JPH0633349A - 丸編機における選針タイミング可変装置 - Google Patents

丸編機における選針タイミング可変装置

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JPH0633349A
JPH0633349A JP18127892A JP18127892A JPH0633349A JP H0633349 A JPH0633349 A JP H0633349A JP 18127892 A JP18127892 A JP 18127892A JP 18127892 A JP18127892 A JP 18127892A JP H0633349 A JPH0633349 A JP H0633349A
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JP
Japan
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needle
needle selection
signal
pulse
detector
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Application number
JP18127892A
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English (en)
Inventor
Koichi Shimizu
弘一 清水
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出信号がパルス信号の場合にも選針タイミ
ングを可変し得るようにする。 【構成】 針検出器2は、シリンダ針1の通過を検出し
てパルス信号を出力する。選針タイミング制御装置4
は、針検出器2からの信号を観測して次のパルス信号の
発生時間を予測すると共に予測した発生時間を基に起動
信号を出力する。選針タイミング制御装置4から出力さ
れる起動信号により選針装置を動作させ、選針動作の遅
れを回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機において編針の
回転速度と選針動作タイミングの制御を行う丸編機にお
ける選針タイミング可変装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、編針の回転速度と選針動作タイミ
ングの制御を行う丸編機における選針タイミング可変装
置が知られている(特開平2−300358号公報参
照)。図5は、例えば特開平2−300358号公報に
開示されている従来の丸編機における選針タイミング可
変装置を備える制御装置の構成を示すブロック図であ
る。この制御装置は、図5に示すように、シリンダ体8
の回転を検出してアナログ信号ASを出力するシリンダ
検出器9を有しており、シリンダ検出器9には、シリン
ダ検出器9より出力されたアナログ信号ASを増幅する
増幅器10が接続されている。
【0003】増幅器10には、増幅されたアナログ信号
を元に所定位相位置においてトリガを取り選針起動信号
SSを出力する位相制御装置11が接続されており、位
相制御装置11には、位相制御装置11より出力された
選針起動信号SSが入力するとコントローラから柄のデ
ータを読み出して所定の針が編む針か編まない針かを選
定して選針駆動信号SDを出力する増幅器12が接続さ
れている。更に、増幅器12には、増幅器12より出力
された選針駆動信号SDに従い選針を行う選針装置7が
接続されている。
【0004】次に動作について説明する。編機を運転す
ると、シリンダ体8が回転し、シリンダ体8の回転をシ
リンダ検出器9が検出し、シリンダ検出器9は、アナロ
グ信号ASを増幅器10へ出力する。そして、増幅器1
0は、シリンダ検出器9より出力されたアナログ信号A
Sを増幅して位相制御装置11へ出力し、位相制御装置
11は、増幅されたアナログ信号を元に所定位相位置に
おいてトリガを取り選針起動信号SSを増幅器12へ出
力する。更に、増幅器12は、位相制御装置11より出
力された選針起動信号SSが入力するとコントローラ6
から柄のデータを読み出して所定の針が編む針か編まな
い針かを選定して選針駆動信号SDを選針装置7へ出力
し、選針装置7は、増幅器12より出力された選針駆動
信号SDに従い選針を行う。
【0005】ここで、編機の運転速度が高速になった場
合を考えると、信号の伝達時間や選針装置7の動作立上
がり時間のため、選針装置7が実際に動作するまでの遅
れ時間が発生する。そこで、この遅れ時間を解消するた
めに、位相制御装置11は、入力されたアナログ信号の
周波数を元に図6に示すように電圧レベルに変換し、そ
の電圧を運転速度によりトリガポイントを可変すること
により選針起動タイミングを変化させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の選針タイミング
可変装置は、編機のシリンダ体8の回転を検出してアナ
ログ信号を取り出し、その周波数によって選針起動タイ
ミングを変化させているため、シリンダ検出器9の出力
がアナログ信号タイプのものに限定されてしまうという
問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、その目的は、検出信号がパルス
信号の場合にも選針タイミングを可変し得る丸編機にお
ける選針タイミング可変装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る丸編機にお
ける選針タイミング可変装置は、編機における編針の通
過を検出してパルス信号を出力する針検出器と、針検出
器からの信号を観測して次のパルス信号の発生時間を予
測すると共に予測した発生時間を元に起動信号を出力す
る選針タイミング制御装置と、選針タイミング制御装置
から出力される起動信号により動作する編成手段と、を
備えることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明に係る丸編機においては選針タイミング
可変装置が、編機における編針の通過を針検出器により
検出してパルス信号を出力する。選針タイミング制御装
置は、針検出器からの信号を観測して次のパルス信号の
発生時間を予測すると共に予測した発生時間を元に起動
信号を出力する。選針タイミング制御装置から出力され
る起動信号により編成手段が動作する。このような動作
により、選針動作の遅れを回避する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。図1は、本発明の一実施例に係り選針タイミング
可変装置を備える制御装置の構成を示すブロック図であ
る。この制御装置は、シリンダ体8に装着されているシ
リンダ針1の回転を検出して針信号CSを出力する針検
出器2を有しており、この針検出器2には、針検出器2
より出力された針信号CSを成形して針パルスCPを出
力するパルス成形器3が接続されている。
【0011】パルス成形器3には、選針タイミング制御
装置4が接続されている。この装置4は、針パルスCP
n が入力された場合に、前回の針パルスCPn-1 からの
時間tn を算出し、この時間tn を基に次に発生する針
パルスCPn+1 までの時間を推定し、選針装置7を駆動
するタイミング補正値を求め、その時間に到達したとこ
ろで選針起動信号SSを出力する。選針タイミング制御
装置4には、選針タイミング制御装置4より出力された
選針起動信号SSが入力するとコントローラから柄のデ
ータを読み出して所定の針が編む針か編まない針かを選
定して選針駆動信号SDを出力する増幅器5が接続され
ている。更に、増幅器5には、増幅器5より出力された
選針駆動信号SDに従い選針を行う選針装置7が接続さ
れている。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
シリンダ針1の通過を針検出器2が検出すると、針検出
器2は針信号CSをパルス成形器3へ出力し、パルス成
形器3は、針検出器2より出力された針信号CSを成形
して針パルスCPn を選針タイミング制御装置4へ出力
する。選針タイミング制御装置4は、針パルスCPn
入力されると、前回の針パルスCPn-1 からの時間tn
を算出し、この時間tn を基に次に発生する針パルスC
n+1 までの時間を推定し、選針装置7を駆動するタイ
ミング補正値を求め、その時間に到達したところで選針
起動信号SSを増幅器5へ出力する。更に、増幅器5
は、選針タイミング制御装置4より出力された選針起動
信号SSが入力するとコントローラから柄のデータを読
み出して所定の針が編む針か編まない針かを選定して選
針駆動信号SDを選針装置7へ出力し、選針装置7は増
幅器5より出力された選針駆動信号SDに従い選針を行
う。次に、選針タイミング制御装置4の内部処理を図3
のフローチャートに沿って説明する。針パルスCP
n (n本目の針パルス)が入力されると(ステップ
1)、前回の針パルスCPn-1 からの時間tn を内蔵す
るタイマーより読み出し(ステップ2)、タイマーをリ
セットする(ステップ3)。それから、タイマーを再ス
タートし(ステップ4)、前回の針パルスCPn-1 から
今回の針パルスCPnまでの時間tn より、この間の平
均速度Van(図2参照)を求める(ステップ5)。な
お、シリンダ針1間の距離lg は等ピッチであるので1
とする。
【0013】 Van=l/tn …(100) そして、算出した平均速度Vanと前回の針パルス間の平
均速度Van-1から加速度a(図2参照)を求める(ステ
ップ6)。
【0014】 a=(Van−Van-1)/{(tn +tn-1 )/2} …(101) 更に、算出した加速度aより、次の針パルスCPn+1
での平均速度Van+1(図2参照)を次式により求める。
【0015】 Van+1=(tn +tsn-1 )/2・a+Van …(102) また、シリンダ針ピッチlg (1)を、次式により求め
る。
【0016】 lg =Van+1・tsn+1 …(103) 以上の第102式及び第103式より針パルスCPn
ら次に発生する針パルスCPn+1 まで等加速度aで進む
と仮定し、針パルスCPn からCPn+1 までの時間ts
n+1 を推定する。
【0017】 lg ={1/2・(tn +tsn+1 )・a+Van}・tsn+1 =a/2(tn ・tsn+1 +tsn+1 2 )+Van・tsn+1 =a/2・tsn+1 2 +{(a/2)tn +Van)・tsn+1 (104) よって、2次方程式の解の公式を使用して第104式の
解としての推定時間tsn+1 (図2参照)を求めると、
次式のようになる(ステップ7)。なお、第104式の
解は一方(2項目の符号が+のもの)のみを用いるもの
とする。
【0018】 tsn+1 =1/a[−(a/2・tn +Van) +{(a/2・tn +Van2 +2a}1/2 …(105) なお、運転スタート時及び停止時の不具合(例えば、停
止する直前に算出したtsn+1 よりもゆっくり停止した
場合、選針位置に到達していないにもかかわらず選針起
動出力が出力されてしまう)を発生させないため、推定
時間tsn+1 が任意基準時間tL よりも長い場合(低速
域)は(ステップ8)、図4(a)に示すように、駆動
タイミングに補正をかけず、次の針パルスCPn+1 にて
(ステップ9)、選針起動信号SSを出力し(ステップ
10)、前述ステップ2へ戻る。
【0019】また、前述ステップ8において、推定時間
tsn+1 が任意基準時間tL よりも短い場合(高速域)
は、図4(c)に示すように、この推定時間tsn+1
より求められる速度の時に選針装置7を駆動するタイミ
ングの補正値td を任意係数により求める(ステップ1
1)。
【0020】 td =tsn+1 ×K …(106) それから、次の針パルスCPn+1 の発生と(ステップ1
2)、タイマーのカウントが推定した補正駆動タイミン
グ時間td に到達するのを監視し(ステップ13)、補
正駆動タイミング時間td よりも早く次の針パルスCP
n+1 が発生した場合は、図4(c)zに示すように、C
n+1 により選針起動信号SSを出力する(ステップ1
0)。また、図4(c)yに示すように、タイマーのカ
ウント値が補正駆動タイミング時間td に到達したとこ
ろで(ステップ13)、選針起動信号SSを出力する
(ステップ14)。
【0021】このように、シリンダ針1の回転速度を針
パルス間の時間を測定し、次の針パルスが発生する時間
を予測し、その速度に合わせた補正をかけ、高速回転時
に選針装置7の起動を早くすることができ、選針の動作
遅れを解消することができる。なお、選針起動信号SS
のタイミング算出方法は、上述以外の計算方法によって
も求めることが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
編機における編針の通過を針検出器により検出してパル
ス信号を出力し、選針タイミング制御装置により針検出
器からの信号を観測して次のパルス信号の発生時間を予
測すると共に予測した発生時間を元に起動信号を出力
し、選針タイミング制御装置から出力される起動信号に
より編成手段を動作させるようにしたため、選針動作の
遅れを回避でき、検出器の出力がアナログ信号に限ら
ず、パルス信号でも回転速度により選針起動タイミング
の可変を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り選針タイミング可変装
置を備える制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例に係るシリンダ針の針パルス間の平均
速度を示す図である。
【図3】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図5】従来の選針タイミング可変装置を備える制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の選針タイミング可変装置の動作を示す図
である。
【符号の説明】
1 シリンダ針 2 針検出器 3 パルス成形器 4 選針タイミング制御装置 5 増幅器 6 コントローラ 7 選針装置 8 シリンダ体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編機における編針の通過を検出してパル
    ス信号を出力する針検出器と、 針検出器からの信号を観測して次のパルス信号の発生時
    間を予測すると共に予測した発生時間を元に起動信号を
    出力する選針タイミング制御装置と、 選針タイミング制御装置から出力される起動信号により
    動作する編成手段と、 を備えることを特徴とする丸編み機における選針タイミ
    ング可変装置。
JP18127892A 1992-07-08 1992-07-08 丸編機における選針タイミング可変装置 Pending JPH0633349A (ja)

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JP18127892A JPH0633349A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 丸編機における選針タイミング可変装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004086889A1 (ja) * 2003-03-28 2004-10-14 Gunze Limited インナーウェアー及びハイゲージ丸編み機及びハイゲージ丸編み機を用いた編成方法
CN104032473A (zh) * 2014-05-20 2014-09-10 杭州佳谷数控技术有限公司 无缝内衣机高速选针控制方法
CN110565259A (zh) * 2019-09-27 2019-12-13 浙江理工大学 一种选针器状态检测系统

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US7631520B2 (en) 2003-03-28 2009-12-15 Gunze Limited Inner wear and high-gauge circular knitting machine, and knitting method using the high-gauge circular knitting machine
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