JP5206145B2 - 廃トナー回収容器ユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、プロッタ等またはそれら複数の機能を備えた複合機等の電子写真プロセスにより画像形成を行う画像形成装置の本体に着脱可能な、トナー画像の形成に伴って発生した廃トナーを回収する廃トナー回収容器ユニットおよびこの廃トナー回収容器ユニットを備えた画像形成装置に関する。
近年、複写機、ファクシミリ、プリンタ、プロッタ等またはそれら複数の機能を備えた複合機等の電子写真プロセスにより画像形成を行う画像形成装置において、省エネ省スペースの流れの中で画像形成装置本体のコンパクト化が進んでいる。また、画像作成プロセスの中で排出される廃トナー量は変わらないにも拘らずアプライアンスの観点から廃トナー回収容器(以下、「廃トナーボトル」とも言う)の交換サイクルはできるだけ長くしたいとの要望もあるので、結果として廃トナーボトルが画像形成装置本体に対して占める体積割合が大きくなってきている(例えば、特許文献1参照)。
一般的に画像形成装置に開閉自在に設けられている本体カバーを開けた際、ユーザの目に見栄えの悪い部分、例えば板金やハーネスがむき出しになっているような部分はインナーカバーで覆うことにより見栄えをよくし製品の質感を高めるようにしている。
従来、廃トナーボトルは機能部品であり、どちらかと言えば見栄えが悪いものであったが上記のような流れの中でインナーカバー並みの見栄えが要求されるようになってきている。
しかしながら、特許文献1記載を含め従来の廃トナーボトルでは、本体カバーと連動して画像形成装置本体側と離接するので、本体カバーを開けた際には廃トナーボトルが露出しインナーカバーとしての役目を果たせず、見栄えが悪く外観品質を損なっていたという問題点があった。
特開2005−189523号公報
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、従来廃トナーボトルとは別に設けられていたインナーカバーを廃トナーボトルに形状を一体化しユニット化することにより、画像形成装置における部品点数を低減することで、コストダウンおよび組立性向上を図ると共に、インナーカバー部としての一体的なデザインを可能とすることにより外観品質も向上することのできる廃トナーボトルユニット(廃トナー回収容器ユニット)およびこれを備えた画像形成装置を提供することを主な目的とする。
その他の目的を挙げれば、次のとおりである。すなわち、廃トナーボトルが大型化するに伴い操作性も考慮する必要性が高くなってきており、その工夫が必要である。また大型化に伴い廃トナーボトル内に廃トナー均し部材等の部品を多く設ける必要が生じその確実な組立が求められる。
また、廃トナーボトルは機能上、廃トナーが漏れては困るので内部部品を組み付けた上でカバーを溶着するなどして密封する必要がある。しかし、一旦密封してしまうと内部部品が正常に組み付けられているか確認することが困難なことから不良品を出さないような工夫も求められる。
ここでインナーカバーを兼用した大型の廃トナーボトルは部品点数を低減しトータルのコストダウンにも貢献するが、従来の単機能の廃トナーボトルに比較するとコストも高くなり大きさも嵩むため、そのまま捨てるのは環境的にもコスト的にも無駄である。
そこで、廃トナー排出用のキャップを設けることにより繰り返し使用し環境に優しい構成とすることが望ましい。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明の廃トナー回収容器ユニットは、トナー画像の形成に伴って発生した廃トナーを回収・収容する廃トナー収容部を備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な廃トナー回収容器ユニットであって、前記廃トナー回収容器ユニットは、廃トナーを受け入れる受入口と、前記廃トナー収容部から上方へ延設されたインナーカバー部とを有し、前記受入口が形成する平面と前記インナーカバー部の表面とが略平行であり、前記廃トナー回収容器ユニットの下方に揺動支点を設けることにより揺動可能に構成すると共に、前記廃トナー回収容器ユニットの上方に前記画像形成装置本体との装着・固定を行うクリック部を設けたことを特徴とする。
た、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記インナーカバー部を前記廃トナー回収容器ユニットの上部に構成し、前記廃トナー回収容器ユニットの重心が前記廃トナー収容部のみのときよりも上側にあるように設定したことを特徴とする。
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記廃トナー収容部において前記インナーカバー部とは反対側に裏カバーを有し、該裏カバーには、前記画像形成装置本体が備える各現像カートリッジの廃トナー搬送パイプおよび該廃トナー搬送パイプの一端部に形成された廃トナー排出口を選択的に挿通・接続するための、パイプ接続口が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記クリック部は、前記インナーカバー部の上部に設けられたクリック突起部と、前記画像形成装置本体の前側板の上部に形成された突起係合部とから構成され、前記揺動支点を中心に前記前側板に向けて前記インナーカバー部の上部を押して揺動させることにより、前記クリック突起部が前記突起係合部に弾撥的に入り込み、前記廃トナーボトルユニットが所定の位置に、固定されることを特徴とする。
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、廃トナー排出用の開閉部材としてのキャップを、前記廃トナー収容部に着脱自在に設けたことを特徴とする。
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記廃トナー収容部を前記画像形成装置本体に装着したときに、前記画像形成装置本体面と前記インナーカバー部の表面とが略面一となることを特徴とする
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記クリック部が複数であり、該複数のクリック部の間にインナーカバー部が存在することを特徴とする。
た、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、透明な窓部を少なくとも一箇所持つことを特徴とする。
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記画像形成装置本体側には、前記廃トナー回収容器ユニットを覆う、該画像形成装置本体に対して開閉自在な本体カバー部材が設けられており、前記本体カバー部材を開けたとき、前記透明な窓部が見えない位置に設置したことを特徴とする。
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記廃トナー回収容器ユニットに、廃トナー排出用の開閉部材を設けたことを特徴とする。
また、本発明の廃トナー回収容器ユニットは、さらに、前記透明な窓部の代わりに、前記廃トナー回収容器ユニットに、廃トナー排出用の透明な開閉部材を設けたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、上記の何れか一つの廃トナー回収容器ユニットを備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、廃トナー収容部を画像形成装置本体に装着したとき、廃トナー収容部を回動自在に保持する保持部の表面の一部と、インナーカバー部の表面とが略面一になり、画像形成装置本体の外壁面を構成することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、トナー画像の形成に伴って発生した廃トナーを回収・収容する少なくとも廃トナー収容部を備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な廃トナー回収容器ユニットであって、前記廃トナー収容部に、該廃トナー収容部の機能と直接関わりのないインナーカバー部を一体的に付加した廃トナー回収容器ユニットを備える画像形成装置であって、廃トナー収容部が画像形成装置本体に対して未セット状態の場合には、廃トナー収容部から延設された係合部が画像形成装置本体に形成された被係合部と係合せず、この状態で本体カバー部材の閉蓋動作を行った場合、本体カバー部材の裏側に設けられた突起部が前記係合部に当接し、本体カバー部材の閉蓋動作が本体カバー部材の閉蓋動作が完了する手前で規制されることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、上記の何れか一つの廃トナー回収容器ユニットを備える画像形成装置であって、廃トナー収容部が画像形成装置本体に対して未セット状態の場合には、廃トナー収容部から延設された係合部が画像形成装置本体に形成された被係合部と係合せず、この状態で本体カバー部材の閉蓋動作を行った場合、本体カバー部材の裏側に設けられた突起部が前記係合部に当接し、本体カバー部材の閉蓋動作が本体カバー部材の閉蓋動作が完了する手前で規制されることを特徴とする。
上記解決する手段としての画像形成装置では、専用のインナーカバーをなくして部品点数を削減することができるので、コストダウンを図れると共に組立性向上も実現でき、また一体的なデザインが可能となることにより外観品質も向上する。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
まず、本発明の実施形態を説明する前に、図1および図2を参照して、本発明を適用する画像形成装置の全体構成および動作を説明する。なお、本発明を適用する画像形成装置およびこれに搭載される廃トナー回収容器ユニットとしての廃トナーボトルは以下に述べるものに限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。また、本例では、電子写真プロセスにより画像形成を行う画像形成装置として中間転写ベルト方式のカラープリンタを用いて説明する。
図1は、画像形成装置としてのカラープリンタの全体構成図、図2は、図1における像担持体10周辺の拡大図である。図1において、符号50は、本発明を適用する画像形成装置としてのカラープリンタを、符号51は、カラープリンタの骨組みをなす画像形成装置本体を示す。
カラープリンタ50は、図1および図2に示すように、中間転写ベルト1と、トナーボトル2と、排紙ローラ3と、排紙トレイ3Aと、定着ユニット4と、2次転写ローラ5と、レジストローラ6と、給紙ローラ7と、給紙トレイ8と、書き込みユニット9と、像担持体10と、現像カートリッジ11と、中間転写ベルトクリーニングユニット12と、転写ローラ13と、を備えている。
カラープリンタ50は、画像形成装置本体51の内部の略中央に、複数のローラ17a、17b、17c間に掛け渡され図中矢印方向に走行する中間転写ベルト1を備えている。中間転写ベルト1は、像担持体10上に形成された静電潜像をトナーで可視像化させて形成されたトナー像を像担持体10から中間転写ベルト1に転写するものであり、像担持体10と転写ローラ13とが接触する位置を通過するときにトナー像が転写される。像担持体10は、本例ではドラム状の感光体から構成されている。中間転写ベルト1の下側には、その中間転写ベルト1の下側の面に接触するように、それぞれ少なくとも像担持体10K、10M、10C、10Y等を有する現像カートリッジ11K、11M、11C、11Yが、中間転写ベルト1のベルト面に沿って配置される。
ここで、各現像カートリッジ11は、現像ユニット16と像担持体10とクリーニングユニット14と帯電ローラ15とを含んで構成され、画像形成装置本体51に対して着脱可能に設けられたプロセスカートリッジ11である。
像担持体10K、10M、10C、10Yの周りには、それぞれ、クリーニングユニット14K、14M、14C、14Yと、帯電ローラ15K、15M、15C、15Yと、現像ユニット16K、16M、16C、16Yと、が配置される。また、現像カートリッジ11毎に、各色に対応したトナー、すなわち、ブラック(K)、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色に対応したトナーが、トナーボトル2から供給される。
また、現像カートリッジ11K、11M、11C、11Yの下側には、書き込みユニット9が配置される。書き込みユニット9は、色毎に用意されたレーザダイオード(LD)方式の4つの光源と、6面のポリゴンミラーとポリゴンモータから構成される1組のポリゴンスキャナと、各光源の光路に配置されたfθレンズ、長尺シリンドルカルレンズ等のレンズやミラーとを備えている。レーザダイオードから射出されたレーザ光はポリゴンスキャナにより偏向走査されて像担持体10K、10M、10C、10Y上に照射されることになる。
中間転写ベルト1を挟んで、各像担持体10と対向する位置には、転写ローラ13が配置される。転写ローラ13は、各像担持体10上に形成されたトナー像を中間転写ベルト1上に1次転写するものである。また、中間転写ベルト1のローラ17aで支持された部分の外側には、2次転写ローラ5が配置される。この2次転写ローラ5と、各像担持体10上で形成されたトナー像が転写された中間転写ベルト1との間をシート状記録媒体としての転写紙が通過するときに、転写紙が圧接されてトナー像が一括転写されることになる。
中間転写ベルトクリーニングユニット12は、2次転写ローラ5で転写紙にトナー像を転写した後で、中間転写ベルト1上に残ったトナーを清掃・除去するものである。同様に、各クリーニングユニット14は、各像担持体10上から転写ローラ13の圧接によって中間転写ベルト1上にトナー像を転写した後で、各像担持体10上に残った未転写分の転写残トナーを除去するものである。
給紙トレイ8は、中間転写ベルト1上のトナー像を転写する転写紙を格納するものであり、この転写紙は、給紙ローラ7を介して、給紙トレイ8から搬送されることになる。レジストローラ6は、搬送された転写紙に、静電潜像を転写するタイミングに合わせて2次転写ローラ5へと搬送するものである。なお、転写紙を搬送するタイミングは図示しないセンサによって検知され、そのセンサからの指示によってレジストローラ6が転写紙を搬送することになる。
次に、本例のカラープリンタ50の画像形成における動作について説明する。
転写紙が、給紙トレイ8から給紙ローラ7によってフィードされてレジストローラ6に到達すると、これが図示しないセンサによって検知され、この検出信号でタイミングを取りながら、レジストローラ6によって転写紙を2次転写ローラ5と中間転写ベルト1との間に搬送する。
なお、予め各帯電ローラ15K、15M、15C、15Yによって一様に帯電された像担持体10K、10M、10C、10Yは、書き込みユニット9によってレーザ光にて露光走査されて、像担持体10K、10M、10C、10Y上に静電潜像が形成される。各静電潜像は、それぞれの現像ユニット16K、16M、16C、16Yにより現像され、これにより各像担持体10上に各色のトナー像が形成される。
次に、転写ローラ13に電圧が印加され、各像担持体10上のトナー像が中間転写ベルト1上に順次転写されていく。このとき、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト1の同じ位置に重ねて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト1上に形成されたトナー像は、2次転写ローラ5の位置まで搬送されて、転写紙に2次転写される。各色のトナー像が転写された転写紙は定着ユニット4に搬送されて加熱・加圧され、その後、排紙ローラ3によって排紙トレイ3A上に排紙される。
各像担持体10上の残留トナーは各クリーニングユニット14によって、また、中間転写ベルト1上の残留トナーは中間転写ベルトクリーニングユニット12によって、それぞれクリーニングされる。
このようなクリーニングされる残留トナー、すなわち廃トナーは、各クリーニングユニット14内から、各現像カートリッジ11の図示しない廃トナー搬送パイプを介して、廃トナー排出口(図示せず)からカラープリンタ50に設けられた図3に破線で示す廃トナーボトル100に排出される。
なお、プロセスカートリッジ11(現像カートリッジ11)から廃トナーボトル100に直接廃トナーを排出せず、一度画像形成装置内の廃トナー搬送経路に排出してから廃トナーボトル100に廃トナーを搬送する構成の画像形成装置もある。
(第1の実施形態)
図4〜図6を参照して、本発明の第1の実施形態における廃トナー回収容器ユニットとしての廃トナーボトルユニット30の構成について詳しく述べる。
図4は廃トナーボトルユニット30が画像形成装置本体51から外れた状態を、図5は廃トナーボトルユニット30が画像形成装置本体51に装着・セットされた状態を、それぞれ示す。
本実施形態の廃トナーボトルユニット30は、図3に破線で示した廃トナーボトル100と比較して、図4〜図6に示すように、トナー画像の形成に伴って発生した廃トナー35を回収・収容する廃トナー収容部34の上部に、この廃トナー収容部34の機能と直接関わりのない形状であるインナーカバー部31を一体的に形成したことを最大の特徴としている。
廃トナーボトルユニット30は、適宜の樹脂で筺体状に一体成形されていて、軽量化が図られている。廃トナーボトルユニット30は、上記適宜の樹脂で筺体状に一体成形された後、図6に示すように、廃トナー収容部34を形成する裏カバー34aが溶着等で取り付け・固定される。裏カバー34aには、各現像カートリッジ11(図1記載)の廃トナー搬送パイプ18およびこの一端部に形成された廃トナー排出口19を選択的に挿通・接続するための、パイプ接続口36が形成されている。
上述のとおり、廃トナーボトルユニット30のインナーカバー部31は、本来廃トナーボトル(廃トナー回収容器)として必要な部分と関わりのない形状部分であり、インナーカバー部31を一体的に廃トナーボトルユニット30に設けているので、図4に示すように画像形成装置本体51側に開閉自在に設けられた本体カバー部材である本体前カバー25を開けた状態で、廃トナーボトルユニット30のみで画像形成装置(機械)内部をカバーし、インナーカバー部31と廃トナー収容部34との一体的なデザインが可能となることにより、外観品質を高めている。従って、専用のインナーカバーを画像形成装置本体に取り付ける必要がなくなり、部品点数低減によってコストダウンを図れると共に組立性の向上を実現できる。
また、図6に示すように、本実施形態の廃トナーボトルユニット30は、廃トナーボトルユニット30の下部に揺動支点部38を設けることにより揺動可能に構成すると共に、廃トナーボトルユニット30の上部に画像形成装置本体51側に設けられた本体前側板21との装着・固定を行うクリック部33(図5記載)を設けることにより、インナーカバー部31を廃トナーボトルユニット30の上部に構成し、廃トナーボトルユニット30の重心が廃トナー収容部34のみのときよりも上側にあるように設定したことを特徴としている。
揺動支点部38は、廃トナーボトルユニット30における廃トナー収容部34の下部の左右両側に設けられた半割リング状の受け部37と、本体前側板21に設けられた揺動支軸22とから構成されている。クリック部33(図5記載)は、廃トナーボトルユニット30におけるインナーカバー部31の上部に設けられたクリック突起部32(ここでは樹脂の弾性を利用した形状となっている)と、本体前側板21の上部に形成された突起係合部23とから構成されている。
廃トナーボトルユニット30を画像形成装置本体51の本体前側板21に装着・セットする際には、廃トナーボトルユニット30の受け部37を本体前側板21の揺動支軸22に合わせ摺接させた後、その揺動支点を中心に図中太矢印方向にインナーカバー部31の上部を押して揺動させることにより、インナーカバー部31のクリック突起部32が本体前側板21の突起係合部23に弾撥的に入り込むことで、廃トナーボトルユニット30が所定の位置に、すなわち廃トナー搬送パイプ18の廃トナー排出口19が廃トナー収容部34のパイプ接続口36に挿通・接続するセット位置を占めて固定される。廃トナーボトルユニット30がセット位置を占める際には、クリック突起部32が突起係合部23に弾撥的に入り込むことでクリック感を発生するため、ユーザは廃トナーボトルユニット30が確実にセット位置を占めたことを認識することができる。
さらに、図4〜図6に示すように、廃トナーボトルユニット30の廃トナー収容部34より上部に大きくインナーカバー部31の形状を作っているので、本来の廃トナー収容部のみで構成した場合と比較して重心を上方に設定することができる。
従って、廃トナーボトルユニット30を画像形成装置本体51の本体前側板21から外す際には、クリック部33を解除、すなわち突起係合部23からクリック突起部32を解除してやると、インナーカバー部31が上側に設けられているので重心も高い位置にあることから、廃トナーボトルユニット30は揺動支点を中心に図6中太矢印方向(反時計回り)とは反対の廃トナーボトルユニット取り出し方向(時計回り)にスムーズに揺動、換言すれば自然にユーザの手前側に倒れるので、廃トナーボトルユニット30の重心が下側にある場合と比べて容易に取り出す操作が行える。
(変形例1)
図7を参照して、図4〜図6に示した第1の実施形態の変形例1を説明する。なお、図7(a)、(b)においては、図の簡明化を図るため、廃トナー収容部34を形成しているケース壁断面等を簡略的に示している。
変形例1は、第1の実施形態の廃トナーボトルユニット30と比較して、廃トナーボトルユニット30に代えた廃トナーボトルユニット30Aを用いることのみ相違する。すなわち、廃トナーボトルユニット30Aは、第1の実施形態の廃トナーボトルユニット30に、透明な窓部41(以下、「透明窓41」とも言う)を取り付けたことのみ相違する。透明窓41は、例えば透明性メタクリル樹脂等で作製される。
図7(a)、(b)に示すように、廃トナーボトルユニット30Aは、廃トナー収容部34の内部に堆積する廃トナー(両図には図示せず)の充填効率を上げるために、換言すれば廃トナー収容部34の内部に堆積する廃トナーを均して収容するための回転部材である均し部材としての搬送スクリュー39およびパドル40や、廃トナーの満杯を検知する部材を配設・セットするようになっている。
廃トナーボトルは、一般に、図3に示した廃トナーボトル100、上記実施形態の廃トナーボトルユニット30および本変形例の廃トナーボトルユニット30Aを始めとして、廃トナー収容部を形成しているケースに均し部材としての搬送スクリュー39およびパドル40等の内部部品をセットした後、カバー部材(上記実施形態の廃トナーボトルユニット30および本変形例の廃トナーボトルユニット30Aでは図6に示した裏カバー34a)を溶着あるいは接着することで一体化して密封する。従って、一旦密封してしまうと内部部品が正しく組み付けられているか確認することができない。そのため、組付け不良品が出荷されてしまう虞がある。
本変形例では、廃トナー収容部34内に内部部品が正しく組み付けられているか否かを確認するための透明窓41を廃トナー収容部34に少なくとも一箇所、図7(a)、(b)に示す具体例では表側(図6に示す本体前カバー25を開けたとき、ユーザが視認できる側)と裏側(図6に示す本体前カバー25を開けたとき、ユーザが視認できない側)の2箇所に設けることにより、廃トナー収容部34のケース密封後でも組付け不良を確認することができるので、不良品を出荷する虞・危険性を回避できる。
透明窓41は、機能上どちらに設けても問題ないが、ユーザから見た外観品質を確保するには裏側に設けることが望ましい。つまり、図7(a)、(b)に示した例に限らず、透明窓41を、廃トナーボトルユニット30Aの裏側に設ければ外観品質を損なうこともない。
また、組付け確認する部品が他にもあり一つの透明窓でカバーできない場合は、透明窓を廃トナー収容部の異なる位置に複数設けてもよい。
(変形例2)
図8および図9を参照して、図4〜図6に示した第1の実施形態の変形例2を説明する。変形例2は、第1の実施形態または変形例1に、以下の構成を付加したものである。変形例2は、第1の実施形態の廃トナーボトルユニット30と比較して、廃トナーボトルユニット30に代えた廃トナーボトルユニット30Bを用いることのみ相違する。すなわち、廃トナーボトルユニット30Bは、第1の実施形態の廃トナーボトルユニット30に、廃トナー排出用の開閉部材としてのキャップ42を着脱自在に設けたことのみ相違する。
第1の実施形態の廃トナーボトルユニット30または変形例1の廃トナーボトルユニット30Aは、インナーカバー形状を一体化し部品点数を削減することでトータルのコストダウンが可能であるが、廃トナーボトルユニット単体では大きさも大きく使い捨ての部品とするとコストも余計に掛り、環境にも優しいとは言えない。そこで、図8および図9に示すような廃トナー排出用のキャップ42を廃トナー収容部34の裏カバー34a下部に形成した嵌合孔28に着脱自在に設ける。廃トナー35が一杯になったならば廃トナー収容部34に取り付けられたキャップ42を取り外し、廃トナー35を取り出しビニール袋等に移し、その後、再度キャップ42を取り付けることで繰り返し使用可能となり環境に配慮することができる。図9において、符号42aは、嵌合孔28に嵌合されるキャップ42の被嵌合部を示す。
さらに、キャップ42を透明な材料、例えば透明性メタクリル樹脂等で作ると共に上記した内部部品組付けの確認ができる位置に配置することで、図7に示した透明窓41の代わりに使用すれば部品点数を削減し廃トナー収容部34内の上記した均し部材等の組付け確認を行うことができるので、変形例1で説明したような密封後の部品組立確認用の透明窓を別に設ける必要もない。
なお、キャップ42を裏カバー34a下部に形成した嵌合孔28に着脱自在に設けるようにしたが、これに限らず、キャップ42にひも等を付けることで紛失を防止したり、あるいは裏カバー34a下部に開閉自在に配設するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図10は、本体カバー部材である本体前カバー25を開いた状態のカラープリンタ50を示している。図11は、図10の本体前カバー25付近の構成を拡大して示している。図10及び図11を参照して、本発明の第2の実施形態におけるカラープリンタについて説明する。このカラープリンタ50は、本体前カバー25と一体成形された廃トナー収容部25c(図12参照)を画像形成装置本体51に装着したとき、廃トナー収容部25cを回動自在に保持する保持部である本体前側板21の表面の一部と、インナーカバー部31の表面とが略面一になり、画像形成装置本体51の外壁面を構成する。そのため、当該外壁面は見栄えがよく、本体前側板21がインナーカバー部31から突出することなく、省スペース化を図ることができる。そして、本体前側板21およびインナーカバー部31を覆う本体前カバー25を平面形状にすることができ、形状が複雑にならない。
また、このカラープリンタ50は、図12に示すように、廃トナー収容部25cが画像形成装置本体51に対して未セット状態の場合には、廃トナー収容部25cから延設された係合部25aが画像形成装置本体51の本体前側板21に形成された被係合部21aと係合せず、この状態で本体前カバー25の閉蓋動作を行った場合、本体前カバー25の裏側に設けられた突起部25bが係合部25aに当接し、本体前カバー25の閉蓋動作が完了する手前で本体前カバー25の閉蓋動作(回動動作)が規制される。
この拘束により、廃トナー収容部25cが画像形成装置本体51に対して未セット状態、すなわち、断面U字状に折曲加工された係合部25aの小突起25a1が被係合部21aに係合していない状態では、本体前カバー25を完全には閉蓋することができないので、廃トナー収容部25cが正規の位置にセットされていない状態でのカラープリンタ50の作動を防止することができる。
次に、図12及び図13を用いて本体前カバー25の開閉動作について詳細に説明する。図13は本体前カバー25が閉蓋された状態であり、廃トナー収容部25cから延設された係合部25aが被係合部21aに係合している。より具体的には、この係合部25aの先端側上部には小突起25a1が形成されており、この小突起25a1が被係合部21aの先端に係合している。このとき、本体前カバー25の裏側に設けられた突起部25bが断面U字状に折曲加工された係合部25aの内側に挿入されている。
一方、廃トナー収容部25cが未セット状態の場合、図12に示すように、係合部25aの小突起25a1が被係合部21aに係合しておらず、断面U字状の係合部25aは画像形成装置本体の正面から飛び出しており、本体前カバー25を閉蓋させたときに、本体前カバー25の突起部25bが係合部25aの裏面に衝突し、本体前カバー25は閉蓋されない。より具体的には、相対的に見て被係合部21aの先端が小突起25a1を乗り越えるような力は係合部25aに加わらない。勿論、薄板状の突起部25aの形状は、そのことを考慮して決められる。
図12の状態から図13の状態にするには、作業者の手作業によって行うことができる。そして、小突起25a1を被係合部21aに係合させるとき、係合寸前であることを体感できるように、図14に示すような構成により本体前カバー25の閉蓋方向と反対方向に反力が加わるようにされている。図14の状態では、小突起25a1が被係合部21aと係合する手前の位置にあり、断面U字状の係合部25aの開口側が開く形状に変形している。すなわち、係合部25aは被係合部21aと接触していない状態では、U字の開口側がやや開く形状にされており、屈曲性を有している。このように係合部25aは板バネである。図14の状態では、係合部25aにバネエネルギーが蓄えられた状態で小突起25a1が被係合部21aの下面を付勢している。
廃トナー収容部25cには、円柱状の突起25c1が形成されており、この突起25c1は、係合部25aに係合させる際の反発力を発生させる弾性力発生部27と接触している。弾性力発生部27は、突起25c1と接触するスライド部271と、このスライド部271の移動を弾性的に抑止するコイル272と、このコイル272の一端を拘束しスライド部271を収容する筒部273と、を備えている。また、コイル272の内側には、廃トナーを廃トナー収容部25cに搬送するトナー搬送スクリュー29が設けられている。
以上、本発明の廃トナーボトルユニットおよびこれを搭載した画像形成装置の構成例を説明したが、本発明を適用できる画像形成装置は、上記のような無端状の中間転写ベルトを用いた中間転写方式のカラー画像形成装置の構成の他、転写ドラム、中間転写ドラムなどを用いたカラー画像形成装置、転写材搬送ベルトを用いた直接転写方式のカラー画像形成装置、あるいはモノクロ画像形成装置などにも適用可能であることは言うまでもない。
本発明を特定の実施形態や変形例等について説明したが、本発明が開示する技術的範囲は、上述した実施形態や変形例等に例示されているものに限定されるものではなく、それらを適宜組み合わせて構成してもよく、本発明の範囲内において、その必要性および用途等に応じて種々の実施形態や変形例あるいは実施例を構成し得ることは当業者ならば明らかである。
図1は、本発明を適用する画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す図である。 図2は、図1の現像カートリッジ周りの拡大図である。 図3は、図1の現像カートリッジと廃トナーボトルとの位置関係の一例を示す簡略的な斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施形態を示す廃トナーボトルユニットを備えた画像形成装置の図であって、廃トナーボトルユニット着脱時の外観斜視図である。 図5は、第1の実施形態における本体前カバーを開けた状態で画像形成装置の内部を正面から見た図である。 図6は、第1の実施形態における廃トナーボトルユニット着脱時の断面図である。 図7(a)は変形例1における廃トナーボトルユニットの廃トナー収容部に配設された透明窓周りを示す正断面図、図7(b)は同透明窓周りを示す側断面図である。 図8は、変形例2における廃トナーボトルユニットの裏側下部に廃トナー排出用のキャップを配設した断面図である。 図9(a)は変形例2で用いるキャップの外観斜視図、図9(b)は同キャップの側面図である。 図10は、本発明の第2の実施形態を示す廃トナーボトルユニットを備えた画像形成装置の図であって、廃トナーボトルユニット装着時の外観斜視図である。 図11は、本体カバー付近の構成を拡大して示す説明図である。 図12は、本体前カバーが閉蓋される手前で回動が拘束された状態を示す説明図である。 図13は、本体前カバーが閉蓋された状態を示す説明図である。 図14は、本体カバー部材の閉蓋動作が拘束された状態を示す詳細図である。
符号の説明
1 中間転写ベルト
2 トナーボトル
3 排紙ローラ
3A 排紙トレイ
4 定着ユニット
5 2次転写ローラ
6 レジストローラ
7 給紙ローラ
8 給紙トレイ
9 書き込みユニット
10 像担持体
11 現像カートリッジ(プロセスカートリッジ)
12 中間転写ベルトクリーニングユニット
13 転写ローラ
14 クリーニングユニット
15 帯電ローラ
16 現像ユニット
17a、17b、17c ローラ
18 廃トナー搬送パイプ
19 廃トナー排出口
21 本体前側板
21a 被係合部
22 揺動支軸
23 突起係合部
25 本体前カバー
25a 係合部
25a1 小突起
25b 突起部
25c 廃トナー収容部
25c1 突起
27 弾性力発生部
271 スライド部
272 コイル
273 筒部
28 嵌合孔
29 トナー搬送スクリュー
30、30A、30B 廃トナーボトルユニット
31 インナーカバー部
32 クリック突起部
33 クリック部
34 廃トナー収容部
34a 裏カバー
35 廃トナー
36 パイプ接続口
37 受け部
38 揺動支点部
39 搬送スクリュー
40 パドル
41 透明窓(透明な窓部)
42 キャップ(開閉部材)
42a 被嵌合部
50 カラープリンタ(画像形成装置)
51 画像形成装置本体
100 廃トナーボトル

Claims (15)

  1. トナー画像の形成に伴って発生した廃トナーを回収・収容する廃トナー収容部を備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な廃トナー回収容器ユニットであって、
    前記廃トナー回収容器ユニットは、
    廃トナーを受け入れる受入口と、
    前記廃トナー収容部から上方へ延設されたインナーカバー部とを有し、
    前記受入口が形成する平面と前記インナーカバー部の表面とが略平行であり、
    前記廃トナー回収容器ユニットの下方に揺動支点を設けることにより揺動可能に構成すると共に、前記廃トナー回収容器ユニットの上方に前記画像形成装置本体との装着・固定を行うクリック部を設けた
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  2. 請求項1記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記インナーカバー部を前記廃トナー回収容器ユニットの上部に構成し、前記廃トナー回収容器ユニットの重心が前記廃トナー収容部のみのときよりも上側にあるように設定した
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  3. 請求項1または2記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記廃トナー収容部において前記インナーカバー部とは反対側に裏カバーを有し、
    該裏カバーには、前記画像形成装置本体が備える各現像カートリッジの廃トナー搬送パイプおよび該廃トナー搬送パイプの一端部に形成された廃トナー排出口を選択的に挿通・接続するための、パイプ接続口が形成されている
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  4. 請求項1記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記クリック部は、前記インナーカバー部の上部に設けられたクリック突起部と、前記画像形成装置本体の前側板の上部に形成された突起係合部とから構成され、
    前記揺動支点を中心に前記前側板に向けて前記インナーカバー部の上部を押して揺動させることにより、前記クリック突起部が前記突起係合部に弾撥的に入り込み、前記廃トナーボトルユニットが所定の位置に、固定される
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  5. 請求項1ないし4の何れか一つに記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    廃トナー排出用の開閉部材としてのキャップを、前記廃トナー収容部に着脱自在に設けた
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  6. 請求項1ないし5の何れか一つに記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記廃トナー収容部を前記画像形成装置本体に装着したときに、前記画像形成装置本体面と前記インナーカバー部の表面とが略面一となる
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  7. 請求項1ないし6の何れか一つに記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記クリック部が複数であり、該複数のクリック部の間にインナーカバー部が存在する
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  8. 請求項1ないし7の何れか一つに記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    透明な窓部を少なくとも一箇所持つ
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  9. 請求項10記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記画像形成装置本体側には、前記廃トナー回収容器ユニットを覆う、該画像形成装置本体に対して開閉自在な本体カバー部材が設けられており、
    前記本体カバー部材を開けたとき、前記透明な窓部が見えない位置に設置した
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  10. 請求項1ないし9の何れか一つに記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記廃トナー回収容器ユニットに、廃トナー排出用の開閉部材を設けた
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  11. 請求項8または9記載の廃トナー回収容器ユニットにおいて、
    前記透明な窓部の代わりに、前記廃トナー回収容器ユニットに、廃トナー排出用の透明な開閉部材を設けた
    ことを特徴とする廃トナー回収容器ユニット。
  12. 請求項1ないし11の何れか一つに記載の廃トナー回収容器ユニットを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1記載の廃トナー回収容器ユニットを備える画像形成装置であって、
    廃トナー収容部を画像形成装置本体に装着したとき、廃トナー収容部を回動自在に保持する保持部の表面の一部と、インナーカバー部の表面とが略面一になり、画像形成装置本体の外壁面を構成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  14. トナー画像の形成に伴って発生した廃トナーを回収・収容する少なくとも廃トナー収容部を備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な廃トナー回収容器ユニットであって、前記廃トナー収容部に、該廃トナー収容部の機能と直接関わりのないインナーカバー部を一体的に付加した廃トナー回収容器ユニットを備える画像形成装置であって、
    廃トナー収容部が画像形成装置本体に対して未セット状態の場合には、廃トナー収容部から延設された係合部が画像形成装置本体に形成された被係合部と係合せず、
    この状態で本体カバー部材の閉蓋動作を行った場合、本体カバー部材の裏側に設けられた突起部が前記係合部に当接し、本体カバー部材の閉蓋動作が本体カバー部材の閉蓋動作が完了する手前で規制される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1ないし11の何れか一つに記載の廃トナー回収容器ユニットを備える画像形成装置であって、
    廃トナー収容部が画像形成装置本体に対して未セット状態の場合には、廃トナー収容部から延設された係合部が画像形成装置本体に形成された被係合部と係合せず、
    この状態で本体カバー部材の閉蓋動作を行った場合、本体カバー部材の裏側に設けられた突起部が前記係合部に当接し、本体カバー部材の閉蓋動作が本体カバー部材の閉蓋動作が完了する手前で規制される
    ことを特徴とする画像形成装置。
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