JP2011211398A - 電子機器、およびパノラマ画像表示プログラム - Google Patents

電子機器、およびパノラマ画像表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】パノラマ撮影によって得られたMPファイルを表示すること。
【解決手段】CPU106は、MPファイル内のパノラマ画像配置タグに基づいて、複数の画像の被写界内における配置位置を特定し、オーバーラップ領域タグに基づいて被写界内で隣接する画像のいずれか一方からオーバーラップ領域を切断した後に、各画像を結合してパノラマ画像を生成し、生成したパノラマ画像をLCDパネル105に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、およびパノラマ画像表示プログラムに関する。
次のような画像データ記録装置が知られている。この画像データ記録装置は、互いに関連のある複数の画像を1つの画像ファイルにまとめて記録する(例えば、特許文献1)。
特開平11−266420号公報
しかしながら、従来の画像データ記録装置においては、パノラマ撮影によって取得される複数の画像を1つの画像ファイルに記録したときに、それらの複数の画像をパノラマ画像らしく表示する方法については、何ら検討されていなかった。
本発明による電子機器は、被写界を複数の画像に分けて撮影するパノラマ撮影によって取得された複数の画像と、複数の画像を結合してパノラマ画像を生成するためのパノラマ情報とを記録した画像ファイルを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、読み出し手段によって読み出された画像ファイル内のパノラマ情報に基づいて、複数の画像の被写界内における配置位置を特定する特定手段と、パノラマ情報に基づいて、複数の画像のそれぞれについて被写界内で隣接する画像との間で重複する領域を特定し、被写界内で隣接する画像のいずれか一方から重複する領域を切断した後に、複数の画像を前記特定手段によって特定された配置位置に従って配置してパノラマ画像を生成するパノラマ画像生成手段と、パノラマ画像生成手段によって生成されたパノラマ画像を表示装置に表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、複数の画像は、撮影された主画像と主画像に対応する、表示装置へ表示するための表示用画像とを含み、画像ファイル内に、主画像と表示用画像とが記録されている場合には、パノラマ画像生成手段は、表示用画像を対象としてパノラマ画像の生成を行うようにしてもよい。
複数の画像は、撮影された主画像と主画像に対応する、表示装置へ表示するための表示用画像とを含み、画像ファイル内に、主画像と表示用画像とが記録されている場合には、パノラマ画像生成手段は、表示用画像と主画像のうち、結合後のパノラマ画像の大きさが表示装置の画面サイズに近くなる一方を対象としてパノラマ画像の生成を行うようにしてもよい。
パノラマ画像生成手段は、結合後のパノラマ画像の大きさと表示装置の画面サイズとの差が所定倍以上異なる場合には、結合前の画像のサイズを表示装置の画面サイズに応じて変更してからパノラマ画像の生成を行うようにしてもよい。
表示用画像は、第1の表示用画像と、当該第1の表示用画像よりも小さい第2の表示用画像とを含み、複数の画像を表示装置に一覧表示する場合には、パノラマ画像生成手段は、画像ファイル内に記録されている第2の表示用画像を対象としてパノラマ画像の生成を行うようにしてもよい。
表示手段によって表示装置に表示されたパノラマ画像の大きさが、表示装置の画面サイズより大きい場合には、使用者によるスクロール操作に応じてパノラマ画像をスクロール表示するスクロール手段をさらに備えるようにしてもよい。
パノラマ情報が配置位置に関する情報を含み、重複する領域に関する情報を含まない場合には、表示手段は、表示装置の表示画面の上位レイヤに複数の画像を配置位置に従って配置して表示するとともに、そのうちの1つを選択し、表示画面の下位レイヤに選択した画像を表示するようにしてもよい。
パノラマ情報が配置位置に関する情報と重複する領域に関する情報を含まない場合には、表示手段は、表示装置の表示画面の上位レイヤに複数の画像を画像毎に記録されている画像番号順に配置して表示するとともに、そのうちの1つを選択し、表示画面の下位レイヤに選択した画像を表示するようにしてもよい。
表示手段は、上位レイヤに表示する画像を下位レイヤに表示する画像よりも小さくするようにしてもよい。
表示手段は、表示画面の上位レイヤに表示されている複数の画像の中で使用者によって選択画像が変更された場合には、使用者によって選択された画像を表示画面の下位レイヤに表示するようにしてもよい。
表示手段は、使用者からの指示に基づいて、表示画面の上位レイヤに表示されている複数の画像の表示を消去するようにしてもよい。
本発明によるパノラマ画像表示プログラムは、被写界を複数の画像に分けて撮影するパノラマ撮影によって取得された複数の画像と、複数の画像を結合してパノラマ画像を生成するためのパノラマ情報とを記録した画像ファイルを記憶媒体から読み出す読み出し手順と、読み出し手順で読み出した画像ファイル内のパノラマ情報に基づいて、複数の画像の被写界内における配置位置を特定する特定手順と、パノラマ情報に基づいて、複数の画像のそれぞれについて被写界内で隣接する画像との間で重複する領域を特定し、被写界内で隣接する画像のいずれか一方から重複する領域を切断した後に、複数の画像を特定手段によって特定された配置位置に従って配置してパノラマ画像を生成するパノラマ画像生成手順と、パノラマ画像生成手順で生成したパノラマ画像を表示装置に表示する表示手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、パノラマ撮影によって取得された複数の画像を記録した画像ファイルに基づいて、複数の画像をパノラマ画像らしく表示することができる。
デジタルスチルカメラ(DSC)の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 パノラマ画像の生成方法を示す図である。 画像再生処理の流れを示すフローチャート図である。 パノラマ画像の表示例を示す第1の図である。 パノラマ画像の表示例を示す第2の図である。 パノラマ画像の表示例を示す第3の図である。 一覧表示におけるパノラマ画像の表示例を示す図である。
図1は、本実施の形態におけるデジタルスチルカメラ(DSC)の一実施の形態の構成を示すブロック図である。デジタルスチルカメラ(以下「デジタルカメラ」と呼ぶ)100は、レンズ101と、CCD102と、画像処理回路103と、Displayコントローラ104と、LCDパネル105と、CPU106と、SDRAM107と、JPEGコーデック108と、USBコントローラ109と、メモリカードコントローラ110とを備えている。
CPU106は、デジタルカメラ100の全体を制御するメインコントローラであり、撮影処理、画像の再生処理、画像データの転送処理等を実行することによってデジタルカメラ100を制御する。
まず、デジタルカメラ100における撮影処理について説明する。レンズ101を通して入力された被写体の光学像は、撮像素子であるCCD102で光電変換されて読み出された後、不図示のAFE(Analog Front End)によってデジタル画像データ(RAWデータ)に変換されて、画像処理回路103へ入力される。画像処理回路103は、入力されたデジタル画像データに対して種々の画像処理を施し、画像処理後の画像データをSDRAM107へ記録する。また、画像処理回路103は、撮影時には3A(AE、AF、AWB)の演算および制御を行う。
なお、SDRAM107は、揮発性の内蔵メモリであって、画像データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用されたり、CPU106がプログラム実行時にプログラムを展開したり、プログラムで使用する変数を格納するためのワークメモリとして使用されたりする。
JPEGコーデック108は、SDRAM107に記録されている画像データを読み出し、該画像データをJPEG圧縮した後、再びSDRAM107に記録する。CPU106は、JPEG圧縮された画像データ(JPEGデータ)をSDRAM107から読み出して、このJPEGデータに種々の付加情報(メタデータ)を付加した画像ファイル(JPEGファイル)を生成する。そして、CPU106は、生成したJPEGファイルをメモリカードコントローラ110へ送ると、メモリカードコントローラ110は、メモリカードスロット内に挿入されているメモリカード110aにJPEGファイルを記録する。これによって撮影処理が完了する。
なお、撮影時にはカメラ背面に搭載されたLCDパネル105がLCDファインダーとして機能し、画像処理回路103によって画像処理された後の画像データが所定のフレーム間隔でLCDパネル105に表示される。撮影者は、LCDパネル105の表示を確認しながら構図決めを行う。
次に、デジタルカメラ100における画像データの再生処理について説明する。CPU106は、メモリカードコントローラ110を制御して、メモリカード110aからJPEGファイルを読み出す。そして、CPU106は、読み出したJPEGファイル内からJPEGデータを読み出して伸張を行った後、画像処理回路103へ出力する。画像処理回路103は、入力された伸張後のデータに対して解像度変換を行って、画像の解像度をLCDパネル105の表示解像度に合わせて変更することによって表示用画像データを生成し、SDRAM107へ記録する。
Displayコントローラ104は、SDRAM107から表示用画像データを読み出して、それをLCDパネル105に表示する。
本実施の形態におけるデジタルカメラ100では、上述した通常の撮影処理によって生成されたJPEGファイル、すなわち1つの画像ファイル内に1つのJPEGデータが記録される画像ファイル以外に、1つの画像ファイル内に複数のJPEGデータが記録される画像ファイルも生成することができる。例えば、CPU106は、連写撮影が行われた場合、パノラマ撮影が行われた場合、またはインターバル撮影が行われた場合等、1回の撮影によって複数のJPEGデータが1組として生成される場合には、生成した複数のJPEGデータを1つの画像ファイルにまとめて格納する。すなわち、CPU106は、複数のJPEGデータを記録した画像ファイルを生成する。
本実施の形態では、1つの画像ファイル内に1つの画像データを記録した画像ファイルをSPファイル(SinglePictureファイル/単数画像ファイル)と呼び、1つの画像ファイル内に複数の画像データを記録した画像ファイルをMPファイル(MultiPictureファイル/複数画像ファイル)と呼ぶこととする。なお、SPファイルは主たる記録データである主画像の他に当該主画像から生成され、表示や検索に用いられるサムネイルを含む。一方、MPファイルは、主画像の他に主画像から生成され、モニタ表示専用に用いられるモニタ表示用画像、同じく主画像から生成されたサムネイルなどを含み、主画像とモニタ表示用画像とを合わせて複数個記録することができる。本実施の形態では、画像データがJPEGデータとして記録されている場合について説明し、MPファイル内の主画像およびモニタ表示用画像のJPEGデータをMPフォーマットの規格に従って個別画像と呼ぶこととする。また、SPファイルのフォーマットとしては、公知のExif規格(Exchangeable image file format for digital still cameras)が用いられる。SPファイルもMPファイルもサムネイルは主画像のJPEGデータ中(APP1)に埋め込まれている。
本実施の形態では、CPU106は、使用者によって画像の再生が指示された場合には、再生対象の画像ファイルから主画像、モニタ表示用画像、またはサムネイルの画像データを読み出し、Displayコントローラ104を制御してLCDパネル105に画像を表示する。このとき、CPU106は、再生対象の画像ファイルがパノラマ撮影によって得られた複数の画像データを含むMPファイルである場合には、画像ファイル内の複数の画像データを結合してパノラマ画像を生成し、該パノラマ画像をLCDパネル105に表示する。
MPファイルがパノラマ撮影によって得られたものであるかは、MPファイルのヘッダ部(MPインデックス情報)に記録されるMP種別によって判定することができる。また、該ヘッダ部のMP個別情報として、MPFファイル内の複数の画像データに基づいてパノラマ画像を生成するために必要な情報であるパノラマ画像配置タグとオーバーラップ領域タグとが記録されている。CPU106は、再生対象のMPファイルのヘッダ部から読み出したMP種別に基づいて、そのMPファイルがパノラマ撮影によって得られたものである場合には、ヘッダ部からパノラマ画像配置タグとオーバーラップ領域タグとを読み出し、これらに基づいて各画像をStitching(結合)して、パノラマ画像を生成する。
なお、パノラマ画像配置タグは、MPファイル内の複数の画像データをどのように配置してパノラマ画像を生成するかを特定するための情報として、画像を何行何列で配置するか、最初に配置する画像の位置(右上、左上、左下、右下の4種類)はどこか、最初に配置した画像の位置(開始位置)を基準として他の画像をどのような配置方法に従って配置するか等を特定するための情報を含む。なお、画像の配置方法としては、例えば、一方向、時計回り、反時計回り、ジグザグ等がある。また、オーバーラップ領域タグには、パノラマ画像を生成する際の隣接画像同士がオーバーラップする範囲を特定するための情報として、水平方向のオーバーラップ幅を特定するための水平オーバーラップと垂直方向のオーバーラップ幅を特定するための垂直オーバーラップとを含む。
例えば、撮影者が図2(a)に示すようなパノラマ写真を意図して撮影を行った場合には、図2(b)に示すように、画像2a、画像2b、画像2c、画像2dの4枚の画像が撮影され、これら4つの画像データがMPファイル内に記録される。CPU106は、このMPファイルを再生する際には、図2(c)に示すように、ヘッダ部に記録されているパノラマ画像配置タグに基づいて各画像2a〜2dを配置し、オーバーラップ領域タグに基づいて、各画像のオーバーラップ幅を特定する。図2(c)に示す例では、横1列に画像が配置され、各画像の水平方向のオーバーラップ幅が画像の横幅に対して30%である例を示している。
CPU106は、図2(d)に示すように、各画像のオーバーラップ領域が重複しないように、被写界内で隣接する画像のいずれか一方からオーバーラップ領域を切断した後、図2(e)に示すように、各画像をStitchingして、パノラマ画像2eを生成する。図2(d)に示す例では、画像2aは切断を行なわず、画像2b〜2dのそれぞれから左側のオーバーラップ領域を切断している。CPU106は、このようにStitchingして生成したパノラマ画像2eをLCDパネル105に表示する。これによって、パノラマ撮影によって得られたMPファイルを再生する際には、画像をパノラマ画像らしく表示することができる。
なお、本実施の形態では、CPU106は、Stitchingを行なう画像データとして、主画像のデータを用いるか、モニタ表示用画像のデータを用いるか、サムネイルのデータを用いるかを、画像表示装置(LCDパネル105や不図示の外部モニタ(テレビ)など)の画面サイズに応じて決定する。例えば、LCDパネル105の画面サイズが、モニタ表示用画像のデータを用いてStitchingを行なって得たパノラマ画像のサイズに近い場合には、モニタ表示用画像のデータを用いてパノラマ画像を生成する。一方、LCDパネル105の画面サイズが、サムネイルのデータを用いてStitchingを行なって得たパノラマ画像のサイズに近い場合には、サムネイルのデータを用いてパノラマ画像を生成する。また、画像表示装置がフルHDのテレビモニタであれば、主画像かモニタ表示用画像のいずれかの画像データを用いてStitchingを行なうようにしてもよい。
図3を用いて、本実施の形態における画像再生処理について説明する。図3に示す処理は、使用者によって画像の再生が指示されると起動するプログラムとして、CPU106によって実行される。なお、図3は、使用者によってメモリカード110aに記録されている画像ファイルの中から、1つのMPファイルが再生対象として指定された場合の処理を示している。
ステップS10において、CPU106は、使用者によって再生対象として指定されたMPファイルのヘッダ部(MPインデックス情報)からMP種別を読み取る。その後、ステップS20へ進み、CPU106は、MP種別に基づいて、再生対象のMPファイルがパノラマ撮影によって得られた画像ファイルであるか否かを判断する。ステップS20で否定判断した場合には、ステップS30へ進み、CPU106は、その画像ファイルのMP種別に応じた画像の表示を行う。例えば、MPファイル内に記録されている画像データを1コマずつ表示する。その後、処理を終了する。
これに対して、ステップS20で肯定判断した場合には、ステップS40へ進む。ステップS40では、CPU106は、MPファイルのヘッダ部から上述したMP個別情報を読み取って、ステップS50へ進む。ステップS50では、CPU106は、MP個別情報に上述したパノラマ画像配置タグが含まれているか否かを判断する。ステップS50でパノラマ画像配置タグが含まれていると判断した場合には、ステップS60へ進む。
ステップS60では、CPU106は、MP個別情報に上述したオーバーラップ領域タグが含まれているか否かを判断する。ステップS60でオーバーラップ領域タグが含まれていると判断した場合には、ステップS70へ進む。ステップS70では、CPU106は、上述したように、LCDパネル105の画面サイズに応じて、パノラマ画像の生成に用いる画像データとして、主画像のデータとモニタ表示用画像のデータとサムネイルのデータのいずれかを選択する。
その後、ステップS80へ進み、CPU106は、ステップS70で選択した主画像、モニタ表示用画像、またはサムネイルのデータを再生(デコード)して、ステップS90へ進む。ステップS90では、CPU106は、図2で上述したように、オーバーラップ領域タグに基づいて、各画像のオーバーラップ領域が重複しないように、被写界内で隣接する画像のいずれか一方からオーバーラップ領域を切り落とす。その後、ステップS100へ進み、CPU106は、図2で上述したように、パノラマ画像配置タグに基づいて、各画像を配置してStitching(結合)して、パノラマ画像を生成する。その後、ステップS110へ進む。
ステップS110では、CPU106は、ステップS100で生成したパノラマ画像をLCDパネル105に出力して表示し、処理を終了する。このとき、CPU106は、生成したパノラマ画像のサイズとLCDパネル105の画面サイズとが異なる場合には、パノラマ画像のサイズをLCDパネル105の画面サイズに合わせて調整してから表示するようにしてもよいし、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。このいずれの方法で表示するかは、使用者がメニュー画面上で選択できるようにしてもよい。
なお、パノラマ画像をそのままのサイズで表示する場合、パノラマ画像のサイズがLCDパネル105の画面サイズよりも小さければ、パノラマ画像の全体が表示されるため問題はないが、パノラマ画像のサイズがLCDパネル105の画面サイズよりも大きい場合には、パノラマ画像の全体を表示しきれなくなってしまう。この場合には、使用者は、不図示の操作部材を操作して、画像をスクロールさせることができる。例えば、図4に示すように、LCDパネル105の表示画面4aに対して、パノラマ画像4bを表示する場合には、パノラマ画像4bのうちの領域4cは表示画面4aからはみ出てしまう。この場合は、使用者は、パノラマ画像4bを横方向にスクロールさせることによって、領域4cも表示させることができる。なお、図4に示す例は、LCDパネル105の表示画面4aに対して、パノラマ画像4bが横方向にはみ出す例を示したが、縦方向にはみ出すことも考えられ、この場合には、縦方向にスクロールすることによって、パノラマ画像のはみ出した部分を表示させることができる。
次に、ステップS60でMP個別情報にオーバーラップ領域タグが含まれていないと判断した場合の処理について説明する。この場合には、CPU106は、オーバーラップ領域を特定することができないため、各画像のオーバーラップ領域を切断することができない。よって、CPU106は、図5に示すように、LCDパネル105の表示画面5a内に、MPファイル内に含まれる複数の個別画像2a〜2dのうちの1つ、例えば個別画像2a(主画像またはモニタ表示用画像)を表示し、それに重畳してパノラマ画像配置タグに基づいて各個別画像2a〜2dに対応するサムネイル5c〜5fを配置したパノラマレイアウト5bを表示する。そして、CPU106は、表示したパノラマレイアウト5b内のサムネイルのうち、表示画面5a内に表示している個別画像2aに対応するサムネイル5cを他のサムネイルとは異なる表示形態で表示する。例えば、パノラマレイアウト5b内のサムネイル5cを枠で囲んで表示する。
すなわち、ステップS60でMP個別情報にオーバーラップ領域タグが含まれていないと判断した場合には、ステップS120へ進み、CPU106は、MPファイル内の各主画像とセットで記録されているサムネイルのデータを読み出して再生(デコード)する。その後、ステップS130へ進み、CPU106は、パノラマ画像配置タグに基づいて、各サムネイル5c〜5fを配置して、パノラマレイアウト5bを作成する。その後、ステップS140に進み、CPU106は、作成したパノラマレイアウト5bをLCDパネル105の上位レイヤに表示する。
その後、ステップS150へ進み、CPU106は、個別画像2a〜2dのうちの1つの画像データ、例えば個別画像2aの画像データ(主画像またはモニタ表示用画像)をMPファイル内から読み出して再生(デコード)して、ステップS160へ進む。ステップS160では、CPU106は、デコードした個別画像2aをLCDパネル105の下位レイヤに表示する。その後、処理を終了する。
次に、ステップS50でMP個別情報にパノラマ画像配置タグが含まれていないと判断した場合の処理について説明する。この場合には、CPU106は、各個別画像の配置方法を特定することができない。よって、CPU106は、図6に示すように、LCDパネル105の表示画面6a内に、MPファイル内に含まれる複数の個別画像2a〜2dのうちの1つ、例えば個別画像(主画像またはモニタ表示用画像)2aを表示し、それに重畳して各個別画像2a〜2dに対応するサムネイル6c〜6fをあらかじめ設定された配置方法で配置したパノラマレイアウト6bを表示する。例えば、CPU106は、MPファイル内に記録されている各個別画像に対応するサムネイル6c〜6fを、ヘッダ情報として記録されている個別画像番号順に横一列に並べたパノラマレイアウト6bを作成して表示する。そして、CPU106は、表示したパノラマレイアウト6b内のサムネイルのうち、表示画面6a内に表示している個別画像2aに対応するサムネイル6cを他のサムネイルとは異なる表示形態で表示する。例えば、パノラマレイアウト6b内のサムネイル6cを枠で囲んで表示する。
すなわち、ステップS50でMP個別情報にパノラマ画像配置タグが含まれていないと判断した場合には、ステップS170へ進み、CPU106は、MPファイル内の各主画像とセットで記録されているサムネイルのデータを読み出して再生(デコード)する。その後、ステップS180へ進み、CPU106は、各サムネイル6c〜6fをあらかじめ設定された配置方法で配置して、パノラマレイアウト6bを作成する。その後、上述したステップS140へ進む。
なお、図5や図6に示したように、MPファイル内の1つの個別画像に重畳してパノラマレイアウト5bまたは6bを表示する場合には、使用者は、パノラマレイアウト5bまたは6b内で選択されている(枠で囲まれている)サムネイルとは異なるサムネイルを選択することにより、表示画面5aまたは6a内に表示する個別画像を切り替えられるようにしてもよい。この場合、CPU106は、使用者によってパノラマレイアウト5bまたは6b内で、枠で囲まれているサムネイルとは異なるサムネイルが選択された場合には、新たに選択されたサムネイルを枠で囲むとともに、新たに選択されたサムネイルに対応する個別画像をデコードしてLCDパネル105の下位レイヤに表示すればよい。
また、図5や図6に示したように、MPファイル内の1つの個別画像に重畳してパノラマレイアウト5bまたは6bを表示する場合には、表示画面5aまたは6a内に表示した個別画像2aの一部がパノラマレイアウト5bまたは6bによって隠れてしまうため、使用者は、任意にパノラマレイアウト5bまたは6bの表示を消去できるようにしてもよい。この場合、CPU106は、使用者によってパノラマレイアウト5bまたは6bの消去が指示されると、LCDパネル105の上位レイヤへのパノラマレイアウト5bまたは6bの表示を停止して、表示画面5a内には個別画像2aのみが表示されるようにする。
また、使用者は、一旦パノラマレイアウト5bまたは6bを消去した後に、パノラマレイアウト5bまたは6bの再表示を指示することもでき、CPU106は、使用者によってパノラマレイアウト5bまたは6bの再表示が指示された場合には、LCDパネル105の上位レイヤへのパノラマレイアウト5bまたは6bの表示を再開する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)CPU106は、MPファイル内のパノラマ画像配置タグに基づいて、複数の個別画像の被写界内における配置位置を特定し、オーバーラップ領域タグに基づいて被写界内で隣接する画像のいずれか一方からオーバーラップ領域を切り落としてからStitchingを行なってパノラマ画像を生成し、生成したパノラマ画像をLCDパネル105に表示するようにした。これによって、パノラマ撮影によって得られたMPファイルを再生する際には、画像をパノラマ画像らしく表示することができる。
(2)MPファイル内には主画像とともに表示や検索に用いられるサムネイルが記録されており、CPU106は、主画像とサムネイルのうち、結合後のパノラマ画像の大きさがLCDパネル105の画面サイズに近くなる一方を対象としてパノラマ画像の生成を行うようにした。これによって、LCDパネル105の画面サイズに応じた大きさのパノラマ画像を生成することができる。
(3)CPU106は、パノラマ画像のサイズがLCDパネル105の画面サイズよりも大きく、画面内にパノラマ画像の全体を表示しきれない場合には、使用者からの指示に応じてパノラマ画像をスクロール表示するようにした。これによって、パノラマ画像のサイズがLCDパネル105の画面サイズよりも大きい場合でも、使用者はパノラマ画像の全体を閲覧することができる。
(4)CPU106は、MP個別情報にパノラマ画像配置タグが記録され、オーバーラップ領域タグが記録されていない場合には、パノラマ画像配置タグに基づいて、各サムネイルを配置してパノラマレイアウトを作成し、作成したパノラマレイアウトをLCDパネル105の上位レイヤに表示するとともに、パノラマレイアウト上で選択したサムネイルに対応する個別画像(主画像またはモニタ表示用画像)をLCDパネル105の下位レイヤに表示するようにした。これによって、使用者は、個別画像とともにパノラマレイアウトを確認することができる。
(5)CPU106は、MP個別情報にパノラマ画像配置タグもオーバーラップ領域タグも記録されていない場合には、各サムネイルをあらかじめ設定された配置方法で配置して、パノラマレイアウトを作成し、作成したパノラマレイアウトをLCDパネル105の上位レイヤに表示するとともに、パノラマレイアウト上で選択したサムネイルに対応する個別画像(主画像またはモニタ表示用画像)をLCDパネル105の下位レイヤに表示するようにした。これによって、使用者は、個別画像とともにパノラマレイアウトを確認することができる。
(6)CPU106は、LCDパネル105の上位レイヤに表示されているパノラマレイアウト内で選択されているサムネイルが変更された場合には、新たに選択されたサムネイルに対応する個別画像(主画像またはモニタ表示用画像)をLCDパネル105の下位レイヤに表示するようにした。これによって、使用者は、パノラマレイアウト上で画像を選択することにより、それに対応した個別画像を下位レイヤに表示させることができる。
(7)CPU106は、使用者からの指示に基づいて、LCDパネル105の上位レイヤに表示したパノラマレイアウトの表示を消去するようにした。これによって、使用者は、パノラマレイアウトを消去して、下位レイヤの個別画像全体を閲覧することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、CPU106は、LCDパネル105の画面サイズが、サムネイルのデータを用いてStitchingを行なって得たパノラマ画像のサイズに近い場合には、サムネイルのデータを用いてパノラマ画像を生成する例について説明した。しかしながら、MPファイル内にモニタ表示用画像が記録されている場合に、LCDパネル105の画面サイズがそのモニタ表示用画像のデータを用いてStitchingを行なって得たパノラマ画像のサイズに近いときには、該モニタ表示用画像のデータを用いてパノラマ画像を生成するようにしてもよい。例えば、上述したサムネイルは、画像サイズが180×120画素であるのに対し、MPファイル内には、それよりも大きなVGAサイズ(640×480画素)やFull HDサイズ(1920×1080画素)のモニタ表示用画像を記録することができる。よって、CPU106は、これらのモニタ表示用画像がMPファイル内に記録されている場合には、これらの画像データを用いてパノラマ画像を生成するようにしてもよい。なお、MPファイル内にVGAサイズやFull HDサイズのモニタ表示用画像が記録されている場合には、その旨を示す情報がヘッダ部に記録されているため、CPU106は、ヘッダ部を参照してMPファイル内にモニタ表示用画像が記録されているか否かを判断すればよい。
(2)上述した実施の形態では、CPU106は、LCDパネル105の画面サイズが、個別画像(主画像またはモニタ表示用画像)のデータを用いてStitchingを行なって得たパノラマ画像のサイズに近い場合には、個別画像のデータを用いてパノラマ画像を生成し、LCDパネル105の画面サイズが、サムネイルのデータを用いてStitchingを行なって得たパノラマ画像のサイズに近い場合には、サムネイルのデータを用いてパノラマ画像を生成する例について説明した。しかしながら、CPU106は、MPファイル内にサムネイルや上述したモニタ表示用画像等の表示用画像データが記録されている場合には、LCDパネル105の画面サイズに関係なく、これらの表示用画像データを用いてパノラマ画像を生成するようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、CPU106は、Stitchingを行なう画像データとして、個別画像のデータを用いるかサムネイルのデータを用いるかを、LCDパネル105の画面サイズに応じて決定する例について説明した。この場合、CPU106は、Stitchingを行なう画像データとして、個別画像のデータを用いるかサムネイルのデータを用いるかをLCDパネル105の画面サイズに応じて決定した後、決定した画像データを用いてStitchingした後のパノラマ画像の大きさとLCDパネル105の画面サイズとを比較するようにしてもよい。また、実際にStitchingを行なうのではなく、計算によってStitching後の画像サイズを求め、それとLCDパネル105の画面サイズを比較してもよい。そして、その結果、パノラマ画像の大きさとLCDパネル105の画面サイズとの差が所定倍以上異なる場合には、Stitching前の画像のサイズをLCDパネル105の画面サイズに応じて変更してからStitchingを行なってパノラマ画像の生成を行うようにしてもよい。これによって、パノラマ画像の大きさとLCDパネル105の画面サイズとが大幅に異なる場合には、あらかじめStitching前の画像の大きさを調整することで、LCDパネル105の画面サイズに応じた最適なサイズのパノラマ画像を生成することができる。
(4)上述した実施の形態では、CPU106は、図2(e)に示すように、1画面内に1枚のパノラマ画像を表示する例について説明した。しかしながら、CPU104は、図7に示すように、1画面内に複数の画像を一覧表示するようにし、その中にMPファイルの画像がある場合には、画像7aや7bのように、複数の画像を重ね合わせて表示することにより、その画像がMPファイル内の画像であることを示すようにしても良い。そして、CPU106は、使用者によってMPファイルの画像にカーソルが合わせられたときに、そのMPファイルのMP種別に基づいて、該MPファイルがパノラマ撮影によって得られたものであると判定した場合には、LCDパネル105上に別ウィンドウを表示して、該別ウィンドウ内にサムネイルのデータを対象としてStitchingを行ったパノラマ画像を表示するようにしてもよい。例えば、CPU106は、図7において、画像7aにカーソルが合わせられた場合には、別ウィンドウ7cを表示してパノラマ画像を表示し、画像7bにカーソルが合わせられた場合には、別ウィンドウ7dを表示してパノラマ画像を表示すればよい。これによって、画像を一覧表示する場合でも、パノラマ撮影によって得られた画像をパノラマ画像らしく表示することができる。
(5)上述した実施の形態では、CPU106は、MPファイルのヘッダ部からオーバーラップ領域タグを読み出し、このオーバーラップ領域タグに基づいて、各画像のオーバーラップ幅を特定することによって、隣接する画像間で重複する領域(オーバーラップ領域)を特定する例について説明した。しかしながら、CPU106は、オーバーラップ領域タグに基づいて各画像のオーバーラップ領域を特定し、特定したオーバーラップ領域、またはその近傍を含めた領域において、隣接する画像同士で画素のマッチングを行うことによって、両画像間で重複している範囲を正確に特定するようにしてもよい。あるいは、隣接する画像同士の全画素を対象としてマッチングを行うことによって、両画像間で重複している範囲を正確に特定するようにしてもよい。
(6)上述した実施の形態では、図6に示した例においては、CPU106は、LCDパネル105の表示画面6a内に、MPファイル内に含まれる複数の個別画像2a〜2d(主画像またはモニタ表示用画像)のうちの1つ、例えば個別画像2aを表示し、それに重畳して各個別画像2a〜2dに対応するサムネイル6c〜6fをあらかじめ設定された配置方法で配置したパノラマレイアウト6bを表示するようにした。この場合、使用者は、パノラマレイアウト6b内に表示されているサムネイル6c〜6fの表示順序(並び順)を任意に変更できるようにしてもよい。
(7)上述した実施の形態では、パノラマ撮影によって取得された複数の画像データが1つのMPファイル内に記録されている例について説明した。しかしながら、パノラマ撮影によって取得された複数の画像データが、それぞれ複数の画像ファイルに分かれて記録されている場合にも本発明は適用可能である。
(8)上述した実施の形態では、モニタ表示用画像及びサムネイルは、主画像から生成されることとしたが、モニタ表示用画像及びサムネイルは、主画像の作成元となるRAWデータから生成されてもよい。また、モニタ表示用画像を、RAWデータあるいは主画像から生成し、生成したモニタ表示用画像を縮小してサムネイルを生成することとしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 デジタルカメラ、101 レンズ、102 CCD、103 画像処理回路、104 Displayコントローラ、105 LCDパネル、106 CPU、107 SDRAM、108 JPEGコーデック、109 USBコントローラ、109a USBポート、110 メモリカードコントローラ、110a メモリカード

Claims (12)

  1. 被写界を複数の画像に分けて撮影するパノラマ撮影によって取得された複数の画像と、前記複数の画像を結合してパノラマ画像を生成するためのパノラマ情報とを記録した画像ファイルを記憶媒体から読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段によって読み出された前記画像ファイル内の前記パノラマ情報に基づいて、前記複数の画像の前記被写界内における配置位置を特定する特定手段と、
    前記パノラマ情報に基づいて、前記複数の画像のそれぞれについて前記被写界内で隣接する画像との間で重複する領域を特定し、前記被写界内で隣接する画像のいずれか一方から前記重複する領域を切断した後に、前記複数の画像を前記特定手段によって特定された前記配置位置に従って配置してパノラマ画像を生成するパノラマ画像生成手段と、
    前記パノラマ画像生成手段によって生成された前記パノラマ画像を表示装置に表示する表示手段とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の画像は、撮影された主画像と前記主画像に対応する、前記表示装置へ表示するための表示用画像とを含み、
    前記画像ファイル内に、前記主画像と前記表示用画像とが記録されている場合には、前記パノラマ画像生成手段は、前記表示用画像を対象として前記パノラマ画像の生成を行うことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記複数の画像は、撮影された主画像と前記主画像に対応する、前記表示装置へ表示するための表示用画像とを含み、
    前記画像ファイル内に、前記主画像と前記表示用画像とが記録されている場合には、前記パノラマ画像生成手段は、前記表示用画像と前記主画像のうち、結合後の前記パノラマ画像の大きさが前記表示装置の画面サイズに近くなる一方を対象として前記パノラマ画像の生成を行うことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記パノラマ画像生成手段は、結合後の前記パノラマ画像の大きさと前記表示装置の画面サイズとの差が所定倍以上異なる場合には、結合前の画像のサイズを前記表示装置の画面サイズに応じて変更してから前記パノラマ画像の生成を行うことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記表示用画像は、第1の表示用画像と、当該第1の表示用画像よりも小さい第2の表示用画像とを含み、
    複数の画像を前記表示装置に一覧表示する場合には、前記パノラマ画像生成手段は、前記画像ファイル内に記録されている前記第2の表示用画像を対象として前記パノラマ画像の生成を行うことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記表示手段によって前記表示装置に表示された前記パノラマ画像の大きさが、前記表示装置の画面サイズより大きい場合には、使用者によるスクロール操作に応じて前記パノラマ画像をスクロール表示するスクロール手段をさらに備えることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記パノラマ情報が前記配置位置に関する情報を含み、前記重複する領域に関する情報を含まない場合には、前記表示手段は、前記表示装置の表示画面の上位レイヤに前記複数の画像を前記配置位置に従って配置して表示するとともに、そのうちの1つを選択し、前記表示画面の下位レイヤに前記選択した画像を表示することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記パノラマ情報が前記配置位置に関する情報と前記重複する領域に関する情報を含まない場合には、前記表示手段は、前記表示装置の表示画面の上位レイヤに前記複数の画像を前記画像毎に記録されている画像番号順に配置して表示するとともに、そのうちの1つを選択し、前記表示画面の下位レイヤに前記選択した画像を表示することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項7または8に記載の電子機器において、
    前記表示手段は、前記上位レイヤに表示する画像を前記下位レイヤに表示する画像よりも小さくすることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項7〜9のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記表示手段は、前記表示画面の上位レイヤに表示されている複数の画像の中で使用者によって選択画像が変更された場合には、使用者によって選択された画像を前記表示画面の下位レイヤに表示することを特徴とする電子機器。
  11. 請求項7〜10のいずれか一項に記載の電子機器において、
    前記表示手段は、使用者からの指示に基づいて、前記表示画面の上位レイヤに表示されている複数の画像の表示を消去することを特徴とする電子機器。
  12. 被写界を複数の画像に分けて撮影するパノラマ撮影によって取得された複数の画像と、前記複数の画像を結合してパノラマ画像を生成するためのパノラマ情報とを記録した画像ファイルを記憶媒体から読み出す読み出し手順と、
    前記読み出し手順で読み出した前記画像ファイル内の前記パノラマ情報に基づいて、前記複数の画像の前記被写界内における配置位置を特定する特定手順と、
    前記パノラマ情報に基づいて、前記複数の画像のそれぞれについて前記被写界内で隣接する画像との間で重複する領域を特定し、前記被写界内で隣接する画像のいずれか一方から前記重複する領域を切断した後に、前記複数の画像を前記特定手段によって特定された前記配置位置に従って配置してパノラマ画像を生成するパノラマ画像生成手順と、
    前記パノラマ画像生成手順で生成した前記パノラマ画像を表示装置に表示する表示手順とをコンピュータに実行させるためのパノラマ画像表示プログラム。
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