JP3112491U - バーコードラベル - Google Patents

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統男 瀬倉
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東洋物産株式会社
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Abstract

【課題】衣服やシーツなどに貼着したままの状態で洗濯を繰り返しても、バーコードの表示が薄くなったりすることがなく、スキャナによる読取りに支障が生ずることがない新たなバーコードラベルを提供すること。
【解決手段】透明なプラスチック製フィルム1の裏面に印刷などによりバーコード2を表示すると共に、前記フィルム1の表面側から前記バーコード2の読取りが可能となる色の塗布材により前記フィルムの裏面に裏地層3を設け、当該裏地層に接着剤層4を設けたこと。
【選択図】図1

Description

本考案は、作業服,シーツ,タオルなどの繊維製品に貼着したままの状態で頻繁に洗濯してもバーコードの表示が薄くなったりすることがなく、しかも安価に製造することができるバーコードラベルに関する。
様々な施設や工場などにおいては、作業者が作業服や防護服など(以下、単に作業服という)を着用して所要の作業を行っているが、作業服は作業によって汚れ易いため頻繁に洗濯される。このような作業服の洗濯は、当該作業服を管理,運用している施設や工場側において実施されることが多いが、各作業服はその管理,運用のために、着用者,作業内容,作業場所,着用時間,洗濯回数などを細かく管理する必要があり、そのためには各作業服ごとにそれらを識別する標識を付着しておく必要がある。
また、宿泊施設などにおいて使用されるシーツやカバー,タオル,寝巻きなどはレンタル品が多く、リネンサプライとして外部業者が供給しその管理,運用を行っているが、効率的に管理,運用するためには、個々のシーツやカバーなどを識別するための標識を付けておく必要がある。
従来は、上記のような標識として、作業服やシーツなどの任意の場所に、表面にバーコードが印刷されたラベルが取付けられていたが、洗濯回数が増えると表面のバーコードが薄くなったり、汚れたりしてスキャナによる読取りに支障を来たし、読取りエラーが起こることが多かった。このような読取りエラーが起こらないようにするために、例えば、特許文献1には、バーコードが印刷されたラベルの表面を透明なプラスチックフィルム製の被覆材で被覆してなるバーコードラベルが提案されている。
上記特許文献1において提案されているバーコードラベルは、バーコードが印刷されたラベルの表面が被覆材により保護されているため、洗濯などによりバーコードが薄くなったりすることはない。しかし、バーコードを印刷するラベルに低溶融温度の熱可塑性樹脂製のものを使用し、このラベルを軟化させてシーツやタオル,浴衣などの繊維製品の表面に貼着しているため、スキャナによるバーコードの読取りに支障を来たすことがあった。即ち、上記バーコードラベルは、熱可塑性樹脂製ラベルの裏面を繊維製品の表面に当てがい、被覆材側からアイロンをかけることにより熱可塑性樹脂製ラベルを軟化させて繊維製品に吸着させることにより貼着しているため、繊維の凹凸が熱可塑性樹脂製ラベルの表面側に反映されてバーコード表示に乱れが生じてしまうことがあり、読取りエラーが生じ易かった。
また、上記特許文献1において提案されているバーコードラベルは、融点が異なる2種類のプラスチックフィルムを用意する必要がある上に、低溶融温度の熱可塑性樹脂製のフィルムにバーコードを印刷した後に被覆材として融点の高いフィルムを貼合わせる必要があるなど、その製造にコストと手間がかかるという問題があった。
実開平6−69969号公報
本考案は、衣服やシーツなどに貼着したままの状態で洗濯を繰り返しても、バーコードの表示が薄くなったりすることがなく、スキャナによる読取りに支障が生ずることがない新たなバーコードラベルを提供することをその課題とするものである。
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案の構成は、透透明なプラスチック製フィルムの裏面に印刷などによりバーコードを表示すると共に、前記フィルムの表面側から前記バーコードの読取りが可能となる色の塗布材により前記フィルムの裏面に裏地層を設け、当該裏地層に接着剤層を設けたことを特徴とするものである。
本考案は、上記構成において、塗布材には乳白色の顔料又は染料により着色されたものを使用するのが好ましい。また、塗布材に接着性のあるものを使用し、裏地層が接着剤層を兼用するようにしてもよい。更に、接着剤層又は接着剤層を兼用した裏地層を剥離シートで保護する構成にしてもよい。
本考案のバーコードラベルは、衣服などの生地に貼着したとき、透明なプラスチック製フィルムの表面が外面となり、バーコードが印刷などにより表示された裏面は生地側になるので、何回洗濯しても、バーコードの表示が薄くなったり汚れたりすることがなく、スキャナによるバーコードの読取りに際し、読取りエラーが起きないという優れた効果が得られる。
しかも、本考案のバーコードラベルは、従来のバーコードラベルの製造工程を利用することができると共に、1枚の透明なプラスチック製フィルムの裏面に印刷,塗布することにより容易に製造することができるので、製造コストを安価にすることができる。
本考案の実施の形態例について図により説明する。図1は本考案バーコードラベルの一例の側断面図、図2は本考案バーコードラベルの他の一例の側断面図、図3は本考案バーコードラベルの別例の側断面図、図4は図1に示したバーコードラベルの使用状態を示す斜視図である。
図1において、1は、バーコードラベルB1の透明なプラスチック製フィルム、2は、このフィルム1の裏面に印刷表示したバーコード、3は、このバーコード2を覆い、プラスチック製フィルム1の裏面に塗布して設けた裏地層である。この裏地層3は、バーコード2の表示が透明なプラスチック製フィルム1の表面側から視認又はスキャナによる読取りが行い易いような色に着色されている。これはバーコードラベルB1を衣服やシーツに貼着したとき、衣服やシーツなどの生地の色によりバーコード2が読取り難くなるのを防ぐためである。着色としては、バーコード2が黒色で印刷されている場合は白色又は乳白色が好ましい。バーコード2と裏地層3の色の組み合わせはこれらに限られるものではない。裏地層3を白色又は乳白色に着色するには、塗布材にチタンホワイトやアルミ粉を顔料として含有させればよい。なお、裏地層3は塗布のほか、着色されたプラスチック製のフィルムを上記の透明なプラスチック製フィルム1の裏面にラミネートして設けてもよい。
上記の透明なプラスチック製フィルム1としては、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレン等のポリ才レフィン系のフィルム、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系のフイルム、三酢酸セルロースフィルム等のセルロース誘導体のフィルム、ナイロン,などのフィルムを使用することができ、これらを単体であるいは貼り合わせて用いることもでき、また、透明であれば、これら以外のフィルムを使用してもよい。なお、プラスチック製フィルム1は、バーコードラベルB1を衣服やシーツなどに貼着したときこれらの生地と一緒に違和感なく折曲げ等することができる柔軟性のあるものを使用する。
4は、裏地層3に設けた接着剤層で、バーコードラベルB1を衣服やシーツの生地に貼着するためのものである。接着剤としてはアクリル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、酢酸ビニル系の樹脂などを使用することができる。
図2は、図1に示したバーコードラベルB1の接着剤層4に剥離シート5を積層して設けた構成のバーコードラベルB2を示している。この剥離シート5は、衣服やシーツなどの生地にバーコードラベルを貼着する前に接着剤層4の接着力が低下するのを防ぐためのものである。なお、図2において図1に示した符号と合一の符号は、図1に示したものと同一の部材を示している。
図3は、透明なプラスチック製フィルム1の裏面に印刷表示したバーコード2を覆うように裏面に、接着剤層を兼用する裏地層6を設け、更にこの裏地層6に剥離シート5を積層した構成のバーコードラベルB3を示している。なお、図3において図1に示した符号と合一の符号は、図1に示したものと同一の部材を示している。バーコードラベルB3の裏地層6は、塗布材に接着性のあるバインダー樹脂を混合したものをプラスチック製フィルム1の裏面に塗布して設けてもよく、また、透明な接着剤に白色又は乳白色の顔料を含有させたものを塗布して設けてもよく、更に、接着力のある白色又は乳白色のフィルムをプラスチック製フィルム1の裏面にラミネートして設けてもよい。
図4は、図1に示したバーコードラベルB1をシーツSの片隅に貼着した状態を示している。バーコードラベルB1は図示しないが、防護服や作業服、宿泊施設で使用するカバー,タオル,寝巻きなどにも、同様に貼着して使用することができる。
本考案バーコードラベルは、衣服やシーツ,カバーなどに貼着した状態で洗濯を繰り返してもバーコードの表示が薄くなったり汚れたりすることがなく、スキャナによるバーコードの読取りエラーが起きないので、バーコードによる衣服などの管理を衣服ごとにきわめて正確に行えるという従来のバーコードにはない利点がある。
本考案バーコードラベルの一例の側断面図。 本考案バーコードラベルの他の一例の側断面図。 本考案バーコードラベルの別例の側断面図。 図1に示したバーコードラベルの使用状態を示す斜視図。
符号の説明
B1,B2,B3 バーコードラベル
1 透明なプラスチック製フィルム
2 バーコード
3 裏地層
4 接着剤層
5 剥離シート
6 接着剤層を兼用する裏地層
S シー地

Claims (5)

  1. 透明なプラスチック製フィルムの裏面に印刷などによりバーコードを表示すると共に、前記フィルムの表面側から前記バーコードの読取りが可能となる色の塗布材により前記フィルムの裏面に裏地層を設け、当該裏地層に接着剤層を設けたことを特徴とするバーコードラベル。
  2. 塗布材は、乳白色の顔料又は染料により着色された請求項1のバーコードラベル。
  3. 塗布材に接着性のあるものを使用し、裏地層が接着剤層を兼用するようにした請求項1又は2のバーコードラベル。
  4. 塗布材は、チタンホワイト,アルミ粉などを含有した請求項1〜3のいずれかのバーコードラベル。
  5. 接着剤層又は接着剤層を兼用した裏地層は、剥離シートで保護されている請求項1〜4のいずれかのバーコードラベル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5450419B2 (ja) * 2008-08-12 2014-03-26 株式会社シンク・ラボラトリー 情報表示システム及びそれに用いられるドットパターン印刷シート

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