JPH0632177A - コンソールボックス - Google Patents
コンソールボックスInfo
- Publication number
- JPH0632177A JPH0632177A JP21458892A JP21458892A JPH0632177A JP H0632177 A JPH0632177 A JP H0632177A JP 21458892 A JP21458892 A JP 21458892A JP 21458892 A JP21458892 A JP 21458892A JP H0632177 A JPH0632177 A JP H0632177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- lid panel
- cover
- skin
- cushion material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンソールボックスのリッドがロックされる
ときに生ずる衝撃緩和機構を、従来のものより、部品点
数を減らして得る。 【構成】 一側を固定部分にヒンジ10で結合し、このヒ
ンジ10を回動中心にして開閉するリッド９を設けたコン
ソールボックス８において、リッド９を、リッドパネル
13と、このリッドパネル13の上面に配置されたクッショ
ン材14と、リッドパネル13とクッション材14とを覆う表
皮15ならびにリッドパネル13の下方開口部16を覆うカバ
ー17とで形成し、表皮15をカバー17の裏面を覆うように
延長して、この延長部分 15aに対向するようにマグネッ
トアッセンブリ19を取り付けた。表皮15の延長部分 15a
が、マグネットアッセンブリ19が吸着片12を吸着すると
きの衝撃力を吸収する。
ときに生ずる衝撃緩和機構を、従来のものより、部品点
数を減らして得る。 【構成】 一側を固定部分にヒンジ10で結合し、このヒ
ンジ10を回動中心にして開閉するリッド９を設けたコン
ソールボックス８において、リッド９を、リッドパネル
13と、このリッドパネル13の上面に配置されたクッショ
ン材14と、リッドパネル13とクッション材14とを覆う表
皮15ならびにリッドパネル13の下方開口部16を覆うカバ
ー17とで形成し、表皮15をカバー17の裏面を覆うように
延長して、この延長部分 15aに対向するようにマグネッ
トアッセンブリ19を取り付けた。表皮15の延長部分 15a
が、マグネットアッセンブリ19が吸着片12を吸着すると
きの衝撃力を吸収する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌に設け
られるコンソールボックスに関するものである。
られるコンソールボックスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車等の車輌は、前席がセパレートシ
ートになっているものが多いことから、空間部が生ずる
左右シートの間にコンソールを置き、運転操作を便なら
しめるとともに、走行中の快適性を得るようになってい
る。この目的で車輌室内に装備されるコンソールの一般
的な構造を図３について説明する。１はコンソールであ
って、インストルメントパネル２の後方に配置されてい
るものである。このコンソール１は、図示しない前席の
左右シートの間に設けられ、エアコンの操作部分３、ラ
ジオ４、小物を入れる凹部５、シフトレバー６の貫通部
分７等が順次後方に配列され、その後にコンソールボッ
クス８が設けられているものである。
ートになっているものが多いことから、空間部が生ずる
左右シートの間にコンソールを置き、運転操作を便なら
しめるとともに、走行中の快適性を得るようになってい
る。この目的で車輌室内に装備されるコンソールの一般
的な構造を図３について説明する。１はコンソールであ
って、インストルメントパネル２の後方に配置されてい
るものである。このコンソール１は、図示しない前席の
左右シートの間に設けられ、エアコンの操作部分３、ラ
ジオ４、小物を入れる凹部５、シフトレバー６の貫通部
分７等が順次後方に配列され、その後にコンソールボッ
クス８が設けられているものである。
【０００３】コンソールボックス８の上部にはリッド９
がヒンジ部10により開閉自在に取付けられており、リッ
ド９のロックは、リッド９に設けられたマグネット11の
磁力がコンソールボックス８側の吸着片（一般的には鉄
片）12を吸着することにより行なうようになっている。
なお、ロックをマグネットの磁力によらないものの例と
しては、実開昭63-5958 号公報に記載されたものがあ
る。
がヒンジ部10により開閉自在に取付けられており、リッ
ド９のロックは、リッド９に設けられたマグネット11の
磁力がコンソールボックス８側の吸着片（一般的には鉄
片）12を吸着することにより行なうようになっている。
なお、ロックをマグネットの磁力によらないものの例と
しては、実開昭63-5958 号公報に記載されたものがあ
る。
【０００４】図４は図３におけるマグネット11の周辺部
分を示す従来技術である。これを説明すると、リッド９
は、その基体となるリッドパネル13と、このリッドパネ
ル13の上面に貼着されたクッション材14と、リッドパネ
ル13とクッション材14とを覆う表皮15ならびにリッドパ
ネル13の下方開口部16を覆うカバー17とで概略構成され
ている。リッドパネル13は縁部が下方に屈折させてあ
る。リッドパネル13の一部は下方開口部16内でカバー17
に向けて突出しており、この突出部18内にマグネットア
ッセンブリ19が装着されている。
分を示す従来技術である。これを説明すると、リッド９
は、その基体となるリッドパネル13と、このリッドパネ
ル13の上面に貼着されたクッション材14と、リッドパネ
ル13とクッション材14とを覆う表皮15ならびにリッドパ
ネル13の下方開口部16を覆うカバー17とで概略構成され
ている。リッドパネル13は縁部が下方に屈折させてあ
る。リッドパネル13の一部は下方開口部16内でカバー17
に向けて突出しており、この突出部18内にマグネットア
ッセンブリ19が装着されている。
【０００５】マグネットアッセンブリ19は、リッドパネ
ル13に接する発泡体からなる防振クッション20と、この
防振クッション20に上端を接触させたマグネット11と、
このマグネット11の両側に設けられたヨーク21，22とか
ら構成されている。ヨーク21，22はカバー17より下方に
突出しており、前述の吸着片12を吸着するようになって
いる。
ル13に接する発泡体からなる防振クッション20と、この
防振クッション20に上端を接触させたマグネット11と、
このマグネット11の両側に設けられたヨーク21，22とか
ら構成されている。ヨーク21，22はカバー17より下方に
突出しており、前述の吸着片12を吸着するようになって
いる。
【０００６】このような構成の従来のコンソールボック
スは、開いているリッド９を閉じるとき、閉じ終わった
ときにマグネットアッセンブリ19のヨーク21，22が吸着
片12に吸着するが、このときに受ける衝撃は防振クッシ
ョン20で吸収することになる。防振クッション20として
発泡体でなく板バネを使用したものもあるが、同様であ
る。
スは、開いているリッド９を閉じるとき、閉じ終わった
ときにマグネットアッセンブリ19のヨーク21，22が吸着
片12に吸着するが、このときに受ける衝撃は防振クッシ
ョン20で吸収することになる。防振クッション20として
発泡体でなく板バネを使用したものもあるが、同様であ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】これらいずれのもの
も、マグネットアッセンブリ19はリッドパネル13とカバ
ー17との間に挟み込む構造となっている。このときマグ
ネットアッセンブリ19のガタによる騒音発生を防止する
ために、発泡体あるいは板バネによる防振クッション20
を用いているのである。従来のものは、このようにリッ
ドのロック機構としては不必要であるにもかかわらず、
このように用いる防振クッション20の分だけ部品点数が
多くなり、またこれに関連して組付工数が多くなる問題
があった。
も、マグネットアッセンブリ19はリッドパネル13とカバ
ー17との間に挟み込む構造となっている。このときマグ
ネットアッセンブリ19のガタによる騒音発生を防止する
ために、発泡体あるいは板バネによる防振クッション20
を用いているのである。従来のものは、このようにリッ
ドのロック機構としては不必要であるにもかかわらず、
このように用いる防振クッション20の分だけ部品点数が
多くなり、またこれに関連して組付工数が多くなる問題
があった。
【０００８】本発明はこの問題を解決することによっ
て、部品点数とそれの組付工数を削減することができる
ようにした、コンソールボックスを提供しようとするも
のである。
て、部品点数とそれの組付工数を削減することができる
ようにした、コンソールボックスを提供しようとするも
のである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、一側を固定部分にヒンジで結
合し、該ヒンジを回動中心にして開閉するリッドを設け
たコンソールボックスにおいて、前記リッドを、リッド
パネルと、該リッドパネルの上面に配置されたクッショ
ン材と、前記リッドパネルと該クッション材とを覆う表
皮ならびに前記リッドパネルの下方開口部を覆うカバー
とで構成し、前記表皮を該カバーの裏面を覆うように延
長し、該延長部分に対向するようにマグネットアッセン
ブリを取付けた構成としたものである。
決するための手段として、一側を固定部分にヒンジで結
合し、該ヒンジを回動中心にして開閉するリッドを設け
たコンソールボックスにおいて、前記リッドを、リッド
パネルと、該リッドパネルの上面に配置されたクッショ
ン材と、前記リッドパネルと該クッション材とを覆う表
皮ならびに前記リッドパネルの下方開口部を覆うカバー
とで構成し、前記表皮を該カバーの裏面を覆うように延
長し、該延長部分に対向するようにマグネットアッセン
ブリを取付けた構成としたものである。
【００１０】
【作用】このような構成とすれば、表皮の延長部分がマ
グネットアッセンブリの上部に位置することによって、
表皮の延長部分が、マグネットアッセンブリが吸着片を
吸着するときに受ける上向きの衝撃力を吸収するから、
従来構造では必要であった防振クッションを設けなくて
済むことになる。
グネットアッセンブリの上部に位置することによって、
表皮の延長部分が、マグネットアッセンブリが吸着片を
吸着するときに受ける上向きの衝撃力を吸収するから、
従来構造では必要であった防振クッションを設けなくて
済むことになる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１について説明
すると、リッド９は、その基体となるリッドパネル13
と、このリッドパネル13の上面に貼着されたクッション
材14と、リッドパネル13とクッション材14とを覆うため
に成形あるいは真空引きにより貼着した表皮15と、リッ
ドパネル13の下方開口部16を覆うカバー17とで概略構成
されている。リッドパネル13は縁部が下方に屈折させて
ある。カバー17の一部は下方開口部16内でリッドパネル
13に向けて突出しており、この突出部23内にマグネット
アッセンブリ19が装着されている。
すると、リッド９は、その基体となるリッドパネル13
と、このリッドパネル13の上面に貼着されたクッション
材14と、リッドパネル13とクッション材14とを覆うため
に成形あるいは真空引きにより貼着した表皮15と、リッ
ドパネル13の下方開口部16を覆うカバー17とで概略構成
されている。リッドパネル13は縁部が下方に屈折させて
ある。カバー17の一部は下方開口部16内でリッドパネル
13に向けて突出しており、この突出部23内にマグネット
アッセンブリ19が装着されている。
【００１２】マグネットアッセンブリ19は、マグネット
11と、このマグネット11の両側に設けられたヨーク21，
22とから構成されている。ヨーク21，22はカバー17より
下方に突出しており、前述の吸着片12を吸着するように
なっている。表皮15はカバー17の裏面を覆うように延長
されており、この延長部分 15aの下部に、この延長部分
15aに対向するように位置させてマグネットアッセンブ
リ19が取付けられている。表皮15はもともとある程度の
柔らかさを有しているので、リッド９を閉じたときに吸
着片12に当たって上昇するマグネットアッセンブリ19
を、衝撃を緩和しながら受けることになる。
11と、このマグネット11の両側に設けられたヨーク21，
22とから構成されている。ヨーク21，22はカバー17より
下方に突出しており、前述の吸着片12を吸着するように
なっている。表皮15はカバー17の裏面を覆うように延長
されており、この延長部分 15aの下部に、この延長部分
15aに対向するように位置させてマグネットアッセンブ
リ19が取付けられている。表皮15はもともとある程度の
柔らかさを有しているので、リッド９を閉じたときに吸
着片12に当たって上昇するマグネットアッセンブリ19
を、衝撃を緩和しながら受けることになる。
【００１３】図２に示すものは本発明の他の実施例であ
る。この場合には、クッション材14と表皮15とを、真空
引き等であらかじめ一体的に製作しておき、これで図１
同様の構造にしたものである。この実施例では、表皮15
の延長部分 15aとクッション材14の延長部分 14aとが重
なるから、マグネットアッセンブリ19が吸着片12に当た
って生ずる衝撃を、より効果的に吸収できることにな
る。
る。この場合には、クッション材14と表皮15とを、真空
引き等であらかじめ一体的に製作しておき、これで図１
同様の構造にしたものである。この実施例では、表皮15
の延長部分 15aとクッション材14の延長部分 14aとが重
なるから、マグネットアッセンブリ19が吸着片12に当た
って生ずる衝撃を、より効果的に吸収できることにな
る。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たコンソールボックスであるから、表皮をクッション材
として利用できることになるので、別途クッション材を
設ける必要がなくなって、部品点数とその部品組付けの
ための組付工数を削減することができる。マグネットア
ッセンブリが吸着片に当たるときの衝撃を緩和するため
のクッション材を表皮で行なうので、この部分の加工を
リッドパネルの成形時に同時に行なうことができる。
たコンソールボックスであるから、表皮をクッション材
として利用できることになるので、別途クッション材を
設ける必要がなくなって、部品点数とその部品組付けの
ための組付工数を削減することができる。マグネットア
ッセンブリが吸着片に当たるときの衝撃を緩和するため
のクッション材を表皮で行なうので、この部分の加工を
リッドパネルの成形時に同時に行なうことができる。
【図１】本発明の一実施例の要部を示す断面図である。
【図２】本発明の他の実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図３】本発明を適用するコンソールを示す斜視図であ
る。
る。
【図４】従来の構造を示す断面図である。
１ コンソール ８ コンソールボックス ９ リッド 10 ヒンジ 12 吸着片 13 リッドパネル 14 クッション材 14a 延長部分 15 表皮 15a 延長部分 16 下方開口部 17 カバー 19 マグネットアッセンブリ
Claims (1)
- 【請求項１】 一側を固定部分にヒンジで結合し、該ヒ
ンジを回動中心にして開閉するリッドを設けたコンソー
ルボックスにおいて、前記リッドを、リッドパネルと、
該リッドパネルの上面に配置されたクッション材と、前
記リッドパネルと該クッション材とを覆う表皮ならびに
前記リッドパネルの下方開口部を覆うカバーとで構成
し、前記表皮を該カバーの裏面を覆うように延長し、該
延長部分に対向するようにマグネットアッセンブリを取
付けたことを特徴とするコンソールボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21458892A JPH0632177A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンソールボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21458892A JPH0632177A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンソールボックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632177A true JPH0632177A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16658207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21458892A Pending JPH0632177A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンソールボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632177A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030082803A (ko) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | 기아자동차주식회사 | 차량의 센터콘솔 잠금장치 |
| US7500703B2 (en) | 2007-02-06 | 2009-03-10 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Soft edge insert |
| US11731563B2 (en) * | 2009-05-13 | 2023-08-22 | Termax Company | Magnetic latch and vehicle container and system |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP21458892A patent/JPH0632177A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030082803A (ko) * | 2002-04-18 | 2003-10-23 | 기아자동차주식회사 | 차량의 센터콘솔 잠금장치 |
| US7500703B2 (en) | 2007-02-06 | 2009-03-10 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Soft edge insert |
| US11731563B2 (en) * | 2009-05-13 | 2023-08-22 | Termax Company | Magnetic latch and vehicle container and system |
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