JPH0226259Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0226259Y2
JPH0226259Y2 JP1985066909U JP6690985U JPH0226259Y2 JP H0226259 Y2 JPH0226259 Y2 JP H0226259Y2 JP 1985066909 U JP1985066909 U JP 1985066909U JP 6690985 U JP6690985 U JP 6690985U JP H0226259 Y2 JPH0226259 Y2 JP H0226259Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
blade
frame
weeding frame
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985066909U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61182223U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985066909U priority Critical patent/JPH0226259Y2/ja
Publication of JPS61182223U publication Critical patent/JPS61182223U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0226259Y2 publication Critical patent/JPH0226259Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 左右両側の分草枠に両端が固定された受刃と、
この受刃上で左右往復摺動自在に駆動される刈刃
とよりなるバリカン型の刈取装置に係るものであ
る。
〔従来技術〕
この種のバリカン型刈取装置では、第3図に示
すように受刃10の両端部と、左右に設けた分草
枠8,8の各内側との間に、往復移動する刈刃1
1が全く作用しない刈取不可能部Aが発生するよ
うになつている。このため、分草枠と刈刃端部と
の間に受刃の延設部を設けることが実公昭55−
25782号公報、また、分草枠と刈刃端部との間に
ガイド板を設けることが実公昭58−40814号公報
により夫々提案されているが、これら従来のもの
は、いずれも刈取不可能部Aに侵入しようとする
穀稈を中央寄りに誘導するために、刈刃前方の分
草枠から刈刃に至る剛体の誘導案内杆が単に配設
されているに過ぎなかつた。
ところで、第3図に示すように受刃10上を左
右往復動自在に駆動される刈刃11は、その左右
移動時における慣性力が大きく、刈刃の往復動に
よる振動が大きいという問題点があるが、上述し
た従来の穀稈を中央寄りに誘導するだけの穀稈誘
導杆では、左右に往復移動する刈刃の慣性力を少
なくできないという問題があつた。
〔考案の目的〕
そこで、本考案は上述した従来の実情に鑑み、
その問題点を解消すべく創案されたもので、分草
枠と刈刃端部との間を連結する左右の穀稈誘導杆
をバネ材から構成することにより、穀稈を中央寄
りに誘導できる穀稈誘導杆を利用して刈刃の左右
移動時における慣性力を少なくできるバリカン型
の刈取装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
上記目的を達成する本考案によるバリカン型の
刈取装置は、左右両側の分草枠に両端が固定され
た受刃と、この受刃上で左右往復摺動自在に駆動
される刈刃とよりなるバリカン型の刈取装置にお
いて、刈刃前方の分草枠と該分草枠に接近する刈
刃端部との間をバネ材からなる左右の穀稈誘導杆
により夫々連結し、該誘導杆を、刈刃の分草枠か
ら離間した側の付勢力が減少し分草枠に接近した
側の付勢力が増加する関係に交互変形させたこと
を特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案を一実施例に示す図面について説
明する。
まず、第1図に示すコンバインは、左右に設け
たクローラ走行装置1,1上の機体には脱穀装置
2が搭載され、また機体の前方には穀稈前処理装
置3が配設されており、この穀稈前処理装置3
は、前方に位置し分草板4で分草された立毛穀稈
を梳起す梳起し装置5、バリカン型刈刃6で刈り
取つた穀稈を後方の脱穀装置2に搬送して供給す
る穀稈搬送装置7等から構成されている。
そして、第2図に示すように前後方向に延びる
左右両側の分草枠8,8は、その基端が左右方向
に配設された機枠9の両端部に固定され、この分
草枠8の先端には分草板4がそれぞれ固定される
ようになつている。この左右両側の分草枠8,8
の下方には左右方向に配設した受刃10の両端が
固定され、この受刃10上には刈刃11が左右方
向に摺動自在に配設され、この刈刃10には後方
に向うナイフヘツド12が固定されている。
このナイフヘツド12の後方側に向けて開放し
た摺動孔13には、刈刃駆動装置15のローラ1
4が嵌入するようになつており、この刈刃駆動装
置15は次のようになつている。つまり、第2図
に示すように伝動ケース16より突出された回転
軸17には偏心カム18を介して前後方向に往復
移動する連結ロツド19が回動自在に設けられ、
この連結ロツド19の先端は機枠9に設けた斜め
方向の支点軸20に回動自在に支架されるベルク
ランク21の一端に回動自在に枢支され、また前
述したナイフヘツド12の摺動孔13に嵌入する
ローラ14は、このベルクランク21の他端に固
定されたピン22により遊転自在に支架されるこ
とにより構成されている。なお図中28は中間の
分草板を支持する中間分草枠であり、29は刈刃
押えである。
以上のように構成されたバリカン型の刈取装置
は、図示しないエンジンにより伝動ケース16の
回転軸17が駆動され、偏心カム18を介して連
結ロツド19が前後方向に往復移動し、この連結
ロツド19に連結されたベルクランク21が支点
軸20を中心にして揺動することにより、ナイフ
ヘツド12が固定された刈刃11が受刃10上で
左右方向に往復移動するように駆動されるように
なつている。
本考案にあつては、刈刃11前方の分草枠8
と、分草枠8に接近する刈刃11端部との間を、
バネ材よりなる穀稈誘導杆26により連結し、こ
の穀稈誘導杆26により刈刃11を分草枠8側か
ら附勢弾持するように構成したものであり、第3
図および第4図に示すように、穀稈誘導杆26は
機体内側に向けて突出するように湾曲しており、
その一端は刈刃11先端よりも前方の各分草枠8
下方にピン23により固着され、他端は分草枠8
に接近する刈刃11の左右各端部刈刃24の上方
に固定のピン25に装着されている。
したがつて、分草枠8と端部刈刃24との間を
連結する穀稈誘導杆26により、受刃10端部の
刈取不可能部Aに侵入しようとする穀稈を、中央
寄りに誘導して刈り取ることができるものであり
ながら、しかもこのバネ材よりなる穀稈誘導杆2
6は、刈刃11を分草枠8側から附勢弾持するこ
とができるため、第3図に示すように刈刃11の
右端、つまり右側の端部刈刃24が右側の分草枠
8に接近する方向へ一杯に移動した時、端部刈刃
24の移動によつて中央部が膨出湾曲するよう長
さが縮小変形する右側の穀稈誘導杆26によつて
付勢力が増大するので、刈刃11が←方向に押圧
され、方向に作用していた慣性力を少なくする
ことができ、これと同時に刈刃11の左端、つま
り左側の端部刈刃24が左側の分草枠8から離間
する方向に移動することに伴い左側の穀稈誘導杆
26は元の長さに復元することになり、左側の穀
稈誘導杆26による附勢力は減少するようになつ
ており、左右に設けた穀稈誘導杆26,26によ
つて刈刃11の左右往復移動に連動して刈刃11
の左右が交互に附勢弾持されるようになつてい
る。
このように左右往復移動する刈刃11の慣性力
を少なくできることに伴つて、刈刃の往復動によ
る振動が大きいという従来の問題点を解消するこ
とができる。
また、刈刃11を、実施例に示すように刈刃1
1に固定のナイフヘツド12に形成された摺動溝
13、およびこの摺動溝11に嵌入し後方側の機
体に設けられた刈刃駆動装置15によつて揺動す
るベルクランク21のローラ14により駆動する
ようにした際には、刈刃11側のナイフヘツド1
2に設けた摺動溝13と、刈刃駆動装置15側の
ローラ14との衝突がなくなり、騒音が発生した
り、摩耗が発生したりして刈刃の往復動による振
動がさらに大きくなるという従来の問題点を併せ
て解消することができる。
〔考案の効果〕
これを要するに本考案によるバリカン型刈取装
置は、左右両側の分草枠に両端が固定された受刃
と、この受刃上で左右往復摺動自在に駆動される
刈刃とよりなるバリカン型の刈取装置において、
刈刃前方の分草枠と該分草枠に接近する刈刃端部
との間をバネ材からなる左右の穀稈誘導杆により
夫々連結し、該誘導杆を、刈刃の分草枠から離間
した側の付勢力が減少し分草枠に接近する側の付
勢力が増大する関係に交互変形させたが故に、受
刃端部の刈取不可能部に侵入しようとする穀稈
を、左右の分草枠と該分草枠に接近する刈刃端部
との間を連結する左右の穀稈誘導杆により刈刃の
中央寄りに誘導できる。
しかも、分草枠と刈刃端部との間を連結する左
右の穀稈誘導杆は、バネ材から構成することによ
つて刈刃の左右往復移動に連動して刈刃の分草枠
から離間した側の付勢力が減少すると、刈刃の分
草枠に接近した側の付勢力が増大する関係で交互
変形するので、刈刃の左右移動を交互に付勢して
刈刃移動時に慣性力を少なくできる。
したがつて、分草枠と刈刃端部との間を連結す
る左右両側の穀稈誘導杆をバネ材から構成するこ
とにより、穀稈を中央寄りに誘導できる穀稈誘導
杆を利用して刈刃の左右移動時における慣性力を
少なくできので、これにより従来の刈刃の往復動
による振動が大きいという問題を解消できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はコンバインの前処理装置を示す側面図、
第2図は刈取装置の平面図、第3図は第2図の要
部拡大平面図、第4図は駆動装置を示す側面断面
図である。 8……分草枠、10……受刃、11……刈刃、
24……端部刈刃、26……穀稈誘導杆、A……
刈取不可能部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両端の分草枠に両端が固定された受刃と、
    この受刃上で左右往復摺動自在に駆動される刈刃
    とよりなるバリカン型の刈取装置において、刈刃
    前方の分草枠と該分草枠に接近する刈刃端部との
    間をバネ材からなる左右の穀稈誘導杆により夫々
    連結し、該誘導杆を、刈刃の分草枠から離間した
    側の付勢力が減少し分草枠に接近した側の付勢力
    が増加する関係に交互変形させてなるバリカン型
    刈取装置。
JP1985066909U 1985-05-08 1985-05-08 Expired JPH0226259Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985066909U JPH0226259Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985066909U JPH0226259Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61182223U JPS61182223U (ja) 1986-11-13
JPH0226259Y2 true JPH0226259Y2 (ja) 1990-07-18

Family

ID=30600239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985066909U Expired JPH0226259Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0226259Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016002662A1 (ja) * 2014-06-30 2016-01-07 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP6283582B2 (ja) * 2014-07-04 2018-02-21 ヤンマー株式会社 コンバイン

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525782U (ja) * 1978-08-09 1980-02-19
JPS5643129U (ja) * 1979-09-12 1981-04-20
JPS5840814U (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 株式会社村田製作所 インダクタ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964628U (ja) * 1982-10-26 1984-04-28 ヤンマー農機株式会社 収穫機の搬送茎稈誘導装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525782U (ja) * 1978-08-09 1980-02-19
JPS5643129U (ja) * 1979-09-12 1981-04-20
JPS5840814U (ja) * 1981-09-10 1983-03-17 株式会社村田製作所 インダクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61182223U (ja) 1986-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4246742A (en) Double sickle mechanism
US7340839B2 (en) Hair clipper having moving lower blade
EP2713695B1 (en) Cam driven low profile sickle drive
CN1267248A (zh) 干式剃须装置
JPH0226259Y2 (ja)
US6708476B1 (en) Sickle cutterbar assembly
US3108421A (en) Double sickle movwer
US3017736A (en) Double sickle mower construction
US2680340A (en) Sickle head mechanism with support mounting
JPS63258510A (ja) 農用バリカン型刈取り装置
US3157018A (en) Knife drive for a reciprocating mower
JPH06343316A (ja) バリカン型刈取装置
JPH022191Y2 (ja)
US2722052A (en) Shearing machine
JPH1175463A (ja) バリカン型刈取装置
JP2957553B1 (ja) バリカン式茶摘採機
JPH01281007A (ja) バリカン型刈取装置
US2673441A (en) Lawn mower
JPH0734629U (ja) 刈り込み機
JPH10164949A (ja) 農用バリカン型カッター
JPH02195812A (ja) 刈刃駆動装置
JPS5828495Y2 (ja) レシプロ式刈刃の駆動装置
JP3712006B2 (ja) 刈刃装置
JP3418099B2 (ja) バリカン型刈取装置
JPH0646272Y2 (ja) 刈刃分草ガイドの取付構造