JPH0634120Y2 - プリンタの紙送り装置 - Google Patents
プリンタの紙送り装置Info
- Publication number
- JPH0634120Y2 JPH0634120Y2 JP1985033388U JP3338885U JPH0634120Y2 JP H0634120 Y2 JPH0634120 Y2 JP H0634120Y2 JP 1985033388 U JP1985033388 U JP 1985033388U JP 3338885 U JP3338885 U JP 3338885U JP H0634120 Y2 JPH0634120 Y2 JP H0634120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- tractor
- protrusion
- pin
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプリンタの用紙送り装置に関する。
ピントラクタベルトを有するトラクタによつて送り穴を
有する用紙を送る装置としては実公昭59-25656号に示す
ような技術がある。この技術は第３図に示される構造を
して第２図に示される如くプリンタに取付けられてい
る。図において、１はプリンタ、２は駆動軸、３は支持
軸、４はトラクタである。トラクタ４は第３図の解体斜
視図に示す如く、ピントラクタベルト５を有し、上記駆
動軸２の回転によつてこのピントラクタベルト５は回動
するようになつている。６はカバーであり、補助板７は
係止ピンによつて回動可能に取付けてあつて図示しない
用紙の側部に連設した送り穴をピントラクタベルト５の
ピン5aに噛合わせその上からこのカバー６を被せて用紙
が外れないようにして紙送りを行なうようにしている。
有する用紙を送る装置としては実公昭59-25656号に示す
ような技術がある。この技術は第３図に示される構造を
して第２図に示される如くプリンタに取付けられてい
る。図において、１はプリンタ、２は駆動軸、３は支持
軸、４はトラクタである。トラクタ４は第３図の解体斜
視図に示す如く、ピントラクタベルト５を有し、上記駆
動軸２の回転によつてこのピントラクタベルト５は回動
するようになつている。６はカバーであり、補助板７は
係止ピンによつて回動可能に取付けてあつて図示しない
用紙の側部に連設した送り穴をピントラクタベルト５の
ピン5aに噛合わせその上からこのカバー６を被せて用紙
が外れないようにして紙送りを行なうようにしている。
また、カバー６の支持部材としてピボットスプリングを
用いる技術が、実開昭57-169549号公報、実開昭57-1994
62号公報，実開昭58-107847号公報に開示されている。
用いる技術が、実開昭57-169549号公報、実開昭57-1994
62号公報，実開昭58-107847号公報に開示されている。
これらの従来技術によれば、ピボットスプリングがカバ
ーの開閉の回転軸を兼用するので、部品点数が減り、組
み立てが容易となるという利点がある。
ーの開閉の回転軸を兼用するので、部品点数が減り、組
み立てが容易となるという利点がある。
しかしながら、上記構成の従来技術によれば、用紙をピ
ントラクタベルトとカバーによりはさんでいるために、
用紙の移動によってカバーには用紙の移動方向にかかる
力が働いて、その反復繰り返しによって、カバーが補助
板から外れたり、曲がったりして、紙送りに支障を来す
という問題があった。
ントラクタベルトとカバーによりはさんでいるために、
用紙の移動によってカバーには用紙の移動方向にかかる
力が働いて、その反復繰り返しによって、カバーが補助
板から外れたり、曲がったりして、紙送りに支障を来す
という問題があった。
周囲に無端状のピントラクタベルトを巻回させたトラク
タ本体と、該トラクタ本体の両側に設けたトラクタフレ
ームと、該トラクタフレームのどちらか一方にピボット
スプリングにより開閉自在に支持され、閉状態で用紙を
ピンベルトのピンから外れないように押さえるカバーを
有し、プリンタに設けた駆動軸に二個向かい合わせに配
置してこのピントラクタベルトのピンに用紙の側部に設
けた送り穴を嵌めて用紙を送るプリンタの紙送り装置に
おいて、前記カバーを支持するトラクタフレームの上下
中央に突起を形成し、該突起にピボットスプリングを装
着する溝を設け、前記上下中央の突起とその溝はトラク
タフレームがピンベルトにより送られる用紙の面に対し
て上下対称形状とし、前記カバーに前記突起に嵌合する
切欠を設け、該切欠は突起に嵌合した際にトラクタフレ
ームに対するカバーの紙送り方向への移動を阻止する大
きさとし、前記カバーの両端に同カバーを開閉自在に支
持するピボットスプリングの両端部を係止する係止穴を
設け、前記ピボットスプリングを、カバーの切欠を突起
に嵌合させた状態でその両端部を前記係止穴に嵌合する
とともに、カバーの切欠が嵌合していない側の突起の溝
に係止し、且つ該カバーをトラクタフレームに付勢する
ように設けたことを特徴とする。
タ本体と、該トラクタ本体の両側に設けたトラクタフレ
ームと、該トラクタフレームのどちらか一方にピボット
スプリングにより開閉自在に支持され、閉状態で用紙を
ピンベルトのピンから外れないように押さえるカバーを
有し、プリンタに設けた駆動軸に二個向かい合わせに配
置してこのピントラクタベルトのピンに用紙の側部に設
けた送り穴を嵌めて用紙を送るプリンタの紙送り装置に
おいて、前記カバーを支持するトラクタフレームの上下
中央に突起を形成し、該突起にピボットスプリングを装
着する溝を設け、前記上下中央の突起とその溝はトラク
タフレームがピンベルトにより送られる用紙の面に対し
て上下対称形状とし、前記カバーに前記突起に嵌合する
切欠を設け、該切欠は突起に嵌合した際にトラクタフレ
ームに対するカバーの紙送り方向への移動を阻止する大
きさとし、前記カバーの両端に同カバーを開閉自在に支
持するピボットスプリングの両端部を係止する係止穴を
設け、前記ピボットスプリングを、カバーの切欠を突起
に嵌合させた状態でその両端部を前記係止穴に嵌合する
とともに、カバーの切欠が嵌合していない側の突起の溝
に係止し、且つ該カバーをトラクタフレームに付勢する
ように設けたことを特徴とする。
上記の構成の本考案によれば、カバーの切欠をトラクタ
フレームの突起に嵌めてカバーの位置決めを行い、ピボ
ットスプリングの両端部をカバーの係止穴に嵌合する
と、ピポットスプリングによりカバーを開閉自在に支持
することができ、かつトラクタフレームに対するカバー
の紙送り方向への移動を阻止することができる。
フレームの突起に嵌めてカバーの位置決めを行い、ピボ
ットスプリングの両端部をカバーの係止穴に嵌合する
と、ピポットスプリングによりカバーを開閉自在に支持
することができ、かつトラクタフレームに対するカバー
の紙送り方向への移動を阻止することができる。
以下に本考案の一実施例を第１図に従つて説明する。図
面は斜視図であり、図において、８はトラクタ本体のま
わりに巻回した無端状のピントラクタベルト、9,10はト
ラクタフレームであり、トラクタ本体の両側に固着して
いて、プリンタ１の駆動軸２と支持軸３を通す穴11,12
がそれぞれあけてある。このトラクタフレーム10の上下
中央には突起13,14がそれぞれ突設してあり、両方の突
起13,14には横方向に溝15が形成してある。さらに、こ
のトラクタフレーム10の両側には係止突縁16,17が形成
されている。
面は斜視図であり、図において、８はトラクタ本体のま
わりに巻回した無端状のピントラクタベルト、9,10はト
ラクタフレームであり、トラクタ本体の両側に固着して
いて、プリンタ１の駆動軸２と支持軸３を通す穴11,12
がそれぞれあけてある。このトラクタフレーム10の上下
中央には突起13,14がそれぞれ突設してあり、両方の突
起13,14には横方向に溝15が形成してある。さらに、こ
のトラクタフレーム10の両側には係止突縁16,17が形成
されている。
18はカバーであり、中程長手方向に係止長穴19があけて
あり、取付支持側縁部中央に前記突起13もしくは14に嵌
合する切欠20を設け、さらに両側端には後述するピボッ
トスプリング23の両端部を嵌合する係止穴21,22があけ
てある。
あり、取付支持側縁部中央に前記突起13もしくは14に嵌
合する切欠20を設け、さらに両側端には後述するピボッ
トスプリング23の両端部を嵌合する係止穴21,22があけ
てある。
23はピボットスプリングであり、上記トラクタフレーム
10の両側の係止突縁16,17および下側に位置した突起14
または13の溝15に係止してトラクタフレーム10に取付
け、両側端はトラクタフレーム10の上部で多少内側に曲
げて支持軸24,25を形成しておく。
10の両側の係止突縁16,17および下側に位置した突起14
または13の溝15に係止してトラクタフレーム10に取付
け、両側端はトラクタフレーム10の上部で多少内側に曲
げて支持軸24,25を形成しておく。
このような構成によると、トラクタフレーム10の突起13
または14にカバー18の切欠20を嵌めて位置決めをし、ト
ラクタフレーム10に上記の如くピボットスプリング23を
取付けてその両端に形成した支持軸24,25をカバー18の
係止穴21,22に嵌めてカバー18を回動可能に取付けて全
一体とする。
または14にカバー18の切欠20を嵌めて位置決めをし、ト
ラクタフレーム10に上記の如くピボットスプリング23を
取付けてその両端に形成した支持軸24,25をカバー18の
係止穴21,22に嵌めてカバー18を回動可能に取付けて全
一体とする。
なお、上記トラクタフレーム10は以上の説明から明らか
な如く上下逆にしても同形状であり、プリンタに取付け
るに際して左・右に向合せにして取付けることができ
る。
な如く上下逆にしても同形状であり、プリンタに取付け
るに際して左・右に向合せにして取付けることができ
る。
このようにした紙送り装置をプリンタの駆動軸に向合わ
せにして用紙巾に合わせて設置し、カバー18を開けて用
紙の送り穴をピントラクタベルトのピンに嵌めてカバー
18を閉じることにより、用紙は係止長穴19によつて確実
にピントラクタベルト８に係止してピントラクタベルト
８の回動に従つて紙送りが行なわれることになる。
せにして用紙巾に合わせて設置し、カバー18を開けて用
紙の送り穴をピントラクタベルトのピンに嵌めてカバー
18を閉じることにより、用紙は係止長穴19によつて確実
にピントラクタベルト８に係止してピントラクタベルト
８の回動に従つて紙送りが行なわれることになる。
以上詳細に説明した如く、本考案は、周囲に無端状のピ
ントラクタベルトを巻回させたトラクタ本体と、該トラ
クタ本体の両側に設けたトラクタフレームと、該トラク
タフレームのどちらか一方にピボットスプリングにより
開閉自在に支持され、閉状態で用紙をピンベルトのピン
から外れないように押さえるカバーを有し、プリンタに
設けた駆動軸に二個向かい合わせに配置してこのピント
ラクタベルトのピンに用紙の側部に設けた送り穴を嵌め
て用紙を送るプリンタの紙送り装置において、前記カバ
ーを支持するトラクタフレームの上下中央に突起を形成
し、該突起にピボットスプリングを装着する溝を設け、
前記上下中央の突起とその溝はトラクタフレームがピン
ベルトにより送られる用紙の面に対して上下対称形状と
し、前記カバーに前記突起に嵌合する切欠を設け、該切
欠は突起に嵌合した際にトラクタフレームに対するカバ
ーの紙送り方向への移動を阻止する大きさとし、前記カ
バーの両端に同カバーを開閉自在に支持するピボットス
プリングの両端部を係止する係止穴を設け、前記ピボッ
トスプリングを、カバーの切欠を突起に嵌合させた状態
でその両端部を前記係止穴に嵌合するとともに、カバー
の切欠が嵌合していない側の突起の溝に係止し、且つ該
カバーをトラクタフレームに付勢するように設けたの
で、カバーはその切欠がトラクタフレームの突起に嵌つ
て位置決めがされるためにカバーが用紙の移動によつて
負荷がかかつても移動することなくその係止位置が変わ
つたりトラクタフレームから外れたりすることが無く、
耐久性に富むことになる。
ントラクタベルトを巻回させたトラクタ本体と、該トラ
クタ本体の両側に設けたトラクタフレームと、該トラク
タフレームのどちらか一方にピボットスプリングにより
開閉自在に支持され、閉状態で用紙をピンベルトのピン
から外れないように押さえるカバーを有し、プリンタに
設けた駆動軸に二個向かい合わせに配置してこのピント
ラクタベルトのピンに用紙の側部に設けた送り穴を嵌め
て用紙を送るプリンタの紙送り装置において、前記カバ
ーを支持するトラクタフレームの上下中央に突起を形成
し、該突起にピボットスプリングを装着する溝を設け、
前記上下中央の突起とその溝はトラクタフレームがピン
ベルトにより送られる用紙の面に対して上下対称形状と
し、前記カバーに前記突起に嵌合する切欠を設け、該切
欠は突起に嵌合した際にトラクタフレームに対するカバ
ーの紙送り方向への移動を阻止する大きさとし、前記カ
バーの両端に同カバーを開閉自在に支持するピボットス
プリングの両端部を係止する係止穴を設け、前記ピボッ
トスプリングを、カバーの切欠を突起に嵌合させた状態
でその両端部を前記係止穴に嵌合するとともに、カバー
の切欠が嵌合していない側の突起の溝に係止し、且つ該
カバーをトラクタフレームに付勢するように設けたの
で、カバーはその切欠がトラクタフレームの突起に嵌つ
て位置決めがされるためにカバーが用紙の移動によつて
負荷がかかつても移動することなくその係止位置が変わ
つたりトラクタフレームから外れたりすることが無く、
耐久性に富むことになる。
また、構造上部品点数が少なく組立て作業も容易であり
安価に仕上る効果を有する。
安価に仕上る効果を有する。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図はトラ
クタをプリンタに付けた場合の斜視図、第３図は従来の
トラクタを示す解体斜視図である。 ８……ピントラクタベルト、9,10……トラクタフレー
ム、13,14……突起、15……溝、16,17……係止突縁、18
……カバー、20……切欠、21,22……係止穴、23……ピ
ボットスプリング
クタをプリンタに付けた場合の斜視図、第３図は従来の
トラクタを示す解体斜視図である。 ８……ピントラクタベルト、9,10……トラクタフレー
ム、13,14……突起、15……溝、16,17……係止突縁、18
……カバー、20……切欠、21,22……係止穴、23……ピ
ボットスプリング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−75877（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−181884（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−169549（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−199462（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−107847（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】周囲に無端状のピントラクタベルトを巻回
させたトラクタ本体と、該トラクタ本体の両側に設けた
トラクタフレームと、該トラクタフレームのどちらか一
方にピボットスプリングにより開閉自在に支持され、閉
状態で用紙をピンベルトのピンから外れないように押さ
えるカバーを有し、プリンタに設けた駆動軸に二個向か
い合わせに配置してこのピントラクタベルトのピンに用
紙の側部に設けた送り穴を嵌めて用紙を送るプリンタの
紙送り装置において、 前記カバーを支持するトラクタフレームの上下中央に突
起を形成し、該突起にピボットスプリングを装着する溝
を設け、前記上下中央の突起とその溝はトラクタフレー
ムがピンベルトにより送られる用紙の面に対して上下対
称形状とし、前記カバーに前記突起に嵌合する切欠を設
け、該切欠は突起に嵌合した際にトラクタフレームに対
するカバーの紙送り方向への移動を阻止する大きさと
し、前記カバーの両端に同カバーを開閉自在に支持する
ピボットスプリングの両端部を係止する係止穴を設け、
前記ピボットスプリングを、カバーの切欠を突起に嵌合
させた状態でその両端部を前記係止穴に嵌合するととも
に、カバーの切欠が嵌合していない側の突起の溝に係止
し、且つ該カバーをトラクタフレームに付勢するように
設けたことを特徴とするプリンタの紙送り機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985033388U JPH0634120Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | プリンタの紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985033388U JPH0634120Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | プリンタの紙送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61150149U JPS61150149U (ja) | 1986-09-17 |
| JPH0634120Y2 true JPH0634120Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=30535793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985033388U Expired - Lifetime JPH0634120Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | プリンタの紙送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634120Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56107847U (ja) * | 1980-01-21 | 1981-08-21 | ||
| US4453660A (en) * | 1980-10-23 | 1984-06-12 | International Business Machines Corporation | Forms feed tractor |
| JPS57169549U (ja) * | 1981-04-20 | 1982-10-25 | ||
| JPS6329567Y2 (ja) * | 1981-06-15 | 1988-08-09 | ||
| JPS57181884A (en) * | 1982-01-11 | 1982-11-09 | Nec Corp | Paper feeding mechanism |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP1985033388U patent/JPH0634120Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61150149U (ja) | 1986-09-17 |
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