JP3476336B2 - 車両における障害物検知装置 - Google Patents

車両における障害物検知装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両周囲の所定範
囲内に障害物が存在するか否かを検知する車両における
障害物検知装置において、特に、障害物検知装置を有効
に活用して安全性を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】車両を運転するとき、同時に多方向を目
視することができないため、車両の周囲には死角が生じ
る。そこで、かかる死角を幾分でも少なくしようという
趣旨から、例えば、発明協会公開技報93−9747号
に開示されるように、障害物を検知するセンサを車両の
周囲に取り付け、障害物を検知したときに表示灯を点灯
するようにした障害物検知装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、障害物
の検知方向が1方向の場合には問題とはならないが、検
知方向が複数方向の場合には、単に表示灯を点灯するだ
けでは、どの方向に障害物が存在するのかを直感的に理
解することができなかった。また、かかる表示灯をイン
ストルメントパネルに設けたのでは、運転手は障害物の
存在を確認するために、視線をインストルメントパネル
に移動しなければならず、目視による周囲の確認と表示
灯による障害物の有無の確認とを同時に行うことが困難
であり、障害物検知装置を備えるメリットが少なかっ
た。
【0004】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、どの方向に障害物が存在するのかを直感的に
理解できるようにすると共に、目視による周囲の確認と
障害物の有無の確認とを同時に行えるようにし、安全性
の向上に寄与する車両における障害物検知装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、車両周囲の所定範囲内に障害物が存在するか
否かを検出する障害物検出手段と、障害物の存在を光に
より報知する報知手段と、障害物が所定範囲内に存在す
ることが検出されたときに、前記報知手段を作動させる
作動制御手段と、を含んで構成される車両における障害
物検知装置において、前記障害物検出手段を車両の少な
くとも2つの所定位置に夫々取り付けると共に、サイド
ミラーの鏡面を車両とみなしたときに、前記障害物検出
手段の取付位置に対応するサイドミラーの該当位置に前
記報知手段を夫々取り付け、前記作動制御手段を、障害
物の存在を検出した障害物検出手段に対応する取付位置
の前記報知手段を作動させるように構成した。
【0006】 かかる構成によれば、車両周囲の所定位
置に取り付けられた障害物検出手段の所定範囲内に障害
物が存在するときには、サイドミラーの鏡面を車両とみ
なしたときに、かかる障害物検出手段の取付位置に対応
するサイドミラーの該当位置に取り付けられた報知手段
が作動する。従って、複数の障害物検出手段を車両に取
り付けた場合であっても、運転者はサイドミラーを一目
見るだけで、どの方向に障害物が存在するのかを直感的
に理解できる。また、運転者が前方を目視している限
り、視界範囲内にサイドミラーが存在するため、目視に
よる周囲の確認と障害物検知装置による障害物の有無の
確認とが同時に行われ、車両運行時における安全性が向
上する。
【0007】請求項2記載の発明は、車両が停止してい
るか否かを検出する停止検出手段を含み、前記作動制御
手段を、車両が停止していることが検出されたときの
み、前記報知手段を作動させる構成とした。かかる構成
によれば、車両走行中には、サイドミラーに取り付けら
れた報知手段が作動しないので、運転者がかかる報知手
段の作動に気をとられることが防止され、目視による周
囲の確認に専念でき、車両運行時の安全性がより向上す
る。
【0008】請求項3記載の発明は、前記障害物検出手
段を、人間の体温を感知する赤外線センサである構成と
した。かかる構成によれば、所定範囲内の人間の存在が
検出されるので、目視による周囲の確認と人間の存在の
確認とが同時に行われ、巻き込み等の事故が防止され
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1は、本発明に係る車両における
障害物検知装置をトラックに適用した一実施形態のシス
テム構成図である。車両1には、キャブ2の左右前方及
び荷台3の左右後方に、夫々、障害物が所定範囲内に存
在するか否かを検出する障害物検出手段としての障害物
センサ4(4a〜4d)が取り付けられる。障害物セン
サ4は、例えば、人間等の温血動物の体温を感知して、
人間等が所定範囲内に存在することを検出する赤外線セ
ンサ等が用いられる。また、車両1には、車速vを検出
する停止検出手段としての車速センサ5が設けられる。
そして、障害物センサ4a〜4dの出力及び車速センサ
5の出力は、夫々、マイクロコンピュータを内蔵する車
載制御装置6に入力される。なお、車載制御装置6は、
作動制御手段としての機能を有している。
【0010】キャブ2の左右前方に夫々取り付けられる
サイドミラー7L,7Rには、図2に示すように、鏡面
8の周囲であって、障害物センサ4の取付位置に対応す
る該当位置、換言すれば、鏡面8の四隅に、ランプ,L
ED等からなる報知手段としての表示灯9(9a〜9
d)が取り付けられる。即ち、鏡面8を車両1とみなし
た場合に、障害物センサ4が取り付けられる位置に表示
灯9が取り付けられる。従って、障害物センサ4a(4
b〜4d)と表示灯9a(9b〜9d)とが対応する。
【0011】なお、以上説明しなかった符号10は運転
席、符号11はステアリングホイールを示す。次に、か
かる構成からなる障害物検知装置の制御内容について、
図3のフローチャートを参照しつつ説明する。本ルーチ
ンは、所定時間毎に実行されるサブルーチン形式をなし
ている。
【0012】ステップ1(図では「S1」と略記する。
以下同様)では、車速センサ5から車速vを読み込む。
ステップ2では、読み込んだ車速vが0か否か、即ち、
車両1が停止しているか否かを判断し、停止していれば
(Yes)ステップ3へと進み、停止していなければ
(No)本ルーチンを終了する。
【0013】ステップ3では、障害物センサ4(4a〜
4d)の出力を読み込む。ステップ4では、障害物セン
サ4の出力に基づいて所定範囲内に障害物が存在するか
否かを判断し、障害物が存在すれば(Yes)ステップ
5へと進み、障害物が存在しなければ(No)本ルーチ
ンを終了する。ステップ5では、障害物の存在を検出し
た障害物センサ4に対応する表示灯9を点灯させる。即
ち、車両1の左前方に障害物があれば、この障害物の存
在を障害物センサ4aが検出し、これに対応する表示灯
9aを点灯させる。
【0014】このようにすれば、障害物センサ4の所定
範囲内に障害物が存在するとき、具体的には、車両1に
歩行者や自転車等が近づいてきて、障害物センサ4の検
出可能範囲内に入ったときに、これに対応するサイドミ
ラー7(7L,7R)の表示灯9が点灯する。従って、
運転者はサイドミラー7を一目見るだけで、どの方向に
歩行者等がいるのか直感的に把握することができ、障害
物検知装置の有効活用を図ることができる。運転者が前
方を目視している場合、視界範囲内にサイドミラー7が
常に存在するため、目視による周囲の確認と歩行者等の
確認とを同時に行うことができ、車両運行時の安全性を
向上することができる。
【0015】かかる作用を具体例をもって説明すると、
例えば、見通しの悪い四つ角を右左折する場合には、運
転者は車両1を停止させて目視による左右の確認を行う
が、左方を確認した後右方を確認しているときに、左方
から自転車が近づいてきても、これを右方の確認と同時
に把握することができない。従って、この状態で左折を
行うと、自転車を巻き込んでしまうおそれがある。
【0016】しかしながら、本発明に係る障害物検知装
置を備えていれば、目視による左方の確認を行っていて
も、右方から近づいてくる自転車の存在を右側のサイド
ミラー7Rの表示灯9によって把握することができるの
で、自転車が通り過ぎるまで待つことで、巻き込み事故
を未然に防止することができる。また、表示灯9は、車
両1の走行中には点灯しないように作動制御されるた
め、運転者が走行中に表示灯9に気をとられることがな
く、目視による周囲の確認に専念でき、安全性がより向
上する。
【0017】なお、本実施形態では、車両1の四隅に障
害物センサ4a〜4dを取り付けたが、かかる構成に限
らず、同時に目視することができない少なくとも2個所
に障害物センサ4を取り付ければ、同様の作用・効果を
得ることができる。具体例を説明すると、例えば、本実
施形態の構成に加えて、荷台3の後方に障害物センサを
取り付ければ、子供等が車両1の直後で遊んでいても、
これを把握することができ、車両1の後退を行う際の安
全性を向上することができる。
【0018】さらに、障害物の存在を報知するために、
表示灯9a〜9dに加え、例えば、「右前方に障害物が
あります。」等のように、音声による報知を行うように
してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、運転者はサイドミラーを一目見るだけで、
どの方向に障害物が存在するのかを直感的に理解でき、
障害物検知装置の有効活用を図ることができる。また、
運転者が前方を目視している限り、視界範囲内にサイド
ミラーが存在するため、目視による周囲の確認と障害物
検知装置による障害物の有無の確認とが同時に行われ、
車両運行時における安全性を向上することができる。
【0020】請求項2記載の発明によれば、車両走行中
には、目視による周囲の確認に専念でき、車両運行時に
おける安全性をより向上することができる。請求項3記
載の発明によれば、目視による周囲の確認と人間の存在
の確認とが同時に行われるため、巻き込み等の事故を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示すシステム構成図
【図2】 同上のサイドミラーの詳細を示す部分拡大図
【図3】 同上の制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1 車両 4a〜4d 障害物センサ 5 車速センサ 6 車載制御装置 7L,7R サイドミラー 9a〜9d 表示灯
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // G01S 17/93 G01S 17/88 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/00 G08B 21/00 G01S 17/93

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両周囲の所定範囲内に障害物が存在する
    か否かを検出する障害物検出手段と、障害物の存在を光
    により報知する報知手段と、障害物が所定範囲内に存在
    することが検出されたときに、前記報知手段を作動させ
    る作動制御手段と、を含んで構成される車両における障
    害物検知装置において、 前記障害物検出手段を車両の少なくとも2つの所定位置
    に夫々取り付けると共に、サイドミラーの鏡面を車両と
    みなしたときに、前記障害物検出手段の取付位置に対応
    するサイドミラーの該当位置に前記報知手段を夫々取り
    付け、前記作動制御手段は、障害物の存在を検出した障
    害物検出手段に対応する取付位置の前記報知手段を作動
    させる構成としたことを特徴とする車両における障害物
    検知装置。
  2. 【請求項2】車両が停止しているか否かを検出する停止
    検出手段を含み、 前記作動制御手段は、車両が停止していることが検出さ
    れたときのみ、前記報知手段を作動させる構成である請
    求項1記載の車両における障害物検知装置。
  3. 【請求項3】前記障害物検出手段は、人間の体温を感知
    する赤外線センサである請求項1又は2に記載の車両に
    おける障害物検知装置。
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