JP2007201935A - 画像処理装置の制御方法及び画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記憶装置内における処理対象領域を指定する対象領域指定工程と、前記対象領域指定工程において指定された領域内の画像にサムネイルが付加されているかを判定するサムネイル付加判定工程と、前記サムネイル付加判定工程でサムネイルが付加されていないと判定された画像について、サムネイルを付加するサムネイル付加工程とを行ない、前記サムネイル付加工程においては、前記画像処理装置の起動時、またはスクリーンセーバ実行時のうち、少なくともどちらかにおいて自動的にサムネイル付加処理を実行することにより、意識することなくサムネイル画像を自動的に付加できるようにする。
【選択図】図1
Description
特に、処理装置の起動時やスクリーンセーバ実行時にサムネイル画像を付加するようにしたので、処理装置の操作の上では意識することなくサムネイル画像を自動的に付加することができる。
また、RAWデータなどの調整用画像については調整用サムネイルを付加するようにしたので、画像の調整を高速に行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、第1の実施形態の構成を示すブロック図である。図1において、読込部100は公知のCCD素子などで構成されている撮像装置などで画像を読み込む。入力部101はキーボードやポインティング装置で構成されており、ユーザは入力部101を操作してデータの入力や操作の指示を行う。蓄積部102はバイナリデータやメタデータを蓄積するものであり、ハードディスクで構成されている。表示部103は蓄積部102に蓄積されたバイナリデータを表示したり、読込部100で読み込まれた画像データを表示したりするものであり、CRTまたは液晶で構成することができる。
まず、ステップS201において、サムネイル作成を行う「サムネイル作成プログラム」を起動する。ここで、サムネイル作成プログラムは画像処理装置を起動した際に自動的に起動する。明示的にユーザが起動してもよいが、本発明の目的として自動的にサムネイルを付加することで、画像を一覧表示した際の表示スピード、品質を向上するということであるので、自動的に起動することが望ましい。
ステップS301でサムネイル作成プログラムは、まずサムネイル付加の対象とするフォルダがユーザに指定されているかどうかを確認する。この確認の結果、対象とするフォルダが指定されていなかった場合には、ステップS302に進み、指定されていた場合にはステップS303に進む。
次に、ステップS303においては、サムネイル付加の対象としたフォルダ内の全ての画像にサムネイルが付加されているかどうか確認する。ここで、対象となっているフォルダに含まれるサブフォルダ内の画像も同様に確認する。
先ず、ステップS401において、サムネイルを付加する対象がRAW画像かを判定する。この判定の結果、RAW画像の場合にはステップS403に進み、RAW画像以外の場合はステップS402に進む。
前述した第1の実施形態では、対象フォルダ内の全ての画像についてチェックを行っていたので、画像の枚数が多くなればなるほど時間が多くかかり、サムネイルがなかなか付加されない問題点があった。
先ず、ステップS601において、対象フォルダに新たな画像が追加されたかどうかを確認する。ここで新たな画像ファイルが追加されていない場合には、ステップS601において待機する。
前述した第1及び第2の実施形態では、サムネイル作成プログラムがバックグラウンドで常に動作する例を説明した。しかしながら、画像処理装置が非常に負荷の高い処理を行っていた場合などには、プログラムが動作してもその他の動作を遅くすることが考えられ、画像処理装置の処理能力を効率的に用いることができない問題点があった。
先ず、ステップS701において、OS等の設定によるスクリーンセーバの起動条件によってスクリーンセーバを起動する。ここで、OSの設定条件としては、一定時間以上、画像処理装置の操作が行われないか、あるいはパーソナルコンピュータ上の負荷が閾値より低い状態が続いている場合などである。
また、各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
101 入力部
102 蓄積部
103 表示部
104 CPU
105 ROM
106 RAM
Claims (10)
- 画像データを複数記憶する記憶装置を備えた画像処理装置の制御方法であって、
前記記憶装置内における処理対象領域を指定する対象領域指定工程と、
前記対象領域指定工程において指定された領域内の画像にサムネイルが付加されているかを判定するサムネイル付加判定工程と、
前記サムネイル付加判定工程でサムネイルが付加されていないと判定された画像について、サムネイルを付加するサムネイル付加工程とを有し、
前記サムネイル付加工程は、前記画像処理装置の起動時、またはスクリーンセーバ実行時のうち、少なくともどちらかにおいて自動的に行われることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 前記対象領域指定工程において指定された対象領域に画像が新たに追加された際に、前記新たに追加された画像に対して前記サムネイル付加工程を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記スクリーンセーバ実行時に前記指定対象領域内の画像を順次表示するスライドショウ表示工程を有し、
前記サムネイル付加工程においては、前記スライドショウ表示工程において順次表示されている画像を処理対象画像とすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置の制御方法。 - 前記サムネイル付加工程における処理対象画像が画像再現処理前の時は、画像再現処理用サムネイルを付加することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
- 画像データを複数記憶する記憶装置を備えた画像処理装置であって、
前記記憶装置内における処理対象領域を指定する対象領域指定手段と、
前記対象領域指定手段により指定された領域内の画像にサムネイルが付加されているかを判定するサムネイル付加判定手段と、
前記サムネイル付加判定手段でサムネイルが付加されていないと判定された画像について、サムネイルを付加するサムネイル付加手段とを備え、
前記サムネイル付加手段は、前記画像処理装置の起動時、またはスクリーンセーバ実行時のうち、少なくともどちらかにおいて自動的にサムネイル付加処理を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 前記対象領域指定手段により指定された対象領域に画像が新たに追加された際に、前記新たに追加された画像に対して前記サムネイル付加処理を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記スクリーンセーバ実行時に前記指定対象領域内の画像を順次表示するスライドショウ表示手段を有し、
前記サムネイル付加手段は、前記スライドショウ表示手段により順次表示されている画像をサムネイル付加処理する対象画像とすることを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。 - 前記サムネイル付加手段は、処理対象画像が画像再現処理前の時は、画像再現処理用サムネイルを付加することを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 画像データを複数記憶する記憶装置を備えた画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記記憶装置内における処理対象領域を指定する対象領域指定工程と、
前記対象領域指定工程において指定された領域内の画像にサムネイルが付加されているかを判定するサムネイル付加判定工程と、
前記サムネイル付加判定工程でサムネイルが付加されていないと判定された画像について、サムネイルを付加するサムネイル付加工程とを有し、
前記サムネイル付加工程は、前記画像処理装置の起動時、またはスクリーンセーバ実行時のうち、少なくともどちらかにおいて自動的に行われる画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記請求項9に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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