JPH06338953A - 公衆回線取次装置 - Google Patents

公衆回線取次装置

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JPH06338953A
JPH06338953A JP12918993A JP12918993A JPH06338953A JP H06338953 A JPH06338953 A JP H06338953A JP 12918993 A JP12918993 A JP 12918993A JP 12918993 A JP12918993 A JP 12918993A JP H06338953 A JPH06338953 A JP H06338953A
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JP
Japan
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JP12918993A
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English (en)
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Yoshio Fujiwara
与志雄 藤原
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SANYOO KOSAN KK
Original Assignee
SANYOO KOSAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発信側からの連絡を確実に受けられ、かつ受
信側の都合で通信を行うことができる公衆回線取次装置
を提供すること。 【構成】 公衆回線10上の取次装置11に、加入者のデー
タを加入者データ記録手段21に記録する登録手段23、第
三者からの呼出し通信のデータを呼出しデータ記録手段
22に記録する受付手段24、呼出しデータがある事を加入
者に通知する通知手段25と、呼出しデータの内容を加入
者に報告する報告手段26とを設ける。 【効果】 第三者からの通信は取次装置で受けられ、そ
の通知が加入者に送られるので、加入者は第三者からの
通信に直接出る必要がなくなり、都合のよい時に適宜選
択して第三者との通信を行うことができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公衆回線取次装置に関
し、音声や画像その他の情報通信を行う電話回線やデー
タ通信回線の呼出し代理応答に利用できる。
【0002】
【背景技術】近年の通信手段の発達および普及はめざま
しいものがある。例えば、電話は日常生活の上で欠かせ
ないものとなっており、電話回線はファクシミリ等の画
像通信手段としても利用されている。また、近年ではデ
ィジタルデータを送受信するデータ通信回線も整備さ
れ、コンピュータ間の通信として業務分野を中心に普及
するに至っている。
【0003】これらの通信回線は公衆回線サービスとし
て提供されており、通信相手の回線番号を呼び出すこと
で、誰もが何時でも所望の相手と通信することができ
る。このめに、公衆回線上の通信は、専ら発信側の操作
で開始されるようになっており、各利用者の回線は公衆
回線上に公開されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
な公衆回線においては、一般に発信側からの呼出しで通
信が開始されるようになっており、種々の不都合が避け
られなかった。例えば、電話においては、受信側はその
都合に拘らず否応なしに応答を強要され、自動車運転中
に移動電話を受けなければならないと運転操作が疎かに
なったり、深夜に電話が掛かった場合には呼出し音が騒
音になる等の問題がある。
【0005】また、匿名の第三者からのいたずら電話等
の問題があるほか、受信側の応対を聞いて女性と確認し
たうえでのいたずら電話など、受信側のプライバシー侵
害等の問題も生じている。これに対し、留守番電話機の
利用等も図られているが、応対は保留されるものの、い
たずらメッセージを録音されるなど、やはり不都合があ
る。
【0006】また、電話帳掲載を省略し、あるいは番号
を変更し、その番号を知る人を限定課する等の対策も取
られているが、このような対策は誰からでも通信ができ
るという公衆回線の利点を損なうことになる。さらに、
公衆回線上に公開された回線番号である以上、無作為の
番号選択によるいたずら電話等には対処できないという
問題があった。
【0007】本発明の目的は、発信側からの連絡を確実
に受けられ、かつ受信側の都合で通信を行うことができ
る公衆回線取次装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定の加入者
に対する不特定の第三者からの通信を公衆回線上の取次
装置で受けて一旦保留し、受信側への取次ぎを行うこと
で受信側からの折り返し通信が行えるようにするもので
ある。具体的には、加入者の登録を受けて当該加入者の
識別番号を含む加入者データを加入者データ記録手段に
記録する登録手段と、第三者からの呼出し通信を受けて
指定された加入者の識別番号および当該第三者の公衆回
線上の回線番号を含む呼出しデータを呼出しデータ記録
手段に記録する受付手段と、前記加入者からの問い合わ
せを受けて前記呼出しデータ記録手段に記録された当該
加入者の識別番号を含む呼出しデータを報告する報告手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、前記加入者データは加入者の暗証番
号を含み、前記登録手段による登録または前記報告手段
による報告に先立って入力された暗証番号と前記加入者
データに含まれた暗証番号とを照合する照合手段を含む
ことを特徴とする。さらに、前記加入者データは加入者
の通知先情報を含み、前記第三者に指定された識別番号
を含む加入者データを前記加入者データ記録手段から検
索して当該加入者データに含まれる通知先情報宛に通知
を出す通知手段を備えていることを特徴とする。また、
前記通知先情報は加入者の公衆回線上の回線番号である
ことを特徴とする。そして、前記識別番号は加入者の公
衆回線上の回線番号であり、前記公衆回線上の当該加入
者の回線番号宛の通信が転送されるように設定されてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作 用】このような本発明においては、加入者は、予
め本装置に自らの加入者データを登録しておく。これら
の登録は登録手段および加入者データ記録手段により記
録保持される。そして、第三者に本装置の公衆回線上の
回線番号および本装置における自分の識別番号を知らせ
ておく。第三者が加入者と通信を行いたい場合、第三者
は先ず本装置に通信を行い、通信したい加入者の識別番
号および自らの回線番号を入力する。これらの入力は受
付手段および呼出しデータ記録手段により記録保持され
る。
【0011】加入者は、本装置に問い合わせを行って自
分の識別番号に該当する呼出しデータを確認し、適宜選
択したうえ必要と思われる第三者の回線番号宛に折り返
し通信を行う。これにより、第三者からの通信に応じ
て、加入者が都合のよい時に折り返し通信を行うことが
できるようになる。
【0012】ここで、本装置に通知手段があれば、第三
者からの通信の都度加入者に通知し、着信後すぐに問い
合わせおよび折り返し通信を行うように加入者を促すこ
とが可能である。特に、加入者データ記録手段に加入者
の回線番号を登録しておけば、公衆回線により通知がで
き、そのまま問合わせないし折り返し通信を行うことが
可能である。
【0013】さらに、加入者データ記録手段に暗証番号
を設定し、問い合わせ時に暗証番号の照合により加入者
本人を確認することで、通信の秘密保持等が可能とな
る。そして、第三者が呼び出す加入者を指定するための
識別番号として加入者の公衆回線番号を用い、当該回線
番号への通信が本装置に転送されるようにしておけば、
特別な識別番号等を用いることなく、加入者への通信は
全て本装置で自動的に取次がれることになる。これらに
より、発信側からの通信を確実に受けるとともに、受信
側の都合に応じて通信を開始することが可能となり、前
記目的が達成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、本実施例は電話用の公衆回線10
を対象とするものである。公衆回線10には、本発明に係
る公衆回線取次装置11、複数の加入者電話12、および複
数の第三者電話13が接続され、各々には回線上で各々を
識別するために特定の回線番号CL,RL,TLが付与されてい
る。
【0015】公衆回線取次装置11は、回線接続手段20を
備えるとともに、加入者データ記録手段21、呼出しデー
タ記録手段22、登録手段23、受付手段24、通知手段25、
報告手段26、照合手段27、音声合成手段28を備えてい
る。回線接続手段20は、公衆回線10との通信を行うもの
であり、トーン信号 (プッシュホンのボタン信号) によ
る入力を受けて各手段23〜27の起動ないし各手段23〜27
への入力処理を行うものである。
【0016】加入者データ記録手段21は、加入者に関す
るデータを記録保持するものであり、加入者の識別番号
RI、回線番号RL、暗証番号RCが加入者毎の加入者データ
RD1,RD2,RD3...として複数記録される。識別番号RIは、
公衆回線取次装置11において加入者を識別するために公
衆回線取次装置11に対する登録操作時に付与される番号
である。回線番号RLは、公衆回線10で加入者電話12に付
与されている番号である。暗証番号RCは、公衆回線取次
装置11において加入者が問い合わせ等を行う際に本人で
あることを確認するためのものであり、加入者が登録時
等に任意に設定できるものである。
【0017】呼出しデータ記録手段22は、第三者からの
呼出し通信に関するデータを記録保持するものであり、
呼出し対象に指定された加入者の識別番号RI、発信元の
第三者の回線番号TL、第三者の識別番号TCが通信毎の呼
出しデータCD1,CD2,CD3...として複数記録される。識別
番号RIは、前述した通りの公衆回線10上の加入者電話12
の番号であり、加入者から第三者に連絡もしくは公開に
より知らされ、第三者は当該番号の指定により通信を希
望する相手を指定する。回線番号TLは、公衆回線10で加
入者電話12に付与されている番号である。識別番号TC
は、加入者が折り返し通信を行う際に第三者が特定の者
であるであるか否か等を確認するためのものであり、加
入者が予め特定の第三者等に知らせておくものである。
【0018】登録手段23は、加入者が公衆回線取次装置
11に電話を掛けて「登録」の処理番号を入力した際に起
動され、照合手段27による暗証番号入力確認を経た後、
新規登録であれば加入者の回線番号RL、暗証番号RCの入
力を受付けるとともに未使用の識別番号RIを選択し、変
更であれば各番号RL,RC,RIの再入力を受付け、これらの
各項目を一件の加入者データRDn として加入者データ記
録手段21に記録するものである。
【0019】受付手段24は、第三者が公衆回線取次装置
11に電話を掛けた際に起動され、通信を希望する加入者
の識別番号RI、自らの回線番号TL、適宜な識別番号TCの
入力を受付け、入力された内容の呼出しデータCDn を呼
出しデータ記録手段22に作成するものである。
【0020】通知手段25は、定期的に呼出しデータ記録
手段22を検査して呼出しデータCDnがある場合、もしく
は第三者からの呼出し通信があった際に起動され、呼出
しデータ記録手段22に記録されている呼出しデータCDn
の各々を読み出し、当該データに記録された識別番号RI
に相当する加入者データRDn を加入者データ記録手段21
から検索し、該当する加入者の回線番号RLに対して通信
を行い、当該加入者宛の通信がある旨を通知するもので
ある。
【0021】報告手段26は、加入者が公衆回線取次装置
11に電話を掛けて「報告」の処理番号を入力した際に起
動され、照合手段27による暗証番号入力確認を経た後、
呼出しデータ記録手段22に記録されている呼出しデータ
CDn の中から当該加入者の識別番号RIを含むものを (複
数あれば順次) 読み出して報告するものである。
【0022】照合手段27は、登録手段23および報告手段
26により起動され、加入者による暗証番号の入力を受け
るとともに、この暗証番号と加入者データ記録手段21に
記録された当該加入者の加入者データRDn に含まれる暗
証番号RSとを照合し、加入者本人であることを確認する
ものであり、暗証番号が一致すれば処理を続行させる
が、一致しなければ以降の処理を中止させる。
【0023】音声合成手段28は、先に述べた各手段23〜
27による加入者または第三者への入力操作案内、通知手
段25による通知、報告手段26による報告等を合成音声ア
ナウンスによって行うものであり、各手段23〜27から送
られる出力用データを対応する合成音声に変換して送信
するものである。
【0024】このような本実施例においては、次のよう
な手順で加入者電話12と第三者電話13との間の通信の取
次ぎが行われる(図2参照)。加入者は、先ず取次装置
11に登録の手続を行う (手続P1) 。具体的には、取次装
置11に電話を掛け、音声アナウンスに従って電話機のボ
タン操作を行い、登録手段23を呼出し、自分の回線番号
RL、暗証番号RCを入力するとともに、識別番号RIの指定
を受ける。各項目は加入者データ記録手段21に記録され
る。
【0025】登録が済んだら、加入者は適宜第三者に連
絡しておく (手続P2) 。加入者は、登録された識別番号
RIと取次装置11の回線番号CLとを、必要と思われる第三
者に連絡する。この際、第三者を特定するための識別番
号TCを決めておく。なお、第三者を限定しないのであれ
ば番号リスト等に公開してもよい。
【0026】第三者は、加入者と通話したい場合、先ず
取次装置11に対して呼出し通信を行う (手続P3) 。具体
的には、取次装置11に電話を掛け、音声アナウンスに従
って電話機のボタン操作を行い、受付手段24を呼出し、
通話したい加入者の識別番号RI、自分の回線番号RL、識
別番号RCを入力し、電話を切って待機する。各項目は呼
出しデータ記録手段22に記録される。
【0027】第三者からの呼出し通信があると、取次装
置11は呼出し対象の加入者に通知する (手続P4) 。すな
わち、通知手段25は、第三者が入力した加入者の識別番
号RIを加入者データ記録手段21から検索し、当該加入者
の回線番号RLを調べてこの番号に電話を掛け、音声アナ
ウンスで呼出し通信があったことを通知する。
【0028】呼出し通信があった旨の通知を受けた加入
者は、取次装置11に問い合わせ通信を行う (手続P5) 。
具体的には、取次装置11に電話を掛け、音声アナウンス
に従って電話機のボタン操作を行い、報告手段26を呼出
し、予め登録済みの暗証番号RSを入力する。この暗証番
号RSが照合手段27で照合の結果正しければ、報告手段26
は呼出しデータ記録手段22に記録されている当該加入者
宛の呼出し通信で入力された第三者の回線番号TL、識別
番号TIを音声アナウンスにより報告する (手続P6) 。
【0029】呼出し通信の報告を受けた加入者は、必要
に応じて第三者への折り返し通信を行う (手続P7) 。こ
こで、第三者への折り返し通信は、加入者の都合のよい
時間に行えばよい。また、第三者の回線番号TLおよび識
別番号TIから、通話が必要な相手か否かを考慮して通話
をするか、しないかを選択すればよい。折り返し通信
は、第三者の回線番号TLに電話を掛けることで行われ
る。
【0030】このような本実施例によれば、次に示すよ
うな効果がある。すなわち、第三者からの電話呼出しは
取次装置11に対して行われ、加入者電話12に対して直接
行われることがないため、加入者の都合の悪い時に電話
が掛かる等の不都合を解消できる。そして、呼出した第
三者の回線番号TLおよび識別番号TIを考慮して折り返し
通信を選択することができるため、話したくない相手と
の通話やいたずら電話等を解消することができる。さら
に、取次装置11への第三者からの呼出し通信は、取次装
置11により加入者に通知ないし報告されるため、必要な
通話ができなくなる等の不都合を生じることがなく、通
信の確実性を確保することができる。
【0031】また、通知は加入者が登録した自分の回線
番号RLに対して行われるとともに、報告に先立って暗証
番号RSの照合を行うため、加入者本人以外が情報を取り
出すことが防止でき、通信に関する秘密保持等を確実に
できる。そして、通知と報告とを別にしたため、例えば
通知がポケットベル等の通話機能がないものに行われた
場合、あるいは自動車電話など急な応答がしにくい状況
で通知が行われた場合でも、別途電話を掛けて報告を聞
くことができる。さらに、前記実施例では報告、あるい
は登録や呼出しの際の操作案内等を合成音声アナウンス
で行うようにしたため、加入者あるいは第三者の利便性
を高めることができる。
【0032】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明は次に述べるような変形等をも含む
ものである。すなわち、前記実施例では呼出し通信の通
知を受けた加入者が、別途問い合わせの電話を掛けて報
告を受けるようにしたが、通話可能な電話機に通知がな
された場合、適宜なボタン操作等をすることでその通話
において続けて報告までが行われるようにしてもよい。
【0033】また、前記実施例では呼出し通信の報告を
受けた加入者が、別途第三者への折り返し通信の電話を
掛けるようにしたが、報告の区切り等において適宜なボ
タン操作等をすることで、取次手段11が該当する第三者
に電話を掛け、加入者との通話が転送されるようにして
もよい。そして、呼出し通信の通知は公衆回線10上の加
入者の電話12に対するものに限らず、他の通信手段によ
るものであってもよい。例えば、電話がかかること自体
を好まない場合には、呼出しリスト等の郵送により通知
を行ってもよい。
【0034】さらに、前記実施例では、加入者を呼び出
すために、第三者が取次装置11に電話を掛けて加入者の
識別番号RIを指定していたが、加入者の回線番号RLを識
別番号とし、公衆回線10において加入者の回線番号RL宛
の第三者からの通話が自動的に取次装置11に転送される
ように設定してもよい。このように設定した場合、第三
者は単に加入者の回線番号RLに電話を掛ければ、自動的
に取次装置11が出て、以降前記実施例と同様な取次ぎが
行われるため、特別な識別番号RIを用いる必要を無くす
ことができ、利用を簡単かつ容易にできる。そして、こ
のような設定をした場合、加入者の回線番号RLに対する
通話は全て取次装置11に転送されるため、無作為選択に
よる番号が偶然加入者の識別番号RLに該当していたずら
電話等が掛かる等の不都合をも完全に回避できる。
【0035】なお、前述のような転送を行う場合におい
て、取次装置11から加入者電話12への通知を公衆回線10
で行う場合、加入者宛の通知が取次装置11に転送される
ことを避けるため、公衆回線10においては取次装置11か
ら加入者宛の通信である時はそのまま加入者宛に接続を
行うように設定することが望ましい。ただし、郵便等に
よる通知、あるいは他の回線等を用いた通知等を行うの
であれば、このような転送時に発信元の確認を行う必要
はない。
【0036】一方、前記実施例では公衆回線10上の電話
通信の取次ぎに本発明を適用した例を説明したが、これ
はファクシミリ等の通信、ISDNやその他のコンピュータ
間のデータ通信回線等に適用してもよい。特に、データ
通信回線等で発信元の回線番号が識別できる場合、呼出
し通信時の第三者の回線番号RLの入力を省略することが
できる。
【0037】さらに、加入者の暗証番号RS、第三者の識
別番号TI等は、秘密保持性の必要等に応じて適宜省略し
てもよく、これに伴って照合手段27等は省略してもよ
い。また、照合手段27や音声合成手段28は既存の機器を
流用すればよく、その他の各手段も既存のハードウェア
ないしは通常のコンピュータ装置においてソウフトウェ
ア的に構成されるもの等を適宜用いて構成すればよい。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
特定の加入者に対する不特定の第三者からの通信を公衆
回線上の取次装置で受けて一旦保留し、受信側への取次
ぎを行うことで受信側からの折り返し通信が行えるた
め、発信側からの連絡を確実に受けられ、かつ受信側の
都合で通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】前記実施例における通信手順を示す模式図。
【符号の説明】
10 公衆回線 11 公衆回線取次装置 12 加入者電話 13 第三者電話 21 加入者データ記録手段 22 呼出しデータ記録手段 23 登録手段 24 受付手段 25 通知手段 26 報告手段 27 照合手段 RD1 〜RD3 加入者データ CD1 〜CD3 呼出しデータ RI 加入者識別番号 RL 加入者回線番号 RS 暗証番号 TI 第三者識別番号 TL 第三者回線番号 CL 公衆回線取次装置回線番号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線に接続されて特定の加入者に対
    する不特定の第三者からの公衆回線による通信を取次仲
    介する公衆回線取次装置であって、 加入者の登録を受けて当該加入者の識別番号を含む加入
    者データを加入者データ記録手段に記録する登録手段
    と、 第三者からの呼出し通信を受けて指定された加入者の識
    別番号および当該第三者の公衆回線上の回線番号を含む
    呼出しデータを呼出しデータ記録手段に記録する受付手
    段と、 前記加入者からの問い合わせを受けて前記呼出しデータ
    記録手段に記録された当該加入者の識別番号を含む呼出
    しデータを報告する報告手段とを備えたことを特徴とす
    る公衆回線取次装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した公衆回線取次装置に
    おいて、前記加入者データは加入者の暗証番号を含み、
    前記登録手段による登録または前記報告手段による報告
    に先立って入力された暗証番号と前記加入者データに含
    まれた暗証番号とを照合する照合手段を含むことを特徴
    とする公衆回線取次装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載した公衆
    回線取次装置において、前記加入者データは加入者の通
    知先情報を含み、前記第三者に指定された識別番号を含
    む加入者データを前記加入者データ記録手段から検索し
    て当該加入者データに含まれる通知先情報宛に通知を出
    す通知手段を備えていることを特徴とする公衆回線取次
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載した公衆回線取次装置に
    おいて、前記加入者の通知先情報は加入者の公衆回線上
    の回線番号であることを特徴とする公衆回線取次装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までの何れかに記
    載した公衆回線取次装置において、前記識別番号は加入
    者の公衆回線上の回線番号であり、前記公衆回線上の当
    該加入者の回線番号宛の通信が転送されるように設定さ
    れていることを特徴とする公衆回線取次装置。
JP12918993A 1993-05-31 1993-05-31 公衆回線取次装置 Withdrawn JPH06338953A (ja)

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JP12918993A JPH06338953A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 公衆回線取次装置

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ID=15003350

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JP (1) JPH06338953A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198739A (ja) * 1996-11-14 1998-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd パーソナル電子決済システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198739A (ja) * 1996-11-14 1998-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd パーソナル電子決済システム

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