JPH063404Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH063404Y2
JPH063404Y2 JP1986100269U JP10026986U JPH063404Y2 JP H063404 Y2 JPH063404 Y2 JP H063404Y2 JP 1986100269 U JP1986100269 U JP 1986100269U JP 10026986 U JP10026986 U JP 10026986U JP H063404 Y2 JPH063404 Y2 JP H063404Y2
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JP
Japan
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toner
container
door
front door
image forming
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JP1986100269U
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JPS636477U (ja
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和晴 曽根高
康宏 河合
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三田工業株式会社
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、排トナー回収容器を有する形式の画像形成装
置に関する。
(従来の技術) 画像形成装置の代表例としては、電子写真複写機が挙げ
られる。第3図に一般的な電子写真複写機の概略構成を
示す。
この電子写真複写機は、本体中央部に感光体ドラム10を
有し、該感光体ドラム10の上方に露光装置11が配設され
ている。本体上部には原稿台12が配設されており、該原
稿台12は、図面に矢印Eで示す方向に移動可能となって
いる。そして、露光される位置より感光体ドラム10の回
転方向上流側には帯電装置14が配設されている。
感光体ドラム10は、図面に矢印Fで示す方向に回転可能
になっている。該感光体ドラム10が露光される位置より
感光体ドラムの回転方向下流側には、現像装置13が配設
されている。現像装置13のさらに下流側の感光体ドラム
10の下方には、転写・分離装置15が配設されている。該
転写・分離装置15と帯電装置14との間にはクリーニング
装置16が配設されている。
感光体ドラム10と転写・分離装置15との間には感光体ド
ラム10の回転方向と順方向に転写紙を搬送する搬送路20
が形成されている。該搬送路20は本体内を感光体ドラム
10より上流側の上流部20aから下流側の下流部20bへと
通じている。該搬送路上流部20aの上流端には、転写紙
を収納した給紙カセット21が装着されている。該給紙カ
セット21の上方には、転写紙を1枚ずつ搬送路20内へ挿
入するための手差し給紙台22が配設されている。該手差
し給紙台22も搬送路上流部20aに通じている。搬送路上
流部20aは、給紙カセット21内あるいは手差し給紙台22
上から送給される転写紙を転写・分離装置15にまで導
く。
搬送路下流部20bには、搬送装置23が配設されており、
その下流側端部に定着装置30が装着されている。
定着装置30は、加熱ローラ31と加圧ローラ32とを有す
る。上方に位置する加熱ローラ31は、例えば、フッ素樹
脂をコーティングした金属ローラなどが用いられてお
り、その内部にはヒータ31aが配設されている。下方に
位置する加圧ローラ32は、例えばシリコンゴムなどのロ
ーラが用いられている。
このような電子写真複写機による複写動作は次のとおり
である。帯電装置14により感光体ドラム10の表面の感光
体は一様に帯電され、原稿台12上に載置された原稿の像
は、露光装置11により該感光体ドラム10表面に露光され
る。この露光により、感光体ドラム10表面に形成された
静電潜像は、感光体ドラム10の回転に伴って、現像装置
13によりトナーにて現像される。このトナー像は、転写
・分離装置15により、搬送路上流部20aから搬送される
転写紙に転写される。感光体ドラム10表面の残留トナー
はクリーニング装置16により除去される。トナー像が転
写された転写紙は、搬送装置23にて搬送路下流部20bを
搬送され、定着装置30へ供給される。そして定着装置30
の加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過する間に、
トナー像が加圧されつつ加熱溶融されて転写紙上に定着
される。トナー像が定着された転写紙は排紙ローラ40に
て本体外に排出される。
上述のように、感光体ドラム10に残留するトナーはクリ
ーニング装置16により該ドラム面より除去されるのであ
るが、除去されたトナーはクリーニング装置16より排出
口を介してトナー回収容器内に回収される。
ところで、トナー像が転写された転写紙が感光体ドラム
10から分離された後の搬送路下流部20bに於いては、転
写紙が搬送路内で詰まってしまう紙詰り(ジャム)が起
こり易い。この紙詰りが起こった場合にはその紙を該搬
送路より除去しなければならない。このジャムした紙の
除去は、一般的には、複写機本体の側壁に設けられた扉
を開け、該扉より搬送路下流部20bまで手を入れてジャ
ムしている紙をつかみ、その紙を引っ張り出すことによ
って行われている。
しかし、前述のクリーニング装置16が設けられているの
は搬送路下流部20bの上方であるので、トナー回収容器
は該扉と該搬送路下流部との間に配置されるのが一般的
である。それ故、上述のようなジャム処理を行う際に
は、トナー回収容器が邪魔になって手を入れて作業する
のは難しく、ジャムした紙の除去作業が困難になるとい
う問題が生じていた。
このような問題点を解消すべく、例えば特開昭60−1342
7号公報にトナー容器収容機構が提案されている。これ
は、第4図に示すように、扉101を閉鎖したときに本体
側のトナー排出口102と係合できる位置でトナー容器103
が扉101に着脱自在に装填された構成であり、扉101閉鎖
時には図外の搬送路近傍に位置している回収容器103が
扉と共に旋回する。ジャム処理のために該扉を開ける
と、該回収容器103は搬送路近傍より後退し、該搬送路
と該扉の開口との間に手を入れて作業するスペースが確
保される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成では、扉101を開くと、該扉に
装着されたトナー回収容器103も図中の矢印Gの方向に
略90°旋回することになり、該容器103の下部に堆積
している回収トナー104が該容器の上部方向(即ち開口
部105の方向)に移動してしまう。そして、該扉101が閉
じられると、トナー容器103は矢印Hの方向に旋回させ
られ、回収トナー104は該容器下部の方に戻される。こ
のように、この扉の開閉に伴うトナーの強制的な流動の
結果、トナーの一部は該容器103の側壁に付着する。そ
れゆえ、該容器内の正確なトナーレベル検知が困難とな
り、遂には、トナーが該容器からオーバーフローしてし
まうという欠点がある。
また、この構成では、扉101が開かれると容器103は横方
向に位置するかたちとなり、トナーが開口部105から飛
散するという問題がある。この問題点を解消するため、
上記公報では、該開口部105に開閉キャップを設けるこ
とが開示されている。しかし、この開閉キャップを配設
しても、該開閉キャップが使用に伴って塑性変形を起こ
して開いたままとなり、トナー飛散の防止には結局役立
たない。
本考案はこのような現状に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、装置本体の側部に開閉可能な
扉を有する画像形成装置であって、ジャム処理時にはト
ナー回収容器を搬送路下流部近傍から後退させることが
でき、したがって、ジャム処理作業が容易となり、回収
したトナーが飛散することがなく、かつ該容器内のトナ
ーレベル検知を確実にすることができ、しかも、トナー
回収容器の容量を大きくすることが可能となる画像形成
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の画像形成装置は、装置本体の前面に、下部を支
点にして該装置本体の前面を閉塞する閉じ位置と、該前
面を開放する前方の開き位置とにわたって開閉可能な前
扉を有する画像形成装置であって、 該前扉の背後において、クリーニング装置によって除去
された残留トナーを搬送するために、トナー像転写後の
用紙の搬送路と直交する前後方向に設けられたトナー搬
送路の排出端の下方に配されるトナー回収容器と、 該トナー回収容器を着脱自在に保持する容器保持部と、 該前扉の背面側において、上下方向に設けられた案内溝
と、 該容器保持部に設けられ、該案内溝に沿って移動可能な
案内部材と、 一端部が該容器保持部にピン連結され、他端部が該装置
本体の底部にピン連結された2本のアームを有する平行
リンク機構と、 を備え、該前扉を前方の開き位置に開放すると、鉛直姿
勢にあった該2本のアームが該装置本体の底部との連結
部を支点にして装置本体の前方側に回動し、該トナー回
収容器が該案内溝に案内されて該容器保持部と共に、水
平姿勢を保った状態で該前扉上の、該トナー搬送路の位
置から前方に突出した位置に移動するようにしており、
そのことにより上記目的が達成される。
(実施例) 以下に本考案を実施例について説明する。
第1図は本考案の画像形成装置の一実施例の要部断面図
であり、トナー回収容器3近傍を示している。本実施例
の画像形成装置1の構成は以下に説明する部分以外は前
述の従来の画像形成装置と同様とすることができるの
で、それらの説明および図示は省略する。
画像形成装置1の装置本体1a内には前述のように搬送路
下流部20b(第3図参照)が配設されており、クリーニ
ング装置16によって除去された残留トナーを搬送するた
めのトナー搬送路2が搬送路下流部20bに対して直交す
るように配設されている。トナー搬送路2の排出口2a
は、本体1aの側部に設けられた扉1bの背後に開口してい
る。扉1bは、ヒンジ部1cを軸にして旋回可能であり、通
常は、第1図に実線で示すように閉じられている。扉1b
の背面には、トナー回収容器3が配設されており、その
開口部が排出口2aの下方に位置し、トナー搬送路2を搬
送されてくる残留トナーが容器3内に回収される。容器
3は箱状の容器保持部4に着脱自在に保持されている。
容器保持部4の図示右下端部には案内部材8の一端が取
り付けられている。また、容器3の側方には、トナーレ
ベル検知手段9が配されている。この手段9は容器3内
のトナーが所定レベル以上になれば信号を発し、トナー
が容器3内にそれ以上供給されるのを防止する。
容器保持部4と装置本体1aとの間には、アーム5a、5bを
有する平行リンク機構5が設けられている。アーム5aの
一端はピン5cおよび取付部材5gによって装置本体1aの底
板1dに、アーム5aの他端はピン5dによって容器保持部4
にそれぞれ枢支されている。同様に、アーム5bの一端は
ピン5eおよび取付部材5hによって本体1aの底板1dに、ア
ーム5bの他端はピン5fによって容器保持部4にそれぞれ
枢支されている。両アーム5a、5bは鉛直姿勢にある。こ
のように一端が装置本体1a側に、他端が容器保持部4に
それぞれ枢支された構成の平行リンク機構5の運動によ
って、容器保持部4は紙面と平行な面内で水平に移動し
うる。
他方、扉1bの背面には、略コ字状の長尺部材6が該扉1b
に沿って上下方向に取り付けられている。該部材6と扉
1bの背面とで前記案内部材8が摺動しうる空間(溝)7
が形成されている。この溝7の両端は部材6の端部6a、
6bによって規制されている。
この溝7には、前述の案内部材8の他端が遊嵌されてお
り、該溝7内を摺動可能とされている。溝7内にはバネ
8aの一端が突出部6cに係止され、また、他端は上記案内
部材8に係止され、而して、このバネ8aによって該案内
部材8は突出部6cの方向に付勢されている。
このような構成の画像形成装置1に於いてジャムが発生
したときは、扉1bをヒンジ1cの回りに外方向(図示矢印
Aの方向)へ手で回動させる。この回動途中の状態を第
1図に二点鎖線で示す。扉1bの回動に伴って溝7も矢印
Aの方向に回動し、バネ8aによって付勢されている案内
部材8は部材6の内面により規制されながら該内面を摺
動し、溝7内を部材6の端部6aの方に向かって移動す
る。この移動に伴って、容器保持部4も扉1b背面に沿っ
て図示右下方に移動するが、枢支している平行リンク機
構5のアーム5a、5bが鉛直姿勢から底板1dとの枢支点を
支点にして図示Bの方向である装置本体1aの前方側に横
倒し状に運動(傾動)することによって、容器保持部4
は扉1b閉時の状態(即ち水平状態)を保ちつつ平行移動
する。従って、該容器保持部4に保持されているトナー
回収容器3も水平状態を保ちつつ平行移動する。従っ
て、この移動中に容器3内のトナーが該容器の開口部の
方に流動することはない。よって、トナーの飛散は生じ
ない。
扉1bが外方向に完全に回動された状態を第2図に示す。
トナー回収容器3は搬送路下流部20bの近傍から適当な
距離をもって位置しているため、ジャム処理作業に必要
な空間が確保され、したがって、該トナー回収容器3が
ジャム処理作業の邪魔になることはない。
ジャム処理終了後は、扉1bを本体方向(矢印Cの方向)
に回動させ該扉1bを閉じる。それにつれて、案内部材8
も端部6bの方に向かって移動し、平行リンク機構5は図
示矢印Dの方向に運動する。したがって、トナー回収容
器3も扉1bの開放時と同様に水平状態を保ちつつ平行移
動して示す元の状態に復帰する。
上述の実施例では、バネ8aを配設して案内部材8を端部
6aの方向に付勢しているが、これに限定されることはな
い。この8aは容器保持部4の前述の各移動を円滑に行う
ために設けられているのであり、設けなくても本考案の
目的は達成される。バネ8aを設けない場合には、扉1bの
開時に容器3または容器保持部4を手で引っ張り出し、
閉時には本体内に押し込むようにすればよい。
(考案の効果) 本考案の画像形成装置は、このように、前扉を装置本体
の前方に開放すると、これに連動してトナー回収容器を
ジャムが生じている搬送路下流近傍から前方に突出する
位置に移動させることができる。その結果、ジャム処理
作業が容易となる。トナー回収容器の移動が該回収容器
を水平状態に保ったままで行われるので、該回収容器内
のトナーが該容器の開口部の方に流動することがなく、
したがって、トナーの飛散が生じない。容器内でのトナ
ーの流動が起こらないので、流動に伴う容器側壁へのト
ナーの付着がなくなり、トナーレベルの検知が確実に精
度よく行われ得、トナーのオーバーフローが確実に防止
される。更には、トナー回収容器の水平移動時に該容器
に若干の振動が与えられるのを避けることはできない
が、この振動によってかえって該容器内のトナーのレベ
ルを低下させることができ、トナー回収容器のトナー収
容能力の増加にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の扉が閉じている状態の要部
断面図、第2図はその扉が開いている状態の要部断面
図、第3図は画像形成装置の一例の構造説明図、第4図
は従来例の要部断面図である。 1…画像形成装置、1a…装置本体、1b…扉、1c…
ヒンジ部(旋回軸)、2…トナー搬送路、3…トナー回
収容器、4…容器保持部、5…平行リンク機構、7…溝
(案内溝)、8…案内部材、8a…バネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体の前面に、下部を支点にして該装
    置本体の前面を閉塞する閉じ位置と、該前面を開放する
    前方の開き位置とにわたって開閉可能な前扉を有する画
    像形成装置であって、 該前扉の背後において、クリーニング装置によって除去
    された残留トナーを搬送するために、トナー像転写後の
    用紙の搬送路と直交する前後方向に設けられたトナー搬
    送路の排出端の下方に配されるトナー回収容器と、 該トナー回収容器を着脱自在に保持する容器保持部と、 該前扉の背面側において、上下方向に設けられた案内溝
    と、 該容器保持部に設けられ、該案内溝に沿って移動可能な
    案内部材と、 一端部が該容器保持部にピン連結され、他端部が該装置
    本体の底部にピン連結された2本のアームを有する平行
    リンク機構と、 を備え、該前扉を前方の開き位置に開放すると、鉛直姿
    勢にあった該2本のアームが該装置本体の底部との連結
    部を支点にして装置本体の前方側に回動し、該トナー回
    収容器が該案内溝に案内されて該容器保持部と共に、水
    平姿勢を保った状態で該前扉上の、該トナー搬送路の位
    置から前方に突出した位置に移動するようにした画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】前記案内部材が前記案内溝の延伸方向に沿
    って前記前扉の上端側に相当する他端側に付勢されてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の画像形成装
    置。
JP1986100269U 1986-06-30 1986-06-30 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH063404Y2 (ja)

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JPS636477U JPS636477U (ja) 1988-01-16
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