JP2003021438A - セル型製氷機 - Google Patents

セル型製氷機

Info

Publication number
JP2003021438A
JP2003021438A JP2001204614A JP2001204614A JP2003021438A JP 2003021438 A JP2003021438 A JP 2003021438A JP 2001204614 A JP2001204614 A JP 2001204614A JP 2001204614 A JP2001204614 A JP 2001204614A JP 2003021438 A JP2003021438 A JP 2003021438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
ice making
ice
temperature
temperature sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001204614A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Yuasa
治彦 湯浅
Hirofumi Yanagi
裕文 柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2001204614A priority Critical patent/JP2003021438A/ja
Publication of JP2003021438A publication Critical patent/JP2003021438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 製氷される氷のくぼみ穴をより精度良く
検出することができるセル型製氷機を提供する。 【解決手段】 セル型製氷機は、一面が開口している製
氷室(1)を具備する冷却器(3)と、この製氷室の内
部に形成されている複数の製氷区画(1b)と、前記製
氷室に水を噴射する水噴射面を具備するとともに、この
水噴射面が製氷室の開口面を覆う閉位置と、水噴射面が
製氷室の開口面から離れる開位置との間を往復動する水
皿(7)とを備えている。そして、前記水皿には、前記
水噴射面の温度を検出すべく水皿温度センサ(28)が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却器の製氷室に
向かって水を噴射し、製氷室の各製氷区画内に氷を生成
させるセル型製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】セル型製氷機では、従来、製氷の完了検
知は、(a)冷却器の温度を検知する方法、(b)セル
型製氷機の形式毎に設定されたタイマーによる方法や、
(c)水タンク内の水位の低下で検知する方法などが広
く採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記(a)
冷却器の温度を検知する方法の場合には、下記のような
問題点がある。冷却器の温度を検出する冷却器温度セン
サは、冷却器の外周面などに取り付けられており、製氷
された氷に形成されるくぼみ穴の形状が同じであって
も、製氷機の周囲温度が高くなるにつれて、冷却器温度
は上昇するのが一般的である。そのため、この周囲温度
と、所望の形状のくぼみ穴が形成される冷却器温度との
関係が、マイコン制御に組み込まれていることもある。
しかしながら、冷却器温度センサの取付のバラツキや周
囲からの熱侵入などでくぼみ穴が全て埋まっているにも
係わらず、冷却器温度センサの検出値が製氷完了設定温
度まで低下しないことがある。
【0004】すなわち、製氷開始時には、冷却器の製氷
室の内面に、噴射された水が直接当たり、この噴射され
た水の温度で冷却器の温度は上昇する。しかしながら、
製氷室の内面には直ぐに氷の付着が開始し、製氷室の内
面に直接水が当たることが無くなる。その結果、冷却器
の温度(すなわち冷却器温度センサの検出値)が低下す
る。その後、この氷の付着が増大して、くぼみ穴が漸次
小さくなって、所望の大きさになると、製氷が完了す
る。そして、噴射された水の温度(たとえば、0℃)に
よる冷却器温度への影響が、製氷室の内面に付着した氷
の厚みや経過時間などで異なるので、冷却器温度を検出
することにより、氷の厚み(言い換えると、くぼみ穴の
大きさ)を略判定することができる。しかしながら、こ
の氷の厚みによる冷却器温度への影響は非常に微妙なも
のである。したがって、周囲温度などに影響されて、冷
却器温度センサでは、製氷の完了を精度良く検出して、
所望の大きさのくぼみ穴の氷を製氷することができなか
った。
【0005】つぎに、(b)セル型製氷機の形式毎に設
定されたタイマーによる方法の場合には、下記のような
問題点がある。標準的なタイマー特性を設定しているの
で、個々の製氷機の特性にバラツキがあるため、個々の
製氷機に合ったタイマー特性とするために微調整する必
要がある。また、周囲からの熱侵入で周囲温度が変化す
ると、くぼみ穴の形状が変化することがある。
【0006】さらに、(c)水タンク内の水位の低下で
検知する方法の場合には、下記のような問題点がある。
水タンク内の水位変化が僅か0.5mm程度ずれるだけ
で、くぼみ穴の径が理想とするφ5〜7mmから、くぼ
み穴が全く無い状態になることがあるので、水タンク内
の水位の検出精度は高いものが要求される。しかも、製
氷機が水平に設置されていることは少なく、かつ、噴水
供給した水の内、製氷しなかった製氷余水が直接水タン
ク内に帰還しているため実際の水タンク内の水面は波立
っており、水タンク内の水位の検出精度を高く確保する
ことが困難である。そのため、所望の大きさのくぼみ穴
の氷を製氷することができなかった。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、製氷される氷のくぼみ穴をより精度良く検
出することができるセル型製氷機を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のセル型製氷機
は、一面が開口している製氷室(1)を具備する冷却器
(3)と、この製氷室の内部に形成されている複数の製
氷区画(1b)と、前記製氷室に水を噴射する水噴射面
を具備するとともに、この水噴射面が製氷室の開口面を
覆う閉位置と、水噴射面が製氷室の開口面から離れる開
位置との間を往復動する水皿(7)とを備えている。そ
して、前記水皿には、前記水噴射面の温度を検出すべく
水皿温度センサ(28)が設けられている。
【0009】また、前記水噴射面には、前記各製氷区画
に対応して各製氷区画に水を噴射する噴水孔(16)が
設けられ、前記水皿温度センサの検知部(28a)が前
記噴水孔の近傍に設けられていることがある。
【0010】さらに、前記水噴射面には、前記各製氷区
画に対応して各製氷区画に水を噴射する噴水孔が設けら
れ、前記水皿の裏面側には、前記噴水孔に水を供給する
噴射用水路(19)が設けられ、この噴射用水路配置部
の水噴射面側に、前記水皿温度センサの検知部が配置さ
れていることがある。
【0011】そして、前記水噴射面にはセンサ用凹部が
形成されており、このセンサ用凹部に、前記水皿温度セ
ンサの検知部が埋め込まれていることがある。
【0012】また、前記水皿温度センサの検出値が製氷
完了設定温度以下になった際に、製氷完了と判断して離
氷工程に切り換える制御装置(41)が設けられている
ことがある。
【0013】さらに、前記製氷室へ噴射する水が循環し
ている水タンク(21)が前記水皿と一体に設けられて
いるとともに、製氷工程開始時からの経過時間、また
は、前記水タンク内の水温が水タンク用設定温度以下に
なった時点からの経過時間を計測し、この経過時間が上
限設定時間になっても水皿温度センサの検出値が製氷完
了設定温度以下にならない際には、異常と判断して離氷
工程に切り換える制御装置が設けられていることがあ
る。
【0014】そして、製氷工程開始時からの経過時間、
または、水タンク内の水温が水タンク用設定温度以下に
なった時点からの経過時間を計測し、この経過時間が下
限設定時間になる前に、水皿温度センサの検出値が製氷
完了設定温度以下になった際には、異常と判断して離氷
工程に切り換える制御装置が設けられていることがあ
る。
【0015】また、異常の判断が繰り返された際に製氷
運転を停止させる手段を前記制御装置が具備しているこ
とがある。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明におけるセル型製氷
機の実施の一形態を図1ないし図9を用いて説明する。
図1は本発明にかかるセル型製氷機の製氷部の正面図で
ある。図2は水皿が開いた状態での製氷部の正面図であ
る。図3はセル型製氷機の冷凍回路の主要部の概略図で
ある。図4は水皿の組み立て分解斜視図である。図5は
水皿の平面図である。図6は製氷部の説明図で、(a)
が水皿温度センサの配置位置を説明するための平面図、
(b)が製氷時における水皿および製氷区画の要部断面
図、(c)が水皿温度センサ配置部の断面図である。図
7は各配置位置の水皿温度センサの検出温度のグラフで
ある。図8は制御装置の入出力図である。図9は製氷運
転時の概略のフローチャートである。なお、図6(a)
において、噴射用水路が破線で、また、製氷区画の隔壁
の配置位置が二点鎖線で図示されている。図6(b)に
おいて製氷室に付着した氷Lがハッチングで図示されて
いる。
【0017】セル型製氷機の内、広く普及している逆セ
ル型製氷機の製氷室1は、熱伝導性の良い金属たとえば
銅、または銅合金、アルミ、またはアルミ合金などで構
成され、下面が開口するとともに、内部が仕切り壁1a
で区画されて複数の製氷区画1bが形成されている。製
氷室1の天壁の上面には、冷却パイプ2が蛇行して配設
され固定されている。この冷却パイプ2には冷媒が流れ
ており、製氷室1を冷却することができる。この製氷室
1および冷却パイプ2で冷却器3は構成され、逆セル型
製氷機のフレーム4に取り付けられて固定されている。
また、製氷室1の下面開口を開閉自在に覆う水皿7は、
フレーム4に傾動可能に取り付けられている。さらに、
フレーム4に、レバー8が回動可能に取り付けられてお
り、水皿傾動装置であるギアモータ9(図8参照)で揺
動駆動される。そして、レバー8の端部と、水皿7の先
端部との間に、付勢手段であるコイルバネ11が取り付
けられている。
【0018】製氷工程時には、図1に図示するように、
レバー8は閉動作位置に回動し、レバー8の先端は上方
にあり、水皿7は略水平となって、閉位置となる。そし
て、図1の製氷状態から、レバー8が反時計方向に回動
し、レバー8が開動作位置まで回動して、先端が下方に
なると、図2に図示するように、水皿7は時計方向に傾
動して開位置となり、離氷状態となる。この状態で、製
氷室1から離脱した氷は、図示しない氷貯蔵庫に落下す
る。この氷貯蔵庫には、満氷検知スイッチ(図示せず)
が設けられており、氷貯蔵庫が満氷になると、製氷運転
は停止する。逆に、図2の離氷状態から、レバー8が時
計方向に回動すると、水皿7は反時計方向に回動して図
1の水平状態の閉位置に復動する。
【0019】水皿7には、多数の噴水孔16および戻り
孔17が設けられている。この噴水孔16は、各製氷区
画1bに対応して1個設けられ、また、戻り孔17は、
各製氷区画1bに対応して2個設けられている。そし
て、水皿7の下側(すなわち、裏面側)には、櫛状に枝
分かれしているとともに、上面が開口している断面略コ
の字状の噴射用水路19が取り付けられている。
【0020】また、水皿7の下側には、この水皿7と一
体に移動する水タンク21が設けられており、この水タ
ンク21には循環ポンプ22が設けられている。そし
て、水タンク21に溜められた水は、循環ポンプ22が
駆動すると、噴射用水路19を介して、噴水孔16から
製氷室1の各製氷区画1bに向かって噴射する。製氷室
1の製氷区画1bから水皿7へ落下した水は、水皿7の
戻り孔17を通って水タンク21に戻っており、水は循
環している。そして、フレーム4には、水タンク21に
給水する給水パイプ23が取り付けられ、この給水パイ
プ23には電磁式の給水弁24が設けられている。
【0021】また、水タンク21には水タンク内の水温
を検出する水タンク温度センサ27が設けられている。
そして、水皿7には、水皿7の表面としての上面(すな
わち、水噴射面)の温度を検出すべく、水皿温度センサ
28が設けられている。水皿温度センサ28は水皿7に
複数設けることも可能であるが、通常は1個設けられて
いる。この水皿温度センサ28の検知部28aは、水皿
7の水噴射面に形成されている凹部に埋め込まれてお
り、そして、凹部の隙間は充填剤29で充填され、表面
は平滑となっている。また、水皿温度センサ28の配線
28bは水皿7を貫通して、水皿7の下面(すなわち裏
面)側に配線されており、製氷および離氷の妨げになら
ない様になっている。水皿温度センサ28の検知部28
aの配置位置は、図6(a)のa〜cの位置およびA〜
Eの位置などが考えられるが、下記のように、Eの位置
が最適である。このEは、噴水孔16の近傍であるとと
もに、噴射用水路19配置部の水噴射面(すなわち上
面)側に位置している。
【0022】図7に図示するように、製氷時間の経過に
よる温度変化を見ると、冷却器3の入口温度は、製氷時
間の経過とともに低下し、約27分後、ホットガスが流
されると、このホットガスにより急上昇する。一方、水
皿温度センサ28の検出値は、水皿温度センサ28がa
〜cの位置やA〜Eの位置の何れに配置されていても、
まずはじめは、0℃に向かって低下し略0℃になるとこ
の略0℃を維持し、その後、低下し、ホットガスが流さ
れると、急上昇する。そして、温度の低下中における温
度変化の傾斜は、周囲温度などにより影響されると思わ
れる。そこで、水皿温度センサ28の配置は、略0℃を
維持している時間が長く、温度の低下時間の短いものが
最適である。したがって、氷のくぼみ穴が最適な大きさ
になった時期の直前に、検出値の低下が開始するEの配
置が最適である。この実験データでは、くぼみ穴が最適
な大きさであるφ5〜7mmになった際には、Eの水皿
温度センサ28の検出値は、約−2℃である。そして、
周囲温度を変化させて実験したところ、くぼみ穴がφ5
〜7mmになった際におけるEの水皿温度センサ28の
検出値は、周囲温度の高低に略関係なく、略一定の温度
である約−2℃となることが確認できた。したがって、
水皿温度センサ28をEに配置すると、周囲温度に略影
響されることなく、最適な大きさのくぼみ穴を有する氷
を製氷することができる。
【0023】製氷時の現象を簡単に説明すると、噴水孔
16からの水は、低温の製氷室1の製氷区画1bに噴射
され、製氷室1の天壁や仕切り壁1aに当たり冷却され
る。前述のように、この水は循環しており、水タンク2
1内の水温は略0℃になるまで低下し、その後はこの略
0℃を維持する。そして、水タンク21内の水が略0℃
に近づくと、噴射された水は製氷室1の天壁や仕切り壁
1aに着氷しはじめる。この着氷は漸次厚くなり、その
後、水皿7の水噴射面(すなわち、上面)における仕切
り壁1aに近接している部分に着氷が開始する。着氷さ
れた部分は氷で覆われるので、略0℃の水が直接接触す
ることがなくなり、温度が略0℃から低下しはじめる。
そして、氷のくぼみ穴が小さくなるにつれて、水皿7の
水噴射面における着氷部分が増大する。したがって、最
適な大きさのくぼみ穴になった時期において着氷される
部分付近に、水皿温度センサ28を配置すると、この水
皿温度センサ28の検出値が略0℃から低下しはじめた
時に、最適な大きさのくぼみ穴の氷が製氷されたと判断
することができる。そして、最適なくぼみ穴はそれほど
大きくないので、噴水孔16の近傍に水皿温度センサ2
8を配置することが好ましい。この様に、水皿温度セン
サ28は、最適な大きさのくぼみ穴になった時期におい
て着氷される部分付近に配置されているので、周囲温度
の影響を極力減少させることができる。
【0024】次に、セル型製氷機の冷凍サイクルを説明
する。図3に図示するように、セル型製氷機の冷凍サイ
クルは、前述の冷却器3、圧縮機31、ホットガス切換
弁32、凝縮器33、および、膨張弁34などの減圧装
置などからなり、冷凍機を構成している。そして、冷却
器3、圧縮機31、ホットガス切換弁32、凝縮器33
および膨張弁34を順次配管で接続し、冷却器3に戻る
回路が冷却回路である。また、ホットガス切換弁32か
ら、膨張弁34と冷却器3との間の配管にホットガス回
路36が接続されている。ホットガス切換弁32は、圧
縮機31から吐出された冷媒を、ホットガス回路36に
流れるように切り換えたり、凝縮器33側すなわち冷却
回路側に流れる様に切り換えたりする。
【0025】ホットガス切換弁32が冷却回路側に切り
換えられている状態で、圧縮機31が稼働すると、冷媒
は圧縮機31で圧縮されて、ホットガス切換弁32を通
って凝縮器33に吐出され、この凝縮器33で冷却され
て、膨張弁34などの減圧装置を通って、冷却器3で蒸
発して低温となり、製氷室1内に噴射された水を冷却し
て、製氷室1の製氷区画1bの内面に氷を生成してい
る。ついで、冷却器3を通過した冷媒は、圧縮機31に
戻る。一方、ホットガス切換弁32がホットガス回路3
6側に切り換えられている状態で、圧縮機31が稼働す
ると、冷媒は圧縮機31で圧縮されて、高温冷媒である
ホットガスとなり、ホットガス切換弁32およびホット
ガス回路36を通って冷却器3に吐出され、製氷室1内
の氷の表面を溶融して製氷室1から離氷させる。つい
で、冷却器3を通過した冷媒は、圧縮機31に戻る。こ
のホットガス運転時には、冷媒は凝縮器33および膨張
弁34をバイパスして圧縮機31から直接冷却器3に流
れている。
【0026】図8において、セル型製氷機の制御装置4
1は、マイコンなどで構成され、この制御装置41に
は、種々の電気部品が接続されているが、本発明に関係
する電気部品としては、入力側に、水タンク温度センサ
27および水皿温度センサ28などが接続され、一方、
出力側に、循環ポンプ22、ギアモータ9、ホットガス
切換弁32、給水弁24、圧縮機31および警報装置4
3などが接続されている。また、制御装置41は、中央
演算装置(CPU)、RAMやROMなどの記憶部を具
備しており、記憶部には、各種プログラムや各種設定値
が記憶されているとともに、中央演算装置(CPU)
で、プログラムを実行している。さらに、制御装置41
は、経過時間を計測するタイマーや、異常発生の回数を
計数する異常カウンター(初期設定は0)などを内蔵し
ている。
【0027】この様に構成されているセル型製氷機の製
氷運転時の概略のフローを図9のフローチャートを用い
て説明する。まずはじめに、ステップ1において、圧縮
機31を稼働状態にする。そして、ステップ2におい
て、ギアモータ9を稼働して水皿7を閉まっている略水
平な状態とする。これで、製氷運転の開始の状態とな
る。ついで、ステップ3〜15において、製氷工程に入
る。ステップ3において、制御装置41はホットガス切
換弁32に冷却回路側への切換信号を出力し、ホットガ
ス切換弁32を冷却回路側に切り換える。このホットガ
ス切換弁32の切り換えにより、冷却器3の製氷室1の
温度は低下しはじめる。ついで、ステップ4において、
制御装置41は給水弁24に開信号を出力し、給水弁2
4を開けて水タンク21に注水し、水タンク21が満水
になると給水弁24に閉信号を出力して給水弁24を閉
じさせる。
【0028】そして、ステップ5において、制御装置4
1は、循環ポンプ22に稼働信号を出力し、循環ポンプ
22を稼働させ、循環ポンプ22により噴水孔16から
製氷室1に水を噴射する。前述のように、循環ポンプ2
2の稼働により、水タンク21の水が製氷室1に噴射さ
れ、ついで、製氷室1から水皿7へ落下して戻り孔17
から水タンク21に戻っており、水は循環している。そ
のため、循環ポンプ22が稼働すると、水タンク21内
の水の温度は略0℃に向かって低下していく。ステップ
6において、制御装置41は、水タンク温度センサ27
から検出値である水タンク21の水温をえて、この水タ
ンク温度センサ27の検出値が、予め制御装置41に設
定されている製氷開始温度である約3℃になったか否か
を判断する。約3℃を越えている場合にはステップ6に
戻り、水タンク温度センサ27の検出値が約3℃になる
のを待つ。一方、水タンク温度センサ27の検出値が約
3℃になると、ステップ7に行き、制御装置41はタイ
マーをリセットし、製氷開始時からの経過時間を計測す
る。
【0029】ついで、ステップ8において、制御装置4
1は、タイマーが計測している経過時間が、制御装置4
1に予め設定されている上限設定時間になったか否かを
判断する。上限設定時間になっていない場合には、後述
の様にステップ13に行き、水皿温度センサ28の検出
値が製氷完了設定温度になったか否かを判断しており、
製氷完了設定温度になっていない場合にはステップ8に
戻ってくる。一方、ステップ8において、経過時間が上
限設定時間になっている(越えている場合も含む)場合
には、製氷完了までに余りにも時間がかかりすぎてお
り、水タンク21、循環ポンプ22や水循環経路からの
水漏れなどの異常が発生したと判断して、ステップ9に
行く。すなわち、水漏れがあると、製氷区画1bに供給
される水が減少して、製氷区画1bを氷で埋め尽くすこ
とができなくなり、水皿温度センサ28上まで氷が成長
できなくなる。したがって、水皿温度センサ28の温度
がなかなか低下しなくなる。この様な状態で運転を継続
しても、品質の悪い氷(白濁氷または虫食いの氷など)
ができたり、全く氷が出来なかったりするので、後述の
様に、ステップ9,10を実行して、製氷工程を中断し
て離氷工程に入る。
【0030】そして、ステップ9において、制御装置4
1は、異常カウンターに1加算し、ステップ10に行
く。ステップ10において、制御装置41は、異常カウ
ンターの計数値が、制御装置41に予め設定されている
異常設定回数(たとえば、3回)になったか否かを判定
する。そして、異常カウンターの計数値が異常設定回数
であると、ステップ11に行き、制御装置41は警報装
置43に異常信号を出力し、警報装置43を作動させて
警報や表示などを行う。ついで、ステップ12に行く。
ステップ12において、制御装置41は圧縮機31など
に停止信号を出力し、製氷機の圧縮機31などを停止さ
せて、製氷運転を停止させる。この様にして、制御装置
41は、異常の繰り返しの有無を判定し、繰り返されて
いる際には、製氷運転を停止させている。
【0031】一方、ステップ10において、異常カウン
ターの計数値が異常設定回数に達していない場合には、
ステップ16に行き、ステップ16〜19の離氷工程に
入る。
【0032】そして、前述のステップ8において、タイ
マーの経過時間が上限設定時間に達していない場合に
は、ステップ13に行く。ステップ13において、制御
装置41は、水皿温度センサ28から検出値である水皿
温度をえて、この水皿温度センサ28の検出値が、制御
装置41に予め設定されている製氷完了設定温度(たと
えば、約−2℃)になったか否かを判断する。製氷完了
設定温度を越えている場合には前述の様にステップ8に
戻り、水皿温度センサ28の検出値が製氷完了設定温度
になるのを、上限設定時間になるまで待つ。一方、水皿
温度センサ28の検出値が製氷完了設定温度以下になる
と、ステップ14に行く。
【0033】ステップ14において、制御装置41は、
タイマーが計測している経過時間が、制御装置41に予
め設定されている下限設定時間以上か否かを判断する。
(なお、この下限設定時間は、前記上限設定時間よりも
短い。)経過時間が下限設定時間未満の場合には、製氷
完了までの経過時間が余りにも短すぎ、循環ポンプ22
の故障などにより全く製氷用水が送水されなくなったな
どの異常が発生したと判断して、ステップ9に行く。そ
して、前述のステップ9〜12を実行する。すなわち、
全く製氷用水が送水されなくなった場合には、冷却器3
の熱負荷が極めて軽くなり、急激に冷却器3の温度が低
下する。その結果、冷却器3の下方に位置する水皿7の
水噴射面も一気に冷却されるため、水皿温度センサ28
の検出値は短時間で製氷完了設定温度以下になる。この
様な状態では、品質の悪い氷(白濁氷または虫食いの氷
など)ができたり、また、全く氷が出来なかったりする
ので、異常と判断した後に、離氷工程に入る。一方、ス
テップ14において、タイマーの経過時間が下限設定時
間以上の場合には、正常に製氷が完了したと判断して、
ステップ15に行く。ステップ15において、制御装置
41は、異常カウンターをリセットし、異常カウンター
の計数を0とする。ついで、ステップ16に行き、離氷
工程を開始する。
【0034】ステップ16において、制御装置41は循
環ポンプ22に停止信号を出力し、循環ポンプ22を停
止させ、ステップ17に行く。ステップ17において、
制御装置41はギアモータ9に開動作信号を出力し、レ
バー8を開動作位置に回動し、水皿7を開けて開位置に
変位させる。そして、ステップ17と略同時に、ステッ
プ18において、制御装置41はホットガス切換弁32
にホットガス回路36側への切換信号を出力し、ホット
ガス切換弁32をホットガス回路36側に切り換える。
このホットガスにより製氷室1から離脱した氷は氷貯蔵
庫に落下する。また、水タンク21の水は水タンク21
の外に排水される。ついで、ステップ19に行く。ステ
ップ19において、制御装置41はギアモータ9に閉動
作信号を出力し、レバー8を閉動作位置に回動し、水皿
7を閉じて閉位置にさせる。ついで、ステップ3に戻
る。この様にして、この製氷工程と離氷工程とからなる
製氷運転を、氷貯蔵庫が満氷になるまで、すなわち、満
氷検知スイッチがONとなるまで繰り返す。
【0035】前述の様にして、制御装置41は、水タン
ク温度センサの検出値を受信する手段と、水皿温度セン
サの検出値を受信する手段と、水皿温度センサの検出値
が製氷完了設定温度以下になった際に製氷完了と判断し
て離氷工程に切り換える手段と、水タンク温度センサの
検出値が水タンク用設定温度以下になった時点からの経
過時間を計測するタイマーと、経過時間が上限設定時間
になっても水皿温度センサの検出値が製氷完了設定温度
以下にならない際には、異常と判断して離氷工程に切り
換える手段と、経過時間が下限設定時間になる前に水皿
温度センサの検出値が製氷完了設定温度以下になった際
には異常と判断して離氷工程に切り換える手段などを具
備している。この様に、制御装置は、上記手段以外に
も、実行される各作用に対応して各々作用を実行する手
段を具備している。また、全ての手段を具備している必
要は必ずしもない。
【0036】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)水皿温度センサ28は、水皿7の裏面側に配置す
ることも可能である。ただし、噴射用水路19が邪魔に
なるので、水皿温度センサ28の配置が制約され、噴水
孔16に近接して配置することが困難となる。水皿温度
センサ28を水皿7の水噴射面側に配置すると、水皿温
度センサ28と噴水孔16との間隔を、噴射用水路19
の横幅の半分よりも小さくすることが可能となる。 (2)水皿温度センサ28の配置位置は適宜選択可能で
あるが、噴水孔16の近傍が好ましい。すなわち、水皿
温度センサ28と噴水孔16との距離が、水皿温度セン
サ28と仕切り壁1aとの距離よりも短くなっている方
が好ましい。また、水皿温度センサ28と噴水孔16と
の距離が、戻り孔17と噴水孔16との距離に略等しい
か、または、短くなっている方が好ましい。 (3)水皿を傾動させる傾動装置の構造は適宜変更可能
である。たとえば、レバー8を回動させるギアモータ9
は、レバー8を回動させることができるならば、他の形
式のモータでも可能である。 (4)タイマーは、製氷の開始時からの経過時間を計測
しているが、その起点は適宜選択可能である。上述の実
施の形態では、水タンク温度センサ27の検出値が製氷
開始温度である約3℃になった時を起点としている。こ
の起点を、製氷工程開始時(たとえば、ホットガス切換
弁32が冷却回路側に切り換えられた時)にすることも
可能である。
【0037】(5)各種設定値は適宜変更可能である。
また、製氷完了設定温度などの設定温度などを調整可能
にすることもできる。調整機能を持たせると、各製氷機
毎に設定温度を調整することが可能となり、より一層精
度の高い製氷完了検知ができる。 (6)凝縮器33や減圧装置(膨張弁34)などの形式
や構造は、適宜変更可能である。たとえば、凝縮器33
は空冷式でも水冷式でも可能である。また、減圧装置は
膨張弁でもキャピラリーチューブでも可能である。 (7)水皿温度センサ28の検知部28aの形状は適宜
選択可能であり、たとえば、点状の形状であることも可
能である。また、噴水孔16の周囲を取り囲むリング状
の形状でも可能である。 (8)製氷運転のフローは適宜変更可能である。たとえ
ば、異常の繰り返しの判定は、所定回数異常の発生が連
続した場合や、一定時間内に所定回数の異常が発生した
場合など種々の条件で行うことができる。 (9)セル型製氷機の形式は適宜選択可能で、逆セル型
製氷機以外でも可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、水皿温度センサが、水
噴射面の温度を検出すべく水皿に設けられている。とこ
ろで、製氷室には製氷開始時の初期から着氷するので、
製氷完了時にはかなり温度が低下しており、周囲温度の
影響を受けやすいが、水噴射面に着氷するのは大分後で
ある。この様に、着氷が遅いので、水皿温度センサの検
知部における温度低下から製氷完了までに要する時間が
短くなり、周囲温度などの外乱の影響が減少し、製氷完
了検知の誤差の発生を減少させることができるととも
に、製氷完了時においても、水噴射面の温度は製氷室に
比して温度が高くなっており、周囲温度の影響を受けに
くい。また、温度センサが水噴射面の温度を検出すべく
水皿に設けられていると、温度センサが冷却器に設けら
れている場合に比して、周囲温度に影響されずに製氷完
了を検知することが実験により検証することができた。
この様に、水皿温度センサが水噴射面の温度を検出すべ
く水皿に設けられていると、周囲温度の影響を受けにく
くなるので、製氷される氷のくぼみ穴をより精度良く検
出することができる。その結果、所望の大きさのくぼみ
穴を有する氷を製氷することができる。
【0039】また、水皿温度センサの検知部が噴水孔の
近傍に設けられていると、製氷完了間際になって、水皿
温度センサの検知部上に着氷するので、より精度良く製
氷完了を検知することができる。その結果、所望の大き
さのくぼみ穴を有する氷を製氷することができる。
【0040】さらに、水皿温度センサの検知部が、噴射
用水路配置部の水噴射面側に配置されていると、水皿温
度センサの検知部を噴水孔に近接させることができる。
【0041】そして、水噴射面にはセンサ用凹部が形成
されており、このセンサ用凹部に水皿温度センサの検知
部が埋め込まれていることがある。この水皿温度センサ
で水噴射面の温度を精度良く検出することができる。し
かも、水皿温度センサが製氷や離氷の妨げになることを
極力防止することができる。
【0042】また、製氷工程開始時からの経過時間、ま
たは、水タンク内の水温が水タンク用設定温度以下にな
った時点からの経過時間を計測し、この経過時間が上限
設定時間になっても水皿温度センサの検出値が製氷完了
設定温度以下にならない際には、異常と判断して離氷工
程に切り換える制御装置が設けられていることがある。
水漏れなどがあると、製氷区画に供給される水が減少し
て、製氷区画を氷で埋め尽くすことができなくなり、水
皿温度センサ上まで氷が成長できなくなる。したがっ
て、水皿温度センサの温度がなかなか低下しなくなる。
この様な状態で運転を継続しても、品質の悪い氷(白濁
氷または虫食いの氷など)ができたり、全く氷が出来な
かったりするので、製氷工程を中断して離氷工程に入
る。したがって、無駄に製氷工程を継続することを防止
することができるとともに、再度、離氷工程から製氷工
程に入ることにより、一時的不具合の場合には、製氷運
転に復帰することができる。
【0043】さらに、製氷工程開始時からの経過時間、
または、水タンク内の水温が水タンク用設定温度以下に
なった時点からの経過時間を計測し、この経過時間が下
限設定時間になる前に、水皿温度センサの検出値が製氷
完了設定温度以下になった際には、異常と判断して離氷
工程に切り換える制御装置が設けられていることがあ
る。循環ポンプなどが故障して全く製氷用水が送水され
なくなった場合には、冷却器の熱負荷が極めて軽くな
り、急激に冷却器の温度が低下する。その結果、水皿の
水噴射面も一気に冷却されるため、水皿温度センサの検
出値は短時間で製氷完了設定温度以下になる。この様な
状態では、品質の悪い氷(白濁氷または虫食いの氷な
ど)ができたり、また、全く氷が出来なかったりするの
で、異常と判断した後に、離氷工程に入る。したがっ
て、再度、離氷工程から製氷工程に入ることにより、一
時的不具合の場合には、製氷運転に復帰することができ
る。
【0044】また、異常の判断が繰り返された際に製氷
運転を停止させる手段を前記制御装置が具備しているこ
とがある。異常が頻繁に発生する場合には、製氷運転を
継続しても無駄であるので、この様な場合には製氷運転
を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかるセル型製氷機の製氷部の
正面図である。
【図2】図2は水皿が開いた状態での製氷部の正面図で
ある。
【図3】図3はセル型製氷機の冷凍回路の主要部の概略
図である。
【図4】図4は水皿の組み立て分解斜視図である。
【図5】図5は水皿の平面図である。
【図6】図6は製氷部の説明図で、(a)が水皿温度セ
ンサの配置位置を説明するための平面図、(b)が製氷
時における水皿および製氷区画の要部断面図、(c)が
水皿温度センサ配置部の断面図である。
【図7】図7は各配置位置の水皿温度センサの検出温度
のグラフである。
【図8】図8は制御装置の入出力図である。
【図9】図9は製氷運転時の概略のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 製氷室 1b 製氷区画 3 冷却器 7 水皿 16 噴水孔 19 噴射用水路 21 水タンク 28 水皿温度センサ 28a 水皿温度センサの検知部 41 制御装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面が開口している製氷室を具備する冷
    却器と、 この製氷室の内部に形成されている複数の製氷区画と、 前記製氷室に水を噴射する水噴射面を具備するととも
    に、この水噴射面が製氷室の開口面を覆う閉位置と、水
    噴射面が製氷室の開口面から離れる開位置との間を往復
    動する水皿とを備えたセル型製氷機において、 前記水皿には、前記水噴射面の温度を検出すべく水皿温
    度センサが設けられていることを特徴とするセル型製氷
    機。
  2. 【請求項2】 前記水噴射面には、前記各製氷区画に対
    応して各製氷区画に水を噴射する噴水孔が設けられ、 前記水皿温度センサの検知部は、前記噴水孔の近傍に設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のセル型製
    氷機。
  3. 【請求項3】 前記水噴射面には、前記各製氷区画に対
    応して各製氷区画に水を噴射する噴水孔が設けられ、 前記水皿の裏面側には、前記噴水孔に水を供給する噴射
    用水路が設けられ、 この噴射用水路配置部の水噴射面側に、前記水皿温度セ
    ンサの検知部が配置されていることを特徴とする請求項
    1記載のセル型製氷機。
  4. 【請求項4】 前記水噴射面にはセンサ用凹部が形成さ
    れており、 このセンサ用凹部に、前記水皿温度センサの検知部が埋
    め込まれていることを特徴とする請求項1,2または3
    記載のセル型製氷機。
  5. 【請求項5】 前記水皿温度センサの検出値が製氷完了
    設定温度以下になった際に、製氷完了と判断して離氷工
    程に切り換える制御装置が設けられていることを特徴と
    する請求項1ないし4の何れか1項に記載のセル型製氷
    機。
  6. 【請求項6】 前記製氷室へ噴射する水が循環している
    水タンクが前記水皿と一体に設けられているとともに、 製氷工程開始時からの経過時間、または、前記水タンク
    内の水温が水タンク用設定温度以下になった時点からの
    経過時間を計測し、この経過時間が上限設定時間になっ
    ても水皿温度センサの検出値が製氷完了設定温度以下に
    ならない際には、異常と判断して離氷工程に切り換える
    制御装置が設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし5の何れか1項に記載のセル型製氷機。
  7. 【請求項7】 前記製氷室へ噴射する水が循環している
    水タンクが前記水皿と一体に設けられているとともに、 製氷工程開始時からの経過時間、または、前記水タンク
    内の水温が水タンク用設定温度以下になった時点からの
    経過時間を計測し、この経過時間が下限設定時間になる
    前に、水皿温度センサの検出値が製氷完了設定温度以下
    になった際には、異常と判断して離氷工程に切り換える
    制御装置が設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし6の何れか1項に記載のセル型製氷機。
  8. 【請求項8】 前記異常の判断が繰り返された際に製氷
    運転を停止させる手段を前記制御装置が具備しているこ
    とを特徴とする請求項6または7記載のセル型製氷機。
JP2001204614A 2001-07-05 2001-07-05 セル型製氷機 Pending JP2003021438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001204614A JP2003021438A (ja) 2001-07-05 2001-07-05 セル型製氷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001204614A JP2003021438A (ja) 2001-07-05 2001-07-05 セル型製氷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003021438A true JP2003021438A (ja) 2003-01-24

Family

ID=19041052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001204614A Pending JP2003021438A (ja) 2001-07-05 2001-07-05 セル型製氷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003021438A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218514A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fukushima Industries Corp 製氷機
JP2007218513A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fukushima Industries Corp 製氷機
JP2012233681A (ja) * 2011-04-21 2012-11-29 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機の運転方法
JP2013190174A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Fukushima Industries Corp 製氷機
JP2016505128A (ja) * 2013-01-29 2016-02-18 トゥルー・マニュファクチュアリング・カンパニー・インコーポレイテッドTrue Manufacturing Co., Inc. 製氷機の氷厚を検知する装置及び方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4619882Y1 (ja) * 1968-05-15 1971-07-10
JPS5044354U (ja) * 1973-08-20 1975-05-06
JPS6079675U (ja) * 1983-11-07 1985-06-03 星崎電機株式会社 製氷室温度検出装置
JPS62182564A (ja) * 1986-02-06 1987-08-10 三洋電機株式会社 製氷機の運転制御装置
JPH0160164U (ja) * 1987-10-12 1989-04-17
JPH0420766A (ja) * 1990-05-11 1992-01-24 Sanyo Electric Co Ltd 製氷機の運転制御装置
JPH04273962A (ja) * 1991-02-28 1992-09-30 Sanyo Electric Co Ltd 製氷機の運転制御装置
JPH05126445A (ja) * 1991-10-31 1993-05-21 Sanyo Electric Co Ltd 製氷方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4619882Y1 (ja) * 1968-05-15 1971-07-10
JPS5044354U (ja) * 1973-08-20 1975-05-06
JPS6079675U (ja) * 1983-11-07 1985-06-03 星崎電機株式会社 製氷室温度検出装置
JPS62182564A (ja) * 1986-02-06 1987-08-10 三洋電機株式会社 製氷機の運転制御装置
JPH0160164U (ja) * 1987-10-12 1989-04-17
JPH0420766A (ja) * 1990-05-11 1992-01-24 Sanyo Electric Co Ltd 製氷機の運転制御装置
JPH04273962A (ja) * 1991-02-28 1992-09-30 Sanyo Electric Co Ltd 製氷機の運転制御装置
JPH05126445A (ja) * 1991-10-31 1993-05-21 Sanyo Electric Co Ltd 製氷方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218514A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fukushima Industries Corp 製氷機
JP2007218513A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Fukushima Industries Corp 製氷機
JP2012233681A (ja) * 2011-04-21 2012-11-29 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機の運転方法
JP2013190174A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Fukushima Industries Corp 製氷機
JP2016505128A (ja) * 2013-01-29 2016-02-18 トゥルー・マニュファクチュアリング・カンパニー・インコーポレイテッドTrue Manufacturing Co., Inc. 製氷機の氷厚を検知する装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6725675B2 (en) Flaked ice making machine
KR101455392B1 (ko) 냉장고용 제빙 어셈블리 및 제빙 어셈블리의 수위 감지방법
US20080072610A1 (en) Apparatus and method for controlling operation of an icemaker
US6895767B2 (en) Refrigerator and ice maker methods and apparatus
KR101668251B1 (ko) 냉장고 및 그 동작방법
US20080092567A1 (en) Ice maker with ice bin level control
US20080092574A1 (en) Cooler with multi-parameter cube ice maker control
KR101500731B1 (ko) 냉장고용 제빙 어셈블리의 제어 방법
KR101875608B1 (ko) 제빙실을 구비하는 냉장고 및 그 제어방법
JP2003021438A (ja) セル型製氷機
US6612118B2 (en) Ice maker control
KR100786076B1 (ko) 제빙장치 및 그 제어방법
JP2003336945A (ja) セル型製氷機
KR101389674B1 (ko) 냉장고용 제빙 어셈블리의 제빙 완료 판단 방법
JP2000258009A (ja) 自動製氷機
JP3205458B2 (ja) 製氷機の散水構造
KR102170139B1 (ko) 제빙기 및 제빙방법
KR101952656B1 (ko) 냉장고의 만빙 감지방법
KR101442838B1 (ko) 냉장고용 제빙 어셈블리 및 제빙 어셈블리의 물넘침 방지방법
KR100577192B1 (ko) 냉장고용 제빙기의 제빙방법
KR101707636B1 (ko) 신속제빙용 수직형 제빙기
JPH06313657A (ja) 製氷機の運転制御装置
KR102498724B1 (ko) 냉장고 및 냉장고의 제어 방법
KR101500732B1 (ko) 냉장고용 제빙 어셈블리의 제빙 완료 판단 방법
JP6995222B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110608