JPH0633390B2 - ギヤ油組成物 - Google Patents
ギヤ油組成物Info
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- JPH0633390B2 JPH0633390B2 JP61081821A JP8182186A JPH0633390B2 JP H0633390 B2 JPH0633390 B2 JP H0633390B2 JP 61081821 A JP61081821 A JP 61081821A JP 8182186 A JP8182186 A JP 8182186A JP H0633390 B2 JPH0633390 B2 JP H0633390B2
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- Japan
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- oil
- gear
- gear oil
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- sulfurized
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、動力伝達系に利用されるギヤ油組成物に関す
る。
る。
従来の技術と問題点 最近における社会的趨勢として省電力、省エネルギが進
行しており、ギヤ潤滑油部門においても摩擦損失を低減
し、機械効率を高めるための努力がなされていて、既に
固体潤滑剤及び各種有機系摩擦低減剤を配合した工業用
並びに車両用ギヤ油が実用化されている。
行しており、ギヤ潤滑油部門においても摩擦損失を低減
し、機械効率を高めるための努力がなされていて、既に
固体潤滑剤及び各種有機系摩擦低減剤を配合した工業用
並びに車両用ギヤ油が実用化されている。
而して、ギヤ油の省電力及び省エネルギ効果を高めるた
めには、低粘度化と優れた摩擦低減剤を用いる２通りの
方法が考えられる。しかし、ギヤ油の場合使用される動
力伝達系内での潤滑油が主として境界潤滑領域で潤滑さ
れるため、低粘度化は歯面の疲労損傷を招き易く、ピツ
チング、スポーリング等の損傷による寿命低下をきたし
易いという問題がある。
めには、低粘度化と優れた摩擦低減剤を用いる２通りの
方法が考えられる。しかし、ギヤ油の場合使用される動
力伝達系内での潤滑油が主として境界潤滑領域で潤滑さ
れるため、低粘度化は歯面の疲労損傷を招き易く、ピツ
チング、スポーリング等の損傷による寿命低下をきたし
易いという問題がある。
また、近年、高効率操業、運転をめざしているため、歯
面にかかる負荷（面圧）が増大しており、さらに低粘度
化し得る余地が少くなつている。
面にかかる負荷（面圧）が増大しており、さらに低粘度
化し得る余地が少くなつている。
したがつて、叙上の状況から、優れた摩擦低減剤を開発
して提供することが省電力、省エネルギのギヤ油の利用
上最も重要なことであると言える。
して提供することが省電力、省エネルギのギヤ油の利用
上最も重要なことであると言える。
なお、従来、摩擦低減剤として有機モリブデン化合物を
使用することが有効とされ、既に有機モリブデンジチオ
カーバメート（MoDTCと略記）及び有機モリブデンジチ
オフオスフエート（MoDTPと略記）をギヤ油に添加する
ことが実用化されている。
使用することが有効とされ、既に有機モリブデンジチオ
カーバメート（MoDTCと略記）及び有機モリブデンジチ
オフオスフエート（MoDTPと略記）をギヤ油に添加する
ことが実用化されている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、上述したごときギヤ油にみられる問題上に鑑
みなされたものであつて、摩擦係数の低減及び機械効率
向上に顕著な効果を示し、省エネルギ上優れたギヤ油組
成物を提供することを課題とする。
みなされたものであつて、摩擦係数の低減及び機械効率
向上に顕著な効果を示し、省エネルギ上優れたギヤ油組
成物を提供することを課題とする。
本発明者らは、既にギヤ油に用いられている上記有機モ
リブデン化合物の機能について検討した結果、MoDTP に
おけるアルキル基の構造によつてその摩擦係数の低減及
び機械効率向上の点で著しい差異があること、そして上
記アルキル基として炭素数が５個又は８個を有するもの
が所望の優れた摩擦係数の低減及び機械効率向上の効果
を奏することを見出し、本発明を成すに至つた。
リブデン化合物の機能について検討した結果、MoDTP に
おけるアルキル基の構造によつてその摩擦係数の低減及
び機械効率向上の点で著しい差異があること、そして上
記アルキル基として炭素数が５個又は８個を有するもの
が所望の優れた摩擦係数の低減及び機械効率向上の効果
を奏することを見出し、本発明を成すに至つた。
以下本発明を詳しく説明する。
発明の構成 本発明の特徴は、鉱油又は合成潤滑油もしくは両者の混
合物を基油とし、 (a)一般式 （式中、R は５個又は８個の炭素原子を有する２級アル
キル基を表わし、X は０又はS を表わし同一でも異なつ
ていてもよく、 0/S＝1/3〜3/1 である）で示される化
合物を、モリブデン濃度として0.01〜0.20重量％、 (b)極圧剤としての硫化オレフイン、硫化魚油及び硫化
鯨油から成る群から選択される少くとも１種の硫化物を
硫黄分として 0.3〜3重量部、及び(c)金属を含まないア
ルキルリン酸系化合物、アルキルチオリン酸系化合物又
はアルキルジチオリン酸系化合物から選択されるものの
１種もしくは２種以上をリン分として0.02〜0.2重量％
を、含有したギヤ油組成物にある。
合物を基油とし、 (a)一般式 （式中、R は５個又は８個の炭素原子を有する２級アル
キル基を表わし、X は０又はS を表わし同一でも異なつ
ていてもよく、 0/S＝1/3〜3/1 である）で示される化
合物を、モリブデン濃度として0.01〜0.20重量％、 (b)極圧剤としての硫化オレフイン、硫化魚油及び硫化
鯨油から成る群から選択される少くとも１種の硫化物を
硫黄分として 0.3〜3重量部、及び(c)金属を含まないア
ルキルリン酸系化合物、アルキルチオリン酸系化合物又
はアルキルジチオリン酸系化合物から選択されるものの
１種もしくは２種以上をリン分として0.02〜0.2重量％
を、含有したギヤ油組成物にある。
課題を解決するための手段 本発明において用いる基油は、鉱油又は合成基油、さら
には両者の混合油を包含するものであつて、工業用及び
車両用ギヤ油としての適度な粘度を有するものが広く利
用できる。
には両者の混合油を包含するものであつて、工業用及び
車両用ギヤ油としての適度な粘度を有するものが広く利
用できる。
鉱油は、100 、150 、500 ニユートラル油、ブライスト
ストック油等と称せられるが、本発明ではこれらの鉱
油、さらには合成基油を適宜混合し、必要に応じてポリ
イソブチレン、ポリブテンのごとき潤滑油に汎用される
増粘剤を添加、混合して粘度を調整したものを基油とし
て用いるとよく、さらにマルチグレード油作成のために
はポリメタアクリレート等の各種の粘度指数向上剤を添
加したものも用いてもよい。
ストック油等と称せられるが、本発明ではこれらの鉱
油、さらには合成基油を適宜混合し、必要に応じてポリ
イソブチレン、ポリブテンのごとき潤滑油に汎用される
増粘剤を添加、混合して粘度を調整したものを基油とし
て用いるとよく、さらにマルチグレード油作成のために
はポリメタアクリレート等の各種の粘度指数向上剤を添
加したものも用いてもよい。
本発明は、上述のごとき基油に、硫黄系極圧剤とリン系
極圧剤に、前記一般式（Ｉ）で示される炭素数５個又は
８個のアルキル基を有する有機モリブデンジチオフオス
フエートを組合わせて添加することにより、該有機モリ
ブデンジチオフオスフエート（MoDTP）の有する摩擦係
数低減及び機械効率向上を機能を一そう高めるものであ
る。
極圧剤に、前記一般式（Ｉ）で示される炭素数５個又は
８個のアルキル基を有する有機モリブデンジチオフオス
フエートを組合わせて添加することにより、該有機モリ
ブデンジチオフオスフエート（MoDTP）の有する摩擦係
数低減及び機械効率向上を機能を一そう高めるものであ
る。
上記一般式（Ｉ）中 Rで示される２級アルキル基として
は、 式 で示される3-ペンチル基、式 で示される2-ペンチル基、式 で示される2-オクチル基等を例示し得るが、下記式で示
されるような側鎖の炭素数が２〜３個であるものが好ま
しい。
は、 式 で示される3-ペンチル基、式 で示される2-ペンチル基、式 で示される2-オクチル基等を例示し得るが、下記式で示
されるような側鎖の炭素数が２〜３個であるものが好ま
しい。
本発明におけるMoDTP の基油に対する添加量はモリブデ
ン濃度で0.01〜0.20重量部であつて、この範囲より少な
いと摩擦低減効果が十分に発揮されず、一方多く添加し
てもその効果も格別向上しないので経済上得策でない。
ン濃度で0.01〜0.20重量部であつて、この範囲より少な
いと摩擦低減効果が十分に発揮されず、一方多く添加し
てもその効果も格別向上しないので経済上得策でない。
上記のような２級アルキル基を有するMoDTP を基油に対
し上記範囲量で添加することにより、摩擦低減効果及び
機械効率の優れたギヤ油がえられるが、本発明では、こ
れらの効果を一そう高めるために、硫黄系極圧剤とリン
系極圧剤を組合せて添加する。
し上記範囲量で添加することにより、摩擦低減効果及び
機械効率の優れたギヤ油がえられるが、本発明では、こ
れらの効果を一そう高めるために、硫黄系極圧剤とリン
系極圧剤を組合せて添加する。
ここで用いる硫黄系極圧剤は、硫化オレフイン、硫化魚
油もしくは硫化鯨油であつて、硫化オレフインはイソブ
チレンの重合体を硫化処理して得られるイオウ含量が40
乃至50重量％の多硫化物であり、また、硫化魚油並びに
硫化鯨油は魚油並びに鯨油を同様に硫化処理して得られ
るものであつて平均分子量が 500〜1000程度のものが基
油に対する溶解性の点で好ましい。
油もしくは硫化鯨油であつて、硫化オレフインはイソブ
チレンの重合体を硫化処理して得られるイオウ含量が40
乃至50重量％の多硫化物であり、また、硫化魚油並びに
硫化鯨油は魚油並びに鯨油を同様に硫化処理して得られ
るものであつて平均分子量が 500〜1000程度のものが基
油に対する溶解性の点で好ましい。
これらの硫黄系極圧剤の基油に対する添加量は、イオウ
分として 0.3〜3.0重量部であつて、この範囲より少な
くてはそれの添加による上記効果が期待できず、一方多
くても格別な効果上の向上はみられない。
分として 0.3〜3.0重量部であつて、この範囲より少な
くてはそれの添加による上記効果が期待できず、一方多
くても格別な効果上の向上はみられない。
また、本発明で用いるリン系極圧剤は、アルキルリン酸
系化合物としてアルキルリン酸エステルもしくはアルキ
ルアミン塩（部分又は完全中和塩）を挙げられ、アルキ
ルチオリン酸系化合物としてアルキルチオリン酸エステ
ル、同エステルの酸性リン酸エステル化合物もしくはこ
れらのアルキルアミン塩（部分又は完全中和塩）が挙げ
られ、アルキルジチオリン酸系化合物としてアルキルジ
チオリン酸エステル、同エステルの酸性リン酸エステル
化合物もしくはこれらのアルキルアミン塩（部分又は完
全中和塩）が挙げられる。
系化合物としてアルキルリン酸エステルもしくはアルキ
ルアミン塩（部分又は完全中和塩）を挙げられ、アルキ
ルチオリン酸系化合物としてアルキルチオリン酸エステ
ル、同エステルの酸性リン酸エステル化合物もしくはこ
れらのアルキルアミン塩（部分又は完全中和塩）が挙げ
られ、アルキルジチオリン酸系化合物としてアルキルジ
チオリン酸エステル、同エステルの酸性リン酸エステル
化合物もしくはこれらのアルキルアミン塩（部分又は完
全中和塩）が挙げられる。
これらの化合物は１種もしくは２種以上組合せて用いる
ことができ、基油に対する添加量はリン分として0.02〜
0.2重量部であつて、このリン分としての下限量（0.02
重量部）は、該化合物の耐摩耗性を維持するうえで必要
である。なお、リン分として 0.2重量部を越えて添加す
ると、むしろ焼付現象が起り易くなるので好ましくな
い。
ことができ、基油に対する添加量はリン分として0.02〜
0.2重量部であつて、このリン分としての下限量（0.02
重量部）は、該化合物の耐摩耗性を維持するうえで必要
である。なお、リン分として 0.2重量部を越えて添加す
ると、むしろ焼付現象が起り易くなるので好ましくな
い。
叙上のとおり、本発明は、基油に対し、炭素数５個又は
８個のアルキル基を有する特定な２級アルキルモリブデ
ンジチオフオスフエートの特定範囲量を、上記の硫黄系
極圧剤とリン系極圧剤の各特定範囲量と組合せて添加す
ることにより、後記実施例に示すごとく、工業用ギヤ油
として利用した場合、ウオームギヤ効率試験で高い伝達
効率と機械効率向上に伴う摩擦損失の低減による油温低
下がみられ、また、車両用ギヤ油として利用した場合、
ハイポイドギヤ効率の測定で著しい高い伝達効率を示
す、優れた性能のギヤ油組成物の提供を可能にする。
８個のアルキル基を有する特定な２級アルキルモリブデ
ンジチオフオスフエートの特定範囲量を、上記の硫黄系
極圧剤とリン系極圧剤の各特定範囲量と組合せて添加す
ることにより、後記実施例に示すごとく、工業用ギヤ油
として利用した場合、ウオームギヤ効率試験で高い伝達
効率と機械効率向上に伴う摩擦損失の低減による油温低
下がみられ、また、車両用ギヤ油として利用した場合、
ハイポイドギヤ効率の測定で著しい高い伝達効率を示
す、優れた性能のギヤ油組成物の提供を可能にする。
実施例と発明の効果 以下に実施例を示して本発明の効果を具体的に説明す
る。
る。
実施例１ ギヤ油組成物の調製： 基油に硫化オレフイン、アミンフオスフエート及びアル
キルフエノールをそれぞれイオウ分1.12wt％及びリン分
140ppmの含有量になるように添加した硫黄−リン系工業
用ギヤ油Ａと、基油に硫化オレフイン、チオリン酸エス
テルアミン塩、ヒンダードフェノール、ベンジルアミン
をそれぞれイオウ分2.66wt％及びリン分1070ppm の含有
量になるように添加した硫黄−リン系自動車用ギヤ油Ｂ
を用意し、各ギヤ油に各種のアルキルモリブデンジチオ
フオスフエート (MoDTP)を種々の添加量で添加したもの
をギヤ油組成物として試験に供した。
キルフエノールをそれぞれイオウ分1.12wt％及びリン分
140ppmの含有量になるように添加した硫黄−リン系工業
用ギヤ油Ａと、基油に硫化オレフイン、チオリン酸エス
テルアミン塩、ヒンダードフェノール、ベンジルアミン
をそれぞれイオウ分2.66wt％及びリン分1070ppm の含有
量になるように添加した硫黄−リン系自動車用ギヤ油Ｂ
を用意し、各ギヤ油に各種のアルキルモリブデンジチオ
フオスフエート (MoDTP)を種々の添加量で添加したもの
をギヤ油組成物として試験に供した。
上記工業用ギヤ油Ａと自動車ギヤ油Ｂの性状は表１と表
２に示すとおりである。
２に示すとおりである。
摩擦試験： 次に、上記工業用ギヤ油Ａ並びに自動車用ギヤ油Ｂに、
各種アルキルモリブデンジチオフオスフエートを表３並
びに表４に示すように添加した各ギヤ油組成物につい
て、下記条件下に高振動型摩擦試験機による摩擦試験を
「Industrial Lubrication and Tribology 」July-Augu
st(1982) 、p-130 に記載の方法に従つて行つた。
各種アルキルモリブデンジチオフオスフエートを表３並
びに表４に示すように添加した各ギヤ油組成物につい
て、下記条件下に高振動型摩擦試験機による摩擦試験を
「Industrial Lubrication and Tribology 」July-Augu
st(1982) 、p-130 に記載の方法に従つて行つた。
試験条件 負荷 1.0 kgf 振幅 ±0.5 mm 振動数 50 Hz 温度 120 ℃ 時間 60 分 テストピース 鋼球(SUS-2) プレート(S45C) 上記試験の結果は表３並びに表４に示すとおりである。
実施例２ 本例は、本発明によるギヤ油組成物を利用した場合のウ
オームギヤ効率試験が行つた結果を、比較例との対比で
示したものである。
オームギヤ効率試験が行つた結果を、比較例との対比で
示したものである。
供試ギヤ油組成物は、表５に示す性状を有する硫黄−リ
ン系工業用ギヤ油Ｃに種々の MoDTPを添加したものを用
い、回転数1800rpm、トルク１．０kgf・ mの条件下にウ
オームギヤ効率試験を行い、１時間運転後の油温と効率
を測定その結果を表６に示す。
ン系工業用ギヤ油Ｃに種々の MoDTPを添加したものを用
い、回転数1800rpm、トルク１．０kgf・ mの条件下にウ
オームギヤ効率試験を行い、１時間運転後の油温と効率
を測定その結果を表６に示す。
実施例３ 本例は、本発明によるギヤ油組成物を利用した場合のハ
イポイドギヤ効率試験を行つた結果を、比較例との対比
で示したものである。
イポイドギヤ効率試験を行つた結果を、比較例との対比
で示したものである。
供試ギヤ油組成物は、表７に示す性状のギヤ油Ｄに、表
８に示す種々の MoDTPを添加したものを用いた。
８に示す種々の MoDTPを添加したものを用いた。
ハイポイドギヤ効率試験の方法 アクスルアッセンブリとしてはブルバード SSS用デフア
ツセイ(R160)を用いた。減速機関のデフアレンシアルギ
ヤ差動しないように固定した。また、油温はドレン口か
ら熱電対を挿入し測定した。
ツセイ(R160)を用いた。減速機関のデフアレンシアルギ
ヤ差動しないように固定した。また、油温はドレン口か
ら熱電対を挿入し測定した。
入力回転速度：3800rpm 、入力トルク： 5kgfmで運転
し、油温60℃、75℃、90℃になつたときの動力伝達効率
を求めた。結果は表８に示すとおりである。
し、油温60℃、75℃、90℃になつたときの動力伝達効率
を求めた。結果は表８に示すとおりである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１０Ｍ 139:00 Ｚ 9159−4Ｈ 159:12） Ｃ１０Ｎ 30:00 Ｚ 8217−4Ｈ 30:06 30:10 30:12 40:04 (72)発明者 小西 正則 東京都荒川区東尾久７丁目２番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 田中 典義 東京都荒川区東尾久７丁目２番35号 旭電 化工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】鉱油又は合成潤滑油もしくは両者の混合物
を基油とし、 (a)一般式 （式中、R は５個又は８個の炭素原子を有する２級アル
キル基を表わし、Ｘは０又はＳを表わし同一でも異なつ
ていてもよく、 0/S＝1/3〜3/1 である）で示される化
合物を、モリブデン濃度として 0.01〜0.20重量％、 (b)極圧剤としての硫化オレフイン、硫化魚油及び硫化
鯨油から成る群から選択される少くとも１種の硫化物を
硫黄分として 0.3〜3重量％、 及び (c)金属を含まないアルキルリン酸系化合物、アルキル
チオリン酸系化合物又はアルキルジチオリン酸系化合物
から選択されるものの１種もしくは２種以上をリン分と
して0.02〜0.2重量％を、 含有することを特徴とするギヤ油組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081821A JPH0633390B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | ギヤ油組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61081821A JPH0633390B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | ギヤ油組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62240389A JPS62240389A (ja) | 1987-10-21 |
| JPH0633390B2 true JPH0633390B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=13757149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61081821A Expired - Lifetime JPH0633390B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | ギヤ油組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633390B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8905320B2 (en) | 2009-06-09 | 2014-12-09 | Tsinghua University | Room heating device capable of simultaneously producing sound waves |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6361091A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-17 | Showa Shell Sekiyu Kk | ギヤ油組成物 |
| JP2007126552A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Cosmo Sekiyu Lubricants Kk | ギヤ油組成物 |
| JP6382749B2 (ja) * | 2015-02-27 | 2018-08-29 | Ｊｘｔｇエネルギー株式会社 | 最終減速機用潤滑油組成物 |
| WO2016136873A1 (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-01 | Ｊｘエネルギー株式会社 | 最終減速機用潤滑油組成物 |
| CN116515549A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-08-01 | 安徽金德润滑科技有限公司 | 一种长寿命风电齿轮油及其制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5975995A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-04-28 | Showa Shell Sekiyu Kk | 耐摩耗性、極圧性及び摩擦特性にすぐれた潤滑組成物 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP61081821A patent/JPH0633390B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5975995A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-04-28 | Showa Shell Sekiyu Kk | 耐摩耗性、極圧性及び摩擦特性にすぐれた潤滑組成物 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8905320B2 (en) | 2009-06-09 | 2014-12-09 | Tsinghua University | Room heating device capable of simultaneously producing sound waves |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62240389A (ja) | 1987-10-21 |
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