JPH06327328A - 刈取装置の刈刃押え装置 - Google Patents

刈取装置の刈刃押え装置

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JPH06327328A
JPH06327328A JP12365993A JP12365993A JPH06327328A JP H06327328 A JPH06327328 A JP H06327328A JP 12365993 A JP12365993 A JP 12365993A JP 12365993 A JP12365993 A JP 12365993A JP H06327328 A JPH06327328 A JP H06327328A
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blade
cutting blade
blades
reaping
central
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JP12365993A
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Riyuuji Akehi
龍二 明比
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】固定の下刃14の上面に左右に往復動し且つ左
右に分割されていてる上刃15,15とを摺動自在に重
合し、刈刃台12の左右両側には左右の上刃15,15
の両端部を押える左右の刈刃押え19,19を設け、刈
刃台12の中央部には左右の上刃15,15の内端部を
幅広の中央刈刃押え20で同時に押える。 【効果】幅の広い中央刈刃押え20で左右の上刃15,
15の内端部が同時に押圧され被覆されているので、石
等の異物の侵入が防止されて破損も減少し、左右の上刃
15,15に対して中央刈刃押え20を前後及び上下の
ずれを同じにできるので、ガタが少なくなり、振動が軽
減し耐久性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバイン等に利用
できる刈取装置の刈刃押え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定状態の下刃の上面に、左右方向に往
復動する上刃とを摺動自在に重合し、穀稈等を刈取る刈
取装置がある。この種刈取装置は、刈取幅が幅広となる
と、往復摺動する上刃を複数個に分割し、分割された上
刃を夫れ夫れ押圧する刈刃押えを設ける構成であつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置に
あつては、左右に分割している上刃を刈刃押えで押圧す
るにあたり、分割された上刃を夫れ夫れ別個に構成され
ている刈刃押えで押圧する構成であるため、分割されて
いる上刃の刈刃押えの押圧具合を調節するに際し、刈刃
押えを夫れ夫れ別個に調節するため、左右の上刃の押圧
度合いを同じに調節するのが難しく、切れ味が一致せ
ず、刈取作業が円滑に進まないという欠点があつた。そ
こで、この発明は、このような欠点を解決しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、固定の下刃14の上面
に左右に往復動し且つ左右に分割されていてる上刃1
5,15とを摺動自在に重合し、刈刃台12の左右両側
には左右の上刃15,15の両端部を押える左右の刈刃
押え19,19を設け、刈刃台12の中央部には左右の
上刃15,15の中央部を幅広の中央刈刃押え20で同
時に押えることを特徴とする刈取装置の刈刃押え装置の
構成としたものである。
【0005】
【作用】固定状態の下刃14に対して、左右の上刃1
5,15が左右に往復摺動し、穀稈等が刈取られてい
く。左右の上刃15,15の左右両端部は刈刃押え1
9,19で押圧され、左右の上刃15,15の中央部
は、幅の広い共通の中央刈刃押え20で同時に押圧され
て、しかも、左右の上刃15,15の内端部が被覆され
た状態で、刈取作業が進められ、左右の上刃15,15
の間隔部に、石等の異物の侵入が防止され、中央刈刃押
え20の押圧具合の調節をすると、左右の上刃15,1
5に対して前後及び上下のずれを同じに調節できる。
【0006】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図面に基づいて実施例の構成について
説明する。図1は、コンバインの全体の側面図を示すも
ので、1はコンバインのフレ−ムであり、そのフレーム
1の下部には走行装置2を取り付け、上部には脱穀部3
及び選別部4を載置し、前方には刈取部5を設けてい
る。6は、刈取部5から脱穀部3に刈取穀稈を搬送する
穀稈搬送装置である。
【0007】図1の刈取フレーム7の前端に、ギヤケー
ス8を左右横側方に沿わせて取付け、ギヤケース8の両
側部に左右一対の支持枠9,9を取付け、この支持枠
9,9の先端部間に、前フレーム10を取り付けてい
る。また、図2に示すように、支持枠9,9の前端部に
は左右の分草杆11,11を取り付けると共に、前フレ
ーム10の中間部には、中央の分草杆11を取り付けて
いる。
【0008】支持枠9,9における前フレーム10の取
付け位置より前側には、刈刃台12を横架し、この刈刃
台12にバリカン型の刈刃装置13を装着している。バ
リカン形の刈刃装置13は、リベットで刈刃台12に固
定されている下刃14と、左右に分割されていて且つ左
右に往復動する上刃15とを摺動自在に重合した構成で
ある。下刃14は山形状の複数の刈刃を下刈刃バー16
上にリベットで固着し、また、左右の上刃15,15
は、山形状の複数の刈刃を左右の上刈刃バー17,17
の下面に夫れ夫れリベットで固着した構成であり、この
左右の上刈刃バー17,17の上側に、左右の上刈刃ヘ
ッド18,18を後方に向けて一体的に取り付けてい
る。刈刃台12の左右両側には、左右の上刃15,15
の両端部を押える左右の刈刃押え19,19を取り付
け、また、刈刃台12の中央部には、左右両方のの上刃
15,15の中央部を押える幅広の中央刈刃押え20を
取付け、下刃14及び左右の上刃15,15を摺動自在
に圧接する構成である。このように、左右の上刃15,
15を中央刈刃押え20で同時に押えることにより、左
右の上刃15,15に対して前後及び上下のずれを同じ
にできるので、ガタが少なくなつて振動が軽減され、耐
久性が向上し、また、中央刈刃押え20で左右の上刃1
5,15に内端部が被覆されているため、石等の異物が
左右の上刃15,15間に侵入することがなく、破損も
減少する。
【0009】前フレーム10の左右側部には、左右の支
持板21,21を取付け、この左右の支持板21,21
の回動軸22,22には、左右の揺動アーム23,23
が取付けられていて、機体の後側から刈取フレーム7に
内装されている伝動軸(図示省略),ギヤケース8の駆
動ア−ム(図示省略),駆動ロッド24を経由して、左
右の揺動アーム23,23に動力が伝えられ、揺動アー
ム23,23の端部に取り付けられている左右のローラ
24,24を介して、左右の上刈刃ヘッド18,18に
動力が伝達されて、左右の上刃15,15が同時に左右
外側あるいは内側に対称的に往復動する構成である。
【0010】次に、図3について説明する。中央刈刃押
え20の下面中央部には、凹部20aを構成し、この凹
部20aに受刃25の基部を嵌合してリベットで支持し
て、受刃25の下面と中央刈刃押え20の下面とを面一
構成として、受刃25の下面でも左右の上刃15,15
の中央部を押圧する構成としている。この受刃25は山
形状に構成されていて、その左右端部には、下側ほど左
右両側に突出する下り傾斜の刃面25a,25aを形成
し、また、左右の上刃15,15の内端部の刈刃形状を
平面山形状にして、且つ、図3に示すように、内側の刃
縁を内側ほど上がり傾斜の刃面15aとし、外側の刃縁
を下り傾斜の刃面15bに形成して、受刃25の刃面2
5a,25aと左右の上刃15,15の外側の下り傾斜
の刃面15aとにより、切れ味を良好なものとしてい
る。
【0011】従来装置のように、受刃25を下刃14の
下面側に設ける構成であると、地面への突込みを防止す
るために、プロテクタを兼ねたガイドを設ける必要があ
る。しかし、この実施例にあつては、受刃25を上刃1
5,15に接触するように、刈刃装置の上側に設けてい
るので、プロテクタを設ける必要もなくなり、また、刈
取跡の乱れが防止される。
【0012】次に、図4について説明する。バリカン形
の刈刃装置13は、リベットで刈刃台12に固定されて
いる下刃14と、左右に往復動する上刃15とを、摺動
自在に重合した構成で、下刃14は平面山形状の複数の
刈刃を下刈刃バー16上にリベットで固着して構成し、
上刃15は、平面山形状の複数の刈刃を左右の上刈刃バ
ー17の下面に夫れ夫れリベットで固着した構成で、こ
の上刈刃バ−17の上側に上刈刃ヘッド18を後方に向
けて一体的に取り付けている。刈刃台12の左右方向適
宜位置には、上刃15,15を押える刈刃押え19,1
9を取り付けて、下刃14及び上刃15を摺動自在に圧
接している。揺動アーム23により左右に往復動をする
上刈刃ヘッド18の両側には、刈刃押え19,19を位
置させて設け、この刈刃押え19,19には、上刈刃バ
ー17の前側及び後側を案内支持する前ガイド26及び
後ガイド27を、夫れ夫れ固着している。従って、上刈
刃バー17は上刈刃ヘッド18の部分では、前後及び左
右に作用する力が最も大きいが、上刈刃ヘッド18の両
側に位置している刈刃押え19,19には、上刈刃バー
17の前後を案内支持する前ガイド26及び後ガイド2
7で上刈刃バー17が案内支持されているので、上刈刃
バー17は前後面及び上下面を全部押えられることとな
り、上刃15の振動を減少することができる。
【0013】また、上刈刃ヘッド18の左右両側方に、
刈刃押え19,19を配置するにあたり、刈刃台12に
おける刈刃押え19,19の支持部分を幅狭に構成し、
上刈刃バー17の前後を案内支持する前ガイド26及び
後ガイド27で、案内支持させる構成としたので、平面
から見て上刈刃バー17の支持構成を小面積化し、上刈
取ヘッド18と左右の刈刃押え19,19の間に空間部
28,28を構成できて、上刈刃ヘッド18の周辺部で
の土等の溜りを少なくし、錆び付きを減少できる。
【0014】次に、図2及び図3の作用について説明す
る。駆動アーム23が回転されると、左右の駆動ロッド
24,24が往復動し、左右の揺動アーム23,23が
揺動し、揺動アーム23,23の端部に取り付けられて
いる左右のローラ24a,24aを介して、左右の上刈
刃ヘッド18,18が往復動し、左右の上刃15,15
が下刃14上を摺動しながら往復動し、刈取作業がされ
る。このようにして、刈取がなされるのであるが、幅の
広い中央刈刃押え20で左右の上刃15,15の中央部
が同時に押圧されて且つ、被覆されているため、左右の
上刃15,15間に石等の異物の侵入が防止されて破損
も減少し、また、左右の上刃15,15に対して前後及
び上下のずれを同じにできて、ガタが少なくなり、振動
が軽減できて、耐久性が向上する。
【0015】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、幅の広い中央刈刃押え20で左右の上刃15,
15の中央部が同時に押圧され且つ被覆されているの
で、石等の異物の侵入が防止されて破損も減少し、左右
の上刃15,15に対して中央刈刃押え20を前後及び
上下のずれを同じにできるので、ガタが少なくなり、振
動が軽減し耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図
【図2】要部の平面図
【図3】正面図,平面図及び側断面図
【図4】平面図及び切断側面図
【符号の説明】
1 フレーム 2 走行装置 3 脱穀部 4 選別部 5 刈取部 6 穀稈搬送装置 7 刈取フレーム 8 ギヤケース 9 支持枠 10 前フレーム 11 分草杆 12 刈刃台 13 刈刃装置 14 下刃 15 上刃 16 下刈刃バ− 17 上刈刃バ− 18 上刈刃ヘッド 19 刈刃押え 20 中央刈刃押え 21 支持板 22 回動軸 23 揺動アーム 24 駆動ロッド 24a ローラ 25 受刃 25a 刃面 26 前ガイド 27 後ガイド 28 空間部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定の下刃14の上面に左右に往復動し
    且つ左右に分割されていてる上刃15,15とを摺動自
    在に重合し、刈刃台12の左右両側には左右の上刃1
    5,15の両端部を押える左右の刈刃押え19,19を
    設け、刈刃台12の中央部には左右の上刃15,15の
    中央部を幅広の中央刈刃押え20で同時に押えることを
    特徴とする刈取装置の刈刃押え装置。
JP12365993A 1993-05-26 1993-05-26 刈刃装置 Expired - Lifetime JP3712006B2 (ja)

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JP12365993A JP3712006B2 (ja) 1993-05-26 1993-05-26 刈刃装置

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JPH06327328A true JPH06327328A (ja) 1994-11-29
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