JPH06345286A - 読み取り装置 - Google Patents

読み取り装置

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JPH06345286A
JPH06345286A JP5138169A JP13816993A JPH06345286A JP H06345286 A JPH06345286 A JP H06345286A JP 5138169 A JP5138169 A JP 5138169A JP 13816993 A JP13816993 A JP 13816993A JP H06345286 A JPH06345286 A JP H06345286A
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JP
Japan
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roller
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driven roller
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Pending
Application number
JP5138169A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ohara
俊一 大原
Shogo Matsumoto
章吾 松本
Noriaki Hagiwara
憲明 萩原
Kazuyasu Satou
和恭 佐藤
Kimio Ooga
基美雄 大賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5138169A priority Critical patent/JPH06345286A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】原稿を搬送する搬送機構と、搬送されてくる原
稿の画像を読み取る読み取りセンサ4と、搬送される原
稿を支持する原稿支持ガイド1からなる読み取り装置に
おいて、搬送機構は原稿を搬送する駆動ローラ2と、回
転軸が円周上に配置され、回転軸が円周上を一定間隔を
保ちながら移動可能に支持される、少なくとも三個の従
動ローラ3からなる。 【効果】装置の小型化が可能であるローラを用いた原稿
搬送系を用いながらも、厚さの厚い原稿や,厚さの変化
する見開き原稿の搬送,読み取りが可能な読み取り装置
が実現可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿をローラからなる
搬送機構で搬送し、読み取りセンサで原稿の画像を読み
取る読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿をローラで搬送して原稿の画
像を読み取りセンサで読み取る読み取り装置は、実開平
3−9569号公報に記載のように、読み取りセンサの読み
取り面にセンサローラを押し当て、原稿を読み取り面に
押し当てると共に、原稿の搬送を行っていた。また、見
開き状態の本等厚さが厚い原稿は、特開平4−83460号公
報に記載のように、ガラス面上に読み取り側を下方に向
けて原稿を支持し、そのガラスの下方を読み取りセンサ
が移動して原稿の画像を読み取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、ローラを用いた原稿搬送機構では、本等の原稿のよ
うに原稿の厚さが厚い場合、ローラが原稿を搬送でき
ず、また、見開き原稿において、原稿の厚さが見開き部
を境に増す場合、ローラが段差を乗り越えられないとい
う課題があった。ローラが段差の角に当ると、段差の角
はローラから段差を押し下げる力と、搬送方向と反対の
方向に押し戻す力を受ける。段差の高さが低い場合はこ
の力が弱く、段差を押し下げる力、すなわち、ローラを
押し上げる力が大きく、これはローラの原稿搬送力とな
り原稿は搬送される。しかし、段差が高くなると、段差
を押し戻す力が勝り、原稿の搬送力が低下し原稿が搬送
されなくなる。
【0004】また、見開き状態の本のように原稿の画像
位置が変化する場合、読み取りセンサの読み取り位置が
一定にならず、読み取り画像が乱れるという課題があっ
た。
【0005】一方、原稿をガラス面上に支持して、ガラ
ス下方を読み取りセンサを移動させて原稿を読み取る読
み取り装置では、原稿の厚さの厚いものでも画像の読み
取りは可能であるが、少なくとも読み取るべき原稿の面
積以上の原稿支持ガラスが必要であり、さらに、そのガ
ラスの下方を読み取りセンサが移動可能なだけの空間が
装置内に必要であり、装置の小型化が不可能であった。
【0006】本発明の目的は、装置の小型化が可能であ
るローラを用いた原稿搬送系を有する読み取り装置であ
りながら、厚さの厚い原稿や,厚さの変化する見開き原
稿の搬送,読み取りが可能な読み取り装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】原稿を搬送する搬送機構
と、搬送されてくる原稿の画像を読み取る読み取りセン
サと、搬送される原稿を支持する原稿支持ガイドからな
る読み取り装置において、前記搬送機構は原稿を搬送す
る駆動ローラと、回転軸が円周上に配置され、前記回転
軸が前記円周上を一定間隔を保ちながら移動可能に支持
される、少なくとも三個の従動ローラからなるように構
成する。
【0008】さらに、前記駆動ローラに対して前記円周
の中心は重力方向に対して上方に配置され、前記円周の
中心と前記駆動ローラの回転軸の間隔は変化可能に構成
され、前記円周の中心が前記駆動ローラに向かって押圧
されるように構成する。
【0009】さらに、少なくとも画像読み取り幅以上の
幅を有し、前記原稿ガイドの上面から突出し、原稿を前
記読み取り位置に支持するための、読み取りガイドを有
することを特徴とする。
【0010】
【作用】少なくとも三つの従動ローラが配置された円周
の中心は、上下動可能であり、厚さの厚い原稿の搬送が
可能になる。
【0011】見開き原稿で見開き部から厚さが厚くなり
段差ができる場合、段差に突き当った従動ローラは段差
手前部で原稿を駆動ローラに押し当てながら、段差に押
されて搬送方向に移動する。それと共に他の従動ローラ
が回動して原稿の段差上に乗り上げ、段差部を駆動ロー
ラに押し当て搬送力を得て、段差を乗り越え原稿を搬送
する。
【0012】また、原稿ガイドから突出した読み取りガ
イドを設け、読み取りガイド上に読み取り位置を設定す
ることで、見開き原稿のように、見開き部で原稿が凹状
になっている場合でも、突出部が見開き部の凹部に入り
込み、読み取り位置が大きく変化せず読み取り画像が劣
化することが無い。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、図2はその斜視図である。図2において、図中手前
側は省略され、側板12等は記述されていない。
【0014】まず装置の構成を説明する。
【0015】原稿は原稿支持ガイド1に支持され、図中
矢印a方向から挿入される。駆動ローラ2は駆動軸11
により読み取り装置100に回転可能に支持され、図示
されていない駆動機構によって図中矢印b方向に回転す
る。
【0016】従動ローラ3は従動ローラ支持部材9に回
転可能に支持され、略同心円状に配置され従動ローラユ
ニット31を構成する。従動ローラ支持部材9はローラ
支持アーム10に回転可能に支持される。ローラ支持ア
ーム10は支持部材18により読み取り装置100に回
動可能に支持される。
【0017】従動ローラ3及び駆動ローラ2は、読み取
り幅の略中央を中心として30〜50mm幅を持つ。
【0018】駆動ローラ2は、ゴム硬度20〜40°の
ゴムで、紙との摩擦係数は1.0 以上が望ましい。従動
ローラ3は樹脂で形成される。
【0019】駆動ローラ2の直径を、16〜20mmと
し、従動ローラ3の直径を6〜10mm,従動ローラ3の
回転軸が配置される円の直径を10〜16mmとすれば、
段差の高さが10mm程度の見開き原稿の搬送が可能にな
る。
【0020】ローラ支持アーム10はローラ押し付けば
ね14によって駆動ローラ方向に押し付けられ、従動ロ
ーラ3を駆動ローラ2に押し付ける。
【0021】読み取りセンサ4は原稿支持ガイド1の下
方に読み取り装置100に固定される。画像読み取り面
は、カバーガラス6の上面近傍に設定される。カバーガ
ラス6および読み取りガイド5は、原稿搬送方向に垂直
に、図中面外方向に少なくとも原稿読み取り幅以上原稿
支持ガイド1から突出している。また、読み取りガイド
5は原稿搬送方向上流側から下流に向かってなだらかに
高さが増すように形成される。
【0022】原稿押えガイド7は原稿搬送方向に垂直
に、図中面外方向に少なくとも原稿読み取り幅以上を有
し、ガイド支持アーム8に支持される。ガイド支持アー
ム8は読み取り装置100に回動可能に支持され、原稿
押えガイド7を原稿の厚さに応じて上下動可能にする。
原稿押えガイド7は読み取りガイド押し付けばね15に
よって、読み取りセンサ方向に押し付けられ、原稿の読
み取り面を読み取り面に押し当てるようにする。
【0023】原稿押えガイド7の下面と読み取りガイド
5は、少なくとも搬送原稿幅以上の幅で0.1〜1.0mm
程度の間隔を有するように、原稿押えガイド7の両端に
スペーサを備える。
【0024】原稿押えガイド7は原稿搬送方向上流側か
ら下流側に向かって上方から下方に傾斜し、間隔部より
厚い原稿は、この斜面に当り、搬送されるにつれ原稿押
えガイド7を押し上げる。
【0025】原稿厚さ制限部材17は挿入される原稿の
厚さを制限し、搬送不可能な厚さの原稿が装置に挿入さ
れるのを防ぐ。
【0026】挿入ガイド16は弾性部材で形成され、挿
入される原稿の厚さに応じて、原稿支持ガイド1との間
隔が変化する。挿入ガイド16は厚さが薄い原稿で、図
中面外方向に波打っているような場合、原稿の挿入を容
易にする。
【0027】次に装置の動作を説明する。
【0028】原稿は読み取り面を下側に向けて、原稿支
持ガイド1上を図中矢印a方向から挿入され、原稿検知
19に検知されると駆動ローラ2が一定時間回転し、原
稿を駆動ローラ2と従動ローラ3の間に噛み込む。
【0029】その後、図示されていない操作パネル等か
ら読み取り開始を指示すると、駆動ローラ2が回転し、
原稿を搬送する。原稿は従動ローラ3によって駆動ロー
ラ2に押し当てられ、搬送力を得る。
【0030】原稿厚さが薄い場合は、原稿押えガイド7
と読み取りガイド5の間を通過し、厚い場合は、原稿押
えガイド7を押し上げ、読み取り面上を通過し、読み取
りセンサ4で画像を読み取る。
【0031】読み取りセンサ4は本実施例では屈折率分
布型のレンズが複数列状に並んだレンズユニットまた
は、小径の凸レンズが複数列状に並んだレンズユニット
を有する密着センサを用いる。縮小光学系を有するCC
Dセンサは焦点深度が深く、見開き原稿の見開き部のよ
うに、読み取り位置から原稿の読み取り面が大きく浮い
てしまうような場合でも、画像の劣化が少なく読み取り
が可能であるが、光学系が大きく、装置の小型化ができ
ない。また、レンズ系を持たない完全密着センサは、小
型ではあるものの焦点深度が0.1mm 以下であり、原稿
の読み取り位置の多少の変化で読み取り画像が著しく劣
化する。そこで、小型で焦点深度は0.3〜2.0mm 程
度であり、原稿の多少の凹凸にも画像の劣化が少ないレ
ンズ付きの密着センサを用いる。
【0032】原稿押えガイド7は読み取りガイド押し付
けばね15によって、読み取りセンサ4方向に押し付け
られ、原稿を押し付けて原稿が読み取り面から浮き上が
らないようにする。
【0033】読み取りガイド5及びカバーガラス6は原
稿支持ガイド1より突出し、画像読み取り位置はカバー
ガラス6の上面近傍に位置する。見開き原稿の見開き部
のように、原稿支持ガイド1から画像面が浮き上がって
凹状になっている場合でも、読み取りガイド5及びカバ
ーガラス6からなる突出部が見開き部の凹部に入り込
み、読み取り位置と原稿の画像面との間隔が開かず、レ
ンズ付きの密着センサで良好な画像が読み取れる。
【0034】図3から図6は原稿の段差乗り越え時の従
動ローラ3の動作とその効果を説明する図である。
【0035】図3は従来例であり、駆動ローラ2に補助
ローラ20を押し当てる構成である。
【0036】駆動ローラ2を図中矢印b方向に回転さ
せ、見開き状態の原稿を図中矢印a方向に搬送する。
【0037】原稿の段差が補助ローラ20に当ると、段
差の角は補助ローラ20を図中矢印c1方向に押す分力
とc3方向に押す分力が発生する。c1は反力として原
稿を押し戻す力c2を発生し、c2は段差が高くなるに
つれ大きくなるため、段差が高くなると原稿が搬送でき
なくなる。段差の高さに対してローラ径を相対的に大き
くすれば、搬送は可能になるが装置が大型化してしま
う。
【0038】図4から図6は本発明の実施例の原稿搬送
機構の動作の説明図である。
【0039】ローラ支持材9には三個の従動ローラ3が
略同心円上に配置され従動ローラユニット31を構成す
る。通常従動ローラ3は二個で原稿を駆動ローラ2に押
圧し、原稿に搬送力を与える。
【0040】駆動ローラ2の図中矢印b方向の回転によ
って、原稿は図中矢印a方向に搬送される。従動ローラ
3は原稿の搬送と共に、図中矢印d方向に回転する。
【0041】図5は、見開き原稿の段差が従動ローラ3
に当った直後の状態を示すものである。
【0042】原稿の段差の移動に応じて、ローラ支持部
材9が図中矢印e方向に回転し、従動ローラ3を原稿搬
送方向に移動させるため、図4に示した従来の構成のよ
うに、原稿を押し戻そうとする反力が発生せず、また、
常に従動ローラ3が原稿を駆動ローラ2に押し付けるた
め、段差の高い見開き原稿であっても、ローラ径を拡大
すること無く搬送が可能になる。
【0043】図6は、原稿の段差を従動ローラユニット
31が乗り越える直前の状態を示す図である。
【0044】従動ローラ3がさらに原稿搬送方向に移動
すると、他方の従動ローラ3がローラ支持部材9の回転
によって原稿の段差上に接し、原稿を駆動ローラ2に押
し当て搬送力を発生させる。
【0045】本実施例では従動ローラの数を三個として
いるが、三個以上であっても同様の効果がある。
【0046】このように従動ローラ3自体が回転移動
し、原稿の段差が従動ローラ3に当った時の段差に対す
る反力を打ち消し、原稿の搬送を阻害しないようにする
と共に、常に従動ローラ3が原稿を駆動ローラ2に押し
付けることにより、小型のローラによる原稿搬送機構の
構成でも段差の高い見開き原稿の搬送を可能にし、小型
な装置構成で本,ノート等の見開き原稿の読み取りが可
能になる。
【0047】図7は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、図1に示した実施例と異なる点は、原稿厚さ制限部
材17上に自動給紙機構40を配置したことである。
【0048】自動給紙機構は複数のシート状原稿を一枚
ずつ分離搬送する機構である。
【0049】分離ローラ32は、図示されていない駆動
機構によって図中矢印f方向に回転する。
【0050】摩擦部材36は板ばね33によって分離ロ
ーラ32に押し付けられる。
【0051】原稿受け35は、支点34を回動中心とし
て自動給紙機構40に回動可能に支持される。
【0052】シート状の原稿は、読み取り側を下方に向
けて原稿受け35上に堆積する。
【0053】図示されていない操作パネルからの読み取
り開始の指示によって、分離ローラ32が回転し原稿を
搬送する摩擦部材36は、原稿が複数枚読み取り機構1
00側に搬送されないよう、分離ローラ32に接してい
る最上位の原稿以外を摩擦力で押し留める。
【0054】一枚ずつ搬送されてきた原稿は、読み取り
機構100で画像を読み取られる。
【0055】本,ノート等の原稿厚さの厚い原稿及び、
見開き原稿は図中矢印a方向から挿入される。このと
き、原稿受け35を図中矢印g方向に回動させ畳むこと
により、原稿の挿入が容易になる。
【0056】本図では分離ローラ32の下方に摩擦部材
36を配置しているが、この上下を逆転させても同様な
動作が可能である。
【0057】図8は従来の読み取り装置101を有する
装置であり、例えば、記録装置と電話回線を用いた送受
信回路を有するファクシミリ装置102の断面図であ
る。
【0058】原稿は図中矢印a方向から挿入される。
【0059】センサローラ30は完全密着センサ41に
押し付けられ、原稿を完全密着センサ41の読み取り面
に押し付けると共に、図中矢印d方向に回転し原稿を搬
送する。
【0060】このファクシミリ装置102は読み取り装
置101が取外し可能であり、図9に示すように、図1
に示した読み取り装置を取り付けることによって、本,
ノート等の厚さが厚い原稿の搬送読み取りが可能にな
る。これによって、装置全体を交換すること無く、シー
ト状の原稿しか読み取れない装置を、本,ノート等の厚
さが厚い原稿の搬送読み取りが可能になる。
【0061】図10及び図11は、図8,図9に示すフ
ァクシミリ装置102のセンサローラ30及び駆動ロー
ラ2の駆動部を示す斜視図である。駆動ギア22からモ
ータ側の駆動機構は図示していない。
【0062】図8,図9においてセンサローラ30及び
駆動ローラ2の回転方向が異なるため、読み取り装置の
交換に応じて回転方向を変更するための構成を示すもの
である。
【0063】図10に示すのは、従来の読み取り装置の
場合であり、センサローラ駆動ギア21は駆動ギア22
から直接回転力を得る。
【0064】図11に示す、図1に示した実施例の読み
取り装置の場合は、駆動ギア22と同軸に配置される駆
動ギア23から中間ギア24を介して駆動ローラ駆動ギ
ア25に回転力を伝える。
【0065】各ローラの駆動ギアの位置を、ローラの軸
方向に変化させ、中間ギア24を介することによってセ
ンサローラ30と駆動ローラ2の回転方向を変えること
によって、読み取り装置の変更に伴う駆動系の変更を不
要にする。
【0066】図12は本発明の一実施例を示す断面図で
あり、図1に示した実施例と異なる点は、ローラ支持ア
ーム10,ガイド支持アーム8を弾性部材としたことに
ある。
【0067】各アームを弾性部材で構成することによっ
て、押し付け力を与えるためのばねが不要になり、構成
が簡略化できる。
【0068】図13は従動ローラ3の一構成を示す断面
図である。
【0069】従動ローラ3の表面を筋目状にすることに
よって、原稿の噛み込み能力が向上し、厚い原稿も容易
に搬送可能になる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、装置の小型化が可能で
あるローラを用いた原稿搬送系を用いながらも、厚さの
厚い原稿や,厚さの変化する見開き原稿の搬送,読み取
りが可能な読み取り装置が実現可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】本発明の一実施例の斜視図。
【図3】従来のローラ搬送機構の説明図。
【図4】本発明のローラ搬送機構の説明図。
【図5】本発明のローラ搬送機構の説明図。
【図6】本発明のローラ搬送機構の説明図。
【図7】本発明の一実施例の断面図。
【図8】本発明の一実施例のファクシミリ装置の断面
図。
【図9】本発明の一実施例のファクシミリ装置の断面
図。
【図10】図8に示したファクシミリ装置の読み取り装
置の駆動機構。
【図11】図9に示したファクシミリ装置の読み取り装
置の駆動機構。
【図12】本発明の一実施例の断面図。
【図13】本発明の一実施例の従動ローラ。
【符号の説明】
1…原稿支持ガイド、2…駆動ローラ、3…従動ロー
ラ、4…読み取りセンサ、5…読み取りガイド、6…カ
バーガラス、7…原稿押えガイド、8…ガイド支持アー
ム、9…ローラ支持部材、10…ローラ支持アーム、1
1…ローラ軸、12…上板、13…側板、14…ローラ
押し付けばね、15…読み取りガイド押し付けばね、1
7…原稿厚さ制限部材、18…挿入ガイド、100…読
み取り装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和恭 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 大賀 基美雄 茨城県勝田市稲田1410番地株式会社日立製 作所情報映像メディア事業部内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を搬送する搬送機構と、搬送されてく
    る原稿の画像を読み取る読み取りセンサと、搬送される
    原稿を支持する原稿支持ガイドからなる読み取り装置に
    おいて、前記搬送機構は原稿を搬送する駆動ローラと、
    回転軸が円周上に配置され、前記回転軸が円周上を一定
    間隔を保ちながら移動可能に支持される、少なくとも三
    個の従動ローラからなることを特徴とする読み取り装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記駆動ローラに対し
    て前記円周の中心は重力方向に対して上方に配置され、
    前記円周の中心と前記駆動ローラの前記回転軸の間隔は
    変化可能で、前記円周の中心が前記駆動ローラに向かっ
    て押圧される読み取り装置。
  3. 【請求項3】原稿を搬送する搬送機構と、搬送されてく
    る原稿の画像を読み取る読み取りセンサと、搬送される
    原稿を支持する原稿支持ガイドからなる読み取り装置に
    おいて、前記搬送機構は原稿を搬送する駆動ローラと、
    少なくとも三個の従動ローラからなり、前記従動ローラ
    はそれぞれの回転軸を円周上に一定間隔を保ちながら配
    置され従動ローラ支持部材に支持され、前記従動ローラ
    支持部材は前記従動ローラの前記回転軸が配置される円
    周の中心を回転軸として回転可能に支持されることを特
    徴とする読み取り装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記駆動ローラに対し
    て前記従動ローラ支持部材の回転中心は重力方向に対し
    て上方に配置され、前記従動ローラ支持部材の回転中心
    は前記駆動ローラの回転軸に対して上下動可能に支持さ
    れ、前記円周の中心が前記駆動ローラに向かって押圧さ
    れる読み取り装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記従動ローラ支持部
    材は原稿搬送方向上流側で装置本体に回動可能に支持さ
    れるローラ支持アームに回転可能に支持される読み取り
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5記載の読み
    取り装置において、前記読み取りセンサは前記原稿搬送
    機構の原稿搬送方向下流側で、前記駆動ローラ側にあっ
    て、装置本体に固定される読み取り装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記読み取りセンサの
    画像読み取り位置は、前記原稿支持ガイドの上面に対し
    て上方に有る読み取り装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、原稿搬送方向に垂直に
    画像読み取り幅以上の幅をもち、前記原稿支持ガイドの
    上面から突出し、原稿を前記読み取り位置に支持するた
    めの、読み取りガイドを有する読み取り装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、少なくとも画像読み取
    り幅以上の幅を有し、前記読み取りガイドの上方に有っ
    て、前記読み取りガイドとの間隔を変動可能に支持され
    る原稿押えガイドを有し、前記原稿押えガイドは前記読
    み取りガイドに向かって押圧される読み取り装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、前記原稿押えガイド
    は原稿搬送方向上流に向かって上方に傾斜する斜面を有
    する読み取り装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、前記原稿押えガイ
    ドは原稿搬送方向上流で装置本体に回動可能に支持され
    るガイド支持アームに支持される読み取り装置。
  12. 【請求項12】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10または11において、前記原稿搬送機構の
    原稿搬送方向上流に挿入される原稿の厚さを制限する原
    稿厚さ制限部材を設ける読み取り装置。
  13. 【請求項13】請求項12において、前記制限部材の上
    方に、複数の原稿を一枚ずつ分離して、前記原稿搬送機
    構へ搬送する自動給紙機構を備える読み取り装置。
  14. 【請求項14】読み取りセンサと、前記読み取りセンサ
    の画像読み取り面に圧接され原稿を前記画像読み取り面
    に押し当てるとともに原稿を搬送するセンサローラと、
    前記読み取りセンサへ原稿を案内する原稿支持ガイドか
    らなる読み取りユニットと、通信回線を通じて画像情報
    の送受信を行う通信回路と、受信した画像情報及び前記
    読み取りユニットで読み取った画像を記録する記録機構
    から成るファクシミリ装置において、前記読み取りユニ
    ットは脱着可能であって、前記読み取りユニットに変え
    て、原稿を搬送する搬送機構と、搬送されてくる原稿の
    画像を読み取る読み取りセンサと、搬送される原稿を支
    持する原稿支持ガイドからなり、前記搬送機構は原稿を
    搬送する駆動ローラと、少なくとも三個の従動ローラか
    らなり、前記従動ローラはそれぞれの回転軸を円周上支
    持する従動ローラ支持部材に回転可能に支持され、前記
    従動ローラ支持部材は前記従動ローラの回転軸が配置さ
    れる円周の中心を回転軸として回転可能に支持されるブ
    ック読み取りユニットが装着可能であることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  15. 【請求項15】少なくとも三個の従動ローラからなり、
    前記従動ローラはそれぞれの回転軸を円周上に支持する
    従動ローラ支持部材に回転可能に支持され、前記従動ロ
    ーラ支持部材は前記従動ローラの回転軸が配置される同
    心円の中心を回転軸として回転可能に支持されることを
    特徴とする従動ローラユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100987006B1 (ko) * 2007-12-10 2010-10-11 박기천 편지 접지기의 급지 장치
US20110058002A1 (en) * 2009-09-04 2011-03-10 Seiko Epson Corporation Printing method

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KR100987006B1 (ko) * 2007-12-10 2010-10-11 박기천 편지 접지기의 급지 장치
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