JPH0633562Y2 - 磁気テープ駆動装置 - Google Patents

磁気テープ駆動装置

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JPH0633562Y2
JPH0633562Y2 JP9383988U JP9383988U JPH0633562Y2 JP H0633562 Y2 JPH0633562 Y2 JP H0633562Y2 JP 9383988 U JP9383988 U JP 9383988U JP 9383988 U JP9383988 U JP 9383988U JP H0633562 Y2 JPH0633562 Y2 JP H0633562Y2
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JP
Japan
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tape
magnetic tape
supply
reel
air flow
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JP9383988U
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JPH0216444U (ja
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乙也 酒井
久夫 山岸
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンピュータなどの外部記憶装置として用い
られている磁気テープ駆動装置にかかるものであり、特
に、磁気テープのローディング方式の改良に関するもの
である。
[従来の技術] コンピュータなどの外部記憶装置として用いられる磁気
テープ駆動装置としては、オープンリールタイプの磁気
テープを記憶媒体として用いたものが知られている。こ
のタイプの装置では、供給側のテープリールに巻回され
た磁気テープを、空気流によって巻取り側のテープリー
ルに導くことによって、オートローディングが行なわれ
るようになっている。
第4図には、このような従来の磁気テープ駆動装置の例
が示されている。同図において、図示しないモータにて
回転駆動されるリール台900には、供給側のテープリー
ル902が固定されている。このテープリール902に巻回さ
れた磁気テープTAは、送風口904,906,908から矢印で示
すように吹き出された空気流によって送り出され、テー
プ通路910から巻取り側のテープリール912の方向に送ら
れる。
次に、以上のようにして供給側から送り出された磁気テ
ープTAの先端側は、空気流によってテープリール912の
外周に形成されたスリット914に吸い込まれる。この
後、テープガイド916,ガイドローラ918及びキャプスタ
ンローラ920によってガイドされて所定のテープパスが
形成され、ローディングが完了する。
更にその後、ローディングされた磁気テープTAに、テー
プ通路910の途中に配置されたヘッドシールド922と、こ
れに対向する磁気ヘッド924とが各々当接する。
以上の動作により、磁気テープTAのセッティングが終了
し、磁気テープTAは駆動状態におかれることとなる。
[考案が解決しようとする課題] 以上のように、従来の磁気テープ駆動装置では、供給側
のテープリールからテープ先端を空気流によって剥離さ
せるようになっている。
ところで、このローディングにおいて、第5図(A)に
示すように、磁気テープTAがその先端EAからほぐれて良
好にテープ通路910に入る場合と、同図(B)に示すよ
うに、磁気テープTAの端部がループRAとなってほぐれ、
良好にテープ通路910に入らない場合がある。
すなわち、磁気テープTAの剥離は、供給側のテープリー
ル902を時計回り(CW),反時計回り(CCW)に交互に回
転させながら空気流によって行なわれる。この動作にお
いて、まず、位置PA〜PC間に先端EAがある場合は、ルー
プRAが形成されることなく磁気テープTAはテープ通路91
0に入る。
これに対し、テープリール902が反時計回りから時計回
りに変るときであって、磁気テープTAの先端EAが同図
(B)に示す位置PA〜PB間にある場合には、同図に示す
ようにループRAになる。
更に、先端部分に固いローディング用タブが取り付けら
れている磁気テープの場合にかかるループが形成される
と、それをほどくのはなかなか困難である。
しかしながら、磁気テープTAのローディング時間を短縮
するためには、テープ先端EAが位置PA〜PB間にあってル
ープRAとなった場合やローディング用タブの場合でも、
そのループRAがほどけてテープ通路910に入ることが好
ましい。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたもので、磁気テー
プのループを良好に解除して、速やかに確実にそのロー
ディングを行なうことができる磁気テープ駆動装置を提
供することを、その目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、供給側テープリールに巻回された磁気テープ
を、空気供給部より供給され、テープ通路内に形成され
る空気流れによって巻取側テープリールに導いてテープ
ローディングを行なう磁気テープ駆動装置において、 前記磁気テープの先端部分が空気流れによってテープ通
路に導入されたことを検出するエッジ検出手段と、 前記エッジ検出手段の検出結果に基づいて前記空気流れ
を一時的に停止する空気供給停止部と、 前記空気供給停止部の空気供給停止が行われた後、前記
磁気テープの先端部分を供給側テープリール側に送るべ
く前記供給側テープリールに回転方向の反転指令を行な
う制御部とを備えたことを特徴とするものである。
[作用] 本考案によれば、磁気テープがテープ通路内に導入され
ると、空気流が停止される。磁気テープの先端にループ
があるときは、空気流停止とともに、テープ自身の剛性
によってそのループが解除される。
磁気テープは、一度戻されて、その後再び空気流により
巻取側テープリールに送られる。
[実施例] 以下、本考案の実施例について、添付図面を参照しなが
ら説明する。まず、第1図を参照しながら、本考案の実
施例装置の機械的構成部分について、その概要を説明す
る。同図中、(A)には平面図が、(B)には斜視図が
各々示されている。
これら第1図(A),(B)において、磁気テープTAの
供給側のテープリール10は、時計方向,反時計方向に交
互に回転可能となっている。このテープリール10の周囲
には、複数の送風口12,14,16が各々設けられており、矢
印で示すように、空気流が送出されるようになってい
る。
次に、磁気テープTAは、テープ通路18によって巻取り側
のテープリール20に巻き取られるようになっている。そ
して、このテープ通路18には、適宜位置に、磁気ヘッド
22,キャプスタンローラ24,ピンチローラ26,テープガイ
ド28,ガイドローラ30が各々設けられている。
そして、ガイドローラ30は、ガイド32に沿って移動する
ようになっており、ピンチローラ26は、付勢手段34によ
ってキャプスタンローラ24の方に付勢されるようになっ
ている。
更に、かかるテープ通路18には、テープエッジセンサ36
が設けられており、これによって磁気テープTAのエッジ
の検出が行なわれるようになっている。なお、ガイドロ
ーラ30には、いずれもテンションアーム38が接続されて
いる。
次に、本実施例の電気的構成部分について、第2図を参
照しながら説明する。同図において、上述した機械的部
分は、モータ駆動部40によって駆動されるようになって
おり、磁気ヘッド22を中心とするヘッド部42は、ヘッド
駆動部44によって行なわれるようになっている。
次に、上述した送風口12,14,16には、空気供給部46によ
って空気が供給されるようになっており、これと、上述
したテープエッジセンサ36,モータ駆動部40,ヘッド駆動
部44とは、いずれも制御部48に各々接続されている。そ
して、この制御部48には、供給停止部50が設けられてお
り、これによって後述するように空気供給部46の動作の
一時的停止が行なわれるようになっている。
次に、以上のように構成された実施例の動作について、
第3図を参照しながら説明する。
最初に、同図(A)に示すように、供給側のテープリー
ル10が時計方向(矢印FA),反時計方向(矢印FB方向)
に交互に回転しており、送風口12,14,16から矢印FCのよ
うに空気が吹き出している状態にあるとする。
すると、通常であれば、同図(B)に点線で示すよう
に、磁気テープTBが空気流に乗ってその先端からテープ
エッジセンサ36の位置を通過する。しかし、上述した条
件の場合には、磁気テープTAにループRAが生ずる。
すなわち、磁気テープTAは、同図(B)に、二点鎖線TA
1,一点鎖線TA2,実線TA3で示す順に先端が送られて、ル
ープRAが生ずるようになる。
この状態で磁気テープTAがテープ通路18に入ると、同図
(C)に示すように、磁気テープTAの先端EAが空気流に
押されて磁気テープTAの中間部に密着するようになる。
ここで、仮にそのまま供給側のテープリール10を反時計
方向に回転させて磁気テープTAを引き戻したとすると、
同図(C)に点線で示すように、テープ先端EAがループ
RAのまま戻されることとなる。従って、ループRAは解除
されない。
そこで、本実施例では、磁気テープTAが同図(C)に点
線で示したようなループRAの状態で、送風口12,14,16か
らの送風が一時的に停止される。すると、同図(D)に
実線で示すように、磁気テープTA自身の剛性により先端
EAがテープ中間部から離れることとなる。ここで、供給
側のテープリール10が反時計方向に回転すると、同図
(D)に破線で示すようにループRAが解除されることと
なる。
以上の動作について、第2図を参照しながら更に説明す
る。磁気テープTAが空気流によって送られてテープ通路
18に入ろうとすると、これがテープエッジセンサ36によ
って検出される。
この検出結果が制御部48に入力されると、モータ駆動部
40に回転方向反転の指令が行なわれ、供給側のテープリ
ール10が反時計方向に回転するようになる。
このとき、制御部48の供給停止部50によって、空気供給
部46による送風口12,14,16からの送風が一時的に停止さ
れる。
すると、第3図(D)に実線で示したように、磁気テー
プTAのループRAが解除され、テープリール10の回転とと
もに、第3図(D)に点線で示した状態となる。
次に、以上のような空気の供給停止を行なって所定時間
経過後に、すなわち第3図(D)に点線で示した状態と
なった後に、供給停止部50による空気の供給停止が解除
され、空気供給部46による送風口12,14,16からの空気の
供給が再開される。
ここで、かかる送風開始とともに、制御部48によってモ
ータ駆動部40に回転方向反転の指令が行なわれ、供給側
のテープリール10が時計方向に回転するように駆動が行
なわれる。すると、第3図(E)に示すように、磁気テ
ープTAは必ず先端EAからテープ通路18に入ることにな
る。
以後の動作は、従来と同様であり、磁気テープTAは更に
送られて巻取り側のテープリール20に巻き取られるよう
になる(第3図(F)実線参照)。
次に、以上の動作の後、制御部48によってヘッド駆動部
44に駆動指令が行なわれ、テンションアーム38によって
ガイドローラ30が各々磁気テープTAを引っ張りながら各
々移動する。これによって、磁気テープTAは同図(F)
に実線で示す状態から点線で示す状態となり、そのロー
ディングが完了することとなる。
以上説明したように、本実施例によれば、磁気テープが
テープ通路にループで入ったとしても、空気流を止める
ことによってループの解除が良好に行なわれることにな
り、その後磁気テープを戻して再び送るようにすること
で、ローディング時間の短縮とローディング確率の向上
を図ることが可能となる。
なお、本考案は、何ら上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば第2図に示した電気的装置の動作は、磁気
テープ駆動装置が接続されるコンピュータシステムによ
って行なうようにしてもよく、このほうが一般的であ
る。
本考案は、特に磁気テープ先端部にローディング用タブ
が取り付けられている磁気テープに効果が大であり、実
用的な利点がある。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、テープローディ
ングに際し、テープ送り用の空気流を一時的に停止する
こととしたので、磁気テープのループを確実に解除し
て、ローディング動作を速やかに良好に行なうことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる磁気テープ駆動装置の実施例の
機械的構成部分を示す構成図、第2図は本考案にかかる
実施例の電気的構成部分を示す回路ブロック図、第3図
は本考案にかかる実施例の作用を示す説明図、第4図は
磁気テープ駆動装置の従来例を示す要部平面図、第5図
は同従来例の作用を示す説明図である。 10,20…テープリール、12,14,16…送風口、18…テープ
通路、22…磁気ヘッド、24…キャプスタンローラ、26…
ピンチローラ、36…テープエッジセンサ、TA…磁気テー
プ、EA…テープ先端、RA…ループ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給側テープリールに巻回された磁気テー
    プを、空気供給部より供給され、テープ通路内に形成さ
    れる空気流れによって巻取側テープリールに導いてテー
    プローディングを行なう磁気テープ駆動装置において、 前記磁気テープの先端部分が空気流れによってテープ通
    路に導入されたことを検出するエッジ検出手段と、 前記エッジ検出手段の検出結果に基づいて前記空気流れ
    を一時的に停止する空気供給停止部と、 前記空気供給停止部の空気供給停止が行われた後、前記
    磁気テープの先端部分を供給側テープリール側に送るべ
    く前記供給側テープリールに回転方向の反転指令を行な
    う制御部とを備えたことを特徴とする磁気テープ駆動装
    置。
JP9383988U 1988-07-15 1988-07-15 磁気テープ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0633562Y2 (ja)

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JP9383988U JPH0633562Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 磁気テープ駆動装置

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JP9383988U JPH0633562Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 磁気テープ駆動装置

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JPH0216444U JPH0216444U (ja) 1990-02-01
JPH0633562Y2 true JPH0633562Y2 (ja) 1994-08-31

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JP9383988U Expired - Lifetime JPH0633562Y2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 磁気テープ駆動装置

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