JP2017129811A - 画像形成装置 - Google Patents

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史朗 赤間
遠藤 剛
Takeshi Endo
剛 遠藤
祐太 植田
Yuta Ueda
祐太 植田
咲恵 樋口
Sakie Higuchi
咲恵 樋口
勤 大沢
Tsutomu Osawa
勤 大沢
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Abstract

【課題】カバー部材を介して情報記録媒体と認証装置との間で正常な情報のやり取りがおこなわれない不具合が確実に軽減される、画像形成装置を提供する。【解決手段】設置部40に設置された認証装置50を露呈させないように覆うカバー部材45が設けられている。そして、カバー部材45は、設置部40に設置された認証装置50の認証装置本体51に対向する対向主部45aが、対向主部45aを介して認証装置本体51に対向されるICカード100(情報記録媒体)と認証装置本体51との間で情報のやり取りをおこなえるように形成されるとともに、その他の部分(対向従部45b)とは異なる部分として認識可能に形成されている。【選択図】図3

Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機等の画像形成装置において、ICカードなどの情報記録媒体に格納された情報を読み取る認証装置を着脱可能に設置できるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1における画像形成装置には、画像形成装置本体の外装部の一部に、認証装置が着脱可能に載置される設置部(凹部)が設けられている。そして、設置部において認証装置のケーブルが接続されて載置された状態で、ケーブルを含めて認証装置を露呈させないようにカバー部材(蓋部材)が覆設される。そして、ユーザーによってカバー部材の上から認証装置に対向するように情報記録媒体がかざされると、カバー部材を介して情報記録媒体と認証装置(画像形成装置本体)との間で情報のやり取りがされることになる。
特許文献1の画像形成装置は、認証装置が外部に露呈することなくカバー部材(蓋部材)によって覆われているために、認証装置を設置することによって美観が損なわれる不具合を防止する効果や、ユーザーが誤って認証装置に触れてしまって認証装置のケーブルが外れてしまう不具合を防止する効果、などが大いに期待できる。
しかし、カバー部材においてユーザーが情報記録媒体をかざすことができる対向面には、認証装置の本体(認証装置本体)に対向する範囲の他に、認証装置のケーブルに対向する範囲なども含まれてしまっていた。そのため、ユーザーが認証装置本体に対向する範囲で情報記録媒体をかざした場合には、情報記録媒体と認証装置(画像形成装置本体)との間で正常な情報のやり取りがおこなわれるのに対して、ユーザーが認証装置本体に対向する範囲とは異なる範囲やズレた範囲で情報記録媒体をかざした場合には、情報記録媒体と認証装置(画像形成装置本体)との間で正常な情報のやり取りがおこなわれない可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、カバー部材を介して情報記録媒体と認証装置との間で正常な情報のやり取りがおこなわれない不具合が確実に軽減される、画像形成装置を提供することにある。
この発明における画像形成装置は、認証装置が着脱可能に設置される設置部と、前記設置部に設置された前記認証装置を露呈させないように覆うカバー部材と、を備え、前記カバー部材は、前記設置部に設置された前記認証装置の認証装置本体に対向する対向主部が、当該対向主部を介して前記認証装置本体に対向される情報記録媒体と前記認証装置本体との間で情報のやり取りをおこなえるように形成されるとともに、その他の部分とは異なる部分として認識可能に形成されたものである。
本発明によれば、カバー部材を介して情報記録媒体と認証装置との間で正常な情報のやり取りがおこなわれない不具合が確実に軽減される、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 画像形成装置の外観を示す斜視図である。 画像形成装置の要部を拡大して示す斜視図である。 設置部に認証装置が設置された状態を示す断面図である。 カバー部材を示す上面図である。 設置部にカバー部材が設置された状態を示す斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、画像形成装置における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機、3は原稿セット部3a(原稿台)にセットされた原稿を原稿読込部4に搬送して原稿排出部3bに排出する原稿搬送部、4は原稿の画像情報を読み込む原稿読込部、5は画像が形成された後の記録媒体Pが画像形成装置本体1から排紙されて排紙面5a上に載置(スタック)される胴内排紙部(胴内開放部)、6は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、7は転写紙等の記録媒体Pが収納される給紙部(給紙カセット)、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する2次転写ローラ、20は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着部、28は各作像部10Y、10M、10C、10BKの現像部に各色のトナーを補給するためのトナー容器、30は画像形成装置1における種々の操作をユーザーが入力したり種々の情報を確認したりするためのタッチパネル方式の操作パネル、40は認証装置50を着脱可能に設置するための設置部、45は設置部40に設置された認証装置50を覆うカバー部材、を示す。
図1に示すように、画像形成装置本体1の内部において、4つの作像部10Y、10M、10C、10BKは、中間転写ベルト17に対向するように並設されている。また、中間転写ベルト17は、駆動部によって、所定方向(図1の矢印方向であって、反時計方向である。)に走行するように構成されている。
図1等を参照して、原稿排出部3bは、画像形成装置本体1の上方に設けられていて、原稿搬送部3(画像形成装置本体1)から排出された原稿が載置される。
また、原稿セット部3a(原稿台)は、画像形成装置本体1の上方において原稿搬送部3の原稿送入口から側方に向けて突出するように形成されていて、そのセット面が上方に露呈するように形成されている。
図2、図3等を参照して、操作パネル30は、画像形成装置本体1の前面において、パネル面の向きを前向きから上向きの範囲で可変できるように搖動アームを介して回動可能に保持されている。
なお、操作パネル30の近傍には、認証装置50を設置するための設置部40が設けられているが、これについては後で詳しく説明する。
以下、図1を参照して、画像形成装置1における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。
まず、原稿セット部3a(原稿台)にセットされた原稿は、給送ローラによって原稿搬送部3の内部に送入されると、搬送ローラによって搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス上を通過する。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス上を通過する原稿の画像情報が光学的に読み取られる。
その後、原稿読込部4の位置で画像情報が読み取られた後の原稿は、搬送ローラによって搬送されて、原稿搬送部3の排出口から排出されて、原稿排出部3bの排出面上に載置(スタック)される。
一方、原稿読込部4で読み取られたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部6に送信される。そして、書込み部6からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する作像部10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム11上に向けて照射される。
一方、各作像部10Y、10M、10C、10Bの感光体ドラム11は、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11の表面は、帯電ローラとの対向位置で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム11上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11の表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部6において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラーに入射して反射した後に、複数のレンズを透過する。複数のレンズを透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の作像部10Yの感光体ドラム11の表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11の回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電ローラにて帯電された後の感光体ドラム11上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分のレーザ光は、紙面左から2番目の作像部10Mの感光体ドラム11の表面に照射されて、マゼンタ成分の静電潜像が形成される。シアン成分に対応したレーザ光は、紙面左から3番目の作像部10Cの感光体ドラム11の表面に照射されて、シアン成分に対応した静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の作像部10BKの感光体ドラム11の表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11の表面は、それぞれ、現像部との対向位置に達する。そして、各現像部から感光体ドラム11上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11上の潜像が現像される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11の表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ14が設置されている。そして、1次転写ローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
そして、第1転写工程後の感光体ドラム11の表面は、それぞれ、クリーニング部との対向位置に達する。そして、クリーニング部で、感光体ドラム11上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
その後、感光体ドラム11の表面は、除電部の位置を通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11上の各色の画像が重ねて転写された中間転写ベルト17の表面は、図中の矢印方向に走行して、2次転写ローラ18の位置に達する。そして、2次転写ローラ18の位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上のフルカラーの画像が2次転写される(第2転写工程である。)。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング部の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部に回収されて、中間転写ベルト17上の一連の転写プロセスが完了する。
ここで、2次転写ローラ18位置の記録媒体Pは、給紙部7から搬送ガイド、レジストローラ19等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ19(タイミングローラ)に導かれる。レジストローラ19に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト17上のトナー像とタイミングを合わせて、2次転写ローラ18の位置に向けて搬送される。
その後、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、定着部20に導かれる。定着部20では、定着ローラと加圧ローラとのニップにて、カラー画像が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ29によって装置外に出力画像として排出された後に、胴内排紙部5の排紙面5a上にスタックされて、一連の画像形成プロセスが完了する。
以下、本実施の形態における画像形成装置1において、特徴的な構成・動作について詳述する。
図1〜図3等を参照して、本実施の形態における画像形成装置1には、認証装置50が着脱可能に設置される設置部40が設けられている。詳しくは、設置部40は、画像形成装置本体1の外装部(樹脂材料からなる外装カバーである。)の一部であって、操作パネル30の近傍において認証装置50が上方から載置されるように形成されている。設置部40は、その周囲が壁部で囲まれた略四角形の凹部であって、その内部に認証装置50が載置される。
認証装置50は、公知のものであって、箱型の認証装置本体51にケーブル52が接続されている。認証装置本体51の内部には、情報記録媒体としてのICカード100(図1を参照できる。)に格納された情報を読み取るための電子部品などが収納されている。箱型の認証装置本体51の表面(設置部40に載置した状態での上面である。)は、ICカード100の情報を読み取るための読取面として機能する。
図3、図4を参照して、認証装置50のケーブル52は、設置部40に内設されたコネクタ49に接続される。コネクタ49は、画像形成装置本体1の外装部に覆われるように配置された中継ケーブル48に接続されている。中継ケーブル48は、操作パネル30に内設された電子基板35に接続されている。
このような構成により、公知のものとほぼ同様に、認証装置50によって読み取られたICカード100の情報が、ケーブル52、コネクタ49、中継ケーブル48、電子基板35を介して、操作パネル30(画像形成装置本体1)の制御部に伝えられたり、逆のルートにより操作パネル30(画像形成装置本体1)の側からICカード100に情報が伝えられたりすることになる。
ここで、本実施の形態における画像形成装置1には、設置部40に設置された認証装置50を露呈させないように覆うカバー部材45が、設置部40に対してパッチン止めなどによって着脱可能に設置されている。カバー部材45は、樹脂材料からなる蓋状部材であって、設置部40の壁部に嵌合して設置部40とともに認証装置50が内設される略密閉空間を形成するように構成されている。
そして、図1に示すように、ユーザーがICカード100(情報記録媒体)をカバー部材45の上から認証装置50に対向するようにかざすことで、カバー部材45を介してICカード100と認証装置50(画像形成装置本体1)との間で情報のやり取りがされることになる。
このように、本実施の形態では、認証装置50が外部に露呈することなくカバー部材45によって覆われているために、認証装置50を設置することによって美観が損なわれる不具合が防止されるとともに、ユーザーが誤って認証装置50に触れてしまって認証装置50のケーブル52が外れてしまう不具合が防止されることになる。
なお、本実施の形態では、画像形成装置1への認証装置50の設置を希望しないユーザーに対しては、後述する標記45a1(図5を参照できる。)が付されたカバー部材45とは異なる目隠し用の蓋部材が、設置部40に設置されることになる。
ここで、図3〜図6等を参照して、本実施の形態において、カバー部材45は、設置部40に設置された認証装置50の認証装置本体51に対向する対向主部45aが、対向主部45aを介して認証装置本体51に対向されるICカード100(情報記録媒体)と認証装置本体51との間で情報のやり取りをおこなえるように形成されるとともに、その他の部分(主として、設置部40に設置された認証装置50のケーブル52に対向する対向従部45bである。)とは異なる部分として認識可能に形成されている。
なお、本実施の形態では、図5等を参照して、上方からみたときに、カバー部材45の上面(対向面)が、主として、対向主部45a(第1対向部)と対向従部45b(第2対向部)とからなっている。
すなわち、カバー部材45の対向主部45aは、ICカード100と認証装置本体51との通信を阻害しない部材で形成されていて、その位置にICカード100が近接されたり接触されたりすることで、ICカード100と認証装置本体51との間で情報のやり取りがおこなわれることになる。
また、カバー部材45の対向主部45aは、ユーザーが一目で、その他の部分とは異なる部分であることを視認できるように形成されている。これにより、ユーザーは、認証装置本体51に対向する範囲とは異なる範囲(例えば、対向従部45bである。)やズレた範囲にICカード100をかざすことなく、認証装置本体51に真直ぐに対向する対向主部45aにてICカード100をかざすことになるため、ICカード100と認証装置50(画像形成装置本体1)との間で正常な情報のやり取りができなくなり、読取不良などの通信不良が生じる不具合を確実に軽減することができる。
さらに詳しくは、本実施の形態において、カバー部材45は、対向主部45aが、その他の部分とは異なる部材で一体的に構成されている。対向主部45aは、その他の部分に比べて肉厚が薄くて質感の異なる樹脂材料(例えば、PC樹脂である。)からなる板状部材であって、肉厚が厚い樹脂材料(例えば、ABS樹脂である。)からなるその他の部分の開口部に嵌め込まれて接合されている。これにより、カバー部材45において、対向主部45aがその他の部分とは明らかに異なる部分であることが、確実に視認されることになる。
また、本実施の形態において、カバー部材45は、対向主部45aが、その他の部分とは異なる色で形成されている。具体的に、対向主部45aは白色で形成されていて、その他の部分は画像形成装置本体1の外装部の色に合わせてクリーム色に形成されている。これにより、カバー部材45において、対向主部45aがその他の部分とは明らかに異なる部分であることが、確実に視認されることになる。
また、図5を参照して、本実施の形態において、カバー部材45は、対向主部45aに、ICカード100(情報記録媒体)を接触又は近接させるための標記45a1が形成されている。具体的に、手に持たれたICカード100がかざされる状態を図示した標記45a1が対向主部45aに描かれている。これにより、カバー部材45において、対向主部45aがICカード100をかざす位置であることが、確実に視認されることになる。
なお、図5を参照して、本実施の形態において、対向主部45aの標記45a1は、その面上に直交する方向からみたときに、その外形が、設置部40に設置された認証装置50の認証装置本体51の外形の範囲内に含まれるように形成されている。これにより、ユーザーは、対向主部45aにおいて認証装置本体51に対して中心からズレることなく真直ぐに対向するようにICカード100をかざすことになるため、ICカード100と認証装置50との間で良好な情報のやり取りがおこなわれることになる。
また、図6等を参照して、本実施の形態において、カバー部材45には、設置部40に設置された認証装置50のケーブル52に対向する対向従部45bと、対向主部45aと、を隔絶する突起部45cが設けられている。これにより、カバー部材45において、対向主部45aが対向従部45bとは明らかに異なる部分であることが確実に視認されることになるとともに、ユーザーがICカード100を対向主部45aの範囲を超えて対向従部45bの範囲に跨ってかざそうとしても、突起部45cが邪魔になってできないことになるため、認証装置50の読取不良などの通信不良が生じる不具合を確実に軽減することができる。
以上説明したように、本実施の形態における画像形成装置1は、設置部40に設置された認証装置50を露呈させないように覆うカバー部材45が設けられている。そして、カバー部材45は、設置部40に設置された認証装置50の認証装置本体51に対向する対向主部45aが、対向主部45aを介して認証装置本体51に対向されるICカード100(情報記録媒体)と認証装置本体51との間で情報のやり取りをおこなえるように形成されるとともに、その他の部分(対向従部45b)とは異なる部分として認識可能に形成されている。
これにより、カバー部材45を介してICカード100と認証装置50との間で正常な情報のやり取りがおこなわれない不具合を確実に軽減することができる。
なお、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷装置などである。)に対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、認証装置50のケーブル52が、コネクタ49、中継ケーブル48を介して操作パネル30の電子基板35に接続されるように構成したが、認証装置50と画像形成装置本体1との通信経路はこれに限定されることなく種々の形態を用いることができる。例えば、ケーブル52と中継ケーブル48とが一体化されていて、画像形成装置本体1側の部材として設置されたものであっても良い。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、認証装置50に一体的に設置されたケーブル52が、画像形成装置本体1側に設置されたコネクタ49(中継ケーブル48が接続されている。)に接続されるように構成した。
これに対して、画像形成装置本体1側に設置されたケーブル(本実施の形態におけるケーブル52、コネクタ49、中継ケーブル48が1つのケーブルとして構成されたものである。)の先端部にコネクタが設けられていて、そのコネクタに認証装置50の端面に形成されたコネクタが接続されるように構成することもできる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。また、そのように構成されたケーブルも、本願においては「認証装置のケーブル」であるものと定義する。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
30 操作パネル、
35 電子基板、
40 設置部、
45 カバー部材、
45a 対向主部(第1対向部)、
45a1 標記、
45b 対向従部(第2対向部)
45c 突起部(仕切り部)、
48 中継ケーブル、
49 コネクタ、
50 認証装置、
51 認証装置本体、
52 ケーブル、
100 ICカード(情報記録媒体)。
特開2014−232305号公報

Claims (7)

  1. 認証装置が着脱可能に設置される設置部と、
    前記設置部に設置された前記認証装置を露呈させないように覆うカバー部材と、
    を備え、
    前記カバー部材は、前記設置部に設置された前記認証装置の認証装置本体に対向する対向主部が、当該対向主部を介して前記認証装置本体に対向される情報記録媒体と前記認証装置本体との間で情報のやり取りをおこなえるように形成されるとともに、その他の部分とは異なる部分として認識可能に形成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記カバー部材は、前記対向主部が、前記その他の部分とは異なる部材で一体的に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カバー部材は、前記対向主部が、前記その他の部分とは異なる色で形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カバー部材は、前記対向主部に、前記情報記録媒体を接触又は近接させるための標記が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記対向主部の前記標記は、その面上に直交する方向からみたときに、その外形が、前記設置部に設置された前記認証装置の前記認証装置本体の外形の範囲内に含まれるように形成されたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記カバー部材は、前記設置部に設置された前記認証装置のケーブルに対向する対向従部と、前記対向主部と、を隔絶する突起部を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記設置部は、画像形成装置本体の外装部の一部であって、操作パネルの近傍において前記認証装置が上方から載置されるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
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