JPH0634355U - 防水形電話機 - Google Patents
防水形電話機Info
- Publication number
- JPH0634355U JPH0634355U JP7445392U JP7445392U JPH0634355U JP H0634355 U JPH0634355 U JP H0634355U JP 7445392 U JP7445392 U JP 7445392U JP 7445392 U JP7445392 U JP 7445392U JP H0634355 U JPH0634355 U JP H0634355U
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- JP
- Japan
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- telephone
- button
- cover
- hook
- waterproof
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的はボタン孔から電話機内部に浸
入した水により電話機内各部に事故を生ずることを防止
できる防水形電話機を得るにある。 【構成】 ボタン孔の集合している部分全体を一つのカ
バーによって電話機内の他の部分から水密に区劃し、こ
の区劃内を電話機外部に排水パイプを介して連通せしめ
た防水形電話機。フックボタンに対応するボタン孔部分
は単独の別のカバーによって水密に区劃し、排水孔を介
して電話機外部に連通せしめる。
入した水により電話機内各部に事故を生ずることを防止
できる防水形電話機を得るにある。 【構成】 ボタン孔の集合している部分全体を一つのカ
バーによって電話機内の他の部分から水密に区劃し、こ
の区劃内を電話機外部に排水パイプを介して連通せしめ
た防水形電話機。フックボタンに対応するボタン孔部分
は単独の別のカバーによって水密に区劃し、排水孔を介
して電話機外部に連通せしめる。
Description
【0001】
本考案は防水形電話機、特に電話機の上部から水がかかったとき押しボタンや 、送受話器のフックボタンのボタン孔を介して電話機内に浸入した水による悪影 響を阻止できるようにした防水形電話機に関するものである。
【0002】
従来、例えば実開昭62−146350号公報に示されるように電話機の上カ バーと下カバー間に防水ゴムリングを介挿した防水形電話機は既知である。
【0003】 図6及び図7は従来の電話機を示し、1は電話機筐体、2は電話機底板、3は ダイヤルボタン、4,5は機能ボタン、6は送受話器、7はコード、8はスピー カ、9はフックボタンである。
【0004】
然しながら、水を取り扱う場所で使用される電話機では上部から水がかかるこ とが多く、この場合には電話機の押しボタンや、送受話器のフックボタンのボタ ン孔を介して電話機内の各部に水が浸入し、電話機に絶縁不良その他を生ぜしめ るおそれがあった。
【0005】 このため電話機上面にビニールシート等をかぶせて使用することが考えられる が、ボタン操作に支障をきたす欠点があった。
【0006】 本考案の防水形電話機はボタン孔を介して電話機内に浸入した水を所定の密閉 空間で受け止め、他の電話機部分に流れないようにすると共に、上記密閉空間内 に溜まった水を電話機外部に逃がすことによって上記の欠点を除くようにしたも のである。
【0007】
本考案の防水形電話機は、ダイヤルボタン及び機能ボタンに対応して電話機筐 体に形成されたボタン孔の集合部分に対応する電話機筐体裏面を水密に覆う水密 弾性体のカバーと、上記ボタンによって開閉される基板上の端子を短絡するため これに対応する上記カバー部分の下面に設けた短絡体と、上記カバーによって囲 まれる空間を電話機外部に連通する排水パイプとより成ることを特徴とする。ま た本考案の防水形電話機にはフックボタンに対応して電話機筐体に形成したボタ ン孔に対応する電話機筐体裏面を水密に覆う水密弾性体のフックカバーと、上記 フックボタンによって押されるフックスイッチのレバーを押すため上記フックカ バーの下面に設けたボスと、上記フックカバーによって囲まれる空間を電話機外 部に連通する排水パイプとを設ける。
【0008】
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
【0009】 本考案においては図1及び図3に示すように、ダイヤル及び機能ボタン3〜5 に対応して電話機筐体1に形成されたボタン孔11の集合部分に対応する電話機 筐体1の裏面を水密弾性体のゴムシート10によって覆い、これらボタンのため のボタン孔11を介して浸入した水をこのシート10によって囲まれる空間12 部分に溜め得るようにすると共に、この空間12内を電話機底板2によって囲ま れる空間13内に延びる排水パイプ14と、この排水パイプ14と上記電話機底 板2の外部とを連通する排水パイプ15を形成する。
【0010】 従来の電話機においては上記ボタン3〜5の下面に短絡体が設けられ、これに 対向する位置のプリント基板16上には上記ボタンが押されたとき、このボタン の下面に設けられた上記短絡体によって短絡される2個の端子が設けられている が、本考案においては上記短絡体を上記ボタンの下面には設けず、上記ボタンに 対応する位置における上記ゴムシート10の下面に設けると共に、この短絡体と 上記プリント基板16上の2個の端子との間が常時離間されているよう上記ゴム シート10のこの部分の形状を凸形に定める。
【0011】 また、本考案においては同じく図2,図4及び図5に示すようにフックボタン 9のボタン孔17の位置する部分の電話機筐体1の裏面を、垂直な防水壁18と これに水密性に連なる水密弾性体の水平カバー19によって覆い、この水平カバ ー19の中央部下面にボス20に設け、フックボタン9が押されたとき水平カバ ー19のボス20を介してフックスイッチ21のレバー22が押されるようにす ると共に、上記水平カバー19に水平カバー19内の空間23を電話機外部に連 通する排水孔24を設ける。
【0012】 本考案の防水形電話機は上記のような構成であるからボタン孔11,17を介 して電話機内に浸入した水は所定の密封空間12,23で受け止められ、他の電 話機部分に流れることはなく、上記密閉空間内12,23に溜まった水は排水パ イプ14,15、排水孔24を介して電話機外部に排水されるようになる。
【0013】
上記のように本考案の防水形電話機によれば水を取り扱う場所で電話機を内部 の機器に支障を及ぼすことなくそのまま使用できるようになる大きな利益がある 。
【図1】本考案の防水形電話機の平面図である。
【図2】本考案の防水形電話機のフックボタン部分の拡
大平面図である。
大平面図である。
【図3】本考案の防水形電話機のダイヤルボタン及び機
能ボタン部分の拡大断面図である。
能ボタン部分の拡大断面図である。
【図4】本考案の防水形電話機のフックボタン部分の拡
大縦断正面図である。
大縦断正面図である。
【図5】本考案の防水形電話機のフックボタン部分の拡
大縦断側面図である。
大縦断側面図である。
【図6】従来の電話機の平面図である。
【図7】従来の電話機の側面図である。
1 電話機筐体 2 電話機底板 3 ダイヤルボタン 4 機能ボタン 5 機能ボタン 6 送受話器 7 コード 8 スピーカ 9 フックボタン 10 ゴムシート 11 ボタン孔 12 空間 13 空間 14 排水パイプ 15 排水孔 16 プリント基板 17 ボタン孔 18 防水壁 19 水平カバー 20 ボス 21 フックスイッチ 22 レバー 23 空間 24 排水孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 青 清高 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 藁科 基久 東京都品川区西五反田2丁目18番2号 株 式会社長谷川電機製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 ダイヤルボタン及び機能ボタンに対応し
て電話機筐体に形成されたボタン孔の集合部分に対応す
る電話機筐体裏面を水密に覆う水密弾性体のカバーと、
上記ボタンによって開閉される基板上の端子を短絡する
ためこれに対応する上記カバー部分の下面に設けた短絡
体と、上記カバーによって囲まれる空間を電話機外部に
連通する排水パイプとより成ることを特徴とする防水形
電話機。 - 【請求項2】 フックボタンに対応して電話機筐体に形
成したボタン孔に対応する電話機筐体裏面を水密に覆う
水密弾性体のフックカバーと、上記フックボタンによっ
て押されるフックスイッチのレバーを押すため上記フッ
クカバーの下面に設けたボスと、上記フックカバーによ
って囲まれる空間を電話機外部に連通する排水パイプと
より成ることを特徴とする請求項1記載の防水形電話
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992074453U JP2572904Y2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 防水形電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992074453U JP2572904Y2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 防水形電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634355U true JPH0634355U (ja) | 1994-05-06 |
JP2572904Y2 JP2572904Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=13547680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992074453U Expired - Lifetime JP2572904Y2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 防水形電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572904Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010177804A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Aiphone Co Ltd | インターホン機器 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115820U (ja) * | 1980-02-06 | 1981-09-05 | ||
JPH01168920U (ja) * | 1988-05-18 | 1989-11-29 | ||
JPH0295059A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Toshiba Lighting & Technol Corp | インターホン子機 |
JPH0292256U (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-23 | ||
JPH042152U (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-09 | ||
JP3115485U (ja) * | 2005-05-09 | 2005-11-10 | 久雄 外越 | 着脱自在のホルダー付き漏斗 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP1992074453U patent/JP2572904Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56115820U (ja) * | 1980-02-06 | 1981-09-05 | ||
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JPH042152U (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-09 | ||
JP3115485U (ja) * | 2005-05-09 | 2005-11-10 | 久雄 外越 | 着脱自在のホルダー付き漏斗 |
Cited By (1)
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JP2010177804A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Aiphone Co Ltd | インターホン機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2572904Y2 (ja) | 1998-05-25 |
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Legal Events
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