JPH0734629U - 刈り込み機 - Google Patents

刈り込み機

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Publication number
JPH0734629U
JPH0734629U JP6481193U JP6481193U JPH0734629U JP H0734629 U JPH0734629 U JP H0734629U JP 6481193 U JP6481193 U JP 6481193U JP 6481193 U JP6481193 U JP 6481193U JP H0734629 U JPH0734629 U JP H0734629U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable blade
guide plate
trimmer
blade
reciprocate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6481193U
Other languages
English (en)
Inventor
雅春 東藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP6481193U priority Critical patent/JPH0734629U/ja
Publication of JPH0734629U publication Critical patent/JPH0734629U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一枚の可動刃を備えた刈り込み機の振動を低
減する。 【構成】 固定刃25とガイドプレート28との間に一
枚の可動刃27を往復運動可能に挟持する。ガイドプレ
ート28を可動刃27の往復運動と逆向きに往復運動す
るよう駆動する。これにより、可動刃27の慣性力を打
ち消し、振動を低減しうる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固定刃とガイドプレートとの間に一枚の可動刃が往復運動可能に挟 持された刈り込み機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の刈り込み機の切断部は、図4乃至図6に示されるように、固定刃1とガ イドプレート2との間に一枚の可動刃3が往復運動可能に挟持された構造であり 、可動刃3の櫛歯3aが固定刃1の櫛歯1aに摺接することにより植木の枝等を 切断するようになっている。固定刃1及びガイドプレート2は刈り込み機の本体 4に固定されているが、固定刃1とガイドプレート2との間に渡されたガイドピ ン7が可動刃3の中央の長穴8に挿通されることにより可動刃3は固定刃及びガ イドプレート2に沿って往復運動可能になっている。
【0003】 刈り込み機の本体4にはモータ5及び減速装置6が収納され、該減速装置6の 出力端の歯車9に設けられた偏心ピン10が、可動刃3の始端部に穿設された横 向きの長穴11と係合している。
【0004】 このため、モータ5の駆動により偏心ピン10が歯車9の中心軸12の回りで 回動すると可動刃3がガイドピン7に規制されつつ往復運動し、固定刃1と共に 植木等を剪定することになる。
【0005】 しかし、上記刈り込み機は、一枚の可動刃3が往復運動するので、その慣性力 により大きな振動を発生するという問題を有する。この振動を低減する刈り込み 機として、例えば実開平2−67735号に記載されるようなものがある。これ は、図7に示されるように、互いに逆向きに往復運動する二枚の可動刃13,1 4を上下二枚のプレート19,20で挟んで案内するようになっており、減速装 置の出力端の歯車15に設けられた二個の円盤カム16,17が、各可動刃3の 始端部に穿設された横向きの長穴と係合している。二個の円盤カム16,17は 、位相が180°ずれているので、それらがモータ18の駆動により歯車15の 中心軸の回りを回動すると、二枚の可動刃13,14は上下のプレート19,2 0及び両プレート19,20を貫通するガイドピン21に案内されつつ互いに逆 向きに往復運動する。これにより可動刃13,14の慣性力が相殺され、刈り込 み機に発生する振動が低減することになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の刈り込み機は、前者が可動刃3を一枚のみ備えることから軽量であ る反面、振動が大きいという問題を有する。後者は振動が少ないが、可動刃13 ,14を二枚備えるので、部品点数もそれだけ多くなり、重量も増えるという問 題を有する。
【0007】 従って、本考案は重量が小さく、振動が少ない刈り込み機を提供することを目 的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、固定刃25とガイドプレート28との間 に一枚の可動刃27が往復運動可能に挟持された刈り込み機において、上記ガイ ドプレート28が上記可動刃27の往復運動と逆向きに往復運動するよう駆動さ れる構成を採用し、また、上記ガイドプレート28及び可動刃27が回転する二 つのカム33,34と夫々係合することにより往復運動可能であり、該二つのカ ム33,34がモータ22の出力により回転する歯車32と一体化された刈り込 み機の構成を採用している。
【0009】
【作用】
本考案によれば、固定刃25が一枚であるから、二枚構成のものに比しそれだ け部品点数が少なく、刈り込み機の全重量が小さくなる。
【0010】 また、ガイドプレート28が可動刃27の往復運動と逆向きに往復運動し可動 刃27の慣性力を打ち消すので、振動が低減する。 また、二つのカム33,34がモータ22の出力により回転する歯車32と一 体化された場合は、部品点数が少なくなり、重量も小さくなる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 この刈り込み機はモータ22等を内蔵した本体23を有し、該本体23の前後 部には前部取手24と後部取手25が夫々取り付けられている。
【0012】 上記本体23における上記前部取手24よりもさらに前側には、固定刃25が ネジ26等により固定され、該固定刃25の上には一枚の可動刃27が重ねられ 、該可動刃27の上にはガイドプレート28が重ね合わされている。
【0013】 固定刃25には、その長さ方向に沿ってガイドピン29が一定間隔でネジ30 により固定され、各ガイドピン29に対応して可動刃27とガイドプレート28 にはそれらの長さ方向に沿って長穴27a,28aが設けられている。固定刃2 5、可動刃27及びガイドプレート28の三者は、長穴27a,28aを貫通す るガイドピン29により、相互に摺動可能に層状に連結されている。
【0014】 これにより、可動刃27はガイドピン29に規制されつつ固定刃25及びガイ ドプレート28の双方に対して摺動可能となり、ガイドプレート28は固定刃2 5及び可動刃27の双方に対して摺動可能となっている。
【0015】 該可動刃27及びガイドプレート28は上記本体23内のモータ22により駆 動されるようになっており、モータ22の出力軸22aには歯車列からなる減速 装置31が連結され、該減速装置31の出力端の歯車32には円盤カム33と偏 心ピン34とが設けられ、可動刃27には偏心ピン34と係合する係合穴27b が設けられ、ガイドプレート28には円盤カム33と係合する係合穴28bが設 けられている。
【0016】 上記円盤カム33と偏心ピン34は、図3に示されるように、歯車32の回転 中心Aから夫々距離e1 ,e2 だけ偏心し、かつ位相が180°ずれるように設 けられており、それらを保持した歯車32の回転中心Aの回りを歯車32と共に 一体で公転するようになっている。円盤カム33及び偏心ピン34は、焼結等に より歯車32と一体成形されるのが望ましい。また、各々の回りには係合穴28 b,27bの縁に対する滑りを良くするためカラー33a,34aが嵌め込まれ ている。
【0017】 一方、上記各係合穴27b,28bは、可動刃27及びガイドプレート28の 長さ方向と交差する向きに伸びる長穴状に設けられている。 しかして、植木の剪定等に際し、モータ22が起動されると、その出力軸22 aの回転数が減速装置31により減速され、その出力端の歯車32が低速で回転 する。偏心ピン34及び円盤カム33は、該出力端の歯車32と同じ回転数で回 転しつつ各係合穴27b,28b内を左右に移動し、そのため可動刃27及びガ イドプレート28は周期が180°ずれた相互に逆向きの往復運動を行うことに なる。これにより、可動刃27の往復運動に伴う慣性力がガイドプレート28の 往復運動に伴う慣性力によって打ち消され、刈り取り機に発生する振動が低減さ れることとなる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る刈り込み機は固定刃が一枚設けられているのみで あるから、二枚構成のものに比し部品点数が少なく、刈り込み機の全重量が小さ くなる。また、ガイドプレートが可動刃の往復運動と逆向きに往復運動し可動刃 の慣性力を打ち消すので、刈り込み機に発生する振動を低減し、重量が小さいこ とと相俟って刈り込み機の操作性をさらに高めることができる。
【0019】 また、本考案において、ガイドプレートと可動刃とに係合するカムが歯車と一 体化される場合は、さらに部品点数を少なくし、重量を小さくすることができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る刈り込み機の縦断面図である。
【図2】上記刈り込み機の要部の拡大図である。
【図3】上記刈り込み機で用いられる偏心カムを底面か
ら見た概略図である。
【図4】従来の一枚の可動刃を備えた刈り込み機の縦断
面図である。
【図5】上記従来の刈り込み機の要部の拡大図である。
【図6】固定刃、可動刃及びガイドプレートの部分切欠
平面図である。
【図7】従来の二枚の可動刃を備えた刈り込み機の縦断
面図である。
【符号の説明】
25…固定刃 27…可動刃 28…ガイドプレート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定刃とガイドプレートとの間に一枚の
    可動刃が往復運動可能に挟持された刈り込み機におい
    て、上記ガイドプレートが上記可動刃の往復運動と逆向
    きに往復運動するよう駆動されることを特徴とする刈り
    込み機。
  2. 【請求項2】 上記ガイドプレート及び可動刃は回転す
    る二つのカムと夫々係合することにより往復運動可能で
    あり、該二つのカムはモータの出力により回転する歯車
    と一体化されていることを特徴とする請求項1の刈り込
    み機。
JP6481193U 1993-12-03 1993-12-03 刈り込み機 Pending JPH0734629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6481193U JPH0734629U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 刈り込み機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6481193U JPH0734629U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 刈り込み機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0734629U true JPH0734629U (ja) 1995-06-27

Family

ID=13269008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6481193U Pending JPH0734629U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 刈り込み機

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JP (1) JPH0734629U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104340A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
JP2012176464A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hitachi Koki Co Ltd 動力工具
JP2013086221A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Ryobi Ltd 電動工具

Cited By (3)

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JP2012176464A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Hitachi Koki Co Ltd 動力工具
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