JPH0611221A - 自動製氷機 - Google Patents

自動製氷機

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JPH0611221A
JPH0611221A JP5063942A JP6394293A JPH0611221A JP H0611221 A JPH0611221 A JP H0611221A JP 5063942 A JP5063942 A JP 5063942A JP 6394293 A JP6394293 A JP 6394293A JP H0611221 A JPH0611221 A JP H0611221A
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JP
Japan
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water
ice
water supply
ice making
supply tank
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Pending
Application number
JP5063942A
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English (en)
Inventor
Katsushi Sumihiro
勝志 住廣
Koji Mishima
浩二 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0611221A publication Critical patent/JPH0611221A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25C2700/04Level of water

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水タンクの水位が製氷皿に定格水量を供給
できるレベルにあるかどうかを判断して、常に通常サイ
ズの氷が生成できるようにする。 【構成】 給水タンク12にその水位と共に移動するフ
ロート12aを設ける。フロート12aの位置が低下し
て検出位置に達すると、水位検知素子19からの光がフ
ロート12aで反射してこれを検出する。マイクロコン
ピュータ17は水位検出素子19の検出信号に基いて給
水タンク12内の水の残量不足を判断する。給水タンク
12の水位は給水時に検出され、次回の給水に必要な水
がないと判断すると、マイクロコンピュータ17は、給
水ランプ27を点灯して報知し、水が補給されるまで給
水動作を実施しないようになる。これにより、通常サイ
ズの氷を確実に生成させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水タンク内の水を製
氷皿に給水し製氷動作を行った後に離氷する製氷行程を
自動的に繰り返すようにした自動製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、家庭用冷蔵庫に設けられた自動
製氷機においては、次のようにして製氷動作が自動的に
行われるようになっている。すなわち、まず、冷蔵室に
設けられた給水タンクの水が給水ポンプにより製氷室の
製氷皿に供給され、その製氷皿に溜められた水は製氷室
に供給される冷気により冷やされて氷となる。製氷が完
了すると、製氷皿が上下反転され且つ捩じられることに
より、氷が製氷皿から離れ落ちて貯氷箱に貯留される。
この場合、製氷皿の底部に温度センサが設けられてお
り、この温度センサにより実際に製氷皿に水が供給され
たか否か、および製氷が完了したか否かを検出するよう
にしている。
【0003】すなわち、製氷が完了すると、製氷皿は極
低温となる。また、離氷後、製氷皿に水が供給される
と、それまで極低温にあった製氷皿は供給された水によ
り温められてその温度は徐々に上昇する。そこで、例え
ば製氷皿の温度が−12.5℃以下になったら製氷完
了、給水ポンプの給水動作終了後12分経過した時点で
製氷皿の温度が−9.5℃以上であったら実際に製氷皿
に水が供給されたと判断するように構成している。これ
により、給水タンク内の水がなくなって給水皿に製氷に
必要な水が供給されなくなった状態を検出し、これに基
いて「給水ランプ」等を点灯することにより、使用者に
給水タンクへの製氷用水の補給を促すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、給水タンク
内の水の残量が少なくなっている場合には、製氷皿に適
量の給水ができなくなることがあるが、上述のような従
来構成のものでは、給水が行われたかどうかの判断を製
氷皿の温度が上昇することで検出しているので、給水量
が適量でない場合でも、製氷皿にある程度給水されれば
水が供給されたと判断することがある。
【0005】しかしながら、給水量が不足した状態で製
氷行程が実施されると、氷は生成されるが、通常サイズ
よりも小さい氷や変形した氷ができてしまう不具合があ
る。また、このように通常サイズの氷が生成されない
と、製氷動作に対して使用者が不信感を抱く虞がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、給水タンク内の水の残量を検出可能な
構成とすることにより、通常サイズの氷を確実に生成す
ることができる自動製氷機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、給水タンク内
の水を製氷皿に給水し製氷動作を行った後に離氷する製
氷行程を自動的に繰り返すようにした自動製氷機を対象
とするものであり、前記給水タンクの水位と共に移動す
る浮動体と、この浮動体の位置を非接触検出する検出手
段と、この検出手段の出力に基いて前記給水タンクの水
位を判断する判断手段とを設けて構成したところに特徴
を有する。
【0008】また、給水タンクから一定量給水される水
受皿と、この水受皿の水位と共に移動する浮動体と、こ
の浮動体の位置が前記水受皿に一定量給水されたときの
水位に達するとこれを検出する検出手段と、この検出手
段の検出出力に基いて前記水受皿から前記製氷皿へ給水
を行う制御手段とを設けて構成しても良い。
【0009】
【作用】請求項1記載の自動製氷機によれば、製氷行程
が実施されるときに給水タンク内の水が製氷皿に給水さ
れると、給水タンクの水位が変動するが、このときの水
位の変動に伴なって浮動体が変位するので、検出手段は
その浮動体の変位を検出する。判断手段はその検出手段
による浮動体の位置検出信号に基いて給水タンクの水位
を判断する。これにより、例えば、次回の製氷行程を実
施するだけの水が給水タンク内にあるか否かを判断する
ことができ、水の残量不足を検出したときには給水タン
クへの水の補給が必要であることが事前に認識できるの
で、常に製氷皿への正常な給水状態で製氷動作を行わせ
ることができ、したがって確実に通常サイズの氷を生成
することができる。
【0010】請求項2記載の自動製氷機によれば、製氷
行程が実施されるときに給水タンク内の水が水受皿に給
水されると、水受皿の水位の変動に伴って浮動体の位置
が変位するようになり、水受皿に一定量の給水がなされ
ると検出手段によりこれが検出され、制御手段により製
氷皿への給水が行われるようになる。これにより、例え
ば、次回の製氷行程を実施するだけの水が給水タンクか
ら供給されたか否かを判断することができ、水の不足を
検出したときには製氷皿への給水を停止することがで
き、常に製氷皿への正常な給水状態で製氷動作を行わせ
て通常サイズの氷を生成することができると共に給水タ
ンクへの水の補給が必要であることを事前に認識でき
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明を自動製氷機付きの冷蔵庫に適
用した場合の第1の実施例について図1ないし図3を参
照して説明する。まず、図2において、冷蔵庫本体1の
内部には冷凍室2,冷蔵室3および製氷室4が形成され
ており、冷却器5により冷却された空気がファン6によ
りそれら各室に供給されるようになっている。製氷室4
内には本発明に係る自動製氷機7が設けられている。
【0012】製氷室4内の上部前側には機体8が設けら
れており、この機体8の後側には図示しない支持枠が配
設され、この支持枠の内側に製氷皿9が配置されてい
る。機体8には、モータおよび減速機構により製氷皿9
を捩じるようにして反転動作させる離氷機構と、電磁石
を駆動することにより製氷皿9を振動させるようにした
振動付与機構とが設けられている。また、製氷室4内底
部には離氷された氷が落下貯留される貯氷箱10が設け
られている。
【0013】製氷皿9に給水するための給水装置11
は、冷蔵室3内に配設された給水タンク12,この給水
タンク12から水を受ける水受皿13およびこの水受皿
13内の水を給水パイプ14を介して製氷皿9に汲み上
げる給水ポンプ15とから構成されている。給水タンク
12には、後述する浮動体としてのフロート12a(図
1参照)が配設されており、その水位が検出されるよう
になっている。一方、製氷室4の後壁内にはファン6に
よって送られてくる冷気を製氷室4内の製氷皿9に向け
て案内する冷気ダクト16が設けられており、製氷皿9
内に供給された水を冷却して氷を生成する。
【0014】このように構成された自動製氷機7を備え
た冷蔵庫は、図1に示す判断手段としてのマイクロコン
ピュータ17により制御される。マイクロコンピュータ
17は、予め記憶されたプログラムに基いて、図示しな
い各種センサからの検出信号を受けて冷蔵庫内部の冷却
運転を実施し、自動製氷機7を制御して製氷動作を行う
もので、給水タンク12の水位を検出するために図1に
示すように構成されている。
【0015】すなわち、水位検出回路18において、検
出手段としての水位検知素子19は、発光ダイオード1
9aとフォトトランジスタ19bとからなるもので、発
光ダイオード19aと抵抗20との直列回路,フォトト
ランジスタ19bと抵抗21との直列回路がそれぞれ電
源端子VCCとアースとの間に接続されている。
【0016】給水タンク12内の側部には、水が連通す
るスリットが形成された溝部12bが形成されており、
フロート12aはこの溝部12bに配設され、給水タン
ク12の水位と共に上下に移動するようになっている。
そして、給水タンク12の溝部12bの側壁は透光性を
有していると共に、フロート12aの外側の面は反射面
となっており、外部から溝部12bの側壁を透過して入
射する光を受けると反射するようになっている。
【0017】前述の発光ダイオード19aにより発せら
れる光は、フロート12aが下方に移動して給水タンク
12の水位が水の補給が必要なレベルに低下したときに
その外側の面で反射され、そのときの反射光はフォトト
ランジスタ19bが受光するように配置されている。マ
イクロコンピュータ17の入力端子Aはコンデンサ22
を介してアースされると共に、抵抗23を介してフォト
トランジスタ19bのコレクタに接続されている。
【0018】給水ランプ点灯回路24において、npn
形トランジスタ25のコレクタは抵抗26および発光ダ
イオード等の給水ランプ27を介して直流電源端子VC
Cに接続され、エミッタはアースされている。トランジ
スタ25のベースは抵抗28を介してマイクロコンピュ
ータ17の出力端子Bに接続されている。マイクロコン
ピュータ17の出力端子Bは抵抗29を介して電源端子
VCCに接続されている。尚、給水ランプ27は、給水
タンク12内の水の残量が不足してその補給を要するこ
とを表示するものである。
【0019】次に、給水ポンプ15を動作させるポンプ
モータ30の駆動回路31において、モータ駆動用のn
pn形トランジスタ32のコレクタは正温度特性を有す
るサーミスタ33を介して直流電源端子VDDに接続さ
れ、エミッタはポンプモータ30を介してアースされて
いる。また、トランジスタ32のベースはツェナーダイ
オード34を介してアースされている。ポンプモータ3
0には電解コンデンサ35,抵抗36,図示極性のダイ
オード37およびコンデンサ38がそれぞれ並列に接続
されている。pnp形のトランジスタ39のエミッタは
サーミスタ33を介して直流電源端子VDDに接続さ
れ、コレクタは抵抗40を介してトランジスタ32のベ
ースに接続されている。
【0020】また、トランジスタ39のベースは、抵抗
41を介してnpn形のトランジスタ42のコレクタに
接続されると共に、抵抗43を介してトランジスタ39
のエミッタに接続されている。トランジスタ42のエミ
ッタはアースされ、ベースはマイクロコンピュータ17
の出力端子Cに接続されると共に、抵抗44を介して直
流電源端子VCCに接続されている。タンクスイッチ4
5は、給水タンク12がセット(載置)されるとオンす
るもので、その一端子は抵抗46を介して直流電源端子
VCCに接続されると共に抵抗47を介してマイクロコ
ンピュータ17の入力端子Dに接続され、他端子はアー
スされている。マイクロコンピュータ17の入力端子D
はコンデンサ48を介してアースされている。
【0021】次に、本実施例の作用について、図3も参
照して説明する。すなわち、図3は製氷動作を実施する
ためのプログラムのうち給水タンク12の水位が低下し
ていることを検出する場合のフローチャートを示したも
のである。マイクロコンピュータ17は、初期動作など
が終了した状態で製氷動作に移行すると、まず、ステッ
プS1で給水動作を実施する。すなわち、マイクロコン
ピュータ17は、出力端子Cを「L」レベルから「H」
レベル(オープン状態)にしてトランジスタ42をオン
させる。これにより、トランジスタ39がオンすると、
ツェナーダイオード34に電圧が印加されてトランジス
タ32が駆動されポンプモータ30に定電圧を供給する
ようになる。
【0022】ポンプモータ30の駆動により給水タンク
12から水受皿13に貯留されている製氷用水が給水パ
イプ14を介して汲み上げられ、製氷皿9に供給され
る。そして、給水の所定時間が経過すると、マイクロコ
ンピュータ17は出力端子Cを「L」レベルにしてトラ
ンジスタ42をオフさせて給水動作を停止する。
【0023】次に、マイクロコンピュータ17は、ステ
ップS2に移行して給水タンク12の水位が下限に達し
ているか否かを判断する。すなわち、入力端子Aに水位
検知素子19のフォトトランジスタ19bからの検出信
号が入力されているかどうかを判断する。この場合、水
位検知素子19の発光ダイオード19aは給水タンク1
2の水位検出をすべき位置に向けて投光しており、給水
タンク12内の製氷用水が少なくなってそれにともなっ
て下方にフロート12aが移動して水位検出位置に達す
ると、発光ダイオード19aからの光をフォトトランジ
スタ19bの受光部に向けて反射するようになってい
る。尚、このとき検出すべき水位は、ある程度のばらつ
きを考慮して製氷皿9への定格水量が確保できるレベル
に設定されている。
【0024】いま、例えば、給水タンク12内の製氷用
水の残量が充分ある状態では、フロート12aの位置は
高いレベルにあるので、フォトトランジスタ19bへの
反射光はなく、したがって、マイクロコンピュータ17
の入力端子Aには「H」レベルの信号が入力されてお
り、マイクロコンピュータ17は、ステップS2で「N
O」と判断してステップS3に移行する。マイクロコン
ピュータ17は、ステップS3では、従来通りの製氷動
作を図示しない別のプログラムにより実施する。すなわ
ち、給水動作の後、マイクロコンピュータ17は、製氷
状態の検出,離氷動作および貯氷箱10内の氷の量等を
検出して制御を行うようになっており、貯氷箱10内の
氷が満杯になっていなければ、再びステップS1に戻っ
て給水動作を実施するようになる。
【0025】さて、ステップS1で給水を実施した結
果、給水タンク12内の製氷用水の残量が所定量よりも
不足した場合には、マイクロコンピュータ17は次のよ
うに動作する。すなわち、給水タンク12内の製氷用水
の水位が低下してフロート12aが検出レベルに達する
と、発光ダイオード19aの光はフロート12aで反射
されてフォトトランジスタ19bに入射されるようにな
る。これにより、フォトトランジスタ19bはオン状態
となってそのコレクタを「L」レベルとする。マイクロ
コンピュータ17は、入力端子Aに「L」レベルの信号
が与えられることになるので、給水タンク12の水位が
下限に達したとしてステップS2で「YES」と判断
し、ステップS4に移行する。
【0026】次に、マイクロコンピュータ17は、ステ
ップS4で、出力端子Bを「L」レベルから「H」レベ
ル(オープン状態)としてトランジスタ25をオンさ
せ、もって給水ランプ27に通電点灯し、給水タンク1
2に製氷用水の補給が必要であることを表示する。この
後、マイクロコンピュータ17は、ステップS5で、製
氷皿9に氷が生成されたかどうかを検出する。これは、
例えば、製氷皿9に配設された図示しない温度センサか
らの温度検出信号が所定値よりも低下し、且つ、給水動
作が終了した後一定時間が経過したかどうかを検出し、
これらの条件が満たされたときにマイクロコンピュータ
17は製氷動作が終了したとして「YES」と判断する
ものであり、「YES」のときにはステップS6に移行
し、「NO」の場合には「YES」となるまでステップ
S5を繰り返す。
【0027】ステップS6で、マイクロコンピュータ1
7は、製氷皿9に生成された氷を次のようにして離脱さ
せる。すなわち、マイクロコンピュータ17は機体8に
配設された図示しないモータを回転させて製氷皿9を回
転させる。これにより、製氷皿9が反転されると共に捩
じられて生成された氷は離脱して下方に配設された貯氷
箱10に貯留される。この後、製氷皿9は再び元の位置
に戻るように回転され、一連の離氷動作が終了する。
【0028】次に、マイクロコンピュータ17は、ステ
ップS7に移行し、給水タンク12がセットされたかど
うかを判断する。これは、ステップS2で給水タンク1
2内の製氷用水の不足を検出したことに対応するもの
で、そのまま給水動作に移行して製氷皿9に所定量の製
氷用水が供給されなくなることを防止するためのもので
ある。すなわち、マイクロコンピュータ17は、ステッ
プS7で、給水タンク12が一度取り外されてから再び
セットされるのを検出する。この場合、給水タンク12
が取り外されると、タンクスイッチ45がオフするの
で、マイクロコンピュータ17は、タンクスイッチ45
が再びオンするのを検出するのである。
【0029】これにより、マイクロコンピュータ17
は、ステップS8に移行して、出力端子Bを「L」レベ
ルに反転させて給水ランプ27を消灯し、続いて、ステ
ップS9に移行して再び給水タンク12の水位が下限に
達しているかどうかを水位検知素子19からの検出信号
に基いて判断する。このとき、給水タンク12に製氷用
水を十分に補給している場合には、マイクロコンピュー
タ17は、「NO」と判断してステップS10に移行
し、所定時間例えば5.5分の給水遅延タイマ時間が終
了すると、ステップS1に戻る。
【0030】一方、ステップS9で「YES」と判断し
たときには、マイクロコンピュータ17は、ステップS
11に移行して給水ランプ27を再び点灯させ、使用者
に対して給水タンク12への製氷用水の補給を促すと共
に、ステップS7に戻って再び上述のステップを繰り返
し、ステップS9で「NO」と判断されるまでこれを繰
り返す。
【0031】このような本実施例によれば、給水タンク
12にフロート12aを配設し、その水位を水位検知素
子19により検知し、給水タンク12内の水の残量が1
回の製氷に必要な水が十分にない状態を事前に検出する
ようにしたので、常に正常な給水動作を行うことがで
き、したがって、確実に通常サイズの氷を生成すること
ができると共に、次の製氷動作に先立って給水タンクへ
の水の補給が必要であることを迅速に報知することがで
き、使用者に対する信頼感も向上する。
【0032】尚、上記実施例においては、給水タンク1
2内に設けた溝部12bにフロート12aを配設する構
成としたが、これに限らず、例えば、給水タンク12の
水が出入り可能な連通管を設け、この連通管内にフロー
トを配設するようにしても良い。また、上記実施例にお
いては、浮動体として光を反射するフロート12aを用
いたが、これに限らず、例えば、磁性体等によりなるフ
ロートとし、その磁気を検出して給水タンクの水位を検
出するようにしても良い。
【0033】図4ないし図6は本発明の第2の実施例を
示すもので、以下、第1の実施例と異なる部分について
説明する。すなわち、水受皿13部分を示す図4におい
て、水受皿13の内部は、スリット49aを有する仕切
板49により予備室50および計量室51に区分されて
おり、給水タンク12からの水は予備室50からスリッ
ト49aを介して計量室51内に流入され、一定量の給
水がなされると給水ポンプ15により製氷皿9に汲み上
げられるようになっている。この計量室51の側壁部に
は、図5に示すように、浮動体としてのフロート52が
上下動可能に収容されたフロートケース53が設けら
れ、そのフロートケース53の下端部には計量室51か
ら水が流入して同じ水位となるように連通孔54が形成
されている。
【0034】また、フロートケース53の上部には検出
手段としてのマイクロスイッチ55が設けられており、
フロートケース53内の水位が上昇するのに伴ってフロ
ート52が上方に移動して所定水位レベルに達すると、
フロート52の浮力によりマイクロスイッチ55の作動
部材55aが押圧されることによりスイッチ動作されて
オンするようになっている。
【0035】図6は電気的構成のうち、マイクロコンピ
ュータ17とマイクロスイッチ55との間の接続関係の
みを示すもので、マイクロスイッチ55の両端子はター
ミナル56を介して一方の端子がアースされ、他方の端
子が抵抗57を介してマイクロコンピュータ17の入力
端子に接続されると共にコンデンサ58を介してアース
されている。
【0036】このような構成によれば、給水タンク12
内に十分な水が貯留されている場合には、水受皿13内
に一定量の給水が行われるので、計量室51から連通孔
54を介して流入する水によりフロートケース53内の
フロート52が所定水位レベルに達することから、図5
(b)に示すようにマイクロスイッチ55をオンさせる
ようになる。マイクロコンピュータ17は、入力端子に
マイクロスイッチ55がオンしたことを示す「L」レベ
ルの信号が入力されることによりこれを検出して給水が
完了したことを判断する。
【0037】一方、給水タンク12内の水が不足して水
受皿13内に一定量の水が供給されないときには、フロ
ートケース53内のフロート52が所定水位レベルまで
上昇しないので、マイクロスイッチ55はオフされたま
まの状態となる。マイクロコンピュータ17は、所定時
間以上マイクロスイッチ55がオフした状態が継続する
と、給水タンク12内の水が不足していると判断して、
給水ランプ点灯回路24に信号を出力して給水ランプ2
7を点灯させると共に、再びマイクロスイッチ55がオ
ンするまでの間は次の給水動作を停止するようになる。
つまり、給水タンク12に水が補給されて水受皿13に
一定量の水が給水されるまでの間は、製氷皿9への給水
動作を停止させるのである。したがって、本実施例によ
っても第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動製氷
機によれば、次のような効果を得ることができる。すな
わち、請求項1記載の自動製氷機によれば、給水タンク
の水位とともに移動する浮動体の位置を検出手段により
非接触検出して給水タンクの水位を判断するようにした
ので、製氷皿に給水する前に製氷に必要な水が給水タン
ク内にあるか否かを判断することができ、したがって、
製氷皿への中途半端な給水動作を無くして常に通常サイ
ズの氷を生成することができると共に、次の製氷動作に
移行する前に給水タンクに水を補給する必要があること
を認識することができ、信頼性も向上するという優れた
効果を奏する。
【0039】請求項2記載の自動製氷機によれば、水受
皿の水位と共に移動する浮動体を設け、検出手段によ
り、浮動体の位置が水受皿に一定量給水されたときの水
位に達したことを検出して製氷皿へ給水を行うようにし
たので、次回の製氷行程を実施するだけの水が給水タン
クから供給されたか否かを判断することができ、水の不
足を検出したときには製氷皿への給水を停止することが
でき、常に製氷皿への正常な給水状態で製氷動作を行わ
せて通常サイズの氷を生成することができると共に給水
タンクへの水の補給が必要であることを事前に認識でき
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の電気的構成
【図2】全体構成の縦断側面図
【図3】給水タンク水位検出プログラムのフローチャー
【図4】本発明の第2の実施例を示す水受皿部分の外観
斜視図
【図5】測定部の作用説明図
【図6】要部の電気的構成図
【符号の説明】
1は冷蔵庫本体、4は製氷室、7は自動製氷機、9は製
氷皿、11は給水装置、12は給水タンク、12aはフ
ロート(浮動体)、13は水受皿、14は給水ポンプ、
17はマイクロコンピュータ(判断手段)、18は水位
検知回路(検出手段)、19は水位検知素子、19aは
発光ダイオード、19bはフォトトランジスタ、27は
給水ランプ、30はポンプモータ、33はサーミスタ、
45はタンクスイッチ、49は仕切板、51は計量室、
52はフロート(浮動体)、53はフロートケース、5
5はマイクロスイッチ(検出手段)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水タンク内の水を製氷皿に給水し製氷
    動作を行った後に離氷する製氷行程を自動的に繰り返す
    ようにした自動製氷機において、 前記給水タンクの水位と共に移動する浮動体と、 この浮動体の位置を非接触検出する検出手段と、 この検出手段の出力に基いて前記給水タンクの水位を判
    断する判断手段とを具備したことを特徴とする自動製氷
    機。
  2. 【請求項2】 給水タンク内の水を製氷皿に給水し製氷
    動作を行った後に離氷する製氷行程を自動的に繰り返す
    ようにした自動製氷機において、 前記給水タンクから一定量給水される水受皿と、 この水受皿の水位と共に移動する浮動体と、 この浮動体の位置が前記水受皿に一定量給水されたとき
    の水位に達するとこれを検出する検出手段と、 この検出手段の検出出力に基いて前記水受皿から前記製
    氷皿へ給水を行う制御手段とを具備したことを特徴とす
    る自動製氷機。
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