JPH06334330A - 金属配線の接続方法 - Google Patents
金属配線の接続方法Info
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- JPH06334330A JPH06334330A JP5105232A JP10523293A JPH06334330A JP H06334330 A JPH06334330 A JP H06334330A JP 5105232 A JP5105232 A JP 5105232A JP 10523293 A JP10523293 A JP 10523293A JP H06334330 A JPH06334330 A JP H06334330A
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- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
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-
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的及び効果】 本発明の方法によれば誘電体基板の
裏側から設けた溝が他方の金属配線を案内する機能を有
するので、異る2つの金属配線を、高性能で複雑な位置
合せ装置を用いないで正確に接続することができる。 【構成】 誘電体基板上に配設された金属配線を、他の
誘電体基板上に配設された金属配線に電気的に接続する
方法であって、(1)一方の誘電体基板の金属配線が配
設された面とは反対側の面に、該金属配線に達する深さ
を有する溝を形成し、(2)前記誘電体基板に形成され
た溝に嵌合し且つ前記金属配線に接触し得る厚さの金属
配線を用意し、そして(3)前記一方の誘電体基板に形
成された溝に他方の金属配線を嵌合せしめ、そして両金
属配線を圧着する、ことを特徴とする方法。
裏側から設けた溝が他方の金属配線を案内する機能を有
するので、異る2つの金属配線を、高性能で複雑な位置
合せ装置を用いないで正確に接続することができる。 【構成】 誘電体基板上に配設された金属配線を、他の
誘電体基板上に配設された金属配線に電気的に接続する
方法であって、(1)一方の誘電体基板の金属配線が配
設された面とは反対側の面に、該金属配線に達する深さ
を有する溝を形成し、(2)前記誘電体基板に形成され
た溝に嵌合し且つ前記金属配線に接触し得る厚さの金属
配線を用意し、そして(3)前記一方の誘電体基板に形
成された溝に他方の金属配線を嵌合せしめ、そして両金
属配線を圧着する、ことを特徴とする方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘導体基板上の金属配
線の接続方法に関する。
線の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気製品の小形化、軽量化を達成するに
は内部基板の高密度化が必要不可欠である。基板の高密
度化のためには基板と基板との間の接続部の高密度化も
必要である。しかしながら、基板上に高密度に形成され
た接続端子同士の接続のためには高精度の位置合わせ装
置が必要である。また、コネクター等を用いた接続では
コネクターの体積がかなり大きなものとなる。
は内部基板の高密度化が必要不可欠である。基板の高密
度化のためには基板と基板との間の接続部の高密度化も
必要である。しかしながら、基板上に高密度に形成され
た接続端子同士の接続のためには高精度の位置合わせ装
置が必要である。また、コネクター等を用いた接続では
コネクターの体積がかなり大きなものとなる。
【0003】すなわち、従来、フレキシブルプリント基
板(FPC)、テープオートメイティドボンディング
(フィルムキャリヤー)(TAB)、プリント回路基板
(リジッド基板)(PWB)等を電気的に相互接続する
際には、基板の一部に接続用端子を形成し、形成された
端子の相互の位置合わせを行った後、異方性導電膜や、
半田のごとき低融点金属により接続を行っていた。しか
しながら、半田や異方性導電膜を用いてピッチの細かい
具体的にはピッチが400μm以下の電気接続を行うた
めには接続部分の極めて正確な位置合わせが必要とな
り、特別なボンディング装置が必要であった。そして、
この位置合わせが不十分な場合には接続不良や本来接続
すべき端子に隣接する端子への不正確な接続いわゆるシ
ョート現象が生ずる場合があった。
板(FPC)、テープオートメイティドボンディング
(フィルムキャリヤー)(TAB)、プリント回路基板
(リジッド基板)(PWB)等を電気的に相互接続する
際には、基板の一部に接続用端子を形成し、形成された
端子の相互の位置合わせを行った後、異方性導電膜や、
半田のごとき低融点金属により接続を行っていた。しか
しながら、半田や異方性導電膜を用いてピッチの細かい
具体的にはピッチが400μm以下の電気接続を行うた
めには接続部分の極めて正確な位置合わせが必要とな
り、特別なボンディング装置が必要であった。そして、
この位置合わせが不十分な場合には接続不良や本来接続
すべき端子に隣接する端子への不正確な接続いわゆるシ
ョート現象が生ずる場合があった。
【0004】また、従来の一方の金属配線が配設された
側から他方の金属配線を対向させる接続方法では、配線
が十分に固定されず、外部からの機械的刺激等により、
左右に動くおそれがあり、結果として、接続安定性に乏
しくなるなどのおそれがあった。そのうえ、従来の金属
配線を対向させる接続方法では、金属配線導体の厚さが
累積され、薄型の要求に完全に答えることができなかっ
た。
側から他方の金属配線を対向させる接続方法では、配線
が十分に固定されず、外部からの機械的刺激等により、
左右に動くおそれがあり、結果として、接続安定性に乏
しくなるなどのおそれがあった。そのうえ、従来の金属
配線を対向させる接続方法では、金属配線導体の厚さが
累積され、薄型の要求に完全に答えることができなかっ
た。
【0005】更に、樹脂モールドタイプコネクターを2
つの基板の接続部に取り付けて、コネクター同士を接続
することも可能であるが、この場合にはピッチの限界が
1mm程度であり、かつコネクター自体がかなり大きくな
るという欠点があった。
つの基板の接続部に取り付けて、コネクター同士を接続
することも可能であるが、この場合にはピッチの限界が
1mm程度であり、かつコネクター自体がかなり大きくな
るという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、誘電
体基板上に高密度に配設された金属配線を特別な位置合
せ装置を必要としないで接続することができ、接続安定
性にすぐれ、ショート現象もなくかつ薄型の誘電体基板
上の金属配線の接続方法を提供しようとするものであ
る。
体基板上に高密度に配設された金属配線を特別な位置合
せ装置を必要としないで接続することができ、接続安定
性にすぐれ、ショート現象もなくかつ薄型の誘電体基板
上の金属配線の接続方法を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべき
種々検討した結果、本発明者は、金属配線が配設された
基板の裏側から該金属配線に達する溝を作り、該溝に案
内されるように他の基板等に配設された金属配線又は、
単独の金属細線を接触させることにより、両配線を正確
に接続する方法を見出した。
種々検討した結果、本発明者は、金属配線が配設された
基板の裏側から該金属配線に達する溝を作り、該溝に案
内されるように他の基板等に配設された金属配線又は、
単独の金属細線を接触させることにより、両配線を正確
に接続する方法を見出した。
【0008】従って本発明は、誘電体基板上に配設され
た第一の金属配線を、第二の金属配線に電気的に接続す
る方法であって、(1)一方の誘電体基板の第一の金属
配線が配設された面とは反対側の面に、該第一の金属配
線に達する深さを有する溝を形成し、(2)前記誘電体
基板に形成された溝に嵌合し且つ前記第一の金属配線に
接触し得る厚さの第二の金属配線を用意し、そして
(3)前記一方の誘電体基板に形成された溝に第二の金
属配線を嵌合せしめ、そして両金属配線を圧着する、こ
とを特徴とする方法を提供するものである。
た第一の金属配線を、第二の金属配線に電気的に接続す
る方法であって、(1)一方の誘電体基板の第一の金属
配線が配設された面とは反対側の面に、該第一の金属配
線に達する深さを有する溝を形成し、(2)前記誘電体
基板に形成された溝に嵌合し且つ前記第一の金属配線に
接触し得る厚さの第二の金属配線を用意し、そして
(3)前記一方の誘電体基板に形成された溝に第二の金
属配線を嵌合せしめ、そして両金属配線を圧着する、こ
とを特徴とする方法を提供するものである。
【0009】なお、ここで、金属配線の接続とは、金属
配線が電気的に接続されることを意味し、対向する金属
配線どおしが融着してもよく、また半田や異方性導電膜
を介して接続されても良い。更に、半田や異方性導電膜
等の金属配線以外の電気接続部分を有する場合には、第
二の金属配線の厚さは、かかる接続部分の厚さも考慮し
て決められることになる。
配線が電気的に接続されることを意味し、対向する金属
配線どおしが融着してもよく、また半田や異方性導電膜
を介して接続されても良い。更に、半田や異方性導電膜
等の金属配線以外の電気接続部分を有する場合には、第
二の金属配線の厚さは、かかる接続部分の厚さも考慮し
て決められることになる。
【0010】
【作用及び効果】本発明の方法によれば誘電体基板の裏
側から設けた溝が第二の金属配線を案内する機能を有す
るので、異る2つの金属配線を、高性能で複雑な位置合
せ装置を用いないで正確に接続することができる。ま
た、本発明によれば、狭ピッチにおいても、配線導体間
は完全に絶縁されており、ショート現象を完全に防止で
きるとともに、一方の金属配線が配設された誘電体基板
内に他方の金属配線が埋設されることになり、横ずれの
防止および接続体の薄型化が図れることになる。
側から設けた溝が第二の金属配線を案内する機能を有す
るので、異る2つの金属配線を、高性能で複雑な位置合
せ装置を用いないで正確に接続することができる。ま
た、本発明によれば、狭ピッチにおいても、配線導体間
は完全に絶縁されており、ショート現象を完全に防止で
きるとともに、一方の金属配線が配設された誘電体基板
内に他方の金属配線が埋設されることになり、横ずれの
防止および接続体の薄型化が図れることになる。
【0011】したがって、近年の極めて厳格な接続安定
性の要求や、超薄型化の要求にも答えることが可能とな
る。
性の要求や、超薄型化の要求にも答えることが可能とな
る。
【0012】
【実施例】次に、本発明の方法を図面に言及しながら具
体的に説明する。図1は、本発明の方法により接続され
る金属配線12及び22が配設された誘電体基板13及
び23から成る基板1及び2を示す斜視図の断面を示
す。基板1においては、誘電体基板13上に金属配線1
2が配設されており、基板13には金属配線12が配設
された面とは反対側の面から溝14が形成されている。
この溝14は金属配線12に添って平行に形成されてお
り、その頂部15は金属配線12に接している。すなわ
ち、溝14は基板13の厚さ方向に貫通している。
体的に説明する。図1は、本発明の方法により接続され
る金属配線12及び22が配設された誘電体基板13及
び23から成る基板1及び2を示す斜視図の断面を示
す。基板1においては、誘電体基板13上に金属配線1
2が配設されており、基板13には金属配線12が配設
された面とは反対側の面から溝14が形成されている。
この溝14は金属配線12に添って平行に形成されてお
り、その頂部15は金属配線12に接している。すなわ
ち、溝14は基板13の厚さ方向に貫通している。
【0013】他方の基板2は誘電体基板23とその表面
に配設された金属配線22とから成る。接続の際には、
基板13に設けられた溝14に基板23上に配設された
金属配線22が嵌合し、金属配線12と22とが電気的
に接続される。この場合、図2及び図3に示すように低
融点金属、例えば半田16及び26を介して金属配線1
2と22を接触せしめることにより良好な接続及び基盤
1と2の一体性を達成するのが好ましい。また、低融点
金属16及び26に代えて、異方性導電性膜又は導電性
接着剤を用いることができる。本発明が用いられる狭ピ
ッチの金属配線では、金属配線どおしの点接触が可能な
ため、更に絶縁性樹脂を使用することもできる。
に配設された金属配線22とから成る。接続の際には、
基板13に設けられた溝14に基板23上に配設された
金属配線22が嵌合し、金属配線12と22とが電気的
に接続される。この場合、図2及び図3に示すように低
融点金属、例えば半田16及び26を介して金属配線1
2と22を接触せしめることにより良好な接続及び基盤
1と2の一体性を達成するのが好ましい。また、低融点
金属16及び26に代えて、異方性導電性膜又は導電性
接着剤を用いることができる。本発明が用いられる狭ピ
ッチの金属配線では、金属配線どおしの点接触が可能な
ため、更に絶縁性樹脂を使用することもできる。
【0014】基板23上の金属配線22が基板13に形
成された溝14に嵌合して金属配線12と22が電気的
に接続されるためには金属配線22の幅(金属配線22
が半田等26により被覆されている場合にはその厚さを
含めた幅)aが溝の頂部の幅bと等しいか又はそれより
小さく、且つ金属配線22の厚さ(金属配線22が半田
等により被覆されている場合にはその厚さを含めた厚
さ)cが溝の深さ(基板13の厚さ;金属配線12が半
田等により被覆されている場合にはその被覆の厚さを差
引いた厚さ)dに等しいか、又はそれより大であること
が好ましい。但し、誘電体の端部においては、必ずし
も、溝幅が、金属配線の導体幅よりも小さくなる必要は
なく、接続容易性等を考慮して、溝幅を決めることがで
きる。
成された溝14に嵌合して金属配線12と22が電気的
に接続されるためには金属配線22の幅(金属配線22
が半田等26により被覆されている場合にはその厚さを
含めた幅)aが溝の頂部の幅bと等しいか又はそれより
小さく、且つ金属配線22の厚さ(金属配線22が半田
等により被覆されている場合にはその厚さを含めた厚
さ)cが溝の深さ(基板13の厚さ;金属配線12が半
田等により被覆されている場合にはその被覆の厚さを差
引いた厚さ)dに等しいか、又はそれより大であること
が好ましい。但し、誘電体の端部においては、必ずし
も、溝幅が、金属配線の導体幅よりも小さくなる必要は
なく、接続容易性等を考慮して、溝幅を決めることがで
きる。
【0015】なぜならば、誘電体の端部においては、配
線導体は長手方向において保持、固定されるため、本発
明の効果が十分得られるためである。溝の断面形状とし
ては、図4の50に示すように、基板13の平面に対し
て直角(α=90°)に形成してもよく、また図4の5
5に示すように、溝の開口部(底部)幅が溝の頂部幅よ
り小さい台形(α<90°)であってもよい。αは90
°〜20℃の範囲で選択することができる。溝14が金
属配線22を案内する機能をはたすには、溝の断面が台
形(αが90°より小)であるのが好ましい。
線導体は長手方向において保持、固定されるため、本発
明の効果が十分得られるためである。溝の断面形状とし
ては、図4の50に示すように、基板13の平面に対し
て直角(α=90°)に形成してもよく、また図4の5
5に示すように、溝の開口部(底部)幅が溝の頂部幅よ
り小さい台形(α<90°)であってもよい。αは90
°〜20℃の範囲で選択することができる。溝14が金
属配線22を案内する機能をはたすには、溝の断面が台
形(αが90°より小)であるのが好ましい。
【0016】図3は本発明の接続方法を模式的に示すも
のであり、図1に示す基板1及び2を金属配線が伸びて
いる方向にそって切断した断面図である。ステージ30
とボンディングヘッド40との間に、基板1及び2を重
ねて挟み、金属配線12及び22を半田層等16及び2
6を介して接触せしめ、ボンディングヘッド40をステ
ージ30に対してPの方向に押し付ける。この際に加圧
と共に接触部を半田16及び26の融点より高温に加熱
することにより融着せしめる。
のであり、図1に示す基板1及び2を金属配線が伸びて
いる方向にそって切断した断面図である。ステージ30
とボンディングヘッド40との間に、基板1及び2を重
ねて挟み、金属配線12及び22を半田層等16及び2
6を介して接触せしめ、ボンディングヘッド40をステ
ージ30に対してPの方向に押し付ける。この際に加圧
と共に接触部を半田16及び26の融点より高温に加熱
することにより融着せしめる。
【0017】図5及び6は本発明の実際的な適用を示
す。図5において、60は誘電体基板13、金属配線1
2及び集積回路を有する基板を示し、そして65は誘電
体基板23、金属配線22及び集積回路を有する基板を
示す。基板60及び65は図6に示すように押しつけら
れ、金属配線12及び13の接続をもたらす。好ましい
態様においては、金属配線の幅が約100μmである場
合、金属配線の重なる部分の長さは約1〜10mmであ
る。
す。図5において、60は誘電体基板13、金属配線1
2及び集積回路を有する基板を示し、そして65は誘電
体基板23、金属配線22及び集積回路を有する基板を
示す。基板60及び65は図6に示すように押しつけら
れ、金属配線12及び13の接続をもたらす。好ましい
態様においては、金属配線の幅が約100μmである場
合、金属配線の重なる部分の長さは約1〜10mmであ
る。
【0018】誘電体基板の材質、金属配線の材質、基板
上に金属配線を配設する方法、すなわち基板上に金属パ
ターンを形成する方法、金属配線を電気的に接続するた
めの異方向導電性膜又は導電性接着剤、半田等は本発明
の発明の特徴を構成するものではなく、いずれも常用技
術を用いることができる。また、基板13への溝14の
形成も常用技術を用いることにより、例えば化学エッチ
ング、レーザー加工、NCマシンによる切削加工等によ
り形成することができる。
上に金属配線を配設する方法、すなわち基板上に金属パ
ターンを形成する方法、金属配線を電気的に接続するた
めの異方向導電性膜又は導電性接着剤、半田等は本発明
の発明の特徴を構成するものではなく、いずれも常用技
術を用いることができる。また、基板13への溝14の
形成も常用技術を用いることにより、例えば化学エッチ
ング、レーザー加工、NCマシンによる切削加工等によ
り形成することができる。
【0019】すなわち、誘導体基板としてはFPCの場
合ポリイミド、ポリエステル、ポリアミド等、TABの
場合ポリイミド、ポリエステル等、そしてPWBの場合
エポキシ、ポリイミド及びこれらとガラスクロスの複合
樹脂等が使用され、これらはカプトン(ポリイミド、デ
ュポン社製商品名)、ルミラー(ポリエステル、東レ製
商品名)等として商業的に入手することができる。これ
らの厚さはFPCの場合12.5〜125μm、TAB
の場合25〜125μm、PWBの場合0.3〜2.0
mmである。金属配線の材料としては銅、銅合金、アルミ
ニウム等が使用される。基板上に金属配線を形成する方
法としては、サブトラクティブ、アディティブ、セミア
ディティブ及びラミネート法等が用いられる。
合ポリイミド、ポリエステル、ポリアミド等、TABの
場合ポリイミド、ポリエステル等、そしてPWBの場合
エポキシ、ポリイミド及びこれらとガラスクロスの複合
樹脂等が使用され、これらはカプトン(ポリイミド、デ
ュポン社製商品名)、ルミラー(ポリエステル、東レ製
商品名)等として商業的に入手することができる。これ
らの厚さはFPCの場合12.5〜125μm、TAB
の場合25〜125μm、PWBの場合0.3〜2.0
mmである。金属配線の材料としては銅、銅合金、アルミ
ニウム等が使用される。基板上に金属配線を形成する方
法としては、サブトラクティブ、アディティブ、セミア
ディティブ及びラミネート法等が用いられる。
【0020】金属配線を相互に接続するために使用する
低融点金属としては半田、スズ、インジウム等が用いら
れる。これらは、例えば150℃〜250℃において溶
着する。あるいは、一方の金属配線に金メッキを施し、
他方の金属配線に錫メッキを施し、接合時に350℃以
上に加熱して金−錫合金を形成させることにより接合を
行うこともできる。接続のための異方性導電性膜又は例
えば特願平1−257625等に記載されており、住友
スリーエム社からスコッチリンク5303Rの商品名で
商業的に入手することができる。
低融点金属としては半田、スズ、インジウム等が用いら
れる。これらは、例えば150℃〜250℃において溶
着する。あるいは、一方の金属配線に金メッキを施し、
他方の金属配線に錫メッキを施し、接合時に350℃以
上に加熱して金−錫合金を形成させることにより接合を
行うこともできる。接続のための異方性導電性膜又は例
えば特願平1−257625等に記載されており、住友
スリーエム社からスコッチリンク5303Rの商品名で
商業的に入手することができる。
【0021】化学エッチングにより基板に溝を形成する
場合、基板の材質がポリイミドの場合には特定の溶剤又
はアルカリ水溶液が使用される。
場合、基板の材質がポリイミドの場合には特定の溶剤又
はアルカリ水溶液が使用される。
【図1】図1は本発明の方法により接続される基板の構
造を示す斜視図の断面図である。
造を示す斜視図の断面図である。
【図2】図2は本発明の方法により接続される基板の構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図3】図3は本発明の接続方法を模式的に示す図であ
る。
る。
【図4】図4は、本発明における基板に形成した溝の断
面形状を示す図である。
面形状を示す図である。
【図5】図5は、それぞれ誘電体基板13又は23、金
属配線12又は22、及び集積回路を有する基板60及
び65の斜視図である。
属配線12又は22、及び集積回路を有する基板60及
び65の斜視図である。
【図6】図6は、図5に示す基板60及び65を押しつ
けることにより作られた接続された基板の斜視図であ
り、ここで金属配線12と13は電気的に接続される。
けることにより作られた接続された基板の斜視図であ
り、ここで金属配線12と13は電気的に接続される。
12,22…金属配線 13,23…誘電体基板 14…溝
Claims (2)
- 【請求項1】 誘電体基板上に配設された第一の金属配
線を、第二の金属配線に電気的に接続する方法であっ
て、 (1)一方の誘電体基板の第一の金属配線が配設された
面とは反対側の面に、該第一の金属配線に達する深さを
有する溝を形成し、 (2)前記誘電体基板に形成された溝に嵌合し且つ前記
第一の金属配線に接触し得る厚さの第二の金属配線を用
意し、そして (3)前記一方の誘電体基板に形成された溝に該第二の
金属配線を嵌合せしめ、そして両金属配線を圧着する、 ことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記圧着が異方性導電膜又は低融点金属
を介しての圧着である、請求項1に記載の方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105232A JP2648552B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 金属配線の接続方法 |
US08/238,535 US5469615A (en) | 1993-05-06 | 1994-05-05 | Method for electrical interconnection of metallic patterns |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105232A JP2648552B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 金属配線の接続方法 |
US08/238,535 US5469615A (en) | 1993-05-06 | 1994-05-05 | Method for electrical interconnection of metallic patterns |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06334330A true JPH06334330A (ja) | 1994-12-02 |
JP2648552B2 JP2648552B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=26445562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5105232A Expired - Lifetime JP2648552B2 (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 金属配線の接続方法 |
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JP (1) | JP2648552B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007273785A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | 回路基板同士の接続構造及び接続方法 |
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US6675469B1 (en) * | 1999-08-11 | 2004-01-13 | Tessera, Inc. | Vapor phase connection techniques |
JP2001177951A (ja) * | 1999-12-15 | 2001-06-29 | Yazaki Corp | 導電回路構造 |
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CN107295743B (zh) * | 2017-08-01 | 2019-07-30 | 晶晨半导体(上海)股份有限公司 | 一种双层印制电路板及电子设备 |
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US3528048A (en) * | 1967-07-06 | 1970-09-08 | Ibm | Method of constructing printed circuits for subsequent completion or deletion |
US3628243A (en) * | 1969-11-14 | 1971-12-21 | Bell Telephone Labor Inc | Fabrication of printed circuit |
US5063658A (en) * | 1987-07-08 | 1991-11-12 | Leonard Kurz Gmbh & Co. | Embossing foil and a method of making |
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-
1993
- 1993-05-06 JP JP5105232A patent/JP2648552B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-05-05 US US08/238,535 patent/US5469615A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007273785A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd | 回路基板同士の接続構造及び接続方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5469615A (en) | 1995-11-28 |
JP2648552B2 (ja) | 1997-09-03 |
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