JPH0632417Y2 - 自動車用ドアチェックのレバ−カバ− - Google Patents

自動車用ドアチェックのレバ−カバ−

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JPH0632417Y2
JPH0632417Y2 JP1987117448U JP11744887U JPH0632417Y2 JP H0632417 Y2 JPH0632417 Y2 JP H0632417Y2 JP 1987117448 U JP1987117448 U JP 1987117448U JP 11744887 U JP11744887 U JP 11744887U JP H0632417 Y2 JPH0632417 Y2 JP H0632417Y2
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JP
Japan
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door
cover body
check
cover
lever
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JP1987117448U
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JPS6422521U (ja
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賢司 小橋
嘉之 佐藤
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Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
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Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車用ドアチェックのレバーカバーに関す
るものである。
<従来の技術> 自動車用ドアの取付部の構造について、第11〜13図
を参照して説明する。なお、第11図はリヤドアのクロ
ーズ時の取付部が車室外前方から見た斜視図で示され、
第12図は前記ドアのオープン時の取付部が車室内後方
から見た斜視図で示され、第13図はドアチェックの側
断面図が示されている。
自動車用リヤドア1の取付側は、ボデイ側固定部材(本
例ではリヤドアであるのでセンタピラーが該当する。)
2に、上下のヒンジ装置3を介して回動可能に取付けら
れている。前記ドア1の取付側パネル1aと固定部材2
の取付側パネル2aとの間には、合成樹脂製蛇腹式チュ
ーブ材からなるハーネスプロテクター4が架設され、ワ
イヤハーネス(図示省略)が保護されている。
前記ドア1に設けられるドアチェック5は、チェックレ
バー6の先端部が前記固定部材2の二股状ブラケット7
にチェックピン8を介して回動可能に連結される。チェ
ックレバー6の基端部は、前記ドア1の取付側パネル1
aの開口孔9を通してケース10内に挿入される。ケー
ス10は、前記ドア1の取付側パネル1aにボルト11
とナット12を介して取付けられる。前記チェックレバ
ー6には、ケース10内にそれぞればね13を介して組
込んだ上下のチェックローラー14が当接されている。
ドアチェック5のチェックローラー14が、ドア1の開
閉に伴うチェックレバー6の出入に対応して同レバー6
の上下の凹凸面を転動することによって、前記ばね13
の弾性により、前記ドア1の開閉操作に節度感のある抵
抗が付与される。なお、ドアチェック5については、例
えば実公昭58−18529号公報に開示されている。
しかして、前記ドアチェック5のチェックレバー6は、
第12図に示すように、ドアオープン時に車室内に露呈
した状態、すなわち車室内から丸見えの状態になってい
る。また、チェックレバー6には、通常、潤滑グリスが
塗布されている。
<考案が解決しようとする問題点> 上記したドアチェック5にあっては、ドアオープン時
に、潤滑グリスの塗布されたチェックレバー6が丸見え
となるため、見栄えが非常に悪いばかりでなく、乗降時
に乗員の衣服等に前記潤滑グリスが不意に付着する虞が
あった。
そこで、本考案の目的は、上記した従来の技術における
問題点に鑑み、ドアオープン時にドアチェックのチェッ
クレバーを覆うことができ、ドアの取付部の見栄えの向
上を図ると共に、乗降時の乗員の衣服等に対するチェッ
クレバーの潤滑グリスの付着を防止することのできる自
動車用ドアチェックのレバーカバーを提供することにあ
る。
<問題点を解決するための手段> 上記した従来の技術における問題点を解決するための本
考案は、自動車のボデイ側とドア側との間に設けられる
カバー体がドアチェックのチェックレバーを覆う折畳み
可能な略プレート状の形状をしており、そのカバー体の
両端部がドアチェックの取付部材を介して自動車のボデ
イ側とドア側にそれぞれ止着され、前記カバー体はドア
オープン時に車室内側に露出する側の側縁に垂下片を有
していることを構成の要旨とするものである。
<作用> 上記した手段によれば、ドアの開閉操作に連動してカバ
ー体が展開あるいは折畳まれることにより、ドアオープ
ン時には展開されたカバー体によりチェックレバーが覆
われた状態となり、また、ドアクローズ時にはドアとボ
デイ側固定部材との間にカバー体が折畳まれた状態で収
容される。
また、カバー体の両端部がドアチェックの取付部材を利
用して自動車のボデイ側とドア側にそれぞれ止着される
ので、カバー体の取付けに格別な取付構造を必要としな
い。
また、略プレート状のカバー体が垂下片を有するので、
ドアオープン時にドアチェックの車室内側に露出する部
分がほとんど覆われる。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を第1〜7図にしたがって説明
する。なお、本例は、前記した従来の技術で述べたドア
1におけるドアチェック5に実施したものであるから、
ドア1及びドアチェック5の取付構造については同一部
位に同一符号を付すことによりその説明を省略する。
レバーカバーを取付けた状態の斜視図で示した第1図、
同カバーを斜視図で示した第2図において、カバー体1
6は、折畳み可能な略プレート状に形成されるもので、
連結部17を間にするカバー部18,19と、各カバー
部18,19の外端部の取付部20,21とを主体とし
てなる。前記連結部17の側縁には垂下状に連続する垂
下片22が一体で形成され、また、前記カバー部18,
19の側縁には垂下状に連続する垂下片23,24が一
体で形成されている。カバー体16は、適宜の合成樹脂
材料によって一体成形される。なお、本例では、カバー
体16の一側縁に垂下片22〜24を形成したものを示
すが、同垂下片22〜24はカバー体16の両側縁に形
成される場合もある。
前記連結部17と各カバー部18,19とはそれぞれ山
折りヒンジ部25,26で連結され、また、各カバー部
18,19と各取付部20,21とはそれぞれ谷折りヒ
ンジ部27,28で連結されている。各ヒンジ部25〜
28は、カバー体16の素材に薄肉状の直線筋を形成す
ることにより、ヒンジ機能が付与されたものである。こ
れら計4か所のヒンジ部25〜28の屈曲を介してカバ
ー体16が展開及び折畳み可能になっている(第6図参
照)。
前記ドア側取付部20には、L字状をした係止金具29
の一片がインサート成形される。その取付部20には、
長孔状の取付孔30が前記係止金具29を通して開けら
れている。そして、その取付部30は、前記ケース10
の上側のボルト11の軸部が前記取付孔30に挿通され
た状態で、同ボルト11にナット12が締着されること
により、前記ドア1の取付側パネル1aに前記ケース1
0と共締め固着される(第3図及び第4図参照)。な
お、係止金具29はドア1の取付側パネル1aの隅角部
分に係止されることにより、前記ボルト11とナット1
2の締結トルクの低下を防止する機能を果たす。また、
取付孔30が長孔状になっていることにより、多種の自
動車に対する取付けの汎用性が得られ、一種に限らず多
車種に共通部品として使用することができる。
また、ボデイ側取付部21には長孔状をなす取付孔31
が開けられている。取付孔31は、前記チェックピン8
の頭部に圧入嵌着される(第5図参照)。すなわち、チ
ェックピン8はその上端部に円形状をした大小のフラン
ジ8a,8bを上下に有しており、その上部フランジ8
aをボデイ側取付部21の取付孔31がその弾性変形を
利用して強制的に嵌合通過されることで、同チェックピ
ン8の上端部に取付部21が上部フランジ8aにて抜け
止めされた状態に取付けられる。なお、取付孔31は、
長孔状に形成されるため、チェックピン8との嵌合性が
良好であり、かつ、建付け上発生すると予測されるばら
つきを吸収しうる。また、チェックピン8は、前記二股
状ブラケット7の下片7bの取付孔7cに圧入等によっ
て取付けられ、前記下部フランジ8bは同ブラケット7
の上片7aの上面に当接されている。
前記連結部17の垂下片22はほぼ台形状に形成される
と共に、前記カバー部18,19の垂下片23,24は
取付部20,21に向って次第に低くなる三角形状に形
成され、これらの垂下片22〜24によってドアオープ
ン時にチェックレバー6の側面がほぼ全長に亘って覆わ
れるようになっている(第3図参照)。しかして、これ
らの垂下片22〜24は、カバー体16の折畳み時には
第6図及び第7図に示すように相互にラップして積層状
をなすため、相互に干渉することはない。
上記したレバーカバーによれば、ドアオープン時には第
3図に示すようにカバー体16がヒンジ部25〜28の
拡開を介して展開され、また、ドアクローズ時には第6
図に示すようにカバー体16がヒンジ部25〜28の屈
曲を介して折畳まれる。
このため、ドアオープン時には、第1図及び第3図に示
すように、カバー体16の展開によって、ドアチェック
5のチェックレバー6の上面及び側面が覆われることに
なる。従って、ドア1の取付部の見栄えが向上されると
共に、乗降時の乗員の衣服等にチェックレバー6の潤滑
グリスが付着することがなくなる。
また、ドアクローズ時には、第6図に示すように、カバ
ー体16の折畳みによって、ドア1と固定部材2との両
取付側パネル1a,2a間にコンパクトに収納される。
また、現行のドアチェック5の取付状態を変更すること
なく、カバー体16を簡単に取付けることができるた
め、市販車両にも車両に変更を要することなく容易に装
着することが可能である。例えば、前記従来技術で述べ
たハーネスプロテクター4のような蛇腹式チューブ材を
チェックレバー6に設ける場合には、チューブ材の両端
部をドア1あるいはボデイ側固定部材2の各取付側パネ
ル1a,2aに嵌め付けるための取付スペースを確保し
たり、チューブ材の新たな取付方法を考案する等の必要
が生じることにより、ドア側及びボデイ側に大幅な改造
を要し、チェックレバー6とチューブ材のお互いの納ま
りが困難となることが予測される。しかし、カバー体1
6がドアチェック5の取付部材(チェックピン8、ボル
ト11、ナット12)を介して自動車のボデイ側あるい
はドア側に止着されるから、格別の取付構造を必要とし
ない取付けが可能であり、また、カバー体16が折畳み
可能な略プレート状に形成されることから、折畳み時の
カバー体16を、ドアクローズ時のボデイ側とドア側と
の縦長の隙間を利用して合理的に収容することができ
る。
また、第8図に示すように、カバー体16の連結部17
の垂下片22と、両カバー部18,19の各垂下片2
3,24とが、カバー体16の伸長時においても相互に
ラップしうるように、カバー体16を第9図に示すよう
な形状にして成形すると、チェックレバー6のほぼ全体
を覆うことができる。
また、第10図に示すように、上記実施例のカバー部1
8,19を山折りヒンジ部32を介して相互に連結し、
連結部17を排除することも可能である。この場合のヒ
ンジ部は計3か所で済むため、カバー体16の成形性が
容易となる。
なお、第8〜10図において、実施例と同一部位には同
一符号を付した。
また、実施例では、自動車のリヤドア1に実施したが、
フロントドアについても、実施例と同様に実施すること
ができる。
<考案の効果> すなわち、本考案によれば、ドアオープン時にはドアの
オープン操作に連動してカバー体が展開されることによ
り、そのカバー体によりチェックレバーが覆われるか
ら、ドアの取付部の見栄えが向上されると共に、乗降時
の乗員の衣服等に対するチェックレバーの潤滑グリスの
付着が防止されるという効果がある。また、ドアクロー
ズ時にはドアのクローズ操作に連動してカバー体が折畳
まれるから、同カバー体がドアとボデイ側固定部材との
間にコンパクトに収容される。
また、カバー体の両端部がドアチェックの取付部材を利
用して自動車のボデイ側とドア側にそれぞれ止着される
ので、カバー体の取付けに格別な取付構造を必要とせ
ず、ドアチェックの装着後にもカバー体を容易に取り付
けることができる。
またカバー体が垂下片を有するので、略プレート状のカ
バー体でありながらドアオープン時にドアチェックの車
室内側に露出する部分をほとんど覆うことができ、この
ため見栄えが向上され、また衣類へのグリースの付着が
防止できる。
【図面の簡単な説明】 第1〜7図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
レバーカバーの使用状態を示す斜視図、第2図は同カバ
ーの斜視図、第3図はドアオープン時のレバーカバーの
正面図、第4図はドア側取付部の一部破断正面図、第5
図はボデイ側取付部の平面図、第6図はドアクローズ時
のレバーカバーの正面図、第7図は第6図のVII−VII線
断面図、第8図は実施例の変更例のレバーカバーの斜視
図、第9図はそのカバーの成形時の斜視図、第10図は
実施例の別例のレバーカバーの斜視図、第11〜13図
は従来例を示すもので、第11図はドアのクローズ時の
取付部を車室外から見た斜視図、第12図はドアのオー
プン時の取付部分を車室内から見た斜視図、第13図は
ドアチェックの側断面図である。 1……ドア 2……ボデイ側固定部材 5……ドアチェック 6……チェックレバー 16……カバー体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のボデイ側とドア側との間に設けら
    れるカバー体がドアチェックのチェックレバーを覆う折
    畳み可能な略プレート状の形状をしており、そのカバー
    体の両端部がドアチェックの取付部材を介して自動車の
    ボデイ側とドア側にそれぞれ止着され、前記カバー体は
    ドアオープン時に車室内側に露出する側の側縁に垂下片
    を有していることを特徴とする自動車用ドアチェックの
    レバーカバー。
  2. 【請求項2】前記カバー体が合成樹脂材料により一体成
    形され、かつ、前記折畳みを可能にするための薄肉状の
    ヒンジ部を備えている実用新案登録請求の範囲第(1)
    項に記載の自動車用ドアチェックのレバーカバー。
  3. 【請求項3】前記カバー体のヒンジ部が4か所形成され
    ている実用新案登録請求の範囲第(2)項に記載の自動
    車用ドアチェックのレバーカバー。
  4. 【請求項4】前記カバー体のヒンジ部が3か所形成され
    ている実用新案登録請求の範囲第(2)項に記載の自動
    車用ドアチェックのレバーカバー。
JP1987117448U 1987-07-30 1987-07-30 自動車用ドアチェックのレバ−カバ− Expired - Lifetime JPH0632417Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58222271A (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 日産自動車株式会社 自動車用ドアチエツク機構取付部のシ−ル構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6422521U (ja) 1989-02-06

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