JPH06321037A - 車下物体検知装置付き自動車 - Google Patents
車下物体検知装置付き自動車Info
- Publication number
- JPH06321037A JPH06321037A JP5114535A JP11453593A JPH06321037A JP H06321037 A JPH06321037 A JP H06321037A JP 5114535 A JP5114535 A JP 5114535A JP 11453593 A JP11453593 A JP 11453593A JP H06321037 A JPH06321037 A JP H06321037A
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- JP
- Japan
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- engine
- vehicle
- control device
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両運送業者や宅配便業者などが毎日の運行
に対し、人間が見落としがちの車下での事故に対し未然
に処理することができ、安全性を向上させることができ
る。 【構成】 投光器9aと受光器9bの組合せによる光セ
ンサー9を、方向制御をなすタイヤの部分をさけて、適
宜間隔で光の流れがこの車体下面の周囲を囲うように配
置し、また、フロントバンパーのコーナー部に超音波セ
ンサー11を設け、これらセンサー出力を制御装置12に導
入し、制御装置12はセンサーの出力を記憶する記憶部12
aとこの記憶部12aの記憶を消去して警報状態を解除す
るリセットスイッチ13を備えるものであり、該制御装置
12の出力を警報をなす報知手段およびエンジン回路に導
入し、センサー出力があった場合はエンジン始動時にそ
れを警報し、また、エンジンがかからないようにする。
に対し、人間が見落としがちの車下での事故に対し未然
に処理することができ、安全性を向上させることができ
る。 【構成】 投光器9aと受光器9bの組合せによる光セ
ンサー9を、方向制御をなすタイヤの部分をさけて、適
宜間隔で光の流れがこの車体下面の周囲を囲うように配
置し、また、フロントバンパーのコーナー部に超音波セ
ンサー11を設け、これらセンサー出力を制御装置12に導
入し、制御装置12はセンサーの出力を記憶する記憶部12
aとこの記憶部12aの記憶を消去して警報状態を解除す
るリセットスイッチ13を備えるものであり、該制御装置
12の出力を警報をなす報知手段およびエンジン回路に導
入し、センサー出力があった場合はエンジン始動時にそ
れを警報し、また、エンジンがかからないようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車下物体検知装置付き
自動車に関するものである。
自動車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】宅配便などによる運送には、作業性を考
慮して図6に示すような後方までの大きな荷室2があ
り、この荷室2とキャビン3とを自由に行き来できる貨
物自動車1が使用されることが多い。
慮して図6に示すような後方までの大きな荷室2があ
り、この荷室2とキャビン3とを自由に行き来できる貨
物自動車1が使用されることが多い。
【0003】そして、団地や民家、商店街に配達の途
中、ドライバーは荷物を配送する間、この貨物自動車1
を道路その他密集地に停めることになる。
中、ドライバーは荷物を配送する間、この貨物自動車1
を道路その他密集地に停めることになる。
【0004】この停車中の貨物自動車1の車の下に子供
がかくれんぼ等の遊びでもぐり込み、また、三輪車等の
玩具を車下に置き忘れ、さらに、動物等が車の下になん
らかの形で入り込んで休んでいる時に、ドライバーが再
度エンジンスタートしてしまい事故につながるケースが
数多くある。
がかくれんぼ等の遊びでもぐり込み、また、三輪車等の
玩具を車下に置き忘れ、さらに、動物等が車の下になん
らかの形で入り込んで休んでいる時に、ドライバーが再
度エンジンスタートしてしまい事故につながるケースが
数多くある。
【0005】このような事故はスタート前の点検を丁寧
に行えば防げるものであるが、図6に示すタイプの貨物
自動車1はドライバー1名のみで助手がいない形式のも
のであり、また、貨物自動車1は形状からして全体に背
が高いものとなり、見通しが悪いものである。
に行えば防げるものであるが、図6に示すタイプの貨物
自動車1はドライバー1名のみで助手がいない形式のも
のであり、また、貨物自動車1は形状からして全体に背
が高いものとなり、見通しが悪いものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の貨物自動車で
は、このような停車中の車下の侵入者に対する配慮はほ
とんどなされていない。また、車下の中に入り込まない
ものでも、先頭のフロントオーバーハング4にあるフロ
ントバンパー5の部分の低い所でかつ車体に近接してい
る幼児や物体は、ドライバーからは見にくいものであ
る。後方のリヤオーバーハング6のリヤバンパー7付近
は、バックミラー8で確認することができるが、このフ
ロントバンパー5の部分で特にコーナー部は死角となる
からである。
は、このような停車中の車下の侵入者に対する配慮はほ
とんどなされていない。また、車下の中に入り込まない
ものでも、先頭のフロントオーバーハング4にあるフロ
ントバンパー5の部分の低い所でかつ車体に近接してい
る幼児や物体は、ドライバーからは見にくいものであ
る。後方のリヤオーバーハング6のリヤバンパー7付近
は、バックミラー8で確認することができるが、このフ
ロントバンパー5の部分で特にコーナー部は死角となる
からである。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、毎日の運行に対し、人間が見落としがちの車下での
事故に対し未然に処理することができ、安全性を向上さ
せた車下物体検知装置付き自動車を提供することにあ
る。
し、毎日の運行に対し、人間が見落としがちの車下での
事故に対し未然に処理することができ、安全性を向上さ
せた車下物体検知装置付き自動車を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、投光器と受光器の組合せによる光センサー
を、方向制御をなすタイヤの部分をさけて、適宜間隔で
光の流れがこの車体下面の周囲を囲うように配置し、ま
た、フロントバンパーのコーナー部に超音波センサーを
設け、これら光センサーおよび超音波センサーの出力を
制御装置に導入し、制御装置はセンサーの出力を記憶す
る記憶部とこの記憶部の記憶を消去して警報状態を解除
するリセットスイッチを備えるものであり、該制御装置
の出力を警報をなす報知手段およびエンジン回路に導入
し、センサー出力があった場合はエンジン始動時にそれ
を警報し、また、エンジンがかからないようにするこ
と、および、制御装置は、エンジン始動後は、このエン
ジン駆動を優先し、センサーの出力を無視するエンジン
回路の制御をなすことを要旨とするものである。
するため、投光器と受光器の組合せによる光センサー
を、方向制御をなすタイヤの部分をさけて、適宜間隔で
光の流れがこの車体下面の周囲を囲うように配置し、ま
た、フロントバンパーのコーナー部に超音波センサーを
設け、これら光センサーおよび超音波センサーの出力を
制御装置に導入し、制御装置はセンサーの出力を記憶す
る記憶部とこの記憶部の記憶を消去して警報状態を解除
するリセットスイッチを備えるものであり、該制御装置
の出力を警報をなす報知手段およびエンジン回路に導入
し、センサー出力があった場合はエンジン始動時にそれ
を警報し、また、エンジンがかからないようにするこ
と、および、制御装置は、エンジン始動後は、このエン
ジン駆動を優先し、センサーの出力を無視するエンジン
回路の制御をなすことを要旨とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、車下への侵入
者がいる場合には光の流れが遮断されることにより光セ
ンサーがこれを検知し、制御装置の記憶部はこのセンサ
ーの出力を記憶する。そして、エンジン始動時に制御装
置の出力で報知手段が作動して車下への侵入者がいたこ
とを警報し、エンジンがかからない。
者がいる場合には光の流れが遮断されることにより光セ
ンサーがこれを検知し、制御装置の記憶部はこのセンサ
ーの出力を記憶する。そして、エンジン始動時に制御装
置の出力で報知手段が作動して車下への侵入者がいたこ
とを警報し、エンジンがかからない。
【0010】また、フロントバンパーのコーナー部近く
で一定角度の範囲で数十cm(例えば約20cm)の所に
人や物がある場合にも超音波センサーをこれを検知し、
同様にエンジン始動時に制御装置の出力で報知手段が作
動して警報し、エンジンがかからない。
で一定角度の範囲で数十cm(例えば約20cm)の所に
人や物がある場合にも超音波センサーをこれを検知し、
同様にエンジン始動時に制御装置の出力で報知手段が作
動して警報し、エンジンがかからない。
【0011】このような警報がある場合のは、ドライバ
ーは目で点検を行い、異常が認められなければ、リセッ
トスイッチを押せば記憶部の記憶が消去され、警報状態
が解除されて、エンジンがかかるようになる。
ーは目で点検を行い、異常が認められなければ、リセッ
トスイッチを押せば記憶部の記憶が消去され、警報状態
が解除されて、エンジンがかかるようになる。
【0012】車走行時には、物体その他が飛んできて床
下に入り込んだりしてもエンジン駆動が優先され、セン
サーの感知は無視され、通常の安全運転を続行できる。
また、フロントバンパーのコーナー部近くに物が接近し
た場合も同様である。
下に入り込んだりしてもエンジン駆動が優先され、セン
サーの感知は無視され、通常の安全運転を続行できる。
また、フロントバンパーのコーナー部近くに物が接近し
た場合も同様である。
【0013】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の車下物体検知装置付き自動車
の1実施例を示す左側面図、図2は同上右側面図、図3
は正面図である。
説明する。図1は本発明の車下物体検知装置付き自動車
の1実施例を示す左側面図、図2は同上右側面図、図3
は正面図である。
【0014】自動車としては種々のタイプのものが考え
られるが、一例として、前記図6に示したのと同じ貨物
自動車1であり、後方までの大きな荷室2があり、この
荷室2とキャビン3とを自由に行き来できるタイプのも
のである。
られるが、一例として、前記図6に示したのと同じ貨物
自動車1であり、後方までの大きな荷室2があり、この
荷室2とキャビン3とを自由に行き来できるタイプのも
のである。
【0015】本発明はかかる貨物自動車1の車体下面の
周囲に投光器9aと受光器9bの組合せによる光センサ
ー9を配置するが、この光センサー9は図4にも示すよ
うに、フロントオーバーハング4の先端で車幅方向に一
組、また、リヤオーバーハング6の後端で車幅方向に一
組、さらに、方向制御をなすタイヤであるフロントタイ
ヤ10のある部分をさけて、その脇から車体長さ方向の後
端にかけて左右にそれぞれ一組ずつ計4組を設ける。
周囲に投光器9aと受光器9bの組合せによる光センサ
ー9を配置するが、この光センサー9は図4にも示すよ
うに、フロントオーバーハング4の先端で車幅方向に一
組、また、リヤオーバーハング6の後端で車幅方向に一
組、さらに、方向制御をなすタイヤであるフロントタイ
ヤ10のある部分をさけて、その脇から車体長さ方向の後
端にかけて左右にそれぞれ一組ずつ計4組を設ける。
【0016】このようにして光センサー9は、方向制御
をなすタイヤであるフロントタイヤ10のある部分をのぞ
き、投光器9aと受光器9bの間隔を適宜なものとして
光の流れが車体下面の周囲を囲うように配置される。フ
ロントタイヤ10は方向制御をなすタイヤとしてその角度
を変更し、これにより光センサー9の投光器9aと受光
器9b間を遮るおそれがあるからである。なお、前輪駆
動の場合にはリヤタイヤがこの方向制御をなすタイヤに
なり、4輪駆動の場合は前輪、後輪の両方が方向制御を
なすタイヤになるのでこれらを避けることになる。
をなすタイヤであるフロントタイヤ10のある部分をのぞ
き、投光器9aと受光器9bの間隔を適宜なものとして
光の流れが車体下面の周囲を囲うように配置される。フ
ロントタイヤ10は方向制御をなすタイヤとしてその角度
を変更し、これにより光センサー9の投光器9aと受光
器9b間を遮るおそれがあるからである。なお、前輪駆
動の場合にはリヤタイヤがこの方向制御をなすタイヤに
なり、4輪駆動の場合は前輪、後輪の両方が方向制御を
なすタイヤになるのでこれらを避けることになる。
【0017】また、フロントバンパー5のコーナー部に
超音波センサー11を設ける。この超音波センサー11は約
50°の検知範囲角度で、約20cmの検知距離を有する。
超音波センサー11を設ける。この超音波センサー11は約
50°の検知範囲角度で、約20cmの検知距離を有する。
【0018】図5はブロック回路図で、図中12はIC回
路による制御装置で、記憶部12aを有し、リセットスイ
ッチ13と動作点検スイッチ14を備え、ACC電源の接続
される。
路による制御装置で、記憶部12aを有し、リセットスイ
ッチ13と動作点検スイッチ14を備え、ACC電源の接続
される。
【0019】前記4組の光センサー9は、電源スイッチ
15に接続される電源部16に投光器9aが接続され、受光
器9bがアンプ17およびディレー18を介して制御装置12
に接続される。
15に接続される電源部16に投光器9aが接続され、受光
器9bがアンプ17およびディレー18を介して制御装置12
に接続される。
【0020】前記超音波センサー11は、超音波発生回路
11aに接続される送信部11cと受信アンプ11bに接続さ
れる受信部11dからなるが、この受信アンプ11bはディ
レー18を介して制御装置12に接続される。
11aに接続される送信部11cと受信アンプ11bに接続さ
れる受信部11dからなるが、この受信アンプ11bはディ
レー18を介して制御装置12に接続される。
【0021】さらに、制御装置12に動作点検ランプ19
と、報知手段としての警報音発生器20aと警報ランプ20
bと、エンジン回路であるパワーリレー21を接続する。
このパワーリレー21はエンジンキー23とスターターモー
ター24の接続を行うリレーである。
と、報知手段としての警報音発生器20aと警報ランプ20
bと、エンジン回路であるパワーリレー21を接続する。
このパワーリレー21はエンジンキー23とスターターモー
ター24の接続を行うリレーである。
【0022】このようにして、光センサー9および超音
波センサー11の出力は制御装置12に導入され、そして、
制御装置12の記憶部12aはこれらセンサー9,11の出力
を記憶するものであり、前記リセットスイッチ13はこの
記憶部12aでのセンサー9,11の出力があったことを消
去し、また、警報音発生器20aと警報ランプ20bを作動
させる指令信号を無くして警報状態を解除するものであ
る。
波センサー11の出力は制御装置12に導入され、そして、
制御装置12の記憶部12aはこれらセンサー9,11の出力
を記憶するものであり、前記リセットスイッチ13はこの
記憶部12aでのセンサー9,11の出力があったことを消
去し、また、警報音発生器20aと警報ランプ20bを作動
させる指令信号を無くして警報状態を解除するものであ
る。
【0023】動作点検スイッチ14は、これを入れること
により、光センサー9もしくは超音波センサー11の出力
があったと同じ状態を制御装置12に惹起するものであ
り、制御装置12は動作点検ランプ19を点灯し、警報音発
生器20aと警報ランプ20bを作動させる。
により、光センサー9もしくは超音波センサー11の出力
があったと同じ状態を制御装置12に惹起するものであ
り、制御装置12は動作点検ランプ19を点灯し、警報音発
生器20aと警報ランプ20bを作動させる。
【0024】なお、制御装置12は、エンジン始動後すな
わち、エンジンキーによりスターターモーター24が始動
してエンジンが駆動された後は、このエンジン駆動を優
先し、センサー9,11の出力を無視する動作としてパワ
ーリレー21を制御できないものとなる。
わち、エンジンキーによりスターターモーター24が始動
してエンジンが駆動された後は、このエンジン駆動を優
先し、センサー9,11の出力を無視する動作としてパワ
ーリレー21を制御できないものとなる。
【0025】次に、動作および使用方法について説明す
る。まず、始業時にメインスイッチである電源スイッチ
15を入れると、光センサー9および超音波センサー11は
検知可能状態となる。
る。まず、始業時にメインスイッチである電源スイッチ
15を入れると、光センサー9および超音波センサー11は
検知可能状態となる。
【0026】そこで、動作点検スイッチ14を入れて、警
報音発生器20aと警報ランプ20bの動作を確認し、これ
らが正常の作動したならばリセットスイッチ13を押して
これらの動作を解除する。
報音発生器20aと警報ランプ20bの動作を確認し、これ
らが正常の作動したならばリセットスイッチ13を押して
これらの動作を解除する。
【0027】エンジンをかける。走行中は物体その他の
ものが飛んで来ても、これらの光センサー9および超音
波センサー11は感知せず、警報音発生器20aと警報ラン
プ20bは働かない。
ものが飛んで来ても、これらの光センサー9および超音
波センサー11は感知せず、警報音発生器20aと警報ラン
プ20bは働かない。
【0028】例えば、道路その他密集地に貨物自動車1
を停車するためにエンジンを止め、ドライバーが車を離
れている時に車体下の侵入するものがあると、これによ
り光センサー9の投光器9aと受光器9bの間の光が遮
られて、光センサー9は出力状態となり制御装置12に入
力されて記憶部12aに記憶される。
を停車するためにエンジンを止め、ドライバーが車を離
れている時に車体下の侵入するものがあると、これによ
り光センサー9の投光器9aと受光器9bの間の光が遮
られて、光センサー9は出力状態となり制御装置12に入
力されて記憶部12aに記憶される。
【0029】また、フロントバンパー5のコーナー部に
何かが近接した場合も、超音波発生回路11aに接続され
る送信部11cから発せられた超音波がこの物体に反射し
て受信部11dに入るので超音波センサー11が出力し、同
様に記憶部12aに記憶される。
何かが近接した場合も、超音波発生回路11aに接続され
る送信部11cから発せられた超音波がこの物体に反射し
て受信部11dに入るので超音波センサー11が出力し、同
様に記憶部12aに記憶される。
【0030】ドライバーが戻り、再度エンジンをかけよ
うとしてエンジンキーを回すと、記憶部12aの記憶に基
づいて制御装置12からの出力で警報音発生器20aが作動
して「点検して下さい。」との合成音声が発生され、ま
た、警報ランプ20bが点灯する。さらに、パワーリレー
21はオフとなりスターターモーター24は回らないのでエ
ンジンはかからない。
うとしてエンジンキーを回すと、記憶部12aの記憶に基
づいて制御装置12からの出力で警報音発生器20aが作動
して「点検して下さい。」との合成音声が発生され、ま
た、警報ランプ20bが点灯する。さらに、パワーリレー
21はオフとなりスターターモーター24は回らないのでエ
ンジンはかからない。
【0031】ドライバーはこれら警報音発生器20aと警
報ランプ20bの警報により事前の対処すべきことを知ら
され、下車して車下または一巡するなどの点検を行う。
報ランプ20bの警報により事前の対処すべきことを知ら
され、下車して車下または一巡するなどの点検を行う。
【0032】点検により異常が認められない場合には、
リセットスイッチ13を押す。このリセットスイッチ13に
より、記憶部12aでのセンサー9,11の出力があったこ
とが消去され、また、警報音発生器20aと警報ランプ20
bを作動させる指令信号を無くして警報状態を解除す
る。そして、エンジンがスタートできる状態となるの
で、エンジンキー23によりスターターモーター24を回し
てエンジンをかける。
リセットスイッチ13を押す。このリセットスイッチ13に
より、記憶部12aでのセンサー9,11の出力があったこ
とが消去され、また、警報音発生器20aと警報ランプ20
bを作動させる指令信号を無くして警報状態を解除す
る。そして、エンジンがスタートできる状態となるの
で、エンジンキー23によりスターターモーター24を回し
てエンジンをかける。
【0033】なお、光センサー9および超音波センサー
11が何も検知しない場合には、警報もなく、そのままエ
ンジンをかけてスタートできる。
11が何も検知しない場合には、警報もなく、そのままエ
ンジンをかけてスタートできる。
【0034】配送作業が終了し、貨物自動車1を車庫に
入れて停める場合にはメインスイッチである電源スイッ
チ15を切ればよい。
入れて停める場合にはメインスイッチである電源スイッ
チ15を切ればよい。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明の車下物体検知
装置付き自動車は、車両運送業者や宅配便業者などが毎
日の運行に対し、人間が見落としがちの車下での事故に
対し未然に処理することができ、安全性を向上させるこ
とができるものである。
装置付き自動車は、車両運送業者や宅配便業者などが毎
日の運行に対し、人間が見落としがちの車下での事故に
対し未然に処理することができ、安全性を向上させるこ
とができるものである。
【図1】本発明の車下物体検知装置付き自動車の1実施
例を示す左側面図である。
例を示す左側面図である。
【図2】本発明の車下物体検知装置付き自動車の1実施
例を示す右側面図である。
例を示す右側面図である。
【図3】本発明の車下物体検知装置付き自動車の1実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図4】センサーの配置を示す説明図である。
【図5】本発明の車下物体検知装置付き自動車の1実施
例を示すブロック回路図である。
例を示すブロック回路図である。
1…貨物自動車 2…荷室 3…キャビン 4…フロントオ
ーバーハング 5…フロントバンパー 6…リヤオーバ
ーハング 7…リヤバンパー 8…バックミラ
ー 9…光センサー 9a…投光器 9b…受光器 10…フロントタ
イヤ 11…超音波センサー 11a…超音波発
生回路 11b…受信アンプ 11c…送信部 11d…受信部 12…制御装置 12a…記憶部 13…リセットス
イッチ 14…動作点検スイッチ 15…電源スイッ
チ 16…電源部 17…アンプ 18…ディレー 19…動作点検ラ
ンプ 20a…警報音発生器 20b…警報ラン
プ 21…パワーリレー 23…エンジンキ
ー 24…スターターモーター
ーバーハング 5…フロントバンパー 6…リヤオーバ
ーハング 7…リヤバンパー 8…バックミラ
ー 9…光センサー 9a…投光器 9b…受光器 10…フロントタ
イヤ 11…超音波センサー 11a…超音波発
生回路 11b…受信アンプ 11c…送信部 11d…受信部 12…制御装置 12a…記憶部 13…リセットス
イッチ 14…動作点検スイッチ 15…電源スイッ
チ 16…電源部 17…アンプ 18…ディレー 19…動作点検ラ
ンプ 20a…警報音発生器 20b…警報ラン
プ 21…パワーリレー 23…エンジンキ
ー 24…スターターモーター
Claims (2)
- 【請求項1】 投光器と受光器の組合せによる光センサ
ーを、方向制御をなすタイヤの部分をさけて、適宜間隔
で光の流れがこの車体下面の周囲を囲うように配置し、
また、フロントバンパーのコーナー部に超音波センサー
を設け、これら光センサーおよび超音波センサーの出力
を制御装置に導入し、制御装置はセンサーの出力を記憶
する記憶部とこの記憶部の記憶を消去して警報状態を解
除するリセットスイッチを備えるものであり、該制御装
置の出力を警報をなす報知手段およびエンジン回路に導
入し、センサー出力があった場合はエンジン始動時にそ
れを警報し、また、エンジンがかからないようにするこ
とを特徴とした車下物体検知装置付き自動車。 - 【請求項2】 制御装置は、エンジン始動後は、このエ
ンジン駆動を優先し、センサーの出力を無視するエンジ
ン回路の制御をなす請求項1記載の車下物体検知装置付
き自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5114535A JP2594502B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 車下物体検知装置付き自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5114535A JP2594502B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 車下物体検知装置付き自動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321037A true JPH06321037A (ja) | 1994-11-22 |
JP2594502B2 JP2594502B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=14640195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5114535A Expired - Fee Related JP2594502B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 車下物体検知装置付き自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594502B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021004886A1 (de) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Vorrichtung und verfahren zur objekterkennung im unterbodenbereich eines kraftfahrzeuges |
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JPS6136896A (ja) * | 1984-07-30 | 1986-02-21 | ナイルス部品株式会社 | 赤外線センサを用いた車両用事故防止装置 |
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JPS6243439U (ja) * | 1985-09-02 | 1987-03-16 |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP5114535A patent/JP2594502B2/ja not_active Expired - Fee Related
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