できるようにするものである。
ユーザは,キーボード8(しきい値入力手段の一例である)を用いて第2のしきい値V2を入力する(ステップ71)。上述したのと同様に,レイアウト・サイズを算出する画像の画素数,レイアウト・サイズを算出する画像について決定したぼけ値V1およびプリンタ14の解像度から,入力された第2のしきい値V2以下のぼけ値となるレイアウト・サイズがCPU2によって算出される(ステップ72)。
ユーザの所望のぼけ値(第2のしきい値V2)以下の画像となるレイアウト・サイズを算出できるようになる。
図12は,表示装置3の表示画面に表示されるぼけ値設定ウインドウの一例である。
ぼけ値設定ウインドウ80は,図11を参照して説明したように,第2のしきい値V2を入力するために用いられる。
ぼけ値設定ウインドウ80には,複数のサンプル画像I11からI15が水平方向に一列に配置されている(必ずしも水平方向に1列でなくともよい)。複数のサンプル画像I11からI15の下には,スライド・バー81が形成されている。スライド・バー81には,ユーザからの指示に応じて水平方向に移動自在なスライダ82が形成されている。スライダ82は,マウス9を用いて水平方向に動かすことができる。スライダ82の位置に応じて第2のしきい値V2の値が決定する。スライダ82が左側に位置決めされるほど第2のしきい値V2によって表されるぼけ値は小さくなり(ぼけの程度が小さい),スライダ82が右側に位置決めされるほど第2のしきい値V2によって表されるぼけ値は大きくなる(ぼけの程度が大きい)。
サンプル画像I11からI15は,スライダ82が位置決めされる位置に応じたぼけ値の画像が表示されている。たとえば,サンプル画像I11は,そのサンプル画像I11の下の位置にスライダ82が位置決めされたときのぼけ値に対応する画像である。その他のサンプル画像I12,I13,I14およびI15についても同様に,それぞれの画像の位置にスライダ82が位置決めされたときのぼけ値に対応する画像である。サンプル画像I11からI15を見ながら,どの程度のぼけの程度であれば許容できるかが分かり,ユーザはサンプル画像I11からI15を参考にしながら第2のしきい値V2を入力できる。決定ボタン83を押すことによりスライダ82の位置に応じたぼけ値が決定する。
スライド・バー81およびスライダ82を利用せずにサンプル画像I11からI15のうち,いずれかの画像をマウス9(画像選択手段の一例である)によって選択することにより,選択した画像に対応するぼけ値を第2のしきい値V2として入力してもよい。また,図12においてはスライダ82(画像選択手段)が画像を選択しているということもできる。画像のぼけの程度の差異が分かるようにするために,サンプル画像I11からI15は同じ被写体とすることが好ましい。
第2のしきい値V2を入力する場合,ユーザが入力した複数の画像からアルバムなどを作成するとアルバムに使用できる画像の数が,第2のしきい値V2に依存する。たとえば,ぼけ値が小さい第2のしきい値V2を入力すると,第2のしきい値以上にぼけている画像はアルバムの作成から外されるので,アルバムに使用できる画像の数が少なくなる。逆にぼけ値が大きい第2のしきい値V2を入力するとアルバムに使用できる画像の数は多くなる。このために,入力された第2しきい値に応じて,アルバムに使用できる画像の数を算出し,その数をユーザに報知するようにしてもよい。また,使用できる画像の数を報知せずに,単に,第2のしきい値V2に応じて,使用できる画像の数が変わることをユーザに報知してもよい。
図13は,表示装置3の表示画面に表示されるぼけ値設定ウインドウ80の一例である。図13において,図12と同一物については同一符号を付して説明を省略する。
スライド・バー81の上部には,アルバムを構成する見開きページの画像I21およびI22が複数表示されている。これらの見開きページの画像I21およびI22は,あらかじめ定められている(ユーザが設定してもよい)複数段階(例えば5段階)の第2のしきい値V2以下のぼけ値の画像を用いて生成される。見開きページの画像は,第2のしきい値V2が設定されている段階数に対応した数だけ生成されるが,図13においては2つの画像I21およびI22のみが図示されている。例えば,5段階の第2のしきい値V2を用いてアルバムが生成される場合には5つの見開きページの画像が表示される。
見開きページの画像I21またはI22の所望の画像部分がカーソル85によって指定されクリックされると,その指定された画像部分の拡大画像I31またはI32が表示される。拡大画像I31またはI32は見開きページの画像I21またはI22を印刷したときの実際のぼけの程度を表す。ユーザは,拡大画像I31またはI32を見ることにより見開きページの画像I21またはI22を印刷したときの実際のぼけの程度が分かるので,ぼけを許容できるようにスライダ82を用いて第2のしきい値V2を設定する。たとえば,多少のぼけを許容して構図の良い画像や特定の被写体が写っている画像をアルバムに採用したり,ぼけていない画像を優先したりしてアルバムを作成できる。
図14も,表示装置3の表示画面に表示されるぼけ値設定ウインドウ80の一例である。図13においても,図12と同一物については同一符号を付して説明を省略する。
スライダ82の位置に応じて画像表示領域I40およびI50が表示されている。スライダ82がスライド・・バー81の左端部にある場合には画像表示領域I40が表示され,スライダ82がスライド・バー81の右端部にある場合には画像表示領域I50が表示される。スライダ82がスライド・バー81の左端部または右端部以外にある場合でも,その位置に応じた画像表示領域が表示される。画像表示領域の中には,スライダ82の位置に応じた枚数の画像が表示される。画像表示領域の中に表示される画像は,スライダ82の位置によって入力される第2のしきい値V2以下のぼけ値をもつ画像の枚数(または相対的な量)を表している。スライダ82が左端部に近づくほど画像表示領域の中に表示される画像の枚数は少なくなり,スライダ82が右端部に近づくほど画像表示領域の中に表示される画像の枚数は多くなる。
画像表示領域I40の中には画像I41からI45が表示されており,画像表示領域I50の中には画像I51からI62が表示されている。画像表示領域I40およびI50は,いずれも,ユーザが入力した複数の画像のうちスライダ82の位置によって指定される第2のしきい値V2以下のぼけ値となる画像の量を示している。たとえば,スライダ82が左端近くに位置決めされて第2のしきい値V2が入力されたとすると,第2のしきい値V2以下となる画像は少ないため,少ない量の画像I41からI45が画像表示領域I40に表示されている。逆にスライダ82が右端近くに位置決めされて第2のしきい値V2が入力されたとすると,第2のしきい値以下となる画像は多いため,比較的多い量の画像I51からI62が画像表示領域I50に表示されている。画像表示領域I40およびI50に表示される画像I41からI45およびI51からI62はユーザが入力した画像でもよいし,サンプル画像でもよい。ユーザが入力した画像のうち,画像表示領域I40およびI50に表示すべき画像が多すぎる場合には,入力された第2のしきい値V2に比例した枚数の画像を画像表示領域I40およびI50に表示するとよい。
図15は,上記において第2のしきい値V2が設定された後の,レイアウト設定ウインドウ80Aの一例である。
第2のしきい値V2が設定され,拡縮率100%以上でプリントに用いることができる画像の数が決定した後,さらにユーザに対しどのようなレイアウトにするか尋ねることができる。すなわち,上述した拡縮率100%以上で用いることができる画像のみを用いてレイアウトする第1の方針と,第2のしきい値V2を考慮しつつ画像を縮小することにより第2のしきい値V2を満たす画像を増やしてレイアウトする第2の方針とのいずれを重視するかを尋ねることができる。左右に伸びたスライド・バー86が形成されており,マウス9を用いて,スライド・バー86上をスライダ87が移動自在である。スライダ87を用いてアルバムに使用される画像について第1の方針を重視するか,第2の方針を重視するかを決定できる。スライダ87を左側にすると第1の方針が重視される結果,アルバムに使用される画像の数は少ないままであり,スライダ87を右側にすると第2の方針が重視される結果,アルバムに使用される画像の数が多くなる。第2の方針を最も重視する場合(スライダ87を最も右側にした場合)の下限縮小率は適宜定めればよいが,例えば50%以上に縮小した際に第2のしきい値V2を満たすこととなる画像は用いてもよいというように定めればよい。スライダ87が示すのは,下限縮小率を左側の100%から右側の50%までユーザがどの程度許容するかということになる。スライド・バー86の上にはスライダ87の位置に応じた画像の数を示すレイアウト・サンプル画像I61およびI62が表示されている。図15においては2つのレイアウト・サンプル画像I61およびI62が表示されているが3つ以上のレイアウト・サンプル画像が表示されるようにしてもよい。
レイアウト・サンプル画像I61は,画像数の少ないアルバムを示し,レイアウト・サンプル画像I62は画像数の多いアルバムを示している。
アルバムに使用できる画像の数は,上記スライダ87によって示される許容できる縮小率に依存するから,許容できる縮小率を調整することにより,アルバムに使用できる画像の数を多くしたり少なくしたりできる。たとえば,ユーザが入力した許容できる縮小率では,特に左側の縮小率100%に設定した場合に起きやすいことであるが,アルバムに使用できる画像の数が少なく,ぼけ値が大きかったために,本来ユーザが使用して欲しかったと思う画像がアルバムに使用できる画像群から漏れ,ユーザが所望するアルバムを生成できないということが起こりえる。そのような場合には,たとえば,画質が悪い画像の使用も許容するように許容できる縮小率を変更する。すると,アルバムに使用できる画像の数を多くでき,ぼけ値に関する第2のしきい値V2は考慮しつつ,ユーザが所望するアルバムを生成できるようになる。
図16は,上記において第2のしきい値V2が設定された後の,アルバムの大きさ設定ウインドウ80Bの一例である。
第2のしきい値V2が設定され,拡縮率100%以上でプリントに用いることができる画像の数が決定した後,さらにユーザに対しアルバムの大きさを尋ねることができる。すなわち,上述した拡縮率100%以上で用いることができる画像のみを用いたアルバムを生成する第3の方針と,第2のしきい値V2を考慮しつつ画像を縮小することにより第2のしきい値V2を満たす画像を増やしてより大きいアルバムを生成する第4の方針とのいずれを重視するかを尋ねることができる。左右にスライド・バー88が形成されており,マウス9を用いて,スライド・バー88上をスライダ89が移動自在である。スライダ89を用いて作成するアルバムの大きさを決定できる。スライダ89を左側にすると第4の方針を重視する結果,より多くの画像(縮小された画像を含む)を用いた大きなアルバムとなり,スライダ89を右側にすると(拡縮率100%以上で用いることができる画像のみを用いた)小さなアルバムとなる。第4の方針を最も重視する場合(スライダ89を最も左側にした場合)の下限縮小率は適宜定めればよいが,例えば50%以上に縮小した際に第2のしきい値V2を満たすこととなる画像は用いてもよいというように定めればよい。スライダ89が示すのは,下限縮小率を左側の50%から右側の100%までユーザがどの程度許容するかということになる。スライド・バー88の上にはスライダ89の位置に応じたアルバムを示すアルバム・サンプル画像I71およびI72が表示されている。図16においては2つのアルバム・サンプル画像I71およびI72が表示されているが3つ以上のアルバム・サンプル画像が表示されるようにしてもよい。
アルバム・サンプル画像I71は,大きさの大きなアルバムを示し,アルバム・サンプル画像I72は大きさの小さなアルバムを示している。大きなアルバムは,アルバムに印刷される画像の数が比較的多くなるように画像貼付領域が規定されており,小さなアルバムは,アルバムに印刷される画像の数が比較的少なくなるように画像貼付領域が規定されている。
上述のように,アルバムに使用できる画像の数は,上記スライダ89によって示される許容できる縮小率に依存するから,許容できる縮小率を調整することにより,アルバムに使用できる画像の数を多くしたり少なくしたりできる。たとえば,ユーザが入力した許容できる縮小率では,特に右側の縮小率100%に設定した場合に起きやすいことであるが,アルバムに使用できる画像の数が少なく,ぼけ値が大きかったために,本来ユーザが使用して欲しかったと思う画像がアルバムに使用できる画像群から漏れ,ユーザが所望するアルバム(大きさの大きいアルバム)を生成できないということが起こりえる。そのような場合には,たとえば,画質が悪い画像の使用も許容するように許容できる縮小率を変更する。すると,アルバムに使用できる画像の数を多くでき,ぼけ値に関する第2のしきい値V2は考慮しつつ,ユーザが所望する大きさが大きなアルバムを生成できるようになる。
図17および図18は,他の実施例を示すもので撮影時における主要被写体と背景とのぼけの程度の関係を,出力する画像についても維持するものである。
図17は,画像のレイアウト・サイズ算出装置1の処理手順の一部を示すフローチャートであり,図2に示すフローチャートのステップ26の処理の後に続いて行われる。図18は,撮像した画像の一例である。
図18に示すように画像I20の中から主要被写体の画像部分100がCPU2によって検出される(ステップ91)。画像I20のうち,検出された主要被写体の画像部分100のぼけ値と,主要被写体の画像部分100を除くその他の画像部分101のぼけ値とがCPU2(ぼけ値算出手段)によって算出される(ステップ92)。
主要被写体の画像部分100のぼけ値とその他の画像部分101のぼけ値との関係を維持させて,算出されたレイアウト・サイズ以下に画像がCPU2(画像処理手段)によって処理(拡大または縮小)される(ステップ93)。画像処理された画像が出力,たとえばプリンタ14からプリントされる(ステップ94)。
撮像時において主要被写体にピントを合わせ,背景をあえてぼかしている場合に,画像を縮小すると背景のぼかしが消えてしまうことがある。画像を縮小等した場合においても主要被写体と背景とのぼけの程度の関係が維持できる。
上述の実施例において画像のレイアウト・サイズ算出装置1はパーソナル・コンピュータなどを利用して実現してもよいし,スマートフォンなどのような多機能携帯電話,タブレットのような板状のコンピュータを利用して実現してもよい。
上述の処理を実行する処理部には,ソフトウエアを実行して各種の処理部として機能するCPU2のほかに,FPGA(field-programmable gate array)などのように製造後に回路構成を変更可能なプログラマブル・ロジック・ディバイス,ASIC(application specific integrated circuit)などの特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが含まれる。
1つの処理部は,これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし,同種または異種の2つ以上のプロセッサの組合せ(たとえば,複数のFPGA,CPUとFPGAの組合せ)で構成されてもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては,第1に,クライアント・コンピュータやサーバなどのコンピュータに代表されるように,1つ以上のCPUとソフトウエアの組合せで1つのプロセッサを構成し,このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に,システム・オン・チップなどに代表されるように,複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(integrated circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように,各種の処理部は,ハードウエア的な構造として各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに,これらの各種のプロセッサのハードウエア的な構造は,より具体的には,半導体素子などの回路素子を組合せた電気回路である。
1:画像のレイアウト・サイズ算出装置,2:CPU,3:表示装置,4:通信装置,5:ハード・ディスク,6:ハード・ディスク・ドライブ,7:メモリ,8:キーボード,9:マウス,10:コンパクト・ディスク・ドライブ,11:コンパクト・ディスク,12:メモリ・カード・リーダ・ライタ,13:メモリ・カード,14:プリンタ,31-36:画像挿入枠,80:ぼけ値設定ウインドウ,80A:画像割合設定ウインドウ,80B:アルバムの大きさ設定ウインドウ,81:スライド・バー,82:スライダ,83:決定ボタン,85:カーソル,86:スライド・バー,87:スライダ,88:スライド・バー,89:スライダ,100:主要被写体の画像部分,101:その他の画像部分,B1-B24:画像部分,I-I1:画像,I11-I14:サンプル画像,I20:画像,I21-I22:見開きページの画像,I31-I32:拡大画像,I40-I41:画像表示領域,I41-I46:画像,I51-I62,画像,I61-I62:見開きページの画像,I71-I72:アルバム・サンプル画像,V1:ぼけ値,V2:第2しきい値,n:解像度,ne:解像度

Claims (14)

  1. ぼけの程度を表すぼけ値であって,画像部分ごとのぼけ値のうち,第1のしきい値以下のぼけ値を,1枚の画像の中から決定するぼけ値決定手段,および
    上記ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と上記画像の画素数と上記画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる上記画像のレイアウト・サイズを算出するレイアウト・サイズ算出手段,
    を備えた画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  2. 上記画像のシャープネスを強調するシャープネス強調手段をさらに備え,
    上記レイアウト・サイズ算出手段は,
    上記ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と上記画像の画素数と上記画像の出力装置と上記シャープネス強調手段におけるシャープネスの強調度とにもとづいて,上記画像のぼけ値が第2のしきい値以下となる上記画像のレイアウト・サイズを算出する,
    請求項1に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  3. 上記レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に上記画像を収めて出力装置から上記画像を出力させる出力制御手段,
    をさらに備えた請求項1または2に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  4. 上記出力制御手段は,
    上記レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に上記画像を収め,かつ上記画像の解像度を観察距離において区別できる解像度以下として出力装置から上記画像を出力させる,
    請求項3に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  5. 上記画像を出力する枠を指定する枠指定手段,
    上記枠指定手段によって指定された枠の大きさが上記レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズよりも大きいことに応じて警告する警告手段,および
    出力指令を入力する出力指令入力手段をさらに備え,
    上記出力制御手段は,上記警告手段における警告後に上記出力指令入力手段から出力指令が入力されたことに応じて,上記枠指定手段によって指定された枠に上記画像を収めて上記出力装置から出力させる,
    請求項3または4に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  6. 上記第2のしきい値を入力するしきい値入力手段をさらに備え,
    上記レイアウト・サイズ算出手段は,
    上記ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と上記画像の出力装置の解像度とにもとづいて,上記しきい値入力手段から入力された上記第2のしきい値以下となるレイアウト・サイズを算出する,
    請求項1から5のうち,いずれか一項に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  7. ぼけの程度が異なる複数のサンプル画像の中から,ぼけの程度を許容する画像を選択する画像選択手段をさらに備え,
    上記しきい値入力手段は,
    上記画像選択手段によって選択された画像に対応する第2のしきい値を入力する,
    請求項6に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  8. 上記ぼけ値決定手段は,
    上記画像の中から,最も小さなぼけ値を,1枚の画像の中から決定する,
    請求項1から7のうち,いずれか一項に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  9. 上記レイアウト・サイズ算出手段は,
    上記ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と上記画像の画素数と上記画像の出力装置の解像度とにもとづいて,上記画像のぼけが無くなるレイアウト・サイズを算出する,
    請求項1から8のうち,いずれか一項に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  10. 上記レイアウト・サイズ算出手段は,
    上記ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と上記画像の画素数と上記画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる最大のレイアウト・サイズを算出する,
    請求項1から9のうち,いずれか一項に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  11. 画像の主要被写体の画像部分のぼけの程度を表すぼけ値と主要被写体を除く画像部分のぼけの程度を表すぼけ値とを算出するぼけ値算出手段,および
    上記レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に収められる上記画像について,上記ぼけ値算出手段によって算出された主要被写体の画像部分のぼけの程度を表すぼけ値と主要被写体を除く画像部分のぼけの程度を表すぼけ値との関係を維持させる画像処理を行う画像処理手段をさらに備え,
    上記出力制御手段は,
    上記画像処理手段において画像処理が行われた画像を,上記レイアウト・サイズ算出手段によって算出されたレイアウト・サイズ以下の大きさの枠に収めて出力装置から出力させる,
    請求項3に記載の画像のレイアウト・サイズ算出装置。
  12. ぼけ値決定手段が,ぼけの程度を表すぼけ値であって,画像部分ごとのぼけ値のうち,第1のしきい値以下のぼけ値を,1枚の画像の中から決定し,
    レイアウト・サイズ算出手段が,上記ぼけ値決定手段によって決定されたぼけ値と上記画像の画素数と上記画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる上記画像のレイアウト・サイズを算出する,
    画像のレイアウト・サイズ算出方法。
  13. 画像のレイアウト・サイズ算出装置のコンピュータを制御するコンピュータが読み取り可能なプログラムであって,
    ぼけの程度を表すぼけ値であって,画像部分ごとのぼけ値のうち,第1のしきい値以下のぼけ値を,1枚の画像の中から決定させ,
    決定されたぼけ値と上記画像の画素数と上記画像の出力装置の解像度とにもとづいて,ぼけ値が第2のしきい値以下となる上記画像のレイアウト・サイズを算出させるように画像のレイアウト・サイズ算出装置のコンピュータを制御するプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを格納した記録媒体。
JP2020509812A 2018-03-30 2019-03-11 画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体 Active JP6924896B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018066739 2018-03-30
JP2018066739 2018-03-30
PCT/JP2019/009587 WO2019188167A1 (ja) 2018-03-30 2019-03-11 画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019188167A1 JPWO2019188167A1 (ja) 2020-12-03
JP6924896B2 true JP6924896B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=68061571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020509812A Active JP6924896B2 (ja) 2018-03-30 2019-03-11 画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (2) US11334298B2 (ja)
JP (1) JP6924896B2 (ja)
CN (2) CN112005542B (ja)
WO (1) WO2019188167A1 (ja)

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0883086B1 (en) 1997-06-02 2004-04-07 Seiko Epson Corporation Edge-enhancement processing apparatus and method
JP3844039B2 (ja) 1999-07-22 2006-11-08 富士写真フイルム株式会社 画像入出力装置
JP2003250040A (ja) 2002-02-22 2003-09-05 Konica Corp 画像処理方法、画像処理装置、画像記録装置、及び、記録媒体
JP2004023322A (ja) 2002-06-14 2004-01-22 Canon Inc 画像処理方法
US7181082B2 (en) * 2002-12-18 2007-02-20 Sharp Laboratories Of America, Inc. Blur detection system
JP2005236808A (ja) 2004-02-20 2005-09-02 Canon Inc 画像処理システム
JP2005309560A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにプログラム
JP2005332383A (ja) * 2004-04-23 2005-12-02 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びにプログラム
US7999969B2 (en) * 2005-04-08 2011-08-16 Panasonic Corporation Imaging device, printing system, printing device, image printing method, and storage medium having stored thereon program controlling the image printing method
JP4854344B2 (ja) * 2006-03-14 2012-01-18 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2010097438A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Keyence Corp 画像処理を用いた輪郭情報抽出方法、画像処理におけるパターンモデルの作成方法、画像処理におけるパターンモデルの位置決め方法、画像処理装置、画像処理プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体
JP5414384B2 (ja) * 2009-06-26 2014-02-12 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2011035514A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びにプログラム
BR112012008431A2 (pt) * 2009-10-10 2017-06-13 Thomson Licensing processo e dispositivo para cálculo de borrão em imagens de vídeo
US8538199B2 (en) * 2010-03-29 2013-09-17 Ricoh Productions Print Solutions LLC Digital image scaling with non integer scaling factors
JP5760495B2 (ja) * 2011-02-21 2015-08-12 株式会社ニコン 画像鮮明化装置、画像出力装置、画像鮮明化プログラム、画像処理装置及び画像処理プログラム
JP6027745B2 (ja) 2012-01-10 2016-11-16 オリンパス株式会社 画像処理装置
JP5802255B2 (ja) * 2013-03-13 2015-10-28 富士フイルム株式会社 レイアウト編集装置、レイアウト編集方法およびプログラム
JP2015156189A (ja) 2014-02-21 2015-08-27 株式会社ニコン 画像評価装置、および画像評価プログラム
JP6548367B2 (ja) 2014-07-16 2019-07-24 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法及びプログラム
US9445007B1 (en) 2015-02-25 2016-09-13 Qualcomm Incorporated Digital zoom methods and systems
JP2017021467A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 キヤノン株式会社 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2017038300A (ja) * 2015-08-12 2017-02-16 キヤノン株式会社 画像処理装置及び方法
JP6570370B2 (ja) * 2015-08-21 2019-09-04 キヤノン株式会社 画像処理方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US20220236930A1 (en) 2022-07-28
CN112005542B (zh) 2022-08-26
CN115277975A (zh) 2022-11-01
JPWO2019188167A1 (ja) 2020-12-03
US11334298B2 (en) 2022-05-17
US11650770B2 (en) 2023-05-16
CN112005542A (zh) 2020-11-27
US20200409619A1 (en) 2020-12-31
WO2019188167A1 (ja) 2019-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4556813B2 (ja) 画像処理装置、及びプログラム
US7860332B2 (en) Method and system for determining an indication of focus of an image
JP2007074578A (ja) 画像処理装置、撮影装置、及びプログラム
JP6573375B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム
Trentacoste et al. Blur‐aware image downsampling
US10795620B2 (en) Image processing apparatus and layout method
JP2004012633A (ja) 複数画像の一覧表示
JP6924896B2 (ja) 画像のレイアウト・サイズ算出装置および方法ならびに画像のレイアウト・サイズ算出プログラムおよびそのプログラムを格納した記録媒体
US20150117719A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP5804818B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
JP2007065784A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法及びプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2015015699A (ja) 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2004054898A (ja) 印刷データ生成装置、印刷データ生成方法およびそのプログラム
US9225876B2 (en) Method and apparatus for using an enlargement operation to reduce visually detected defects in an image
JP5484038B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
US8878902B2 (en) Stereoscopic image display control apparatus, and method and program for controlling operation of same
TWI395469B (zh) 影像擷取方法與應用該方法之影像擷取裝置
JP2002209088A (ja) 画像編集装置及び方法
JP6086656B2 (ja) サーバシステム、プログラム及び処理方法
JP2010279047A (ja) データ表示装置および方法並びにプログラム
JP2023069216A (ja) 画像処理装置、印刷装置、画像処理方法、及びプログラム
JP4692169B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記録媒体
JP2004246337A (ja) 文書表示方法および文書表示装置
JP2004110837A (ja) 画像処理プログラムを記録した媒体、画像処理装置および画像処理方法
JP4784819B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6924896

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150