JPH0633053B2 - 自動車の組立装置 - Google Patents

自動車の組立装置

Info

Publication number
JPH0633053B2
JPH0633053B2 JP59241459A JP24145984A JPH0633053B2 JP H0633053 B2 JPH0633053 B2 JP H0633053B2 JP 59241459 A JP59241459 A JP 59241459A JP 24145984 A JP24145984 A JP 24145984A JP H0633053 B2 JPH0633053 B2 JP H0633053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vehicle body
assembly
storage device
assembly line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59241459A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61119480A (ja
Inventor
明 堰楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP59241459A priority Critical patent/JPH0633053B2/ja
Priority to US06/795,889 priority patent/US4685208A/en
Publication of JPS61119480A publication Critical patent/JPS61119480A/ja
Publication of JPH0633053B2 publication Critical patent/JPH0633053B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P21/00Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • B62D65/06Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components the sub-units or components being doors, windows, openable roofs, lids, bonnets, or weather strips or seals therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P2700/00Indexing scheme relating to the articles being treated, e.g. manufactured, repaired, assembled, connected or other operations covered in the subgroups
    • B23P2700/50Other automobile vehicle parts, i.e. manufactured in assembly lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の組立生産ラインにおける塗装工程の
後に車体に部品を組付けるための組立装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来より、この種の自動車の組立装置として、例えば特
開昭53−8884号公報に開示されるように、塗装が
完了した車体からドアを一旦取外し、この車体本体およ
びドアに対しそれぞれ別々に部品を組付け、しかる後該
車体本体にドアを取付けるようになし、よって部品の組
付けを容易に行い得るようにしたいわゆるドア後付方式
のものは知られている。
そして、このような組立装置においては、通常、車体か
ら取外されたドアは、オーバーヘッドコンベアとハンガ
ーとからなるドア搬送装置によって吊下げ状態で順次ド
ア組立ラインに搬送され、該ドア組立ラインで部品の組
付けが完了した後車体本体の組立ラインのドア取付部に
搬送されるようになっている。
ところで、このような組立装置の場合、車体本体がドア
を取外した後からその組立ライン上で部品の組付けを完
了した組立ラインのドア取付部に搬送されてくるまでの
時間と、ドアが車体から取外された後ドア組立ラインを
経由して車体本体組立ラインのドア取付部に搬送されて
くるまでの時間とは一致させなければならない。しか
し、車体本体に組付けられる部品はドアに組付けられる
部品数よりも蓄しく多く、車体本体組立ライン上での部
品組付けのための時間はドア組立ライン上でのその時間
と比較にならない程長時間を要する。そこで、上記例示
の公報(特開昭53−8884号)のものでは、ドア組
立ラインで部品の組付けが完了したドアを一旦ストレー
ジタワー内にストレージし、必要に応じて該ストレージ
タワー内から上記ドアを取り出して車体組立ラインのド
ア取付部に搬送するように構成されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、この場合、ストレージタワーは部品の組付けが
完了したドアをストレージしているため、ストレージ荷
重が非常に大きくなり、構造的に強固なものにする必要
があり、設備コストが高くつくという問題がある。
また、ドアの搬送装置がオーバーヘッドコンベアとハン
ガーとからなるものの場合、ハンガーの総数が多くなる
ため、オーバーヘッドコンベアを介して建屋に作用する
荷重が大きくなり、この点からも設備コストが高くつく
ことになる。また騒音が大きくなるという問題もある。
さらに、上記ハンガーに吊下げ支持されたドアに対し部
品を組み付ける場合、ハンガーの揺れにより部品の組付
けを容易に行うことはできない。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、車体から取外したドアをドア組立
ラインに搬送する前に該ドアをストレージするととも
に、ドアの搬送装置を使用場所に応じて適切に選定する
ことにより、ストレージ荷重及び建屋に作用する荷重を
可及的に少なくして設備コストの低廉化を図るととも
に、騒音の低減化及びドアに対する部品の組付け作業の
簡易化を図り得るようにするものである。
さらに、本発明の目的は、上記ドアのストレージをスペ
ースを取らない揃えた状態で行ってストレージ装置の小
型化を図るとともに、該ストレージ装置から送出される
ドアの方向を適切に設定してその後のドアに対する部品
の組付けの簡易化をより図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、塗装が
完了した車体からドアを取外し、この車体本体およびド
アに対しそれぞれ別々に部品を組付けた後、該車体本体
にドアを取付けるようにした自動車の組立装置として、
下記のような構成とする。
すなわち、車体から取外したドアを搬送する取外しドア
搬送装置と、該取外しドア搬送装置からドアを支持台上
に立てた状態で移載する第1ドア移載装置と、フロア上
に設置され、上記第1ドア移載装置から移載される、上
記支持台上に支持されたドアを、各ドア表面が平行でか
つ前後両端位置を揃えた状態においてドア表面と直角方
向に支持台と共に送出可能にストレージするドアストレ
ージ装置と、該ドアストレージ装置から送出される支持
台上のドアに対し部品を組付けるドア組立ラインと、上
記ドアストレージ装置の出口部に設けられ、ドアストレ
ージ装置から送出される支持台上のドアを、その前後方
向がドア組立ラインの進行方向と同じになるように回転
するドア方向変更装置と、上記ドア組立ラインで部品の
組付けが完了したドアが第2ドア移載装置によって支持
台から移載され、該ドアを車体本体の組立ラインのドア
取付部に搬送する組立ドア搬送装置とを備える。また、
上記取外しドア搬送装置及び組立ドア搬送装置を共に、
オーバーヘッドレール上を走行する自走式走行台車と、
該走行台車に取付けられ、ドアを吊下げ支持するハンガ
ーとから構成するものである。
(作用) 上記構成により、本発明では、車体から取外したドアが
ドア組立ラインに移送される前にドアストレージ装置に
おいてストレージされるので、部品を組付けた後のドア
をストレージする場合よりもドアストレージ装置に作用
する荷重つまりストレージ荷重が少なくなる。しかも、
このストレージ荷重は、ドアストレージ装置を介してフ
ロアに支持されており、建屋に作用することはない。さ
らに、ドアストレージ装置におけるドアのストレージ状
態は、支持台上に支持された各ドアが送出方向と直角方
向に互いに平行に並べられてスペースを取らない状態で
なされることにより、ドアストレージ装置が小型のもの
で済むことになる。
また、ドアを単に搬送するだけの場所に用いられるドア
搬送装置、つまり取外しドア搬送装置及び組立ドア搬送
装置は、オーバーヘッドレール上を走行する自走式走行
台車とドアを吊下げ支持するハンガーとからなり、ドア
の搬送を効率的に行うことができるものであるので、ド
ア搬送に必要とする走行台車及びハンガーの総数は少な
くて済み、オーバーヘッドレールを介して建屋に作用す
る荷重が少なくなる。また、ハンガーの移動等によって
発生する騒音も少なくなる。
一方、ドアを搬送しつつ該ドアに対する部品の組付けを
行うドア組立ラインでは、ドアを支持台上に立てた状態
のまま搬送するようになっているので、この組立ライン
でのドアに対する部品の組付けを安定した状態で行うこ
とができる。しかも、上記ドアストレージ装置から送出
される際、支持台上のドアは、ドア方向変更装置により
その前後方向がドア組立ラインの進行方向と同じに変更
されるので、部品の組付けをより容易に行うことができ
ることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例に係る4ドア自
動車の組立装置を示し、1は塗装工程で塗装が完了した
車体を搬送する車体搬送コンベアであって、該車体搬送
コンベア1は蛇行状態に長い距離に亘って配設されてお
り、その上流側(塗装工程寄り側)にはコンベア1上の
車体からドアを取外すためのドア取外しステーシヨン2
が設けられている一方、下流側にはドアが取外された状
態にあるコンベア1上の車体本体に対し後述のドア組立
ライン26で部品の組付けが完了したドアを取付けるた
めのドア取付けステーション3が設けられている。ま
た、上記車体搬送コンベア1のドア取外しステーション
2とドア取付けステーション3との間には、コンベア1
上の車体本体に対し内装部品(例えばインストルメント
パネル等)やシート等の各種部品をそれぞれ組付けるた
めの複数の部品組付けステーション(図示せず)がコン
ベア1に沿って設けられていて、この部品組付けステー
ションと車体搬送コンベア1とにより車体本体に対し部
品を組付ける車体本体組立ライン4が構成されている。
また、5は上記ドア取外しステーション2において車体
から取外したドアを載置して後述のドアストレージ装置
10側に自走搬送する取外しドア搬送装置であって、該
取外しドア搬送装置5は、建屋の天井梁6に支持された
オーバーヘッドレール7と、該オーバーヘッドレール7
上を走行する自走式走行台車8と、該走行台車8に取付
けられ、ドアaを吊下げ支持するハンガー9とを備えた
いわゆる自走電車式コンベアからなるものである。
さらに、10は車体から取外したドアを所定時間ストレ
ージするためのドアストレージ装置であって、フロア上
に設置されている。該ドアストレージ装置10は、上下
2段に各々左右一対のベルトコンベア11,11,…を
有しており、該ベルトコンベア11の進行方向上流側つ
まりドアストレージ装置10の入口側には左右のベルト
コンベア11,11に対応して2組の第1ドア移載装置
12,12と第1リフタ装置13,13とが設置されて
いる。上記各第1リフタ装置13はベルトコンベアから
なる載置台14を有し、該載置台14は、フロア基準線
l位置から上記ドアストレージ装置10の下段のベルト
コンベア11位置を経て上段のベルトコンベア11位置
までの間を上下移動可能に設けられている。また、上記
各第1ドア移載装置12は、支柱15に沿って昇降動す
る昇降部材16と、該昇降部材16に取付けられたドア
保持部材17とを有し、該ドア保持部材17で上記取外
しドア搬送装置5のハンガー9からドアaを受け取った
後、昇降部材16が下降して、該ドアaを上記第1リフ
タ装置13の載置台14上に予め移送されてきてある支
持台18上に直立状態に位置決めして移載するように構
成されている。
ここで、上記第1ドア移載装置12,12および第1リ
フタ装置13,13は、取外しドア搬送装置5により搬
送されてくるドアaの種類を判別する判別手段を有する
コントローラ(図示せず)によってその作動が制御さ
れ、上記ドアaがライトドアの場合にはドアストレージ
装置10(ベルトコンベア11)の進行方向に向かって
見て右側の第1ドア移載装置12が作動してドアaの取
外しドア搬送装置5から支持台18への移載を行う一
方、ドアaがレフトドアの場合には逆に左側の第1ドア
移載装置12が作動してドアaの取外しドア搬送装置5
から支持台18への移載を行うようになっている。ま
た、第1リフタ装置13,13は、それぞれドアストレ
ージ装置10の上段のベルトコンベア11位置において
対応する第1ドア移載装置12からドアaを支持台18
を介して載置台14上で受け取り、該ドアaがリヤドア
の場合にはそのまま支持台18上に支持されたドアaを
ドアストレージ装置10の上段のベルトコンベア11に
移送する一方、ドアaがフロントドアの場合には載置台
14がドアストレージ装置10の下段のベルトコンベア
11位置にまで下降した後支持台18上に支持されたド
アaを該下段のベルトコンベア11に移送するようにな
っている。尚、取外しドア搬送装置5のハンガー9から
第1ドア移載装置12のドア保持部材17にドアaを受
け渡したときには、上記ハンガー9は、ドアストレージ
装置10の枠組19天井部に設けられたシリンダ等から
なるハンガーチルト装置20によってドアストレージ装
置10側つまり第1ドア移載装置12から離隔する方向
にチルト移動され、これによって該ハンガー12と干渉
せずにドアaを支持台18上に移載し得るようにしてい
る。
一方、上記ドアストレージ装置10は、上記第1リフタ
装置13,13から移送されてくる支持台18上に支持
されたドアaを各ベルトコンベア11によって出口側に
移送し、その出口側付近においてストッパ(図示せず)
により支持台18を停止せしめてドアaを支持台18上
に乗せた状態のままストレージするとともに、所定時間
経過後に順次上記ストッパによる支持台18の停止状態
を解除してドアaを支持台18上に乗せて出口から送出
するように構成されている。尚、このドアaの送出はベ
ルトコンベア11を間欠駆動して行ってもよい。このド
アストレージ装置10におけるドアaのストレージ状態
は、上述の如くコントローラに制御された第1ドア移載
装置12,12および第1リフタ装置13,13によっ
てドアがその種類別に各ベルトコンベア11の入口側に
移送されてくることにより、上段右側のベルトコンベア
11上にリヤのライトドアが、上段左側のベルトコンベ
ア11上にリヤのレフトドアが、下段右側のベルトコン
ベア11上にフロントのライトドアが、下段左側のベル
トコンベア11上にフロントのレフトドアがそれぞれ配
置されるようになっている。また、上記各ベルトコンベ
ア11上においては各ドアa表面がベルトコンベア11
の進行方向と直角方向に互いに平行で、かつ各支持台1
8をガイドするガイド部材(図示せず)により各ドアa
の前後両端位置をほぼ揃えた状態でストレージされてお
り、この状態でストレージされているドアaはその表面
と直角方向に各ベルトコンベア11の進行方向下流側か
ら送出可能になっている。
さらに、上記ドアストレージ装置10の出口側にはその
左右のベルトコンベア11,11に対応して2組の第2
リフタ装置21,21とドア方向変更装置22,22と
が設置されている。上記各第2リフタ装置21はベルト
コンベアからなる載置台23を有し、該載置台23は、
ドアストレージ装置10の下段のベルトコンベア11位
置と上段のベルトコンベア11位置との間を上下移動し
てドアストレージ装置10から送出されるドアaの種類
別つまりフロントドアとリヤドアとに応じてその取出し
位置を変えるように設けられている。また、上記各ドア
方向変更装置22は、ドアストレージ装置10の下段の
ベルトコンベア11位置およびフロア基準線l位置にそ
れぞれ配置された上下2つのターンテーブル24,24
を有し、該上側のターンテーブル24においてドアスト
レージ装置10から上記第2リフタ装置21を介して送
出される支持台18上に支持されたドアaを、その前後
方向が後述のドア組立ライン26の進行方向と同じにか
つドアa内面側を外側に向けるように90度回転させ、
しかる後該ドア組立ライン26に送出するように構成さ
れている。
加えて、25,25は上記ドアストレージ装置10の出
口側延長線上にその左右のベルドコンベア11,11に
対応して設けられた左右一対のドア組立ライン用コンベ
アであって、該各コンベア25は、それぞれドアストレ
ージ装置10の下段のベルトコンベア11位置に配置さ
れ、かつ上記ドア方向変更装置22から送出される支持
台18上に支持された各ドアaを順次搬送するようにな
っている。また、上記コンベア25,25の側方には、
各コンベア25上で支持台18上のドアaに対しドアト
リム等の部品をそれぞれ組付けるための複数の部品組付
けステーション(図示せず)がコンベア25に沿って設
けられていて、この部品組付けステーションと両コンベ
ア25,25とによりドアに対し部品を組付けるドア組
立ライン26が構成されている。尚、上記ドア組立ライ
ン26は、組付け部品数の相違に基づいて車体本体組立
ライン4とは比較にならない程短いものである。
また、27は上記ドア組立ライン26のドア移載ステー
ション28で移載されたドアを上記車体本体組立ライン
4のドア取付けステーション3に自走搬送する組立ドア
搬送装置であって、該組立ドア搬送装置27は、上記取
外しドア搬送装置5と同様に、オーバーヘッドレール2
9と走行台車30とハンガー31とを備えた自走電車式
コンベアからなるものである。上記ドア移載ステーショ
ン28にはドア組立ライン26のコンベア25,25の
外側に、該ドア組立ライン26で部品の組付けが完了し
たドアaを支持台18から上記組立ドア搬送装置27の
ハンガー31に移載する左右一対の第2ドア移載装置3
2,32が設置されており、該各第2ドア移載装置32
は、図では詳示していないが上記第1ドア移載装置12
と同様に構成されている。
尚、33はドア組立ライン26のドア移載ステーション
28に各ドア組立ライン用コンベア25に対応して設け
られた第3リフタ装置であって、該第3リフタ装置33
はベルトコンベアからなる載置台34を有し、該載置台
34は、フロア基準線l位置とドア組立ライン用コンベ
ア25位置との間を上下移動可能に設けられている。ま
た、35および36はドア組立ライン26の各コンベア
25下方またはドアストレージ装置10の下段ベルトコ
ンベア11下方のフロア基準線l上にそれぞれ配設され
た空支持台移送用コンベアであり、この両コンベア3
5,36と上記第3リフタ装置33とによって、ドア組
立ライン26のドア移載ステーション28でドアaが取
り出されて空の状態となった支持台18を、上記ドア方
向変更装置22の下側のターンテーブル24で90度回
転しながら第1リフタ装置13の載置台14上に移送す
るように構成されている。
次に、上記実施例の組立装置の作動について説明する
に、塗装工程で塗装が完了した車体は、車体搬送コンベ
ア1によって先ずドア取外しステーション2に搬送さ
れ、このドア取外しステーション2において車体からド
アが取外される。そして、ドアを取外した状態の車体本
体は、車体本体組立ライン4の各部品組付けステーショ
ンに順次搬送されて部品の組付けが行われ、この部品の
組付けが完了した後、ドア取付けステーション3に搬送
される。
一方、上記ドア取外しステーション2において車体から
取外されたドアaは、取外しドア搬送装置5によって先
ずドアストレージ装置10の入口側に搬送された後、こ
の入口側において第1ドア移載装置12および第1リフ
タ装置13によって支持台18上に直立状態で支持され
てドアストレージ装置10に移載され、かつこのドアス
トレージ装置10において所定時間ストレージされる。
この際、上記ドアaは、その種類別にドアストレージ装
置10の4つのベルトコンベア11,11,…上にスト
レージされている。具体的には、フロントのフトドアが
下段左側のベルトコンベア11上に、フロントのライト
ドアが下段石側のベルトコンベア11上に、リヤのレフ
トドアが上段左側のベルトコンベア11上に、リヤのラ
イトドアが上段右側のベルトコンベア11上にそれぞれ
ストレージされる。また、上記各ベルトコンベア11上
においては、各ドアa表面がベルトコンベア11の進行
方向と直角方向に互いに平行にかつその前後両端位置を
ほぼ揃えた状態でストレージされている。
そして、上記ドアストレージ装置10において所定時間
ストレージされた後、支持台18上に支持されたドアa
は、支持台18と共にドアストレージ装置10の出口か
ら第2リフタ装置21によって一旦ドア方向変更装置2
2の上側のターンテーブル24上に移載され、該ドア方
向変更装置22において90度回転された後、ドア組立
ライン26上にその進行方向とドアaの前後方向とが同
じにかつドア2a内面を外側に向けた状態で移載され
る。このドア組立ライン26上においては、上記ドアa
は各部品組付けステーションに順次搬送されて部品の組
付けが行われる。
次いで、上記ドア組立ライン26上での部品の組付けが
完了したドアaは、ドア組立ライン26のドア移載ステ
ーション28において第2ドア移載装置32によって支
持台18から組立ドア搬送装置27に移載され、該組立
ドア搬送装置27により車体本体組立ライン4のドア取
付けステーション3に搬送される。
ここで、上記ドアストレージ装置10におけるドアaの
ストレージ時間は、ドア取外しステーション2において
車体からドアを取外した後車体本体がその組立ライン4
上で部品の組付けを完了してドア取付けステーション3
に搬送されてくるまでの時間と、ドアがドア取外しステ
ーション2からドア組立ライン26を経由してドア取付
けステーション3に搬送されてくるまでの時間とが一致
するように設定されている。そして、このドア取付けス
テーション3において車体本体にドアが取付けられるこ
とにより、塗装が完了した車体への部品の組付けが完了
する。
したがって、上記実施例の組立装置においては、車体か
ら取外したドアaがドア組立ライン26に移送される前
にドアストレージ装置10においてストレージされるの
で、部品を組付けた後のドアをストレージする場合より
もドアストレージ装置10に作用する荷重つまりストレ
ージ荷重が少なくなる。しかも、このストレージ荷重
は、ドアストレージ装置10を介してフロアに支持され
ており、建屋に作用することはないので、その分設備コ
ストの低廉化等を図ることができる。さらに、ストレー
ジ中、各ドアaは支持台18上に支持されているので、
揺れて互いに干渉することはなく、安全にストレージす
ることができる。
その上、上記ドアストレージ装置10におけるドアaの
ストレージ状態は、支持台18上に直立状態で支持され
た各ドアaがベルトコンベア11の送出方向に直角方向
に互いに平行に並べられてスペースを余り取らない状態
にあるので、ドアストレージ装置が小型のもので済むこ
とになる。特に、上記実施例の如くフロントドアとリヤ
ドアとを上下2段のベルトコンベア11,11上に分け
て配置した場合には、設置スペースを大幅に小さくする
ことができ、実施する上で非常に有利となる。
また、ドアaを単に搬送するだけの場所に用いられるド
ア搬送装置、つまり取外しドア搬送装置5及び組立ドア
搬送装置27は、オーバーヘッドレール7,29上を走
行する自走式走行台車8,30とドアaを吊下げ支持す
るハンガー9,31とからなり、ドアaの搬送を効率的
に行うことができるものであるので、ドア搬送に必要と
する走行台車8,30及びハンガー9,31の総数を少
なくすることができる。この結果、オーバーヘッドレー
ル7,29を介して建屋の天井梁6に作用する荷重を減
少させることができ、設備コストの低廉化等をより図る
ことができる。また、ハンガー9,31の移動等によっ
て発生する騒音をも低減することができる。
一方、ドアaを搬送しつつ該ドアaに対する部品の組付
けを行うドア組立ライン26では、ドアaを支持台18
上に立てた状態のまま搬送するようになっているので、
この組立ラインでのドアaに対する部品の組付けを安定
した状態で行うことができ、その組付け作業の簡易・迅
速化を図ることができる。また、上記ドアaは、その前
後方向が送出方向と同じにかつ該ドアa内面が外側に向
けられた状態で搬送されるので、ドアトリム等の部品の
組付けがより容易なものとなり、作業の効率化を一層高
めることができる。さらに、ドアストレージ装置10か
らドア組立ライン26へ移送するとき各ドアaは支持台
18上に支持されたまま移送され、移し変え等の作業が
不要であるので、作業の効率化をより一層図ることがで
きる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、そ
の他種々の変形例を包含するものである。例えば、上記
実施例では、上下2段に各々左右一対のベルトコンベア
11,11,…を有するドアストレージ装置10におい
てドアaをその種類別にストレージするに当り、下段左
側のベルトコンベア11上にフロントのレフトドアを、
下段右側のベルトコンベア11上にフロントのライトド
アを、上段左側のベルトコンベア11上にリヤのレフト
ドアを、上段右側のベルトコンベア11上にリヤのライ
トドアをそれぞれストレージするようにしたが、本発明
は、そのフロントドアとリヤドアとの配置関係またはレ
フトドアとライトドアとの配置関係を逆にしたりしても
よいのは勿論である。また、4つのベルトコンベア1
1,11,…の配設状態についても、上記実施例の如く
上下2段に各々左右一対のベルトコンベア11,11を
配設すること以外に、4つのベルトコンベア11,1
1,…を上下4段に配設したり、あるいは1段で4つの
並列に配設したりしてもよい。
さらに、上記実施例では、本発明を、4ドア自動車の組
立装置に適用した場合について述べたが、2ドアや5ド
ア自動車等の組立装置にも同様に適用できるのは言うま
でもない。
(発明の効果) 以上の如く、本発明における自動車の組立装置によれ
ば、車体から取外したドアがドア組立ラインに移送され
る前にドアストレージ装置においてストレージされるの
で、ストレージ荷重を少なくすることができ、しかも、
そのストレージ荷重は、ドアストレージ装置を介してフ
ロアに支持され、建屋に作用することはない。この結
果、ドアストレージ装置及び建屋の構造を簡略化するこ
とができ、設備コストの低廉化を図ることができる。
その上、上記ドアストレージ装置においてはドア同士が
送出方向と直角方向に互いに平行にスペースを取らない
状態でストレージされるので、該ドアストレージ装置自
体の小型化を図ることができる。
さらに、ドアを単に搬送するだけの場所に用いるドア搬
送装置を、オーバーヘッドレール上を走行する自走式走
行台車とドアを吊下げ支持するハンガーとで構成し、ド
ア搬送を効率的に行うことができるので、ドア搬送に必
要とする走行台車及びハンガーの総数を少なくすること
ができ、建屋に作用する荷重の減少化ひいては設備コス
トの低廉化をより図ることができるとともに、騒音の低
減化を図ることができる。一方、ドア組立ラインでは、
ドアを支持台上に立てた状態のままでかつドアの前後方
向を該ラインの進行方向と同じにして搬送するので、ド
アに対する部品の組付けを安定状態で容易に行うことが
でき、組付け作業の簡易・迅速化を図ることができると
いう効果を併せ有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は組立装置
の全体構成を示す部材配置図、第2図はドアストレージ
装置部分の側面図、第3図はドアストレージ装置の出口
部分の斜視図、第4図はドア組立ラインのドア移載ステ
ーション部分の側面図である。 3……ドア取付けステーション、4……車体本体組立ラ
イン、5……取外しドア搬送装置、7,29……オーバ
ーヘッドレール、8,30……自走式走行台車、9,3
1……ハンガー、10……ドアストレージ装置、12…
…第1ドア移載装置、18……支持台、22……ドア方
向変更装置、26……ドア組立ライン、27……組立ド
ア搬送装置、32……第2ドア移載装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/61 D 8010−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗装が完了した車体からドアを取外し、こ
    の車体本体およびドアに対しそれぞれ別々に部品を組付
    けた後、該車体本体にドアを取付けるようにした自動車
    の組立装置であって、 車体から取外したドアを搬送する取外しドア搬送装置
    と、 該取外しドア搬送装置からドアを支持台上に立てた状態
    で移載する第1ドア移載装置と、 フロア上に設置され、上記第1ドア移載装置から移載さ
    れる、上記支持台上に支持されたドアを、各ドア表面が
    平行でかつ前後両端位置を揃えた状態においてドア表面
    と直角方向に支持台と共に送出可能にストレージするド
    アストレージ装置と、 該ドアストレージ装置から送出される支持台上のドアに
    対し部品を組付けるドア組立ラインと、 上記ドアストレージ装置の出口部に設けられ、ドアスト
    レージ装置から送出される支持台上のドアを、その前後
    方向がドア組立ラインの進行方向と同じになるように回
    転するドア方向変更装置と、 上記ドア組立ラインで部品の組付けが完了したドアが第
    2ドア移載装置によって支持台から移載され、該ドアを
    車体本体の組立ライドのドア取付部に搬送する組立ドア
    搬送装置とを備えており、 上記取外しドア搬送装置及び組立ドア搬送装置は共に、
    オーバーヘッドレール上を走行する自走式走行台車と、
    該走行台車に取付けられ、ドアを吊下げ支持するハンガ
    ーとを有するものであることを特徴とする自動車の組立
    装置。
JP59241459A 1984-11-15 1984-11-15 自動車の組立装置 Expired - Lifetime JPH0633053B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59241459A JPH0633053B2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15 自動車の組立装置
US06/795,889 US4685208A (en) 1984-11-15 1985-11-07 Apparatus for assembling vehicle bodies

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59241459A JPH0633053B2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15 自動車の組立装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61119480A JPS61119480A (ja) 1986-06-06
JPH0633053B2 true JPH0633053B2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=17074626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59241459A Expired - Lifetime JPH0633053B2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15 自動車の組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633053B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2514463B2 (ja) * 1990-10-23 1996-07-10 本田技研工業株式会社 自動車の組立ラインにおけるドアの搬送組立方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430191B2 (ja) * 1972-07-20 1979-09-28
JPS6059101B2 (ja) * 1976-07-12 1985-12-23 日産自動車株式会社 自動車の組立方法
JPS58183364A (ja) * 1982-04-20 1983-10-26 Mazda Motor Corp 自動車の組立方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61119480A (ja) 1986-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3991852B2 (ja) 天井搬送車システム
US20130199893A1 (en) Conveyor unit and conveyor system for conveying vehicle bodies and plant for machining vehicle bodies
US4685208A (en) Apparatus for assembling vehicle bodies
JPH041143Y2 (ja)
JPH0633053B2 (ja) 自動車の組立装置
JPH0633052B2 (ja) 自動車の組立装置
JP3008220B2 (ja) 車両組立装置
JPH0633054B2 (ja) 自動車の組立装置
JPH01317881A (ja) 自動車製作ラインにおけるドアのライン間移載方法
JPH07237740A (ja) 搬送装置
JP2005280582A (ja) 台車搬送装置
JPH05193498A (ja) 自動車ドアの搬送装置
JPS5989274A (ja) タイヤ供給設備
JPH01317882A (ja) 自走体使用の搬送設備
JP2000229727A (ja) 台車移送装置
JP3189748B2 (ja) 被格納物収納装置
JPH01317865A (ja) ハンガを有する搬送装置
JPS61178308A (ja) 吊下げ搬送装置
JP2539010B2 (ja) 工業用ロボットへのワ―ク供給装置
JPH06115677A (ja) 自走台車使用の搬送設備
JP2610526B2 (ja) クリーンルーム内の荷取扱い設備
JPS6021902B2 (ja) トロリ−コンベヤ及びフロア−コンベヤによる搬送方法
JPS63269789A (ja) 車両組立ラインのハンガへの車両移載方法
JPH045590B2 (ja)
JPH09315530A (ja) コンベア装置