JPH06321362A - 給紙装置の底板昇降機構 - Google Patents
給紙装置の底板昇降機構Info
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- JPH06321362A JPH06321362A JP5111546A JP11154693A JPH06321362A JP H06321362 A JPH06321362 A JP H06321362A JP 5111546 A JP5111546 A JP 5111546A JP 11154693 A JP11154693 A JP 11154693A JP H06321362 A JPH06321362 A JP H06321362A
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Abstract
めの駆動制御手段を持たない給紙装置の底板昇降機構を
提供する。 【構成】 給紙直角方向Aに画像形成装置に挿入する給
紙トレイ12と、この給紙トレイ12内部に昇降自在に
取付けられた底板14とを有し、この底板14の上昇に
より転写紙15を画像形成装置内の送出ローラと当接さ
せて搬送する給紙装置において、底板14の下部の給紙
トレイ12の略真下に回動支点Pを有しこの支点を軸に
所定量回転し底板14を押し上げる底板押上レバ−17
と、この底板押上レバ−17をその押上げ回転方向に加
圧するレバー加圧スプリング18とを装置本体の給紙ト
レイ12の下部に設けた。
Description
の給紙装置の底板昇降機構に関する。
ットを出し入れできるカセット挿入型の給紙装置の底板
昇降機構としては、例えば、図4に示すようなものであ
る。給紙カセット1内には、底板2が支点3を軸として
回動自在に取付けられており、この底板2は裏面側から
バネ4により上方に向けて付勢されている。これによ
り、給紙カセット1の装着の際には、画像形成装置本体
側に取り付けられているリブ5により給紙カセット1内
の底板2の突起部2aを下方に押し、これにより底板2
を押し下げて装着される。この装着した状態では、転写
紙6は底板2に取付けられたバネ4の力により上方の給
紙ローラ7に圧接された状態となっている。また、給紙
カセット1を取り外す場合には、本体側のリブ5により
給紙カセット1内の底板2の突起部2aを下方に押し下
げることにより容易に取り外すことができる。なお、底
板2を給紙カセット1の底面まで押し下げることによ
り、ロックレバー8はロック爪9に係止された状態とな
る。
トを出し入れできるカセット挿入型の給紙装置の底板昇
降機構としては、例えば、実開昭63−4930号公報
に「複写機の用紙搬送圧加圧機構」として開示されてい
るものがある。これは、バネを有するカセット押え部材
を給紙カセットの挿入方向の奥側に位置させ、その給紙
カセットの側面からカセット押え部材を当接させること
により、給紙カセットの押えを行っている。
うな給紙方向と並行な方向に給紙カセットを出し入れす
るカセット挿入型の給紙装置の底板昇降機構としては、
給紙方向と直角な方向にカセット挿入型の給紙装置の底
板昇降機構として適用するには、底板2の突起部2aを
設けているため、装置が大型化してしまい、機械の省ス
ペース化の妨げとなる。また、後者の給紙方向と直角な
方向に給紙カセットを出し入れする給紙装置の底板昇降
機構は、給紙トレイの後側に位置し給紙基準が中央の画
像形成装置では、底板押上げ部材が長くなるため、大き
な操作力が必要となる。
機構には、様々な給紙装置に対応して、モータによる底
板昇降機構やバネによる底板上昇機構などがある。しか
しながら、モータによる底板昇降機構においては、電気
部品を使用するため制御手段を持つ必要が生ずる。ま
た、バネによる底板上昇機構においては、底板を上昇さ
せるのみの機構であるため、オペレータによる底板下降
の操作が生じたり、底板下降させるための機構が必要と
なる。
は、給紙直角方向に画像形成装置に挿入する給紙トレイ
と、この給紙トレイ内部に昇降自在に取付けられた底板
とを有し、この底板の上昇により転写紙を前記画像形成
装置内の送出ローラと当接させて搬送する給紙装置にお
いて、前記底板下部の前記給紙トレイの略真下に回動支
点を有しこの支点を軸に所定量回転し前記底板を押し上
げる底板押上レバ−と、この底板押上レバ−をその押上
げ回転方向に加圧するレバー加圧スプリングとを装置本
体の前記給紙トレイ下部に設けた。
発明において、底板押上レバ−を所定の位置で固定させ
るレバーロック機構と、前記押上レバーを前記レバーロ
ック機構まで押し下げる給紙トレイ切欠き部とを有する
ようにした。
発明において、給紙トレイ切欠き部に摺動力低減部材を
設けた。
は3記載の発明において、底板押上レバ−の先端部を給
紙方向略中心位置において当接する曲面に形成した。
給紙トレイ内の底板を押し上げる底板押上レバーとレバ
ー加圧スプリングとを装置本体の下部に配置したことに
より、従来のように装置の後方に無駄なスペースをとら
ず、コンパクトな給紙装置を提供することが可能とな
る。
ック機構と給紙トレイ切欠き部とを設けたことにより、
オペレータによる給紙トレイの引出し動作により底板の
昇降を行い、電気部品やそれに伴う複雑な制御部を用い
ないで給紙トレイ内の底板を昇降することが可能とな
る。
イ切欠き部に摺動力低減部材を設けたことにより、底板
押上レバーと給紙トレイ切欠き部との摩擦力を低減さ
せ、オペレータのトレイ引出し時における操作力を低減
させることが可能となる。
レバーの先端部を曲面状に形成したことにより、底板押
上レバーの回転角によらず、底板押上レバーが底板に当
接し常に給紙方向中心の同一位置を加圧することがで
き、これにより底板のねじれがなく加圧の偏りによるス
キューを防ぎ、安定した給紙を行うことが可能となる。
明する。まず、給紙装置の底板昇降機構を図1、図2に
基づいて述べる(請求項1,2記載の発明に対応す
る)。画像形成装置の本体10内に取り付けられたレー
ル11a,11b上には、給紙トレイ12が設けられて
いる。この給紙トレイ12の内部には、回転軸13a,
13bに支持され昇降自在とされた底板14が設けられ
ている。この底板14上に転写紙15が積載されてい
る。また、このような底板14を有する給紙トレイ12
の下面には、給紙トレイ切欠き部16が形成されてい
る。この給紙トレイ切欠き部16の下方の本体10側に
は、底板押上レバ−17と加圧スプリング18とにより
構成された底板昇降機構が設けられている。底板押上レ
バー17は回動支点Pを中心に上下方向に回動自在とさ
れ、その先端部にはロック爪19が形成されている。給
紙トレイ切欠き部16の下方の本体10側には、前記ロ
ック爪19と嵌合するレバーロック機構20が設けられ
ている。このレバーロック機構20のロックを解除する
ために、給紙トレイ12側にはロック解除爪21が取付
けられている。
は、オペレータによって画像形成装置の本体10のレー
ル11a,11bに沿って給紙直角方向Aに挿入される
と、予めロックされているレバーロック機構20はロッ
ク解除爪21によりロック解除される。すなわち、ロッ
ク解除爪21がレバーロック機構20内のピン20aを
押すことにより、このピン20aがロック爪19を押し
解除する。このロック解除により、底板押上レバ−17
は加圧スプリング18の力により底板14を上昇させ、
送出ローラとしての給紙コロ22に転写紙15を当接さ
せる。これにより、給紙コロ22は、給紙方向Bに転写
紙15を搬送させる。その後、オペレータにより給紙ト
レイ12を紙直角方向Aに引き出すことにより、底板押
上レバー17の先端部が給紙トレイ切欠き部16により
下方に押し下げられ、ロック爪19がレバーロック機構
20に嵌合して再びロック状態に戻される。
いて給紙トレイ12の出し入れを行うことにより、従来
のように装置の後方に底板昇降機構のための無駄なスペ
ースをとることなく、コンパクトな給紙装置を提供する
ことができる。また、ロック機構及びロック解除機構を
設けたことにより、オペレータによる給紙トレイ12の
引出し動作により底板14の昇降を行うことができ、こ
れにより、電気部品やそれに伴う複雑な制御部を用いな
いで給紙トレイ12内の底板14を昇降することができ
る。
例を図3に基づいて述べる(請求項3,4記載の発明に
対応する)。破線で示す状態は底板14を上方に加圧し
た底板加圧状態を示すものであり、実線で示す状態は底
板14を下方に押し下げた底板下降状態を示すものであ
る。給紙トレイ切欠き部16には、摺動力低減部材とし
ての摺動コロ23が取付けられている。底板押上レバ−
17の先端部は曲面17aに形成されている。
(破線)から底板下降状態(実線)へ移行する動作につ
いて述べる。今、底板加圧状態において、オペレータが
給紙トレイ12を外部に引き出すと、給紙トレイ切欠き
部16がトレイ引き出し方向(A方向、この図では左方
向)に移動されることになり、底板押上レバ−17は下
方向に押し戻され前述したレバーロック機構20により
ロックされる。この移動の際、給紙トレイ切欠き部16
には摺動コロ9が設けてあることから、この摺動コロ9
が底板押上レバ−17の上面側を回転しながら摺動し、
これにより、底板14と屈折部材たる底板押上レバ−1
7との摺動性をアップさせ、オペレータの操作力を低減
させることができる。また、この場合、底板押上レバ−
17の先端には曲面17aが形成されていることから、
底板押上レバ−17の回転角によらず底板14が給紙方
向Bの中心Cの一定個所で加圧を受けることになり、こ
れにより加圧の偏りによるスキューを防ぐことができ
る。なお、本実施例では、摺動力低減部材として摺動コ
ロ23を用いたが、これに限るものではなく、底板押上
レバ−17の上面側にマイラを貼ったり、グリースを塗
ったりしても、ほぼ同等の効果を得ることができる。
画像形成装置に挿入する給紙トレイと、この給紙トレイ
内部に昇降自在に取付けられた底板とを有し、この底板
の上昇により転写紙を前記画像形成装置内の送出ローラ
と当接させて搬送する給紙装置において、前記底板下部
の前記給紙トレイの略真下に回動支点を有しこの支点を
軸に所定量回転し前記底板を押し上げる底板押上レバ−
と、この底板押上レバ−をその押上げ回転方向に加圧す
るレバー加圧スプリングとを装置本体の前記給紙トレイ
下部に設けたので、従来の装置のように本体後方に底板
昇降機構のための無駄なスペースをとる必要がなくな
り、コンパクトな給紙装置を提供することができるもの
である。
明において、底板押上レバ−を所定の位置で固定させる
レバーロック機構と、前記押上レバーを前記レバーロッ
ク機構まで押し下げる給紙トレイ切欠き部とを有するよ
うにしたので、オペレータによる給紙トレイの引出し動
作により底板の昇降を行い、電気部品やそれに伴う複雑
な制御部を用いないで給紙トレイ内の底板を昇降するこ
とができるものである。
明において、給紙トレイ切欠き部に摺動力低減部材を設
けたので、底板押上レバーと給紙トレイ切欠き部との摩
擦力を低減させ、オペレータのトレイ引出し時における
操作力を低減させることができるものである。
3記載の発明において、底板押上レバ−の先端部を給紙
方向略中心位置において当接する曲面に形成したので、
底板押上レバーの回転角によらず、底板押上レバーが底
板に当接し常に給紙方向中心の同一位置を加圧すること
ができ、これにより、底板のねじれがなく加圧の偏りに
よるスキューを防ぎ、常に安定した給紙を行うことがで
きるものである。
構を示す断面図である。
いて示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 給紙直角方向に画像形成装置に挿入する
給紙トレイと、この給紙トレイ内部に昇降自在に取付け
られた底板とを有し、この底板の上昇により転写紙を前
記画像形成装置内の送出ローラと当接させて搬送する給
紙装置において、前記底板下部の前記給紙トレイの略真
下に回動支点を有しこの支点を軸に所定量回転し前記底
板を押し上げる底板押上レバ−と、この底板押上レバ−
をその押上げ回転方向に加圧するレバー加圧スプリング
とを装置本体の前記給紙トレイ下部に設けたことを特徴
とする給紙装置の底板昇降機構。 - 【請求項2】 底板押上レバ−を所定の位置で固定させ
るレバーロック機構と、前記押上レバーを前記レバーロ
ック機構まで押し下げる給紙トレイ切欠き部とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の給紙装置の底板昇降機
構。 - 【請求項3】 給紙トレイ切欠き部に摺動力低減部材を
設けたことを特徴とする請求項2記載の給紙装置の底板
昇降機構。 - 【請求項4】 底板押上レバ−の先端部を給紙方向略中
心位置において当接する曲面に形成したこと特徴とする
請求項1,2又は3記載の給紙装置の底板昇降機構。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11154693A JP3182251B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 給紙装置の底板昇降機構 |
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JPH06321362A true JPH06321362A (ja) | 1994-11-22 |
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ID=14564125
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11154693A Expired - Fee Related JP3182251B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 給紙装置の底板昇降機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4334924A1 (de) * | 1992-10-14 | 1994-04-21 | Kioritz Corp | Befestigungsvorrichtung für eine vibrationsverhindernde Schraubenfeder |
US10065818B1 (en) | 2017-09-21 | 2018-09-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1993
- 1993-05-13 JP JP11154693A patent/JP3182251B2/ja not_active Expired - Fee Related
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DE4334924C2 (de) * | 1992-10-14 | 1998-04-16 | Kioritz Corp | Befestigungsvorrichtung für eine vibrationsverhindernde Schraubenfeder |
DE4334924C3 (de) * | 1992-10-14 | 2001-07-19 | Kioritz Corp | Befestigungsvorrichtung für eine vibrationsverhindernde Schraubenfeder |
US10065818B1 (en) | 2017-09-21 | 2018-09-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus |
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JP3182251B2 (ja) | 2001-07-03 |
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