JPH06323705A - 透明氷自動製氷装置 - Google Patents

透明氷自動製氷装置

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JPH06323705A
JPH06323705A JP5112587A JP11258793A JPH06323705A JP H06323705 A JPH06323705 A JP H06323705A JP 5112587 A JP5112587 A JP 5112587A JP 11258793 A JP11258793 A JP 11258793A JP H06323705 A JPH06323705 A JP H06323705A
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JP
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ice
water supply
temperature
tray
ice tray
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JP5112587A
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English (en)
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Toshimitsu Kato
敏光 加藤
Kouhei Kajimaru
孝平 梶丸
Yoshitake Noda
良丈 野田
Makoto Oikawa
誠 及川
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製氷皿内の離氷残りや冷蔵庫内の冷却運転に
影響されずに確実に製氷皿への給水の有無を検出できる
透明氷自動製氷装置を提供する。 【構成】 マイクロコンピュータ(制御手段)53は、
給水動作開始後所定時間経過した時点で、製氷皿19上
部の蓋21内に配設された蓋ヒータセンサ51(温度検
出手段)の検出温度と予め定められた所定温度(−3
℃)とを比較し、該検出温度が所定温度以上に達してい
ない場合には、製氷皿19への給水がなされなかったと
判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透明氷自動製氷装置に関
する。更に詳しくは、透明氷自動製氷装置における給水
タンクの水切れ検知制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の透明氷自動製氷装置は、製氷皿の
上部に蓋ヒータと蓋ヒータセンサ(温度センサ)を内蔵
した蓋を配設し、製氷動作時には該蓋ヒータセンサから
の検出温度に基づいて蓋ヒータへの通電をコントロール
することで下から上への一方向に氷を成長させ、もって
透明な氷を製造するよう構成されている。製氷皿の下部
裏面には該製氷皿の温度を検出する皿センサが密着して
取付られており、マイクロコンピュータ等にて構成され
た制御手段は、皿センサからの検出温度が所定温度(E
X.−13.5℃)以下に達した場合に製氷が完了した
と判断、離氷動作を実行するようになっている。前記制
御手段は、製氷皿への給水動作時にも皿センサからの検
出温度をウォッチしており、給水開始後から所定時間
(EX.12.5分)経過した時点で該検出温度が所定
温度(EX.−9.5℃)以上に達していない場合には
製氷皿へ水が供給されなかった、即ち給水タンク内の水
がなくなったと判断し、製氷動作を停止すると共に給水
ランプを点灯させ、これをユーザに報知するようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構成の透明氷自動製氷装置においては、皿センサが取付
られている部分に位置する製氷皿ブロック内に離氷残り
が発生した場合や、透明氷自動製氷装置が配設された冷
蔵庫室内の冷却により皿センサが冷え込んだ状態となっ
た場合には、給水開始後から所定時間(12.5分)経
過しても皿センサの検知温度が所定温度(−9.5℃)
以上に上昇せず、実際には製氷皿に水が供給されている
にも拘らず、水切れであると判断し、製氷動作を停止し
てしまうという問題があった。そしてこの問題点は、給
水タンク内の残水量が少なくなり、製氷皿内への給水量
が減少するにしたがってより顕著に発生する傾向にあっ
た。
【0004】そこで本発明の目的は、例え製氷皿ブロッ
ク内に離氷残りが発生したり、庫内の冷却により皿セン
サが冷え込んだ状態となった場合であっても、製氷皿へ
の給水の有無を確実に検出できる透明氷自動製氷装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決する為の手段】請求項1に記載の透明氷自
動製氷装置は、給水手段による製氷皿への給水の有無を
判断する為に、予め定められた所定温度と比較すべき温
度を検出する温度検出手段を、製氷皿上部の蓋内部に配
設したことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に記載の透明氷自動製氷装置は、
給水手段による製氷皿への給水の有無を判断する為に、
予め定められた所定温度と比較すべき温度を検出する温
度検出手段を、製氷皿上部の蓋内部に配設され同じく該
蓋内部に配設されたヒータへの通電をコントロールする
為の温度センサとしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の手段によれば、給水動作の開始
後所定時間経過した時に、製氷皿上部の蓋内部に配設さ
れた温度検出手段にて検出した温度と予め定められた所
定温度とを比較し、該検出温度が所定温度以上に達して
いない場合には給水がなされなかったと判断する。
【0008】請求項2記載の手段によれば、給水動作の
開始後所定時間経過した時に、製氷皿上部の蓋内部に配
設されたヒータへの製氷動作時における通電をコントロ
ールする温度センサにて検出した温度と予め定められた
所定温度とを比較し、該検出温度が所定温度以上に達し
ていない場合には給水がなされなかったと判断する。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図4に示す如く、冷蔵庫本体1内部には上
から順に冷凍室3、製氷室5、冷蔵室7が形成されてお
り、冷却器9にて冷却されたエアーがファン11によっ
て各室3、5、7へ供給されるようになっている。
【0010】製氷室5内の上方には、透明氷自動製氷装
置13が配設されていると共に、その下方には離氷され
た透明氷をストックする貯氷ボックス15が挿脱自在に
配置されている。後述する如く、透明氷自動製氷装置1
3は、駆動機構部17、製氷皿19、蓋21、支持枠2
3、検知レバー25とから構成されており、製氷時には
検知レバー25が貯氷ボックス15内に臨むよう位置し
ている。
【0011】冷蔵室7内部には給水装置27が配設され
ている。給水装置27は、着脱自在にセットされる給水
タンク29、この給水タンク29からの所定量の水を貯
留する水受皿31、水受皿31に貯留された水を汲み上
げる給水ポンプ33、給水タンク29がセットされたこ
とを検知する給水タンク検知レバー34とから構成され
ている。そして給水ポンプ33にて汲み上げられる所定
量の水は断熱壁中に埋設された給水パイプ35を通して
製氷皿19内に供給されるようになっている。
【0012】図5及び図6は透明氷自動製氷装置13の
詳細構造を示すものである。図5において、駆動機構部
17の内部には、製氷皿19へ振動を付与するパルスモ
ータ、製氷皿19を回転させる駆動モータ、製氷皿位置
検出用のホトインターラプタ、貯氷量検知レバー25に
連動してオンオフされるオトインターラプタ、マイクロ
コンピュータを備えた制御回路基板等(共に図示せず)
が配設されている。
【0013】駆動機構部17にはL字形の支持枠23が
取付られており、該支持枠23と駆動機構部17間に製
氷皿19がそれに一体成型された回転軸37を介して回
転自在かつ軸方向に移動自在となるよう支持されてい
る。製氷皿19の上部には蓋21が開閉自在に配設され
ていると共に、製氷が完了して製氷皿19が矢印A方向
に回転されるときに該蓋21の開放動作をガイドするガ
イド片39が駆動機構部17の外壁に突設されている。
【0014】図6に示す如く、製氷皿19の裏面下部に
は該製氷皿19の温度を検出する皿センサ41が密着固
定されている。製氷皿19と蓋21との結合は、製氷皿
19の一側壁に一体に設けた勘合凹部43に、蓋21と
一体に設けた軸部45を嵌入することで成されている。
蓋21の内部には発泡スチロール等よりなる断熱材47
と加熱用の蓋ヒータ49と蓋ヒータ49の通電制御を行
なう蓋ヒータセンサ51とが配設されている。
【0015】図7は要部の回路構成を示すブロック図で
あり、制御手段たるマイクロコンピュータ53は皿セン
サ41、蓋ヒータセンサ51からの温度データや、給水
タンク検知レバー34に連動し給水タンク29がセット
されていない時にオンされる給水タンク有無検知スイッ
チ55、貯氷量検知レバー25に連動し貯氷ボックス1
5内の氷が満杯時にオフされる貯氷量検知スイッチ(フ
ォトスイッチ)57、製氷皿19の位置を検出する為製
氷皿回転中にオンする皿位置検出スイッチ(フォトスイ
ッチ)59からの信号を入力する。これら入力した各種
の温度データやオンオフ信号に基づいてマイクロコンピ
ュータ53は、給水ポンプ33、製氷皿19に振動を付
与するパルスモータ61、製氷皿19を回動する皿駆動
モータ63、蓋ヒータ49、給水LED65の動作をそ
れぞれ駆動回路67〜75を介してコントロールするよ
うになっている。
【0016】次に本実施例の作用について、図1、図
2、図3に示す制御フローチャートを参照しながら説明
する。
【0017】図3に示す如く、本願の透明氷自動製氷装
置における全体的な制御の流れは、電源投入検知、イニ
シャライズ、水平位置出し、製氷完了判定、離氷動作、
給水動作、製氷動作の各サブルーチンより構成されてい
る。まず制御手段たるマイクロコンピュータ53は、ス
テップS1にて電源が投入されたことを検知するとステ
ップS2にて各種タイマ(ソフトタイマ)等のリセット
を含むイニシャライズ処理を実行する。ステップS2に
おけるイニシャライズ処理が終了するとステップS3へ
と移行し、水平位置出しのサブルーチンを実行する。こ
の水平位置出しのサブルーチンは、電源投入時(リセッ
ト時)にマイクロコンピュータ53が製氷皿19の位置
(即ち、水平位置か?、反転位置か?、斜め位置か?)
を割り出し、該製氷皿19を水平位置にセットする為の
もので、皿駆動モータ63を駆動して製氷皿19を逆
転、正転(矢印A方向)させ、それに伴う位置検知スイ
ッチ59からの信号変化を検出することでこれを達成す
る。
【0018】ステップS3での水平位置出しサブルーチ
ンが終了し製氷皿19を水平位置にセットすると、ステ
ップS4へと移行し、製氷完了判定サブルーチンを実行
する。製氷完了判定サブルーチンにおいては、マイクロ
コンピュータ53は、製氷皿19の下部裏面に取付られ
た皿センサ41からの温度情報を読み込み、該温度が予
め定められた製氷完了判定温度(EX.−13.5℃)
以下に到達した場合、若しくは製氷完了判定温度よりも
高く設定された製氷完了判定補助温度(EX.−8℃)
以下の状態が所定時間(EX.3H)継続した場合に、
製氷が完了したと判定する。
【0019】ステップS4にて製氷が完了したと判定す
ると、ステップS5へと移行し、離氷動作のサブルーチ
ンが実行される。このステップS5では、マイクロコン
ピュータ53はまず皿駆動モータ63への駆動信号を出
力して製氷皿19を正転させる。製氷皿19は約120
度回転された時点で支持枠23と係合することで捻ら
れ、この結果製氷皿19内の透明氷が離氷される。離氷
位置まで製氷皿19が正転されると皿位置検出スイッチ
59からの信号がHからLへ立ち下がる。マイクロコン
ピュータ53はこの立ち下がりを検出して皿駆動モータ
63への通電回路を切換え、今度は製氷皿19を逆転さ
せる。そして皿位置検出スイッチ59からの信号が再び
HからLへ立ち下がった時点で製氷皿19が水平位置に
復帰したと判断し、皿駆動モータ63への駆動信号出力
を停止する。尚、マイクロコンピュータ53は、製氷皿
19が逆転されている時に、貯氷量検知スイッチ57か
らの信号もウォッチしており、該信号がLレベルとなっ
た場合には貯氷ボックス15内の氷が満杯になったと判
断し、皿駆動モータへの駆動信号出力を停止するように
なっている。
【0020】ステップS5での離氷動作が終了すると、
マイクロコンピュータ53はステップS6へとその処理
を移行し、給水動作のサブルーチンを実行する。この給
水動作のサブルーチンについては、図1、図2を参照し
て後ほど詳細に説明する。
【0021】給水動作のサブルーチンが終了し製氷皿1
9内に水が供給されると、マイクロコンピュータ53で
の処理はステップS7へと移行し、製氷動作のサブルー
チンが実行される。このステップS7製氷動作のサブル
ーチンでは、マイクロコンピュータ53は、皿センサ4
1及び蓋ヒータセンサ51からの温度情報を入力し、該
読み込んだ温度データに基づきパルスモータ61及び蓋
ヒータ49への通電をコントロールする。即ち、マイク
ロコンピュータ53は、製氷動作が開始されると皿セン
サ41の検出温度をウォッチし、該皿センサ検出温度が
所定温度(EX.+5℃)以下の場合にパルスモータ6
1への駆動信号を出力し製氷皿19へ振動を付与すると
共に、該皿センサ検出温度が所定の温度範囲(EX.−
5℃〜+5℃の範囲)内にあるときのみ蓋ヒータセンサ
51の検出温度に基づく蓋ヒータ49の通電制御を許可
する。通電制御が許可された蓋ヒータ49は、蓋ヒータ
センサ検出温度に基づき、常時オン、全波・半波切換通
電、オフ等の通電制御がなされ、その発熱量がコントロ
ールされる。そしてこの製氷動作のサブルーチンは、ス
テップS4における製氷完了判定サブルーチンにおい
て、製氷完了と判定されるまで継続されるようになって
いる。
【0022】ステップS5における給水動作のサブルー
チンにつき以下詳細に説明する。図1、図2に示す如
く、ステップS5の離氷動作サブルーチンが終了する
と、ステップS8にて給水タンク有無検知スイッチ55
からの信号レベルがLレベルであるか否か、即ち給水タ
ンク29がセットされているか否かが判断される。給水
タンク有無検知スイッチ55からの信号がLレベルでな
い場合には、即ち給水タンク29がセットされていない
場合には、ステップS9にて給水LEDをオンすると共
に、ステップS10にて給水タンクタイマT1をリセッ
トした後、再びステップS8へと戻り、給水タンク29
がセットされるまで待機する。
【0023】ステップS8にて給水タンク有無検知スイ
ッチ55からの信号レベルがLレベルであると、マイク
ロコンピュータ53は給水タンク29がセットされたと
判断し、ステップS11にて給水LEDをオフすると共
に、ステップS12にて給水タンクタイマT1をインク
リメントした後、ステップS13へと進み、給水タンク
タイマT1のカウント値が5.5分に達したか否かを判
断する。給水タンクタイマT1のカウント値が5.5分
に達していない場合には、ステップS8へと戻り、5.
5分に達するまでこれを繰り返す。
【0024】給水タンクタイマT1のカウント値が5.
5分に達すると、ステップS14にて該タイマT1をリ
セットした後、ステップS15にて給水ポンプ33への
駆動信号を出力する。次にステップS16にて給水ポン
プタイマT2をインクリメントし、更にステップS17
にて給水タイマT3のインクリメントして、ステップS
18で給水ポンプタイマT2のカウント値が6.7秒に
達したか否かを判断する。給水ポンプタイマT2のカウ
ント値が6.7秒に達していない場合には、ステップS
16へと戻り、給水ポンプタイマT2のインクリメント
を継続する。
【0025】ステップS18にて給水ポンプタイマT2
のカウント値が6.7秒に達した場合には、ステップS
19にて給水ポンプ33への駆動信号出力を停止し、ス
テップS20にて給水ポンプタイマT2をリセットす
る。更にステップS21にて振動付与用のパルスモータ
61への駆動信号を出力した後、ステップS22にて給
水タイマT3のインクリメントを継続、ステップS23
にて該給水タイマT3のカウント値が12.5分に達し
たか否かを判断する。給水タイマT3のカウント値が1
2.5分に達していない場合には、ステップS22へと
戻り再度該タイマT3のインクリメントを実行、そのカ
ウント値が12.5分に達するまでこれを繰り返して待
機する。
【0026】給水タイマT3のカウント値が12.5分
に達すると、ステップS24へと進み、該タイマT3を
リセットすると共に、ステップS25にて蓋ヒータセン
サ51からの検出温度が−3℃以上に達しているか否か
を判断する。該検出温度が−3℃以上に達している場合
には、製氷皿19へ所定の水が供給されたと判断し、ス
テップS7の製氷動作サブルーチンへと進む。
【0027】ステップS25にて蓋ヒータセンサ51か
らの検出温度が−3℃以上に達していない場合には、マ
イクロコンピュータ53は、給水タンク29内の水がな
くなっていると判断し、ステップS26にてパルスモー
タ61への駆動信号出力を停止、ステップS27にて給
水LEDをオンして、ユーザに対して給水タンクの水切
れを報知する。その後ステップS28にて給水タンク有
無検知スイッチ55からの信号レベルがHからLへ立ち
下がるか否か、即ち給水タンク29が一度取り出されて
再セットされたか否かを検知する。そして給水タンク2
9が再セットされるまで待機し、再セットを検知した時
点でステップS11へと戻るようになっている。
【0028】よって本実施例の透明氷自動製氷装置にお
いては、製氷皿19への給水有無を判断するにあたっ
て、予め設定された所定温度(−3℃)と比較すべき温
度の検出手段として、蓋内部に断熱して配設された蓋ヒ
ータセンサ51を採用する構成としたので、該センサ
は、製氷皿19内の離氷残りや庫内の冷却による影響を
受けず、従って製氷皿19への給水有無を確実に検出で
きるという効果を奏する。又、前記温度検出手段として
従来から配設されていた蓋ヒータセンサを兼用するよう
にしたので、新たに専用の温度センサを設ける必要もな
い。
【0029】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲にて定義された要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば次の
ような効果を得ることができる。請求項1に記載の透明
氷自動製氷装置によれば、製氷皿への給水有無を判断す
るにあたって、給水動作の開始後所定時間経過した時点
で予め設定された所定温度と比較すべき温度の検出手段
として、製氷皿上部の蓋内部に配設された温度検出手段
を採用する構成としたので、該温度検出手段は、製氷皿
内の離氷残りや庫内の冷却による影響を受けず、従って
製氷皿への給水の有無を確実に検出できる。
【0031】請求項2に記載の透明氷自動製氷装置によ
れば、製氷皿への給水有無を判断するにあたって、給水
動作の開始後所定時間経過した時点で予め設定された所
定温度と比較すべき温度の検出手段として、製氷皿上部
の蓋内部に配設されたヒータへの通電をコントロールす
る温度センサを兼用する構成としたので、該温度センサ
は、製氷皿内の離氷残りや庫内の冷却による影響を受け
ず、製氷皿への給水の有無を確実に検出できると共に、
給水有無判断の為に新たに温度検出手段を設ける必要も
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す制御フローチャート
【図2】本発明の一実施例を示す制御フローチャート
【図3】本発明の一実施例を示す制御フローチャート
【図4】本発明の一実施例を示す透明氷自動製氷装置の
冷蔵庫組込状態を示す縦断面図
【図5】本発明の一実施例を示す透明氷自動製氷装置本
体の斜視図
【図6】本発明の一実施例を示す透明氷自動製氷装置の
製氷皿及び蓋の縦断面図
【図7】本発明の一実施例を示すブロック図
【符号の説明】
19は製氷皿、21は蓋、41は皿センサ、27は給水
装置、51は蓋ヒータセンサ、53はマイクロコンピュ
ータ(制御手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 良丈 大阪府茨木市太田東芝町1番6号 株式会 社東芝大阪工場内 (72)発明者 及川 誠 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷皿と、製氷皿の上部に開閉自在に配
    設された蓋と、製氷皿の下部裏面に配設され該製氷皿の
    温度を検出する皿温度検出センサと、製氷皿への給水手
    段とを備えた透明氷自動製氷装置において、蓋内部に温
    度検出手段を配設すると共に、給水手段による給水動作
    の開始後所定時間経過した時に、該温度検出手段にて検
    出した温度と予め設定された所定温度とを比較し、前記
    検出温度が所定温度以上に達していない場合に製氷皿へ
    の給水がなされなかったと判断する制御手段を備えたこ
    とを特徴とする透明氷自動製氷装置。
  2. 【請求項2】 製氷皿の上部に配設された蓋内部には、
    製氷動作中通電されるヒータと該ヒータへの通電をコン
    トロールする為の温度センサとが配設されていると共
    に、該温度センサを温度検出手段としたことを特徴とす
    る請求項1記載の透明氷自動製氷装置。
JP5112587A 1993-05-14 1993-05-14 透明氷自動製氷装置 Pending JPH06323705A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007212019A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Fukushima Industries Corp 製氷機

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