JPH0632103B2 - クリーニング用のバーコード付タグ - Google Patents

クリーニング用のバーコード付タグ

Info

Publication number
JPH0632103B2
JPH0632103B2 JP63234501A JP23450188A JPH0632103B2 JP H0632103 B2 JPH0632103 B2 JP H0632103B2 JP 63234501 A JP63234501 A JP 63234501A JP 23450188 A JP23450188 A JP 23450188A JP H0632103 B2 JPH0632103 B2 JP H0632103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
bar code
tag
cleaning
sensitive adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63234501A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0281292A (ja
Inventor
孝仁 木下
学 下畠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMU TETSUKU JUGEN
Original Assignee
TOMU TETSUKU JUGEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOMU TETSUKU JUGEN filed Critical TOMU TETSUKU JUGEN
Priority to JP63234501A priority Critical patent/JPH0632103B2/ja
Publication of JPH0281292A publication Critical patent/JPH0281292A/ja
Publication of JPH0632103B2 publication Critical patent/JPH0632103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、衣類のクリーニング業者において、商品管
理のために衣類に取り付けるクリーニング用のバーコー
ド付タグに関する。
〔従来の技術〕
衣類のクリーニング業者においては、多数の商品につい
て、コンピュータによる管理を行なうために、衣類にバ
ーコード付タグを取り付けている。
従来のこの種バーコード付タグは、第7図に示すよう
に、リボン状の耐洗紙20に管理番号21やコンピュータの
読取りバーコード22を原版複写方式で印刷したものであ
った。
その使用については、衣類のボタン孔やバンド通しに挿
通し、両端部をホチキスで止めるのであるが、バーコー
ドが一端部に印刷されているので、そこにコンピュータ
ーによる読取りの障害となるようなホチキスの針を打ち
込むことはできなかった。そこで、その両端部を長く突
出させホチキスで止めることにより、その針の位置をバ
ーコードから外す取付け手法が採られていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のバーコード付タグによれば、衣類に
取り付ける手段としてホチキスを使用するので、ホチキ
スの針により衣類を損傷したり、タグ取外し時に怪我を
したりすることがあり、またホチキスの針を付着したま
まうっかり着用したために、皮膚がそれに触れて金属に
よる炎症を起こすこともあった。
また、耐洗紙の強度が必ずしも十分ではないために、洗
浄中にタグが衣類から外れ、検索不能や配達不能になる
こともあった。タグが外れる態様としては、バーコード
を印刷した端部がホチキスの針の箇所で千切れているこ
とが多く、このことから、バーコードの読み取り確保の
ために、特に長く突出させた両端が洗浄液の抵抗を受け
たり衣類と絡まったりしやすいことから、強度的に弱く
なっているホチキスの針の付着部分で千切れるものと考
えられた。
また、バーコードの印刷が耐洗紙上に露出しているため
に、洗浄中にタグの表面が摩擦されたり、水や洗浄液の
薬品(パークロルエチレン、フロン等)や洗剤による化
学変化のため、印刷の文字やコードが退色したり消失し
たりすることがあり、このことが管理番号の解読不能、
コンピューターの誤読や読取り不能を招き、これが誤配
や配達不能の原因となっている。そのため、コンピュー
ターの自動分配機が満足に機能しないために、省力化の
所期の目的が十分に達成されなかった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、衣類に取り付
ける態様がホチキスを使用しなく粘着層による自着方式
であるため、タグ全体の長さが短くなる形態が得られ、
加えて洗浄中に退色しない印刷の安定性が確保されたバ
ーコード付タグを提供することを目的としたものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明は次のように構
成した。
クリーニング用のバーコード付タグについて、 基材の表面には、バーコードを直接印刷し、その印刷面
が保護されるように、耐熱性・耐薬品性・耐溶剤性・耐
水性を有する感圧性接着剤を介して、耐薬品性・耐油性
・耐水性・耐摩擦性・耐熱性を有するプラスチックフィ
ルムよりなる透明被覆材を積層し、基材の裏面には、ク
リーニングされる衣類の生地を取付けたとき、その生地
とは接触しない両端部側に粘着層を介して剥離紙を貼着
した。
〔作用〕
この発明は、上記のように構成したので、次のような作
用を呈する。
クリーニング用のバーコード付タグにおいては、それを
使用する場合、剥離紙からバーコード付タグを剥がして
から衣類のボタン孔またはバンド通しに挿通し、両端部
を揃えて粘着層により接着する。このようにしてバーコ
ード付タグを取り付けて衣類を洗浄しても、耐洗性基材
の表面に透明被覆材としてプラスチックフィルムがラミ
ネートされているので、印刷が退色しなく、且つ、基材
の強度がフィルムにより保持される。しかも、全体の長
さを短くできることから、洗浄液の抵抗が少なく、衣類
との絡み合いも少なくなる。
〔実施例〕
次に、この発明を実施例の図面に基づいて説明する。
第1図ないし第5図は一実施例を示したもので、そのク
リーニング用のバーコード付タグPの素材には積層構造
の原シートSが用いられる。
原シートSは、バーコード付タグPの長さよりも少しだ
け長い巾の寸法に形成され、その積層構造については、
基材1の裏面に剥離紙2をラミネートしてあるが、その
間の粘着層3は、タグPをクリーニングされる衣類の生
地に取付けたとき、粘着層3がその生地に接触しないよ
う、巾中央部において欠除され、両端部においてのみ形
成されている。
クリーニングには、熱プレス行程(通常は、約160℃/
約30秒/約2kgf/cm2)があり、タグも衣類と共に熱
プレスされることから、基材1には、耐熱温度が160℃
以上であるポリエステルフィルムやナイロンフィルムを
使用することが望ましく、また、表面処理により印刷適
性の改善がなされる。剥離紙2には紙2aに薄いポリエ
チレンフィルム2bをラミネートしたものが使用され
る。
次に、この原シートSをコンピューターの印刷装置に掛
けることにより幾つかの異なるバーコード5や管理番号
f等を印刷する。そのバーコード5は、「短縮JAN」
タイプであって13桁の桁数となっている。印刷材7につ
いては、静電記録方式等によって磁性粉にて像を形成
し、熱溶融によって基材1に定着させる。なお、このよ
うな印刷像は従来のバーコード付タグにおいては、耐油
性・耐水性・耐熱性・耐薬品性・耐摩擦性に問題があ
り、使用に適しなかったものである。
印刷が終わった原シートSには、印刷表面に透明被覆材
として耐熱性・耐薬品性等に優れたプラスチックフィル
ム8を耐熱性・耐薬品性・耐溶剤性・耐水性に優れた接
着剤9で感圧接着させる。この適当なプラスチックフィ
ルム8としては、熱プレス行程に耐え得るように、耐熱
温度が160℃以上であるポリエステルフィルムやナイロ
ンフィルムを挙げることができる。また上記感圧性接着
剤9としては、ポリエステル系粘着剤やアクリル系粘着
剤を挙げることができる。
しかし、本発明においては、透明被覆材としてポリエス
テルフィルムを使用すると共に、感圧性接着剤としてポ
リエステル系粘着剤を使用するのが最も好ましい。これ
らの材料を採用することにより、本発明の目的を最大限
に達成することができ、且つ、コスト、物性、作業性に
おいて最も有効だからである。また、感圧性接着剤は、
基材と同一系の材料を使用すると界面張力が向上するた
めである。
なお、ポリエステルフィルム8をポリエステル系粘着剤
9で感圧接着した場合には、トリクロールエチレンに常
温で30分浸漬しても接着力を保持し、また、140℃で1
分間接着力を保持した。
透明プラスチックフィルム8をラミネートした原シート
Sは、刃型加工機に掛けることにより、第1図に示すよ
うに、各バーコード付タグP、P…毎に刃型を入れる。
この場合、両端を半円のアール縁10、10に形成するが、
剥離紙2が基材1の支持体となり、剥離紙2までは刃型
が屈かないため、加工上の自由度が増し、アール縁10の
裁断が容易になされ得る。13は裁断された切れ目、14は
折れ目である。
このようにして製造されたバーコード付タグPをワイシ
ャツYに取り付ける場合には、剥離紙2からバーコード
付タグPを剥離し、ボタン孔12に挿通し、次に二つ折り
にしながら両端を揃えた状態で粘着層3で接着する。
これでバーコード付タグPの取付が完了するので、その
ワイシャツYを洗浄機に掛けて洗浄するが、基材1が強
度や耐水性・耐薬品性・耐油性・耐溶剤性・耐熱性等に
優れたプラスチックフィルムであるので、千切れること
はない。たとえ、基材1が紙であっても、表面にプラス
チックフィルム8がラミネートされているし、殊に粘着
層3、3の箇所においては、両面がプラスチックフィル
ム8、8で被覆された状態となるので、千切れない必要
強度を十分に保持し得る。
なお、基材1が紙である場合には、剥離紙2で被覆され
た粘着層3を一端部にのみ設けても、この場合は粘着の
相手が紙であるために、必要なだけの強力な接着力を発
揮する。
第6図は他の実施例を示したもので、この場合は、裏面
の両端部に粘着層3で剥離紙2を粘着し、中央部には接
着剤16で耐熱性・耐薬品性・耐溶剤性・耐水性のフィル
ム15を接着する。
このようにすると、取付け状態においては、全面が耐熱
性・耐薬品性・耐溶剤性・耐水性のフィルムで被覆され
ることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば次のような効果
がある。
先ず、クリーニング用のバーコード付タグにおいては、
衣類に取り付けるためにホチキスを使用しないので、ホ
チキスの針で衣類を傷つけたり手に怪我をしたり皮膚に
炎症を起こしたりするようなおそれもない。しかも、全
体の長さを短くできることから、衣類の洗浄中に洗浄液
等の抵抗が少なく、また、表面が耐熱性・耐薬品性・耐
溶剤性・耐水性に優れた感圧性接着剤を介して耐薬品性
・耐熱性・耐水性・耐溶剤性・耐摩擦性のフィルムによ
って被覆され、ホチキスの針で強度が弱められる箇所も
ないことから、洗浄中に衣類から千切れて粉失するよう
な不都合がなくなり、また、バーコードの印刷が退色し
たり消失することも防止できるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は一実施例を示し、第1図はバーコ
ード付タグの製造方法を説明する原シートの刃型入れ状
態を示す平面図、第2図は第1図A−A線矢視の拡大断
面図、第3図はバーコード付タグを剥離紙の一部剥離状
態で示す斜視図、第4図は使用状態を示す斜視図、第5
図は粘着層の配分を示す説明図である。 第6図は他の実施例を示す部分切欠した裏面図である。 第7図は従来例の説明図である。 P……クリーニング用のバーコード付タグ 1……基材、2……剥離紙 3……粘着層、5……バーコード 7……印刷材 8……透明被覆材としてのプラスチックフィルム 9……感圧性接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−113085(JP,A) 実開 昭63−24299(JP,U) 実開 昭62−195172(JP,U) 実開 昭62−192399(JP,U) 実公 昭59−31200(JP,Y2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材の表面には、バーコードを直接印刷
    し、その印刷面が保護されるように、耐熱性・耐薬品性
    ・耐溶剤性・耐水性を有する感圧性接着剤を介して、耐
    薬品性・耐油性・耐水性・耐摩擦性・耐熱性を有するプ
    ラスチックフィルムよりなる透明被覆材を積層し、基材
    の裏面には、クリーニングされる衣類の生地に取付けた
    とき、その生地とは接触しない両端部側に粘着層を介し
    て剥離紙を貼着したことを特徴とするクリーニング用の
    バーコード付タグ。
  2. 【請求項2】基材が、耐熱性を有するポリエステルフィ
    ルムにて構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のクリーニング用のバーコード付タグ。
  3. 【請求項3】プラスチックフィルムよりなる透明被覆材
    が、ポリエステルフィルムであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載のクリーニング用のバ
    ーコード付タグ。
  4. 【請求項4】感圧性接着剤が、ポリエステル系粘着剤で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3
    項記載のクリーニング用のバーコード付タグ。
JP63234501A 1988-09-19 1988-09-19 クリーニング用のバーコード付タグ Expired - Lifetime JPH0632103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63234501A JPH0632103B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 クリーニング用のバーコード付タグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63234501A JPH0632103B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 クリーニング用のバーコード付タグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0281292A JPH0281292A (ja) 1990-03-22
JPH0632103B2 true JPH0632103B2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=16972017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63234501A Expired - Lifetime JPH0632103B2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 クリーニング用のバーコード付タグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0632103B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05334475A (ja) * 1991-09-20 1993-12-17 Kansai Electric Power Co Inc:The バーコード遠隔読取装置
JP3585561B2 (ja) * 1994-11-25 2004-11-04 大王製紙株式会社 洗濯用タグ、洗濯用タグシートおよびその製造方法
JP2002178652A (ja) * 2000-12-13 2002-06-26 Olympus Optical Co Ltd 印刷方法及び印刷物

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931200U (ja) * 1982-08-23 1984-02-27 株式会社日立製作所 荷電粒子等の多段式加速管
JPS61113085A (ja) * 1984-11-07 1986-05-30 株式会社日立製作所 ラベル印刷用紙
JPS62195172U (ja) * 1986-05-31 1987-12-11
JPH0332560Y2 (ja) * 1986-07-29 1991-07-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0281292A (ja) 1990-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6006455A (en) Magnetic name-tag
JPH0632103B2 (ja) クリーニング用のバーコード付タグ
JPH11273923A (ja) 商品不正持ち出し検知体および不正持ち出し防止処置付商品
JP3585561B2 (ja) 洗濯用タグ、洗濯用タグシートおよびその製造方法
JPH03292187A (ja) プリント方法
JPH049200A (ja) クリーニング管理用タグ
JPH0339200Y2 (ja)
JPH03247399A (ja) クリーニング管理用タグ
JP2005352243A (ja) Icチップ付布製ケアラベル
JPH04118691A (ja) タグ基材
JP3112491U (ja) バーコードラベル
JP2000273423A (ja) 熱圧着マーキングフィルム
JP3362409B2 (ja) 耐擦過性の優れた熱転写用受像フィルム及び該フィルムを用いたタッグラベル
JP3425446B2 (ja) ラベル用紙
JPH06214506A (ja) ラベルシート
JPS6189378A (ja) 熱反転式転写生地
JPH0625626A (ja) 接着剤を有する布帛
JP3068384U (ja) 表示ラベルおよびカバ―
JPH0420400A (ja) クリーニングタッグ
JP3033542U (ja) ほこり取りシート
EP0555473A1 (en) Cloth on which optically read mark is provided, and its manufacturing
JPS6189362A (ja) 熱反転式転写生地
JPS6114942A (ja) 熱反転式植毛転写生地
JPH0944091A (ja) 熱溶融性ラベル
JPH0657907B2 (ja) 光学読み取りマーク記録布帛