JP4869730B2 - 製氷機 - Google Patents

製氷機 Download PDF

Info

Publication number
JP4869730B2
JP4869730B2 JP2006040392A JP2006040392A JP4869730B2 JP 4869730 B2 JP4869730 B2 JP 4869730B2 JP 2006040392 A JP2006040392 A JP 2006040392A JP 2006040392 A JP2006040392 A JP 2006040392A JP 4869730 B2 JP4869730 B2 JP 4869730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice making
temperature
water
ice
drive motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006040392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007218513A (ja
Inventor
睦典 池田
Original Assignee
福島工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 福島工業株式会社 filed Critical 福島工業株式会社
Priority to JP2006040392A priority Critical patent/JP4869730B2/ja
Publication of JP2007218513A publication Critical patent/JP2007218513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869730B2 publication Critical patent/JP4869730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Description

給水タンクに溜めた水を給水ポンプで製氷部へ給水して製氷する製氷機に関する。
断水などで給水タンク内に水が十分に溜まっていない場合などには、製氷部への給水途中で水切れが生じて給水ポンプが無負荷になり、その給水ポンプを駆動するポンプ駆動モータの空運転が生じる。この場合、ポンプ駆動モータの故障や寿命の低下などを招くおそれがある。
この対策としては、特許文献1に示すごとく給水タンクに光センサを設けたり、給水タンク内にフロートスイッチを設けたりして、給水タンクが適正に貯水されているか否かを検出することが考えられる。ところが、光センサは汚れると誤検出するおそれがあり、フロートスイッチは長期間の使用に伴って故障するおそれがある。また、光センサやフロートスイッチは高価である。
これに対して、特許文献2には、給水ポンプによって製氷部(製氷皿)を満水にするのに必要な時間の経過後に、製氷部の温度を温度センサ(サーミスタ)で検出し、このときの製氷部の温度が所定温度を超える場合には、製氷部への給水が満水になるまで行われて、その水の温度で製氷部の温度が上昇したと判断するものが開示されている。かかる温度センサは、汚れの影響を受け難いうえに故障し難い利点がある。
特開2005−315472号公報(図2) 特開2003−329344号公報(段落番号0012−0013) 特開平7−43057号公報(段落番号0016)
特許文献2では、製氷部への給水途中で水切れが生じても、それまでに供給された水によって製氷部の温度が上昇するために、製氷部の温度が所定温度以上になることがある。この場合、製氷部が正常に満水になったと誤判断するおそれがある。
特許文献3には、製氷部への給水前と、製氷部を満水にするのに必要な時間の経過後(給水後)との温度差が所定温度差未満の場合には、給水タンク内に水が溜まっていないと判断するものが開示されている。特許文献3でも、特許文献2と同様に、製氷部への給水途中で水切れが生じた場合にもかかわらず、製氷部が正常に満水になったと誤判断するおそれがある。
つまり、特許文献2や特許文献3では、前記製氷部への給水途中で水切れが生じた場合には、製氷部へ十分に給水が行われないままに氷の生成が行われてしまい、不完全な製氷が行われるところに問題がある。
そこで本発明の目的は、ポンプ駆動モータが正常運転を維持しているか否かを適正に判断して、製氷を適正に行うことができる製氷機を提供することにある。
本発明が対象とする製氷機は、図1および図4に示すごとく、氷生成用の水を蓄える給水タンク2と、冷却手段9で冷却されて氷を生成する製氷部3と、給水タンク2内の水を製氷部3へ給水する給水ポンプ6と、給水ポンプ6を駆動するポンプ駆動モータ20と、製氷部3の温度を検出する温度センサ21と、ポンプ駆動モータ20を制御する制御部22とを有している。
本発明は、制御部22が、図2および図3に示すごとく、温度センサ21で検出された製氷部3の温度が水の凍結温度近傍の設定温度範囲内になる時間を計測し、前記時間が予め設定した所定時間以下の場合には、ポンプ駆動モータ20を強制停止することを特徴とする。ここでの設定温度範囲には、0℃を含んでいる場合と、0℃よりも高い温度のみで設定する場合と、0℃よりも低い温度のみで設定する場合とが含まれる。前記所定時間は、製氷機の製氷能力や冷却手段9の冷却性能などに基づいて設定される。ここでは、前記時間が前記所定時間以下の場合に、製氷部3での製氷が完了するのに十分な時間をタイマで計時し、その時間が経過するまでポンプ駆動モータ20の駆動を継続してもよい。
また、制御部22は、製氷部3の温度が設定温度範囲内になる時間が所定時間を超えた場合には、製氷部3の温度が予め設定した製氷完了温度以下になるまでポンプ駆動モータ20の駆動を継続するものとすることができる。製氷完了温度は、設定温度範囲よりも低い温度が該当するが、製氷部3での製氷が完了したうえでその氷が容易には融けない、例えば−10℃以下の温度が好ましい。
また、制御部22は、設定温度範囲を分割することで複数の分割温度範囲を設定してあって、製氷部3の温度が各分割温度範囲内になる時間をそれぞれ計測するようになっており、全ての分割温度範囲内において、製氷部3の温度が分割温度範囲内になる時間が、予め設定した所定時間以下となったときには、ポンプ駆動モータ20を強制停止するものとすることができる。ここでの所定時間は、分割温度範囲ごとに設定することになり、各所定時間を異ならせてもよく等しくしてもよい。
そのうえで、制御部22は、いずれかの分割温度範囲内において、製氷部3の温度が分割温度範囲内になる時間が所定時間を超えた場合には、製氷部3の温度が予め設定した製氷完了温度以下になるまでポンプ駆動モータ20の駆動を継続するものとすることができる。
具体的には、製氷部3は、下向きに開口する製氷室7を有していて、製氷室7の上壁に冷却手段9を配してあり、製氷室7の下面開口に臨む位置に噴水口12を配してあり、給水タンク2内の水は、給水ポンプ6によって噴水口12に送水されることで、噴水口12から製氷室7内へ噴出する。製氷室7および噴水口12は、それぞれ1個のみの場合と、複数個の場合とが該当する。
本発明によれば、断水などで給水タンク2内に水が十分に溜まらず、給水途中で製氷部3に水を供給できなくなった場合などにおいては、製氷部3の温度が水の凍結温度近傍の設定温度範囲内になる時間が所定時間以下となる。このときにはポンプ駆動モータ20を強制停止するので、ポンプ駆動モータが正常運転を維持しているか否かを適正に判断して、ポンプ駆動モータ20が空運転することを低減できる。
しかも、製氷完了を判別するための温度センサ21を用いると、センサの増設などを行わずにポンプ駆動モータ20の空運転時間を低減できる。つまり、製氷機のコストアップを抑えながら、空運転に起因するポンプ駆動モータの故障や寿命の低下などを低減することができる。
複数の分割温度範囲を設定し、全ての分割温度範囲内において、製氷部3の温度が分割温度範囲内になる時間が所定時間以下となったときに、ポンプ駆動モータ20を強制停止するようにすると、製氷部3の温度の検出誤差などの影響でポンプ駆動モータ20が強制停止することを防いだうえで、ポンプ駆動モータ20の空運転時間を低減できる。
そのうえで、いずれかの分割温度範囲内において、製氷部3の温度が分割温度範囲内になる時間が所定時間を超えた場合には、製氷部3の温度が製氷完了温度以下になるまでポンプ駆動モータ20の駆動を継続すると、ポンプ駆動モータが正常運転を維持しているか否かを適正に判断したうえで、前記分割した分だけ製氷部3の温度変化に対して迅速に対応できる。
図面は、本発明が対象とする製氷機を示しており、図4に示すごとく、製氷機本体1内には、氷生成用の水を蓄える給水タンク2と、多数の立方体形状の氷を生成する製氷部3と、給水タンク2の上面開口を塞ぐ水受け皿5と、給水タンク2内の水を製氷部3へ給水する給水ポンプ6とを含んでいる。給水タンク2、製氷部3、水受け皿5および給水ポンプ6は製氷機本体1内の空間上部に配されており、製氷部3で生成された氷が製氷機本体1内の空間下部に貯蔵される。
製氷部3は、図5に示すごとく、下向きに開口する多数の製氷室7を有しており、製氷室7の上壁外面側に冷却用の蒸発器(冷却手段)9を配してある。水受け皿5は給水タンク2の上面開口に固定されており、この給水タンク2と水受け皿5とが、製氷機本体1内に支持された揺動軸10に支持フレーム11を介して連結されている。給水タンク2は、揺動軸10を中心に水受け皿5と共に水平姿勢と傾斜姿勢との間で揺動可能になっている。給水タンク2は、製氷機本体1に接続された水道管から水道水が供給される。
水受け皿5は、図5に示す水平姿勢のときに製氷部3の各製氷室7の下面開口をほぼ塞ぐようになっており、各製氷室7の下面開口に臨む位置には、噴水口12と一対の戻り口13・13とをそれぞれ配してある。水受け皿5の下面側には分配管15が配されており、各噴水口12が分配管15に接続されている。
給水ポンプ6は、給水タンク2の下端に設けた凹部2a内に配された状態で前記支持フレーム11に固定されており、図5および図6に示すごとく、吸水部6aが給水タンク2の底部に接続されているとともに送水部6b側が前記分配管15の基端部に接続されている。
水受け皿5の揺動先端側には、図4に示すごとく、水受け皿5と給水タンク2とを揺動駆動する駆動カム16が連結されているとともに、水受け皿5を上方へ付勢するコイルバネ17が連結されている。
駆動カム16は、揺動駆動モータ19の回転軸に減速機構を介して連結されており、揺動駆動モータ19は製氷機本体1に取り付けられている。駆動カム16が揺動駆動モータ19によって駆動されることで、水受け皿5の揺動先端側が給水タンク2と共にコイルバネ17の付勢力に抗して下方に押し下げられる。給水ポンプ6は、ポンプ駆動用のポンプ駆動モータ20を内蔵している。
ポンプ駆動モータ20が駆動されることで、給水タンク2内の水が、給水ポンプ6に吸水されて分配管15を通って各噴水口12に送水され、各噴水口12から製氷部3の各製氷室7内へ噴出する。この際、製氷部3は蒸発器9によって冷却されており、各製氷室7内で氷が成長する。各製氷室7内で凍結せずに余った水は、水受け皿5上に落ちて戻り口13を通って給水タンク2内に還流する。
製氷機本体1には、図1に示すごとく、製氷部3に配した温度センサ21の検出結果などに基づいてポンプ駆動モータ20を制御する制御部22を設けてある。制御部22は、前記温度センサ21の他に、給水タンク2の揺動位置を検出するタンク位置検出センサ23などの各種のセンサの出力信号などが入力されており、また蒸発器9への冷媒やホットガスの供給用の電磁弁26や、給水タンク2への水供給用の電磁弁27や、前記揺動駆動モータ19や、図4に示す蒸発器9に接続された圧縮機29および凝縮器の冷却ファン30などへ制御信号を出力する。
製氷機本体1には、表示部31や警報アラーム32などが配されており、制御部22は、表示部31での表示や警報アラーム32による報知などを制御する。また、制御部22は、給水タンク2を満水にするのに必要な時間(満水完了時間)などを計時するためのタイマや、温度センサ21で検出した製氷部3の温度などを記憶するためのメモリなどを内蔵してある。
制御部22は、温度センサ21で検出した製氷部3の温度が0℃(水の凍結温度)近傍の設定温度範囲(例えば−2〜1℃)内になる時間を計測する。つまり、前記設定温度範囲は、複数の分割温度範囲(例えば−2〜−1℃、−1〜0℃および0〜1℃)に分割してあり、制御部22は、製氷部3の温度が各分割温度範囲内になる時間をそれぞれ計測する。
そして、制御部22は、全ての分割温度範囲内において、製氷部3の温度が分割温度範囲内になる時間が、予め設定した所定時間(例えば20秒)以下となったときにはポンプ駆動モータ20を強制停止し、いずれかの分割温度範囲内において、製氷部3の温度がその分割温度範囲内になる時間が所定時間を超えた場合には、製氷部3の温度が予め設定した製氷完了温度(例えば−18℃)以下になるまでポンプ駆動モータ20の駆動を継続する。
前記製氷機の製氷動作を図2および図3のフローチャートを用いて具体的に説明する。まず、電磁弁27が開いて給水タンク2への給水が開始し(ステップS1)、前記満水完了時間が経過したときに(ステップS2でYES)、電磁弁27が閉じられるとともにポンプ駆動モータ20が駆動される(ステップS3)。
すると、給水タンク2内の水が、給水ポンプ6によって送水されて水受け皿5の各噴水口12から製氷部3の各製氷室7へ噴出し、各製氷室7内での氷の生成が開始される。なお、前記給水タンク2への給水時には、製氷部3は蒸発器9によって、例えば−10℃に冷却されている。この氷の生成時には、給水タンク2および水受け皿5は、図5に示す水平姿勢になっている。
次に、ステップS4で、温度センサ21によって製氷部3の現在の温度が検出される。つまり、前述のように給水タンク2には水道水が供給されており、給水タンク2内の水温は比較的高くなっている(例えば15〜20℃)。この給水タンク2内の水が製氷部3の各製氷室7へ給水されるので、製氷部3の温度は、一時的に上昇したのちに下降を始める。ステップS5では、制御部22は、前記製氷部3の現在温度が低下して予め設定した第1温度(例えば1℃)以下になったか否かを判断する。
前記現在温度が第1温度よりも高い場合には(ステップS5でNO)、ステップS4で製氷部3の現在温度が再び検出される。製氷部3の温度が下がって前記現在温度が第1温度以下になると(ステップS5でYES)、制御部22は、内蔵のタイマをリセットしたのちにタイマでの時間測定(計時)を開始する(ステップS6)。
次いで、ステップS7で温度センサ21によって製氷部3の現在温度が検出され、ステップS8で前記現在温度が予め設定した第2温度(例えば0℃)以下か否かを判断する。第1温度は、0℃よりも高く、かつ0℃近傍となる温度値に設定され、第2温度は、前記第1温度よりも低い温度値に設定される。
前記現在温度が第2温度よりも高い場合には(ステップS8でNO)、ステップS7で製氷部3の現在温度が再び検出される。製氷部3の温度が下がって前記現在温度が第2温度以下になると(ステップS8でYES)、制御部22は、タイマでの計時時間が前記所定時間以下か否かを判断する(ステップS9)。
ステップS9で前記計時時間が所定時間を超えた場合には(ステップS9でYES)、制御部22は、製氷部3へ正常に給水されていると判断し、ステップS10で製氷部3の現在温度が予め設定した製氷完了温度以下か否かを判断する。
前記現在温度が製氷完了温度よりも高い場合には(ステップS10でNO)、制御部22は、氷が十分に冷却されておらず製氷が完了していないと判断し、ポンプ駆動モータ20の駆動を継続した状態のまま、ステップS11で温度センサ21によって製氷部3の現在温度を検出し、ステップS10に戻ってその現在温度が製氷完了温度以下になったか否かを判断する。
ステップ10で前記現在温度が製氷完了温度以下になると(ステップS10でYES)、制御部22は、氷が十分に冷却されたと判断して、ポンプ駆動モータ20を停止して各噴水口12からの水の噴出を停止させたのち、揺動駆動モータ19を駆動する。これによって給水タンク2および水受け皿5が揺動して傾斜姿勢になる。次に、蒸発器9へホットガスが供給されて各製氷室7から氷が離れ、その氷が水受け皿5上を滑り落ちて、製氷機本体1内の空間下部に貯蔵される(ステップS12)。この後、製氷を行う場合にはステップS1から再スタートする。
前記ステップS9で前記計時時間が所定時間以下の場合には(ステップS9でNO)、制御部22は、断水などで製氷部3への給水が中断してポンプ駆動モータ20が空運転になっているおそれがある一方で、検出誤差などで前記現在温度が第2温度以下になっているおそれもあると判断し、適正な検出を行うべくステップS13でタイマをリセットしたのちにタイマでの計時を再び開始する。
次いで、ステップS14で温度センサ21によって製氷部3の現在温度が検出され、ステップS15で前記現在温度が予め設定した第3温度(例えば−1℃)以下か否かを判断する。第3温度は、前記第2温度よりも低い温度値に設定される。
前記現在温度が第3温度よりも高い場合には(ステップS15でNO)、ステップS14で製氷部3の現在温度が再び検出され、前記現在温度が第3温度以下になると(ステップS15でYES)、制御部22は、ステップS16でタイマでの計時時間が所定時間以下か否かを判断する。
前記計時時間が所定時間を超えた場合には(ステップS16でYES)、製氷部3へ正常に給水されていると判断してステップS10に移行して、前述と同様に製氷部3の現在温度が製氷完了温度以下になるまで前記現在温度が検出され(ステップS10でNO、ステップS11)、製氷完了温度以下になったときに(ステップS10でYES)、製氷部3から氷を離れさせて製氷機本体1内の空間下部に貯蔵する(ステップS12)。
ステップS16で計時時間が所定時間以下の場合には(ステップS16でNO)、制御部22は、前述と同様にポンプ駆動モータ20が空運転になっているおそれがある一方で検出誤差などのおそれもあると判断して、検出の適正化のためにステップS17でタイマをリセットしたのちにタイマでの計時を再び開始する。
次いで、ステップS18で温度センサ21によって製氷部3の現在温度が検出され、ステップS19で前記現在温度が予め設定した第4温度(例えば−2℃)以下か否かを判断する。第4温度は、前記第3温度よりも低い温度値に設定される。
前記現在温度が第4温度よりも高い場合には(ステップS19でNO)、ステップS18で製氷部3の現在温度が再び検出される。前記現在温度が第4温度以下になると(ステップS19でYES)、制御部22は、タイマでの計時時間が所定時間以下か否かを判断し(ステップS20)、前記計時時間が所定時間を超えた場合には(ステップS20でYES)、製氷部3へ正常に給水されていると判断してステップS10に移行し、前述と同様に製氷完了温度以下になったときに(ステップS10でYES)、製氷部3から氷を離れさせて製氷機本体1内の空間下部に貯蔵する(ステップS12)。
ステップS20で計時時間が所定時間以下の場合には(ステップS20でNO)、制御部22は、ポンプ駆動モータ20が確実に空運転になっている状態であると判断して、ポンプ駆動モータ20を強制停止するとともに、表示部31での警報表示および警報アラーム32での異常報知を行う(ステップS21・S22)。
つまり、給水タンク2内の水は、製氷部3への供給および給水タンク2内への還流が繰り返されることで、水温がほぼ一定の速さで低下する。同時に製氷部3の温度もほぼ一定の速さで低下する。製氷部3の温度が0℃付近まで低下すると、製氷部3に氷が生成されて成長する。この氷の生成の際には水の潜熱が製氷部3に移動し、製氷部3の温度低下の速さが遅くなる。
製氷部3への給水が中断するなどして製氷部3に生成された氷が少なくなると、製氷部3に移動した水の潜熱が少なくなって、その分だけ製氷部3の温度が0℃付近の温度範囲内になる時間が短くなる。したがって、製氷部3が0℃付近の温度範囲内になる時間を測定することで、ポンプ駆動モータ20が空運転になっていないか否かを判断できる。そして、ポンプ駆動モータ20が空運転であると判断したときに、ポンプ駆動モータ20を強制停止するので、ポンプ駆動モータ20の空運転の長時間化を防止することができる。
前記ステップS9・S16・S20における各所定時間は、それぞれ異なる値に設定してもよく、少なくとも2つの所定時間を等しい値に設定してもよい。本フローチャートでは、設定温度範囲を3分割したが、2分割あるいは4分割以上であってもよく、また分割しなくてもよい。
なお、ポンプ駆動モータ20が空運転する場合としては、給水ポンプ6内に空気が侵入した場合なども該当する。
製氷機の制御系のブロック構成図 製氷機の製氷動作を示すフローチャート 製氷機の製氷動作を示すフローチャート 製氷機の縦断側面図 給水タンクと製氷部と水受け皿と給水ポンプとの縦断側面図 図5のA−A線断面図
符号の説明
2 給水タンク
3 製氷部
6 給水ポンプ
7 製氷室
9 蒸発器
12 噴水口
20 ポンプ駆動モータ
21 温度センサ
22 制御部

Claims (4)

  1. 氷生成用の水を蓄える給水タンク(2)と、冷却手段(9)で冷却されて氷を生成する製氷部(3)と、給水タンク(2)内の水を製氷部(3)へ給水する給水ポンプ(6)と、給水ポンプ(6)を駆動するポンプ駆動モータ(20)と、製氷部(3)の温度を検出する温度センサ(21)と、ポンプ駆動モータ(20)を制御する制御部(22)とを有する製氷機において、
    制御部(22)は、温度センサ(21)で検出された製氷部(3)の温度が水の凍結温度近傍の設定温度範囲内になる時間を計測し、前記時間が予め設定した所定時間以下の場合には、ポンプ駆動モータ(20)を強制停止するようになっており、
    制御部(22)は、前記設定温度範囲を分割することで複数の分割温度範囲を設定してあり、製氷部(3)の温度が各分割温度範囲内になる時間をそれぞれ計測するようになっており、
    全ての分割温度範囲内において、製氷部(3)の温度が分割温度範囲内になる時間が、予め設定した所定時間以下となった場合には、ポンプ駆動モータ(20)を強制停止することを特徴とする製氷機。
  2. 制御部(22)は、製氷部(3)の温度が前記設定温度範囲内になる時間が前記所定時間を超えた場合には、製氷部(3)の温度が予め設定した製氷完了温度以下になるまでポンプ駆動モータ(20)の駆動を継続する請求項1記載の製氷機。
  3. 制御部(22)は、いずれかの分割温度範囲内において、製氷部(3)の温度が分割温度範囲内になる時間が前記所定時間を超えた場合には、製氷部(3)の温度が予め設定した製氷完了温度以下になるまでポンプ駆動モータ(20)の駆動を継続する請求項1記載の製氷機。
  4. 製氷部(3)は、下向きに開口する製氷室(7)を有していて、製氷室(7)の上壁に冷却手段(9)を配してあり、
    製氷室(7)の下面開口に臨む位置に噴水口(12)を配してあり、
    給水タンク(2)内の水が、給水ポンプ(6)によって噴水口(12)に送水されることで、噴水口(12)から製氷室(7)内へ噴出する請求項1又は2又は3記載の製氷機
JP2006040392A 2006-02-17 2006-02-17 製氷機 Active JP4869730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040392A JP4869730B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 製氷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040392A JP4869730B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 製氷機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007218513A JP2007218513A (ja) 2007-08-30
JP4869730B2 true JP4869730B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=38496016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006040392A Active JP4869730B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 製氷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869730B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6460161A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Method for driving active matrix liquid crystal panel
JPH07103629A (ja) * 1993-10-05 1995-04-18 Sanyo Electric Co Ltd 製氷機
JP2003021438A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Sanyo Electric Co Ltd セル型製氷機
JP2003336945A (ja) * 2002-05-16 2003-11-28 Sanyo Electric Co Ltd セル型製氷機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007218513A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10401071B2 (en) Ice maker with capacitive water level sensing
US9644879B2 (en) Apparatus and method for sensing ice thickness and detecting failure modes of an ice maker
US20160298893A1 (en) Methods and apparatuses for controlling the harvest cycle of an ice maker using a harvest sensor and a temperature sensor
KR101668251B1 (ko) 냉장고 및 그 동작방법
US9863686B2 (en) Ice maker capable of adjusting full-ice level, device and method for adjusting full-ice level
KR100756993B1 (ko) 자동 제빙기의 급수 제어장치 및 급수 제어방법
JP4904764B2 (ja) 冷蔵庫
US11867550B2 (en) Apparatus and method for sensing water level
JP4869730B2 (ja) 製氷機
JP2008304155A (ja) 自動製氷機付き冷蔵庫
JP2020094754A (ja) 冷蔵庫
JP4855094B2 (ja) 製氷機
KR20090099908A (ko) 냉장고 및 그의 제어방법
JP4540412B2 (ja) 製氷機
KR20060003397A (ko) 자동 제빙기의 급수 제어장치 및 급수 제어방법
JP3991938B2 (ja) 自動製氷機
JP4629811B2 (ja) 製氷機
JP4749886B2 (ja) 製氷機
JP2009068815A (ja) 冷蔵庫
JP6995222B2 (ja) 冷蔵庫
JP7312139B2 (ja) 冷蔵庫及び冷蔵庫から情報を受信可能な携帯端末にインストールされることができるプログラム
JP2012026585A (ja) 冷蔵庫
JP4277636B2 (ja) 自動製氷機
KR20060027914A (ko) 냉장고 및 제빙장치 고장판단방법
KR100661831B1 (ko) 제빙기의 급수감지방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4869730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250