JP2021103451A - 画像処理装置、外部装置およびそれらの制御方法、システム、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、外部装置およびそれらの制御方法、システム、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Koji Maeda
浩二 前田
木村 雅彦
Masahiko Kimura
雅彦 木村
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Abstract

【課題】画像処理を行う際の作業効率を低下させないようなシステムを実現する。【解決手段】外部装置と画像処理装置とを含むシステムであって、前記外部装置は、前記画像処理装置から受信した第1の画像データに第1の画像処理を施す画像処理手段と、前記第1の画像処理が施された第2の画像データを前記画像処理装置に送信する送信手段と、を有し、前記画像処理装置は、前記第2の画像データを受信する受信手段と、前記第2の画像データに第2の画像処理を施し第3の画像データを生成する画像処理手段と、前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された前記第2の画像処理に用いる情報とを関連付けて記録する記録手段と、を有する。【選択図】図12

Description

本発明は、クラウドなどを利用して画像処理を行うシステムに関する。
ユーザはRAW画像データの現像処理をPC(パーソナルコンピュータ)などで実行することにより、デジタルカメラなどで現像する場合よりも意図通りの画像に仕上げることができる。特許文献1にはRAW画像データの現像処理方法が開示されている。
特開2005−251166号公報
現像処理はより高度化しており、PCなどで実行するには長い時間を要する場合がある。このため、クラウドサービスなどで提供される現像処理機能を利用して、現像処理を処理性能の高いサーバで行うことで比較的短い時間で現像できるサービスがある。
しかしながら、サーバなどで現像処理が高速に処理できてもRAW画像データやサーバにより現像処理が施された中間画像データのデータサイズが非常に大きいためにデータ転送に費やす時間が非常に長くなる可能性がある。例えば、意図通りの画像に仕上げるためにサーバで現像処理をやり直す場合において、転送するデータサイズが大きいと、中間画像データの表示レスポンスが悪くなるなど作業効率が低下してしまう。また、PCの記憶容量の確保のためにサーバでの現像処理後にRAW画像データを削除した場合、PCで中間画像データの微調整や現像処理に使用する情報が失われてしまうため、PCで中間画像データの調整や現像処理を行うことができなくなってしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、画像処理を行う際の作業効率を低下させないようなシステムを実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外部装置と画像処理装置とを含むシステムであって、前記外部装置は、前記画像処理装置から受信した第1の画像データに第1の画像処理を施す画像処理手段と、前記第1の画像処理が施された第2の画像データを前記画像処理装置に送信する送信手段と、を有し、前記画像処理装置は、前記第2の画像データを受信する受信手段と、前記第2の画像データに第2の画像処理を施し第3の画像データを生成する画像処理手段と、前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された前記第2の画像処理に用いる情報とを関連付けて記録する記録手段と、を有する。
本発明によれば、画像処理を行う際の作業効率を低下させないようなシステムを実現することができる。
本実施形態のシステム構成図。 本実施形態のPCのハードウェア構成を示すブロック図。 本実施形態のサーバのハードウェア構成を示すブロック図。 実施形態1のPCのアプリケーション画面を例示する図。 実施形態1のPCのアプリケーション画面を例示する図。 実施形態1のPCとサーバの接続処理を例示するシーケンス図。 実施形態1のPCからサーバへRAW画像データをアップロードする処理を示すシーケンス図。 実施形態1のPCとサーバで実行される現像処理を示すシーケンス図。 実施形態1のPCの現像処理を示すフローチャート。 図9のS901におけるプレ現像処理を示すフローチャート。 図9のS904におけるポスト現像処理を示すフローチャート。 実施形態1のデータフローを示す図。 実施形態2のデータフローを示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態では、PC100で実行するRAW画像データの現像処理の一部または全部を、PC100で実行する現像処理よりも高度な現像処理機能を提供するサービスサイトのサーバコンピュータ(サーバ300)を利用して実行する例を説明する。なお、本実施形態では、サーバ300においてRAW画像データに現像処理を実行する例を説明するが、本実施形態で例示する現像処理以外の画像処理を実行するようにしてもよい。また、以下では、PC100で実行する現像処理をローカル現像処理、サーバ300で実行する現像処理をサーバ現像処理と呼ぶこともある。
<システム構成>まず、図1を参照して、本実施形態のシステム構成について説明する。
PC100には、サーバ300の現像処理機能を利用するための画像処理アプリケーションがインストールされている。PC100はWAN(Wide Area Network)、インターネット、公衆回線などの通信ネットワーク200を介してサーバ300と通信可能である。
本実施形態のシステムでは、PC100が保有しているRAW画像データをサーバ300に送信し、サーバ300がPC100から受信したRAW画像データに対して所定の現像処理を実行し、現像処理済みの中間画像データ(サーバ中間画像データ)をPC100に返信する。ユーザはPC100の画像処理アプリケーションからサーバ300に対して画像処理要求を送信する。サーバ300は、PC100から受信した画像処理要求に応じてサーバ300で画像処理を実行し、サーバ中間画像データをPC100に返信する。
PC100が利用するRAW画像データは、デジタルカメラなどで生成される静止画や動画など画像データであって、現像処理を行わないでファイル化されたものである。ユーザは、デジタルカメラなどを用いて撮影を行う場合、RAW画像データを記録するモードで撮影を行い、その後、RAW画像データをデジタルカメラからPC100に転送する。
<PC100の構成>次に、図2を参照して、PC100のハードウェア構成について説明する。
なお、本実施形態では、画像処理装置としてデスクトップPCのように据え置き型のPC100に適用した例を説明するが、これに限定されるものではない。例えば、携帯電話の一種であるスマートフォン、通信機能付きのデジタルカメラ、携帯型メディアプレーヤなどの再生装置、タブレットデバイスなどの情報処理装置であってもよい。
制御部101は、PC100の全体を統括して制御する演算処理装置(CPU)であって、後述する不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを実行することで、後述する各機能ブロックやフローチャートの処理を実現する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ103には、制御部101の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述するサーバ300との通信処理を実行するためのプログラムを含む。また、不揮発性メモリ103には、制御部101が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現する画像処理アプリケーションが格納されている。本実施形態のPC100の処理は、画像処理アプリケーションにより提供されるソフトウェアを読み込むことにより実現される。なお、画像処理アプリケーションはPC100にインストールされたOSの基本的な機能を利用するためのソフトウェアを有しているものとする。なお、PC100のOSが本実施形態における処理を実現するためのソフトウェアを有していてもよい。
作業用メモリ104は、制御部101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ103から読み出したプログラム等を展開する作業領域として使用される。また、作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリとして使用される。
操作部105は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。操作部105は、例えば、電源のオンまたはオフにするボタンや画像の撮影を行うボタンなどを含む。また、後述する表示部106に一体的に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。また、操作部105は、後述の接続部111を介して外部装置との通信を開始するための専用の接続ボタンなどの操作部材を含む。また、操作部105は、PC100と一体化された構成であっても、PC100に接続された外部装置であってもよい。PC100は、操作部105と接続することができればよい。
表示部106は、PC100やサーバ300で画像処理が実行された中間画像データや画像処理アプリケーションのGUI(Graphical User Interface)など、対話的な操作のための文字表示等を行う。表示部106は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示デバイスである。表示部106は、PC100と一体化された構成であっても、PC100に接続された外部装置であってもよい。PC100は、表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する機能を有していればよい。
GPU(Graphics Processing Unit)108は、RAW画像データや中間画像データに対し、各種の画像処理を施した静止画データをJPEG等により圧縮符号化したり、動画データをMPEG2やH.264等の動画圧縮方式でエンコードしたりして画像ファイルを生成する。制御部101は、GPU108を制御することで、表示部106に画像を表示するための表示用データの生成、RAW画像データに対する画像処理を実行できる。
記録媒体I/F(インターフェース)110は、外部ストレージに対してデータの読み出しおよび書き込みを行う。外部ストレージに格納されているプログラムや画像データは、記録媒体I/F110により作業用メモリ104に読み出される。外部ストレージは、例えば、DVD−RW、CD−ROM、CD−R、DVD−RAMなどの光ディスクや、フレキシブルディスク、MOなどの磁気ディスク、着脱可能なハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリで構成されるソリッドステートドライブ(SSD)、メモリカードなどである。
接続部111は、後述するサーバ300やデジタルカメラなどの外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のPC100は、接続部111を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。例えば、PC100が保有するRAW画像データを、接続部111を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、接続部111は外部装置と無線方式や有線方式で通信するためのインターフェースを含む。制御部101は、接続部111を制御することで外部装置との通信を実現する。
<サーバ300の構成>次に、図3を参照して、サーバ300のハードウェア構成について説明する。
本実施形態のサーバ300は、制御部301、不揮発性メモリ303、作業用メモリ304、操作部305、GPU308、接続部311を備える。これらの要素の基本的な機能はPC100と同様であり、詳細な説明は省略する。
不揮発性メモリ303には、制御部301が実行する基本的なソフトウェアであるOSや、このOSと協働して応用的な機能を実現する画像処理アプリケーションが記録されている。本実施形態のサーバ300の処理は、画像処理アプリケーションにより提供されるソフトウェアを読み込むことにより実現される。なお、画像処理アプリケーションはサーバ300にインストールされたOSの基本的な機能を利用するためのソフトウェアを有しているものとする。なお、サーバ300のOSが本実施形態における処理を実現するためのソフトウェアを有していてもよい。不揮発性メモリ303は、例えば、HDD、SSD、EEPROM、フラッシュメモリ、光ディスクなどである。
GPU308は、PC100から受信したRAW画像データおよび画像処理要求に従い、RAW画像データに対し、各種の画像処理を施した中間画像データを生成する。GPU308は、GPU108よりも画像処理能力(処理の種別や処理速度)が高い。
接続部311は、上述したPC100などの外部装置と接続するためのインターフェースである。本実施形態のサーバ300は、接続部311を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。例えば、サーバ300で画像処理が実行された中間画像データを、接続部311を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、接続部311は外部装置と無線方式や有線方式で通信するためのインターフェースを含む。制御部301は、接続部311を制御することで外部装置との通信を実現する。
<アプリケーション画面>次に、図4を参照して、PC100の画像処理アプリケーション画面について説明する。
図4(a)に示すように、メイン画面400にはタイトルバー401、メニューバー402、ツールバー403が配置されている。フォルダツリーウインドウ410には、外部ストレージに構築されたフォルダ(ディレクトリ)の階層を示すツリーが表示される。ユーザは、このツリー上のフォルダアイコンをマウスクリックすることで、所望の画像データが格納されているフォルダを選択することができる。
フォルダツリーウインドウ410において、画像ファイルに係るフォルダが選択された場合は、サムネイル表示エリア420には、フォルダ内の画像ファイル群が読み込まれて、サムネイル(縮小)421が選択可能に表示される。
このように、所望のフォルダを選択しそのフォルダに格納されている画像データファイルの一覧を閲覧することで所望の画像ファイルを探すことができる。また、フィルター機能404を活用することで、選択されたフォルダに格納されている画像ファイルから指定したフィルター条件に合致した画像のみをピックアップして表示することもできる。
サムネイル表示エリア420に表示されたサムネイル421にはそれぞれ画像ファイルの詳細情報がアイコンや文字で表示されている。詳細情報にはJPEGやRAWなどの画像ファイルタイプを示す情報やファイル名、画像撮影時のメタデータやレーティングなどのセレクト情報、編集したか否かなどの処理条件などが識別可能に表示される。
上述したフォルダツリーウインドウ410において、フォルダを選択して画像ファイルを表示する場合、フォルダが異なる複数の画像ファイルを同時に閲覧や編集が困難であり使い勝手が悪い。このようなユースケースにも柔軟に対応できるようにコレクションウインドウ430を設けている。コレクション追加ボタン431をクリックすると新しいコレクションが作成されコレクションの名称入力を行い新規にコレクションが作成される。このようにして作成したコレクションに対して所望のサムネイル421をドラック&ドロップすることでコレクションに画像ファイルを登録することができる。コレクションが作成されて画像ファイルを登録すると、図4(b)のコレクション432のように表示される。カッコ内の数値は登録されている画像ファイル数を示している。このようにしてフォルダを跨いだ画像ファイルに対してもひとまとまりの仮想フォルダにある画像のように扱えるようになり画像の比較や編集作業を同時に行うことができる。
一方、メイン画面400にはレイアウト変更ボタン405が設けられ、マルチレイアウトに切り替えると、図5(a)に示すように、サムネイルエリア425にサムネイルを一列に並べて選択可能に表示し、プレビューエリア426に選択されたサムネイルに対応する画像を大きく表示することもできる。プレビューエリア426に比較する複数の画像を並べて表示したり、拡大表示をしたり、編集目的に合わせて画像の表示方法を変えたりすることができる。
また、サムネイルが選択されると、プレビューエリア426に表示された画像の編集が可能なツールパレット440が表示され、選択されている画像の画像処理のパラメータを設定することができる。
ツールバー403に配置されているサインインボタン406をマウスクリックするとクラウドサービスを利用するためのユーザ登録が行える。サーバ300に接続してユーザ登録に必要な情報を入力することでユーザアカウントが作成されクラウドサービスを利用する高度なプレ現像処理が利用可能になる。入力されたアカウントのIDはアプリケーションに記憶され以後サインアウトが実行されるまでアプリケーションプログラムが起動時に自動的にサーバにログインすることとなる。
<PC100とサーバ300の接続処理>次に、図6を参照して、PC100とサーバ300が接続する処理について説明する。
図6はPC100とサーバ300が接続する場合の動作シーケンスを示している。
図6のシーケンスは、ユーザがサインインを実行した時、もしくは、既にアプリケーションプログラムがアカウントIDを記憶している場合はアプリケーションの起動時に実行される。
S601では、PC100は、ユーザアカウント情報からサーバ300に対してユーザ認証を行い接続が確立される。
S602では、PC100は、自機の性能情報をサーバ300へ送信する。この性能情報は、例えば、PCのタイプ(据え置き型)であること、GPU108のスペック、および現在の通信速度などである。
S603では、サーバ300は、ポスト現像処理をPC100が実行するかサーバ300が実行するかを判定する。サーバ300は、S602において受信したPC100の性能情報に基づいて、ポスト現像処理を実行するデバイスを判定する。本実施形態では、サーバ300はS602において受信した性能情報から、PC100が据え置きの装置であること、GPU108のスペックが所定の性能以上であること、およびPC100の通信速度が所定の閾値より速いことなどが判定できる。この所定の性能および所定の閾値はそれぞれサーバ300の管理者が任意に決定する値である。本実施形態ではサーバ300はPC100の性能が所定の性能以上であると判定し、PC100がポスト現像処理を実行すると判定する。
S604では、サーバ300は、S603において判定したポスト現像処理を実行するデバイスについての通知を送信する。本実施形態ではサーバ300はPC100がポスト現像処理を実行する旨の通知をPC100へ送信する。
以上のように、PC100とサーバ300の接続処理が完了すると、PC100のユーザは、クラウドサービスを利用する高度なプレ現像処理が利用可能になる。図5(b)に示すアプリケーション画面のコレクションウインドウ430には、通常のコレクション432とは異なるサーバ現像処理用の特別なコレクション433が生成される。
なお、S602において、PC100は、現在の通信速度の実効値や従量制課金通信であることなどを通知し、サーバ300は、S603において、これらの情報も利用してポスト現像処理をサーバ300が実行するか否かを判定してもよい。
ユーザは、サーバ現像処理を行いたい所望の画像ファイルのサムネイル421をマウスによるドラックドロップでサーバ現像コレクション433に登録することでクラウドサービスを利用する高度なプレ現像処理が利用できる。サーバ現像コレクション433に画像ファイルの登録が行われると、サーバ300に対して画像ファイルのアップロードが自動的に実行される。
<RAW画像データのアップロード>次に、図7を参照して、PC100からサーバ300へRAW画像データをアップロードする動作シーケンスについて説明する。
図7は、PC100からサーバ300へRAW画像データをアップロードする動作シーケンスを示している。図7のシーケンスは、サーバ現像コレクション433にユーザ登録が実行されると開始される。
S701では、PC100は、サーバ300へ送信するRAW画像データを不揮発性メモリ103または記録媒体I/F110を介して外部ストレージから読み込む。
S702では、PC100は、S701で読み込んだRAW画像データをサーバ300へ送信する。
S703では、サーバ300は、PC100から受信したRAW画像データを不揮発性メモリ303または記録媒体I/F110を介して外部ストレージに記憶する。
ユーザがサーバ現像コレクション433を開くと、登録された画像ファイルのサムネイルが表示される。サムネイルにはサーバ300に対して画像データが転送済みか否かを示す情報や、サーバ現像処理の実行状況を示す情報が視認できるように付加され表示される。RAW画像データがアップロードに成功すると引き続きRAW画像データの現像処理が実行される。
<現像処理>次に、図9を参照して、本実施形態のPC100の現像処理について説明する。
本実施形態では、RAW画像データに対してプレ現像処理とポスト現像処理を実行する。
図9は、PC100においてRAW画像データを現像する処理を示すフローチャートである。図9の処理は、不揮発性メモリ103に格納されているプログラムを作業用メモリ104に展開して制御部101が実行することで実現する。図9の処理は、制御部101が画像処理アプリケーションにおいてRAW画像データを読み込むと開始される。
S901では、制御部101は、GPU108によってRAW画像データに対してプレ現像処理を実行しローカル中間画像データを生成する。このローカル中間画像データは、図11で後述するポスト現像処理において、サーバ中間画像データとの加重加算処理に使用される。本実施形態では、制御部101はRAW画像データに含まれる属性情報(メタデータ)に基づいてRAW画像データに対してプレ現像処理を実行する。属性情報は、RAW画像データの撮影時に決定される撮像条件である。属性情報は、例えば、ビット深度、露出時間、シャッター速度、絞り値、輝度値(ヒストグラム)、露光補正値、レンズ最小F値、被写体距離、測光方式、光源、フラッシュの有無、レンズ焦点距離、Fナンバー、ISO感度、フラッシュ強度、ダイナミックレンジ、レンズ収差などである。プレ現像処理によって、RAW画像データから中間画像データ(ローカル中間画像データ)が生成される。ローカル中間画像データは現像処理の一部が実行された画像データであり、RAW画像データおよび後述する汎用画像データとは異なるファイル形式のデータである。プレ現像処理の詳細は後述する。
S902では、制御部101は、S901において生成されたローカル中間画像データを表示部106に表示する。
図5(c)は、中間画像データのサムネイルを例示している。図5(c)において、PC100からサーバ300へRAW画像データの転送が完了すると、PC100でプレ現像処理が実行されたローカル中間画像データのサムネイル435がサーバ現像コレクション433に登録され、サムネイルエリア425に表示される。サーバ現像コレクション433に登録されたサムネイル435にはサーバ300へRAW画像データの転送が完了したことを示すアイコン436が表示される。PC100がサーバ300からサーバ中間画像データを受信すると、新規にサーバ中間画像データのサムネイル437がサーバ現像コレクション433に登録され、サムネイルエリア425に表示される。サーバ中間画像データのサムネイル437にはサーバ300から受信した画像データであることを示すアイコン438が表示される。このようなマークを表示することにより、ユーザは、サムネイル435がローカル中間画像データ、サムネイル437がサーバ中間画像データであることを容易に識別できるようになる。また、サーバ中間画像データとローカル中間画像データは個別に削除可能であり、サーバ中間画像データを削除する場合、事前に警告が表示される。
S903では、制御部101は、S904において実行するポスト現像処理に利用するパラメータを設定するためのユーザ操作を操作部105を介して受け付ける。本実施形態では、ユーザは画像処理アプリケーション画面のGUIを操作してポスト現像処理に利用するパラメータを設定する。例えば、図5(a)に示すようにツールパレット440に配置されたパラメータ設定コントローラを操作することにより調整を行う。プレ現像処理済みの中間画像データのパラメータの設定についても同様に行うことができる。調整できる項目はホワイトバランス、色相、コントラスト、明るさ、鮮鋭度、およびリサイズなどである。ユーザはそれぞれのパラメータ設定画面を選択的に切り替えることができる。このようにユーザは画像処理アプリケーション画面でポスト現像処理や中間画像データに利用するパラメータを設定することができる。そして、例えば1つのパラメータの設定が完了したと制御部101が判定すると、処理をS904に進める。
S904では、制御部101は、GPU108によってS901において生成された中間画像データに対してポスト現像処理を実行する。ポスト現像処理によって中間画像データから汎用画像データが生成される。汎用画像データは、例えば、JPEG、PNG、HEVC、およびTIFF等の画像フォーマットに基づいて圧縮された画像データである。ポスト現像処理の詳細は後述する。
S905では、制御部101は、S904において生成された汎用画像データを表示部106に表示する。
S906では、制御部101は、ポスト現像処理をやり直すか否かを判定する。例えばユーザが操作部105によって再度ポスト現像処理を行う指示をした場合、制御部101はポスト現像処理をやり直すと判定し、処理をS901に戻す。例えば、ユーザが操作部105によってポスト現像処理を終了する指示をした場合、制御部101はポスト現像処理が完了したと判定し、処理をS907に進める。
S907では、制御部101は、S904において生成された汎用画像データを不揮発性メモリ103や記録媒体I/F110を介して外部ストレージに記憶する。
本実施形態のサーバ300によるプレ現像処理は、画像データの補正処理やノイズ低減処理などのユーザが設定したパラメータに基づかずに実行される画像処理である。そのため、サーバ300におけるプレ現像処理を同一のRAW画像データに対して何度行っても同じサーバ中間画像データが生成されることになる。よって、本実施形態では、図8で後述するように、サーバ300において同一のRAW画像データに対するプレ現像処理を一度だけ実行する。また、本実施形態のPC100によるプレ現像処理は、画像データの補正処理やノイズ低減処理などのユーザが設定したパラメータに基づいて実行される画像処理である。そのため、PC100におけるプレ現像処理は、目的や嗜好に合わせた中間画像データになるまで繰り返すことができる。そして、図11で後述するように、サーバ中間画像データとローカル中間画像データとを加重加算することにより、サーバ300でのプレ現像処理の効果の強さを後から微調整できるようにする。
一方、PC100によるポスト現像処理は、汎用画像データの見た目がユーザの目的や嗜好に合わせた画像データになるように、ユーザが設定したパラメータに基づいて実行される画像処理である。そのため、PC100によるポスト現像処理は、目的や嗜好に合わせた汎用画像データに仕上がるまで繰り返すことができる。
このように、本実施形態によれば、プレ現像処理をサーバ300で実行し、サーバ中間画像データのポスト現像処理をPC100で実行することにより、RAW画像データの現像処理を効率的に実行できる。
なお、S903からS904に処理を進める条件は、制御部101が1つのパラメータ設定が完了したと判定した場合に限らない。例えば、表示部106にポスト現像処理を開始するためのボタンが表示される場合、制御部101が操作部105を介してユーザからポスト現像処理を開始するよう指示を受け付けたことを条件にしてもよい。
なお、S901において、中間画像データはRAW画像データとはファイル形式が異なるデータと説明したが、中間画像データはRAW画像データと同じファイル形式であってもよい。さらになお、中間画像データとRAW画像データのファイル名が同じになるように命名してもよい。この場合、両ファイルが関連するデータであることをユーザに容易に認識させることができる。
<PC100およびサーバ300による現像処理>次に、図8を参照して、PC100がサーバ300を利用してRAW画像データの現像処理を実行する処理について説明する。
図8は、PC100がサーバ300の現像処理機能を利用してRAW画像データの現像処理を実行する動作シーケンスを示している。図8のシーケンスは、例えば、ユーザがPC100にRAW画像データの現像処理を指示した場合に開始される。なお、PC100は図8のシーケンスを開始する前に現像処理を実行するRAW画像データをサーバ300へ送信済みであるものとする。
S801では、PC100は、図7のS702において送信したRAW画像データのプレ現像処理をサーバ300に指示する。
S802では、サーバ300は、S801においてプレ現像処理を指示されたRAW画像データのプレ現像処理を実行する。プレ現像処理は、例えば図10のフローチャートに示す処理である。
S803では、サーバ300は、S802におけるプレ現像処理によって生成したサーバ中間画像データをPC100へ送信する。
S804では、PC100は、S803において受信したサーバ中間画像データを表示部106に表示する。なお、図5(c)に例示したように、サムネイルエリア425に表示されているサムネイル435が選択されている場合はローカル中間画像が表示され、サムネイル437が選択されている場合はサーバ中間画像が表示されるようにすることにより、サーバ現像処理の効果をローカル現像処理の効果を比較することが可能になる。また、ローカル中間画像とサーバ中間画像を並べて表示することにより、ユーザは、PC100とサーバ300での現像処理結果を比較することができ、ポスト現像処理や中間画像データのパラメータの微調整などに活用できる。
S805では、PC100は、操作部105を介して、ポスト現像処理のパラメータ設定のためのユーザ操作を受け付ける。
S806では、PC100は、S805において受け付けたユーザ操作に基づいて、図5(c)に示したサムネイル435、437のいずれか選択されている画像に対してポスト現像処理を実行する。ポスト現像処理は、例えば図11のフローチャートに示す処理である。
S807では、PC100は、S806におけるポスト現像処理によって生成された汎用画像データを表示する。
S808では、PC100は、S806におけるポスト現像処理によって生成された汎用画像データを不揮発性メモリ103または記録媒体I/F110を介して外部ストレージに記憶する。
<プレ現像処理>次に、図10を参照して、図9のS901におけるプレ現像処理について説明する。
本実施形態では、制御部101はRAW画像データに含まれる属性情報に基づいてRAW画像データを補正する。
S1001では、制御部101は、レンズの収差やイメージセンサに起因する傷データの補正などを行う。
S1002では、制御部101は、RAW画像データの黒レベルを調整する。
S1003では、制御部101は、RAW画像データのホワイトバランスを調整する。本実施形態では、制御部101はRAW画像データに対してオートホワイトバランス機能によってホワイトバランスを調整する。これにより、ポスト現像処理においてもホワイトバランスを調整できるようになる。
S1004では、制御部101は、RAW画像データにおけるイメージセンサに起因するノイズを低減する。
S1005では、制御部101は、RAW画像データに画素補間処理を実行する。
S1006では、制御部101は、S1001〜S1005において処理されたRAW画像データを中間画像データとして作業用メモリ104に記憶し、図9のS902に進む。
<ポスト現像処理>次に、図11を参照して、図9のS904におけるポスト現像処理について説明する。
図11の処理は、プレ現像済みの中間画像データが入力されると開始される。また、制御部101は、サーバ300においてプレ現像処理を実行したサーバ中間画像データと、PC100においてプレ現像処理を実行したローカル中間画像データとを作業用メモリ104に保持している。
S1101では、制御部101は、サーバ中間画像データとローカル中間画像データとを加重加算することにより、サーバ300でのプレ現像処理の効果の強さを後から微調整できるようにする。ユーザは、図5(a)に示すツールパレット440に配置されている強さパラメータを設定することで中間画像データのパラメータを微調整することができる。
S1102では、制御部101は、中間画像データにおいて、最終的なホワイトバランスが適用されているか否かを確認し、ユーザが最終的に選択したホワイトバランスが適用されていない場合、最終的なホワイトバランスの調整を実行する。中間画像データにはオートホワイトバランスが適用されているため、中間画像データに対して、ユーザが指定した最終的なホワイトバランスの係数を乗算した後、オートホワイトバランスの係数を除算するなどの処理となる。
S1103では、制御部101は、中間画像データに対してガンマ調整を行う。この場合、画像撮影時のメタデータからISOやダイナミックレンジなどの撮影条件やヒストグラムなどを参照し、ツールパレット440の指定された調整項目に応じて調整値を設定する。
S1104では、制御部101は、中間画像データに対して色調整を行う。この場合、ツールパレット440の指定された調整項目に応じて調整値を設定する。
S1105では、制御部101は、中間画像データに対して明るさ調整を実行する。この場合、ツールパレット440の指定された調整項目に応じて調整値を設定する。
S1106では、制御部101は、S1103〜S1105で調整された中間画像データに対して、カメラの持つ色域から利用先の色域に適合するように色空間変換などを実行する。
S1107では、制御部101は、S1101〜S1106の処理が施された画像データの圧縮処理を実行し、汎用画像ファイルとして不揮発性メモリ103や記録媒体I/F110を介して外部ストレージに記憶し、図9のS905に進む。画像圧縮処理は、静止画の場合はJPEG、動画の場合はHEVCなどであり、利用先に応じて画像ファイルとして保存するのに適した圧縮方式が採用される。
<RAW画像データが削除されるユースケース>
例えば、サーバ300からサーバ中間画像データを取得した場合、既に高度なプレ現像処理が完了しているので、RAW画像データは、その後使用しないことがある。この場合、RAW画像データはデータサイズが大きいので、PC100がSSDなどの比較的容量の少ない不揮発性メモリ103を使用している場合は、システムの記憶容量確保のために既にサーバ現像処理が完了したRAW画像データを削除して容量を確保したいと考えられる。ところが、RAW画像データが削除されてしまうと、PC100でのプレ現像処理に使用するメタデータや中間画像データなどの情報が失われてしまうため、再度クラウド現像処理を依頼することやPC100でサーバ中間画像データの微調整やポスト現像処理を行うことができなくなってしまう。
このような状況に対応するために、図12のデータフローに示すようにPC100においてRAW画像データ20から中間画像データの微調整やポスト現像処理に必要なメタデータ21を抽出しておく。また、PC100は、サーバ300からサーバ中間画像データ30を受信している途中に、RAW画像データにプレ現像処理を実行したローカル中間画像データ22を生成しておく。そして、サーバ300からサーバ中間画像データ30を受信したときに、メタデータ21およびローカル中間画像データ22をサーバ中間画像データ30に付加もしくは関連付けして記憶するようにする。なお、中間画像データの微調整やポスト現像処理の内容によっては、メタデータ21、ローカル中間画像データの一方を関連付けているだけでもよい。
このようにすることにより、RAW画像データがなくなってしまった場合であっても、PC100においてサーバ中間画像データ30の微調整やポスト現像処理を効率よく行えるようになる。
[実施形態2]以下、実施形態2について説明する。
PC100の構成やサーバ300の構成は実施形態1の図2および図3と同様である。
PC100の性能が低い場合や、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末をPC100に適用した場合、かつ5G(第5世代移動通信システム)などの次世代の高速通信が利用できる環境では、図13のデータフローに示すように、メタデータ21の抽出やローカル中間画像データ22の生成をサーバ300が行うようにした方が有利となる場合がある。
実施形態2では、実施形態1においてPC100で行っていたメタデータ21の抽出やローカル中間画像データ22の生成をサーバ300で行い、サーバ300で行い、メタデータ21やローカル中間画像データ22などの情報をまとめてPC100へ転送する。このようにすることで、PC100では比較的処理負荷の軽いポスト現像処理だけを行えばよいので、モバイル環境での画像処理に向いており、実施形態1と同様に現像処理を効率よく行えるようになる。
[他の実施形態]
本発明は、各実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークや記憶媒体を介してシステムや装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータの1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理でも実現可能である。また、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…PC、101…制御部、106…表示部、108…GPU、111…接続部、300…サーバ、301…制御部、308…GPU、311…接続部

Claims (19)

  1. 外部装置と通信する通信手段と、
    前記外部装置において第1の画像処理を実行するための第1の画像データを前記外部装置に送信する送信手段と、
    前記外部装置において前記第1の画像処理が施された第2の画像データを受信する受信手段と、
    前記第2の画像データに第2の画像処理を施し第3の画像データを生成する画像処理手段と、
    前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された前記第2の画像処理に用いる情報とを関連付けて記録する記録手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像処理手段は、前記第1の画像データに第3の画像処理を施し第4の画像データを生成し、
    前記記録手段は、前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された前記第2の画像処理に用いる情報と、前記第4の画像データとを関連付けて記録することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記外部装置で実行される第1の画像処理は、ユーザが設定したパラメータに基づかずに実行される画像処理であり、
    前記画像処理手段で実行される第3の画像処理は、ユーザが設定したパラメータに基づいて実行される画像処理であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の画像データは、RAW画像データであり、
    前記第1の画像処理、前記第2の画像処理および前記第3の画像処理は、前記RAW画像データの現像処理であることを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2の画像処理において、前記第2の画像データと前記第4の画像データとが加重加算されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記情報は、前記第1の画像データの撮影時の撮影条件、ヒストグラム、およびレンズの収差の少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記情報と前記第4の画像データは、前記外部装置から前記第2の画像データを受信したときに生成されることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記情報と前記第4の画像データは、前記外部装置から前記第2の画像データを受信している途中に生成されることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像処理装置は、表示手段をさらに有し、
    前記第2の画像データと前記第4の画像データとが前記表示手段に並べて表示されることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記第2の画像データには、前記外部装置から受信したことを示すマークが表示されることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記表示手段に表示されている前記第2の画像データと前記第4の画像データは、個別に削除可能であることを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理装置。
  12. 前記第2の画像データを削除する場合、事前に警告が表示されることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記第2の画像データと前記第4の画像データが選択可能に表示され、
    選択された画像データに対する画像処理のパラメータを調整するための設定手段が表示されることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 画像処理装置と通信する通信手段と、
    前記画像処理装置から受信した第1の画像データに第1の画像処理を施す画像処理手段と、
    前記第1の画像処理が施された第2の画像データを前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    前記第1の画像データから、前記画像処理装置において前記第2の画像データから第3の画像データを生成する第2の画像処理に用いる情報を抽出し、前記第1の画像データに前記画像処理装置で実行される第3の画像処理を施し第4の画像データを生成する生成手段と、を有し、
    前記送信手段は、前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された情報と、前記第4の画像データとを前記画像処理装置に送信することを特徴とする外部装置。
  15. 外部装置と画像処理装置とを含むシステムであって、
    前記外部装置は、
    前記画像処理装置から受信した第1の画像データに第1の画像処理を施す画像処理手段と、
    前記第1の画像処理が施された第2の画像データを前記画像処理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記画像処理装置は、
    前記第2の画像データを受信する受信手段と、
    前記第2の画像データに第2の画像処理を施し第3の画像データを生成する画像処理手段と、
    前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された前記第2の画像処理に用いる情報とを関連付けて記録する記録手段と、を有することを特徴とするシステム。
  16. 外部装置と通信する画像処理装置の制御方法であって、
    前記外部装置において第1の画像処理を実行するための第1の画像データを前記外部装置に送信するステップと、
    前記外部装置において前記第1の画像処理が施された第2の画像データを受信するステップと、
    前記第2の画像データに第2の画像処理を施し第3の画像データを生成するステップと、
    前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された前記第2の画像処理に用いる情報とを関連付けて記録するステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  17. 画像処理装置と通信する外部装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置から受信した第1の画像データに第1の画像処理を施すステップと、
    前記第1の画像処理が施された第2の画像データを前記画像処理装置に送信するステップと、
    前記第1の画像データから、前記画像処理装置において前記第2の画像データから第3の画像データを生成する第2の画像処理に用いる情報を抽出し、前記第1の画像データに前記画像処理装置で実行される第3の画像処理を施し第4の画像データを生成するステップと、を有し、
    前記送信するステップでは、前記第2の画像データと、前記第1の画像データから抽出された情報と、前記第4の画像データとを前記画像処理装置に送信することを特徴とする制御方法。
  18. コンピュータを、請求項1から13のいずれか1項に記載された画像処理装置として機能させるためのプログラム。
  19. コンピュータを、請求項1から13のいずれか1項に記載された画像処理装置として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータによる読み取りが可能な記憶媒体。
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