JPS6341617Y2 - - Google Patents
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- JPS6341617Y2 JPS6341617Y2 JP19848781U JP19848781U JPS6341617Y2 JP S6341617 Y2 JPS6341617 Y2 JP S6341617Y2 JP 19848781 U JP19848781 U JP 19848781U JP 19848781 U JP19848781 U JP 19848781U JP S6341617 Y2 JPS6341617 Y2 JP S6341617Y2
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- reel
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000013518 transcription Methods 0.000 description 1
- 230000035897 transcription Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁気テープ転写装置、特にカセツトに
収納されたテープに対する転写を自動的に行なう
カセツトテープ用の磁気テープ転写装置に関する
ものである。
収納されたテープに対する転写を自動的に行なう
カセツトテープ用の磁気テープ転写装置に関する
ものである。
本考案に係る磁気テープ転写装置はカセツトケ
ースに収納された未記録カセツトテープの一端部
を引き出して切断し、切断されたテープの一端と
転写用巻取リールに一端を固定した案内テープの
他端を接合し、案内テープを介してカセツトテー
プを転写用巻取リールへ導き巻き取ると共に、あ
らかじめ一端を転写用巻取リールに固定された記
録済みマスターテープも同時にカセツトテープと
重ね合わせて転写用巻取リール上に一括して巻取
り、転写磁界を印加し、転写終了後夫々のリール
に巻きもどし、転写されたカセツトテープを案内
テープから切断し、もとのカセツトテープの他端
と接合するという一連の操作を自動的に行なうも
のである。
ースに収納された未記録カセツトテープの一端部
を引き出して切断し、切断されたテープの一端と
転写用巻取リールに一端を固定した案内テープの
他端を接合し、案内テープを介してカセツトテー
プを転写用巻取リールへ導き巻き取ると共に、あ
らかじめ一端を転写用巻取リールに固定された記
録済みマスターテープも同時にカセツトテープと
重ね合わせて転写用巻取リール上に一括して巻取
り、転写磁界を印加し、転写終了後夫々のリール
に巻きもどし、転写されたカセツトテープを案内
テープから切断し、もとのカセツトテープの他端
と接合するという一連の操作を自動的に行なうも
のである。
そのような磁気テープ転写装置の従来例を第1
図及び第2図に基づき説明する。
図及び第2図に基づき説明する。
転写用巻取リール30は内側リール1と、その
外側に同軸に設けられた外側リール7より構成さ
れている。外側リール7は基板31に固定された
軸受32に支持されている中空軸33の一端に接
合されている。中空軸33の中を貫通して転写用
モータ26の軸27が配置され、軸27の端部に
は内側リール1が接合され、軸27の中間位置に
は電磁クラツチ28が固定されている。電磁クラ
ツチ28を動作させることにより、中空軸33の
下端部33′と電磁クラツチ28が結合され、内
側リール1と外側リール7は一体となつて回動す
る。外側リール7の外周には転写磁界を発生させ
る磁界発生器8が設けられ、また、ストツパー部
材9が外側リール7の回動を規制あるいは解放で
きるように位置している。外側リール7の内側に
はマスターテープ6の先端を固定するテープ保持
部材34が設けられている。外側リール7の外周
の一部には切欠き部7′が設けられ、切欠き部
7′には外側リール7の外周と同一の円弧をもつ
て半径方向に移動可能なスリツト部材12が設け
られている。基板31には、カセツトケース24
に収納され、カセツトテープ3が巻回されている
カセツトリール13と係合する軸部を有するカセ
ツトモータ14が取付けられている。カセツトモ
ータ14の下部にはカセツトモータ14の回転速
度を検出する回転検出部29が設けられている。
その検出出力は、カセツトモータ14の速度制御
に用いられる。第1のエアーコラム10と第2の
エアーコラム11はテープを吸引し、U状のルー
プを形成させ、走行中のテープのテンシヨンを均
一に制御するためのものである。マスターテープ
6はマスターテープリール35に巻回され、第1
のエアーコラム10を介してテープ保持部材34
に一端を固定されている。カセツトケース24を
装置に装填した時のカセツトケース24の前面に
は、カセツトテープ3を引き出す回動自在のアー
ム22が設けられている。回動自在に支持された
回動ブロツク19には、真空ポンプ(図示しな
い)と連結され、テープを吸引して保持する第1
の吸引ブロツク18と第2の吸引ブロツク16が
設けられている。第1の吸引ブロツク18あるい
は第2の吸引ブロツク16と対向するよう設けら
れた第3の吸引ブロツク15も、真空ポンプと連
結されてテープを吸引して吸着する。第3の吸引
ブロツク15と回動ブロツク19の中間位置に
は、カセツトテープ3を切断するカツター17
と、切断されたテープの一端どうしを例えばアル
ミを蒸着した接合テープによつて接着するスプラ
イサー20が設けられている。スプライサー20
により接合された接合部4すなわちアルミ蒸着接
合テープを検出する検出部5は回動ブロツク19
近傍の転写用巻取リール30側に設けられてい
る。案内テープ2は内側リール1に一端を固定さ
れ、他端を第2の吸引ブロツク16に吸引され保
持されている。
外側に同軸に設けられた外側リール7より構成さ
れている。外側リール7は基板31に固定された
軸受32に支持されている中空軸33の一端に接
合されている。中空軸33の中を貫通して転写用
モータ26の軸27が配置され、軸27の端部に
は内側リール1が接合され、軸27の中間位置に
は電磁クラツチ28が固定されている。電磁クラ
ツチ28を動作させることにより、中空軸33の
下端部33′と電磁クラツチ28が結合され、内
側リール1と外側リール7は一体となつて回動す
る。外側リール7の外周には転写磁界を発生させ
る磁界発生器8が設けられ、また、ストツパー部
材9が外側リール7の回動を規制あるいは解放で
きるように位置している。外側リール7の内側に
はマスターテープ6の先端を固定するテープ保持
部材34が設けられている。外側リール7の外周
の一部には切欠き部7′が設けられ、切欠き部
7′には外側リール7の外周と同一の円弧をもつ
て半径方向に移動可能なスリツト部材12が設け
られている。基板31には、カセツトケース24
に収納され、カセツトテープ3が巻回されている
カセツトリール13と係合する軸部を有するカセ
ツトモータ14が取付けられている。カセツトモ
ータ14の下部にはカセツトモータ14の回転速
度を検出する回転検出部29が設けられている。
その検出出力は、カセツトモータ14の速度制御
に用いられる。第1のエアーコラム10と第2の
エアーコラム11はテープを吸引し、U状のルー
プを形成させ、走行中のテープのテンシヨンを均
一に制御するためのものである。マスターテープ
6はマスターテープリール35に巻回され、第1
のエアーコラム10を介してテープ保持部材34
に一端を固定されている。カセツトケース24を
装置に装填した時のカセツトケース24の前面に
は、カセツトテープ3を引き出す回動自在のアー
ム22が設けられている。回動自在に支持された
回動ブロツク19には、真空ポンプ(図示しな
い)と連結され、テープを吸引して保持する第1
の吸引ブロツク18と第2の吸引ブロツク16が
設けられている。第1の吸引ブロツク18あるい
は第2の吸引ブロツク16と対向するよう設けら
れた第3の吸引ブロツク15も、真空ポンプと連
結されてテープを吸引して吸着する。第3の吸引
ブロツク15と回動ブロツク19の中間位置に
は、カセツトテープ3を切断するカツター17
と、切断されたテープの一端どうしを例えばアル
ミを蒸着した接合テープによつて接着するスプラ
イサー20が設けられている。スプライサー20
により接合された接合部4すなわちアルミ蒸着接
合テープを検出する検出部5は回動ブロツク19
近傍の転写用巻取リール30側に設けられてい
る。案内テープ2は内側リール1に一端を固定さ
れ、他端を第2の吸引ブロツク16に吸引され保
持されている。
前記構成の磁気テープ転写装置に未記録のカセ
ツトテープ3を有するカセツトケース24を装填
すると、アーム22によりカセツトテープ3は第
3の吸引ブロツク15と第1の吸引ブロツク18
で吸引される様に引出される。この時、第1図と
は異なり、第1の吸引ブロツク18は第3の吸引
ブロツク15と対向する位置にある。この後、カ
ツター17を動作させ、カセツトテープ3を切断
し、回動ブロツク19が反時計方向に回動させら
れて案内テープ2の端部を保持した第2の吸引ブ
ロツク16が第3の吸引ブロツク15と並ぶよう
に位置させられる。次に、スプライサー20によ
り第3の吸引ブロツク15に保持されたカセツト
テープ3の端部と案内テープ2とが接合される。
この後、外側リール7がストツパー部材9で固定
され、かつ外側リール7よりスリツト部材12が
突出した状態で内側リール1に案内テープ2が巻
き取られる。カセツトテープ3が少量、外側リー
ル7の内側に入つた所でスリツト部材12が外側
リール7内に収納され、外側リール7の回動規制
が解除されると共に、電磁クラツチ28により内
側リール1と外側リール7が一体となつて回動
し、カセツトテープ3とマスターテープ6は外側
リール7に巻き取られる。次に、磁界発生器8に
よりマスターテープ6とカセツトテープ3に転写
用磁界を印加することにより、マスターテープ6
の記録内容がカセツトテープ3に復写される。そ
の後、転写用モータ26とカセツトモータ14が
巻取り時とは逆方向に駆動され、マスターテープ
6はマスターテープリール35に巻き戻され、カ
セツトテープ3はカセツトリール13に巻き戻さ
れる。外側リール7に巻回されたマスターテープ
6とカセツトテープ3が全て各々のリールに巻き
戻されると、外側リール7はストツパー部材9に
より回動を停止させられると共に、第1のエアー
コラム10と第2のエアーコラム11も作動を停
止させられるが、各々のエアーコラム10,11
の駆動モータが即時に停止せず、慣性によりテー
プ吸引力は持続されている。次に、外側リール7
と一体になつていたスリツト部材12が外側リー
ル7の外周方向に移動すると共に、電磁クラツチ
28が解除され、内側リール1とカセツトリール
13が回動し、カセツトテープ3をカセツトリー
ル13に巻き戻す。カセツトテープ3と案内テー
プ2の接合部4を検出部5により検出すると、内
側リール1とカセツトリール13の駆動は停止さ
れ、カセツトテープ3は第2の吸引ブロツク16
と第3の吸引ブロツク15により吸着される。次
にカツター17でカセツトテープ3が切断され、
回動ブロツク19が時計方向に回動され、スプラ
イサー20により第1の吸引ブロツク18に保持
されているカセツトテープ3′と第3の吸引ブロ
ツク15により保持されているカセツトテープ3
が接合される。その後、第1の吸引ブロツク18
と第3の吸引ブロツク15による吸着を解除し、
アーム22によつてカセツトケース24内にカセ
ツトテープ3が収納される。
ツトテープ3を有するカセツトケース24を装填
すると、アーム22によりカセツトテープ3は第
3の吸引ブロツク15と第1の吸引ブロツク18
で吸引される様に引出される。この時、第1図と
は異なり、第1の吸引ブロツク18は第3の吸引
ブロツク15と対向する位置にある。この後、カ
ツター17を動作させ、カセツトテープ3を切断
し、回動ブロツク19が反時計方向に回動させら
れて案内テープ2の端部を保持した第2の吸引ブ
ロツク16が第3の吸引ブロツク15と並ぶよう
に位置させられる。次に、スプライサー20によ
り第3の吸引ブロツク15に保持されたカセツト
テープ3の端部と案内テープ2とが接合される。
この後、外側リール7がストツパー部材9で固定
され、かつ外側リール7よりスリツト部材12が
突出した状態で内側リール1に案内テープ2が巻
き取られる。カセツトテープ3が少量、外側リー
ル7の内側に入つた所でスリツト部材12が外側
リール7内に収納され、外側リール7の回動規制
が解除されると共に、電磁クラツチ28により内
側リール1と外側リール7が一体となつて回動
し、カセツトテープ3とマスターテープ6は外側
リール7に巻き取られる。次に、磁界発生器8に
よりマスターテープ6とカセツトテープ3に転写
用磁界を印加することにより、マスターテープ6
の記録内容がカセツトテープ3に復写される。そ
の後、転写用モータ26とカセツトモータ14が
巻取り時とは逆方向に駆動され、マスターテープ
6はマスターテープリール35に巻き戻され、カ
セツトテープ3はカセツトリール13に巻き戻さ
れる。外側リール7に巻回されたマスターテープ
6とカセツトテープ3が全て各々のリールに巻き
戻されると、外側リール7はストツパー部材9に
より回動を停止させられると共に、第1のエアー
コラム10と第2のエアーコラム11も作動を停
止させられるが、各々のエアーコラム10,11
の駆動モータが即時に停止せず、慣性によりテー
プ吸引力は持続されている。次に、外側リール7
と一体になつていたスリツト部材12が外側リー
ル7の外周方向に移動すると共に、電磁クラツチ
28が解除され、内側リール1とカセツトリール
13が回動し、カセツトテープ3をカセツトリー
ル13に巻き戻す。カセツトテープ3と案内テー
プ2の接合部4を検出部5により検出すると、内
側リール1とカセツトリール13の駆動は停止さ
れ、カセツトテープ3は第2の吸引ブロツク16
と第3の吸引ブロツク15により吸着される。次
にカツター17でカセツトテープ3が切断され、
回動ブロツク19が時計方向に回動され、スプラ
イサー20により第1の吸引ブロツク18に保持
されているカセツトテープ3′と第3の吸引ブロ
ツク15により保持されているカセツトテープ3
が接合される。その後、第1の吸引ブロツク18
と第3の吸引ブロツク15による吸着を解除し、
アーム22によつてカセツトケース24内にカセ
ツトテープ3が収納される。
以上のような磁気テープ転写装置の磁界印加後
の巻戻しにおいては、外側リール7の停止後検出
部5が接合部4を検知すると内側リール1とカセ
ツトリール13の駆動は同時に停止されるが、
各々のリールの慣性によりカセツトテープ3がカ
セツトリール13に更に巻回されたり、又は第2
のエアーコラム11の残留吸引力により、第2の
エアーコラム11内に案内テープ2が吸引され、
カセツトリール13に巻回されたカセツトテープ
3及び、内側リール1に巻回されている案内テー
プ2が第2のエアーコラム11方向に移動したり
して、検出部5と接合部4の相対位置が不規則に
ずれる。接合部4が転写用巻取リール30側にず
れると、カセツトテープ3の切断される長さが増
加する。ところで、転写をくり返すことにより、
案内テープ2はカセツトテープ3が切断された長
さ量だけ増加するが、各接合部4は案内テープ2
が内側リール1に巻取られる時、外側リール7の
切欠き部7′よりも内部に位置するように接合部
4の間隔が設定されている。しかし、前述のよう
な検出部5と接合部4の相対位置のずれにより接
合部4の間隔が長くなると、接合部4が切欠き部
7′に位置したり、外側リール7の外周面より突
出したりする。そのため、スリツト部材12が外
側リール7内に収納されなかつたり、外側リール
7に巻取られるテープを損傷したりする恐れがあ
る。
の巻戻しにおいては、外側リール7の停止後検出
部5が接合部4を検知すると内側リール1とカセ
ツトリール13の駆動は同時に停止されるが、
各々のリールの慣性によりカセツトテープ3がカ
セツトリール13に更に巻回されたり、又は第2
のエアーコラム11の残留吸引力により、第2の
エアーコラム11内に案内テープ2が吸引され、
カセツトリール13に巻回されたカセツトテープ
3及び、内側リール1に巻回されている案内テー
プ2が第2のエアーコラム11方向に移動したり
して、検出部5と接合部4の相対位置が不規則に
ずれる。接合部4が転写用巻取リール30側にず
れると、カセツトテープ3の切断される長さが増
加する。ところで、転写をくり返すことにより、
案内テープ2はカセツトテープ3が切断された長
さ量だけ増加するが、各接合部4は案内テープ2
が内側リール1に巻取られる時、外側リール7の
切欠き部7′よりも内部に位置するように接合部
4の間隔が設定されている。しかし、前述のよう
な検出部5と接合部4の相対位置のずれにより接
合部4の間隔が長くなると、接合部4が切欠き部
7′に位置したり、外側リール7の外周面より突
出したりする。そのため、スリツト部材12が外
側リール7内に収納されなかつたり、外側リール
7に巻取られるテープを損傷したりする恐れがあ
る。
また、モータ停止のタイミング等により停止時
のテープテンシヨンが一定しない。第2の吸引ブ
ロツク16と第3の吸引ブロツク15でカセツト
テープ3を吸着する時、カセツトテープ3が張り
すぎていると、吸引力の不足により安定な吸着保
持が出来ず、また、カセツトテープ3がたるみ過
ぎていると、テープ巾方向にずれた状態で吸着さ
れ第1の吸引ブロツク18に吸着されているカセ
ツトテープ3′との接合時、テープ巾方向に段差
が発生する恐れがある。
のテープテンシヨンが一定しない。第2の吸引ブ
ロツク16と第3の吸引ブロツク15でカセツト
テープ3を吸着する時、カセツトテープ3が張り
すぎていると、吸引力の不足により安定な吸着保
持が出来ず、また、カセツトテープ3がたるみ過
ぎていると、テープ巾方向にずれた状態で吸着さ
れ第1の吸引ブロツク18に吸着されているカセ
ツトテープ3′との接合時、テープ巾方向に段差
が発生する恐れがある。
本考案は前記問題点を解決し、案内テープとカ
セツトテープとの接合部の間隔を均一にし、ま
た、巻戻し完了後、カセツトテープを接続しなお
すに際して、切断部分のテープを保持するための
吸引作動時におけるテープテンシヨンを適切にす
ることを目的とする。
セツトテープとの接合部の間隔を均一にし、ま
た、巻戻し完了後、カセツトテープを接続しなお
すに際して、切断部分のテープを保持するための
吸引作動時におけるテープテンシヨンを適切にす
ることを目的とする。
以下、本考案の磁気テープ転写装置の実施例を
説明する。なお、装置の機械的構造は前述の従来
構造と同一であるので説明を省略する。本考案は
転写後カセツトテープを巻戻す際の制御に特徴を
有するものであり、その動作を以下に説明する。
説明する。なお、装置の機械的構造は前述の従来
構造と同一であるので説明を省略する。本考案は
転写後カセツトテープを巻戻す際の制御に特徴を
有するものであり、その動作を以下に説明する。
マスターテープ6の記録内容をカセツトテープ
3に転写後、転写用モータ26とカセツトモータ
14が駆動され、外側リール7と内側リール1が
一体となつて回動し、マスターテープ6はマスタ
ーテープリール35に巻き戻され、カセツトテー
プ3はカセツトリール13に巻き戻される。この
時、第1のエアーコラム10と第2のエアーコラ
ム11は動作され、マスターテープ6とカセツト
テープ3が均一の張力で巻回されるように制御さ
れている。外側リール7に巻回されているマスタ
ーテープ6とカセツトテープ3が全て、マスター
テープリール35及びカセツトリール13に巻戻
されると、外側リール7はストツパー部材9にて
回動を停止されると共に、第1のエアーコラム1
0と第2のエアーコラム11の駆動も停止され
る。次に、外側リール7と一体となつていたスリ
ツト部材12が外側リール7の外周方向に移動す
ると共に、電磁クラツチ28が解除され、転写用
モータ26とカセツトモータ14によつて、内側
リール1とカセツトリール13が駆動され、カセ
ツトリール13にカセツトテープ3が巻き戻され
る。カセツトテープ3と案内テープ2の接合部4
が検出部5により検出されると、転写用モータ2
6の駆動が停止されると共に、電磁クラツチ28
が動作させられ、回動を規制されている外側リー
ル7に内側リール1が固定される。それにより、
第2のエアーコラム11の残留吸引力により吸引
されている案内テープ2が、カセツトリール13
の駆動力により第2のエアーコラム11外に引出
される。第2のエアーコラム11から案内テープ
が出ることにより、第2のエアーコラム11内に
は外気が入り込み、残留吸引力が急速に弱まり、
案内テープ2を吸引しなくなる。カセツトリール
13が第2のエアーコラム11に吸引されている
案内テープ2を第2のエアーコラム11外に引出
し、内側リール1からカセツトリール13までの
間のテープにたるみが無くなつた状態、つまり回
転検出部29によるカセツトモータ14の回転検
出値が0になつたときに、カセツトモータ14の
駆動は停止させられる。次にカセツトテープ3を
第2の吸引ブロツク16と第3の吸引ブロツク1
5により吸着し、カツター17でカセツトテープ
3を切断し、第1の吸引ブロツク18により保持
されているカセツトテープ3′と第3の吸引ブロ
ツク15により保持されているカセツトテープ3
をスプライサー20により接着する。それからカ
セツトテープ3は第1の吸引ブロツク18と第3
の吸引ブロツク15による吸着を解除され、アー
ム22によつてカセツトケース24内に収納され
る。なお、エアーコラムの駆動停止時期は、外側
リールがストツパーにより回動が停止される時期
に限定されるものではなく、内側リールが電磁ク
ラツチにより停止させられる以前であれば良い。
3に転写後、転写用モータ26とカセツトモータ
14が駆動され、外側リール7と内側リール1が
一体となつて回動し、マスターテープ6はマスタ
ーテープリール35に巻き戻され、カセツトテー
プ3はカセツトリール13に巻き戻される。この
時、第1のエアーコラム10と第2のエアーコラ
ム11は動作され、マスターテープ6とカセツト
テープ3が均一の張力で巻回されるように制御さ
れている。外側リール7に巻回されているマスタ
ーテープ6とカセツトテープ3が全て、マスター
テープリール35及びカセツトリール13に巻戻
されると、外側リール7はストツパー部材9にて
回動を停止されると共に、第1のエアーコラム1
0と第2のエアーコラム11の駆動も停止され
る。次に、外側リール7と一体となつていたスリ
ツト部材12が外側リール7の外周方向に移動す
ると共に、電磁クラツチ28が解除され、転写用
モータ26とカセツトモータ14によつて、内側
リール1とカセツトリール13が駆動され、カセ
ツトリール13にカセツトテープ3が巻き戻され
る。カセツトテープ3と案内テープ2の接合部4
が検出部5により検出されると、転写用モータ2
6の駆動が停止されると共に、電磁クラツチ28
が動作させられ、回動を規制されている外側リー
ル7に内側リール1が固定される。それにより、
第2のエアーコラム11の残留吸引力により吸引
されている案内テープ2が、カセツトリール13
の駆動力により第2のエアーコラム11外に引出
される。第2のエアーコラム11から案内テープ
が出ることにより、第2のエアーコラム11内に
は外気が入り込み、残留吸引力が急速に弱まり、
案内テープ2を吸引しなくなる。カセツトリール
13が第2のエアーコラム11に吸引されている
案内テープ2を第2のエアーコラム11外に引出
し、内側リール1からカセツトリール13までの
間のテープにたるみが無くなつた状態、つまり回
転検出部29によるカセツトモータ14の回転検
出値が0になつたときに、カセツトモータ14の
駆動は停止させられる。次にカセツトテープ3を
第2の吸引ブロツク16と第3の吸引ブロツク1
5により吸着し、カツター17でカセツトテープ
3を切断し、第1の吸引ブロツク18により保持
されているカセツトテープ3′と第3の吸引ブロ
ツク15により保持されているカセツトテープ3
をスプライサー20により接着する。それからカ
セツトテープ3は第1の吸引ブロツク18と第3
の吸引ブロツク15による吸着を解除され、アー
ム22によつてカセツトケース24内に収納され
る。なお、エアーコラムの駆動停止時期は、外側
リールがストツパーにより回動が停止される時期
に限定されるものではなく、内側リールが電磁ク
ラツチにより停止させられる以前であれば良い。
以上の説明から明らかなように、接合部を検出
した後、内側リールを電磁クラツチによりただち
に固定することにより、内側リールの慣性による
回転を無くすと共に、内側リール固定後カセツト
リールを駆動し続けることにより、エアーコラム
に吸引されているカセツトテープをエアーコラム
の外に出し、内側リールとカセツトリール間のた
るみを無くし、かつエアーコラムにより吸引力が
実質的に解消した後、カセツトモータを停止さ
せ、カセツトテープを吸着する為、接合部と検出
部の相対位置が不規則にずれることが無くなり、
接合部の間隔を均一にすることが出来る。
した後、内側リールを電磁クラツチによりただち
に固定することにより、内側リールの慣性による
回転を無くすと共に、内側リール固定後カセツト
リールを駆動し続けることにより、エアーコラム
に吸引されているカセツトテープをエアーコラム
の外に出し、内側リールとカセツトリール間のた
るみを無くし、かつエアーコラムにより吸引力が
実質的に解消した後、カセツトモータを停止さ
せ、カセツトテープを吸着する為、接合部と検出
部の相対位置が不規則にずれることが無くなり、
接合部の間隔を均一にすることが出来る。
以上のように本考案の磁気テープ転写装置は、
転写用巻取リールの内側リールに一端を固定され
た案内テープの他端とカセツトテープとの接合部
を検出する検出手段と、前記内側リールを固定す
る固定手段と、カセツトテープを巻回すカセツト
リールの駆動状態を検出する検出手段と、カセツ
トテープを吸着保持する吸着部と、テープを吸引
しテープに一定のテンシヨンを加えるエアーコラ
ムとを備え、検出手段により前記接合部を検出す
ると同時に、内側リールを固定し、その後、カセ
ツトリールの回転が停止された時、カセツトリー
ルの駆動を停止させカセツトテープの吸着を行な
うことにより、各リールの慣性及びエアーコラム
による残留吸引力によるカセツトテープへの影響
を無くすものである。
転写用巻取リールの内側リールに一端を固定され
た案内テープの他端とカセツトテープとの接合部
を検出する検出手段と、前記内側リールを固定す
る固定手段と、カセツトテープを巻回すカセツト
リールの駆動状態を検出する検出手段と、カセツ
トテープを吸着保持する吸着部と、テープを吸引
しテープに一定のテンシヨンを加えるエアーコラ
ムとを備え、検出手段により前記接合部を検出す
ると同時に、内側リールを固定し、その後、カセ
ツトリールの回転が停止された時、カセツトリー
ルの駆動を停止させカセツトテープの吸着を行な
うことにより、各リールの慣性及びエアーコラム
による残留吸引力によるカセツトテープへの影響
を無くすものである。
第1図は本考案の一実施例における磁気テープ
転写装置の概略を示す平面図、第2図は同要部の
部分断面図である。 1……内側リール、2……案内テープ、3……
カセツトテープ、4……接合部、5……検出部、
11……エアーコラム、14……第1の駆動手
段、15,16,18……吸着手段、17……切
断手段、20……接合手段、24……カセツトケ
ース、26……第2の駆動手段、28……停止手
段、29……回転検出手段、30……転写用巻取
リール。
転写装置の概略を示す平面図、第2図は同要部の
部分断面図である。 1……内側リール、2……案内テープ、3……
カセツトテープ、4……接合部、5……検出部、
11……エアーコラム、14……第1の駆動手
段、15,16,18……吸着手段、17……切
断手段、20……接合手段、24……カセツトケ
ース、26……第2の駆動手段、28……停止手
段、29……回転検出手段、30……転写用巻取
リール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 正逆方向に選択的に回動自在に軸支された内
側リールと、その内側リールの外側に位置して
回動自在に軸支された外側リールとを有する巻
取リールと、前記内側リールと外側リールを結
合および離反させるリール結合手段と、前記内
側リールの回転を停止させる停止手段と、前記
外側リールの外周に位置して転写磁界を発生さ
せる磁界発生器と、前記外側リールに一端を固
定された記録済マスターテープと、前記内側リ
ールに一端を固定された案内テープと、リール
に巻回されたカセツトテープを収納するテープ
カセツトと、前記リールの回転を検出する回転
検出手段と、前記テープカセツトから引出され
たカセツトテープの長手方向に位置し、カセツ
トテープを保持する第1のテープ保持手段と、
前記案内テープの他端を保持する第2のテープ
保持手段と、前記第1のテープ保持手段および
第2のテープ保持手段のいずれか一方と対向す
る位置でカセツトテープを保持する第3のテー
プ保持手段と、前記第1のテープ保持手段およ
び第2のテープ保持手段のいずれか一方と第3
のテープ保持手段の間に位置し前記カセツトテ
ープを切断する切断手段と、前記第3のテープ
保持手段により保持されているカセツトテープ
と、前記第1のテープ保持手段により保持され
ているカセツトテープまたは前記第2のテープ
保持手段により保持されている案内テープのい
ずれか一方のテープとを接合する接合手段と、
前記カセツトテープと案内テープとの接合部を
検出する検出手段と、前記カセツトテープが巻
取リールおよびカセツトリールに巻回されるテ
ンシヨンを制御するエアーコラムとを備え、転
写に際して、前記カセツトテープを切断して、
一方の端部を前記案内テープと接合し、案内テ
ープを先導として前記カセツトテープを前記巻
取リールまで引出し、案内テープおよび案内テ
ープとカセツトテープとの接合部とは前記内側
リールに巻取り、前記外側リールにカセツトテ
ープと記録済マスターテープとを一括して巻取
つて磁界転写を行ない、前記テープカセツト内
へのテープ巻戻しに際して、前記接合部が前記
検出手段により検出されることにより前記内側
リールの停止手段を作動させ、少なくとも前記
停止手段を作動させる以前に前記エアーコラム
の作動を停止させ、前記回転検出手段が前記リ
ールの停止を検出した時にリールの駆動を停止
させると共に、前記第2および第3のテープ保
持手段を作動させる制御手段からなる磁気テー
プ転写装置。 (2) 内側リールの回転を停止させる停止手段が、
前記カセツトテープとマスターテープとを外側
リールに一括して巻取る際に、内側リールと外
側リールとを一体として回転させるために内側
リールと外側リールとを結合する電磁クラツチ
と、外側リールの回転を阻止する固定手段から
構成される実用新案登録請求の範囲第1項記載
の磁気テープ転写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19848781U JPS58101326U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 磁気テ−プ転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19848781U JPS58101326U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 磁気テ−プ転写装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101326U JPS58101326U (ja) | 1983-07-09 |
JPS6341617Y2 true JPS6341617Y2 (ja) | 1988-11-01 |
Family
ID=30111673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19848781U Granted JPS58101326U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 磁気テ−プ転写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58101326U (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19848781U patent/JPS58101326U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58101326U (ja) | 1983-07-09 |
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