JPH0632251U - プラグの取付け構造 - Google Patents

プラグの取付け構造

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JPH0632251U
JPH0632251U JP6812092U JP6812092U JPH0632251U JP H0632251 U JPH0632251 U JP H0632251U JP 6812092 U JP6812092 U JP 6812092U JP 6812092 U JP6812092 U JP 6812092U JP H0632251 U JPH0632251 U JP H0632251U
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JP
Japan
Prior art keywords
plug
housing
peripheral portion
mounting structure
locking groove
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Pending
Application number
JP6812092U
Other languages
English (en)
Inventor
弘治 金内
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Publication date
Application filed by 株式会社ユニシアジェックス filed Critical 株式会社ユニシアジェックス
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付けに要する部品点数を低減し、組立ての
容易なプラグの取付け構造を提供する。 【構成】 ハウジング(2)に形成した孔(21)の内
周部(22)に係止溝(23)を設けるとともに、孔
(21)に嵌合するプラグ(1)の外周部(11)に係
止溝(23)に係合する突部(12)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のブレーキ液圧制御装置に組み込まれるリザーバ,ダンパ等の 取付けに使用されて好適なプラグの取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記リザーバ,ダンパ等のいわゆるエンドプラグを取付け固定するにあ たっては、エンドプラグないしはこれが嵌合するハウジングにネジ加工を施して ネジ締結したり、ハウジング側にCリングを装着したりして取付け固定している (実開昭63−185774号公報,実開昭63−195958号公報等参照) 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の取付け構造にあっては、スプリング等の取付けに要 する部品点数が増加し、組立てに困難をともなうという問題が生じている。
【0004】 本考案は、上記従来の取付け構造に起因する問題点を解消するために提案され たものであって、取付けに要する部品点数を低減し、組立ての容易なプラグの取 付け構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本考案は、ハウジングに形成した孔の内周部に係止 溝を設けるとともに、前記孔に嵌合するプラグの外周部に変形することによって 前記係止溝に係合する突部を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成により、本考案は、特別の取付け用の部品を用いることなく簡単に、 しかも、正確にエンドプラグをハウジングの取付けることが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づき、本考案に係るプラグの取付け構造につい て説明する。
【0008】 図1および図2は、本考案に係るプラグ取付構造の第1の実施例を示すもので あって、プラグ1には、図1に示すように、その外周部11に、本実施例では2 本の突部12が等間隔に突出している。プラグ1は、円柱形状をなし、その正面 には、例えば六角レンチでプラグ1を回転させるための挿入用の六角孔13が形 成されている。プラグ1の外周部11は、円柱体の壁部で構成され、この外周部 11が後述するハウジング2の孔21の壁部に嵌合できるようになっている。
【0009】 一方、ハウジング2には、図2に示すように、プラグ1が嵌合する孔21が形 成されるとともに、その内周部22には、プラグ1の突部12が係合する係止溝 23が設けられている。本実施例においては、係止溝23は環状に形成されると ともに、プラグ1の突部12が挿入される拡径部24がこれに対応して2個、周 方向に等間隔で設けられるとともに、係止溝23の拡径部24以外の部分は細径 部25となっている。
【0010】 いま、プラグ1の突部12間の直径をD、係止溝の拡径部24間の直径をd1 、細径部25間の直径をd2 とすれば、本考案においては φd2 <φD<φd1 の関係となるように設定されている。したがって、プラグ1の突部12をハウジ ング2の拡径部24に挿入した後、六角レンチ等で六角孔13を介して回転する と、プラグ1の突部12は係止溝23の細径部25で変形して圧入され、プラグ 1はハウジング2の孔21に取付け固定される。このときの圧入しめ代は φD−φd2 であるから、プラグ1の圧入荷重を回転トルクにより管理することが可能となる 。
【0011】 なお、上記実施例においては、突部12が2個で係止溝23が環状の場合を例 に説明したが、これらの個数および形状はこれらに限定されるものではなく、プ ラグ1をハウジング2に取付け固定できるものはすべて本考案の範囲に含まれる ものである。また、突部12の形状は、プラグ1の回転方向前方における直径D が最も小さく、回転方向後方に行くに従って直径Dが逓増する所謂テーパ形状と することも可能である。
【0012】 図3および図4は、本考案に係るプラグの取付け構造の第2の実施例を示すも のであるが、第1の実施例が圧入固定であるのに対し、本実施例はかしめ固定を 用いている。すなわちプラグ1には、図3に示すように、その外周部11の延長 上に突部12が設けられている。プラグ1は、第1の実施例と同様に、円柱形状 をなし、突部12は外周部11と同一径の環状をなしている。プラグ1の円柱体 の壁部で構成される外周部11は、後述するハウジング2の孔21の壁部に嵌合 するが、本実施例では、取付け固定後のシール部材26が配設される細径部14 が外周部11に設けられている。
【0013】 一方、ハウジング2には、図4に示すように、プラグ1が嵌合する孔21が形 成されるとともに、その内周部22には、プラグ1の突部12が係合する係止溝 23が設けられている。本実施例においては、係止溝23はV型環状に形成され 、その深さおよびV型の形状は、プラグ1の突部12の幅および高さと対応して いる。
【0014】 したがって、本実施例において、プラグ1をハウジング2に取付け固定する場 合には、プラグ1の細径部14にシール部材26を配設したあと、プラグ1をハ ウジング2の所定の位置へ挿入し、その後、ローラかしめ等を用いて全周にわた って突部12を外側にかしめ、突部12を係止溝23中に折り曲げ、プラグとハ ウジングとの取付け固定は完了する。
【0015】 なお図4(B)に示す27は位置決め用のCリングであり、プラグ1をハウジ ング2へ挿入する際の深さがこれによって正確に位置決めされる。この場合には 、プラグ1の外周部11は切り欠かれ、Cリング27との当接部15が設けられ る。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、プラグの外周部に変形する突部を設け 、この突部をハウジングの係止溝に係合させるようにしたので、取付けに要する 部品点数を低減するとともに、組立ての容易なプラグの取付け構造を提供するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプラグ取付け構造の第1の実施例
のうちプラグの構造を示すもので、(A)は正面図、
(B)は(A)のI−I線矢視断面図である。
【図2】本考案に係るプラグ取付け構造の第1の実施例
のうちハウジングの構造を示すもので、(A)は正面
図、(B)は(A)のII−II線矢視断面図である。
【図3】本考案に係るプラグ取付け構造の第2の実施例
のうちプラグの構造を示すもので、(A)は正面図、
(B)は(A)のIII−III線矢視断面図である。
【図4】図3のプラグをハウジングに取付け固定した状
態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 プラグ 2 ハウジング 11 外周部 12 突部 21 孔 22 内周部 23 係止溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに形成した孔の内周部に係止
    溝を設けるとともに、前記孔に嵌合するプラグの外周部
    に変形することによって前記係止溝に係合する突部を設
    けたことを特徴とするプラグの取付け構造。
JP6812092U 1992-09-30 1992-09-30 プラグの取付け構造 Pending JPH0632251U (ja)

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JP6812092U JPH0632251U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 プラグの取付け構造

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JP6812092U JPH0632251U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 プラグの取付け構造

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JPH0632251U true JPH0632251U (ja) 1994-04-26

Family

ID=13364571

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JP6812092U Pending JPH0632251U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 プラグの取付け構造

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