JPH0412024Y2 - - Google Patents

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JPH0412024Y2
JPH0412024Y2 JP16601886U JP16601886U JPH0412024Y2 JP H0412024 Y2 JPH0412024 Y2 JP H0412024Y2 JP 16601886 U JP16601886 U JP 16601886U JP 16601886 U JP16601886 U JP 16601886U JP H0412024 Y2 JPH0412024 Y2 JP H0412024Y2
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paper
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paper feed
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電子複写機などの画像形成装置に用紙
を供給する給紙装置における、用紙を所定の状態
で供給するための幅規制機構に関する。
(従来技術) 画像形成装置における給紙装置として、一般
に、装着自在な給紙カセツトを備えたものが広く
用いられ、さらに、給紙カセツトを差し替えるこ
となく任意に手差しにより他サイズの用紙を適
宜、供給し得るように手差し給紙台を備えたもの
がある。しかも、この手差し給紙台として、給紙
カセツトの上面側を覆うカセツトカバーの上面を
利用したものが知られている。
ところで、このように手差し給紙を行うとき、
用紙の幅規制機構がない場合、適正な方向でなく
斜め給紙される可能性が高く不都合である。そこ
で、従来から手差し給紙台もしくは給紙カセツト
の上面を利用した場合にはカセツトカバーに、用
紙の幅規制を行うための幅方向に移動可能とした
ガイド部材などの機構を設けたものがある(例え
ば特開昭59−191071号公報参照)。
ところが、従来のかかる幅規制機構は、幅規制
を行うガイド部材が幅方向に対向して一対設けら
れ、かつ、これらがいわゆるラツクとピニオンの
組合せにより幅方向に移動可能としたものであつ
て、構成が複雑でコスト高になるばかりか、給紙
カセツトのカセツトカバーを手差し給紙台として
利用するものの場合には、ガイド部材を移動自在
にカセツトカバーに装着するために、カセツトカ
バーに用紙の送り方向と直交する長孔(スリツ
ト)を設けざるを得ず、このため、この長孔を通
して給紙カセツト内に塵埃が侵入し、あるいは湿
気などの影響で給紙カセツト内の用紙が変質し易
いといつた問題を有していた。
(考案の目的) 本考案は、上記問題点を解消するもので、構成
簡単かつ安価にして斜め給紙を防ぐことができ、
しかも給紙カセツトのカセツトカバーを手差し給
紙台として利用した場合でも開口部が生じず給紙
カセツト内に塵埃などが侵入することのない給紙
装置における幅規制機構を提供することを目的と
する。
(考案の構成) 本考案は、用紙を画像形成装置本体内へ所定の
状態で供給するための給紙装置における幅規制機
構において、給紙台上の所定位置に各種サイズの
用紙の幅規制を行う幅規制板を回動自在に枢着す
るとともに、上記幅規制板の下面と、上記給紙台
の上面であつて上記幅規制板の回動枢着点を中心
とした円周上とに幅規制板を複数個所に位置決め
するための係止部を設け、これら幅規制板と係止
部は幅規制板の各位置決め時に幅規制板の端面が
各種サイズの用紙の幅規制を行い得る状態となる
ような配置関係に構成したものである。
(実施例) 以下、本考案について幅規制機構を備えた給紙
装置の一実施例を示す図面とともに説明する。
第1図は複写機本体Aの一側の給紙用開口部を
挿通して給紙装置ユニツトBが装着された状態を
示し、第2図、第3図は給紙装置ユニツトBを示
す。
この給紙装置ユニツトBは、用紙の給紙方向と
平行な互いに対向する側板1,1間に連設された
固定給紙ガイド板2と、側板1,1間に両端が軸
3により枢支され、スプリング4により上記軸3
を支点に給紙方向下流側が上方に回動付勢された
可動給紙ガイド板5と、側板1,1に軸6により
回動可能に枢支させた給紙カセツト底板7と、同
様に回転可能であつて給紙カセツト底板7に対し
第1図矢印C方向に開閉自在なカセツト蓋8と、
側板1,1に軸支され、上記可動給紙ガイド板5
の上方に位置した給紙ローラ9と、この給紙ロー
ラ9よりも給紙方向下流側で固定ガイド板2に形
成した窓部2aを通して互いに摺接された搬送ロ
ーラ対10,11などからなる。
そして、用紙Pはカセツト蓋8を開いた状態に
てカセツト底板7上に適宜の枚数が積層して収容
され、この収容された用紙Pは、給紙ローラ9の
駆動により1枚づつ、順次、給紙されるようにな
つている。また、本考案ではカセツト蓋8の上面
に一体にカセツト蓋の上面よりも若干、給紙方向
に傾斜角度をもつた手差しによる給紙台8aが形
成され、しかも、この給紙台8aの一部に略半円
形状の低部8bが形成されるとともに、この低部
8bに各種サイズの用紙の幅規制を行い得る幅規
制板12を回動自在に枢着している。
次に、これら給紙台8aおよび幅規制板12の
構成を詳しく説明すると、上記給紙台8aは第4
図、第5図に、また、幅規制板12は第6図〜第
8図にも示すごとくであつて、給紙台8aの低部
8bのほぼ中央部には穴13が穿設されるととも
に、この穴13を中心とした円周上の所定位置に
係止用の凹部14,15,16が形成されてい
る。また、幅規制板12の一端側下面には上記穴
13に回動自在に枢着させるための突起12aが
設けられるとともに、他端側下面には上記凹部1
4,15,16のいずれにも選択的に嵌合させる
ことができる係止用の凸部12bが形成されてい
る。この幅規制板12は合成樹脂などの或る程度
の弾性を有する材質で作製されていて、上記穴1
3に突起12aを嵌め込み抜け止めすることで回
動枢着点とするとともに、幅規制板12の他端側
をスライドさせて回動させ、その凸部12bを凹
部14,15,16のいずれかに弾性的に係合さ
せてその位置決めをし得るような配置関係に構成
されている。
また、上記手差し給紙台8aの上面の両側端部
で給紙方向と平行に用紙の最大サイズ幅を規制す
る壁体8c,8c′が一体に立設され、奥方(第4
図では上方)の壁体8cは、常に、用紙の奥方端
(上方から見たとき、給紙方向の右側端)の基準
となる規制部材の機能をもたせている。そして、
これを基準として、用紙の手前側端(上方から見
たとき、給紙方向の左側端)の幅規制の機能を、
上記幅規制板12にもたせている。
すなわち、幅規制板12には凸板12bの反対
側面には隆起部12cが設けられ、かつ長手方向
に対して直交する二つの端面C1,C2と斜めの
端面C3を有していて、第4図に示すごとく、幅
規制板12を121の位置つまり凸板12bを凹
部14に嵌合させたとき、端面C1がB5サイズ
の用紙の幅規制を行い、幅規制板12を122の
位置つまり凸板12bを凹部15に嵌合させたと
き、端面C3がA4サイズの用紙の幅規制を行い、
幅規制板12を123の位置つまり凸部12bを
凹部16に嵌合させたとき、端面C2が81/2サ
イズの用紙の幅規制を行い得るような構成とされ
ている。
上記構成において、給紙カセツト底板7内に収
容したサイズの用紙Pを給紙している状態にて、
他のサイズの用紙を適宜に給紙したい場合には、
所望の用紙を手差し給紙台8a上に第1図の矢印
D方向に手差しすればよい。このとき、所望の用
紙のサイズに合わせて、幅規制板12を所定の位
置にセツトしておくことにより、手差し給紙であ
つても、斜めに給紙されるといつたことは防止さ
れる。
また、上記実施例では給紙カセツトのカセツト
蓋8の上面に手差し給紙台8aを設け、この手差
し給紙台8aに幅規制板12を装着しているにも
かかわらず、幅規制板12の装着のために手差し
給紙台8aに設けた穴13には幅規制板12の突
起12aを嵌め込んでいて、手差し給紙台8aひ
いてはカセツト蓋8には、従来のように幅規制板
を移動可能とするための長孔などの開口部を有し
ていないことから、密封性が良く外部から給紙カ
セツト内に塵埃や湿気が侵入することを防止でき
好都合である。
なお、第1図〜第3図において、搬送ローラ1
0の軸の一端には、ばねクラツチ20を介して駆
動用歯車21が連結され、この歯車21には図外
の駆動モータにより回転駆動される歯車が噛合さ
れる。この搬送ローラ10の軸の他端にはプーリ
22が取付けられ、このプーリ22と給紙ローラ
9の軸端に取付けられたプーリ23との間は駆動
力伝達ベルト24が掛けられている。また、可動
給紙ガイド板5の上面であつて給紙ローラ9に対
向する位置に用紙Pの重送を防止するための摩擦
部材25が貼着されている。
また、上記給紙カセツトを使用しないときに
は、用紙Pを収容していない状態にて、給紙カセ
ツト底板7とカセツト蓋8とを軸6を支点に上方
に回動させ、複写機本体Aの側板にほぼ平行な位
置に起立させることにより、平面スペースを小さ
くすることができ給紙装置ユニツトBが邪魔にな
らないようにすることができるようになつてい
る。
なお、上記実施例では幅規制板12が3種類の
サイズの用紙の幅規制を行う端面C1,C2,C
3を有し、3つの異なつた位置決め状態を有する
ものについて示したが、本考案はこれに限られ
ず、さらに多種類のサイズの用紙の幅規制を行い
得るように、適宜の形状、構成を採用し得る。
また、本考案は上記実施例のように給紙カセツ
トのカセツト蓋の上面に手差し給紙台を設けるも
のに限られず、手差し給紙のための別設のトレイ
などであつてもよいものである。
さらには、幅規制板12を手差し給紙台8a上
に係止させる手段として、上記実施例のように凹
凸部を用いるものの他に、位置の移動を抑止する
摩擦部材や磁石などを用いたものであつてもよ
い。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、各種サイズの用
紙の幅規制を行う幅規制板を給紙台上に、両者に
形成した係止部の係合により回動可能でかつ所定
の位置にセツト可能な配置関係に構成したもので
あるので、簡単な構成にて、各種サイズの用紙に
対して手差し給紙時の斜め給紙を防ぐことがで
き、さらには、給紙台として給紙カセツトのカバ
ー、蓋部材の上面を利用した場合にあつては、開
口部を有ない構成とするとことができ、密封性を
保て塵埃や湿気が給紙カセツト内に侵入して不都
合を生じることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による幅規制機構を
備えた給紙装置の側断面図、第2図は同給紙装置
の斜視図、第3図は同平面図、第4図は同装置に
おける幅規制機構要部の平面図、第5図は第4図
の−線断面図、第6図は同機構における幅規
制板の斜視図、第7図は同幅規制板の平面図、第
8図は第7図の−線断面図である。 A……複写機本体、B……給紙装置ユニツト、
7……給紙カセツト底板、8……カセツト蓋、8
a……手差し給紙台、12……幅規制板、12a
……突起、12b……凸部(係止部)、13……
穴、14,15,16……凹部(係止部)、C1,
C2,C3……端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 用紙を画像形成装置本体内へ所定の状態で供給
    するための給紙装置における幅規制機構におい
    て、給紙台上の所定位置に各種サイズの用紙の幅
    規制を行う幅規制板を回動自在に枢着するととも
    に、上記幅規制板の下面と、上記給紙台の上面で
    あつて上記幅規制板の回動枢着点を中心とした円
    周上とに幅規制板を複数個所に位置決めするため
    の係止部を設け、これら幅規制板と係止部は幅規
    制板の各位置決め時に幅規制板の端面が各種サイ
    ズの用紙の幅規制を行い得る状態となるような配
    置関係に構成したことを特徴とする給紙装置にお
    ける幅規制機構。
JP16601886U 1986-10-29 1986-10-29 Expired JPH0412024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16601886U JPH0412024Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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JP16601886U JPH0412024Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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Publication Number Publication Date
JPS6371137U JPS6371137U (ja) 1988-05-13
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