JP2015015699A - 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】RAW画像データの一部の領域だけを現像処理して画面に表示する際、別の領域の画像を参照するような処理が行われていた場合でも、処理結果を反映した表示を行えるようにすることを目的とする。【解決手段】RAW画像データのうち画面に表示される出力画像領域を取得する第1の取得手段と、RAW画像データのうち出力画像領域を貼り付け先とする参照画像領域を取得する第2の取得手段と、RAW画像データの出力画像領域及び参照画像領域に対して現像パラメータを用いて現像処理を行う現像処理手段と、参照画像領域の現像処理結果を出力画像領域の現像処理結果に貼り付ける処理を実行する貼り付け手段と、参照画像領域の現像処理結果が貼り付けられた出力画像領域の現像処理結果を画面に表示するための表示処理を実行する表示処理手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図4
Description
本発明は、RAW画像データを現像処理し、現像処理結果を画面に表示する画像処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来の技術では、デジタルカメラ等の撮像装置は撮像センサで得られた直後の未処理の画像データをそのまま、若しくは、可逆圧縮して記憶媒体に格納する。このような未処理の画像データは一般にRAW画像データと呼ばれる。そして、撮像装置又はパーソナルコンピュータ(PC)がRAW画像データに対して輝度や色等の設定にしたがって現像処理を行い、JPEG Baseline符号化し、ファイルとして格納することが行われていた。
撮像装置やPCがRAW画像データを現像処理する場合には、撮像時の光源情報に応じて、その補間処理やホワイトバランス処理を行うことが必要になる。また、露出時間やシャッタースピードやズーム位置、操作者が設定した条件に従って輝度調整処理、色調整処理、シャープネス処理等を行うことも必要になる。
そして、現像処理は、画素ごとに行う必要がある。昨今のデジタルカメラで撮像した画像の画素は数百万、或いは、一千万を超えるため、現像処理を開始してから、処理結果の画像を得るまでには多くの時間を必要とする。更に、高画質化のために現像処理は複雑になる傾向にあり、かつ、今後も画像を構成する画素数は増加する傾向にあるため、再生及び現像処理の高速化が必要である。
そこで、例えば、特許文献1の技術では、RAW画像データを表示する画像表示エリアのサイズと表示倍率とに基づき、RAW画像データの切り出し領域を決定している。そして、特許文献1の技術では、RAW画像データの全体ではなく、切り出し領域に対して現像処理を行う。これにより、現像処理の対象となる画素の個数が少なくなるので、現像処理にかかる時間が短縮され、画像の表示が速やかに行われる。
撮像装置やPCがRAW画像データを現像処理する場合には、撮像時の光源情報に応じて、その補間処理やホワイトバランス処理を行うことが必要になる。また、露出時間やシャッタースピードやズーム位置、操作者が設定した条件に従って輝度調整処理、色調整処理、シャープネス処理等を行うことも必要になる。
そして、現像処理は、画素ごとに行う必要がある。昨今のデジタルカメラで撮像した画像の画素は数百万、或いは、一千万を超えるため、現像処理を開始してから、処理結果の画像を得るまでには多くの時間を必要とする。更に、高画質化のために現像処理は複雑になる傾向にあり、かつ、今後も画像を構成する画素数は増加する傾向にあるため、再生及び現像処理の高速化が必要である。
そこで、例えば、特許文献1の技術では、RAW画像データを表示する画像表示エリアのサイズと表示倍率とに基づき、RAW画像データの切り出し領域を決定している。そして、特許文献1の技術では、RAW画像データの全体ではなく、切り出し領域に対して現像処理を行う。これにより、現像処理の対象となる画素の個数が少なくなるので、現像処理にかかる時間が短縮され、画像の表示が速やかに行われる。
ところで、画像の一部の領域(コピー元画像)をコピーし、別の領域(コピー先画像)に貼り付けることで、コピー先画像上の不要物を除去したり、コピー元画像の被写体を画像上に増やしたりするように画像を編集することが可能である。
しかし、上記の特許文献1に開示された従来技術では、RAW画像データの切り出し領域にのみ現像処理が実行される。コピー元画像が切り出し領域に含まれない場合、コピー元画像に対しては現像処理が行われないため、コピー元画像を貼り付けて表示することができない。よって、上述の画像の部分貼り付け処理が実行されている場合、画像の部分貼り付け処理の結果を反映した正しい画像を表示できないという問題がある。
しかし、上記の特許文献1に開示された従来技術では、RAW画像データの切り出し領域にのみ現像処理が実行される。コピー元画像が切り出し領域に含まれない場合、コピー元画像に対しては現像処理が行われないため、コピー元画像を貼り付けて表示することができない。よって、上述の画像の部分貼り付け処理が実行されている場合、画像の部分貼り付け処理の結果を反映した正しい画像を表示できないという問題がある。
本発明は、RAW画像データの一部の領域だけを現像処理して画面に表示する際、別の領域の画像を参照するような処理が行われていた場合でも、処理結果を反映した表示を行えるようにすることを目的とする。
そこで、本発明の画像処理装置は、RAW画像データのうち画面に表示される出力画像領域を取得する第1の取得手段と、前記RAW画像データのうち前記出力画像領域を貼り付け先とする参照画像領域を取得する第2の取得手段と、前記RAW画像データの前記出力画像領域及び前記参照画像領域に対して前記現像パラメータを用いて現像処理を行う現像処理手段と、前記参照画像領域の現像処理結果を前記出力画像領域の現像処理結果に貼り付ける処理を実行する貼り付け手段と、前記参照画像領域の現像処理結果が貼り付けられた前記出力画像領域の現像処理結果を前記画面に表示するための表示処理を実行する表示処理手段と、を有する。
本発明によれば、RAW画像データの一部の領域だけを現像処理して画面に表示する際、別の領域の画像を参照するような処理が行われていた場合でも、処理結果を反映した表示を行えるようにすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU101は、記憶装置104に記憶されたオペレーティングシステム(OS)のプログラムや現像処理のプログラムをメモリ103に展開し、実行する。このことで、装置全体の動作が制御され、装置で実行される各種の処理が実現される。
記憶装置104としては、例えば、ハードディスク等が用いられる。メモリ103としては、RAM等が用いられる。なお、OSのプログラムや現像処理のプログラムは、記憶装置104に代えて、ROM等の不揮発性メモリに記憶されていてもよい。
記憶装置104にはRAW画像データや現像パラメータが格納されている。記憶装置104に格納されている画像は、デジタルカメラを用いて撮影された撮影画像であるものとする。また、現像パラメータは、画像の画質を決定する画質パラメータ(デジタルゲイン、ホワイトバランス、シャープネス、明るさ等)と、ユーザが指定した部分画像の領域(コピー元画像)とその貼り付け先(コピー先画像)の位置を示す座標情報を含むこととする。画質パラメータは、デジタルゲイン、ホワイトバランス、シャープネス、明るさ等のうち、少なくとも1つ以上であればよい。
表示装置102は液晶ディスプレイやCRT等であり、画像の表示に用いられる。
画像処理装置の操作者による操作は、キーボードやマウス等の入力装置105を介して行われる。記憶装置104から読み出された撮影画像に対して現像処理を行うことにより生成される画像データは表示装置102に表示される。
CPU101が記憶装置104に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、画像処理装置の機能及び後述するフローチャートに係る処理が実現される。
図1は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU101は、記憶装置104に記憶されたオペレーティングシステム(OS)のプログラムや現像処理のプログラムをメモリ103に展開し、実行する。このことで、装置全体の動作が制御され、装置で実行される各種の処理が実現される。
記憶装置104としては、例えば、ハードディスク等が用いられる。メモリ103としては、RAM等が用いられる。なお、OSのプログラムや現像処理のプログラムは、記憶装置104に代えて、ROM等の不揮発性メモリに記憶されていてもよい。
記憶装置104にはRAW画像データや現像パラメータが格納されている。記憶装置104に格納されている画像は、デジタルカメラを用いて撮影された撮影画像であるものとする。また、現像パラメータは、画像の画質を決定する画質パラメータ(デジタルゲイン、ホワイトバランス、シャープネス、明るさ等)と、ユーザが指定した部分画像の領域(コピー元画像)とその貼り付け先(コピー先画像)の位置を示す座標情報を含むこととする。画質パラメータは、デジタルゲイン、ホワイトバランス、シャープネス、明るさ等のうち、少なくとも1つ以上であればよい。
表示装置102は液晶ディスプレイやCRT等であり、画像の表示に用いられる。
画像処理装置の操作者による操作は、キーボードやマウス等の入力装置105を介して行われる。記憶装置104から読み出された撮影画像に対して現像処理を行うことにより生成される画像データは表示装置102に表示される。
CPU101が記憶装置104に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、画像処理装置の機能及び後述するフローチャートに係る処理が実現される。
図2は、部分画像の貼り付け処理の一例を説明するための図である。
図2(a)は部分画像の貼り付け処理が実行される前の様子を示す図である。画像200のうち、一部の領域(出力画像領域)201が表示装置102の編集画面の表示エリア211に表示される。また、図2(b)は部分画像の貼り付け処理が実行された後の様子を示す図である。編集画面の表示エリア211には、画像200のうち、出力画像領域201の外に存在する部分画像(コピー元画像)202がコピーされ、出力画像領域201に貼り付けて表示される。
画像処理装置100は、複数の画像処理モードを実行可能である。本実施形態では、コピースタンプモードと通常表示モードとについて説明する。
(コピースタンプモード)
例えば、画像内でゴミが写り込んでいる部分(コピー先画像)に、別の部分の画像(コピー元画像)をコピーアンドペーストして、ゴミを消す場合、画像処理装置100はコピースタンプモードを実行する。コピースタンプモードにおける画像処理装置100の動作について説明する。
図2(a)は部分画像の貼り付け処理が実行される前の様子を示す図である。画像200のうち、一部の領域(出力画像領域)201が表示装置102の編集画面の表示エリア211に表示される。また、図2(b)は部分画像の貼り付け処理が実行された後の様子を示す図である。編集画面の表示エリア211には、画像200のうち、出力画像領域201の外に存在する部分画像(コピー元画像)202がコピーされ、出力画像領域201に貼り付けて表示される。
画像処理装置100は、複数の画像処理モードを実行可能である。本実施形態では、コピースタンプモードと通常表示モードとについて説明する。
(コピースタンプモード)
例えば、画像内でゴミが写り込んでいる部分(コピー先画像)に、別の部分の画像(コピー元画像)をコピーアンドペーストして、ゴミを消す場合、画像処理装置100はコピースタンプモードを実行する。コピースタンプモードにおける画像処理装置100の動作について説明する。
まず、CPU101は、記憶装置104に記憶されているRAW画像データと対応するサムネイル画像をメイン画面に一覧表示する。ユーザの操作に応答して、CPU101は、何れかのサムネイル画像を選択する。CPU101は、記憶装置104から選択されたサムネイル画像と対応するRAW画像データをメモリ103に読み込む。CPU101は、記憶装置104から現像パラメータを取得する。また、CPU101は、入力装置105からユーザにより入力された現像パラメータも取得する。CPU101は、現像パラメータを用いて、RAW画像データの全領域に対して現像処理を実行する。ここで、現像処理に利用される現像パラメータは、例えば、明るさやホワイトバランスである。
CPU101は、編集画面の左上と一致するRAW画像データの位置を示す表示座標、編集画面の表示エリアの縦及び横の長さを示す表示サイズ、画像の表示倍率を取得し、RAW画像データの出力画像領域を算出する。ここで、CPU101は、表示サイズを表示倍率で割ることで、出力画像領域の縦及び横の長さを示す画像サイズを求めることができる。そして、CPU101は、RAW画像データのうち、表示座標を左上とする画像サイズの領域を出力画像領域として算出する。表示座標の初期値はRAW画像データの左上の点としてもよいし、その他の位置でもよい。また、表示倍率は例えば、100%であり、CPU101は、表示倍率が100%のときは、画像の1画素を画面の1画素で表示する。これをピクセル等倍という。
CPU101は、RAW画像データの全領域の現像処理結果のうち、出力画像領域の現像処理結果を編集画面に表示するための表示処理を実行する。より具体的には、CPU101は、出力画像領域の現像処理結果を表示倍率にしたがってリサイズして出力用画像データを生成し、出力用画像データを編集画面に表示する。これにより、画像の一部が大きく編集画面に表示される。
CPU101は、編集画面の左上と一致するRAW画像データの位置を示す表示座標、編集画面の表示エリアの縦及び横の長さを示す表示サイズ、画像の表示倍率を取得し、RAW画像データの出力画像領域を算出する。ここで、CPU101は、表示サイズを表示倍率で割ることで、出力画像領域の縦及び横の長さを示す画像サイズを求めることができる。そして、CPU101は、RAW画像データのうち、表示座標を左上とする画像サイズの領域を出力画像領域として算出する。表示座標の初期値はRAW画像データの左上の点としてもよいし、その他の位置でもよい。また、表示倍率は例えば、100%であり、CPU101は、表示倍率が100%のときは、画像の1画素を画面の1画素で表示する。これをピクセル等倍という。
CPU101は、RAW画像データの全領域の現像処理結果のうち、出力画像領域の現像処理結果を編集画面に表示するための表示処理を実行する。より具体的には、CPU101は、出力画像領域の現像処理結果を表示倍率にしたがってリサイズして出力用画像データを生成し、出力用画像データを編集画面に表示する。これにより、画像の一部が大きく編集画面に表示される。
その後、CPU101は、ユーザの操作に応答して、編集画面に表示される出力画像領域を変更することが可能である。CPU101は、出力画像領域を変更する指示を受けると、RAW画像データの全領域の現像処理結果のうち移動先の出力画像領域に対して出力用画像データの生成処理を実行し、新たに生成された出力用画像データを編集画面に表示する。
そして、ユーザの操作に応答して、CPU101は、編集画面に表示された第1の出力画像領域の中でコピー元画像(参照画像領域)を選択する。そして、CPU101は、出力画像領域を移動した後、更にユーザの操作に応答して、編集画面に表示された第2の出力画像領域の中でコピー先画像(貼り付け先)を指定する。その後、CPU101は、ユーザの操作に応答して、全領域の現像処理結果のうち参照画像領域をコピーし、貼り付け先に貼り付ける処理を実行する。ここで、CPU101は、参照画像領域の位置と貼り付け先の位置とを示す座標情報をRAW画像データの現像パラメータに格納する。そして、CPU101は、第1の出力画像領域に存在するコピー元画像がコピー先画像の位置に合成された状態で、第2の出力画像領域を編集画面に表示する。
なお、本実施形態では座標情報を現像パラメータに格納する場合について説明したが、座標情報はRAW画像データに関連付けて記憶されていればよい。よって、CPU101は座標情報をRAW画像データに関連付けて、別体で記憶してもよい。
そして、ユーザの操作に応答して、CPU101は、編集画面に表示された第1の出力画像領域の中でコピー元画像(参照画像領域)を選択する。そして、CPU101は、出力画像領域を移動した後、更にユーザの操作に応答して、編集画面に表示された第2の出力画像領域の中でコピー先画像(貼り付け先)を指定する。その後、CPU101は、ユーザの操作に応答して、全領域の現像処理結果のうち参照画像領域をコピーし、貼り付け先に貼り付ける処理を実行する。ここで、CPU101は、参照画像領域の位置と貼り付け先の位置とを示す座標情報をRAW画像データの現像パラメータに格納する。そして、CPU101は、第1の出力画像領域に存在するコピー元画像がコピー先画像の位置に合成された状態で、第2の出力画像領域を編集画面に表示する。
なお、本実施形態では座標情報を現像パラメータに格納する場合について説明したが、座標情報はRAW画像データに関連付けて記憶されていればよい。よって、CPU101は座標情報をRAW画像データに関連付けて、別体で記憶してもよい。
CPU101は、コピースタンプモードでは、コピー先画像とコピー元画像とが同じ出力画像領域に存在しない場合、コピー先画像の出力画像領域とコピー元画像の出力画像領域を切り替えて速やかに表示する必要がある。
また、CPU101は、コピースタンプモードでは、コピー先画像にコピー元画像が貼り付けられた状態を表示する。したがって、CPU101は、コピー先画像の出力画像領域を編集画面に表示する場合であっても、コピー先画像の出力画像領域の現像処理結果だけでなく、コピー元画像の現像処理結果も必要になる。
よって、編集画面に表示されるのはRAW画像データ全体ではなく、RAW画像データの一部の出力画像領域だけであるにも関わらず、コピースタンプモードでは、CPU101は、RAW画像データ全体に対して現像処理を実行する。したがって、RAW画像データの一部を現像処理するのに比べて、RAW画像データの全領域を現像処理する時間は長いので、出力用画像データが編集画面に最初に表示されるのは、遅くなってしまう。
なお、RAW画像データの全領域の現像処理結果は、コピースタンプモードの終了時又はRAW画像データを切り替えたときに消去される。
また、CPU101は、コピースタンプモードでは、コピー先画像にコピー元画像が貼り付けられた状態を表示する。したがって、CPU101は、コピー先画像の出力画像領域を編集画面に表示する場合であっても、コピー先画像の出力画像領域の現像処理結果だけでなく、コピー元画像の現像処理結果も必要になる。
よって、編集画面に表示されるのはRAW画像データ全体ではなく、RAW画像データの一部の出力画像領域だけであるにも関わらず、コピースタンプモードでは、CPU101は、RAW画像データ全体に対して現像処理を実行する。したがって、RAW画像データの一部を現像処理するのに比べて、RAW画像データの全領域を現像処理する時間は長いので、出力用画像データが編集画面に最初に表示されるのは、遅くなってしまう。
なお、RAW画像データの全領域の現像処理結果は、コピースタンプモードの終了時又はRAW画像データを切り替えたときに消去される。
(通常表示モード)
例えば、ユーザが画像の写り具合を詳細に確認するだけの場合、画像処理装置100は、表示倍率指定モードを実行する。
次に画像処理装置100の表示倍率指定モードにおける情報処理の一例を示すフローチャートを図4に示す。
ここで、CPU101は、記憶装置104に記憶されているRAW画像データと対応するサムネイル画像をメイン画面に一覧表示する。ユーザの操作に応答して、CPU101は、何れかのサムネイル画像を選択し、表示倍率を指定することにより、表示倍率指定モードを開始する。
ステップS401において、CPU101は、ユーザの操作に応答して、選択されたサムネイル画像と対応するRAW画像データを記憶装置104から読み出す。
ステップS402において、CPU101は、ユーザの操作に応答して、現像パラメータを取得し、メモリ103に格納する。
ステップS403において、CPU101は、現像パラメータの画質パラメータが変更されたかどうかを判断する。
画質パラメータが変更されている場合、CPU101は、S404に進み、参照画像キャッシュを削除する。
ステップS405において、CPU101は、コピースタンプモードと同様にして、編集画面に関する情報を基にRAW画像データの出力画像領域を算出し、メモリ103に格納する。ここで、編集画面に関する情報とは、例えば、編集画面の表示座標、表示サイズ、表示倍率等である。
ステップS406において、CPU101は、メモリ103に格納された出力画像領域、及び現像パラメータの座標情報を用いて参照画像領域を算出する。
例えば、ユーザが画像の写り具合を詳細に確認するだけの場合、画像処理装置100は、表示倍率指定モードを実行する。
次に画像処理装置100の表示倍率指定モードにおける情報処理の一例を示すフローチャートを図4に示す。
ここで、CPU101は、記憶装置104に記憶されているRAW画像データと対応するサムネイル画像をメイン画面に一覧表示する。ユーザの操作に応答して、CPU101は、何れかのサムネイル画像を選択し、表示倍率を指定することにより、表示倍率指定モードを開始する。
ステップS401において、CPU101は、ユーザの操作に応答して、選択されたサムネイル画像と対応するRAW画像データを記憶装置104から読み出す。
ステップS402において、CPU101は、ユーザの操作に応答して、現像パラメータを取得し、メモリ103に格納する。
ステップS403において、CPU101は、現像パラメータの画質パラメータが変更されたかどうかを判断する。
画質パラメータが変更されている場合、CPU101は、S404に進み、参照画像キャッシュを削除する。
ステップS405において、CPU101は、コピースタンプモードと同様にして、編集画面に関する情報を基にRAW画像データの出力画像領域を算出し、メモリ103に格納する。ここで、編集画面に関する情報とは、例えば、編集画面の表示座標、表示サイズ、表示倍率等である。
ステップS406において、CPU101は、メモリ103に格納された出力画像領域、及び現像パラメータの座標情報を用いて参照画像領域を算出する。
ステップS407において、CPU101は、メモリ103に格納された出力画像領域及び参照画像領域に対して現像パラメータの画質パラメータを用いて現像処理を行う。
ステップS408において、CPU101は、メモリ103に格納された出力画像領域の現像処理結果に対して参照画像領域の現像処理結果を貼り付ける処理を実行する。そして、CPU101は、貼り付け処理の結果に対して表示処理を実行する。より具体的には、CPU101は、参照画像領域の現像処理結果が貼り付けられた出力画像領域を表示倍率にしたがってリサイズして出力用画像データを生成し、メモリ103に格納する。
ステップS409において、CPU101は、編集画面に出力用画像データを表示する。これにより、コピースタンプモードでの処理結果を反映した状態で、RAW画像データの出力画像領域が拡大して表示される。
そして、ユーザの操作に応答して、表示範囲と対応するRAW画像データの出力画像領域を移動することが可能である。CPU101は、出力画像領域を移動する指示を受けると、ステップS402以降の処理を実行する。なお、ステップS405では、CPU101は、ユーザの操作に応答して、指定された位置と編集画面の表示座標、表示サイズ、表示倍率等に基づいて、出力画像領域を決定する。
このように、通常表示モードでは、現像処理はRAW画像データの出力画像領域と参照画像領域とだけに対して行われる。よって、RAW画像データ全体に対して現像処理を実行するのに比べて、処理にかかる時間が短縮されるので、速やかに最初の画像が表示されるようになる。
また、CPU101は、ステップS409で出力用画像データが表示した後、ユーザの操作に応答して、メイン画面で別のサムネイル画像が選択されると、以下の処理を実行する。即ち、CPU101は、ステップS401で新たに選択されたサムネイル画像と対応するRAW画像データを記憶装置104から読み出す。そして、CPU101は、読み出したRAW画像データに対して、ステップS402以降の処理を実行する。ここで、参照画像領域を他のRAW画像データにも貼り付け可能な場合、CPU101は、参照画像キャッシュを削除せず、保持しておく。
ステップS408において、CPU101は、メモリ103に格納された出力画像領域の現像処理結果に対して参照画像領域の現像処理結果を貼り付ける処理を実行する。そして、CPU101は、貼り付け処理の結果に対して表示処理を実行する。より具体的には、CPU101は、参照画像領域の現像処理結果が貼り付けられた出力画像領域を表示倍率にしたがってリサイズして出力用画像データを生成し、メモリ103に格納する。
ステップS409において、CPU101は、編集画面に出力用画像データを表示する。これにより、コピースタンプモードでの処理結果を反映した状態で、RAW画像データの出力画像領域が拡大して表示される。
そして、ユーザの操作に応答して、表示範囲と対応するRAW画像データの出力画像領域を移動することが可能である。CPU101は、出力画像領域を移動する指示を受けると、ステップS402以降の処理を実行する。なお、ステップS405では、CPU101は、ユーザの操作に応答して、指定された位置と編集画面の表示座標、表示サイズ、表示倍率等に基づいて、出力画像領域を決定する。
このように、通常表示モードでは、現像処理はRAW画像データの出力画像領域と参照画像領域とだけに対して行われる。よって、RAW画像データ全体に対して現像処理を実行するのに比べて、処理にかかる時間が短縮されるので、速やかに最初の画像が表示されるようになる。
また、CPU101は、ステップS409で出力用画像データが表示した後、ユーザの操作に応答して、メイン画面で別のサムネイル画像が選択されると、以下の処理を実行する。即ち、CPU101は、ステップS401で新たに選択されたサムネイル画像と対応するRAW画像データを記憶装置104から読み出す。そして、CPU101は、読み出したRAW画像データに対して、ステップS402以降の処理を実行する。ここで、参照画像領域を他のRAW画像データにも貼り付け可能な場合、CPU101は、参照画像キャッシュを削除せず、保持しておく。
<実施形態2>
ステップS406の別の実施形態を、図5を用いて説明する。
ステップS501において、CPU101は、現像パラメータから座標情報を取得し、出力画像領域における参照画像領域を算出し、メモリ103に格納する。なお、CPU101は、算出結果に基づき、参照画像領域の有無を判断し、参照画像領域が存在しなければ、本処理を終了する。
ステップS502において、CPU101は、メモリ103に格納された参照画像領域に対応する現像処理結果が参照画像キャッシュに含まれているかどうか判断する。CPU101は、参照画像キャッシュに既に含まれている参照画像領域は、メモリ103から削除する。
ステップS503において、CPU101は、メモリ103に格納された参照画像領域で画像領域サイズが所定値以下(例えば32x32ピクセル以下)の領域が所定個数以上(例えば10個以上)存在するかどうかを判断する。ここで、例えば、CPU101は、入力装置105等を介したユーザの操作に応じて、メモリ103等に記憶されている画像領域サイズの閾値や、画像領域の所定個数を適宜変更することができる。
ステップS406の別の実施形態を、図5を用いて説明する。
ステップS501において、CPU101は、現像パラメータから座標情報を取得し、出力画像領域における参照画像領域を算出し、メモリ103に格納する。なお、CPU101は、算出結果に基づき、参照画像領域の有無を判断し、参照画像領域が存在しなければ、本処理を終了する。
ステップS502において、CPU101は、メモリ103に格納された参照画像領域に対応する現像処理結果が参照画像キャッシュに含まれているかどうか判断する。CPU101は、参照画像キャッシュに既に含まれている参照画像領域は、メモリ103から削除する。
ステップS503において、CPU101は、メモリ103に格納された参照画像領域で画像領域サイズが所定値以下(例えば32x32ピクセル以下)の領域が所定個数以上(例えば10個以上)存在するかどうかを判断する。ここで、例えば、CPU101は、入力装置105等を介したユーザの操作に応じて、メモリ103等に記憶されている画像領域サイズの閾値や、画像領域の所定個数を適宜変更することができる。
サイズが所定の閾値以下の参照画像領域が所定個数以上存在する場合、CPU101は、ステップS504に進む。ステップS504において、CPU101は、サイズが所定の閾値以下の参照画像領域を包含する領域(包含画像領域)を算出し、メモリ103に格納する。また、CPU101は、サイズが所定の閾値以下の参照画像領域をメモリ103から削除する。図3に包含画像領域300の一例を示す。包含画像領域300は、画像領域301と画像領域302とに外接する矩形である。
ステップS505において、CPU101は、メモリ103に格納された参照画像領域同士の重複度を算出し、重複度が所定の割合(例えば50%)以上の参照画像領域が存在するかどうか判断する。ここで、CPU101は参照画像領域同士が重複する重複領域の面積を算出し、それぞれの参照画像領域の面積に対する重複領域の面積の割合を算出し、算出された割合のうち大きい方の値を重複度とする。
重複度が所定値以上と判断された場合、CPU101は、S506に進み、重複する参照画像領域を包含する領域(包含画像領域)を算出し、メモリ103に格納する。また、CPU101は、該当する参照画像領域をメモリ103から削除する。ここで、例えば、CPU101は、入力装置105等を介したユーザの操作に応じて、メモリ103等に記憶されている重複度を示す所定の割合を適宜変更することができる。
このように、複数の参照画像領域を統合することで参照画像領域の管理に係る効率を向上することができる。
ステップS505において、CPU101は、メモリ103に格納された参照画像領域同士の重複度を算出し、重複度が所定の割合(例えば50%)以上の参照画像領域が存在するかどうか判断する。ここで、CPU101は参照画像領域同士が重複する重複領域の面積を算出し、それぞれの参照画像領域の面積に対する重複領域の面積の割合を算出し、算出された割合のうち大きい方の値を重複度とする。
重複度が所定値以上と判断された場合、CPU101は、S506に進み、重複する参照画像領域を包含する領域(包含画像領域)を算出し、メモリ103に格納する。また、CPU101は、該当する参照画像領域をメモリ103から削除する。ここで、例えば、CPU101は、入力装置105等を介したユーザの操作に応じて、メモリ103等に記憶されている重複度を示す所定の割合を適宜変更することができる。
このように、複数の参照画像領域を統合することで参照画像領域の管理に係る効率を向上することができる。
<実施形態3>
ステップS407の別の実施形態を、図6を用いて説明する。
ステップS601において、CPU101は、現像パラメータの画質パラメータを用いて、現像処理を出力画像領域及び参照画像領域に対して行う。なお、図5に示した処理によって、参照画像領域として包含画像領域がメモリ103に格納されている場合は、CPU101は、包含画像領域に対して現像処理を行う。また、CPU101は、参照画像キャッシュに保持されている参照画像領域については、現像処理を行わず、参照画像キャッシュから対応する現像処理結果を取得する。
ステップS602において、CPU101は、ステップS601の現像処理結果を参照画像キャッシュとして保持する。参照画像キャッシュには、参照領域の位置を示す座標情報に関連付けて現像処理結果が記憶される。このように、CPU101は、現像処理結果を参照画像キャッシュにRAW画像データを識別可能な情報に関連付けて記憶しておくことで、再利用することが可能になり、現像処理にかかる負荷を軽減することができる。
ステップS603において、CPU101は、現像パラメータの座標情報が示すコピー先画像とコピー元画像との位置を用いて、参照画像領域の現像処理結果をコピーし、出力画像領域の現像処理結果のコピー先画像の位置に貼り付ける処理を行う。そして、CPU101は、コピーアンドペースト処理後の出力画像領域の現像処理結果をメモリ103に格納する。
このように、CPU101は、出力画像領域と参照領域に対して現像処理を行う。このことで現像処理にかかる負荷を軽減し、速やかに画像を表示可能となるだけでなく、コピースタンプモードでの編集結果を反映した画像を表示することができるようになる。
ステップS407の別の実施形態を、図6を用いて説明する。
ステップS601において、CPU101は、現像パラメータの画質パラメータを用いて、現像処理を出力画像領域及び参照画像領域に対して行う。なお、図5に示した処理によって、参照画像領域として包含画像領域がメモリ103に格納されている場合は、CPU101は、包含画像領域に対して現像処理を行う。また、CPU101は、参照画像キャッシュに保持されている参照画像領域については、現像処理を行わず、参照画像キャッシュから対応する現像処理結果を取得する。
ステップS602において、CPU101は、ステップS601の現像処理結果を参照画像キャッシュとして保持する。参照画像キャッシュには、参照領域の位置を示す座標情報に関連付けて現像処理結果が記憶される。このように、CPU101は、現像処理結果を参照画像キャッシュにRAW画像データを識別可能な情報に関連付けて記憶しておくことで、再利用することが可能になり、現像処理にかかる負荷を軽減することができる。
ステップS603において、CPU101は、現像パラメータの座標情報が示すコピー先画像とコピー元画像との位置を用いて、参照画像領域の現像処理結果をコピーし、出力画像領域の現像処理結果のコピー先画像の位置に貼り付ける処理を行う。そして、CPU101は、コピーアンドペースト処理後の出力画像領域の現像処理結果をメモリ103に格納する。
このように、CPU101は、出力画像領域と参照領域に対して現像処理を行う。このことで現像処理にかかる負荷を軽減し、速やかに画像を表示可能となるだけでなく、コピースタンプモードでの編集結果を反映した画像を表示することができるようになる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、RAW画像データの一部の領域を現像処理して表示する際、画像の別の領域を参照するような現像処理が行われていた場合でも、現像処理結果を反映した表示を行えるようにすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 画像処理装置、101 CPU、103 メモリ
Claims (10)
- RAW画像データのうち画面に表示される出力画像領域を取得する第1の取得手段と、
前記RAW画像データのうち前記出力画像領域を貼り付け先とする参照画像領域を取得する第2の取得手段と、
前記RAW画像データの前記出力画像領域及び前記参照画像領域に対して現像パラメータを用いて現像処理を行う現像処理手段と、
前記参照画像領域の現像処理結果を前記出力画像領域の現像処理結果に貼り付ける処理を実行する貼り付け手段と、
前記参照画像領域の現像処理結果が貼り付けられた前記出力画像領域の現像処理結果を前記画面に表示するための表示処理を実行する表示処理手段と、
を有する画像処理装置。 - 前記現像処理手段は、前記RAW画像データの全領域に対して前記現像パラメータを用いて現像処理を行い、
前記表示処理手段は、前記全領域の現像処理結果のうち前記出力画像領域の現像処理結果を前記画面に表示するための表示処理を行い、
ユーザの操作に応答して、前記表示された第1の出力画像領域の現像処理結果から前記参照画像領域を選択する選択手段と、
前記ユーザの操作に応答して、前記表示された第2の出力画像領域の現像処理結果から前記参照画像領域の貼り付け先を指定する指定手段と、
前記参照画像領域の位置及び前記貼り付け先の位置を示す座標情報を前記RAW画像データに関連付けて記憶する記憶手段と、
を更に有し、
前記貼り付け手段は、前記座標情報にしたがい、前記貼り付ける処理を実行する請求項1記載の画像処理装置。 - 前記第1の出力画像領域と前記第2の出力画像領域とは異なる請求項2記載の画像処理装置。
- 前記画面に表示される前記RAW画像データを切り替えるとき、前記RAW画像データの全領域の現像処理結果を消去する消去手段を更に有する請求項1乃至3何れか1項記載の画像処理装置。
- 前記現像パラメータは、デジタルゲイン、ホワイトバランス、シャープネス及び明るさのうち少なくとも1つである請求項1乃至4何れか1項記載の画像処理装置。
- 複数の参照画像領域同士の重複度を算出する第1の算出手段と、
前記重複度が所定値以上となる前記複数の参照画像領域を包含する包含画像領域を算出する第2の算出手段と、
を更に有し、
前記第2の取得手段は、前記包含画像領域を前記参照画像領域として取得する請求項1乃至5何れか1項記載の画像処理装置。 - 面積が所定値以下の参照画像領域が所定個数以上である場合、前記複数の参照画像領域を包含する包含画像領域を算出する第3の算出手段を更に有し、
前記第2の取得手段は、前記包含画像領域を前記参照画像領域とする請求項6記載の画像処理装置。 - 前記現像処理結果を保持する保持手段と、
前記現像パラメータが変更されたとき、前記現像処理結果を削除する削除手段と、
を更に有し、
前記現像パラメータに変更がないとき、前記貼り付け手段と、前記表示処理手段とは、前記保持手段に保持されている前記現像処理結果を用いて処理を実行する請求項1乃至7何れか1項記載の画像処理装置。 - 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
RAW画像データのうち画面に表示される出力画像領域を取得する第1の取得ステップと、
前記RAW画像データのうち前記出力画像領域を貼り付け先とする参照画像領域を取得する第2の取得ステップと、
前記RAW画像データの前記出力画像領域及び前記参照画像領域に対して現像パラメータを用いて現像処理を行う現像処理ステップと、
前記参照画像領域の現像処理結果を前記出力画像領域の現像処理結果に貼り付ける処理を実行する貼り付けステップと、
前記参照画像領域の現像処理結果が貼り付けられた前記出力画像領域の現像処理結果を前記画面に表示するための表示処理を実行する表示処理ステップと、
を含む情報処理方法。 - コンピュータに、
RAW画像データのうち画面に表示される出力画像領域を取得する第1の取得ステップと、
前記RAW画像データのうち前記出力画像領域を貼り付け先とする参照画像領域を取得する第2の取得ステップと、
前記RAW画像データの前記出力画像領域及び前記参照画像領域に対して現像パラメータを用いて現像処理を行う現像処理ステップと、
前記参照画像領域の現像処理結果を前記出力画像領域の現像処理結果に貼り付ける処理を実行する貼り付けステップと、
前記参照画像領域の現像処理結果が貼り付けられた前記出力画像領域の現像処理結果を前記画面に表示するための表示処理を実行する表示処理ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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