JP2012226370A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この画像形成装置は、像担持体上から除去された残留トナーが搬送手段によって回収口に搬送される回収容器20が装置本体3の開口部3A近傍の装着部37に着脱自在に設けられ、装置本体に開閉自在に支持されていて開口部を開閉するカバー部材30を有し、このカバー部材30は、回収容器を装着部に装着する際の装着方向Xに延び、回収容器を装着部へと案内するための案内部材32,33を有している。
【選択図】図5
Description
請求項2の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、案内部材は、カバー部材に回収容器を載せたときに、回収容器の両側に位置するように、カバー部材に設けられていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、案内部材は、回収容器をカバー部材に載せたときに回収容器の両側に位置し、一方の長さが他方の長さよりも装着方向上流側に長く形成されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れかに記載の画像形成装置において、装着部の下部に回収容器を収納位置と離脱位置とに回動自在に支持する支持部が設けられ、支持部と反対側の上部に回収容器の回動を規制する規制部を有することを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1ないし4の何れかに記載の画像形成装置において、カバー部材の開閉端部は、回収容器を装着方向に移動させる際に同回収容器を滑らせる内面から垂直方向に突出した壁部と、この壁部の頂部から内面へと装着方向において繋がる案内面を備えたリブを備えていることを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、リブは、カバー部材における回収容器の幅方向に配置されていることを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項1ないし6の何れかに記載の画像形成装置において、回収容器は、装着部に装着状態のときの底面と回収口と反対の面との接合部が曲面とされていることを特徴としている。
請求項8の発明は、請求項2ないし7の何れかに記載の画像形成装置において、装着部は、回収容器の回収口と同一面に設けられ装着方向から離脱方向に向かって形成された傾斜面を有し、回収容器が収納位置を占めたときの位置決め部材が係合される位置決め部を備え、回収容器の幅方向における傾斜面の幅をA、案内部材と回収容器の側面との隙間をBとしたとき、隙間B<幅Aを満たすことを特徴としている。
請求項9の発明は、請求項1ないし8の何れかに記載の画像形成装置において、カバー部材が開いたときのカバー部材の内面から開口部の上縁までの高さが、カバー部材の内面に収納位置を閉めたときの状態で載せたときの回収容器の高さよりも低く形成されていることを特徴としている。
請求項10の発明は、像担持体と、この像担持体上から残留トナーを除去するクリーニング手段とを備え、装置本体に対して着脱自在なプロセスカードリッジにおいて、請求項1ないし7の何れかに記載の回収容器が一体的に保持されていることを特徴としている。
本発明によれば、案内部材は、回収容器をカバー部材に載せたときに、回収容器の両側に位置し、一方の長さが他方の長さよりも装着方向上流側に長く形成されているので、回収容器を案内部材に沿って装置本体開口部の装着部に装着する際に、装着方向上流側に長い案内部材に最初に回収容器の側面を突き当てることで、簡単に案内部材の間に回収容器を置くことができ、回収容器の容量を確保しながらも装置本体に対する着脱作業時の操作性が向上する。
本発明によれば、装置本体開口部の装着部に、回収容器を収納位置と離脱位置とに回動自在に支持する支持部と、支持部と反対側に回収容器の回動を規制する規制部を設けているので、案内部材によって装着部に案内された回収容器は、その下部を支持部で支持されて収納位置へと収納され、収納位置で規制部によって規制されるので。回収容器の装着に係る一連の動作がスムーズになり、回収容器の容量を確保しながらも装置本体に対する着脱作業時の操作性がより向上する。
本発明によれば、カバー部材の開閉端部に、回収容器を装着方向に移動させる際に同回収容器を滑らせる内面から垂直方向に突出した壁部と、この壁部の頂部から内面へと装着方向において繋がる案内面を備えたリブを備えているので、内面を移動する回収容器が案内面によって内面から壁部に案内されて壁部を乗り越えるので、回収容器の装着動作において回収容器が壁部に引っかかることが無く、カバー部材の強度を確保しながら装着操作がスムーズになり、回収容器の容量を確保しながらも装置本体に対する着脱作業時の操作性がより向上する。
本発明によれば、リブがカバー部材における回収容器を幅方向に配置されているので、カバー部材の強度をより高めながら回収容器の幅方向にリブが接触するので、回収容器の移動が安定し、装置本体に対する着脱作業時の操作性がより向上する。
本発明によれば、回収容器における、装着部に装着状態のときの底面と回収口と反対の面との接合部が曲面とされていので、回収容器をカバー部材の案内部材に沿って移動させる際に、カバー部材に凹凸があった場合でも引っかかることはなくスムーズに動かすことができる。また、回収容器を移動させる際に曲面部分をカバー部材上で移動させることで、自然と回収口が上に向くので回収口からの廃トナー漏れも確実に防止することができる。
本発明によれば、回収容器の回収口と同一面に設けられ装着方向から離脱方向に向かって形成された傾斜面を有し、回収容器が収納位置を占めたときの位置決め部材が係合される位置決め部を備え、回収容器の幅方向における傾斜面の幅をA、案内部材と回収容器の側面との隙間をBとしたとき、隙間B<幅Aを満たすように設定したので、回収容器を案内部材に沿わして収納位置に向かって移動させると、位置決め部材の傾斜面は位置決め部とオーバーラップした状態にあるので、回収容器を移動させることで、傾斜面に案内されて位置決め部材が位置決め部に挿入されるため、回収容器の装着操作がスムーズになり、より着脱作業時の操作性がより向上する。
本発明によれば、カバー部材が開いたときのカバー部材の内面から開口部の上縁までの高さを、カバー部材の内面に収納位置を閉めたときの状態で載せたときの回収容器の高さよりも低く形成したので、回収容器をカバー部材に寝かせて装着しない場合でも、回収容器の上部が開口部の上部に当接することで、この当接部を支点にして回収容器の下方が開口内に入り込む。このため、回収容器の装着方向を特に意識をしなくても、確実に装着部に案内されるため装置本体に対する着脱作業時の操作性が向上する。
本発明によれば、回収容器が像担持体とクリーニング手段と一体で保持されているので、回収容器がクリーニング手段に対して着脱する必要が無くなり、クリーニング手段との接続が確実に行われるので、シール性がよく、回収した廃トナーが漏れることがない。回収容器のセット性が優れるため、クリーニング手段のセットもよい。
本形態のような感光体ドラム10a〜10d上の残留トナーや、紙粉等の異物を除去するクリーニング手段を有する画像形成装置では、感光体ドラム10a〜10dから除去した廃トナーをクリーニング手段内に設けられてある搬送手段により、装置本体3に対し着脱可能である廃トナーボトル20へ搬送し蓄えることができる。この廃トナーボトル20は、要求に応じて容量を変更する必要があるが、近年の装置本体3の小型化により、余り大きく容積を取れず、交換頻度が高くなる傾向にある。しかしながら、長寿命化、省資源化も要求されており、スペースの有効活用、部品数の低減が必要となっている。
(第1の実施形態)
そこで、第1の実施形態では、図5、図7に示すように、カバー部材30に、廃トナーボトル20を装着部37に装着する際の矢印Xで示す装着方向に延び、廃トナーボトル20を装着部37へと案内するための案内部材32,33を設けた。この案内部材32,33は、カバー部材30が開いたときに上面となる内面31に廃トナーボトル20を回収口20aが内面31と反対側に位置するように載せたときに、廃トナーボトル20の両側に位置するように、カバー部材30に設けられている。
(第2の実施形態)
本形態は、案内部材32,33の一方の長さを他方の長さよりも装着方向上流側に長く形成したものである。本形態では、図9に示すように案内部材32の全長L1よりも案内部材33の全長L2をL3文だけ装着方向上流側に向かって長く形成している。
(第3の実施形態)
本形態に係る廃トナーボトル20は、図10(a)に示すように、その上部20eに、廃トナーボトル20が装着部37に完全に収納された収納位置を占めたときに、その位置に保持するためのロック部50が設けられている。ロック部50は、一端51aが上部20eに装着され、他端51bが移動自在なU字状の弾性部材51と、他端51bに装着されたフック部材52とから構成されている。このため、廃トナーボトル20の下部201からロック部50までの廃トナーボトル20の全高H1は、カバー部材30が開いたときの内面31から開口部3Aの上縁3Bまでの高さH2よりも高くなっている。
(第4の実施形態)
本形態は、図11(a),図11(b)に示すように、カバー部材30の開閉端部30cに、廃トナーボトル20を装着方向Xに移動させる際に廃トナーボトル20を滑らせる内面31から垂直方向に突出した壁部301と、この壁部301の頂部301aから内面31へと装着方向Xにおいて繋がる案内面302aを備えたリブ302を配置したものである。
(第5の実施形態)
本形態は、図12(a)、図12(b)に示すように、廃トナーボトル20における、装着部37に装着状態のときの底面20gと回収口20aと反対の面20bとの接合部55が曲面としたものである。
(第6の実施形態)
本形態は図13(a)、図13(b)に示すように、廃トナーボトル20の回収口20aと同一面20eに設けられ装着方向Xから離脱方向に向かって形成された傾斜面60aを有し、廃トナーボトル20が収納位置を占めたときの位置決め部材となる位置決めボス60が係合される位置決め部となる位置決め穴38を備え、廃トナーボトル20の幅方向Yにおける傾斜面60aの幅をA、案内部材32,33と廃トナーボトル20の側面20b,20cとの隙間をBとしたとき、隙間B<幅Aを満たすように設定したものである。
(第7の実施形態)
第3の実施形態では、廃トナーボトル20の収納位置への回動に伴いロック部50のフック部材52を開口部3Aの上縁3B周囲に干渉させて弾性部材51を撓ませたが、本形態ではあえて弾性部材51を開口部3Aの上縁3B周囲に干渉させるようにした。すなわち、本形態では、図14に示すように、カバー部材30が開いたときのカバー部材の内面31から開口部3Aの上縁3Bまでの高さH2を、カバー部材30の内面31に収納位置を閉めたときの状態で載せたときの廃トナーボトル20の高さH1よりも低く形成し、性部材51を開口部3Aの上縁3B周囲に干渉させるようにした。
3A 開口部
3B 開口部の上縁
10a〜10d 像担持体
11a〜11d プロセスカードリッジ
14a〜14d クリーニング手段
17 搬送手段
20a 回収口
20 回収容器
20b 反対の面
20e 回収口と同一面
20g 回収容器の底部
30 カバー部材
30c 開閉端部
31 内面
32,33 案内部材
37 装着部
38 位置決め部
40 支持部
41 規制部
55 接合部
60 位置決め部材
60a 傾斜面
301 壁部
301a 壁部の頂部
302 リブ
302a 案内面
A 傾斜面の幅
B 案内部材と回収容器の側面との隙間
X 装着方向
Y 回収容器を幅方向
請求項2の発明は、クリーニング手段によって像担持体上から除去された残留トナーが搬送手段によって、装置本体に装着した状態で側方を向く回収口に搬送される回収容器を備え、この回収容器が装置本体の開口部近傍の装着部に着脱自在な画像形成装置において、装置本体に開閉自在に支持されていて開口部を開閉するカバー部材を有し、カバー部材は、回収容器を装着方向に移動させる際に同回収容器を滑らせる内面から突出した突出部と、該突出部の頂部から内面へと装着方向において繋がる案内部とを有し、回収容器を装着部へと案内することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、突出部と案内部は、カバー部材の開閉端部に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
請求項4発明は、請求項1ないし3の何れか1項に記載の画像形成装置において、案内部はリブの傾斜面として形成されていることを特徴としている。
請求項5発明は、請求項4記載の画像形成装置において、リブは、カバー部材における回収容器を幅方向に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、回収容器を装着方向に移動させる際に同回収容器を滑らせる内面から突出した突出部を有し、この突出部の頂部から内面へと装着方向において繋がる案内部が形成されているので、内面を移動する回収容器が案内部によって内面から突出部に案内されて突出部を乗り越えるので、回収容器の装着動作において回収容器が壁部に引っかかることが無く、カバー部材の強度を確保しながら装着操作がスムーズになり、回収容器の容量を確保しながらも装置本体に対する着脱作業時の操作性がより向上する。
本発明によれば、案内部はリブの傾斜面として形成され、カバー部材における回収容器を幅方向に配置されているので、カバー部材の強度をより高めながら回収容器の幅方向にリブが接触するので、回収容器の移動が安定し、装置本体に対する着脱作業時の操作性がより向上する。
Claims (10)
- クリーニング手段によって像担持体上から除去された残留トナーが搬送手段によって回収口に搬送される回収容器を備え、この回収容器が装置本体の開口部近傍の装着部に着脱自在な画像形成装置において、
前記装置本体に開閉自在に支持されていて前記開口部を開閉するカバー部材を有し、
前記カバー部材は、前記回収容器を前記装着部に装着する際の装着方向に延び、同回収容器を前記装着部へと案内するための案内部材を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記案内部材は、前記カバー部材に前記回収容器を載せたときに、前記回収容器の両側に位置するように、前記カバー部材に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記案内部材は、前記回収容器を前記カバー部材に載せたときに、前記回収容器の両側に位置し、一方の長さが他方の長さよりも装着方向上流側に長く形成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記装着部は、その下部に前記回収容器を収納位置と離脱位置とに回動自在に支持する支持部が設けられ、前記支持部と反対側の上部に、回収容器の回動を規制する規制部を有することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記カバー部材の開閉端部は、前記回収容器を装着方向に移動させる際に同回収容器を滑らせる内面から垂直方向に突出した壁部と、この壁部の頂部から前記内面へと装着方向において繋がる案内面を備えたリブを備えていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記リブは、前記カバー部材における回収容器を幅方向に配置されていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記回収容器は、前記装着部に装着状態のときの底面と前記回収口と反対の面との接合部が曲面とされていることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記装着部は、前記回収容器の回収口と同一面に設けられ装着方向から離脱方向に向かって形成された傾斜面を有し、前記回収容器が収納位置を占めたときの位置決め部材が係合される位置決め部を備え、
前記回収容器の幅方向における前記傾斜面の幅をA、前記案内部材と前記回収容器の側面との隙間をBとしたとき、隙間B<幅Aを満たすことを特徴とする請求項2ないし7の何れかに記載の画像形成装置。 - 前記カバー部材が開いたときのカバー部材の内面から前記開口部の上縁までの高さは、前記カバー部材の内面に収納位置を閉めたときの状態で載せたときの前記回収容器の高さよりも低く形成されていることを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の画像形成装置。
- 像担持体と、この像担持体上から残留トナーを除去するクリーニング手段とを備え、装置本体に対して着脱自在なプロセスカードリッジにおいて、
請求項1ないし7の何れかに記載の回収容器が一体的に保持されていることを特徴とするプロセスカードリッジ。
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JP2017003604A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | コニカミノルタ株式会社 | 清掃装置及び画像形成装置 |
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JP5354068B2 (ja) | 2013-11-27 |
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