JPH06344113A - 鋳造方法および鋳型 - Google Patents
鋳造方法および鋳型Info
- Publication number
- JPH06344113A JPH06344113A JP6094480A JP9448094A JPH06344113A JP H06344113 A JPH06344113 A JP H06344113A JP 6094480 A JP6094480 A JP 6094480A JP 9448094 A JP9448094 A JP 9448094A JP H06344113 A JPH06344113 A JP H06344113A
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- JP
- Japan
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- mold
- mold part
- parts
- inner mold
- casting
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D25/00—Special casting characterised by the nature of the product
- B22D25/02—Special casting characterised by the nature of the product by its peculiarity of shape; of works of art
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ツインピストン機関用の結合されたシリンダ
ブロック及びシリンダヘッドを単純に製造するための鋳
造方法、及びそのための鋳型を提供する。 【構成】 鋳型８は、鋳型キャビティ１１を有する外側
鋳型部品１０を具備し、外側鋳型部品１０の壁は結合さ
れたシリンダブロック及びシリンダヘッドの外面を形成
する。第１及び第２の内側鋳型部品１２，１３が鋳型キ
ャビティ１１内に互いに距離を隔てて配置され、円筒状
部分１２ａ，１３ａは鋳造工程中にシリンダボアを形成
し、上方部分１２ｂ，１３ｂは鋳造工程中に共通の燃焼
室の一部を形成する。外側鋳型部品１０を貫通する第３
の内側鋳型部品１５は鋳造工程中に燃焼室を形成するよ
うに第１及び第２の内側鋳型部品１２，１３と協働す
る。
ブロック及びシリンダヘッドを単純に製造するための鋳
造方法、及びそのための鋳型を提供する。 【構成】 鋳型８は、鋳型キャビティ１１を有する外側
鋳型部品１０を具備し、外側鋳型部品１０の壁は結合さ
れたシリンダブロック及びシリンダヘッドの外面を形成
する。第１及び第２の内側鋳型部品１２，１３が鋳型キ
ャビティ１１内に互いに距離を隔てて配置され、円筒状
部分１２ａ，１３ａは鋳造工程中にシリンダボアを形成
し、上方部分１２ｂ，１３ｂは鋳造工程中に共通の燃焼
室の一部を形成する。外側鋳型部品１０を貫通する第３
の内側鋳型部品１５は鋳造工程中に燃焼室を形成するよ
うに第１及び第２の内側鋳型部品１２，１３と協働す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂ツインピストン機
関、即ち二つのシリンダと、これらのシリンダ用の共通
の燃焼室とを有するピストン機関用の結合されたシリン
ダブロック及びシリンダヘッドを製造するための鋳造方
法、好ましくは圧力鋳造方法（presscasting method）
に関する。本発明はまた、このような精密品（ｄｅｔａ
ｉｌ）を製造するための鋳型に関する。
関、即ち二つのシリンダと、これらのシリンダ用の共通
の燃焼室とを有するピストン機関用の結合されたシリン
ダブロック及びシリンダヘッドを製造するための鋳造方
法、好ましくは圧力鋳造方法（presscasting method）
に関する。本発明はまた、このような精密品（ｄｅｔａ
ｉｌ）を製造するための鋳型に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、小型の内燃機関、即ち単気筒２サイクル機関用の結
合されたシリンダブロック及びシリンダヘッドは圧力鋳
造方法によって軽金属から製造されている。この製造に
は鋼製の鋳型が用いられている。この鋳型は鋳型キャビ
ティを有する。この鋳型キャビティが溶融金属で充填さ
れる前に、シリンダボアを形成する一つ又は複数の鋳型
部品が鋳型キャビティ内に挿入される。各気筒（シリン
ダ）は別々の燃焼室を有するので、結合されたシリンダ
及び燃焼室を形成する鋳型部品は単一の精密品として形
成されることができる。この単一の精密品は、金属が凝
固したとき、鋳造された精密品から容易に引き出される
ことができる。
来、小型の内燃機関、即ち単気筒２サイクル機関用の結
合されたシリンダブロック及びシリンダヘッドは圧力鋳
造方法によって軽金属から製造されている。この製造に
は鋼製の鋳型が用いられている。この鋳型は鋳型キャビ
ティを有する。この鋳型キャビティが溶融金属で充填さ
れる前に、シリンダボアを形成する一つ又は複数の鋳型
部品が鋳型キャビティ内に挿入される。各気筒（シリン
ダ）は別々の燃焼室を有するので、結合されたシリンダ
及び燃焼室を形成する鋳型部品は単一の精密品として形
成されることができる。この単一の精密品は、金属が凝
固したとき、鋳造された精密品から容易に引き出される
ことができる。
【０００３】近年、機関排気ガスの低減という要求によ
り、このような目的に適することができる他のタイプの
機関に対する関心がますます高まっている。このような
構造はそれ自体公知の所謂ツインピストン機関であり、
ツインピストン機関は、単一の燃焼室を介して連通する
二つの平行なシリンダを有する。例えば仏国特許ＦＲ５
５７６１７号および米国特許ＵＳ２１８４６０３号を参
照されたい。しかしながらこの構造は、製造上の観点か
ら見ると、製造するのがかなり困難である。なぜなら
ば、完成精密品（ｆｉｎｉｓｈｅｄ ｄｅｔａｉｌ）か
らすべての鋳型部品を取り外すことが可能であるべき場
合には、鋳型部品は、鋳型部品が二つのシリンダボアと
共通の燃焼室とを同時に形成するように容易には形成さ
れることができないからである。このタイプの機関が製
造される場合に、このタイプの機関は、通常の破壊式心
型技術により、鋳造後の多大な機械加工により、及び／
又はシリンダブロックとシリンダヘッドとを別々の部品
として製造することにより、製造されてきた。本発明の
目的は、ツインピストン機関用の単純な製造技術を達成
することにある。
り、このような目的に適することができる他のタイプの
機関に対する関心がますます高まっている。このような
構造はそれ自体公知の所謂ツインピストン機関であり、
ツインピストン機関は、単一の燃焼室を介して連通する
二つの平行なシリンダを有する。例えば仏国特許ＦＲ５
５７６１７号および米国特許ＵＳ２１８４６０３号を参
照されたい。しかしながらこの構造は、製造上の観点か
ら見ると、製造するのがかなり困難である。なぜなら
ば、完成精密品（ｆｉｎｉｓｈｅｄ ｄｅｔａｉｌ）か
らすべての鋳型部品を取り外すことが可能であるべき場
合には、鋳型部品は、鋳型部品が二つのシリンダボアと
共通の燃焼室とを同時に形成するように容易には形成さ
れることができないからである。このタイプの機関が製
造される場合に、このタイプの機関は、通常の破壊式心
型技術により、鋳造後の多大な機械加工により、及び／
又はシリンダブロックとシリンダヘッドとを別々の部品
として製造することにより、製造されてきた。本発明の
目的は、ツインピストン機関用の単純な製造技術を達成
することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、特許請求
の範囲に記載されている特徴によって達成される。
の範囲に記載されている特徴によって達成される。
【０００５】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の二つ
の実施例について説明する。図１および図２に示される
ように、ツインピストン機関用の鋳型８は溶融金属用の
入口９を有し、この鋳型８は外側鋳型部品１０を具備す
る。外側鋳型部品１０は好ましくは鋼材料から形成さ
れ、この外側鋳型部品１０は二つの部分１０ａ，１０ｂ
からなる。外側鋳型部品１０はほぼ箱形状をなす鋳型キ
ャビティ１１を有する。図１および図２では外側鋳型部
品１０の壁は平坦な表面として示されており、外側鋳型
部品１０の壁は結合されたシリンダブロック及びシリン
ダヘッドの外面を形成する。なお、クランクシャフトの
長手方向が線Ａによって表わされている。しかしながら
外側鋳型部品１０の壁は任意の適切な形状を有すること
ができる。例えば、外側鋳型部品１０の壁には、完成精
密品（ｆｉｎｉｓｈｅｄｄｅｔａｉｌ）上にひれ状部を
形成する凹部が設けられることができる。しかしなが
ら、このことは、鋳型８から完成精密品を分離すること
を可能にするために外側鋳型部品１０がいくつかの部分
に分割されなければならないということを意味する。
の実施例について説明する。図１および図２に示される
ように、ツインピストン機関用の鋳型８は溶融金属用の
入口９を有し、この鋳型８は外側鋳型部品１０を具備す
る。外側鋳型部品１０は好ましくは鋼材料から形成さ
れ、この外側鋳型部品１０は二つの部分１０ａ，１０ｂ
からなる。外側鋳型部品１０はほぼ箱形状をなす鋳型キ
ャビティ１１を有する。図１および図２では外側鋳型部
品１０の壁は平坦な表面として示されており、外側鋳型
部品１０の壁は結合されたシリンダブロック及びシリン
ダヘッドの外面を形成する。なお、クランクシャフトの
長手方向が線Ａによって表わされている。しかしながら
外側鋳型部品１０の壁は任意の適切な形状を有すること
ができる。例えば、外側鋳型部品１０の壁には、完成精
密品（ｆｉｎｉｓｈｅｄｄｅｔａｉｌ）上にひれ状部を
形成する凹部が設けられることができる。しかしなが
ら、このことは、鋳型８から完成精密品を分離すること
を可能にするために外側鋳型部品１０がいくつかの部分
に分割されなければならないということを意味する。
【０００６】鋳型キャビティ１１内には第１および第２
の内側鋳型部品１２および１３が夫々設けられる。これ
ら第１および第２の内側鋳型部品１２，１３は好ましく
は下方部分１０ｂに固定され、または下方部分１０ｂと
一体的に形成される。これらの内側鋳型部品１２，１３
は、完成精密品におけるシリンダボアを形成する円筒状
の下方部分１２ａ，１３ａと、上方部分１２ｂ，１３ｂ
とを具備する。各上方部分１２ｂ，１３ｂは共通の燃焼
室の一部を形成する。第１および第２の内側鋳型部品１
２，１３は互いから距離を隔てて配置され、その結果第
１内側鋳型部品１２と第２内側鋳型部品１３間に中間空
間１４が生成される。この中間空間１４は鋳型キャビテ
ィ１１の一部をなし、中間空間１４は、鋳造工程中にシ
リンダ間の仕切り壁を形成する。
の内側鋳型部品１２および１３が夫々設けられる。これ
ら第１および第２の内側鋳型部品１２，１３は好ましく
は下方部分１０ｂに固定され、または下方部分１０ｂと
一体的に形成される。これらの内側鋳型部品１２，１３
は、完成精密品におけるシリンダボアを形成する円筒状
の下方部分１２ａ，１３ａと、上方部分１２ｂ，１３ｂ
とを具備する。各上方部分１２ｂ，１３ｂは共通の燃焼
室の一部を形成する。第１および第２の内側鋳型部品１
２，１３は互いから距離を隔てて配置され、その結果第
１内側鋳型部品１２と第２内側鋳型部品１３間に中間空
間１４が生成される。この中間空間１４は鋳型キャビテ
ィ１１の一部をなし、中間空間１４は、鋳造工程中にシ
リンダ間の仕切り壁を形成する。
【０００７】中間空間１４はその上方部分において第３
の内側鋳型部品１５によって包囲され、この第３内側鋳
型部品１５は円形の上方部分１５ａを有する。第３内側
鋳型部品１５の下方部分１５ｂは切頭円錐形状をなし、
この下方部分１５ｂは、中間空間１４の上方限界表面を
形成する端部表面１５ｃを有する。第３内側鋳型部品１
５は外側鋳型部品１０内の円形穴１６を貫通し、第３内
側鋳型部品１５はこの穴１６内で第３内側鋳型部品１５
の長手方向に移動されることができる。穴１６は、第３
内側鋳型部品１５が第１および第２の内側鋳型部品１
２，１３の引き出し方向に対して平行かつ反対向きに完
成精密品から引き出されることができるように配置され
る。
の内側鋳型部品１５によって包囲され、この第３内側鋳
型部品１５は円形の上方部分１５ａを有する。第３内側
鋳型部品１５の下方部分１５ｂは切頭円錐形状をなし、
この下方部分１５ｂは、中間空間１４の上方限界表面を
形成する端部表面１５ｃを有する。第３内側鋳型部品１
５は外側鋳型部品１０内の円形穴１６を貫通し、第３内
側鋳型部品１５はこの穴１６内で第３内側鋳型部品１５
の長手方向に移動されることができる。穴１６は、第３
内側鋳型部品１５が第１および第２の内側鋳型部品１
２，１３の引き出し方向に対して平行かつ反対向きに完
成精密品から引き出されることができるように配置され
る。
【０００８】第３内側鋳型部品１５の切頭円錐状の下方
部分１５ｂは、鋳造工程中、第１および第２の内側鋳型
部品１２，１３の上方部分１２ｂ，１３ｂ内に設けられ
た対応する凹部１２ｃ，１３ｃに当接している。
部分１５ｂは、鋳造工程中、第１および第２の内側鋳型
部品１２，１３の上方部分１２ｂ，１３ｂ内に設けられ
た対応する凹部１２ｃ，１３ｃに当接している。
【０００９】第３内側鋳型部品１５は円筒形状をなす必
要はなく、任意の適切な形状をなすことができるという
ことが認識されるべきである。また第３内側鋳型部品１
５は、上述の挿入方向とは異なる方向から鋳型キャビテ
ィ１１内に挿入されることもできる。
要はなく、任意の適切な形状をなすことができるという
ことが認識されるべきである。また第３内側鋳型部品１
５は、上述の挿入方向とは異なる方向から鋳型キャビテ
ィ１１内に挿入されることもできる。
【００１０】図３および図４に、第３内側鋳型部品１５
がどのようにしてシリンダの長手方向に垂直をなす方向
に鋳型キャビティ１１内に挿入され且つ鋳型キャビティ
１１から引き出されるかが示されている。なお図３およ
び図４において、図１および図２に示す実施例と同様の
構成要素には同一の参照符号を用いる。この場合には、
第３内側鋳型部品１５の円筒形状をなす表面の小部分１
５ｄが鋳型キャビティ１１内の中間空間１４の上方限界
表面としての役割を果たし、一方端部表面１５ｃが外側
鋳型部品１０内の当接表面に載置される。また当然のこ
とながら、第３内側鋳型部品１５をいくつの部分に分割
し、これらの部分が異なる方向に引き出されることがで
きるようにすることも可能である。
がどのようにしてシリンダの長手方向に垂直をなす方向
に鋳型キャビティ１１内に挿入され且つ鋳型キャビティ
１１から引き出されるかが示されている。なお図３およ
び図４において、図１および図２に示す実施例と同様の
構成要素には同一の参照符号を用いる。この場合には、
第３内側鋳型部品１５の円筒形状をなす表面の小部分１
５ｄが鋳型キャビティ１１内の中間空間１４の上方限界
表面としての役割を果たし、一方端部表面１５ｃが外側
鋳型部品１０内の当接表面に載置される。また当然のこ
とながら、第３内側鋳型部品１５をいくつの部分に分割
し、これらの部分が異なる方向に引き出されることがで
きるようにすることも可能である。
【００１１】また、第３内側鋳型部品１５によって鋳造
された精密品（ｄｅｔａｉｌ）内に形成される穴には容
易にねじ山が設けられることができ、この穴は点火栓の
設置用に使用されることができるということを述べてお
く。
された精密品（ｄｅｔａｉｌ）内に形成される穴には容
易にねじ山が設けられることができ、この穴は点火栓の
設置用に使用されることができるということを述べてお
く。
【００１２】また、シリンダ群が互いに平行でないツイ
ンピストン機関におけるシリンダ用の共通の燃焼室を生
成するために同じ圧力鋳造技術（press casting techni
que)が用いられることができる。この場合には、シリン
ダボアを形成する鋳型部品は異なる方向に引き出されな
ければならない。
ンピストン機関におけるシリンダ用の共通の燃焼室を生
成するために同じ圧力鋳造技術（press casting techni
que)が用いられることができる。この場合には、シリン
ダボアを形成する鋳型部品は異なる方向に引き出されな
ければならない。
【００１３】図１から図４に示され且つ上述した鋳型８
は、圧力鋳造技術を用いて、ツインピストン機関用の結
合されたシリンダブロック及びシリンダヘッドを形成す
るのに用いられる。鋳型８は、外側鋳型部品１０の上方
部分１０ａの鋳型キャビティ１１内に第１および第２の
内側鋳型部品１２，１３を挿入し、かつ上方部分１０ａ
内の開口または穴１６を通して第３内側鋳型部品１５を
挿入することによって組み立てられる。外側鋳型部品１
０の下方部分１０ｂは上方部分１０ａに当接する。溶融
金属は、入口９を通して鋳型キャビティ１１内に射出さ
れて内側鋳型部品１２，１３，１５の周りに流れること
を許容される。このように、本発明による各実施例の鋳
型８は全体的に図２および図４に示されるように構成さ
れる。
は、圧力鋳造技術を用いて、ツインピストン機関用の結
合されたシリンダブロック及びシリンダヘッドを形成す
るのに用いられる。鋳型８は、外側鋳型部品１０の上方
部分１０ａの鋳型キャビティ１１内に第１および第２の
内側鋳型部品１２，１３を挿入し、かつ上方部分１０ａ
内の開口または穴１６を通して第３内側鋳型部品１５を
挿入することによって組み立てられる。外側鋳型部品１
０の下方部分１０ｂは上方部分１０ａに当接する。溶融
金属は、入口９を通して鋳型キャビティ１１内に射出さ
れて内側鋳型部品１２，１３，１５の周りに流れること
を許容される。このように、本発明による各実施例の鋳
型８は全体的に図２および図４に示されるように構成さ
れる。
【００１４】溶融金属が射出され、または溶融金属が鋳
型キャビティ１１内にかつ内側鋳型部品１２，１３，１
５の周りに流れることが許容された後、この溶融金属は
冷却して凝固することが許容され、その結果結合された
シリンダブロック及びシリンダヘッドが形成される。そ
の後、内側鋳型部品１２，１３，１５と共に外側鋳型部
品１０の下方部分１０ｂが上方部分１０ａから離れるよ
うに移動される。次いで、鋳造された精密品が外側鋳型
部品１０の上方部分１０ａまたは下方部分１０ｂから取
り外される。
型キャビティ１１内にかつ内側鋳型部品１２，１３，１
５の周りに流れることが許容された後、この溶融金属は
冷却して凝固することが許容され、その結果結合された
シリンダブロック及びシリンダヘッドが形成される。そ
の後、内側鋳型部品１２，１３，１５と共に外側鋳型部
品１０の下方部分１０ｂが上方部分１０ａから離れるよ
うに移動される。次いで、鋳造された精密品が外側鋳型
部品１０の上方部分１０ａまたは下方部分１０ｂから取
り外される。
【００１５】これまで本発明の好ましい実施例について
説明してきたが、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変更および部品の配置替えがなされ得ることを理解さ
れたい。
説明してきたが、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変更および部品の配置替えがなされ得ることを理解さ
れたい。
【図１】結合されたシリンダブロック及びシリンダヘッ
ドがそれによって製造される鋳型の平面図である。
ドがそれによって製造される鋳型の平面図である。
【図２】溶融金属を受容するように配置された鋳型を示
す、図１のII−II線に沿ってみた垂直断面図である。
す、図１のII−II線に沿ってみた垂直断面図である。
【図３】本発明の第２の実施例による鋳型の平面図であ
る。
る。
【図４】図３のIV−IV線に沿ってみた垂直断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 ８…鋳型 １０…外側鋳型部品 １１…鋳型キャビティ １２…第１の内側鋳型部品 １３…第２の内側鋳型部品 １５…第３の内側鋳型部品
Claims (6)
- 【請求項１】 所謂ツインピストン機関、即ち二つのシ
リンダと、該シリンダ用の共通の燃焼室とを有するピス
トン機関用の結合されたシリンダブロック及びシリンダ
ヘッドを製造するための鋳造方法、好ましくは軽金属の
圧力鋳造方法において、該燃焼室は少くとも三つの鋳型
部品間の協働作用によって形成され、該鋳型部品の内の
二つが夫々シリンダボアを形成し、鋳造工程中第３の鋳
型部品が他の二つの鋳型部品に当接していることを特徴
とする鋳造方法。 - 【請求項２】 鋳造工程中、上記第３鋳型部品がシリン
ダ間の壁の上方縁部の一部を形成することを特徴とす
る、請求項１に記載の鋳造方法。 - 【請求項３】 請求項１に記載の鋳造方法によりツイン
ピストン機関用の結合されたシリンダブロック及びシリ
ンダヘッドを製造するための鋳型において、該鋳型は、
鋳型キャビティ（１１）を有する外側鋳型部品（１０）
を具備し、該外側鋳型部品の壁は結合されたシリンダブ
ロック及びシリンダヘッドの外面を形成し、更に、該鋳
型キャビティ内に互いに距離を隔てて配置された第１お
よび第２の内側鋳型部品（１２，１３）を具備し、該第
１および第２の内側鋳型部品は円筒状部分（１２ａ，１
３ａ）を有し、該円筒状部分は鋳造工程中に結合された
シリンダブロック及びシリンダヘッド内のシリンダボア
を夫々形成し、該第１および第２の内側鋳型部品（１
２，１３）の各々は該円筒状部分の上方に位置する上方
部分（１２ｂ，１３ｂ）をも備え、該上方部分は鋳造工
程中に各シリンダ用の共通の燃焼室の一部を形成し、更
に、該外側鋳型部品（１０）を貫通する第３の内側鋳型
部品（１５）を具備し、該第３内側鋳型部品は鋳造工程
中に燃焼室を形成するように該第１および第２の内側鋳
型部品（１２，１３）と協働することを特徴とする鋳
型。 - 【請求項４】 上記第３内側鋳型部品（１５）が対称体
形状をなすことを特徴とする、請求項３に記載の鋳型。 - 【請求項５】 上記第３内側鋳型部品（１５）は細長い
筒状体形状をなし、該細長い筒状体は、切頭円錐形状を
なし且つ上記第１および第２の内側鋳型部品と協働する
一端部（１５ｂ）を有することを特徴とする、請求項４
に記載の鋳型。 - 【請求項６】 上記各鋳型部品が鋼または鋼合金からな
ることを特徴とする、請求項３に記載の鋳型。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9301524-6 | 1993-05-04 | ||
| SE9301524A SE501271C2 (sv) | 1993-05-04 | 1993-05-04 | Sätt att vid ett gjutningsförfarande framställa ett kombinerat motorblock och topplock för en dubbelkolvmotor jämte form för dess framställning |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06344113A true JPH06344113A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=20389820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6094480A Pending JPH06344113A (ja) | 1993-05-04 | 1994-05-06 | 鋳造方法および鋳型 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5474119A (ja) |
| JP (1) | JPH06344113A (ja) |
| CZ (1) | CZ284759B6 (ja) |
| DE (1) | DE4415413A1 (ja) |
| IT (1) | IT1267717B1 (ja) |
| SE (1) | SE501271C2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5988531A (en) * | 1997-11-25 | 1999-11-23 | Solar Turbines | Method of making a fuel injector |
| WO1999050005A1 (en) * | 1998-03-27 | 1999-10-07 | Tesma International Inc. | Apparatus for die casting an internal passageway and a product manufactured therewith |
| US20050189841A1 (en) * | 2002-10-28 | 2005-09-01 | Joze Potocnik | Commutator for an electric machine and method for producing same |
Family Cites Families (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR557617A (fr) * | 1922-10-19 | 1923-08-11 | Perfectionnement aux moteurs à explosion ou à combustion interne à chambre auxiliaire à obturateur | |
| US2184603A (en) * | 1936-08-17 | 1939-12-26 | Firm Schweizerische Lokomotiv | Scavenging the cylinders of doublebore cylinder combustion engines |
| US2342900A (en) * | 1942-01-08 | 1944-02-29 | Folke E Sandell | Internal combustion engine |
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