JPH0634027Y2 - 素材分離装置 - Google Patents
素材分離装置Info
- Publication number
- JPH0634027Y2 JPH0634027Y2 JP1987087574U JP8757487U JPH0634027Y2 JP H0634027 Y2 JPH0634027 Y2 JP H0634027Y2 JP 1987087574 U JP1987087574 U JP 1987087574U JP 8757487 U JP8757487 U JP 8757487U JP H0634027 Y2 JPH0634027 Y2 JP H0634027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- cylinder
- fluid pressure
- separating device
- chute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はプレスへ連続的に供給された素材を分離する
素材分離装置に関する。
素材分離装置に関する。
〔従来の技術〕 従来この種の素材分離装置としてプレスのボルスタ側と
スライドの近傍に互に対向するようエアシリンダを設
け、シュートにより連続的に供給された素材をスライド
の上下動とエアシリンダの伸縮動を利用して1個ずつ分
離するようにしたものがすでに使用されている。
スライドの近傍に互に対向するようエアシリンダを設
け、シュートにより連続的に供給された素材をスライド
の上下動とエアシリンダの伸縮動を利用して1個ずつ分
離するようにしたものがすでに使用されている。
しかし上記従来の素材供給装置では、スライドの近傍に
設けられたエアシリンダに、エアを供給するための配管
を設けなければならず、装置が大掛りになると共に、フ
ィンガとの干渉を避けるためにストロークの長いエアシ
リンダを必要とし、それだけ作動時間も長くなるなどの
不具合もあった。
設けられたエアシリンダに、エアを供給するための配管
を設けなければならず、装置が大掛りになると共に、フ
ィンガとの干渉を避けるためにストロークの長いエアシ
リンダを必要とし、それだけ作動時間も長くなるなどの
不具合もあった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、プレス本体の素材搬入側に、シュートより連続的に
落下される素材を1個ずつ分離する素材分離装置を設け
たものにおいて、上記プレス本体のボルスタ側に、スラ
イドに同期させて昇降ピンを上下動させる流体圧シリン
ダを設けると共に、スライド側には圧縮ばねにより下方
へ付勢されたピストン杆を有するばねシリンダを設け、
ピストン杆の先端に、上記昇降ピンとの間で素材をクラ
ンプするパッドを設けたことにより、ボルスタ側に設け
た流体圧力にばねシリンダを追従させて素材の分離を行
うようにした素材分離装置を提供しようとするものであ
る。
で、プレス本体の素材搬入側に、シュートより連続的に
落下される素材を1個ずつ分離する素材分離装置を設け
たものにおいて、上記プレス本体のボルスタ側に、スラ
イドに同期させて昇降ピンを上下動させる流体圧シリン
ダを設けると共に、スライド側には圧縮ばねにより下方
へ付勢されたピストン杆を有するばねシリンダを設け、
ピストン杆の先端に、上記昇降ピンとの間で素材をクラ
ンプするパッドを設けたことにより、ボルスタ側に設け
た流体圧力にばねシリンダを追従させて素材の分離を行
うようにした素材分離装置を提供しようとするものであ
る。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1はプレス本体で、ボルスタ2上に下型3が
設置されていると共に、ボルスタ2の上方に上下動自在
に設けられたスライド4の下面に上型5が取付けられて
いる。
設置されていると共に、ボルスタ2の上方に上下動自在
に設けられたスライド4の下面に上型5が取付けられて
いる。
6は上記プレス本体1の素材搬入側に設置されたシュー
トで、このシュート6により素材7が連続的に供給され
るようになっていると共に、シュート6の最下端にこの
考案の素材分離装置8が設けられている。素材分離装置
8は第2図に示すようにベッド1a上に立設されたブラケ
ット9に上下動自在に支承された昇降ピン10を有してい
る。上記昇降ピン10はシュート6より落下してブラケツ
ト9上方に設けられたストッパ11により停止された素材
7の下方に位置していて、ブラケツト9に固定されたエ
アシリンダなどの流体圧シリンダ12のピストン杆12aに
下端側が球軸受け13を介して接続されており、流体圧シ
リンダ12により上下動されるようになっている。
トで、このシュート6により素材7が連続的に供給され
るようになっていると共に、シュート6の最下端にこの
考案の素材分離装置8が設けられている。素材分離装置
8は第2図に示すようにベッド1a上に立設されたブラケ
ット9に上下動自在に支承された昇降ピン10を有してい
る。上記昇降ピン10はシュート6より落下してブラケツ
ト9上方に設けられたストッパ11により停止された素材
7の下方に位置していて、ブラケツト9に固定されたエ
アシリンダなどの流体圧シリンダ12のピストン杆12aに
下端側が球軸受け13を介して接続されており、流体圧シ
リンダ12により上下動されるようになっている。
また上記昇降ピン10の上方には、スライド4の下面より
突設されたブラケット14に固着されてばねシリンダ15が
設けれている。
突設されたブラケット14に固着されてばねシリンダ15が
設けれている。
上記ばねシリンダ15はシリンダ15a内に収容された圧縮
ばね15bにより下方へ付勢されたピストン15cを有してい
ると共に、ピストン15cより下方へ向けて突出されたピ
ストン杆15dの先端には、上記昇降ピン10との間で素材
7の1個をクランプするパッド16が高さ調整自在に螺装
されている。なお17はパッド16を調整位置に固定するロ
ックナットである。
ばね15bにより下方へ付勢されたピストン15cを有してい
ると共に、ピストン15cより下方へ向けて突出されたピ
ストン杆15dの先端には、上記昇降ピン10との間で素材
7の1個をクランプするパッド16が高さ調整自在に螺装
されている。なお17はパッド16を調整位置に固定するロ
ックナットである。
次に上記構成された素材分離装置の作用を説明すると、
シュート6を落下した素材7はストッパ11により昇降ピ
ン10の直上で第3図(a)に示すように停止され、この
状態でスライド4が下降すると、スライド4側に設けら
れたばねシリンダ15先端のパッド16が第3図(b)に示
すように素材7を上方より押圧して昇降ピン10との間で
素材7をクランプする。スライド4が下死点に達して上
昇を開始すると、図示しないエアー源より流体圧シリン
ダ12のボトム側へエアが供給されて、流体圧シリンダ12
のピストン杆12aが押上げられ、スライド4の上昇とと
もに昇降ピン10とパッド16の間にクランプされた素材7
が第3図(c)に示すように上昇される。
シュート6を落下した素材7はストッパ11により昇降ピ
ン10の直上で第3図(a)に示すように停止され、この
状態でスライド4が下降すると、スライド4側に設けら
れたばねシリンダ15先端のパッド16が第3図(b)に示
すように素材7を上方より押圧して昇降ピン10との間で
素材7をクランプする。スライド4が下死点に達して上
昇を開始すると、図示しないエアー源より流体圧シリン
ダ12のボトム側へエアが供給されて、流体圧シリンダ12
のピストン杆12aが押上げられ、スライド4の上昇とと
もに昇降ピン10とパッド16の間にクランプされた素材7
が第3図(c)に示すように上昇される。
このときスライド4の上昇速度より流体圧シリンダ12に
よる昇降ピン10の上昇速度を早くして、素材7がクラン
プされずに飛び出すのを防止している。
よる昇降ピン10の上昇速度を早くして、素材7がクラン
プされずに飛び出すのを防止している。
そして流体圧シリンダ12がストロークエンドに達したと
ころで、昇降ピン10の上昇が停止されて、素材7は昇降
ピン10上に保持されると共に、パッド16はスライド4の
上昇とともに第3図(d)に示すように上昇されて素材
7のクランプを開放する。その後図示しないフィーダが
昇降ピン10上の素材7をクランプしてプレス本体1の加
工位置へ搬入すると共に、素材7の持ち去られた昇降ピ
ン10は流体圧シリンダ12により第3図(a)に示す位置
まで下降されて次の素材分離のために待機する。
ころで、昇降ピン10の上昇が停止されて、素材7は昇降
ピン10上に保持されると共に、パッド16はスライド4の
上昇とともに第3図(d)に示すように上昇されて素材
7のクランプを開放する。その後図示しないフィーダが
昇降ピン10上の素材7をクランプしてプレス本体1の加
工位置へ搬入すると共に、素材7の持ち去られた昇降ピ
ン10は流体圧シリンダ12により第3図(a)に示す位置
まで下降されて次の素材分離のために待機する。
以下上記動作を繰返すことにより、シュート6より連続
的に供給される素材7を分離するものである。
的に供給される素材7を分離するものである。
この考案は以上詳述したように、スライド側のシリンダ
をばねシリンダとしてボルスタ側の流体圧シリンダの動
作に追従するようにしたことから、従来のスライド側も
流体圧シリンダにした素材分離装置に比べてスライド側
の流体圧シリンダへの配管が省略できるため装置が簡素
化されると共に、分離時間も少なくできる。また流体圧
シリンダのみを速度制御すればよいことから、従来の上
下のエアシリンダを同期させて速度制御させるものに比
べて、制御が格段に容易になると共に、スライドのスト
ロークが利用できるため、スライドに取付けられたばね
シリンダにストロークの小さなシリンダが使用でき経済
的である。
をばねシリンダとしてボルスタ側の流体圧シリンダの動
作に追従するようにしたことから、従来のスライド側も
流体圧シリンダにした素材分離装置に比べてスライド側
の流体圧シリンダへの配管が省略できるため装置が簡素
化されると共に、分離時間も少なくできる。また流体圧
シリンダのみを速度制御すればよいことから、従来の上
下のエアシリンダを同期させて速度制御させるものに比
べて、制御が格段に容易になると共に、スライドのスト
ロークが利用できるため、スライドに取付けられたばね
シリンダにストロークの小さなシリンダが使用でき経済
的である。
さらにボルスタ近傍とスライドの間に分離装置を設けた
ことから、金型を交換しても分離装置はそのまま使用で
きるため汎用性が高いと共に、金型交換の際ダイハイト
量が変化しても、圧縮ばねがこれを吸収するため、ダイ
ハイト調整毎にシリンダの高さを調整するなどの煩雑な
作業も必要としない。
ことから、金型を交換しても分離装置はそのまま使用で
きるため汎用性が高いと共に、金型交換の際ダイハイト
量が変化しても、圧縮ばねがこれを吸収するため、ダイ
ハイト調整毎にシリンダの高さを調整するなどの煩雑な
作業も必要としない。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は正面図、第
2図は要部の拡大図、第3図(a)ないし(d)は……
…作用説明図である。 1はプレス本体、2はボルスタ、4はスライド、6はシ
ュート、7は素材、10は昇降ピン、12は流体圧シリン
ダ、15はばねシリンダ、15dはピストン杆、16はパッ
ド。
2図は要部の拡大図、第3図(a)ないし(d)は……
…作用説明図である。 1はプレス本体、2はボルスタ、4はスライド、6はシ
ュート、7は素材、10は昇降ピン、12は流体圧シリン
ダ、15はばねシリンダ、15dはピストン杆、16はパッ
ド。
Claims (1)
- 【請求項1】プレス本体1の素材搬入側に、シュート6
より連続的に落下される素材7を1個ずつ分離する素材
分離装置を設けたものにおいて、上記プレス本体1のボ
ルスタ2側に、スライド4に同期させて昇降ピン10を上
下動させる流体圧シリンダ12を設けると共に、スライド
4側には圧縮ばね15bにより下方へ付勢されたピストン
杆15dを有するばねシリンダ15を設け、ピストン杆15dの
先端に、上記昇降ピン10との間で素材7をクランプする
パッド16を設けてなる素材分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987087574U JPH0634027Y2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 素材分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987087574U JPH0634027Y2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 素材分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6449332U JPS6449332U (ja) | 1989-03-27 |
JPH0634027Y2 true JPH0634027Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31312178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987087574U Expired - Lifetime JPH0634027Y2 (ja) | 1987-06-08 | 1987-06-08 | 素材分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634027Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223740Y2 (ja) * | 1971-05-18 | 1977-05-30 | ||
JPS6232659Y2 (ja) * | 1981-04-24 | 1987-08-21 |
-
1987
- 1987-06-08 JP JP1987087574U patent/JPH0634027Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6449332U (ja) | 1989-03-27 |
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