JPH06326826A - 読み取り装置 - Google Patents

読み取り装置

Info

Publication number
JPH06326826A
JPH06326826A JP5115585A JP11558593A JPH06326826A JP H06326826 A JPH06326826 A JP H06326826A JP 5115585 A JP5115585 A JP 5115585A JP 11558593 A JP11558593 A JP 11558593A JP H06326826 A JPH06326826 A JP H06326826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
original
line sensor
sensor
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5115585A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ohara
俊一 大原
Shogo Matsumoto
章吾 松本
Noriaki Hagiwara
憲明 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5115585A priority Critical patent/JPH06326826A/ja
Publication of JPH06326826A publication Critical patent/JPH06326826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】ブック状の原稿が読み取り可能でありながら装
置の設置面積と容積を大幅に低減可能な読み取り装置を
提供することにある。 【構成】読み取るべき原稿を搬送する原稿搬送機構と、
原稿を支持する原稿支持部材と、原稿の画像を読み取る
ラインセンサと、ラインセンサの読み取り方向にあって
ラインセンサとの間に原稿搬送路を形成する原稿ガイド
を備える読み取り装置において、ラインセンサと原稿ガ
イドとの間隔は原稿の凹凸に沿って変化する読み取り装
置。さらに、原稿搬送機構を軸間距離が原稿の厚さに応
じて変化可能な一対のローラで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブック状の原稿を見開き
状態で搬送し、画像を読み取る読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ブック状の原稿を読み取る読み取り
装置は、特開平4−83460号公報に開示のように、原稿を
ガラス面上で支持し、ガラス面下方を読み取りセンサが
移動して画像を読み取る。ブック状の原稿は原稿の厚さ
が厚く、また、厚さが変化するため、軸間距離が固定さ
れた一対のローラによる搬送機構では原稿の搬送ができ
ない。そのため、原稿を固定し、センサを移動させて読
み取らせている。
【0003】ブック状の原稿を見開き状態で読み取る場
合、開いた頁によっては原稿の厚さが見開きの両側で大
幅に異なる。センサが原稿の画像を読み取り可能な、セ
ンサと原稿の間隔がほぼ一定であり、原稿の厚さが変化
するとセンサと原稿の間隔が変化し読み取りが不可能な
部分がでる。そこで、原稿の見開き面を重力方向下側に
向けてガラス面に押し当てて支持し、そのガラスの下側
にセンサを配置し、センサと原稿面の間隔を一定に保つ
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、少
なくとも読み取る原稿の面積以上の原稿支持ガラスと、
その下方を移動するセンサの移動スペースが必要であ
り、装置の設置面積と容積の低減には限界があった。
【0005】本発明の目的は、ブック状の原稿が読み取
り可能でありながら装置の設置面積と容積を大幅に低減
可能な読み取り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】読み取るべき原稿を搬送
する原稿搬送機構と、原稿を支持する原稿支持部材と、
原稿の画像を読み取るラインセンサと、前記ラインセン
サの読み取り方向にあって前記ラインセンサとの間に原
稿搬送路を形成する原稿ガイドを備える読み取り装置に
おいて、前記ラインセンサと前記原稿ガイドとの間隔は
原稿の凹凸に沿って変化することを特徴とする読み取り
装置。
【0007】さらに、原稿搬送機構を軸間距離が原稿の
厚さに応じて変化可能な一対のローラで構成する。
【0008】
【作用】ラインセンサと原稿ガイドの間隔を変化可能に
支持することにより、例えば、見開き状態のブック状原
稿のように原稿の厚さが変化する場合でも、ラインセン
サと原稿ガイドの間隔が原稿に沿って変化するため、ラ
インセンサと原稿の間の距離の変化が少なく画像の読み
取りが可能になる。さらに、原稿搬送機構を軸間距離が
原稿の厚さに応じて変化可能な一対のローラで構成する
ことで、原稿の厚さが変化する場合でも、原稿の搬送が
可能になり、装置に対して原稿を移動させながら読み取
りが可能になる。それによって、原稿の面積以上の原稿
支持ガラスと、その下方を移動するセンサの移動スペー
スが不要になり、装置の設置面積と容積を大幅に低減可
能になる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示す読み取り装置
の側面図を示す。
【0010】原稿支持部材1上の原稿は矢印a方向から
読み取り面を上へ向けて挿入される。そして、ローラ2
と第二のローラ3の矢印方向への回転により原稿は搬送
される。第二のローラ3は矢印b方向に押圧され、ま
た、原稿の厚みに応じて矢印c方向に移動可能に支持さ
れている。このため、ブック状原稿のように、搬送方向
に対して原稿厚さが変化する場合も、原稿の搬送が可能
になる。
【0011】図の面外方向に光電変換素子が列上に配置
されるラインセンサ4は、読み取り側にセンサ側原稿ガ
イド5と、原稿のガイドを兼ね、読み取り面61を形成
するカバーガラス6を備える。ラインセンサ4は矢印d
方向に、ラインセンサ4の自重等によって押圧される。
【0012】原稿が厚い場合は、センサ側原稿ガイド5
を押し上げ、それによってラインセンサ4の矢印e方向
に押し上げる。ラインセンサ4は矢印d方向に押圧され
ているので、読み取り面61は常に原稿に密着するた
め、良好な読み取り画像が得られる。
【0013】ローラ2及び第二のローラ3の接点とライ
ンセンサ4とは近接配置し、原稿がローラ2及び第二の
ローラ3の接点からセンサ側原稿ガイド5にあたるまで
の距離を短くすることで、原稿の座屈を防ぐようにす
る。
【0014】センサ側原稿ガイド5の下端及び読み取り
面61と、原稿支持部材1とは一定の間隔が空くように
配置される。これは、原稿が薄紙の場合、センサ側原稿
ガイド5の下端及び読み取り面61と原稿支持部材1と
が接していると、原稿がセンサ側原稿ガイド5を押し上
げ、通過することができず座屈してしまうためである。
この間隔は、ラインセンサ4の画像読み取りに有効な焦
点深度を超えないようにし、原稿が原稿支持部材1に密
着し、読み取り面61から離れている場合でもラインセ
ンサ4が原稿の画像を劣化無く読み取れるようにする。
【0015】このように、ラインセンサを原稿支持部材
に対して上下動可能に支持することにより、例えば、見
開き状態のブック状原稿のように、見開きページの左右
で原稿の厚さが変化する場合でも、センサが原稿に沿っ
て上下動するため、センサと原稿の間の距離の変化が少
なく良好な画像の読み取りが可能になる。それにより、
原稿自体を搬送させながら画像を読み取れるため、従来
のブック状原稿読み取り装置のように、原稿全体を支持
し、ラインセンサを移動させる方式に比べ、原稿支持部
等を原稿より小さくすることが可能になり、装置の小型
化を実現できる。
【0016】図2はノートあるいはブック状原稿を見開
きで読み取る場合の本実施例の動作を示すものである。
【0017】図2(a)に示すように、原稿支持部材1
上の見開き状態の原稿は、ローラ2,第二のローラ3の
回転によって、矢印a方向に搬送される。読み初めの原
稿厚さが薄い場合は、原稿はセンサ側原稿ガイド5を押
し上げずに、原稿支持部材1と読み取り面61の間を通
過する。
【0018】図2(b)に示すように、ページの合わせ
目で原稿の厚さが厚くなると、第二のローラ3は原稿の
厚さに応じて矢印c方向に上昇し、厚い原稿の搬送を可
能にする。
【0019】図2(b)に示すように、さらに原稿が搬
送されページの合わせ目が上側原稿ガイド5に達する
と、搬送力によってセンサ側原稿ガイド5と原稿支持部
材1の間に原稿が押し込まれ、センサ側原稿ガイド5及
びラインセンサ4を矢印e方向に押し上げる。ラインセ
ンサ4は矢印e方向に押し力を受けているため、読み取
り面61は常に原稿面に接するため、ラインセンサ4の
読み取り位置が変化せず、安定して画像が読み取れる。
【0020】図3は本発明の一実施例を示す動作の第一
の説明図であり、図4はその斜視図である。上板12
は、側板13と図4中では図示されないもう一方の側板
に支持される。
【0021】ローラ2は装置本体の両側で側板13に回
動可能に支持され、図示されていない駆動機構によって
回転する。ローラ支持部材7は、原稿搬送方向下流側で
駆動軸8に回動可能に両端を支持され、第二のローラ3
はローラ支持部材7に回転可能に両端を支持される。
【0022】駆動軸8は図示されていない駆動機構によ
って回転し、駆動プーリ16を回転させ、駆動プーリ1
6はベルト18を介して駆動プーリ17を回転させ、第
二のローラ3を回転させる。ローラ2及び第二のローラ
3は、略同一の周速で回転する。
【0023】ローラ支持部材7は、原稿搬送方向上流側
両端で押圧スプリング14によって矢印b方向に第二の
ローラ3を押圧する。
【0024】原稿入口ガイド15はローラ支持部材7に
支持され、駆動軸方向に波打っている原稿の挿入を容易
に行えるようにしている。
【0025】見開きの原稿で、原稿の厚さが読み初めが
薄く、合わせ目から厚くなる場合、ローラ2及び第二の
ローラ3がその段差を乗り越えるためには、ローラ2及
び第二のローラ3のゴム硬度を柔らかくすることが望ま
しく、ローラ心金を含めた見かけ上のゴム硬度はHs3
0度以下が望ましい。装置小型化のため、ローラ2及び
第二のローラ3の直径をφ20mm以下とすると、ゴム硬
度はHs20度以下とすれば、およそ6mmの段差を乗り
越えることが可能になる。
【0026】センサ支持部材9はローラ駆動軸10に回
動可能に支持され、ラインセンサ4を矢印e方向に移動
可能にする。センサ支持部材9をローラ駆動軸10に回
動可能に支持することで、ラインセンサ4の上下動機構
の小型化が可能になる。
【0027】図4中、装置手前側は省略されているが、
駆動プーリ16等からなる駆動系以外は、一点鎖線fに
対して略対称に構成されている。
【0028】ラインセンサ4は列状に並んだ光電変換素
子41,屈折率分布型レンズが列状に並んだレンズ系4
3,発光ダイオードが列状に並んだ光源42を備え、光
源42の光は、カバーガラス6越しに原稿表面に当たり
画像に応じた光を反射し、その光はレンズ系43を通っ
て光電変換素子41に結像し画像情報になる。
【0029】読み取り面61及び上側原稿ガイド5の最
下端と、原稿支持部材1の間隔は、図示されていないス
ペーサによって、少なくともラインセンサ4の画像読み
取り可能な有効焦点深度を超えない程度に空けられ、薄
手の原稿がその間を滑らかに搬送でき、かつ、画像を良
好に読み取れるようにしている。
【0030】ここで、ラインセンサ4をレンズ系付きの
密着型としたのは、縮小光学系CCDセンサでは光学系が
大きく、装置本体の小型化が難しいためである。また、
小型化の点では完全密着センサが有利であるが、良好な
画像が得られる焦点深度が0.1mm 以下であり、原稿の
凹凸に沿ってラインセンサを上下させたとしても、画像
を安定して読み取ることは難しい。ラインセンサ4をレ
ンズ系付きの密着型とすれば、良好な画像が得られる焦
点深度は、0.3 〜2mmとなり、薄手の原稿を通すため
の読み取り面61及び上側原稿ガイド5の最下端と、原
稿支持部材1の間隔を広くでき、原稿の安定搬送が可能
になり、さらに、センサの上下動が十分原稿の凹凸に追
従できない場合でも、良好な画像が得られる。
【0031】カバーガラス6はラインセンサ4の両端
で、センサ側原稿ガイド5のガラス支持部51で支持さ
れる。カバーガラス6の原稿送り方向の幅は狭いほうが
読み取り面61が原稿の凹凸に追従しやすく好まく、1
0mm以下が望ましい。
【0032】次に、原稿の読み取り動作について簡単に
説明する。図中矢印a方向より挿入される原稿は原稿セ
ンサ19で検知される。そして、ローラ2及び第二のロ
ーラ3が回転し、原稿をローラ間に噛み込む。その後、
読み取り開始を支持することにより、各ローラが回転し
原稿を搬送し、ラインセンサ4が原稿の画像を読み取
る。
【0033】このように、ブック状原稿をローラによる
搬送機構で搬送し、画像の読み取りが可能になること
で、従来のように、原稿の面積以上の原稿支持部材が不
要になり読み取り装置の小型化が可能になる。
【0034】図5は本発明の一実施例を示す動作の第二
の説明図であり、図3の実施例と異なる点は、原稿厚さ
規制部材20を備えることである。
【0035】ローラ2,第二のローラ3等からなる原稿
搬送機構の、原稿搬送方向上流側に原稿厚さ規制部材2
0を配置し、挿入可能な原稿の厚さtを原稿搬送機構が
搬送可能な原稿の厚さ以下とすることで、搬送不良を未
然に防ぐようにする。
【0036】図6は本発明の一実施例を示す動作の第三
の説明図であり、図3の実施例と異なる点は、原稿支持
部材1側にラインセンサ4を装置本体に固定して配置す
ることである。
【0037】原稿は矢印a方向に、読み取り面を下に向
けて搬送される。原稿ガイド52は図中面外方向両端で
ガイド支持部材91に支持され、ガイド支持部材91は
ローラ軸10に回動可能に支持される。原稿ガイド52
は矢印d方向に押圧され、図示されないスペーサによっ
て、カバーガラス6と微小間隔を空けて原稿搬送路を形
成する。原稿厚さがその間隔より厚い場合は、原稿ガイ
ド52は矢印e方向に上昇し、原稿を通過させるととも
に、矢印d方向に原稿を押圧し、原稿の画像読み取り面
を読み取り面61に押し当てるようにする。
【0038】本実施例はラインセンサ4を装置本体側に
固定するため、図3に示した実施例のようにラインセン
サ4の動きを考慮する必要が無く、配線が容易になる。
また、図3に示した実施例に比べ、原稿支持部材1より
上側の可動部分が小さくできるため、装置自体のコンパ
クト化が可能になる。さらに、ラインセンサ4が固定さ
れているため、可動部のがた等による読み取り画像の乱
れが無く、良好な画像が得られる。
【0039】図7は本発明の一実施例を示す動作の第四
の説明図であり、図3の実施例と異なる点は、シート状
原稿の自動給紙機構21を備えることにある。
【0040】ローラ2,第二のローラ3等からなる原稿
搬送機構の、原稿搬送方向上流側に原稿厚さ規制部材2
0を配置し、挿入可能な原稿厚さを規制すると共に、そ
の上部に、複数のシート状原稿を一枚ごとに搬送する自
動給紙機構21を備えることで、連続した読み取り動作
も可能になっている。
【0041】シート状原稿は原稿トレイ26上に置か
れ、原稿の先端は分離ローラ22に接する。原稿トレイ
26は回転支点27を中心に、矢印i方向に回動可能で
あり、ブック状原稿を図中矢印a方向に挿入する際、操
作しやすいように折りたたむことが可能である。
【0042】分離ローラ22は、図4に示されるローラ
2,第二のローラ3と同様に、図中面外方向に向かう原
稿の幅方向の略中央部に形成される。分離ローラ22
は、分離ローラ軸23上に形成され、分離ローラ軸23
は自動給紙機構21に回転可能に支持され、図示されて
いない駆動機構によって回転する。
【0043】摩擦部材24は押圧ばね25によって、一
定の押圧力で分離ローラ22の下面に接する。
【0044】原稿トレイ26上の原稿は、分離ローラ2
2の回転によって矢印g方向に搬送され、さらに、ロー
ラ2及び第二のローラ3の回転により搬送されラインセ
ンサ4によって画像が読み取られる。ここで、最上部以
外の原稿は、摩擦部材24の摩擦力によって留められ、
複数枚の原稿がラインセンサ4の読み取り位置へ搬送さ
れるのを防ぐ。
【0045】このように、原稿搬送機構の原稿搬送方向
上流側に、原稿厚さ規制部材20を配置し、挿入可能な
原稿厚さを規制すると共に、その上部に、複数のシート
状原稿を一枚ごとに搬送する自動給紙機構21を備える
ことで、ブック状原稿の読み取りと共に連続した読み取
り動作が可能になる。
【0046】図8は本発明の一実施例を示す装置の側面
図であり、図1と機構的に異なる点は、原稿送り速度検
知31を備えることである。
【0047】ブック状原稿の読み取りの場合、見開きの
合わせ目で原稿の厚さが変化し、そこをローラ2,第二
のローラ3等からなる原稿搬送機構が越える際、ローラ
の厚さ方向の移動によって搬送量が消費され、実質的な
原稿の送り速度が低下し、読み取り画像が乱れる。
【0048】そこで、原稿送り速度検知31をラインセ
ンサ4の搬送方向下流側に配置し、原稿の実質的な送り
速度を検知し、それに応じて原稿搬送機構が原稿の見開
きの合わせ目を越える際に、原稿搬送機構の駆動モータ
32の速度を変化させ、ラインセンサ4の読み取り位置
の原稿の送り速度を一定に保つようにし、読み取り画像
の乱れを防止する。
【0049】また、原稿の実質的な送り速度を検知し、
それに応じて原稿搬送機構が原稿の見開きの合わせ目を
越える際に、ラインセンサ4の読み取りタイミングを変
化させ、読み取り画像の乱れを防止することも可能であ
る。
【0050】図9は本発明の一実施例を示す装置の側面
図であり、図1と機構的に異なる点は、原稿段差検知3
0を備えることである。
【0051】ブック状原稿の読み取りの場合、見開きの
合わせ目で原稿の厚さが変化し、そこを原稿搬送機構が
越える際、ローラの厚さ方向の移動によって搬送量が消
費され、実質的な原稿の送り速度が低下し、読み取り画
像が乱れる。
【0052】そこで、原稿段差検知30を原稿搬送機構
の搬送方向上流側に配置し、原稿の厚さの変化を検知
し、それに応じて原稿搬送機構が原稿の見開きの合わせ
目を越える際に、原稿搬送機構の駆動モータ32の速度
を変化させ、ラインセンサ4の読み取り位置の原稿の送
り速度を一定に保つようにし、読み取り画像の乱れを防
止する。
【0053】また、原稿の厚さの変化を検知し、それに
応じて原稿搬送機構が原稿の見開きの合わせ目を越える
際に、ラインセンサ4の読み取りタイミングを変化さ
せ、読み取り画像の乱れを防止することも可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、見開き状態のブック状
原稿のように原稿の厚さが変化する場合でも、ラインセ
ンサと原稿ガイドの間隔が原稿に沿って変化するため、
ラインセンサと原稿の間の距離の変化が少なく画像の読
み取りが可能になる。さらに、原稿の厚さが変化する場
合でも、原稿の搬送が可能になり、装置に対して原稿を
移動させながら読み取りが可能になる。それによって、
原稿の面積以上の原稿支持ガラスと、その下方を移動す
るセンサの移動スペースが不要になり、装置の設置面積
と容積を大幅に低減可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機構の側面図。
【図2】図1に示す実施例の動作を示す側面図。
【図3】本発明の一実施例を示す動作の第一の説明図。
【図4】図3に示す実施例の斜視図。
【図5】本発明の一実施例を示す動作の第二の説明図。
【図6】本発明の一実施例を示す動作の第三の説明図。
【図7】本発明の一実施例を示す動作の第四の説明図。
【図8】本発明の一実施例の装置の構成を示す側面図。
【図9】本発明の他の実施例の装置の構成を示す側面
図。
【符号の説明】
1…原稿支持部材、2…ローラ、3…第二のローラ、4
…ラインセンサ、5…センサ側原稿ガイド、6…カバー
ガラス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み取るべき原稿を搬送する原稿搬送機構
    と、搬送される原稿を支持する原稿支持部材と、原稿の
    画像を読み取るラインセンサと、前記ラインセンサの読
    み取り方向にあって前記ラインセンサとの間に原稿搬送
    路を形成する原稿ガイドを備える読み取り装置におい
    て、前記ラインセンサと前記原稿ガイドとの間隔は原稿
    の凹凸に沿って変化することを特徴とする読み取り装
    置。
JP5115585A 1993-05-18 1993-05-18 読み取り装置 Pending JPH06326826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115585A JPH06326826A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115585A JPH06326826A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326826A true JPH06326826A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14666239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5115585A Pending JPH06326826A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06326826A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010153982A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Canon Electronics Inc 画像読取装置
JP2012217147A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 原稿読取装置、その制御方法、および、画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010153982A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Canon Electronics Inc 画像読取装置
JP2012217147A (ja) * 2011-04-01 2012-11-08 Konica Minolta Business Technologies Inc 原稿読取装置、その制御方法、および、画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5280368A (en) Fixed full width array scan head calibration apparatus
US6995880B2 (en) Image reading apparatus
EP0272870A2 (en) Raster input scanners
US7021619B2 (en) Automatic document feeding apparatus
JPH03191661A (ja) 固定全幅配列の走査ヘッド較正装置
US8928953B2 (en) Image reading device and image forming apparatus therewith using a pair of rail portions to support the optical unit slidable in the sub scanning direction
KR20040077680A (ko) 시트 반송 장치, 화상 판독 장치 및 화상 형성 장치
JPH08129276A (ja) 二重走査式電子画像再生文書取扱装置
US7130089B2 (en) Original document scanning apparatus
US20170180603A1 (en) Image reading device and image forming apparatus incorporating the image reading device
US20030081262A1 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus
JP5124624B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JPH06326826A (ja) 読み取り装置
JP2004123259A (ja) 画像読取装置
JP4306985B2 (ja) 画像読取装置
US6985692B2 (en) Image reading apparatus and image forming apparatus provided with the same
JP2002077516A (ja) 画像読み取り装置
JP2003018364A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2016210538A (ja) シート給送装置、画像読取装置、及び画像形成装置
JP2000264445A (ja) 給紙装置の用紙サイズ検出装置、画像読取装置およびその制御方法
US10880446B2 (en) Image reading device and image forming apparatus
JP2013184804A (ja) 媒体搬送装置、画像読み取り装置及び画像形成装置
JPH10236690A (ja) 画像読取装置及び画像処理装置
JP4254608B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP3661789B2 (ja) 画像処理装置