JPH06341210A - 可撓性床板 - Google Patents

可撓性床板

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JPH06341210A
JPH06341210A JP15298293A JP15298293A JPH06341210A JP H06341210 A JPH06341210 A JP H06341210A JP 15298293 A JP15298293 A JP 15298293A JP 15298293 A JP15298293 A JP 15298293A JP H06341210 A JPH06341210 A JP H06341210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface plate
plate
line
flexible
refractable
Prior art date
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Pending
Application number
JP15298293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamoto
山本  清
Takeshi Yamamoto
毅 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OYO KIKAKU KK
Oyo Kikaku KK
Original Assignee
OYO KIKAKU KK
Oyo Kikaku KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 構造が単純な可撓性床板で、二重床にも使用
できる床板を供給することを目的とする。 【構成】 薄板からなる長方形の表面板10の周辺を下
方に直角に折り曲げて帯状縁12を付設する。帯状縁1
2の両端部などで、帯状縁12を延長して支持脚13を
付設して床板1を形成する。隣接する支持脚13の間に
下端から表面板10に達する上下方向の狭い隙間14を
形成する。隙間14の上端と表面板10の交わる箇所を
起点15とし、起点15同志を結ぶ表面板10上の線分
を屈折可能線Aとした床板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可撓性床板に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】 従来の屈折可能な床板は
殆どが、それぞれが厚みが大きく、耐荷重強度のある二
等辺直角三角形の床板二枚を直角の対辺で屈折可能なよ
うに複合した形状のものであった。従って、屈折できる
箇所も限定されているし、且つ、生産性が悪く、コスト
の高いものとなっていた。
【0003】
【発明の目的】この発明はこのような問題点を解決し、
屈折可能な線が複数あって、全体として表面板がある程
度馴染みがよく、且つ、生産が簡単で、コストの安い床
板を提供することを目的としている。
【0004】
【発明の構成】 この目的のため、この発明は薄板から
なる長方形の表面板の少なくとも向かい合う二周辺を、
略全巾にわたり下方に略直角に折り曲げて帯状縁を形成
し、上記帯状縁の両端部など所定の箇所において帯状縁
を下方に延長して支持脚を形成した床板において、隣接
する支持脚同志の間に下端から表面板に達する上下方向
の狭い隙間を設け、隙間と表面板の交わる箇所を起点と
して、起点同志を結ぶ表面板上の線分を、表面板の屈折
可能線とするものである。
【0005】
【作用】 このように構成すると、隙間と表面板の交わ
る起点は、薄板単体で構成されているので、強度の低下
した二起点を結ぶ線分の箇所で表面板は折り曲げが可能
となる。床板の四隅や四周辺などの複数の起点を形成し
ておけば、起点同志を結ぶ数多くの屈折可能線が形成で
き、敷設する床面に多少の不陸があっても、床板が馴染
むことができる。
【0006】
【実施例1】この発明の実施例を図面に就いて詳しく説
明する。図1に示すのは床板1である。2ミリメートル
厚の亜鉛メッキ鋼板からなり、一辺30センチメートル
の正方形状の表面板10の四周辺11を下方に直角に折
り曲げて、巾1センチメートルの帯状縁12を付設す
る。それぞれの帯状縁12の両端と中央とでは帯状縁を
延長して高さ4センチメートルの支持脚13を形成す
る。
【0007】表面板10の四隅では、隣接する周辺11
の帯状縁12並びに支持脚13の間に巾3ミリメートル
の隙間14を形成し、隙間14の上端は表面板の周辺1
1にまで達せしめる。この交わる箇所を起点15とす
る。表面板10の四隅の起点15同志を結ぶ対角線を屈
折可能線Aとする。
【0008】
【実施例2】図2に示すのは前実施例と略同じ素材・形
状の床板1である。周辺を下方に直角に折り曲げて正方
形の表面板10の四周辺11に帯状縁12と支持脚13
を形成する。周辺の中央の支持脚13を二分割して上下
全高にわたる巾5ミリメートルの隙間14を形成し、そ
の上端が表面板10の周辺11と交わる箇所で表面板に
小さな半円状の切欠16を設ける。四周辺11の切欠1
6同志を結ぶ線分が屈折可能線Aとなる。図示は省略す
るが、前実施例1に示した四隅の起点と切欠を結ぶ線分
も屈折可能線となる。
【0009】
【実施例3】図3に示すのは、半筒状の床板1である。
主に正方形の床板の間に敷設して配線溝を形成するのに
用いる。3ミリメートル厚の亜鉛メッキ鋼板からなり、
巾10センチメートル・長さ30センチメートルの長方
形の表面板10の向かい合う二長辺を下方に略直角に折
り曲げて全巾に1センチメートルの帯状縁12と、両端
並びに中央に高さ3センチメートルの支持脚13を付設
する。二短辺には略全巾に1センチメートルの帯状縁1
2を付設する。
【0010】中央の支持脚13は二分割して上下全高に
わたる巾5ミリメートルの隙間14を形成し、その上端
が表面板10の周辺11と交わる箇所で表面板に小さな
半円状の切欠16を設ける。二長辺の中央の切欠16同
志を結ぶ線分が屈折可能線Aとなる。
【0011】
【実施例4】図4に示すのは、実施例1ないし実施例2
に示した床板に用いる支持台2である。2ミリメートル
厚の亜鉛メッキ鋼板からなり床板と略同様の形状をな
す。上面の支持板20は一辺10センチメートルの正方
形で、周囲四辺を下方に直角に折り曲げて各周辺11に
それぞれ二本の高さ3.8センチメートルの支持脚13
を付設する。四隅では支持脚13同志の間に巾3ミリメ
ートルの隙間14を設け、隙間14は上面20まで達せ
しめ起点15とする。各周辺では支持脚13と支持脚1
3の間に巾1センチメートルの隙間14を設ける。隙間
と支持板20との交わる箇所では支持板20に小さな切
欠16を設ける。四隅の起点15と四周辺の切欠16を
結ぶそれぞれの線分が屈折可能線Aとなる。
【0012】このように上面の支持板20に屈折線Aを
付設した支持台2を、図5に示すように、実施例2に示
した床板1の裏面中心部に密着して接合する。接合はス
ポット熔接などによるのがよい。接合する場合には、床
板1と支持台2の対角線の屈折可能線A同志を重ね合わ
せて接合する。
【0013】
【実施例5】図6に示すのは床板用の抜き板3である。
2ミリメートル厚の亜鉛メッキ鋼板からなり、一辺30
センチメートルの正方形状の表面板10の四周辺11
に、巾1センチメートルの帯状縁12を付設する。それ
ぞれの帯状縁12の両端と中央とでは帯状縁を延長して
高さ4センチメートルの支持脚13を形成する。
【0014】表面板10の中央に長さ10センチメート
ルの四本の折り線31を以て正方形を画く。中心部に斜
線で示した打抜き部32を切取る。折り線31の内側に
それぞれ連続する四個の台形の補助支持脚33を形成す
る。
【0015】このように準備した後、抜き板3の四周辺
11の外側の帯状縁12および支持脚13を表面板10
の下方に直角に折り曲げる。又、折り線31の内側の補
助支持脚33を同様に下方に直角に折り曲げて図7に示
す床板1を形成する。床板1の表面板10の四隅では、
隣接する周辺11の帯状縁12並びに支持脚13の間に
巾3ミリメートルの隙間14を形成する。隙間14の上
端は表面板の周辺11にまで達せしめる。隙間14が表
面板10と交わる箇所を起点15とする。又、表面板1
0の中央で折り線31と折り線31の交点を起点15と
する。表面板10の四隅の起点15と中央の折り線31
の両端の起点15とを結ぶ対角線が屈折可能線Aとな
る。
【0016】尚、この発明において、図8に示すよう
に、実施例2で説明した半筒状の床板1の表面板10の
屈折可能線Aに沿って短い線状の切込み17を設け、屈
折が容易になるようにすることも有効である。同じ目的
のために、主要な屈折可能線に沿ってV字状の溝などの
肉薄部を設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明はこのように構成されているの
で、表面板は周辺の帯状縁がリブとして働くので、充分
な剛性を有し容易に屈折しない。しかし、屈折可能線の
箇所に於いては、表面板は帯状縁で補強されておらず、
一枚の鋼板に過ぎないので、比較的容易に屈折が可能と
なり、床板全体として可撓性を有する。このため、敷設
するスラブに若干の不陸があっても、床板はある程度順
応することが可能であり、床板のガタツキなどが発生し
難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 床板の一例を示す斜視図である。
【図2】 床板の他の一例を示す斜視図である。
【図3】 床板の他一例を示す斜視図である。
【図4】 支持台の一例を示す斜視図である。
【図5】 床板の他の一例を示す平面図である。
【図6】 床板用の抜き板の一例を示す平面図である。
【図7】 床板の他の一例を示す斜視図である。
【図8】 床板の他の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 屈折可能線 1 床板 10 表面板 11 周辺 12 帯状縁 13 支持脚 14 隙間 15 起点 16 切欠 17 切込み 2 支持台 20 支持板 3 抜き板 31 折り線 32 打抜き部 33 補助支持脚

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板からなる長方形の表面板の少なくと
    も向かい合う二周辺を、略全巾にわたり下方に略直角に
    折り曲げて帯状縁を形成し、上記帯状縁の両端部など所
    定の箇所において帯状縁を下方に延長して支持脚を形成
    した床板において、隣接する支持脚同志の間に下端から
    表面板に達する上下方向の狭い隙間を形成し、隙間の上
    端と表面板の交点を起点とし、起点同志を結ぶ線分を、
    表面板の屈折可能線としたことを特徴とした、可撓性床
    板。
  2. 【請求項2】 表面板の四隅で、二夾辺の端部の支持脚
    の間に形成される上下方向の隙間が、表面板と交わる箇
    所を屈折可能線の起点としたことを特徴とした、請求項
    1記載の、可撓性床板。
  3. 【請求項3】 屈折可能線に沿って、表面板上に肉薄部
    を設けたことを特徴とした、請求項1ないし請求項2記
    載の、可撓性床板。
  4. 【請求項4】 表面板の中央部下面に、周辺の支持脚と
    同じ高さとなる支持台を付設した可撓性床板において、
    表面板に屈折可能線のある箇所においては、表面板裏面
    に付設した支持台上板の相当箇所にも同様な屈折可能線
    を設けることを特徴とした、請求項1ないし請求項3記
    載の、可撓性床板。
  5. 【請求項5】 表面板の中央に、表面板の一部を下方に
    折り曲げて補助帯状縁並びに補助支持脚を付設した可撓
    性床板において、表面板の屈折可能線上にある補助帯状
    縁並びに補助支持脚にも、下端から表面板の縁に達する
    上下方向の隙間を設けることを特徴とした、請求項1な
    いし請求項3記載の、可撓性床板。
JP15298293A 1993-05-31 1993-05-31 可撓性床板 Pending JPH06341210A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011946B2 (ja) * 1977-07-04 1985-03-29 東レ株式会社 難燃性ポリアミド樹脂組成物
JPS6311761A (ja) * 1986-03-18 1988-01-19 オ−エム機器株式会社 床板
JPH0366866A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Toyo Linoleum Co Ltd 配線用床パネル小片および配線用床パネル

Patent Citations (3)

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