JPH04104718A - 刈取機の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、刈取機の支持装置に関するものであって、
特に、上刃と下刃が相互に逆方向に往復摺動して刈取る
構成である。

この刈取機は、コンバイン等に利用することができる。

〔従来技術〕

従来の装置で、上刃と上刃とが相互に逆方向へ往復摺動
して刈取作用を行なう構成にあっては。

第１図、第２図に示す如く、刈取機を機体に取り付ける
ための取付はフレームＡに一上刃を案内するガイドＢを
設けた構成であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

この種刈取機、すなわち、上刃と上刃とが同時に逆方向
に左右摺動する構成にあっては１両方の刈刃を圧接する
ために上側に刃押さを、−上側にガイドを設けている。

この構成においては、下刃を上方に向けて押し上げるよ
うな働きをしながら受けているガイドは、上側の刃押さ
よりも摩耗が激しいものである。

また、下刃を受けるガイドを取り付けた取り付けフレー
ムは、刈取にともなって殻稈と共に持ち上げる泥が溜っ
てくる欠陥がある。

この発明は、上述の各問題点を解消せんとするものであ
る。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、上述した従来からの課題を解決するために
つぎの如き技術的手段を用いる。すなわち、刈取機１は
、それぞれカッターバー２・２′に取り付けられた上刃
３と上刃４との上−ト２枚の刈刃３．４を重ね合わせて
構成しており、まず、上刃３の方はその上面からカッタ
ーバー２を迂回させて刃押さえ６によって押圧しており
、つぎに下刃４の方は、カッターバー２′の上方を通し
て設けた取付部材８に所定間隔ごとにガイド部材９を取
り付けてその上刃４をド面から支える構成としている。

このようにして、構成した刈取機１は、取付はフレーム
１０によって機体１１に取り付けておる。

そして、上刃３と上刃４とはそれぞれ別々に逆方向に横
移動させるように刈刃駆動アーム１２に連結している。

以上が技術的構成手段である。

〔作用・効果〕

刈取機１は、第３図の平面図で分かるように、左右両側
の伝動ケース１３から回転動力をそれぞれのクランク装
置１４に伝動すると、ロット１５刈刃駆動アーム１２を
介して上刃３と下刃４とは相互に逆方向に往復動を繰返
し、殻稈の刈取作用を行う。

このとき、上刃３は、刃押さ６によって下方に押圧され
、下刃４は、ガイド部材９によって下方から支えられて
亙いに逆方向に案内されている。

さて、このような作動中において、殻稈の刈取に伴なっ
て持ち上げられた泥は、第４図に示すように、ガイド部
材９とガイド部材９の間の空間部から下方の圃場面に落
ト排畠される。

以上のように、この発明は、以下に述べたａ〜ｅの要件
からなる刈取機の支持装置である。すなわち、ａ、それ
ぞれカッターバーに取り付けられた上刃と上刃との上ト
２枚の刈刃を重ね合わせて構成した刈取機である。ｂ、
上刃はその上面からカッターバーを迂回させて設けた刃
押さえによって押圧されである。上刃はカッターバーの
上方を通して設けた取付部材に所定間隔ごとに取り付け
たガイド部材によってト面から支えられてあるｄ、上記
ａ、ｂ、ｃの要件からなる刈取機は、取付はフレームに
よって機体に取り付けてあるｅ上刃と下刃とはそれぞれ
別々に逆方向に横移動させるように刈刃駆動アームに連
結しであるものであるから、 ■、刈取作用に伴って持ち上げられた泥は、ガイド部材
とガイド部材との空間部から上方の圃場面に排出される
。

したがって、泥は、従来のように、取付はフレームの上
に溜って、上刃を摩耗したり錆の原因となるなどの障害
を未然に防止できるものである。

■、第１図と第２図に示す従来型は、ガイド部材が摩耗
した場合に、取付はフレームごと交換する必要があり、
高価になる欠点があった。

これに対して、この発明の構成によれば、摩耗したガイ
ド部材を取付けた単体の取付部材だけを取り替えれば良
く、きわめて経済的に処理が出きる効果がある。

〔実施例〕

機体１１は、後部機枠１６と前部機枠１７との両端部分
を、左右向側の分草フレーム１８・１８″で連結して枠
組構成している。

そして、分草フレーム１８・１８′は、多条の刈取幅と
し、前方に長く契出させている。

連結杆１９・１９’は、左右両側の分草フレーム１８・
１８′の内側において後部機枠１６と前部機枠１７とを
強固に連結固定している。

刈取機１は、多数の刈刃をカッターバー２．２′に取り
付けてなる上刃３と上刃４とを重合して構成し、前記分
草フレーム１８・１８′の間に取付けているが、その構
成は次のようになっている。

すなわち、上刃３と上刃４とは、第５図に示すように、
上側から刃押さえ６によって押圧し、下側からは取付部
材８に設けたガイド部材９によって上方に押し上げるよ
うに構成している。

そして、刈取機１は、取付はフレーム１０によって機体
１１に取り付けている。

以上のように構成しているから、刈取機１は、伝動ケー
ス１３から回転動力をクランク装置１４に伝動すると、
ロット１５が前後に往復動して、刈刃駆動アーム１２を
介して上刃３と上刃４とが互いに逆方向に作動を開始す
る。

そして、刈取機１は１機体を前進することにより刈取作
用を行う。

この作用中において、刈取機１は、上刃３と一上刃４と
が、互いに逆方向に移動するから、相互に発生する振動
が相殺されて少なくなり安定よく作動することができる
。

また、ガイド部材９は、第４図に示すように、一定の間
隔毎に空間部分を設けているから、泥の排出を確実に行
うことができる。

また、このガイド部材９は、上側の刃押さえ６よりも摩
耗が激しいが、上述の第４図の如く、分割式に構成して
いるから、摩耗した部分のみを交換すれば良くきわめて
経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来型の側断面図、第２図は従来型の斜面図、
第３図は一部を省略して示すこの発明の実施例を示す平
面図、第４図はこの発明の要部斜面図、第５図はその要
部の側断面図、第６図は側面図である。 符号の説明 ２．２′・・・カッターバー ４　・・・−上刃 ８・・・取付部材 １０・・・取付部材 １２・・・刈刃駆動アーム １４・・・クランク装置 １６・・・後部機枠 １・・・刈取機 ３・・・上刃 ６・・・刃押さえ ９・・・ガイド部材 １１・・・機体 １３・・・伝動ケース １５・・・ロフト １７・・・前部機枠 １８．１８’・・・分草フレーム １９．１９′・・・連結杆 代表者水田宋久 第１図 第４図 第５図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）以下のａ〜ｅの要件からなる刈取機の支持装置。 ａ、それぞれカッターバーに取り付けられた上刃と下刃
   との上下２枚の刈刃を重ね合わせて構成した刈取機であ
   る。 ｂ、上刃はその上面からカッターバーを迂回させて設け
   た刃押さえによって押圧されてある。 ｃ、下刃はカッターバーの下方を通して設けた取付部材
   に所定間隔ごとに取り付けたガイド部材によって下面か
   ら支えられてある。 ｄ、上記ａ、ｂ、ｃの要件からなる刈取機は、取付けフ
   レームによって機体に取り付けてある。 ｅ、上刃と下刃とはそれぞれ別々に逆方向に横移動させ
   るように刈刃駆動アームに連結してある。